JPWO2019142298A1 - エレベーター装置及び通信装置 - Google Patents

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Abstract

エレベーター装置は、かご(1)、巻上機(5)、制御装置(7)、及び通信装置(8)を備える。通信装置(8)は、受信部(21)、データ作成部(22)、記憶部(20)、決定部(23)、及び送信部(24)を備える。データ作成部(22)は、保守員の派遣を要請するための第1要請データを作成する。決定部(23)は、第1要請データを送信するためのデータ送信先を、連絡先テーブルに登録された複数の連絡先の中から決定する。送信部(24)は、第1要請データをデータ送信先に送信する。

Description

この発明は、エレベーター装置と昇降機に接続される通信装置とに関する。
特許文献1に、エレベーター装置を復旧させるためのシステムが記載されている。特許文献1に記載されたシステムでは、エレベーター装置で故障が発生すると、遠隔の監視センターに故障情報が送信される。監視センターから派遣要請を受けた保守員は、現場に赴き、復旧作業を行う。
日本特開2003−104644号公報
監視センターは、多数のエレベーター装置と通信する。故障が発生したエレベーター装置への保守員の派遣は、監視センターにいるオペレーターを介して行われる。このため、監視センターには、多数のオペレーターが必要になる。従来では、監視センターを備えなければ保守員の派遣をコントロールすることができず、監視センターの維持に多大な費用が掛かるといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされた。この発明の目的は、監視センターを要することなく、保守員の派遣要請を行うことができるエレベーター装置と、そのような機能を昇降機で実現するための通信装置とを提供することである。
この発明に係るエレベーター装置は、昇降路を移動するかごと、かごを駆動する駆動装置と、駆動装置を制御する制御装置と、制御装置に接続された通信装置と、を備える。制御装置は、故障を検出する故障検出手段と、故障検出手段が検出した故障に応じて故障コードを出力するコード出力手段と、を備える。通信装置は、コード出力手段から出力された故障コードを受信する受信手段と、受信手段が故障コードを受信すると、保守員の派遣を要請するための第1要請データを作成するデータ作成手段と、複数の連絡先が優先順位とともに登録された連絡先テーブルが記憶された記憶手段と、第1要請データを送信するためのデータ送信先を、連絡先テーブルに登録された複数の連絡先の中から優先順位に基づいて決定する決定手段と、データ作成手段が作成した第1要請データを、決定手段が決定したデータ送信先に送信する送信手段と、を備える。
この発明に係る通信装置は、昇降機で発生した故障を表す故障コードを受信する受信手段と、受信手段が故障コードを受信すると、保守員の派遣を要請するための第1要請データを作成するデータ作成手段と、複数の連絡先が優先順位とともに登録された連絡先テーブルが記憶された記憶手段と、第1要請データを送信するためのデータ送信先を、連絡先テーブルに登録された複数の連絡先の中から優先順位に基づいて決定する決定手段と、データ作成手段が作成した第1要請データを、決定手段が決定したデータ送信先に送信する送信手段と、を備える。
この発明によれば、監視センターを要することなく、保守員の派遣要請を行うことができる。
実施の形態1におけるエレベーター装置の例を示す図である。 制御装置の例を示す図である。 実施の形態1における制御装置の動作例を示すフローチャートである。 通信装置の例を示す図である。 実施の形態1における通信装置の動作例を示すフローチャートである。 実施の形態2における通信装置の動作例を示すフローチャートである。 実施の形態2における通信装置の他の動作例を示すフローチャートである。 通信装置のハードウェア資源の例を示す図である。 通信装置のハードウェア資源の他の例を示す図である。
添付の図面を参照し、本発明を説明する。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1におけるエレベーター装置の例を示す図である。図1に示すように、エレベーター装置は、例えばかご1及びつり合いおもり2を備える。かご1は、昇降路3を上下に移動する。つり合いおもり2は、昇降路3を上下に移動する。かご1及びつり合いおもり2は、主ロープ4によって昇降路3に吊り下げられる。
主ロープ4は、巻上機5の駆動綱車6に巻き掛けられる。制御装置7は、巻上機5等の各種機器を制御する。例えば、制御装置7は、駆動綱車6の回転及び停止を制御する。駆動綱車6の回転に応じてかご1は移動する。即ち、巻上機5は、かご1を駆動する駆動装置の一例である。制御装置7に、通信装置8が接続される。通信装置8は、外部の機器9と通信するための装置である。通信装置8が機器9と通信する方式は、如何なる方式であっても良い。機器9には、例えば、エレベーターの保守員が所有する携帯端末が含まれる。
図2は、制御装置7の例を示す図である。制御装置7は、例えば動作制御部11、故障検出部12、及びコード出力部13を備える。以下に、図3も参照し、制御装置7の機能について説明する。図3は、実施の形態1における制御装置7の動作例を示すフローチャートである。
