JPWO2018012391A1 - Rfidタグの製造装置及びrfidタグの製造方法 - Google Patents

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Abstract

RFIDタグの製造装置は、複数のアンテナパターンを備えたアンテナ基材を第1方向に沿って搬送するアンテナ基材搬送部と、一方の主面にアンテナパターンと接続するための端子電極を有するRFIC素子の他方の主面にシール材を付したシール材付きRFIC素子を収容するテープを巻き回したロールから、シール材付きRFIC素子を供給するシール材付きRFIC素子搬送部と、供給されたシール材付きRFIC素子を、アンテナ基材の所定位置に搬送し、シール材付きRFIC素子をアンテナパターンに仮接着するプロッターと、仮接着されたシール材付きRFIC素子に圧力を加えて、シール材付きRFIC素子をアンテナパターンに本接着する加圧部と、を備える。

Description

本発明は、RFIDタグの製造装置及びRFIDタグの製造方法に関する。
RFIDタグには、様々なタイプが存在する。例えば、2つのアンテナ素子の間にRFIC素子が配置されて、ダイポール型RFIDタグが形成される。RFIDタグの製造方法として、アンテナパターンが形成されたベースフィルムに、ストラップ型の接着層付きRFIC素子を貼り付けるロールツーロール処理とピックアンドプレース処理などの工程が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ロールツーロール処理では、RFIC素子を搭載したベースフィルムと、アンテナパターンを設けたベースフィルムとを接触するように対向させ、各ベースフィルム間で直接にRFIC素子をアンテナパターンに貼り付けている。また、ピックアンドプレース処理では、面状に配置されたRFICをピックアップし、面状に配置されたアンテナパターンに配置している。
特開2014−160515号公報
しかし、ロールツーロール処理のみによってRFIDタグを製造する場合、ベースフィルムへのRFIC素子の搭載精度を維持するのが困難であった。また、それぞれのベースフィルムにはテンションがかかっており、それぞれの伸びが生じやすかった。つまり、ロールツーロール処理では、RFIC素子とアンテナパターンとの位置合わせの精度が低く、生産性が悪いという問題があった。RFIDタグはアンテナ形状が多岐にわたるので、少量・多品種の生産をおこなう必要がある。この製造方法では、品種変更の際に全てのベースフィルムとアンテナパターンのロール状部材を入れ替えて搭載位置を調整する必要があり、生産性が悪くなっていた。
また、ピックアンドプレース処理のみによってRFIDタグを製造する場合、プレースだけで本接着を行うために多大な時間がかかっていた。また、ピックアンドプレース処理のみでは、ピックアンドプレース機の固定部からヘッド部までが長く、かつXYZ方向に自由に可動でき可動範囲が大きい。そのため、搭載機のヘッド及びアーム部の構造強度維持する必要があり使用部材の重量が重くなってしまう。このため高速でヘッド及びアームを移動させた後の慣性力によりヘッドの先端部が完全に静止するまでに時間がかかるので、搭載速度が遅くなることや、搭載ヘッドの振動により搭載精度が落ちるという問題があった。このため、生産性の向上や生産設備の低コスト化に限界があるという問題があった。
本発明の目的は、改善された生産性を有するRFIDタグの製造装置及びRFIDタグの製造方法を提供することである。
本発明に係るRFIDタグの製造装置は、複数のアンテナパターンを備えたアンテナ基材を第1方向に沿って搬送するアンテナ基材搬送部と、
一方の主面に前記アンテナパターンと接続するための端子電極を有するRFIC素子の他方の主面にシール材を付したシール材付きRFIC素子を収容するテープを巻き回したロールから、前記シール材付きRFIC素子を供給するシール材付きRFIC素子搬送部と、
供給された前記シール材付きRFIC素子を、前記アンテナ基材の所定位置に搬送し、前記シール材付きRFIC素子を前記アンテナパターンに仮接着するプロッターと、
仮接着された前記シール材付きRFIC素子に圧力を加えて、前記シール材付きRFIC素子を前記アンテナパターンに本接着する加圧部と、
を備える。
本発明に係るRFIDタグの製造方法は、複数のアンテナパターンを備えたアンテナ基材を第1方向に沿って搬送する工程と、
一方の主面に前記アンテナパターンと接続するための端子電極を有するRFIC素子の他方の主面にシール材を付したシール材付きRFIC素子を収容するテープを巻き回したロールから、前記シール材付きRFIC素子を供給する工程と、
供給された前記シール材付きRFIC素子を、前記アンテナパターンの所定位置に搬送し、仮接着する工程と、
仮接着された前記シール材付きRFIC素子を、前記アンテナパターンに本接着する工程と、
