JP2006156483A - 部品実装システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 リードフレームなどの帯状ワークのワーク幅方向に離隔する複数の被マウント箇所にテープ状部品をマウントする部品実装システムのインデックス向上を図る。
【解決手段】 ワーク1の任意の被マウント箇所Q1、Q2に、ワーク搬送機構2の上方に配置された部品供給ユニット40とピックアップユニット50でテープ状部品13を単品ずつマウントするシステムで、両ユニット40、50をワーク搬送装置2の上方の所定の高さ位置でワーク幅方向に定ストロークS4で往復移動させ、この移動にオーバーラップさせて部品供給ユニット40でピックアップ箇所Pに単品のテープ状部品13を供給し、この部品をピックアップユニット50の作業ヘッド51で吸着してワーク1上へとマウントする。
【選択図】図1

Description

本発明は、リードフレームなどのワーク上にTABテープなどのテープ状部品を単品ずつ順にマウントする部品実装システムに関する。
TAB(Ttape Automated Bonding)テープを用いた半導体製造装置として、長尺なTABテープを所定の長さで切断してワーク上にマウントする部品実装システムがある(例えば、特許文献1参照)。この部品実装システムの概要を、図5の平面図と図6の部分断面図に示し説明する。
リードフレームなどの帯状のワーク1は、ワーク搬送機構2の搬送台3上に水平に保持された状態で、ワーク長手方向に定ピッチずつ間欠送りされる。ワーク1上のワーク幅方向に並ぶ複数箇所、例えばワーク幅方向両端部の被マウント箇所Qm、Qnが図示の所定の作業ポジションに間欠送りされると、各被マウント箇所Qm、Qnにテープ状部品13が単品ずつ順にマウントされる。作業ポジションにおけるワーク搬送機構2の側方に部品供給ユニット10が配備され、ワーク搬送機構2の上方にピックアップユニット20が配備される。
部品供給ユニット10は、長尺なTABテープ(以下、テープ本体と称する)を巻回したテープロール11と、テープロール11から繰り出されたテープ本体12の先端部を保持するテープレール15と、テープ本体12の先端部を所定の長さで切断するテープ切断手段16を備える。テープレール15はワーク1より少し高い定位置にあり、テープレール15の先端部上にテープロール11からテープ本体12の先端部が繰り出されると、テープ切断手段16が上下動してテープ本体12の先端部を所定の長さで切断する。切断されたテープ本体12の先端部が、単品のテープ状部品13としてテープレール15の先端部上のピックアップ箇所Pmに残る。このテープ状部品13が、ピックアップユニット20の作業ヘッド21でピックアップされて、ワーク1へと移送される。
ピックアップユニット20は、ピックアップ箇所Pmとワーク1の各被マウント箇所Qm、Qnの間を適宜に移動する作業ヘッド21を備える。作業ヘッド21は、ピックアップ箇所Pmの真上の定位置から下降してピックアップ箇所Pmのテープ状部品13を真空吸着すると、上昇してピックアップ箇所Pmから単品のテープ状部品13をピックアップする。テープ状部品13をピックアップした作業ヘッド21は、ワーク1の上方へとワーク幅方向に平行移動し、ワーク1上の例えば一方の被マウント箇所Qmの真上に移動すると下降して、単品のテープ状部品13を被マウント箇所Qmにマウントする。このマウントが終了すると、作業ヘッド21が上昇動と水平移動をして、ピックアップ箇所Pmの真上の定位置まで自動復帰する。自動復帰した作業ヘッド21は、ピックアップ箇所Pmに新たに供給された単品のテープ状部品13をピックアップする。テープ状部品13をピックアップした作業ヘッド21は、ワーク1上の別の1箇所の被マウント箇所Qnへとワーク幅方向に移動して、ピックアップしたテープ状部品13を被マウント箇所Qnにマウントする。
ワーク上の2箇所の被マウント箇所Qm、Qnにテープ状部品13が単品ずつマウントされると、ワーク1が図5で上方向に定ピッチで間欠送りされて、次の2箇所の被マウント箇所が作業ポジションの部位に移動し、この新しい2箇所の被マウント箇所への部品マウント動作が繰り返し行われる。
特許第450636号(特開平10−261896号公報)