動作制御部11は、巻上機5等の各種機器を制御する。動作制御部11が各種機器を制御することにより、通常運転が行われる(S101)。通常運転は、登録された呼びにかご1を順次応答させる運転である。
故障検出部12は、エレベーターで発生した故障を検出する。例えば、制御装置7は、通常運転が行われている時に故障が検出されたか否かを判定する(S102)。エレベーターで何らかの故障が発生すると、故障検出部12によってその故障が検出される(S102のYes)。故障検出部12が故障を検出すると、動作制御部11は通常運転を停止する(S103)。
また、故障検出部12が故障を検出すると、コード出力部13は、故障検出部12が検出した故障に応じて故障コードを出力する(S104)。故障コードは、発生した故障を表すコードである。例えば、巻上機5に備えられたブレーキで故障が発生すると、コード出力部13は、ブレーキで故障が発生したことを示す故障コードを出力する。他の例として、制御装置7に備えられた電源回路で故障が発生すると、コード出力部13は、電源回路で故障が発生したことを示す故障コードを出力する。他の例として、かご1に備えられたドア装置で故障が発生すると、コード出力部13は、ドア装置で故障が発生したことを示す故障コードを出力する。コード出力部13から出力される故障コードは予め設定される。
図4は、通信装置8の例を示す図である。通信装置8は、例えば記憶部20、受信部21、データ作成部22、決定部23、送信部24を備える。
記憶部20に、連絡先テーブルが記憶される。連絡先テーブルには、複数の連絡先が優先順位とともに登録される。表1は、連絡先テーブルの一例を示す。
Figure 2019142298
表1に示す例では、優先順位が1位の連絡先として、保守員Aが所持する機器9の電話番号とメールアドレスが登録される。優先順位が2位の連絡先として、保守員Bが所持する機器9の電話番号とメールアドレスが登録される。優先順位が3位の連絡先として、保守員Cが所持する機器9の電話番号とメールアドレスが登録される。優先順位が4位の連絡先として、保守員Dが所持する機器9の電話番号とメールアドレスが登録される。
表1は連絡先テーブルの一例である。連絡先テーブルに、電話番号のみを連絡先として登録しても良い。連絡先テーブルに、メールアドレスのみを連絡先として登録しても良い。他の例として、連絡先テーブルに、所謂トークアプリを利用するための連絡先を登録しても良い。
以下に、図5も参照し、通信装置8の機能について説明する。図5は、実施の形態1における通信装置8の動作例を示すフローチャートである。
通信装置8は、例えば一定の周期で、故障コードを受信したか否かを判定する(S201)。コード出力部13から出力された故障コードは、受信部21によって受信される(S201のYes)。受信部21が故障コードを受信すると、データ作成部22は第1要請データを作成する(S202)。第1要請データは、エレベーターの保守員の派遣を要請するためのデータである。第1要請データは、音声データでもテキストデータでも良い。第1要請データには、例えば、エレベーター装置を特定するための情報と故障が発生したことを示す情報とが含まれる。
また、受信部21が故障コードを受信すると、決定部23は、第1要請データを送信するためのデータ送信先を決定する(S203)。決定部23は、連絡先テーブルに登録された複数の連絡先の中から優先順位に基づいてデータ送信先を決定する。例えば、決定部23は、受信部21が故障コードを受信すると、連絡先テーブルに登録された複数の連絡先の中で優先順位が最も高い連絡先をデータ送信先として決定する。
表1に示す連絡先テーブルが記憶部20に記憶されている場合、決定部23は、受信部21が故障コードを受信すると、保守員Aが所持する機器9の連絡先をデータ送信先として決定する。以下においては、説明を容易にするため、保守員Aが所持する機器を機器9Aと表記し、機器9Aの連絡先を連絡先Aと表記する。同様に、保守員Bが所持する機器を機器9Bと表記し、機器9Bの連絡先を連絡先Bと表記する。保守員Cが所持する機器を機器9Cと表記し、機器9Cの連絡先を連絡先Cと表記する。保守員Dが所持する機器を機器9Dと表記し、機器9Dの連絡先を連絡先Dと表記する。
送信部24は、データ作成部22がS202で作成した第1要請データを、決定部23がS203で決定したデータ送信先に送信する(S204)。例えば、送信部24は、第1要請データを連絡先Aに送信する。
送信部24から送信された第1要請データは、例えば機器9Aによって受信される。機器9Aは、例えば表示器を備える。機器9Aは、第1要請データを受信すると、故障が発生したエレベーター装置を特定するための情報を表示器に表示させる。機器9Aは、スピーカを備えても良い。機器9Aは、第1要請データを受信すると、上記情報をスピーカから出力しても良い。これにより、保守員Aは、どこのエレベーター装置で故障が発生しているのかを知ることができる。また、保守員Aは、自分に対して派遣要請が行われていることを知ることができる。実施の形態1に示す例であれば、エレベーター装置の集中監視を行う監視センターを要することなく、保守員の派遣要請を行うことができる。
通信装置8は、S204で第1要請データを送信すると、その送信先から応答があったか否かを判定する(S205)。例えば、S204で連絡先Aに電話が掛けられた場合、その電話に相手が出れば、S205でYesと判定される。S204で連絡先Aにメールが送信された場合、そのメールの開封通知を受信すれば、S205でYesと判定される。トークアプリを利用する場合、S204で送信したメッセージが既読になれば、S205でYesと判定される。
