JPWO2020184415A1 - 釉薬層を備えた物品 - Google Patents
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Abstract
Description
基材と、該基材表面に設けられた釉薬層とを備え、
前記釉薬層の表面が、
60°光沢度が20を超え50以下であり、
JISB0651(2001)に準拠した触針式表面粗さ測定装置を用い、JIS B0601(2001)で規定される、
・粗さ曲線の二乗平均平方根傾斜(RΔq)の変動係数が0.04以上0.1以下であり、かつ
・算術平均粗さ(Ra)が0.0μ m以上0.5μm以下である性状を備える
(ここで、
前記RΔqの変動係数は、測定条件として、評価長さを0.8mm、カットオフ値λ cを0.8mm、カットオフ値λsを0.0025mm、フィルタ種別をGaussian、断面曲線の補正を傾斜補正(全体)とし、かつ、50mm×50mm内の任意の10箇所のRΔq値を測定し、その平均値と標準偏差を算出し、そこから標準偏差/平均値を求めた値であり、
前記Raは、測定条件として、評価長さを15mm、カットオフ値λsを1mm、カットオフ値λcを3mm、フィルタ種別をGaussian、断面曲線の補正を傾斜補正(全体)とし、かつ、50mm×50mm内の任意の5箇所のRa値を測定した平均値とした)
ことを特徴とするものである。
図1は、本発明による物品を説明する模式的断面図である。本発明において、「釉薬層を備えた物品」とは、図1に示されるように、基材80の表面80aに釉薬層10を備えた物品100を意味し、この基本構造を備える限り特に限定されないが、釉薬層を備えたホーロー製品や陶磁器が好ましく、陶磁器がより好ましい。陶磁器のうち、衛生陶器がさらに好ましい。また、本発明において、基材80は無機材料で形成されたものが好ましく、金属、ガラス、セメント、陶磁器の素地などがより好ましい。物品の具体例としては、トイレおよび洗面所周りで用いられる陶器製品が挙げられ、さらに洗面台の洗面器、手洗い器、大便器、小便器、便器のサナ、便器タンクなどが好ましい例として挙げられる。
本発明による物品が備える釉薬層の表面が有する性状は、まず、釉薬層の表面の光沢度は、60°光沢度が20を超え50以下とされる。さらに、次の性状を備える。すなわち、JISB0651(2001)に準拠した触針式表面粗さ測定装置を用い、JIS B0601(2001)で規定される、
・粗さ曲線の二乗平均平方根傾斜(RΔq)の変動係数が0.04以上0.1以下であり、かつ
・算術平均粗さ(Ra)が0.0μ m以上0.5μm以下とされる。
より好ましくは
・粗さ曲線の二乗平均平方根傾斜(RΔq)の変動係数が0.04以上0.12以下であり、かつ
・算術平均粗さ(Ra)が0.0μ m以上0.3μm以下とされる。
さらに好ましくは、
・粗さ曲線の二乗平均平方根傾斜(RΔq)の変動係数が0.04以上0.09以下であり、かつ
・算術平均粗さ(Ra)が0.0μ m以上0.2μm以下とされる。
特に好ましくは
・粗さ曲線の二乗平均平方根傾斜(RΔq)の変動係数が0.04以上0.07以下であり、かつ
・算術平均粗さ(Ra)が0.0μ m以上0.17μm以下とされる。
評価長さを0.8mm、
カットオフ値λ cを0.8mm、
カットオフ値λsを0.0025mm、
フィルタ種別をGaussian、
断面曲線の補正を傾斜補正(全体)とする。
評価長さを15mm、
カットオフ値λsを1mm、
カットオフ値λcを3mm、
フィルタ種別をGaussian、
断面曲線の補正を傾斜補正(全体)とした。
1.4μm≦Rz<2.4μm、かつ、−1.1<Rsk<0.2であることが好ましく、1.5μm≦Rz<2.4μm、かつ、−1.0<Rsk<0.1であることがより好ましい。
本発明によれば、種々の釉薬層、すなわち当業者が一般的に釉薬層と理解するものにおいて、上記性状を備えたマット調の表面を実現することが出来る。本発明においては、釉薬層は、上記した性状がその表面において実現できる限り、当業者が一般的に釉薬層と理解する組成を備えるものとされてよい。