を有する。
本発明に係るRFIDタグの製造装置及びRFIDタグの製造方法によれば、RFIDタグの製造にあたって、改善された生産性を得ることができる。
実施の形態1に係るRFIDタグの製造装置の構成を示す概略斜視図である。 図1のRFIDタグの製造装置を構成する一つのラベルディスペンサからシール材付きRFIC素子がアンテナパターンに搬送される様子を示す概略平面図である。 シール材付きRFIC素子を収容しているテープの概要を示す平面図である。 図3AのD−D方向に見た断面図である。 シール材付きRFIC素子の構成を示す概略斜視図である。 図4Aのシール材付きRFIC素子の平面図である。 RFIC素子の構成を示す概略断面図である。 図5AのRFIC素子の等価回路図である。 ラベルディスペンサからシール材付きRFIC素子を供給する様子を示す概略側面図である。 図6Aの部分拡大断面図である。 図2のA−A方向にみたシール材付きRFIC素子と吸着ヘッドとの部分断面図である。 図2のB−B方向にみたシール材付きRFIC素子と吸着ヘッドとの部分断面図である。 図2のC−C方向にみたシール材付きRFIC素子と吸着ヘッドとアンテナパターンとの部分断面図である。 アンテナパターンに仮接着されたシール材付きRFIC素子を示す部分断面図である。 シール材付きRFIC素子がアンテナパターンに本接着されたRFIDタグを示す部分断面図である。 実施の形態2に係るRFIDタグの製造装置を構成する一つのラベルディスペンサからシール材付きRFIC素子がアンテナパターンに搬送される様子を示す概略平面図である。 図9のE−E方向にみたシール材付きRFIC素子と吸着ヘッドとの部分断面図である。 図9のF−F方向にみたシール材付きRFIC素子と吸着ヘッドとの部分断面図である。 図9のG−G方向にみたシール材付きRFIC素子と吸着ヘッドとアンテナパターンとの部分断面図である。 アンテナパターンに仮接着されたシール材付きRFIC素子を示す部分断面図である。 シール材付きRFIC素子がアンテナパターンに本接着されたRFIDタグを示す部分断面図である。
第1の態様に係るRFIDタグの製造装置は、複数のアンテナパターンを備えたアンテナ基材を第1方向に沿って搬送するアンテナ基材搬送部と、
一方の主面に前記アンテナパターンと接続するための端子電極を有するRFIC素子の他方の主面にシール材を付したシール材付きRFIC素子を収容するテープを巻き回したロールから、前記シール材付きRFIC素子を供給するシール材付きRFIC素子搬送部と、
供給された前記シール材付きRFIC素子を、前記アンテナパターンの所定位置に搬送し、前記シール材付きRFIC素子を前記アンテナパターンに仮接着するプロッターと、
仮接着された前記シール材付きRFIC素子に圧力を加えて、前記シール材付きRFIC素子を前記アンテナパターンに本接着する加圧部と、
を備える。
上記構成によれば、RFIDタグの製造にあたって、改善された生産性を得ることができる。
第2の態様に係るRFIDタグの製造装置は、上記第1の態様の構成において、前記プロッターは、供給された前記シール材付きRFIC素子を、前記第1方向に交差する第2方向に沿って前記アンテナ基材の所定位置に搬送する1軸型プロッターであってもよい。
第3の態様に係るRFIDタグの製造装置は、上記第2の態様の構成において、前記第1方向に沿って配置された、複数の前記1軸型プロッターを備えてもよい。
第4の態様に係るRFIDタグの製造装置は、上記第2又は第3の態様の構成において、前記1軸型プロッターは、前記シール材付きRFIC素子を吸着及び脱離可能であって、前記シール材付きRFIC素子を前記第2方向に搬送可能な、吸着ヘッドを有してもよい。
第5の態様に係るRFIDタグの製造装置は、上記第4の態様の構成において、前記吸着ヘッドは、前記シール材付きRFIC素子の中心より前記第1方向の進行方向の側で前記シール材付きRFIC素子を吸着し、前記第2方向に搬送する位置に配置されていてもよい。
第6の態様に係るRFIDタグの製造方法は、複数のアンテナパターンを備えたアンテナ基材を第1方向に沿って搬送する工程と、
一方の主面に前記アンテナパターンと接続するための端子電極を有するRFIC素子の他方の主面にシール材を付したシール材付きRFIC素子を収容するテープを巻き回したロールから、前記シール材付きRFIC素子を供給する工程と、
供給された前記シール材付きRFIC素子を、前記アンテナパターンの所定位置に搬送し、仮接着する工程と、
仮接着された前記シール材付きRFIC素子を、前記アンテナパターンに本接着する工程と、
を有する。
第7の態様に係るRFIDタグの製造方法は、上記第6の態様の構成において、前記シール材付きRFIC素子を前記アンテナパターンの所定位置に仮接着する工程において、前記シール材付きRFIC素子を、前記第1方向に交差する第2方向に沿って搬送してもよい。