S205でYesと判定されると、通信装置8は、派遣要請に対して保守員が対応可能であるか否かを判定する(S206)。例えば、保守員Aは、第1要請データを受信した機器9Aから、対応可能である旨をメールで返信する。通信装置8は、上記返信メールを受信することにより、保守員Aが対応可能であることを判定する(S206のYes)。通信装置8は、第1要請データを受信した機器9Aにおいて他の特定の操作が行われることにより、保守員Aが対応可能であることを判定しても良い。
通信装置8は、S206において保守員が対応可能であることを判定すると、復旧作業が開始されたか否かを判定する(S207)。例えば、対応可能である旨を機器9Aから返信した保守員Aは、復旧作業を行うためにエレベーター装置の設置現場に向かう。保守員Aは、現場に到着すると、復旧作業を行うために例えば制御装置7に備えられた保守スイッチをオンにする。通信装置8は、この保守スイッチがオンになることにより、復旧作業が開始されたことを判定する(S207のYes)。通信装置8は、機器9A或いは他の機器から特定の信号を受信することにより、S207において復旧作業が開始されたことを判定しても良い。通信装置8は、他の方法によって復旧作業が開始されたことを判定しても良い。
一方、S204で第1要請データを送信した先から応答がない場合(S205のNo)、通信装置8は、送信部24が第1要請データを送信してから一定時間が経過したか否かを判定する(S208)。S205でYesと判定されることなく上記一定時間が経過すると(S208のYes)、通信装置8の処理はS202に戻る。
また、保守員が第1要請データを機器9で受けても、その保守員が派遣要請に常に応えることができるとは限らない。例えば、他のエレベーター装置で保守作業を行っている保守員は、派遣要請を受けてもその要請に応えることはできない。そのような保守員は、第1要請データを機器9で受信すると、例えば対応できない旨をメールで返信する。通信装置8は、上記返信メールを受信することにより、保守員が派遣要請に対応できないことを判定する(S206のNo)。保守員が派遣要請に対応できない場合、通信装置8の処理はS202に戻る。
S208でYesと判定される場合、及びS206でNoと判定される場合は、保守員の派遣が行われない場合の例である。上述したように、表1に示す連絡先テーブルが記憶部20に記憶されている場合、受信部21が故障コードを受信すると、先ず、機器9Aに対して第1要請データが送信される。この要請に対して保守員Aの派遣が行われなければ、通信装置8の処理はS202に戻る。なお、第1要請データを変更する必要がなければ、通信装置8の処理はS203に戻っても良い。
連絡先Aに送信された第1要請データに対して保守員Aの派遣が行われない場合、決定部23は、第1要請データを送信するための次のデータ送信先を決定する(S203)。例えば、決定部23は、連絡先テーブルに登録された複数の連絡先の中で優先順位が2番目に高い連絡先を次のデータ送信先として決定する。表1に示す例であれば、決定部23は、連絡先Bを次のデータ送信先として決定する。送信部24は、決定部23が決定した最新のデータ送信先、即ち連絡先Bに第1要請データを送信する(S204)。
なお、保守員Bの派遣も行われない場合、決定部23は、連絡先テーブルに登録された複数の連絡先のうち第1要請データを未だ送信していない連絡先の中で優先順位が最も高い連絡先をデータ送信先として決定する。これにより、予め設定された優先順位に基づいて、保守員の派遣要請を順次行うことができる。
以下に、本エレベーター装置が採用可能な他の機能について説明する。
本実施の形態では、決定部23が予め設定された優先順位のみに基づいてデータ送信先を決定する例について説明した。これは一例である。決定部23は、優先順位と他の要素とに基づいてデータ送信先を決定しても良い。例えば、決定部23は、優先順位と受信部21が受信した故障コードとに基づいて、連絡先テーブルに登録された複数の連絡先の中からデータ送信先を決定する。表2は、記憶部20に記憶された連絡先テーブルの他の例を示す。
Figure 2019142298
表2は、連絡先テーブルに、連絡先のそれぞれに紐付けて、保守員の対応技術分野が登録される例を示す。表2に示す例では、対応技術分野として故障コードが登録される。例えば、保守員Aの対応技術分野として、故障コード0001−0050が登録される。保守員Bの対応技術分野として、故障コード0001−0200が登録される。保守員Cの対応技術分野として、故障コード0100−0180が登録される。保守員Dの対応技術分野として、故障コード0020−0150が登録される。
かかる場合、決定部23は、受信部21が故障コードを受信すると、S203において保守員の対応技術分野も考慮してデータ送信先を決定する。例えば、受信部21が0080の故障コードを受信した場合を考える。保守員Aの対応技術分野として登録された故障コードに、受信部21が受信した故障コード0080は含まれない。このため、連絡先Aは連絡先テーブルに登録された連絡先の中で優先順位が最も高いが、決定部23は、連絡先Aをデータ送信先として選択しない。
