JPWO2017138068A1 - 1,2−ベンゼンジメタノール化合物の製造方法 - Google Patents
1,2−ベンゼンジメタノール化合物の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2017138068A1 JPWO2017138068A1 JP2017566254A JP2017566254A JPWO2017138068A1 JP WO2017138068 A1 JPWO2017138068 A1 JP WO2017138068A1 JP 2017566254 A JP2017566254 A JP 2017566254A JP 2017566254 A JP2017566254 A JP 2017566254A JP WO2017138068 A1 JPWO2017138068 A1 JP WO2017138068A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- compound represented
- compound
- manufacturing
- acetyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 0 CC(OCc1c(*)c(*)c(*)c(*)c1COC(C)=O)=O Chemical compound CC(OCc1c(*)c(*)c(*)c(*)c1COC(C)=O)=O 0.000 description 3
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C303/00—Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides
- C07C303/26—Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides of esters of sulfonic acids
- C07C303/30—Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides of esters of sulfonic acids by reactions not involving the formation of esterified sulfo groups
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C303/00—Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides
- C07C303/24—Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides of esters of sulfuric acids
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C309/00—Sulfonic acids; Halides, esters, or anhydrides thereof
- C07C309/63—Esters of sulfonic acids
- C07C309/64—Esters of sulfonic acids having sulfur atoms of esterified sulfo groups bound to acyclic carbon atoms
- C07C309/65—Esters of sulfonic acids having sulfur atoms of esterified sulfo groups bound to acyclic carbon atoms of a saturated carbon skeleton
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C309/00—Sulfonic acids; Halides, esters, or anhydrides thereof
- C07C309/63—Esters of sulfonic acids
- C07C309/64—Esters of sulfonic acids having sulfur atoms of esterified sulfo groups bound to acyclic carbon atoms
- C07C309/65—Esters of sulfonic acids having sulfur atoms of esterified sulfo groups bound to acyclic carbon atoms of a saturated carbon skeleton
- C07C309/66—Methanesulfonates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D417/00—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00
- C07D417/14—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00 containing three or more hetero rings
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
Description
X1、X2、X3及びX4のうちいずれか一つは、−OS(O)2R1であり、
R1はC1〜C8アルキル、C1〜C8ハロアルキル又はC3〜C6シクロアルキルである}
で表される化合物の製造方法であって、
L1及びL2は、それぞれ独立してハロゲン原子である}
で表される化合物と金属酢酸塩類とを反応させて式[2]で表される化合物を製造する工程をさらに含む、(1)又は(2)に記載の製造方法。
L1及びL2は、それぞれ独立してハロゲン原子である}
で表される化合物と金属酢酸塩類とを反応させる工程を含む、前記製造方法。
で表される化合物をハロゲン化させて式[3]で表される化合物を製造する工程をさらに含む、(1)〜(4)のいずれか1つに記載の製造方法。
L1及びL2は、(3)に記載した通りである}
で表される化合物を塩基、イオン液体及び金属硫酸塩類の存在下又は非存在下、水中又は水と有機溶媒の混合溶媒中で反応させる工程を含む、前記製造方法。
X2、X3及びX4はそれぞれ独立して水素原子、ニトロ、ハロゲン原子、ジフルオロメトキシ又は−OS(O)2Meである、
(1)〜(11)のいずれか1つに記載の製造方法。
X2及びX3は水素原子であり、
X4は水素原子、ニトロ、ハロゲン原子、ジフルオロメトキシ又は−OS(O)2Meである、
(12)に記載の製造方法。
X4は水素原子又はフッ素原子である、
(13)に記載の製造方法。
X2、X3及びX4はそれぞれ独立して水素原子、ニトロ、ハロゲン原子、ジフルオロメトキシ又は−OS(O)2Meであり、
L1及びL2はそれぞれ独立して塩素原子又は臭素原子である、
(3)〜(11)のいずれか1つに記載の製造方法。
X2及びX3は水素原子であり、
X4は水素原子、ニトロ、ハロゲン原子、ジフルオロメトキシ又は−OS(O)2Meであり、
L1及びL2は臭素原子である、
(15)に記載の製造方法。
X4は水素原子又はフッ素原子である、
(16)に記載の製造方法。
X2は−OS(O)2R1であり、
R1はC1〜C4アルキルである、
(1)〜(11)のいずれか1つに記載の製造方法。
(18)に記載の製造方法。
X2は−OS(O)2R1であり、
R1はC1〜C4アルキルであり、
L1及びL2はそれぞれ独立して塩素原子又は臭素原子である、
(3)〜(11)のいずれか1つに記載の製造方法。
L1及びL2は臭素原子である、
(20)に記載の製造方法。