第8の態様に係るRFIDタグの製造方法は、上記第7の態様の構成において、前記シール材付きRFIC素子を前記アンテナパターンの所定位置に仮接着する工程において、前記第1方向に沿って離間して配置された複数の1軸型プロッターによって前記シール材付きRFIC素子を、前記第1方向に交差する第2方向に沿って搬送してもよい。
第9の態様に係るRFIDタグの製造方法は、上記第7又は第8の態様の構成において、前記シール材付きRFIC素子を前記アンテナパターンの所定位置に仮接着する工程において、前記シール材付きRFIC素子を脱離可能に吸着し、前記第2方向に搬送してもよい。
第10の態様に係るRFIDタグの製造方法は、上記第9の態様の構成において、前記シール材付きRFIC素子を前記アンテナパターンの所定位置に仮接着する工程において、前記シール材付きRFIC素子の中心より前記第1方向の進行方向の側で前記シール材付きRFIC素子を吸着し、前記第2方向に搬送してもよい。
第11の態様に係るRFIDタグの製造方法は、上記第6から第10のいずれかの態様の構成において、前記アンテナ基材は、前記複数のアンテナパターンを有するベースフィルムであってもよい。
第12の態様に係るRFIDタグの製造方法は、上記第11の態様の構成において、ベースフィルムロールから前記ベースフィルムを連続的に供給するとともに、前記シール材付きRFIC素子が本接着された前記ベースフィルムをロール状に回収してもよい。
第13の態様に係るRFIDタグの製造方法は、上記第6から第10のいずれかの態様の構成において、前記アンテナ基材は、紙であってもよい。
第14の態様に係るRFIDタグの製造方法は、上記第13の態様の構成において、前記紙にはあらかじめ所定表示を印字しておいてもよい。
以下、実施の形態に係るRFIDタグの製造装置及びRFIDタグの製造方法について、添付図面を参照しながら説明する。なお、図面において実質的に同一の部材については同一の符号を付している。
(実施の形態1)
<RFIDタグの製造装置>
図1は、実施の形態1に係るRFIDタグの製造装置20の構成を示す概略斜視図である。図2は、図1のRFIDタグの製造装置20を構成する一つのラベルディスペンサ11aからシール材付きRFIC素子2がアンテナパターン15に搬送される様子を示す概略平面図である。
実施の形態1にRFIDタグの製造装置20は、アンテナ基材搬送部13と、シール材付きRFIC素子搬送部11a、11b、11cと、1軸型プロッター17a、17b、17cと、加圧部16と、を備える。アンテナ基材搬送部13は、供給ロールであって、複数のアンテナパターン15を備えたアンテナ基材14を第1方向(x方向)に沿って搬送する。シール材付きRFIC素子搬送部11a、11b、11cは、ラベルディスペンサであって、一方の主面にアンテナパターン15と接続するための端子電極5a、5bを有するRFIC素子5の他方の主面にシール材4を付したシール材付きRFIC素子2を収容するテープ3を巻き回したロールから、シール材付きRFIC素子2を供給する。また、1軸型プロッター17a、17b、17cによって、供給されたシール材付きRFIC素子2を、第1方向に交差する第2方向(y方向)に沿ってアンテナパターン15の所定位置に搬送し、シール材付きRFIC素子2をアンテナパターン15に仮接着する。加圧部16は、例えば、押さえロールであって、仮接着されたシール材付きRFIC素子2に圧力を加えて、シール材付きRFIC素子2をアンテナパターン15に本接着する。
このRFIDタグの製造装置20によれば、アンテナパターン15を第1方向(x方向)に搬送し、シール材付きRFIC素子2を第2方向(y方向)に搬送し、シール材付きRFIC素子2をアンテナパターン15に接着している。つまり、アンテナパターン15の第1方向(x方向)への移動と、シール材付きRFIC素子2の第2方向(y方向)への移動との互いに交差する方向への移動を組み合わせている。これによって、RFIDタグの製造にあたって、改善された生産性を得ることができる。具体的には、ピックアンドプレース処理の場合よりも高速に、且つ、十分な精度でRFIC素子5とアンテナパターン15との位置合わせを行うことができる。これは可動する吸着ヘッド18を保持する1軸型プロッター17a、17b、17cのアーム部は固定され、吸着ヘッド18だけが可動することで吸着ヘッド18を軽量にできるからである。また可動装置(ローラーベルトなどで、吸着ヘッド18を可動させる)と吸着ヘッド18のシール材付きRFIC素子2との距離が短いので、吸着ヘッド移動直後の慣性力による吸着ヘッド18の振動が小さくなり、吸着ヘッド18を高速で移動させた時の搭載位置精度が高くなる。なお、このRFIDタグの製造装置20は、基本的な構成はロールツーロール処理であるが、ピックアンドプレース処理を一部組み合わせてRFIC素子5とアンテナパターン15との位置合わせの精度を高めている。