部品供給ユニット10におけるピックアップ箇所Pmへの部品供給速度は、任意に調整可能であり、部品供給ユニット10においてはインデックスアップを図ることが容易である。しかし、ピックアップユニット20のインデックスアップは、作業ヘッド21の上下動ストロークを最小限に抑制しても、ワーク幅方向の往復移動ストロークのために難しい。すなわち、図5において、ピックアップ箇所Pmと一方の被マウント箇所Qmの間の水平移動ストロークを最短距離になるよう設定しても、ピックアップ箇所Pmと他の被マウント箇所Qnの間の水平移動ストロークが長大となり、ここで往復移動する作業ヘッド21の動作時間が長くなり、インデックスダウンの要因となる。このようなインデックスダウンは、ワーク1上のワーク幅方向で離隔させた複数の被マウント箇所の数が多くなるほど顕著である。また、ワーク幅方向で離隔させた被マウント箇所の数が少なくても、ワーク幅方向の被マウント箇所の配列ピッチが大きければ、この配列ピッチに対応して作業ヘッド21の水平移動ストロークが長くなり、インデックスダウンの要因となる。
また、ピックアップ箇所Pmとワーク幅方向複数箇所の被マウント箇所の間を往復移動する作業ヘッド21の水平移動ストロークが大小相違して、作業ヘッド21を上下左右に駆動させる機構が複雑となる。そのため、1つのピックアップユニット20には複雑で特定の動作をする専用の作業ヘッド21を取り付けており、他の種類のヘッドとの共用や切替が難しい。例えば、図示しないが、ワーク上に接着剤を塗布して、塗布した接着剤の上にテープ状部品をマウントするディスペンサー様式のヘッドや、ピックアップしたテープ状部品の裏面に接着剤をスタンプ式に塗布してワークにマウントするヘッドを上記作業ヘッド21と切り替えることが難しい。
本発明の目的は、帯状ワークの幅方向に設けた複数の被マウント箇所にテープ状部品を高インデックスでマウントする部品実装システムを提供することにある。
本発明は、帯状ワークを同ワークの長手方向に搬送するワーク搬送機構と、所定の作業ポジションでワーク上のワーク幅方向で離隔する複数箇所にテープ状部品を単品ずつ順にマウントするマウント機構を有する部品実装システムであって、
マウント機構は、ワークの上方にワーク幅方向に往復移動可能に配置され、テープ状部品をピックアップする所定のピックアップ箇所にテープ状部品を単品ずつ供給する部品供給ユニットと、ワークの上方にワーク幅方向に往復移動可能に配置され、部品供給ユニットのピックアップ箇所のテープ状部品をピックアップしてワーク上にマウントする作業ヘッドをワーク長手方向と上下方向に往復移動可能に有するピックアップユニットとを具備した構成にて、上記目的を達成するものである。
ここで、帯状ワークは、半導体装置製造に使用されるリードフレーム、プリント基板などの帯板状部材で、ワーク搬送機構の搬送台などに略水平に保持されて、帯状ワークの長手方向に間欠的に搬送される。ワーク上のテープ状部品がマウントされる被マウント箇所が所定の作業ポジションに搬送されると、作業ポジションでマウント機構が動作してテープ状部品のマウントが開始される。テープ状部品は、所定サイズのTABテープや半導体チップ、電子部品などの単品である。マウント機構の部品供給ユニットは、所定の略水平なピックアップ箇所にテープ状部品を単品ずつ給送するもので、既存の部品供給ユニットを適用することができる。本発明の場合は部品供給ユニットを、ワーク搬送機構で搬送されるワークの上方にワーク幅方向に往復移動可能に配置する。また、マウント機構のピックアップユニットは、テープ状部品を真空吸着してピックアップする作業ヘッドを、鉛直な上下方向とワーク搬送方向であるワーク長手方向に往復移動させる。ピックアップユニットの全体をワーク幅方向に往復移動させることで、作業ヘッドをワーク幅方向に往復移動させる。
したがって、ピックアップユニットに対する作業ヘッドの相対的な動きは、上下動とワーク搬送方向での往復移動のみの単純な動きであり、この単純な動きをピックアップユニットのワーク幅方向の動きとオーバーラップさせて行うことができ、このようにすることでピックアップユニットに対して作業ヘッドをワーク幅方向に相対移動させることなく、ワーク上のワーク幅方向で離隔する複数の被マウント箇所にテープ状部品を順次にマウントすることができ、部品実装システム全体のインデックスアップが図れる。また、ピックアップユニットに対して作業ヘッドは、上下動とワーク搬送方向の往復移動の単純な動きをするのみであるため、作業ヘッドを他の単純な動きをする種類のディスペンサー式ヘッドやスタンプ式ヘッドに切り替えることが容易にでき、1つのピックアップユニットを他の複数種類のヘッドと共用させることが容易にできるようになる。