一方、保守員Bの対応技術分野として登録された故障コードに、受信部21が受信した故障コード0080は含まれる。このため、決定部23は、連絡先テーブルに登録された連絡先の中で優先順位が連絡先Aの次に高い連絡先Bをデータ送信先として決定する。なお、保守員Cの対応技術分野として登録された故障コードに、受信部21が受信した故障コード0080は含まれない。このため、連絡先Bに送信された第1要請データに対して保守員Bの派遣が行われない場合、決定部23は、連絡先Dを次のデータ送信先として決定する。
本実施の形態では、データ作成部22が、受信部21が受信した故障コードに関わらず同じ内容の第1要請データを作成する例について説明した。これは一例である。データ作成部22は、S202において、受信部21が受信した故障コードに応じて第1要請データの内容を変更しても良い。例えば、第1要請データに、エレベーター装置を特定するための情報と故障内容を示す情報とが含まれても良い。このような第1要請データを受信した機器9では、例えば、故障が発生したエレベーターを特定するための情報と故障内容を示す情報とが報知される。
他の例として、データ作成部22は、第1要請データが送信される機器9において適切な言語で報知が行われるように、第1要請データを作成しても良い。例えば、記憶部20に、表3に示す連絡先テーブルが記憶される。表3は、連絡先テーブルの一例を示す。
Figure 2019142298
表3は、連絡先テーブルに、連絡先のそれぞれに紐付けて、使用言語を特定するための言語情報が登録される例を示す。表3に示す例では、言語情報として国コードが登録される。例えば、保守員Aの国コードとして、JPが登録される。これは、保守員Aが日本語を使用することを意味する。同様に、保守員Bの国コードとしてJPが登録される。保守員Cの国コードとしてKRが登録される。これは、保守員Cが韓国語を使用することを意味する。保守員Dの国コードとしてCNが登録される。これは、保守員Dが中国語を使用することを意味する。
かかる場合、データ作成部22は、受信部21が故障コードを受信すると、決定部23が決定したデータ送信先において、そのデータ送信先に対応の使用言語で報知が行われるように、第1要請データを作成する。第1要請データには、例えば、エレベーター装置を特定するための情報と故障が発生したことを示す情報とが含まれる。
例えば、表3に示す連絡先テーブルが記憶部20に記憶されている場合、決定部23は連絡先Aをデータ送信先として決定する。連絡先Aに対応の使用言語、即ち保守員Aが使用する言語は日本語である。このため、データ作成部22は、機器9Aにおいて日本語で報知が行われるように第1要請データを作成する。また、決定部23が保守員Cをデータ送信先として決定する場合、データ作成部22は、機器9Cにおいて韓国語で報知が行われるように第1要請データを作成する。
かかる場合も、データ作成部22は、受信部21が受信した故障コードに応じて第1要請データの内容を変更しても良い。例えば、データ作成部22は、決定部23が決定したデータ送信先において、受信部21が受信した故障データの内容がそのデータ送信先に対応の使用言語で報知されるように、第1要請データを作成する。このような機能を実現するため、記憶部20に、故障コードの内容が複数の言語で登録された故障コードテーブルが記憶される。表4は、故障コードテーブルの一例を示す。
Figure 2019142298
記憶部20に、表3に示す連絡先テーブルと表4に示す故障コードテーブルとが記憶される例を考える。受信部21がS201で故障コードを受信すると、連絡先テーブルに登録された優先順位に基づいて、決定部23は連絡先Aをデータ送信先として決定する。連絡先Aに対応の使用言語、即ち保守員Aが使用する言語は日本語である。このため、データ作成部22は、機器9Aにおいて日本語で故障データの内容が報知されるように第1要請データを作成する。例えば、受信部21が0001の故障コードを受信すると、データ作成部22は、電動機が故障したことが日本語で機器9Aから報知されるように第1要請データを作成する。
また、保守員A及びBの派遣が行われない場合、決定部23は連絡先Cを次のデータ送信先として決定する。連絡先Cに対応の使用言語、即ち保守員Cが使用する言語は韓国語である。かかる場合、データ作成部22は、機器9Cにおいて韓国語で故障データの内容が報知されるように第1要請データを作成する。
なお、故障コードテーブルの汎用性を高めるため、故障コードテーブルに、故障コードの内容を多数の言語で登録しておいても良い。例えば、故障コードテーブルには、少なくとも、連絡先テーブルに登録された言語情報から特定される使用言語で故障コードの内容が登録される。例えば、連絡先テーブルに国コードとしてJP、KR、及びCNのみが登録されている場合、故障コードテーブルには、故障コードの内容が日本語、韓国語、及び中国語で登録される。
更に、故障コードテーブルに、連絡先テーブルに登録された言語情報からは特定できない使用言語でも故障コードの内容が登録されていても良い。例えば、故障コードテーブルに、故障コードの内容が英語、及びスペイン語でも登録されていても良い。この例であれば、同じ故障コードテーブルを英語圏、或いはスペイン語圏に設置されたエレベーター装置でも使用することができる。
なお、表3に示す連絡先テーブルに、連絡先のそれぞれに紐付けて、保守員の対応技術分野が更に登録されても良い。かかる場合、例えば、決定部23は、優先順位と受信部21が受信した故障コードとに基づいてデータ送信先を決定する。
実施の形態2.