以下に、このRFIDタグの製造装置20を構成する構成部材について説明する。
<アンテナ基材搬送部>
アンテナ基材搬送部13は、例えば、供給ロール13であって、複数のアンテナパターン15を形成したアンテナ基材(ベースフィルム)14を第1方向(x方向)に沿って搬送する。
<アンテナ基材(ベースフィルム)及びアンテナパターン>
アンテナ基材であるベースフィルム14は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)や紙などの可撓性を有する部材で構成されている。一方の主面には銅箔やアルミ箔等によるアンテナパターン15が設けられている。アンテナ基材(ベースフィルム)14には、あらかじめ所定表示が印字してもよい。
なお、アンテナ基材14は、空気透過性に優れた構造又は材質であってもよい。例えば、メッシュ構造あるいは穴あき構造であってもよい。また、空気透過性に優れる紙、布等であってもよい。アンテナ基材14を空気透過性に優れた構造又は材質とすることでエア噛みを抑制できる。
アンテナパターン15は、例えば、矩形形状であってもよい。あるいは、ミアンダ状に形成されていてもよい。実施の形態1では、2つのアンテナパターン15a、15bの間にRFIC素子5を搭載してダイポール型のRFIDタグを構成する。また、アンテナパターン15は、導電性インク(たとえばAg)を印刷して形成してもよい。なお、アンテナ基材(ベースフィルム)14は、フィルム状の連続したものに限らず、個別のものであってもよい。たとえば、個々の化粧箱等の非フィルム状の物品にアンテナパターンが印刷してあるものであってもよい。
<シール材付きRFIC素子搬送部>
シール材付きRFIC素子搬送部11a、11b、11cは、例えば、ラベルディスペンサである。このラベルディスペンサ11a、11b、11cによって、一方の主面にアンテナパターン15と接続するための端子電極5a、5bを有するRFIC素子5の他方の主面にシール材4を付したシール材付きRFIC素子2を収容するテープ3から、シール材付きRFIC素子2を供給する。
<テープ>
図3Aは、シール材付きRFIC素子2を収容しているテープ3の概要を示す平面図である。図3Bは、図3AのD−D方向に見た断面図である。テープ3は、一方の主面に複数の有底の収容穴3aを有する帯状の部材である。複数の収容穴3aは、テープ3の長手方向に沿って設けられている。収容穴3aの配置間隔は、例えば、等間隔である。収容穴3aは、平面視においてRFIC素子5を完全に収容するとともに、RFIC素子5の周囲に例えば0.1〜2mm程度の隙間が空くように、RFIC素子5よりもやや大きなサイズを有する。ここで、「平面視」とは、図1に示す方向から見た状態をいう。テープ3は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)や紙などの可撓性を有する部材で構成されている。テープ3の厚さは、例えば、50〜800μmである。本実施の形態1において、収容穴3aの深さは、RFIC素子5の厚みと同等である。テープ3の幅方向の両端部には、テープ3の長手方向に沿って複数の送り穴3bが設けられている。また、収容穴3aの底部にRFIC素子5を入れてからシール材4でRFIC素子5を固定するまで、一時的にRFIC素子5を吸引固定するための吸引穴が開いていてもよい。
<シール材付きRFIC素子>
シール材付きRFIC素子2は、RFIC素子5に貼り付けるためのシール材4を付して構成されている。シール材付きRFIC素子2のうち、RFIC素子5は、収容穴3aに収容されるとともに、シール材4の粘着層4aに接着されている。
<シール材>
図4Aは、シール材付きRFIC素子2の構成を示す概略斜視図である。図4Bは、図4Aのシール材付きRFIC素子2の平面図である。
シール材4は、一方の主面に粘着層4aを有している。粘着層4aは、例えば、シール材4の一方の主面の全体に形成されている。シール材4は、例えば、RFIC素子5の第1端子電極5a及び第2端子電極5bを設けていない面を覆って設けられている。
シール材4は、テープ3の各収容穴3aに粘着層4aが露出するように、テープ3の一方の主面に貼り付けられている。テープ3の一方の主面には、シール材4を剥がしやすくする離型処理が施されている。本実施の形態1において、シール材4は、収容穴3aを完全に覆うことができるように、収容穴3aよりもサイズが大きく形成されている。
シール材4をアンテナパターン15a、15bに貼り付けることによって、接続対象物の一例であるアンテナパターン15a、15bとRFIC素子5の端子電極5a、5bとの電気的接続を保持する。つまり、本実施形態において、シール材は、RFIC素子を保持しこれをアンテナ基材に取り付けるための部材であり、シール材自体に配線パターン等の電気回路が設けられているわけではない。
