JPWO2019145409A5 - - Google Patents

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  1. 原子量子クラスター(AQC)の生成方法であって、
    a)下記:
    - ピコモルからマイクロモル濃度の出発原子量子クラスターと、
    - 金属塩と、
    - 極性溶媒と、
    - 前記出発原子量子クラスターの最高被占軌道(HOMO)よりも低い標準電極電位を有するホールスカベンジャーと
    を含む混合物であって、
    前記金属塩および前記ホールスカベンジャーは、前記極性溶媒に可溶であり、かつ、互いに反応せず、
    前記混合物において、前記ホールスカベンジャーの当量数は、前記金属塩の当量数よりも大きく、
    前記出発原子量子クラスターは、白金(Pt)、金(Au)、ロジウム(Rh)、イリジウム(Ir)、パラジウム(Pd)、ルテニウム(Ru)、オスミウム(Os)、銀(Ag)、銅(Cu)、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)、バナジウム(V)、クロム(Cr)、またはそれらの2種および多種の金属の組み合わせから選択される遷移金属により形成されることを特徴とする
    混合物を用意する工程と、
    b)工程(a)の前記混合物にプロモーターを適用する工程であって、ここで当該プロモーターは、工程(a)の前記混合物の前記出発原子量子クラスターのHOMO-LUMOギャップ以上のエネルギーを有する光または放射線であることを特徴とする工程と、
    c)前記金属塩の金属の標準電極電位を超える標準電極電位を有する酸化剤を添加する工程であって、
    ここで、当該酸化剤は、工程(a)の前記混合物に添加され、および/または工程(b)における前記プロモーターの適用中および/または適用後に、前記混合物に添加され得ることを特徴とする工程とを含む、方法。
  2. 前記混合物中の酸化剤の量は、金属塩の量よりも多い、請求項1に記載の方法。
  3. 工程a)の前記極性溶媒は、水、アセトニトリル、クロロホルム、ジクロロメタン、酢酸、トルエンおよびそれらの混合物から選択される、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記ホールスカベンジャーは、2~6個の炭素原子を有する直鎖または分岐鎖アルコールから選択される、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記ホールスカベンジャーは、ヒドロキノン、ヨウ化物塩、シュウ酸、酢酸、ギ酸、ギ酸ナトリウム、亜硫酸塩およびそれらの混合物から選択される、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  6. 工程a)における前記金属塩の前記金属は、銀、白金、パラジウム、金、銅、イリジウム、ロジウム、ルテニウム、ニッケル、鉄、コバルトまたはそれらの2種および多種の金属の組み合わせから選択される、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 工程a)における前記金属塩は、臭素酸銀、亜臭素酸銀、塩素酸銀、過塩素酸銀、亜塩素酸銀、フッ化銀、硝酸銀、亜硝酸銀、酢酸銀、過マンガン酸銀およびそれらの混合物から選択される銀塩である、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記酸化剤は、硝酸、過酸化水素、過マンガン酸塩、過塩素酸塩、オゾン、過硫酸塩、次亜塩素酸塩、亜塩素酸塩、次亜臭素酸塩、亜臭素酸塩、過クロム酸塩およびそれらの混合物から選択される、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 工程a)の前記混合物は、
    - 1×10-12M~1×10-6Mの原子量子クラスターと、
    - 0.1mM~1Mの金属塩と、
    - 1mM~10Mの前記酸化剤と、
    - 1v/v%~90v/v%のホールスカベンジャーと、
    - 10v/v%~99v/v%の極性溶媒と
    を含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 工程a)の前記混合物は、ナノモル濃度の原子量子クラスターを含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 原子量子クラスターが10%超、好ましくは約40%の収率で生成される、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 原子量子クラスターが少なくともミリグラムスケールで生成される、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. - 原子量子クラスターと、
    - 金属塩と、
    - 前記金属塩の金属の標準電極電位を超える標準電極電位を有する酸化剤と、
    - 前記原子量子クラスターのHOMO軌道よりも低い標準電極電位を有するホールスカベンジャーと、
    - 極性溶媒と
    を含む混合物であって、
    前記金属塩および前記ホールスカベンジャー双方は、前記極性溶媒に可溶であり、かつ、互いに反応せず、さらに
    前記混合物中のホールスカベンジャーの当量数は、前記混合物中の金属塩の当量数よりも大きく、さらに
    前記出発原子量子クラスターは、白金(Pt)、金(Au)、ロジウム(Rh)、イリジウム(Ir)、パラジウム(Pd)、ルテニウム(Ru)、オスミウム(Os)、銀(Ag)、銅(Cu)、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)、バナジウム(V)、クロム(Cr)、またはそれらの2種および多種の金属の組み合わせから選択される遷移金属により形成される、混合物。
  14. - 1×10-12M~1×10-6Mの原子量子クラスターと、
    - 0.1mM~1Mの金属塩と、
    - 1mM~10Mの前記酸化剤と、
    - 1v/v%~90v/v%の前記ホールスカベンジャーと、
    - 10v/v%~99v/v%の極性溶媒と
    を含む、請求項13に記載の混合物。
  15. - 1×10-5M~1Mの原子量子クラスターと、
    - 0~0.9Mの金属塩と、
    - 0M~5Mの前記酸化剤と、
    - 0v/v%~80v/v%の前記ホールスカベンジャーと、
    - 20v/v%~100v/v%の極性溶媒と
    を含む、請求項13に記載の混合物。
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