JPH0623666A - ドレッシングを伴う内研用砥石の自動位置決め方法 - Google Patents

ドレッシングを伴う内研用砥石の自動位置決め方法

Info

Publication number
JPH0623666A
JPH0623666A JP20429092A JP20429092A JPH0623666A JP H0623666 A JPH0623666 A JP H0623666A JP 20429092 A JP20429092 A JP 20429092A JP 20429092 A JP20429092 A JP 20429092A JP H0623666 A JPH0623666 A JP H0623666A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding
grindstone
dressing
grinding wheel
work
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20429092A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Ogata
修 尾形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd filed Critical Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd
Priority to JP20429092A priority Critical patent/JPH0623666A/ja
Publication of JPH0623666A publication Critical patent/JPH0623666A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドレッシング加工された砥石をワークの研削
位置に自動的に、かつ迅速,正確に位置決め移動する砥
石の自動位置決め方法を提供する。 【構成】 砥石6のドレッサ装置1を主軸台7側に固定
し、砥石6とドレッサ装置1との係合位置、砥石6のセ
ット位置、ワーク10の加工位置をドレッシング作業に
関係なく常時一定に保持し、それ等のX,Y座標を制御
装置に入力し、該X,Y座標に基づいて制御装置による
自動位置決めを行う。 【効果】 特別の熟練度を必要とせずにドレッシング後
の砥石を加工位置に自動的に、正確、かつ迅速に位置決
めすることが出来、機械稼動率の向上と高精度加工の実
施と、生産性の向上が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、凹溝等を内面に形成す
る被研削物(以下、ワークという)をドレッシングした
内研用砥石で効率的に、かつ高精度に内面研削加工し得
るドレッシングを伴う内研用砥石の自動位置決め方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来一般に使用されている内面研
削盤の概要構造を示す。凹溝11を内面に有するワーク
10は主軸台7側の定位置に位置決め把持される。一
方、ワーク10の凹溝11を研削加工する内研用砥石6
(以下、砥石6という)は砥石台本体13に装着され
る。砥石台本体13はスライドベース14上にワーク1
0の軸線方向(この方向をX軸方向とする)に沿って摺
動自在に支持される。また、スライドベース14はベッ
ド15上に形成されるガイドレール16に沿ってワーク
10の凹溝11の切り込み方向(この方向をY軸方向と
する)に沿って摺動自在に支持される。一方、目詰まり
時に砥石6をドレッシングするドレッサ装置20はドレ
ッサ用刃具21と回動台22とドレッサ本体23等から
なり、ドレッサ本体23はベッド15上に形成されるガ
イドレール24に沿って移動自在に支持される。砥石6
をドレッシングする場合には、砥石6及び/又はドレッ
サ装置20を移動し、ドレッサ用刃具21を砥石6に係
合させ砥石6を所定の形状にドレス仕上げして行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図5に示した構造の内
面研削盤の場合には砥石6をドレッシングするたびに砥
石6の外周とワーク10の凹溝11の加工位置との関係
寸法が変化する。そのために、砥石6を凹溝11に係合
させるためには両者の位置合わせをその都度しなければ
ならない。一般に内研用に用いられる砥石6が小径のた
め、外研に較べて砥石6の目詰まりが早く、高頻度のド
レッシング加工が必要になる。そのため、砥石6の位置
合わせに多くの時間が必要になると機械稼動率が低下す
る。位置合わせに熟練を要し、高頻度の研削加工が出来
にくい問題点がある。また、生産性を低下させる問題点
もある。