実施の形態1では、保守員による復旧作業が開始されるまでの動作について説明した。本実施の形態では、保守員による復旧作業が開始されてからの動作について詳しく説明する。復旧作業が開始されるまでの動作は、実施の形態1で開示された何れの動作が行われても良い。
図6は、実施の形態2における通信装置8の動作例を示すフローチャートである。以下においては、図5のS204において機器9Aに第1要請データが送信され、S206において保守員Aが対応可能であると判定された例について詳しく説明する。
通信装置8は、例えば制御装置7に備えられた保守スイッチがオンになることにより、復旧作業が開始されたことを検出する(S301)。通信装置8は、復旧作業が開始されると、その復旧作業が終了したか否かを判定する(S302)。保守員Aは、復旧作業が終了すると、例えば保守スイッチをオフにする。通信装置8は、保守スイッチがオンからオフに切り替わることにより、復旧作業が終了したことを判定する(S302のYes)。通信装置8は、機器9A或いは他の機器から特定の信号を受信することにより、S302において復旧作業が終了したことを判定しても良い。通信装置8は、他の方法によって復旧作業が終了したことを判定しても良い。
復旧作業が行われている間、通信装置8は、特定の応援要請条件が成立したか否かを判定する。図6は、復旧作業が開始されてから一定時間が経過すると応援要請条件が成立する例を示す。かかる場合、通信装置8は、復旧作業が行われている間、復旧作業が開始されてから一定時間が経過したか否かを判定する(S303)。応援要請条件として他の条件が採用されても良い。
復旧作業が終了することなく上記一定時間が経過すると(S303のYes)、データ作成部22は第2要請データを作成する(S304)。第2要請データは、現在行われている復旧作業の応援を他の保守員に要請するためのデータである。第2要請データは、音声データでもテキストデータでも良い。第2要請データには、例えば、エレベーター装置を特定するための情報と応援要請を示す情報とが含まれる。
また、復旧作業が終了することなく上記一定時間が経過すると(S303のYes)、決定部23は、第2要請データを送信するための第2データ送信先を決定する(S305)。決定部23は、連絡先テーブルに登録された複数の連絡先のうち送信部24が第1要請データを送信したデータ送信先を除く連絡先の中から第2データ送信先を決定する。その際に、決定部23は、優先順位に基づいて第2データ送信先を決定しても良い。本実施の形態に示す例では、送信部24は、連絡先Aのみに第1要請データを送信している。表1に示す連絡先テーブルが記憶部20に記憶されている場合、決定部23は、例えば、連絡先Aの次に優先順位が高い連絡先Bを第2データ送信先に決定する。
送信部24は、データ作成部22がS304で作成した第2要請データを、決定部23がS305で決定した第2データ送信先に送信する(S306)。例えば、送信部24は、第2要請データを連絡先Bに送信する。
送信部24から送信された第2要請データは、例えば機器9Bによって受信される。機器9Bは、第2要請データを受信すると、復旧作業の応援、即ち保守員の追加派遣が必要なエレベーター装置を特定するための情報を表示器に表示させる。機器9Bは、上記情報をスピーカから出力しても良い。これにより、保守員Bは、どこのエレベーター装置で保守員の追加派遣が必要になっているのかを知ることができる。また、保守員Bは、自分に対して応援要請が行われていることを知ることができる。
図6のS307、S308、及びS309に示す処理は、図5のS205、S206、及びS208に示す処理と同様である。即ち、通信装置8は、S306で第2要請データを送信すると、その送信先から応答があったか否かを判定する(S307)。
S307でYesと判定されると、通信装置8は、応援要請に対して保守員が対応可能であるか否かを判定する(S308)。例えば、保守員Bは、第2要請データを受信した機器9Bから、対応可能である旨をメールで返信する。通信装置8は、上記返信メールを受信することにより、保守員Bが対応可能であることを判定する(S308のYes)。通信装置8は、第2要請データを受信した機器9Bにおいて他の特定の操作が行われることにより、保守員Bが対応可能であることを判定しても良い。
一方、S306で第2要請データを送信した先から応答がない場合(S307のNo)、通信装置8は、送信部24が第2要請データを送信してから一定時間が経過したか否かを判定する(S309)。S307でYesと判定されることなく上記一定時間が経過すると(S309のYes)、通信装置8の処理はS304に戻る。
また、保守員が第2要請データを機器9で受けても、その保守員が応援要請に常に応えることができるとは限らない。例えば、他のエレベーター装置で保守作業を行っている保守員は、応援要請を受けてもその要請に応えることはできない。そのような保守員は、第2要請データを機器9で受信すると、例えば対応できない旨をメールで返信する。通信装置8は、上記返信メールを受信することにより、保守員が応援要請に対応できないことを判定する(S308のNo)。保守員が応援要請に対応できない場合、通信装置8の処理はS304に戻る。
S309でYesと判定される場合、及びS308でNoと判定される場合は、保守員の追加派遣が行われない場合の例である。上述したように、表1に示す連絡先テーブルが記憶部20に記憶されている場合、復旧作業が開始されてから一定時間が経過すると、先ず、機器9Bに対して第2要請データが送信される。この要請に対して保守員Bの追加派遣が行われなければ、通信装置8の処理はS304に戻る。なお、第2要請データを変更する必要がなければ、通信装置8の処理はS305に戻っても良い。
連絡先Bに送信された第2要請データに対して保守員Bの追加派遣が行われない場合、決定部23は、第2要請データを送信するための次の第2データ送信先を決定する(S305)。例えば、決定部23は、連絡先Bの次に優先順位が高い連絡先Cを次の第2データ送信先として決定する。送信部24は、第2要請データを連絡先Cに送信する(S306)。