X1、X2、X3及びX4のうちいずれか一つは、−OS(O)2R1であり、
R1はC1〜C8アルキル、C1〜C8ハロアルキル又はC3〜C6シクロアルキルである}
で表される化合物又はその塩。
X2及びX3は水素原子であり、
X4は水素原子、ニトロ、ハロゲン原子、ジフルオロメトキシ又は−OS(O)2Meである、
(22)に記載の化合物又はその塩。
X1、X2、X3及びX4のうちいずれか一つは、−OS(O)2R1であり、
R1はC1〜C8アルキル、C1〜C8ハロアルキル又はC3〜C6シクロアルキルであり、
L1及びL2は、それぞれ独立してハロゲン原子である}
で表される化合物又はその塩。
X2及びX3は水素原子であり、
X4は水素原子、ニトロ、ハロゲン原子、ジフルオロメトキシ又は−OS(O)2Meであり、
L1及びL2は臭素原子である、
(24)に記載の化合物又はその塩。
R2及びR3は、それぞれ独立してC1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル又はハロゲン原子であり、
R4、R5、R6、R7及びR8は、それぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C1〜C6ハロアルキル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6ハロアルキニル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ハロシクロアルキル、C4〜C10シクロアルキルアルキル、C4〜C10アルキルシクロアルキル、C5〜C10アルキルシクロアルキルアルキル、C2〜C6アルコキシアルキル、C1〜C6ヒドロキシアルキル、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6ハロアルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C1〜C6アルキルアミノ、C2〜C8ジアルキルアミノ、C3〜C6シクロアルキルアミノ、C2〜C6アルキルカルボニル、C2〜C6ハロアルキルカルボニル、C2〜C6アルコキシカルボニル、C2〜C6ハロアルコキシカルボニル、C2〜C6アルキルカルボニルオキシ、C2〜C6アルキルカルボニルチオ、C2〜C6アルキルアミノカルボニル、C2〜C8(ジアルキルアミノ)カルボニル、又はC3〜C6トリアルキルシリルであり、
X1、X2、X3及びX4は、(1)に定義した通りである}
で表される化合物の製造方法であって、
で表される化合物とを反応させる工程
を含み、式[1]の化合物は前記(1)、(3)、(5)、(8)及び(9)のいずれか1つに記載の工程により製造される、前記製造方法。
R5及びR8は、それぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル又はC1〜C6ハロアルキルである、
(26)に記載の製造方法。
R3は、メチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル又は塩素原子であり、
R5及びR8は、それぞれ独立して水素原子、塩素原子、トリフルオロメチル又はメチルである、
(26)又は(27)に記載の製造方法。
(26)〜(28)のいずれか1つに記載の製造方法。
(26)〜(29)のいずれか1つに記載の製造方法。
X1、X2、X3及びX4のうちいずれか一つは、−OS(O)2R1であり、
R1はC1〜C8アルキル、C1〜C8ハロアルキル又はC3〜C6シクロアルキルである、
(26)に記載の製造方法。
X2、X3及びX4はそれぞれ独立して水素原子、ニトロ、ハロゲン原子、ジフルオロメトキシ又は−OS(O)2Meである、
(26)又は(31)に記載の製造方法。
X2及びX3は水素原子であり、
X4は水素原子、ニトロ、ハロゲン原子、ジフルオロメトキシ又は−OS(O)2Meである、
(26)、(31)及び(32)のいずれか1つに記載の製造方法。
X4は水素原子又はフッ素原子である、
(26)、及び(31)〜(33)のいずれか1つに記載の製造方法。
X2は−OS(O)2R1であり、
R1はC1〜C4アルキルである、
(26)に記載の製造方法。
(26)又は(35)に記載の製造方法。
4−[4−(6−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−エチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−フルオロ−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(7−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−シクロプロピルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−メチル−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−ブチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−プロピルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−オクチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−メトキシ−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−イソプロピルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(7−エチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−[6−(1,1,1−トリフルオロプロパン−3−イル)スルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル]−2−チアゾリル]−1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−メチルスルホニルオキシ−9−ニトロ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−メトキシ−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−メチル−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(7−フルオロ−6−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−イソプロピルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−ブチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−オクチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−フルオロ−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6,7−ジメチル−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−クロロ−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−ブロモ−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−イソプロピルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−ブチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