【0004】本発明は、以上の問題点を解決するもの
で、砥石をドレッシング加工しても砥石とワークとの相
対位置が正確に把握され、手動等による砥石とワークと
の位置合わせを必要とせず、自動的に砥石の位置合わせ
が出来るドレッシングを伴う内研用砥石の自動位置決め
方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、内面に凹溝等を形成するワークを主軸
台側に位置決め装着し、前記凹溝をドレッシングしなが
ら内研用砥石で研削加工する場合の該砥石の自動位置決
め方法であって、前記主軸台側の所定位置にドレッサ装
置を固定し、該ドレッサ装置と凹溝等の加工位置および
研削加工時における前記内研用砥石のセット位置と機械
の原点位置とのX,Y座標値を求め、該X,Y座標値を
制御装置に記録し、前記内研用砥石を前記係合位置から
セット位置および加工位置に自動的に移動すると共に再
びドレッサ装置の係合位置に自動的に戻してドレッシン
グを行い、同様の手順を繰返し行いながら前記凹溝等を
研削加工するようにしたドレッシングを伴う内研用砥石
の自動位置決め方法を特徴とするものである。
【0006】
【作用】ドレッサ装置およびワークは主軸台側の定位置
に固着される。すなわち、ロータリドレッサの砥石との
係合位置とワークの凹溝等の研削加工位置とのX,Y方
向の関係寸法はドレッシング加工が行われても一定に保
持される。一方、加工前における砥石のセット位置は予
め決められる。そのため、砥石をドレッシングした後、
その係合位置からセット位置までの砥石のX,Y方向の
移動座標は簡単に求められ、制御装置により自動位置決
めされる。また、前記セット位置から凹溝等の加工位置
までのX,Y座標も既知のため、引続き制御装置による
自動位置決めが行われる。以上により、砥石がドレッシ
ングされても、制御装置による自動送りが簡単に、かつ
迅速に行われ、高精度の研削加工を行うことが出来る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。まず、図4により本実施例の適用される内面研削
盤の概要構造を説明する。ドレッサ装置1はモータ2に
より回転駆動されるロータリドレッサ3を有するものか
らなる。ロータリドレッサ3には内研用砥石6(以下、
砥石5という)の外径をドレス加工するための凹部4が
形成される。ドレッサ装置1は支持台5上に固定され、
支持台5は主軸台7に固定される。主軸台7に枢支され
る主軸8のチャック9にはワーク10が定位置に把持さ
れる。ワーク10には砥石6で研磨加工する凹溝11が
形成される。主軸台7に装着される主軸駆動用モータ1
2によりワーク10は回転駆動される。一方、砥石6は
砥石台本体13に装着される。砥石台本体13はスライ
ドベース14上にワーク10の軸線方向(X軸方向)に
沿って摺動自在に支持される。また、スライドベース1
4はベッド15上に形成されるガイドレール16に沿っ
てワーク10の凹溝11の切り込み方向(Y軸方向)に
沿って摺動自在に支持される。なお、砥石6,砥石台本
体13,スライドベース14は砥石モータ17,モータ
18,モータ19により作動される。
【0008】図1に示すように、ワーク10およびロー
タリドレッサ3は主軸台7側に固定される。そのため、
ロータリドレッサの凹部4と砥石6との係合位置(Aで
示す)と、ワーク10の凹溝11の砥石6による加工位
置(Bで示す)との関係寸法は図1のa,bに示すよう
に一定である。また、ワーク10を研削するための砥石
6のセット位置は予め決められ、例えば、セット位置に
おける砥石6の外周の凹溝11に対する関係位置はc,
dに示すように所定位置に決められる。図2は以上のこ
とをX,Y座標で表示したもので、機械の原点位置から
砥石6のロータリドレッサ3との係合位置と砥石6のセ
ット位置およびワーク10の凹溝11の加工位置は
1,X2,X3およびY1,Y2,Y3に示すように一定に
保持される。すなわち、砥石6をドレッシングしても砥
石6の外径寸法は変化するが、凹溝11に係合する砥石
の外周の係合位置と凹溝11との関係位置は不変であ
る。そのため、図略の制御装置に前記のX1,X2,X3
およびY1(Y1=0),Y2,Y3の値を入力,記録する
ことによりドレッシング加工後の砥石6を凹溝11の加
工位置に自動的に移動して位置決めすることが出来る。
【0009】次に、図3のフローチャートにより、本実
施例の作用を説明する。まず、前記したようにドレッサ
装置1のロータリドレッサ4と、ワーク10の凹溝11
と砥石6のセット位置等のX,Y座標(前記のX1
2,X3,Y1,Y2,Y3)を測定,計算して決定し
(ステップ100)、それ等のX,Y座標値を制御装置
に入力記録する(ステップ101)。次に、砥石6を
X,Y方向に移動し、ドレッサ装置1のロータリドレッ