また、本発明においては、マウント機構の部品供給ユニットとピックアップユニットを、ワーク上方でワーク幅方向に往復移動可能に配置した移動ユニットで、ワーク幅方向に同期させて往復移動させることができる。ここでの移動ユニットは、部品供給ユニットとピックアップユニットを保持する移動台、移動フレームが適用できる。1つの移動ユニットで部品供給ユニットとピックアップユニットを同期させて同方向に移動させることで、部品供給ユニットとピックアップユニットの両ユニット間の相対位置関係が安定し、両ユニット間で連携して行われる部品マウント動作が安定する。
また、部品供給ユニットは、複数のテープ状部品を一体に連ねた形状の長尺なテープ本体の先端部がピックアップ箇所に給送されると、テープ本体先端から所定の長さで切断して単品のテープ状部品とするテープ切断手段を有する構造とすることができる。ここで、長尺なテープ本体は、長大な一枚をロール状に巻回したものが適用できる。長尺なテープ本体をその先端から所定の長さの箇所で幅方向に切断することで、単品のテープ状部品が得られる。テープ本体を切断するテープ切断手段は、上下動するカッターが適用できる。長尺なテープ本体の先端部をピックアップ箇所に送り込んで、切断してテープ状部品とすることで、ピックアップ箇所へのテープ状部品の連続した給送が容易になり、給送速度の調整が容易になる。
また、部品供給ユニットは、長尺なテープ本体を巻回したテープロールを作業ポジションのワーク上方にワーク長手方向と平行に配備し、このテープロールからテープ本体をワーク長手方向に繰り出してピックアップ箇所に給送することができる。このようにすると、ワークの上方でワーク長手方向にテープロールと繰り出されるテープ本体が並び、ワークやワーク搬送機構の側方が空スペースとなる。つまり、ワーク搬送機構の上方空間に部品供給ユニットが配置されることになって、ワーク搬送機構の上方空間の有効利用と、部品実装システムの床上での設置スペースの縮小化が図れる。
本発明の部品実装システムによれば、ピックアップユニットの作業ヘッドをピックアップユニットに対して上下動とワーク搬送方向に往復移動させるのみの単純な動きをさせ、この動きをピックアップユニットのワーク幅方向の動きとオーバーラップさせて行うことで、ワーク上のワーク幅方向で離隔する複数の被マウント箇所にテープ状部品を順次にマウントすることができて、部品実装システム全体のインデックスアップが図れる。また、ピックアップユニットに対する作業ヘッドの動きが単純であり、定ストローク化できるために、作業ヘッドの他の単純な動きをする種類の作業ヘッドとの切り替えが容易になり、ピックアップユニットの他の複数種類の作業ヘッドとの共用化が容易になる。
以下、本発明の実施の形態を、図1〜図4を参照して説明する。
図1(A)(B)に示される部品実装システムは、図5及び図6のマウント装置におけるワーク搬送機構2に適用したもので、帯状ワーク1とこれをワーク長手方向に間欠送りするワーク搬送機構2は同一であり、同一符号を付している。ワーク1にマウントされるテープ状部品13は図5及び図6と同一であり、テープ状部品13の原材となる長尺なテープ本体12とそのテープロール11も同一であり、同一符号を付している。
なお、必要に応じてワーク1が搬送される水平方向をX方向、このX方向と直交する水平方向をY方向、X方向とY方向と直交する鉛直な上下方向をZ方向とする。また、ワーク1上のワーク幅方向で離隔する複数箇所、例えば2箇所の被マウント箇所をQ1、Q2とする。この被マウント箇所Q1、Q2は、Y方向に並ぶ。
ワーク搬送装置2でワーク1の任意の被マウント箇所Q1、Q2が所定の作業ポジションに間欠送りされると、作業ポジションに配置されたマウント機構30で各被マウント箇所Q1、Q2にテープ状部品13が単品ずつ順にマウントされる。マウント機構30は、ワーク搬送機構2の上方にワーク搬送方向前後に配置された部品供給ユニット40とピックアップユニット50を備え、この両ユニット40、50が共通の移動ユニット60に支持される。移動ユニット60は、ワーク搬送装置2の上方の所定の高さ位置でY方向に定ストロークで往復移動する移動フレームである。移動ユニット60に支持された部品供給ユニット40とピックアップユニット50が、移動ユニット60と一体となって同期して同方向、同速度、定ストロークで往復移動する。
部品供給ユニット40は、長尺なテープ本体12を巻回したテープロール11をX方向に平行にして垂直に立てた状態で保持し、テープロール11の外周下部からワーク搬送方向に向けてテープ本体12を水平に繰り出す。テープ本体12は、ワーク1から所定の高さ位置でX方向に延在する水平なテープレール41上を摺動して繰り出される。テープレール41の先端部上が平坦なピックアップ箇所Pで、このピックアップ箇所Pにテープ本体12の先端部が繰り出されると、テープ切断手段42で切断されて、ピックアップ箇所Pに単品のテープ状部品13が残る。テープ切断手段42は、上下動するテープ幅の切断刃である。