また、シール材4は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリビニルブチラール(PVB)、紙などの可撓性及び弾性を有する部材により構成されている。シール材4の厚さは、例えば、20〜200μmである。
シール材4を紙とすることによって、RFIDタグを構成した場合のエア噛みを抑制できる。
なお、シール材4は、図4A、図4Bでは楕円形状で示したが、これに限られず、矩形形状、円形状、等の様々な形状であってもよい。
<RFIC素子>
図5Aは、図4AのRFIC素子5の構成を示す概略断面図である。図5Bは、図5AのRFIC素子5の等価回路図である。
RFIC素子5は、UHF帯のRFIDシステムに利用されるタグICであり、例えば、RFICチップを封止したパッケージやストラップである。また、RFIC素子5は、図4Aに示すように、シール材4の粘着層4aに固定される固定面とは反対側の面に第1端子電極5a及び第2端子電極5bを有する。RFIC素子5の高さ(厚さ)は、例えば、50μm〜1mmである。RFIC素子5はあらかじめソースタギングされている。
RFIC素子5は、図5Aに示すように、RFICチップ21と、導電性接合材22及び端子電極23を介してRFICチップ21と接続された多層基板25とを備える。RFICチップ21は封止樹脂24で封止されている。また、多層基板25には、L1及びL2等のインダクタ用パターン及びC1、C2等のキャパシタ用パターンからなる給電回路が内蔵されている。CICは、RFICチップ21の浮遊容量である。給電回路によって共振回路が形成されており、その共振周波数はキャリア周波数に対応する。このように給電回路を設けることによって、アンテナパターン15の電気長が変化してもキャリア周波数の中心周波数は大きく変化しないようにすることができる。つまり、初期状態でのアンテナパターン15a、15bの電気長を最大利得状態(λ/2)にあわせておけば、アンテナパターン15a、15bの電気長が若干変化しても通信可能距離が低下するだけで、同じキャリア周波数で読み取りは可能である。
<1軸型プロッター(プロッター)>
図2に示すように、1軸型プロッター17aによって、供給されたシール材付きRFIC素子2を、第1方向(x方向)に交差する第2方向(y方向)に沿ってアンテナパターン15の所定位置に搬送する。具体的には、シール材付きRFIC素子2を2つのアンテナパターン15a、15bの間に搬送する。その後、シール材付きRFIC素子2をアンテナパターン15に仮接着する。
なお、ここで「仮接着」とは、シール材付きRFIC素子2を2つのアンテナパターン15a、15bの間に仮固定された状態である。例えば、外力を加えると、シール材付きRFIC素子2が2つのアンテナパターン15a、15bの間から移動する状態と定義できる。具体的には、RFIC素子5を覆うシール材4の一部がアンテナパターン15、またはアンテナパターン15周辺のアンテナ基材14と付着している状態であってもよい。この仮接着状態では、RFIC素子5の端子電極5a、5bとアンテナパターン15a、15bとが必ずしも電気的に接続していなくてもよい。例えば、一軸型プロッター17aによって、シール材4をアンテナパターン15に接触させてシール材付きRFIC素子2をアンテナパターン15に仮接着させることができる。
なお、1軸型プロッター17aは、1台に限られない。例えば、第1方向(x方向)に沿って配置された、複数の1軸型プロッター17a、17b、17cを備えてもよい。アンテナ基材(ベースフィルム)14上のアンテナパターン15の列数にあわせて、複数の1軸型プロッター17a、17b、17cをベースフィルム14の搬送方向に沿って複数配置することが好ましい。これによって処理速度の向上を図ることができ、より高速にRFIDタグ10を製造できる。
また、1軸型プロッター17a、17b、17cは、シール材付きRFIC素子2を吸着及び脱離可能であって、シール材付きRFIC素子2を第2方向(y方向)に搬送可能な、吸着ヘッド18を有してもよい。吸着ヘッド18は、例えば、中心の吸気口によってシール材付きRFIC素子2を吸着させることができる。吸着ヘッド18は、y方向及びz方向に移動可能である。また、吸着ヘッド18は、z軸について回転可能であってもよい。これによって、ラベルディスペンサ11a、11b、11cによるシール材付きRFIC素子2の搬送方向がxy面内のいずれの方向であっても、吸着ヘッド18をz軸について回転させることで、シール材付きRFIC素子2を所望の方向に配置できる。
なお、必要に応じて1軸型プロッターに代えて、x方向及びy方向に移動可能な2軸型プロッターを用いてもよい。あるいは他のプロッターであってもよい。
<加圧部>
加圧部16は、例えば、押さえロール16であって、仮接着されたシール材付きRFIC素子2に圧力を加えて、シール材付きRFIC素子2をアンテナパターン15a、15bに本接着する。