−ヨード−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−[6,9−ビス(メチルスルホニルオキシ)−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル]−2−チアゾリル]−1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−メトキシ−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[5−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−メトキシ−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−(3,5−ジクロロ−1H−ピラゾール−1−イル)アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−メトキシ−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−クロロ−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−メトキシ−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−クロロ−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[3,5−ビス(ジクロロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−フルオロ−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6,7−ジメチル−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6,7−ジメチル−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−ブロモ−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−メチルスルホニルオキシ−9−ニトロ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−ブロモ−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−メチルスルホニルオキシ−9−ニトロ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−ヨード−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−ヨード−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(7−フルオロ−6−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(7−フルオロ−6−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(7−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(7−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−[6−(ジフルオロメトキシ)−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル]−2−チアゾリル]−1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−[6,9−ビス(メチルスルホニルオキシ)−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル]−2−チアゾリル]−1−[2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−[6,9−ビス(メチルスルホニルオキシ)−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル]−2−チアゾリル]−1−[2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−フルオロ−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[5−メチル−3−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−(2,5−ジメチルフェニル)アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−(2,5−ジクロロフェニル)アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−フルオロ−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−(2,5−ジメチルフェニル)アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−ブチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−(2,5−ジメチルフェニル)アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−フルオロ−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−(2,5−ジクロロフェニル)アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−メトキシ−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−(2,5−ジクロロフェニル)アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−メトキシ−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−(2,5−ジメチルフェニル)アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−[2,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6,7−ジメチル−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−(2,5−ジメチルフェニル)アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6,7−ジメチル−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−(2,5−ジクロロフェニル)アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−ブロモ−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−(2,5−ジメチルフェニル)アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−メチルスルホニルオキシ−9−ニトロ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−(2,5−ジクロロフェニル)アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−ブロモ−