ピックアップ箇所Pに残った単品のテープ状部品13が、ピックアップユニット50の作業ヘッド51でピックアップされて、ワーク1上にマウントされる。ピックアップユニット50は、作業ヘッド51をX方向とZ方向に往復移動させるヘッド駆動手段(図示せず)を備える。作業ヘッド51は、下端で適宜にテープ状部品13を真空吸着する。ヘッド駆動手段は、図1(A)に示すように、作業ヘッド51をX方向に所定のストロークS2で往復移動させ、Z方向に異なる2種のストロークS1、S3で上下動させる。
ピックアップユニット50は、ワーク1の搬送方向に対して部品供給ユニット40の前方に配置される。図1(B)に示すように、部品供給ユニット40のピックアップ箇所Pは、ワーク1上のワーク幅方向両端部にある2箇所の被マウント箇所Q1、Q2のいずれかの後方で、ワーク1から所定の高さに位置する。図1(B)は、一方の被マウント箇所Q1から作業ヘッド51のX方向ストロークS2の距離の後方にピックアップ箇所Pが位置する。このときの状態を、図2に示す。図2の鎖線は部品認識カメラ70で、ピックアップ箇所Pのテープ状部品13を撮像する。部品認識カメラ70で撮像した画像データを図示しない画像処理装置で演算処理して、ピックアップ箇所Pのテープ状部品13の位置ずれや方向性を検知する。
次に、上記マウント機構30によるチップ状部品マウント動作を説明する。
図1及び図2の状態において、部品供給ユニット40のテープ切断手段42が1回上下動してテープ本体12を切断し、ピックアップ箇所Pに単品のテープ状部品13が供給される。このときのピックアップ箇所Pを、図4(A)に示すようにP1とすると、ピックアップ箇所P1はワーク1上の一方の被マウント箇所Q1より定ストロークS2だけ後方にあり、ピックアップ箇所P1のテープ状部品13が部品認識カメラ70で撮像される。ピックアップ箇所P1の真上に作業ヘッド51が移動して、定ストロークS1で上下動してテープ状部品13をピックアップする。このピックアップ時に部品認識カメラ70の画像処理装置からの制御信号で作業ヘッド51の位置補正が行われる。ピックアップ箇所P1で作業ヘッド51がテープ本体12をピックアップして上昇すると、図2と図4(B)に示すように、作業ヘッド51はX方向に定ストロークS2で前方移動し、Z方向に定ストロークS3で下降して、ワーク1の被マウント箇所Q1にテープ状部品13をマウントする。
次に、被マウント箇所Q1にテープ状部品13をマウントした作業ヘッド51をZ方向に上昇させる動作にオーバーラップさせて、図1(B)に示すように、移動ユニット60をY方向に定ストロークS4で横移動させる。この横移動で部品供給ユニット40とピックアップユニット50の両ユニットが、一体的に同期してY方向に定ストロークS4で横移動し、部品供給ユニット40のピックアップ箇所Pがワーク1上の他方の被マウント箇所Q2より定ストロークS2後方に移動する。このときのピックアップ箇所Pを、図4(C)に示すようにP2とする。移動ユニット60のY方向の横移動の動作にオーバーラップさせて、作業ヘッド51を被マウント箇所Q1でZ方向に定ストロークS3で上昇させ、X方向に定ストロークS2で後方移動させると、移動ユニット60の横移動終了の時点で作業ヘッド51がピックアップ箇所P2の真上に移動して、次の部品ピックアップに待機する。また、移動ユニット60のY方向の横移動とオーバーラップさせて、部品供給ユニット40のテープロール11でテープ本体12を定ピッチで繰り出し、テープ切断手段42を1回上下動させて、ピックアップ箇所P2に次のテープ状部品13を供給する。
移動ユニット60が横移動し、作業ヘッド51がピックアップ箇所P2の真上に移動すると、作業ヘッド51を定ストロークS1で下降させて、ピックアップ箇所P2のテープ状部品13をピックアップする。このときの状態が、図3の実線に示される。作業ヘッド51は、ピックアップ箇所P2のテープ状部品13をピックアップすると、定ストロークS1で上昇し、定ストロークS2で前方移動し、定ストロークS3で下降して、テープ状部品13をワーク1の被マウント箇所Q2にマウントする。このときの状態が、図4(D)に示される。