本発明による物品は、基材上に釉薬層を形成し、さらに、釉薬層の表面を上記した表面性状となるよう加工することにより製造することができる。
衛生陶器(TOTO株式会社製、ホワイト#NW1)を用意し、平面部を約10cm角に切り出し、評価サンプルを得た。このサンプルの釉薬層は、ガラスと顔料の混合した1層からなるものであった。
天然鉱物粒子2kgと水1kg及び球石4kgを、容積6リットルの陶器製ポットに入れ、ボールミルにより約24時間粉砕し釉薬スラリーを得た。次に、ケイ砂、長石、粘土等を原料として調製した衛生陶器素地泥漿を用いて、70×70mmの板状試験片を作製した。この板状試験片上に、釉薬を濡れ吹き法によるスプレーコーティングで厚み0.5mmになるように塗布し、その後、1100〜1200℃で焼成し、焼成温度から室温まで温度を降下させる時間を適宜調整することで例11〜21の試料を得た。なお、例11〜22の釉薬層の組成は、表3に示された通りであった。
(1)粗さ曲線の二乗平均平方根傾斜(RΔq)の変動係数
例1〜23の試料について、JIS B0651(2001年)に準拠した触針式表面粗さ測定装置(株式会社ミツトヨ製SV−3200)を用い、JIS B0601(2001年)による定義と表示に従い、粗さ曲線の二乗平均平方根傾斜(RΔq)の変動係数を算出した。測定条件は、評価長さ0.8mm、カットオフ値λc0.8mm、λs0.0025mm、フィルタ種別Gaussian、断面曲線の補正は傾斜補正(全体)とした。50mm×50mm内の計10箇所のRΔq値を測定し、それらの平均値と標準偏差を算出し、そこから変動係数(=標準偏差÷平均値)を算出した。結果は、後記の表に示されるとおりであった。
例1〜23の試料について、JIS B0651(2001年)に準拠した触針式表面粗さ測定装置(株式会社ミツトヨ製SV−3200)を用い、JIS B0601(2001年)による定義と表示に従い、粗さ曲線の算術平均粗さ(Ra)を算出した。測定条件は、評価長さ15mm、カットオフ値λsを1mm、カットオフ値λcを3mm、フィルタ種別Gaussian、断面曲線の補正は傾斜補正(全体)とした。50mm×50mm内の計5箇所のRa値を測定し、それらの平均値を算出した。結果は、後記の表に示されるとおりであった。
例1〜23の試料について、JIS B0651(2001年)に準拠した触針式表面粗さ測定装置(株式会社ミツトヨ製SV−3200)を用い、JIS B0601(2001年)による定義と表示に従い、各表面粗さパラメータ(Rsk、Rz、RSm、Rc)を算出した。測定条件は、JIS B0633(2001年)の規定に従い、評価長さ4mm、カットオフ値λc0.8mm、λs0.0025mm、フィルタ種別Gaussian、補正は傾斜補正(全体)とし、50mm×50mm内の計10箇所の線粗さを測定し、それらの平均値をサンプルの粗さパラメータの値として採用した。結果は、後記の表に示されるとおりであった。
例1〜23の試料について、その60°光沢度を、JIS Z8741に基づき、光沢計(コニカミノルタ社製GM−268plus)により測定した。その結果は、後記の表に示される通りであった。
レーザー顕微鏡(OLIMPUS製、LEXT OLS−4500)を用いて、釉薬層の表面に存在する気泡を撮影した。測定に用いたレーザー顕微鏡の構成を以下に示す。レーザー顕微鏡による観察条件は、観察倍率を430倍とし、1サンプル当たりの観察領域のサイズは2mm×2mm以上とした。その際、表面の気泡が最も良く見えるように明るさとコントラストを調整した。一例として、例23の釉薬層をレーザー顕微鏡で撮影した写真を図3に示す。
レーザー顕微鏡
装置:OLS4500
製品バージョン:1.1.8
光源:405nm半導体レーザー
検出系:フォトマルチプライヤー
対物レンズ:OLYMPUS MPlan APO N 50X/0.95 LEXT
得られた結果は、後記の表4に示されるとおりであった。