図7は、実施の形態2における通信装置8の他の動作例を示すフローチャートである。図6は、応援要請が自動的に行われる例を示す。これに対し、図7は、復旧作業を行っている保守員が応援要請を行うか否かを決定する例を示す。図7において、S401からS403に示す動作は、図6のS301からS303に示す動作と同様である。復旧作業が行われている間、通信装置8は、復旧作業が開始されてから一定時間が経過したか否かを判定する(S403)。
復旧作業が終了することなく上記一定時間が経過すると(S403のYes)、送信部24は、現在復旧作業を行っている保守員の機器9に、質問データを送信する(S404)。即ち、送信部24は、S204で第1要請データを送信したデータ送信先に質問データを送信する。質問データは、復旧作業の応援が必要か否かを問い合わせるためのデータである。
保守員Aが復旧作業を行っている場合、送信部24から送信された質問データは、機器9Aによって受信される。機器9Aは、質問データを受信すると、応援要請が必要か否かを保守員Aが入力するための情報を表示器に表示させる。機器9Aは、上記情報をスピーカから出力しても良い。
通信装置8は、S404で質問データが送信されると、応援要請が必要であるか否かを判定する(S405)。例えば、保守員Aは、質問データを受信した機器9Aから、応援要請が必要である旨をメールで返信する。通信装置8は、上記返信メールを受信することにより、応援要請が必要であることを判定する(S405のYes)。通信装置8は、質問データを受信した機器9Aにおいて他の特定の操作が行われることにより、応援要請が必要であることを判定しても良い。
図7のS406からS411に示す処理は、図6のS304からS309に示す処理と同様である。なお、質問データに、応援要請が可能な連絡先の情報が含まれても良い。かかる場合、質問データを受信した機器9Aの表示器に、上記連絡先の情報が表示される。決定部23は、S407において、保守員Aによって指定された連絡先を第2データ送信先として決定しても良い。
実施の形態1及び2では、通信装置8がエレベーター装置の一部である例について説明した。これは一例である。例えば、既設のエレベーター装置に通信装置8を後付けすることにより、上述した各機能を実現しても良い。
実施の形態1及び2では、監視センターを要することなくエレベーターの保守員の派遣要請を行う例について説明した。これは一例である。実施の形態1及び2に示す例は、例えばエスカレーターといった他の昇降機において保守員の派遣要請を行う場合にも適用できる。
実施の形態1及び2において、符号20〜24に示す各部は、通信装置8が有する機能を示す。図8は、通信装置8のハードウェア資源の例を示す図である。通信装置8は、ハードウェア資源として、例えばプロセッサ30とメモリ31とを含む処理回路32を備える。記憶部20が有する機能は、メモリ31によって実現される。通信装置8は、メモリ31に記憶されたプログラムをプロセッサ30によって実行することにより、符号21〜24に示す各部の機能を実現する。
プロセッサ30は、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ或いはDSPともいわれる。メモリ31として、半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク或いはDVDを採用しても良い。採用可能な半導体メモリには、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM及びEEPROM等が含まれる。
図9は、通信装置8のハードウェア資源の他の例を示す図である。図9に示す例では、通信装置8は、例えばプロセッサ30、メモリ31、及び専用ハードウェア33を含む処理回路32を備える。図9は、通信装置8が有する機能の一部を専用ハードウェア33によって実現する例を示す。通信装置8が有する機能の全部を専用ハードウェア33によって実現しても良い。専用ハードウェア33として、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらの組み合わせを採用できる。
同様に、符号11〜13に示す各部は、制御装置7が有する機能を示す。制御装置7のハードウェア資源は、図8に示す例と同様である。制御装置7は、ハードウェア資源として、例えばプロセッサとメモリとを含む処理回路を備える。制御装置7は、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサによって実行することにより、符号11〜13に示す各部の機能を実現する。制御装置7は、ハードウェア資源として、プロセッサ、メモリ、及び専用ハードウェアを含む処理回路を備えても良い。また、制御装置7が有する機能の全部を専用ハードウェアによって実現しても良い。
この発明は、監視センターに接続された昇降機において、保守員の派遣要請を行う簡易機能としても適用できる。
1 かご
2 つり合いおもり
3 昇降路
4 主ロープ
5 巻上機
6 駆動綱車
7 制御装置
8 通信装置
9 機器
11 動作制御部
12 故障検出部
13 コード出力部
20 記憶部
21 受信部
22 データ作成部
23 決定部
24 送信部
30 プロセッサ
31 メモリ
32 処理回路
33 専用ハードウェア
この発明に係るエレベーター装置は、昇降路を移動するかごと、かごを駆動する駆動装置と、駆動装置を制御する制御装置と、制御装置に接続された通信装置と、を備える。制御装置は、故障を検出する故障検出手段と、故障検出手段が検出した故障に応じて故障コードを出力するコード出力手段と、を備える。通信装置は、コード出力手段から出力された故障コードを受信する受信手段と、受信手段が故障コードを受信すると、保守員の派遣を要請するための第1要請データを作成するデータ作成手段と、複数の連絡先が優先順位とともに登録された連絡先テーブルが記憶された記憶手段と、第1要請データを送信するためのデータ送信先を、連絡先テーブルに登録された複数の連絡先の中から優先順位と受信手段が受信した故障コードとに基づいて決定する決定手段と、データ作成手段が作成した第1要請データを、決定手段が決定したデータ送信先に送信する送信手段と、を備える。