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−(2,5−ジクロロフェニル)アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−メチルスルホニルオキシ−9−ニトロ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−(2,5−ジメチルフェニル)アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−クロロ−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−(2,5−ジメチルフェニル)アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−ヨード−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−(2,5−ジメチルフェニル)アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−クロロ−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−(2,5−ジクロロフェニル)アセチル]ピペリジン、
4−[4−(7−フルオロ−6−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−(2,5−ジメチルフェニル)アセチル]ピペリジン、
4−[4−(7−フルオロ−6−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−(2,5−ジクロロフェニル)アセチル]ピペリジン、
4−[4−(6−ヨード−9−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−(2,5−ジクロロフェニル)アセチル]ピペリジン、
4−[4−(7−メチルスルホニルオキシ−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル)−2−チアゾリル]−1−[2−(2,5−ジクロロフェニル)アセチル]ピペリジン、及び
4−[4−[6,9−ビス(メチルスルホニルオキシ)−1,5−ジヒドロ−3H−2,4−ベンゾジオキセピン−3−イル]−2−チアゾリル]−1−[2−(2,5−ジメチルフェニル)アセチル]ピペリジン、
から選択される(26)〜(36)のいずれか1つに記載の製造方法。
Meとはメチル基を示し、
Etとはエチル基を示し、
n−Prとはn−プロピル基を示し、
i−Prとはイソプロピル基を示し、
c−Prとはシクロプロピル基を示し、
n−Buとはn−ブチル基を示す。
式[1]で示される化合物は、下記に例示する反応式からなる方法により製造することができる。
式[3]の化合物は、式[4]の化合物をハロゲン化試薬の存在下、溶媒中で反応させることによって製造することができる。
式[2]の化合物は、式[3]で表される化合物を、金属酢酸塩類存在下、溶媒中で反応させることによって製造することができる。
式[1]の化合物は、式[2]で表される化合物を、酸、酸塩化物又は塩基存在下、水及び溶媒中で反応させることによって製造することができる。
式[1]で示される化合物は、下記に例示する反応式からなる方法によっても製造することができる。
本工程で使用できる金属酢酸塩類としては、製造方法1、工程2で説明した同様のものを挙げることができる。
式[1]の化合物は、製造方法2、工程1によって得られた反応液にアルコール、水及び塩基を加え反応させることによって製造することができる。
式[1]で示される化合物は、下記に例示する反応式からなる方法によっても製造することができる。
式[5]で示される本発明化合物は下記に例示する反応式からなる方法により製造することができる。
式[6]の化合物は、式[7]の化合物と式[8]の化合物とを、塩基の存在下又は非存在下、脱水縮合剤存在下、溶媒中で反応させることによって製造することができる。
式[6]の化合物は、式[7]の化合物と式[9]の化合物とを、塩基の存在下、溶媒中で反応させることによっても製造することができる。
工程1:1−メチルスルホニルオキシ−2,3−ジメチルベンゼンの調製
2,3−ジメチルフェノール(10g)をテトラヒドロフラン(125mL)に溶解させ、トリエチルアミン(9.1g)を加えた。その後、氷冷下、メタンスルホニルクロリド(10.26g)を加え室温で一晩撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物(16.39g、収率100%)を得た。
上記実施例1の工程1において得られた生成物(16.39g)を四塩化炭素(300mL)に溶解させ、N−ブロモスクシンイミド(32.05g)と2,2´−アゾビスイソブチロニトリル(671mg)を加え、4時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却後、セライトを用いて濾別し、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物(29.3g、収率100%)を得た。
上記実施例1の工程2において得られた生成物(506mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(2.8mL)に溶解させ、酢酸ナトリウム(241mg)を加え、室温で一晩撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物(380mg、収率85%)を得た。
上記実施例1の工程1において得られた生成物(1g)をクロロベンゼン(25mL)に溶解させ、2,2´−アゾビスイソブチロニトリル(0.05g)を加えた。反応液を90℃に昇温し、反応液に塩素ガス(出発物質に対して3.15当量)をバブリングした。反応液を室温まで冷却後、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物を含む粗生成物を得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に用いた。
上記実施例1の工程3Aにおいて得られた粗生成物(630mg)をトルエン(23mL)に溶解させ、酢酸ナトリウム(480mg)とテトラブチルアンモニウムブロミド(75mg)を加え、80℃で7時間撹拌した。反応液を室温まで冷却後、水を加え、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去した。残渣をフラッシュ自動精製装置(biotage AB社製/IsoleraTM)によるシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン:40%で溶出)を用いて精製することで、表題化合物(310mg)を得た。
上記実施例1の工程3において得られた生成物(17g)をメタノール(160mL)、テトラヒドロフラン(160mL)に溶解させ、氷冷下、水(40mL)、炭酸カリウム(15.23g)を加え、3時間撹拌した。減圧下溶媒を留去し、水を加え、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物(12.18g、収率98%)を得た。
上記実施例1の工程2において得られた生成物(502mg)に水(5.6mL)を加え、6時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却後、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物(325mg、収率100%)を得た。
工程1:1−メチルスルホニルオキシ−2,3−ジメチル−4−ニトロベンゼンの調製