ここで、「本接着」とは、上記「仮接着」に対応するものであって、シール材付きRFIC素子2を2つのアンテナパターン15a、15bの間に固定された状態である。例えば、仮接着の場合には移動する程度の外力を加えても、シール材付きRFIC素子2が2つのアンテナパターン15a、15bの間から移動しない状態と定義できる。
これによって、図5Aに示すように、RFIC素子5の第1端子電極をアンテナパターン15aに接続し、第2端子電極5bをアンテナパターン15bに接続して、RFIDタグ10を構成することができる。
なお、加圧部16は、押さえロールに限られず、一軸型のプレス部であってもよい。
<RFIDタグの製造方法>
実施の形態1に係るRFIDタグの製造方法は、以下の工程を有している。
(1)複数のアンテナパターン15を備えたアンテナ基材14を第1方向(x方向)のライン19aに沿って搬送する(図1、図2)。
なお、アンテナ基材14の搬送は連続的におこなってもよく、あるいは、仮接着の箇所、本接着の箇所まで移動後、停止するバッチ処理としてもよい。
(2)一方の主面にアンテナパターン15と接続するための端子電極5a、5bを有するRFIC素子5の他方の主面にシール材4を付したシール材付きRFIC素子2を収容するテープ3を巻き回したロールから、シール材付きRFIC素子2を供給する。図6Aは、ラベルディスペンサ11aからシール材付きRFIC素子2を供給する様子を示す概略側面図である。
図6Bは、図6Aの部分拡大断面図である。図6A及び図6Bに示すように、シール材付きRFIC素子2を収容するテープ3から、1軸型プロッター17aの吸着ヘッド18によってシール材付きRFIC素子2をピックアップする。図6Bに示すように、ピックアップ時には、テープ3を曲げて、テープ3からシール材付きRFIC素子2が離型しやすくしている。
なお、図6Bに示すように、吸着ヘッド18aは、シール材付きRFIC素子2の中心からy方向にシフトした箇所で吸着してもよい。このように中心からy方向にシフトした箇所で吸着することでテープ3からシール材付きRFIC素子2をシール材4のエッジ部から剥離していく引き剥がし方になるので、高速で剥離する時の剥離性が向上し、シール材付きRFIC素子2ピックアップしやすくなる。
図7Aは、図2のA−A方向にみたシール材付きRFIC素子2と吸着ヘッド18との部分断面図である。図7Bは、図2のB−B方向にみたシール材付きRFIC素子2と吸着ヘッド18との部分断面図である。図7A及び図7Bに示すように、吸着ヘッド18は、シール材付きRFIC素子2のほぼ中心を吸着している。
(3)供給されたシール材付きRFIC素子を、第1方向(x方向)に交差する第2方向(y方向)に沿って搬送し、アンテナパターン15a、15bの所定位置に仮接着する。
図8Aは、図2のC−C方向にみたシール材付きRFIC素子2と吸着ヘッド18とアンテナパターン15a、15bとの部分断面図である。図8Bは、アンテナパターン15a、15bに仮接着されたシール材付きRFIC素子2を示す部分断面図である。図8A及び図8Bに示すように、吸着ヘッド18でシール材付きRFIC素子2を吸着して、第2方向(y方向(負方向))に搬送し、2つのアンテナパターン15a、15bの間に配置する。次いで、鉛直下方(z方向(負方向))に移動させて、RFIC素子5の第1端子電極5aをアンテナパターン15aに接触させ、第2端子電極5bをアンテナパターン15bに接触させて、吸着ヘッド18からシール材付きRFIC素子2を脱離する。その後、シール材4によってシール材付きRFIC素子2を2つのアンテナパターン15a、15bの間に仮接着する。
なお、吸着ヘッド18からシール材付きRFIC素子2を脱離しただけではシール材4はアンテナパターン15に軽く載っているだけ(仮固定状態:仮接着)で、シール材付きRFIC素子2をアンテナパターン15a、15bの上にしっかりと本接着できていない。また、仮接着状態では、RFIC素子5の第1端子電極5aとアンテナパターン15aとの間に隙間があったり、第2端子電極5bとアンテナパターン15b間に隙間があるなど電気的に接続出来ていない場合もある。このため、その後に本接着する必要がある。
(4)仮接着されたシール材付きRFIC素子2を、アンテナパターン15a、15bに本接着する。具体的には、仮接着されたシール材付きRFIC素子2を押さえロール16にて押さえつけ、本接着(シーリング)する。本接着は、仮接着の場所とは異なる場所で行われる。具体的には、アンテナパターン15a、15bの搬送方向であるx方向に沿って離間した2箇所で仮接着と本接着とが行われる。そこで、仮接着と本接着とを別個に行うことができるので、生産性を向上させることができる。