サ3の凹部4に係合せしめ、ドレッシング加工を行う
(ステップ102)。次に、ドレッシング加工された砥
石6をセット位置に移動し(ステップ103)、引き続
きワーク10の凹溝11の位置に自動的に移動する(ス
テップ104)。前記したように、制御装置に入力され
ているX,Y座標に基づいて砥石6を移動させればよ
く、特別の調整作業や熟練を要する手動作業を全く必要
としない。以上により、ドレッシング加工された砥石6
がワーク10の凹溝11の加工位置に正確に、かつ迅速
に移動され位置決めされる。次に所定の研削加工を行う
(ステップ105)。研削後、再び砥石6をドレッサ装
置1側に自動的に移動し、再びドレッシング加工を行
う。以下、同様の手順を繰返し行うことにより、ワーク
10の研削加工が完了する。
【0010】本実施例において、ドレッサ装置1を図示
のようにロータリドレッサ3を有するものを採用した
が、それに限定するものではない。また、砥石6の支持
構造や移動機構は図示のものに勿論限定するものではな
い。また、実施例ではワーク10の凹溝11を研削加工
する場合について説明したが、勿論、ワーク10の形状
は図示のものに限定するものではない。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が上げ
られる。 (1)砥石をドレッシング加工しても砥石とワークとの
関係位置が変化しないため、砥石の自動位置決めが容易
に、かつ自動的に行われる。 (2)砥石の位置決めが自動的に行われるため、特別の
熟練を必要とせず、かつ高精度の位置決めが出来る。 (3)ドレッサ装置を主軸台側に固着するもので、既設
の機械に対しても容易に、かつ安価に実施することが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の砥石とドレッサ装置との係
合状態を示す一部側断面図である。
【図2】同実施例の砥石,ドレッサ装置,ワークのX,
Y座標を示す側断面図である。
【図3】同実施例の作用を説明するためのフローチャー
トである。
【図4】同実施例の適用される内面研削盤の概要構造を
示す平面図である。
【図5】従来の内面研削盤の平面図である。
【符号の説明】
1 ドレッサ装置 2 モータ 3 ロータリドレッサ 4 凹部 5 支持台 6 砥石 7 主軸台 8 主軸 9 チャック 10 ワーク(被研削物) 11 凹溝 12 主軸駆動用モータ 13 砥石台本体 14 スライドベース 15 ベッド 16 ガイドレール 17 砥石モータ 18 モータ 19 モータ 20 ドレッサ装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面に凹溝等を形成する被研削物を主軸
    台側に位置決め装着し、前記凹溝をドレッシングしなが
    ら内研用砥石で研削加工する場合の該砥石の自動位置決
    め方法であって、前記主軸台側の所定位置にドレッサ装
    置を固定し、該ドレッサ装置と凹溝等の加工位置および
    研削加工時における前記内研用砥石のセット位置と機械
    の原点位置とのX,Y座標値を求め、該X,Y座標値を
    制御装置に記録し、前記内研用砥石を前記係合位置から
    セット位置および加工位置に自動的に移動すると共に再
    びドレッサ装置の係合位置に自動的に戻してドレッシン
    グを行い、同様の手順を繰返し行いながら前記凹溝等を
    研削加工することを特徴とするドレッシングを伴う内研
    用砥石の自動位置決め方法。
JP20429092A 1992-07-09 1992-07-09 ドレッシングを伴う内研用砥石の自動位置決め方法 Pending JPH0623666A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20429092A JPH0623666A (ja) 1992-07-09 1992-07-09 ドレッシングを伴う内研用砥石の自動位置決め方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20429092A JPH0623666A (ja) 1992-07-09 1992-07-09 ドレッシングを伴う内研用砥石の自動位置決め方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0623666A true JPH0623666A (ja) 1994-02-01

Family