2,3−ジメチル−4−ニトロフェノール(25g)をテトラヒドロフラン(500mL)に溶解させ、トリエチルアミン(16.7g)を加えた。その後、氷冷下、メタンスルホニルクロリド(18.93g)を加え、実施例1の工程1の調製と同様に反応させ、後処理することで、表題化合物(34.98g、収率95%)を得た。
上記実施例2の工程1において得られた生成物(2.92g)を1,2−ジクロロエタン(140mL)に溶解させ、N−ブロモスクシンイミド(8.43g)と2,2´−アゾビスイソブチロニトリル(195mg)を加え、8時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却後、一晩静置し、析出した固体を濾別した後、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物(4.8g、収率100%)を得た。
上記実施例2の工程2において得られた生成物(4.8g)をN,N−ジメチルホルムアミド(50mL)に溶解させ、酢酸ナトリウム(1.75g)を加え、室温で一晩撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去した。残渣をフラッシュ自動精製装置(biotage AB社製/IsoleraTM)によるシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン:40%で溶出)を用いて精製することで、表題化合物(2.8g、収率65%)を得た。
上記実施例2の工程3において得られた生成物(2.8g)をメタノール(80mL)、テトラヒドロフラン(80mL)に溶解させ、氷冷下、水(20mL)、炭酸カリウム(1.9g)を加え、2時間撹拌した。反応液に1規定塩酸を加え、減圧下溶媒を留去し、水を加え、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去した。残渣をフラッシュ自動精製装置(biotage AB社製/IsoleraTM)によるシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン:50%で溶出)を用いて精製することで、表題化合物(1.59g、収率74%)を得た。
工程1:1−アミノ−2,3−ジメチル−4−メチルスルホニルオキシベンゼンの調製
上記実施例2の工程1において得られた生成物(10g)をメタノール(200mL)に溶解させ、パラジウム/炭素(2g、パラジウム含有量10%、約55%水湿潤品)を加え、水素雰囲気下、室温で24時間撹拌した。反応液をセライトを用いて濾別し、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物(8.43g、収率96%)を得た。
2,3−ジメチル−4−ニトロフェノール(25.3g)を酢酸エチル(300mL)に溶解させ、トリエチルアミン(16.8g)を加えた。その後、氷冷下、メタンスルホニルクロリド(18.2g)を加え、室温で30分間撹拌した。反応液にパラジウム/炭素(8g、パラジウム含有量10%、約55%水湿潤品)を加え、水素雰囲気下、室温で24時間撹拌した。反応液をセライトを用いて濾別し、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物(33g、収率100%)を得た。
上記実施例3の工程1において得られた生成物(15.6g)を48%テトラフルオロホウ酸水溶液(84mL)、水(120mL)に溶解させ、氷冷下、亜硝酸ナトリウム(5.1g)を水(12mL)に溶解させた水溶液を10分間かけて加え、氷冷下、1時間半撹拌した。反応液を濾別し、得られた個体をジエチルエーテルで洗浄した後、乾燥することで、表題化合物(19.5g、収率86%)を得た。
上記実施例3の工程2において得られた生成物(0.5g)に1−ブチル−3−メチルイミダゾリウムテトラフルオロボラート(1.8g)を加え、80℃で2時間撹拌した。反応液を室温まで冷却後、トルエンを用いて抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物(0.29g、収率83%)を得た。
上記実施例3の工程1において得られた生成物(1g)に、氷冷下、フッ化水素ピリジン(8mL)を加え、その後、亜硝酸ナトリウム(355mg)を少量ずつ加え30分間撹拌した。その後、55℃で1時間半撹拌した。反応液を室温まで冷却後、ジエチルエーテルを用いて抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物(0.75g、収率74%)を得た。
2,3−ジメチル−4−フルオロフェノール(200mg)を酢酸エチル(5mL)に溶解させ、トリエチルアミン(174mg)を加えた。その後、室温でメタンスルホニルクロリド(180mg)を加え30分間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物(290mg、収率93%)を得た。
上記実施例3の工程3において得られた生成物(1.48g)をクロロベンゼン(15mL)に溶解させ、水(8mL)、2,2´−アゾビスイソブチロニトリル(0.11g)を加えた。反応液を80℃に昇温し、臭素(1mL)をクロロベンゼン(15mL)に溶解させた溶液を30分間かけて加え、さらに80℃で1時間半撹拌した。反応液を室温まで冷却後、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を水及びチオ硫酸ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物(2.45g、収率96%)を得た。
上記実施例3の工程4において得られた生成物(16.71g)をN,N−ジメチルホルムアミド(50mL)に溶解させ、酢酸ナトリウム(7.65g)を加え、実施例2の工程3の調製と同様に反応させ、精製することで、表題化合物(11.81g、収率80%)を得た。
上記実施例3の工程3において得られた生成物(1g)をクロロベンゼン(25mL)に溶解させ、2,2´−アゾビスイソブチロニトリル(0.08g)を加えた。反応液を88℃に昇温し、反応液に塩素ガス(出発物質に対して4.1当量)をバブリングした。反応液を室温まで冷却後、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物を含む粗生成物を得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に用いた。
上記実施例3の工程5Aにおいて得られた粗生成物(2g)をトルエン(20mL)に溶解させ、酢酸ナトリウム(1.32g)とテトラブチルアンモニウムブロミド(225mg)を加え、80℃で5時間撹拌した。反応液を室温まで冷却後、飽和食塩水を加え、トルエンを用いて抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去した。残渣をフラッシュ自動精製装置(biotage AB社製/IsoleraTM)によるシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン:35%で溶出)を用いて精製することで、表題化合物(1.47g)を得た。
上記実施例3の工程5において得られた生成物(7.19g)をメタノール(20mL)、に溶解させ、氷冷下、水(4mL)、炭酸カリウム(6.53g)を加え、15分間撹拌した。減圧下溶媒を留去し、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物(5.38g、収率100%)を得た。
上記実施例3の工程4において得られた生成物(10g)をN,N−ジメチルホルムアミド(27mL)に溶解させ、酢酸ナトリウム(4.58g)を加え、50℃で4時間撹拌した。反応液を室温まで冷却後メタノール(20mL)、水(5mL)、炭酸カリウム(7.73g)を加え、2時間撹拌した。反応液に水を加えた後、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物(6.43g、収率97%)を得た。