このとき、本接着時のエア噛みを防止するため、シール材4は、空気透過性に優れる構造又は材質のものが好ましい。例えば、メッシュ構造あるいは穴あき構造、紙、布等の空気透過性に優れる材質のものが好ましい。さらにアンテナ基材(ベースフィルム)14も、空気透過性に優れる構造又は材質のものが好ましい。例えば、紙等が好ましい。なお、シール材4及びアンテナ基材(ベースフィルム)14の両方が樹脂系(例えば、PET樹脂)の場合、本接着時にエア噛みを防止するため、アンテナ基材(ベースフィルム)14にエア抜き用穴を形成しておくことが好ましい。
以上によって、RFIC素子5のアンテナパターン15a、15bに帯する搭載位置精度を確保しつつも、生産性良く、かつ、安価に、RFIDタグ10を製造できる。RFIDタグ10は、例えば、900MHz帯を通信周波数とするRFIDタグであってもよい。
(実施の形態2)
図9は、実施の形態2に係るRFIDタグの製造装置20aを構成する一つのラベルディスペンサ11aからシール材付きRFIC素子2がアンテナパターン15の上に搬送される様子を示す概略平面図である。図10Aは、図9のE−E方向にみたシール材付きRFIC素子2と吸着ヘッド18との部分断面図である。図10Bは、図9のF−F方向にみたシール材付きRFIC素子2と吸着ヘッド18との部分断面図である。図11Aは、図9のG−G方向にみたシール材付きRFIC素子2と吸着ヘッド18とアンテナパターン15a、15bとの部分断面図である。図11Bは、アンテナパターン15a、15bに仮接着されたシール材付きRFIC素子2を示す部分断面図である。図11Cは、シール材付きRFIC素子2がアンテナパターン15a、15bに本接着されたRFIDタグ10を示す部分断面図である。
実施の形態2に係るRFIDタグの製造装置20aは、実施の形態1に係るRFIDタグの製造装置と対比すると、図9及び図10Bに示すように、1軸型プロッター17aの吸着ヘッド18を配置している箇所が相違している。具体的には、吸着ヘッド18は、シール材付きRFIC素子2の中心より第1方向(x方向)の進行方向の側でシール材付きRFIC素子2を吸着し、第2方向(y方向)に搬送する位置に配置されている。
実施の形態2に係るRFIDタグの製造方法は、実施の形態1に係るRFIDタグの製造方法と対比すると、シール材付きRFIC素子2をアンテナパターン15a、15bの所定位置に仮接着する工程において、シール材付きRFIC素子2を吸着する箇所が相違している。具体的には、シール材付きRFIC素子2の中心より第1方向(x方向)の進行方向の側でシール材付きRFIC素子2を吸着し、第2方向(y方向)に搬送する点で相違する。
上記のように、シール材付きRFIC素子2の中心より第1方向(x方向)の進行方向の側でシール材付きRFIC素子2を吸着することによって、シール材付きRFIC素子2の仮接着が容易になる。つまり、シール材付きRFIC素子2を吸着ヘッド18で吸着しながらアンテナパターン15a、15bの上に搬送した際に、シール材付きRFIC素子2が傾斜する。その結果、第1方向(x方向)の進行方向と反対側でシール材4がアンテナパターン15aと接触する。その後、鉛直下方(z方向(負方向))に移動させて、RFIC素子5の第1端子電極5aをアンテナパターン15aに接触させ、第2端子電極5bをアンテナパターン15bに接触させて、吸着ヘッド18からシール材付きRFIC素子2を脱離する。これによって、シール材4があらかじめアンテナパターン15aと接触しているのでシール材4による仮接着をより容易に行うことができる。
なお、ラベルディスペンサ11aからシール材付きRFIC素子2を吸着ヘッド18でピックアップする際に、シール材付きRFIC素子2の中心より第1方向(x方向)の進行方向の側で吸着することで安定して吸着できる。つまり、シール材4の粘着層4aは、中心より第1方向(x方向)の進行方向の側でテープ3から離型し始める。そこで、吸着ヘッド18によるシール材付きRFIC素子2の吸着を安定させることができる。
また、シール材付きRFIC素子2の中心より第1方向(x方向)の進行方向の側で吸着しているので、吸着している箇所の下部にシール材4の粘着層4aが存在している。そこで、シール材付きRFIC素子2の仮接着の際に吸着ヘッド18を鉛直下方に移動させて、シール材4をアンテナパターン15、またはアンテナパターン15周辺のアンテナ基材14により確実に接着させることができる。
なお、本開示においては、前述した様々な実施の形態及び/又は実施例のうちの任意の実施の形態及び/又は実施例を適宜組み合わせることを含むものであり、それぞれの実施の形態及び/又は実施例が有する効果を奏することができる。
本発明に係るRFIDタグの製造装置及びRFIDタグの製造方法によれば、RFIDタグの製造にあたって、改善された生産性を得ることができる。
2 シール材付きRFIC素子
3 テープ
3a 収容穴
3b 送り穴
4 シール材
4a 粘着層
5 RFIC素子