この発明に係る通信装置は、昇降機で発生した故障を表す故障コードを受信する受信手段と、受信手段が故障コードを受信すると、保守員の派遣を要請するための第1要請データを作成するデータ作成手段と、複数の連絡先が優先順位とともに登録された連絡先テーブルが記憶された記憶手段と、第1要請データを送信するためのデータ送信先を、連絡先テーブルに登録された複数の連絡先の中から優先順位と受信手段が受信した故障コードとに基づいて決定する決定手段と、データ作成手段が作成した第1要請データを、決定手段が決定したデータ送信先に送信する送信手段と、を備える。

この発明に係るエレベーター装置は、昇降路を移動するかごと、かごを駆動する駆動装置と、駆動装置を制御する制御装置と、制御装置に接続された通信装置と、を備える。制御装置は、故障を検出する故障検出手段と、故障検出手段が検出した故障に応じて故障コードを出力するコード出力手段と、を備える。通信装置は、コード出力手段から出力された故障コードを受信する受信手段と、受信手段が故障コードを受信すると、保守員の派遣を要請するための第1要請データを作成するデータ作成手段と、複数の連絡先が優先順位とともに登録された連絡先テーブルが記憶された記憶手段と、第1要請データを送信するためのデータ送信先を、連絡先テーブルに登録された複数の連絡先の中から優先順位と受信手段が受信した故障コードとに基づいて決定する決定手段と、データ作成手段が作成した第1要請データを、決定手段が決定したデータ送信先に送信する送信手段と、を備える。連絡先テーブルに、複数の連絡先のそれぞれに紐付けて、使用言語を特定するための言語情報が登録される。記憶手段に、故障コードの内容が複数の言語で登録された故障コードテーブルが記憶される。データ作成手段は、決定手段が決定したデータ送信先において、受信手段が受信した故障データの内容が当該データ送信先に対応の使用言語で報知されるように、第1要請データを作成する。
この発明に係るエレベーター装置は、昇降路を移動するかごと、かごを駆動する駆動装置と、駆動装置を制御する制御装置と、制御装置に接続された通信装置と、を備える。制御装置は、故障を検出する故障検出手段と、故障検出手段が検出した故障に応じて故障コードを出力するコード出力手段と、を備える。通信装置は、コード出力手段から出力された故障コードを受信する受信手段と、受信手段が故障コードを受信すると、保守員の派遣を要請するための第1要請データを作成するデータ作成手段と、複数の連絡先が優先順位とともに登録された連絡先テーブルが記憶された記憶手段と、第1要請データを送信するためのデータ送信先を、連絡先テーブルに登録された複数の連絡先の中から優先順位と受信手段が受信した故障コードとに基づいて決定する決定手段と、データ作成手段が作成した第1要請データを、決定手段が決定したデータ送信先に送信する送信手段と、を備える。連絡先テーブルに、複数の連絡先のそれぞれに紐付けて、使用言語を特定するための言語情報が登録される。データ作成手段は、決定手段が決定したデータ送信先において、当該データ送信先に対応の使用言語で報知が行われるように、第1要請データを作成する。
この発明に係るエレベーター装置は、昇降路を移動するかごと、かごを駆動する駆動装置と、駆動装置を制御する制御装置と、制御装置に接続された通信装置と、を備える。制御装置は、故障を検出する故障検出手段と、故障検出手段が検出した故障に応じて故障コードを出力するコード出力手段と、を備える。通信装置は、コード出力手段から出力された故障コードを受信する受信手段と、受信手段が故障コードを受信すると、保守員の派遣を要請するための第1要請データを作成するデータ作成手段と、複数の連絡先が優先順位とともに登録された連絡先テーブルが記憶された記憶手段と、第1要請データを送信するためのデータ送信先を、連絡先テーブルに登録された複数の連絡先の中から優先順位と受信手段が受信した故障コードとに基づいて決定する決定手段と、データ作成手段が作成した第1要請データを、決定手段が決定したデータ送信先に送信する送信手段と、を備える。決定手段は、復旧作業中に特定の条件が成立すると、連絡先テーブルに登録された複数の連絡先のうち送信手段が第1要請データを送信したデータ送信先を除く連絡先の中から第2データ送信先を決定する。送信手段は、復旧作業の応援を要請するための第2要請データを、決定手段が決定した第2データ送信先に送信する。
この発明に係る通信装置は、昇降機で発生した故障を表す故障コードを受信する受信手段と、受信手段が故障コードを受信すると、保守員の派遣を要請するための第1要請データを作成するデータ作成手段と、複数の連絡先が優先順位とともに登録された連絡先テーブルが記憶された記憶手段と、第1要請データを送信するためのデータ送信先を、連絡先テーブルに登録された複数の連絡先の中から優先順位と受信手段が受信した故障コードとに基づいて決定する決定手段と、データ作成手段が作成した第1要請データを、決定手段が決定したデータ送信先に送信する送信手段と、を備える。連絡先テーブルに、複数の連絡先のそれぞれに紐付けて、使用言語を特定するための言語情報が登録される。記憶手段に、故障コードの内容が複数の言語で登録された故障コードテーブルが記憶される。データ作成手段は、決定手段が決定したデータ送信先において、受信手段が受信した故障データの内容が当該データ送信先に対応の使用言語で報知されるように、第1要請データを作成する。