上記実施例3の工程4において得られた生成物(0.38g)に水(10mL)を加え、6時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却後、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物(0.23g、収率92%)を得た。
上記実施例3の工程4において得られた生成物(10g)をN,N−ジメチルホルムアミド(27mL)に溶解させ、水(240mL)を加え、100℃で3時間撹拌した。反応液を室温まで冷却後、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物(6.66g、収率100%)を得た。
上記実施例3の工程4において得られた生成物(5g)をN,N−ジメチルホルムアミド(11mL)に溶解させ、硫酸銅(II)五水和物(234mg)と水(30mL)を加え、110℃で7時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却後、水を加え、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物(3.1g、収率93%)を得た。
上記実施例3の工程5において得られた生成物(4.46g)をメタノール(20mL)に溶解させ、アセチルクロリド(208mg)を加え、室温で一晩撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物(2.8g、収率84%)を得た。
工程1:1−クロロ−2,3−ジメチル−4−メチルスルホニルオキシベンゼンの調製
2,3−ジメチル−4−クロロフェノール(1.81g)をテトラヒドロフラン(20mL)に溶解させ、トリエチルアミン(1.41g)を加えた。その後、氷冷下、メタンスルホニルクロリド(1.45g)を加え、実施例1の工程1の調製と同様に反応させ、後処理することで、表題化合物(1.86g、収率68%)を得た。
上記実施例4の工程1において得られた生成物(1.86g)を1,2−ジクロロエタン(50mL)に溶解させ、N−ブロモスクシンイミド(4.23g)と2,2´−アゾビスイソブチロニトリル(130mg)を加え、3時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却後、水を加え、クロロホルムを用いて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物(3.11g、収率100%)を得た。
上記実施例4の工程2において得られた生成物(3.11g)をN,N−ジメチルホルムアミド(40mL)に溶解させ、酢酸ナトリウム(1.56g)を加え、室温で一晩撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物を含む粗生成物を得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に用いた。
上記実施例4の工程3において得られた粗生成物をメタノール(20mL)、テトラヒドロフラン(20mL)に溶解させ、氷冷下、水(5mL)、炭酸カリウム(2.2g)を加え、3時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去した。残渣をフラッシュ自動精製装置(biotage AB社製/IsoleraTM)によるシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン:80%で溶出)を用いて精製することで、表題化合物(1.41g)を得た。
上記実施例4の工程2において得られた生成物(1.64g)に水(42mL)を加え、7時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却後、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物(1.11g、収率100%)を得た。
工程1:1−ブロモ−2,3−ジメチル−4−メチルスルホニルオキシベンゼンの調製
2,3−ジメチル−4−ブロモフェノール(6.57g)をテトラヒドロフラン(100mL)に溶解させ、トリエチルアミン(3.64g)を加えた。その後、氷冷下、メタンスルホニルクロリド(4.12g)を加え、実施例1の工程1の調製と同様に反応させ、後処理することで、表題化合物を含む粗生成物を得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に用いた。
上記実施例5の工程1において得られた粗生成物(1.87g)を1,2−ジクロロエタン(13mL)に溶解させ、N−ブロモスクシンイミド(2.5g)と2,2´−アゾビスイソブチロニトリル(110mg)を加え、3時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却後、水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去した。残渣をフラッシュ自動精製装置(biotage AB社製/IsoleraTM)によるシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン:30%で溶出)を用いて精製することで、表題化合物(2.66g)を得た。
上記実施例5の工程2において得られた生成物(15.28g)をN,N−ジメチルホルムアミド(100mL)に溶解させ、酢酸ナトリウム(6.31g)を加え、90℃で3時間撹拌した。反応液を室温まで冷却後、水を加え、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物を含む粗生成物を得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に用いた。
上記実施例5の工程3において得られた粗生成物をメタノール(75mL)、テトラヒドロフラン(25mL)に溶解させ、氷冷下、水(25mL)、炭酸カリウム(9.04g)を加え、3時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去した。残渣をフラッシュ自動精製装置(biotage AB社製/IsoleraTM)によるシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン:50%で溶出)を用いて精製することで、表題化合物(7.53g)を得た。
上記実施例5の工程2において得られた生成物(1.95g)に水(45mL)を加え、8時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却後、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物(1.35g、収率97%)を得た。
工程1:1−ヨード−2,3−ジメチル−4−メチルスルホニルオキシベンゼンの調製
上記実施例3の工程1において得られた生成物(3.44g)をジメチルスルホキシド(100mL)に溶解させ、ヨウ化カリウム(13.3g)、亜硝酸ナトリウム(4.41g)を加え、氷冷下、48%臭化水素酸(20mL)を少量ずつ加え、3時間撹拌した。反応液にチオ硫酸ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去した。残渣をフラッシュ自動精製装置(biotage AB社製/IsoleraTM)によるシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン:50%で溶出)を用いて精製することで、表題化合物(2.97g、収率57%)を得た。