以下の方法によって、1〜23の表面の油性固形物に対する清掃性を評価した。色差計には、SPECTROPHOTOMETER CM−2600d(コニカミノルタ製)を用いた。測定条件の設定は、表色系:L*a*b*、マスク/グロス:S/I+E、UV設定:UV100%、光源:D65、観察視野:10度、表示:色差絶対値を用いて、同一箇所の3回測定の平均値を正反射光を含むSCIに表示されるa*値を用いた。
(a)サンプル表面のa*を色差計で測定し、その値をa0*とした。なお、以下も含めて、a*の測定時には、5mm幅の白いマスクを線上に被せて、にじみによる測定バラツキを防止した。
(b)赤色のクレパス(登録商標)でサンプル上に3mm幅の線を書き、線上のa*を色差計で測定し、その値をa1*とした。
(c)市販のトイレ掃除シート(商品名:トイレクイックル、花王(株)製、「クイックル」は花王(株)の登録商標)を用いて、線と垂直な方向に25g/cm2の荷重をかけた状態で、30往復拭き取った。
(d)摺動後のサンプルのクレパスの線上の色を、色差計で測定し、その値をa2*とした。
(e)汚れ除去性を下記の式から算出した。
汚れ除去性(%)=(a1*−a2*)/(a1*−a0*)
得られた結果は、後記の表に示されるとおりであった。
以下の方法によって、例1〜23の見た目の質感を官能評価した。
(1)予備的試験
マット部材に関する質感を評価するため、マット部材についての「上質さ」という抽象的な概念について、これを支配しているより具体的な質感を表現するキーワードの抽出を試みた。キーワードとしては、「ざらざらな」、「滑らかな」、「つややかな」、「やわらかな」、「丈夫な」、「涼しげな」、「温かな」、「軽快な」、「重厚な」、「自然な」、「清潔な」、「シックな」の12個を選定した。さらに、「上質さ」というキーワードを加えた計13個のワードについて、市販の白色マット調素材(11種類)を用意し、それぞれについて1〜5点の点数付けを行った。その結果、「上質さ」には、「やわらかな」というキーワードが最も相関が高いという結果が得られた。
マット素材に関しての「上質さ」を評価する具体的なキーワードとして、「やわらかさ」を指標とし、各種マット調衛生陶器の「上質さ」を評価する官能評価を実施した。具体的には以下の手順で行った。また、パネリスト(被験者)として、年齢や性別の偏りなく、10名を選定した。
Claims (5)
- 基材と、該基材表面に設けられた釉薬層とを備え、
前記釉薬層の表面の、
60°光沢度が20を超え50以下であり、
JISB0651(2001)に準拠した触針式表面粗さ測定装置を用い、JIS B0601(2001)で規定される、
・粗さ曲線の二乗平均平方根傾斜(RΔq)の変動係数が0.04以上0.1以下であり、かつ
・算術平均粗さ(Ra)が0.0μ m以上0.5μm以下である性状を備える
(ここで、
前記RΔqの変動係数は、測定条件として、評価長さを0.8mm、カットオフ値λ cを0.8mm、カットオフ値λsを0.0025mm、フィルタ種別をGaussian、断面曲線の補正を傾斜補正(全体)とし、かつ、50mm×50mm内の任意の10箇所のRΔq値を測定し、その平均値と標準偏差を算出し、そこから標準偏差/平均値を求めた値であり、
前記Raは、測定条件として、評価長さを15mm、カットオフ値λsを1mm、カットオフ値λcを3mm、フィルタ種別をGaussian、断面曲線の補正を傾斜補正(全体)とし、かつ、50mm×50mm内の任意の5箇所のRa値を測定した平均値とした)
ことを特徴とする、物品。 - 前記算術平均粗さ(Ra)が0.0μm以上0.3μm以下である、請求項1に記載の物品。
- 前記表面の気泡面積率が0.0%以上2.0%未満である、請求項1または2に記載の物品。
- 前記表面の、JIS B0601(2001)で規定されるRzおよびRskが、JIS B0633(2001)で規定された条件で測定したとき、1.4μm≦Rz<2.4μm、かつ、−1.1<Rsk<0.2である、請求項3に記載の物品。
- 請求項1〜4のいずれか一項に記載の物品の製造方法であって、
釉薬層を備えた物品を用意し、
前記釉薬層の表面をウエットブラストにより処理することを
含んでなる、方法。
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