この発明に係る通信装置は、昇降機で発生した故障を表す故障コードを受信する受信手段と、受信手段が故障コードを受信すると、保守員の派遣を要請するための第1要請データを作成するデータ作成手段と、複数の連絡先が優先順位とともに登録された連絡先テーブルが記憶された記憶手段と、第1要請データを送信するためのデータ送信先を、連絡先テーブルに登録された複数の連絡先の中から優先順位と受信手段が受信した故障コードとに基づいて決定する決定手段と、データ作成手段が作成した第1要請データを、決定手段が決定したデータ送信先に送信する送信手段と、を備える。連絡先テーブルに、複数の連絡先のそれぞれに紐付けて、使用言語を特定するための言語情報が登録される。データ作成手段は、決定手段が決定したデータ送信先において、当該データ送信先に対応の使用言語で報知が行われるように、第1要請データを作成する。
この発明に係る通信装置は、昇降機で発生した故障を表す故障コードを受信する受信手段と、受信手段が故障コードを受信すると、保守員の派遣を要請するための第1要請データを作成するデータ作成手段と、複数の連絡先が優先順位とともに登録された連絡先テーブルが記憶された記憶手段と、第1要請データを送信するためのデータ送信先を、連絡先テーブルに登録された複数の連絡先の中から優先順位と受信手段が受信した故障コードとに基づいて決定する決定手段と、データ作成手段が作成した第1要請データを、決定手段が決定したデータ送信先に送信する送信手段と、を備える。決定手段は、復旧作業中に特定の条件が成立すると、連絡先テーブルに登録された複数の連絡先のうち送信手段が第1要請データを送信したデータ送信先を除く連絡先の中から第2データ送信先を決定する。送信手段は、復旧作業の応援を要請するための第2要請データを、決定手段が決定した第2データ送信先に送信する。

Claims (9)

  1. 昇降路を移動するかごと、
    前記かごを駆動する駆動装置と、
    前記駆動装置を制御する制御装置と、
    前記制御装置に接続された通信装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    故障を検出する故障検出手段と、
    前記故障検出手段が検出した故障に応じて故障コードを出力するコード出力手段と、
    を備え、
    前記通信装置は、
    前記コード出力手段から出力された故障コードを受信する受信手段と、
    前記受信手段が故障コードを受信すると、保守員の派遣を要請するための第1要請データを作成するデータ作成手段と、
    複数の連絡先が優先順位とともに登録された連絡先テーブルが記憶された記憶手段と、
    第1要請データを送信するためのデータ送信先を、前記連絡先テーブルに登録された前記複数の連絡先の中から優先順位に基づいて決定する決定手段と、
    前記データ作成手段が作成した第1要請データを、前記決定手段が決定したデータ送信先に送信する送信手段と、
    を備えたエレベーター装置。
  2. 前記決定手段は、
    前記受信手段が故障コードを受信すると、前記連絡先テーブルに登録された前記複数の連絡先の中で優先順位が最も高い第1連絡先をデータ送信先として決定し、
    前記第1連絡先に送信された第1要請データに対して保守員の派遣が行われない場合に、前記連絡先テーブルに登録された前記複数の連絡先の中で優先順位が2番目に高い第2連絡先をデータ送信先として決定する請求項1に記載のエレベーター装置。
  3. 前記決定手段は、優先順位と前記受信手段が受信した故障コードとに基づいて、前記連絡先テーブルに登録された前記複数の連絡先の中からデータ送信先を決定する請求項1に記載のエレベーター装置。
  4. 前記連絡先テーブルに、前記複数の連絡先のそれぞれに紐付けて、使用言語を特定するための言語情報が登録され、
    前記記憶手段に、故障コードの内容が複数の言語で登録された故障コードテーブルが記憶され、
    前記データ作成手段は、前記決定手段が決定したデータ送信先において、前記受信手段が受信した故障データの内容が当該データ送信先に対応の使用言語で報知されるように、第1要請データを作成する請求項1から請求項3の何れか一項に記載のエレベーター装置。
  5. 前記故障コードテーブルに、前記連絡先テーブルに登録された言語情報からは特定できない使用言語でも故障コードの内容が登録された請求項4に記載のエレベーター装置。
  6. 前記連絡先テーブルに、前記複数の連絡先のそれぞれに紐付けて、使用言語を特定するための言語情報が登録され、
    前記データ作成手段は、前記決定手段が決定したデータ送信先において、当該データ送信先に対応の使用言語で報知が行われるように、第1要請データを作成する請求項1から請求項3の何れか一項に記載のエレベーター装置。
  7. 前記決定手段は、復旧作業中に特定の条件が成立すると、前記連絡先テーブルに登録された前記複数の連絡先のうち前記送信手段が第1要請データを送信したデータ送信先を除く連絡先の中から第2データ送信先を決定し、
    前記送信手段は、復旧作業の応援を要請するための第2要請データを、前記決定手段が決定した第2データ送信先に送信する請求項1から請求項6の何れか一項に記載のエレベーター装置。
  8. 前記送信手段は、復旧作業が開始されてから一定時間が経過すると、復旧作業の応援が必要か否かを問い合わせるための質問データを、前記送信手段が第1要請データを送信したデータ送信先に送信する請求項1から請求項6の何れか一項に記載のエレベーター装置。
  9. 昇降機で発生した故障を表す故障コードを受信する受信手段と、
    前記受信手段が故障コードを受信すると、保守員の派遣を要請するための第1要請データを作成するデータ作成手段と、
    複数の連絡先が優先順位とともに登録された連絡先テーブルが記憶された記憶手段と、
    第1要請データを送信するためのデータ送信先を、前記連絡先テーブルに登録された前記複数の連絡先の中から優先順位に基づいて決定する決定手段と、
    前記データ作成手段が作成した第1要請データを、前記決定手段が決定したデータ送信先に送信する送信手段と、
    を備えた通信装置。
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