ワーク1の幅方向両端部2箇所の被マウント箇所Q1、Q2にテープ状部品13が単品ずつ順にマウントされると、ワーク1が定ピッチ送りされ、ピックアップ箇所P2の前方にワーク1上の新しい一方の被マウント箇所Q2が移動する。この間にピックアップ箇所P2に新しいテープ状部品13が供給され、このテープ状部品13が被マウント箇所Q2にマウントされる。その後で、移動ユニット60が定ストロークS4で横移動して図4(D)の元の位置に戻り、ワーク1上の新しい他方の被マウント箇所Q1への部品マウントが行われる。
また、図4(D)の状態において、作業ヘッド51を上昇させ、移動ユニット60を図4(A)の元の位置へと定ストロークS4で横移動させると共に、ワーク1を定ピッチ送りして、次の新しい被マウント箇所Q1とQ2への部品マウント動作を順に行うこともできる。
作業ヘッド51は、移動ユニット60の横移動にオーバーラップさせた動作でもって、図2の鎖線に示すワーク1上の一方の被マウント箇所Q1から、図2の実線に示すピックアップ箇所P2の真上へと円弧軌跡を描いて移動する。また、作業ヘッド51は、被マウント箇所Q1で定ストロークS3で上昇させてから、移動ユニット60をY方向に横移動させる動作にオーバーラップさせて作業ヘッド51をX方向に定ストロークS2で後方移動させてピックアップ箇所P2の真上へと移動させるようにしてもよい。このような作業ヘッド51のZ方向とX方向の移動軌跡は、ワーク1やテープ状部品13の種類、形状、マウント状況に応じて適宜に選択できる。このように作業ヘッド51の移動軌跡は多種多様に選択できるが、ピックアップユニット50に対してはストロークの決まった上下動とX方向の前後動のみの単純軌跡であり、特に前後の往復移動ストロークS2が一定しているので、ピックアップユニット50に設置するヘッド移動手段は、作業ヘッド51を決まった単純な動きをさせる構造簡単なものが適用できる。
なお、本発明の部品実装システムは、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
(A)は本発明に係る部品実装システムの概要を示す側面図、(B)は平面図である。 図1の部品実装システムの要部の斜視図である。 図2の部品実装システムの動作途中の斜視図である。 (A)〜(D)は図1の部品実装システムの4段階の動作を説明するための平面図である。 従来の部品実装システムであるマウント装置の要部の平面図である。 図5T−T線に沿う断面図である。
符号の説明
1 ワーク
2 ワーク搬送機構
11 テープロール
12 テープ本体
13 テープ状部品
30 マウント機構
40 部品供給ユニット
41 テープレール
42 テープ切断手段
50 ピックアップユニット
51 作業ヘッド
60 移動ユニット
70 部品認識カメラ
P ピックアップ箇所
Q1 被マウント箇所
Q2 被マウント箇所
S 移動ストローク

Claims (4)

  1. 帯状ワークをワーク長手方向に搬送するワーク搬送機構と、所定の作業ポジションで略水平な前記ワーク上のワーク幅方向で離隔する複数箇所にテープ状部品を単品ずつ順にマウントするマウント機構を有する部品実装システムであって、
    前記マウント機構は、
    前記ワークの上方にワーク幅方向に往復移動可能に配置され、前記テープ状部品をピックアップする所定のピックアップ箇所にテープ状部品を単品ずつ供給する部品供給ユニットと、
    前記ワークの上方にワーク幅方向に往復移動可能に配置され、前記ピックアップ箇所のテープ状部品をピックアップしてワーク上にマウントする作業ヘッドをワーク長手方向に往復移動可能および上下方向に往復移動可能に有するピックアップユニットと、
    を具備したことを特徴とする部品実装システム。
  2. 前記マウント機構の部品供給ユニットとピックアップユニットを、前記作業ポジションのワーク上方でワーク幅方向に往復移動可能に配置した移動ユニットでワーク幅方向に往復移動させることを特徴とする請求項1に記載の部品実装システム。
  3. 前記部品供給ユニットは、複数の前記テープ状部品を一体に連ねた形状の長尺なテープ本体と、このテープ本体の先端部が前記ピックアップ箇所に給送されると所定の長さで切断して単品のテープ状部品とするテープ切断手段を具備することを特徴とする請求項1または2に記載の部品実装システム。
  4. 前記部品供給ユニットは、前記テープ本体を巻回したテープロールを前記作業ポジションのワーク上方にワーク長手方向と平行に配備し、このテープロールからテープ本体をワーク長手方向に繰り出して前記ピックアップ箇所に給送することを特徴とする請求項3に記載の部品実装システム。
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