上記実施例6の工程1において得られた生成物(2.97g)を1,2−ジクロロエタン(50mL)に溶解させ、N−ブロモスクシンイミド(3.89g)と2,2´−アゾビスイソブチロニトリル(150mg)を加え、3時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却後、水を加え、クロロホルムを用いて抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物を含む粗生成物を得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に用いた。
上記実施例6の工程2において得られた粗生成物をN,N−ジメチルホルムアミド(50mL)に溶解させ、酢酸ナトリウム(1.79g)を加え、室温で一晩撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物を含む粗生成物を得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に用いた。
上記実施例6の工程3において得られた粗生成物をメタノール(20mL)、テトラヒドロフラン(20mL)に溶解させ、氷冷下、水(5mL)、炭酸カリウム(2.52g)を加え、実施例5の工程4の調製と同様に反応させ、精製することで、表題化合物(652mg)を得た。
工程1:2,3−ジメチル−4−ジフルオロメトキシ−フェノールの調製
2,3−ジメチル−4−[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]フェノール(820mg)(European Journal of Organic Chemistry, (11), 2218−2225; 2010記載の化合物)をアセトニトリル(13mL)に溶解させ、水(13mL)、水酸化カリウム(3.65g)を加え、反応液を−20℃に冷却後、(ブロモジフルオロメチル)ホスホン酸ジエチル(1.74g)を加え、さらに−20℃で1時間撹拌した。その後、室温で2時間半撹拌した後、反応液に水を加え、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去した。残渣をフラッシュ自動精製装置(biotage AB社製/IsoleraTM)によるシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン:50%で溶出)を用いて精製することで、表題化合物(200mg、収率33%)を得た。
上記実施例7の工程1において得られた生成物(200mg)をテトラヒドロフラン(20mL)に溶解させ、トリエチルアミン(178mg)を加えた。その後、氷冷下、メタンスルホニルクロリド(134mg)を加え、室温で3時間撹拌した。反応液を濾別し、減圧下溶媒を留去した。残渣をフラッシュ自動精製装置(biotage AB社製/IsoleraTM)によるシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン:50%で溶出)を用いて精製することで、表題化合物(220mg、収率78%)を得た。
上記実施例7の工程2において得られた生成物(220mg)を四塩化炭素(10mL)に溶解させ、N−ブロモスクシンイミド(353mg)と2,2´−アゾビスイソブチロニトリル(13.6mg)を加え、4時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却後、減圧下溶媒を留去した。残渣をフラッシュ自動精製装置(biotage AB社製/IsoleraTM)によるシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン:50%で溶出)を用いて精製することで、表題化合物(340mg、収率97%)を得た。
上記実施例7の工程3において得られた生成物(340mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)に溶解させ、酢酸ナトリウム(158mg)を加え、室温で一晩撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物(306mg、収率100%)を得た。
上記実施例7の工程4において得られた生成物(306mg)をメタノール(8mL)、テトラヒドロフラン(8mL)に溶解させ、氷冷下、水(2mL)、炭酸カリウム(222mg)を加え、1時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去した。残渣をフラッシュ自動精製装置(biotage AB社製/IsoleraTM)によるシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル−メタノール:メタノール15%で溶出)を用いて精製することで、表題化合物(130mg、収率55%)を得た。
工程1:1,4−ビス(メチルスルホニルオキシ)−2,3−ジメチルベンゼンの調製
2,3−ジメチルヒドロキノン(1g)をテトラヒドロフラン(12mL)に溶解させ、トリエチルアミン(1.75g)を加えた。その後、氷冷下、メタンスルホニルクロリド(1.83g)を加え、実施例1の工程1の調製と同様に反応させ、後処理することで、表題化合物(2.13g、収率100%)を得た。
上記実施例8の工程1において得られた生成物(2g)を1,2−ジクロロエタン(13mL)に溶解させ、N−ブロモスクシンイミド(2.53g)と2,2´−アゾビスイソブチロニトリル(112mg)を加え、3時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却後、水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物(2.81g、収率92%)を得た。
上記実施例8の工程2において得られた生成物(2.68g)をN,N−ジメチルホルムアミド(40mL)に溶解させ、酢酸ナトリウム(1.07g)を加え、実施例2の工程3の調製と同様に反応させ、精製することで、表題化合物(1.78g、収率60%)を得た。
上記実施例8の工程3において得られた生成物(1.78g)をメタノール(40mL)、テトラヒドロフラン(40mL)に溶解させ、氷冷下、水(10mL)、炭酸カリウム(1.1g)を加え、実施例2の工程4の調製と同様に反応させ、精製することで、表題化合物(916mg、収率64%)を得た。
上記実施例8の工程2において得られた生成物(1g)に水(22mL)を加え、7時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却後、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物(790mg、収率100%)を得た。
工程1:1−メチルスルホニルオキシ−3,4−ジメチルベンゼンの調製
3,4−ジメチルフェノール(2g)をテトラヒドロフラン(25mL)に溶解させ、トリエチルアミン(1.99g)を加えた。その後、氷冷下、メタンスルホニルクロリド(2.06g)を加え、実施例1の工程1の調製と同様に反応させ、後処理することで、表題化合物を含む粗生成物を得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に用いた。
上記実施例9の工程1において得られた粗生成物を四塩化炭素(60mL)に溶解させ、
N−ブロモスクシンイミド(6.4g)と2,2´−アゾビスイソブチロニトリル(134mg)を加え、実施例1の工程2の調製と同様に反応させ、後処理することで、表題化合物を含む粗生成物を得た。この粗生成物を精製せずに次の工程に用いた。
上記実施例9の工程2において得られた粗生成物をN,N−ジメチルホルムアミド(50mL)に溶解させ、酢酸ナトリウム(3.36g)を加え、実施例2の工程3の調製と同様に反応させ、精製することで、表題化合物(3.26g)を得た。