ID=16488035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20429092A Pending JPH0623666A (ja) 1992-07-09 1992-07-09 ドレッシングを伴う内研用砥石の自動位置決め方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0623666A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000218527A (ja) * 1999-02-04 2000-08-08 Okuma Corp 研削盤
KR100652167B1 (ko) * 2002-12-03 2006-11-30 제이비옵틱스 주식회사 고니어용 곡선 가이드 레일의 브이홈 연삭장치
JP2008221433A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Jtekt Corp 研削装置
JP2014200904A (ja) * 2013-04-10 2014-10-27 株式会社ジェイテクト 内面研削盤
JP2018069391A (ja) * 2016-10-31 2018-05-10 日本精工株式会社 研削装置
CN111761509A (zh) * 2020-07-22 2020-10-13 河南职业技术学院 一种自动化打磨机器人
CN113385994A (zh) * 2021-08-17 2021-09-14 南通宝田包装科技有限公司 一种碎料可回收的批量式药用包装软管精磨装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000218527A (ja) * 1999-02-04 2000-08-08 Okuma Corp 研削盤
KR100652167B1 (ko) * 2002-12-03 2006-11-30 제이비옵틱스 주식회사 고니어용 곡선 가이드 레일의 브이홈 연삭장치
JP2008221433A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Jtekt Corp 研削装置
JP2014200904A (ja) * 2013-04-10 2014-10-27 株式会社ジェイテクト 内面研削盤
JP2018069391A (ja) * 2016-10-31 2018-05-10 日本精工株式会社 研削装置
CN111761509A (zh) * 2020-07-22 2020-10-13 河南职业技术学院 一种自动化打磨机器人
CN111761509B (zh) * 2020-07-22 2021-04-09 河南职业技术学院 一种自动化打磨机器人
CN113385994A (zh) * 2021-08-17 2021-09-14 南通宝田包装科技有限公司 一种碎料可回收的批量式药用包装软管精磨装置
CN113385994B (zh) * 2021-08-17 2021-10-29 南通宝田包装科技有限公司 一种碎料可回收的批量式药用包装软管精磨装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8827611B2 (en) Free form cutting machine
JP2002346889A (ja) 円環状ワ−クの平面研削装置および円環状ワ−クの溝切り方法
JP4563017B2 (ja) 歯車研削盤および歯車研削盤砥石のドレッシング方法
JP4140574B2 (ja) 凹面を有するカムを研削する方法および装置
JPH0623666A (ja) ドレッシングを伴う内研用砥石の自動位置決め方法
US5010692A (en) Polishing device
JP2003103460A (ja) 工作物表面を油溜りがある超仕上面に研削加工する方法及び装置
JPS61146471A (ja) ドレツシング装置
JPH1177493A (ja) 研削装置及び研削方法
JPH0752007A (ja) ロータリ研削盤及び研削方法
JP3714169B2 (ja) 工作機械の制御システムおよび記録媒体
JP3180049B2 (ja) センタレス研削盤のドレッシング装置およびドレッシング方法
JP3099029B2 (ja) 複合研削盤
JP2542445Y2 (ja) バフ溝加工装置
JP2595603Y2 (ja) 研削装置
JPH08118213A (ja) 内面研削盤及びその研削方法
JPH0224047A (ja) 内面研削方法
JPH01271172A (ja) Nc平面研削盤
JPH0623414Y2 (ja) ラッピング仕上機能を有する研削盤
JP2003103462A (ja) 2個の砥石台を有する研削盤におけるツルーイング装置
JPS62282852A (ja) 研削加工方法
JPS63237810A (ja) 旋削ブロ−チ盤
JPH07328902A (ja) 平面研削盤
JPH06134668A (ja) 研削盤
JP2000218479A (ja) 円筒研削方法及び装置