5a 第1端子電極
5b 第2端子電極
5c 基板(多層基板)
10 RFIDタグ
11a、11b、11c ラベルディスペンサ
12 供給ロール
13 供給ロール
14 ベースフィルム(アンテナ基材)
15 アンテナパターン
15a アンテナパターン(第1放射素子)
15b アンテナパターン(第2放射素子)
16 押さえロール
17 一軸型プロッター(プロッター)
18、18a 吸着ヘッド
19a、19b、19c ライン
20、20a RFIDタグ製造装置
21 RFICチップ
22 導電性接合材
23 端子電極
24 封止樹脂
25 多層基板

Claims (14)

  1. 複数のアンテナパターンを備えたアンテナ基材を第1方向に沿って搬送するアンテナ基材搬送部と、
    一方の主面に前記アンテナパターンと接続するための端子電極を有するRFIC素子の他方の主面にシール材を付したシール材付きRFIC素子を収容するテープを巻き回したロールから、前記シール材付きRFIC素子を供給するシール材付きRFIC素子搬送部と、
    供給された前記シール材付きRFIC素子を、前記アンテナパターンの所定位置に搬送し、前記シール材付きRFIC素子を前記アンテナパターンに仮接着するプロッターと、
    仮接着された前記シール材付きRFIC素子に圧力を加えて、前記シール材付きRFIC素子を前記アンテナパターンに本接着する加圧部と、
    を備えた、RFIDタグの製造装置。
  2. 前記プロッターは、供給された前記シール材付きRFIC素子を、前記第1方向に交差する第2方向に沿って前記アンテナ基材の所定位置に搬送する1軸型プロッターである、請求項1に記載のRFIDタグの製造装置。
  3. 前記第1方向に沿って配置された、複数の前記1軸型プロッターを備える、請求項2に記載のRFIDタグの製造装置。
  4. 前記1軸型プロッターは、前記シール材付きRFIC素子を吸着及び脱離可能であって、前記シール材付きRFIC素子を前記第2方向に搬送可能な、吸着ヘッドを有する、請求項2又は3に記載のRFIDタグの製造装置。
  5. 前記吸着ヘッドは、前記シール材付きRFIC素子の中心より前記第1方向の進行方向の側で前記シール材付きRFIC素子を吸着し、前記第2方向に搬送する位置に配置されている、請求項4に記載のRFIDタグの製造装置。
  6. 複数のアンテナパターンを備えたアンテナ基材を第1方向に沿って搬送する工程と、
    一方の主面に前記アンテナパターンと接続するための端子電極を有するRFIC素子の他方の主面にシール材を付したシール材付きRFIC素子を収容するテープを巻き回したロールから、前記シール材付きRFIC素子を供給する工程と、
    供給された前記シール材付きRFIC素子を、前記アンテナパターンの所定位置に搬送し、仮接着する工程と、
    仮接着された前記シール材付きRFIC素子を、前記アンテナパターンに本接着する工程と、
    を有する、RFIDタグの製造方法。
  7. 前記シール材付きRFIC素子を前記アンテナパターンの所定位置に仮接着する工程において、前記シール材付きRFIC素子を、前記第1方向に交差する第2方向に沿って搬送する、請求項6に記載のRFIDタグの製造方法。
  8. 前記シール材付きRFIC素子を前記アンテナパターンの所定位置に仮接着する工程において、前記第1方向に沿って離間して配置された複数の1軸型プロッターによって前記シール材付きRFIC素子を、前記第1方向に交差する第2方向に沿って搬送する、請求項7に記載のRFIDタグの製造方法。
  9. 前記シール材付きRFIC素子を前記アンテナパターンの所定位置に仮接着する工程において、前記シール材付きRFIC素子を脱離可能に吸着し、前記第2方向に搬送する、請求項7又は8に記載のRFIDタグの製造方法。
  10. 前記シール材付きRFIC素子を前記アンテナパターンの所定位置に仮接着する工程において、前記シール材付きRFIC素子の中心より前記第1方向の進行方向の側で前記シール材付きRFIC素子を吸着し、前記第2方向に搬送する、請求項9に記載のRFIDタグの製造方法。
  11. 前記アンテナ基材は、前記複数のアンテナパターンを有するベースフィルムである、請求項6から10のいずれか一項に記載のRFIDタグの製造方法。
  12. ベースフィルムロールから前記ベースフィルムを連続的に供給するとともに、前記シール材付きRFIC素子が本接着された前記ベースフィルムをロール状に回収する、請求項11に記載のRFIDタグの製造方法。
  13. 前記アンテナ基材は、紙である、請求項6から10のいずれか一項に記載のRFIDタグの製造方法。
  14. 前記紙にはあらかじめ所定表示を印字しておく、請求項13に記載のRFIDタグの製造方法。
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