上記実施例9の工程3において得られた生成物(3.26g)をメタノール(40mL)、テトラヒドロフラン(40mL)に溶解させ、氷冷下、水(20mL)、炭酸カリウム(2.6g)を加え、実施例2の工程4の調製と同様に反応させ、精製することで、表題化合物(1.64g、収率69%)を得た。
4−(4−ホルミル−2−チアゾリル)−1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン(200mg)(WO2008/013622号公報記載の化合物)と、実施例1において得られた生成物(121mg)と、p−トルエンスルホン酸一水和物(20mg)とを、トルエン(20mL)に溶解し、Dean−Stark装置を用いて1時間加熱還流した。反応液を室温まで冷却後、酢酸エチルで希釈し、水及び飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去した。残渣をフラッシュ自動精製装置(biotage AB社製/IsoleraTM)によるシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン:40%−100%で溶出)を用いて精製することで、表題化合物(298mg、収率96%)を得た。
4−(4−ホルミル−2−チアゾリル)−1−[2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン(220mg)(WO2008/013622号公報記載の化合物)と、実施例3において得られた生成物(150mg)と、p−トルエンスルホン酸一水和物(20mg)とを、トルエン(15mL)に溶解させ、化合物2−1の調製における反応と同様に反応させ、精製することで、表題化合物(297mg、収率84%)を得た。
4−(4−ホルミル−2−チアゾリル)−1−[2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン(202mg)(WO2010/066353号公報記載の化合物)と、実施例1において得られた生成物(232mg)と、p−トルエンスルホン酸一水和物(5mg)とを、トルエン(15mL)に溶解させ、化合物2−1の調製における反応と同様に反応させ、精製することで、表題化合物(164mg、収率53%)を得た。
4−(4−ホルミル−2−チアゾリル)−1−[2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル]ピペリジン(202mg)(WO2010/066353号公報記載の化合物)と、実施例3において得られた生成物(250mg)と、p−トルエンスルホン酸一水和物(5mg)とを、トルエン(15mL)に溶解させ、化合物2−1の調製における反応と同様に反応させ、精製することで、表題化合物(105mg、収率33%)を得た。
4−(4−ホルミル−2−チアゾリル)−1−[2−(2,5−ジメチルフェニル)アセチル]ピペリジン(200mg)と、実施例1において得られた生成物(142mg)と、p−トルエンスルホン酸一水和物(20mg)とを、トルエン(15mL)に溶解させ、化合物2−1の調製における反応と同様に反応させ、精製することで、表題化合物(206mg、収率64%)を得た。
4−(4−ホルミル−2−チアゾリル)−1−[2−(2,5−ジクロロフェニル)アセチル]ピペリジン(191mg)と、実施例1において得られた生成物(232mg)と、p−トルエンスルホン酸一水和物(5mg)とを、トルエン(15mL)に溶解し、化合物2−1の調製における反応と同様に反応させ、精製することで、表題化合物(267mg、収率72%)を得た。
2,3−ジメチル−4−ニトロソフェノール(500mg)をメタノール(10mL)に懸濁させ、タングステン酸ナトリウム二水和物(54mg)を加え、反応液を60℃に昇温した。ここに30%過酸化水素水溶液(563mg)をゆっくりと加え、60℃で8時間撹拌した。反応液を室温まで冷却し、亜硫酸ナトリウム、水を加え、酢酸エチルを用いて抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去することで、表題化合物(500mg、収率90%)を得た。
工程1:4−(4−ホルミル−2−チアゾリル)ピペリジントリフルオロ酢酸塩の調製
4−(4−ホルミル−2−チアゾリル)ピペリジンカルボン酸1,1−ジメチルエチルエステル(3.9g)(WO2008/013622号公報記載の化合物)をジクロロメタン(65mL)に溶解させ、トリフルオロ酢酸(15.2mL)を加え、室温で一晩撹拌した。ジクロロメタンとトリフルオロ酢酸を減圧下留去することで、表題化合物を得た。
上記実施例17の工程1において得られた生成物(1g)をジクロロメタン(50mL)に溶解させ、2,5−ジメチルフェニル酢酸(919mg)と、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(1.07g)とを加え、室温で一晩撹拌した。反応液に水を加え、クロロホルムを用いて抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、無機物を濾別した後、減圧下溶媒を留去した。残渣をフラッシュ自動精製装置(biotage AB社製/IsoleraTM)によるシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン:0%−100%で溶出)を用いて精製することで、表題化合物(1.45g、収率83%)を得た。
上記実施例17の工程1において得られた生成物(1.1g)をジクロロメタン(30mL)に溶解させ、2,5−ジクロロフェニル酢酸(1.7g)と、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(1.18g)とを加え、実施例17の工程2の調製と同様に反応させ、精製することで、表題化合物(1.7g、収率79%)を得た。
<製剤例1>水和剤
本発明化合物10部を、ラウリル硫酸ナトリウム2部、リグニンスルホン酸ナトリウム4部、ホワイトカーボン20部及びクレー64部を混合し、粉砕して10%水和剤を得た。
本発明化合物10部、ポリオキシエチレンアリルフェニルエーテルサルフェート4部、ポリオキシエチレンアルキルエーテル5部、プロピレングリコール5部、シリコン系消泡剤0.2部、ナトリウムモンモリロナイト0.8部、水50部を加え混合しダイノミルを用いて湿式粉砕して粉砕懸濁液を得た。
本発明化合物10部、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム2部、ヒマシ油エトキシレート15部を芳香族炭化水素混合物73部と混合し溶解させて均質な10%可乳化油状液体を得た。
本発明化合物10部、リグニンスルホン酸ナトリウム20部、ナフタレンスルホン酸縮合物のナトリウム塩10部、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム3部、シリコン系泡消剤0.5部、珪藻土5部、硫酸アンモニウム10部、タルク10部、クレー部31.5部添加して十分撹混合し粉砕して粉砕物を得た。粉砕物に必要に応じた適当量の水を加えて造粒機で造粒し、乾燥後に篩分して10%水和性細粒を得た。
本発明化合物10部、芳香族炭化水素混合物15部、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム2部、ポリオキシエチレンひまし油20部、プロピレングリコール4部加え溶解し混合液を得た。水49部に混合液を添加しホモジナイザーを用いて混合して均質な10%乳濁液体を得た。
本発明化合物10部、ポリカルボン酸型アニオン界面活性剤3部、ジオクチルスルホサクシネートナトリウム0.2部、デキストリン2部、ベントナイトナトリウム15部、炭酸カルシウム69.8部を添加して均一混合した後適当量の水を加えて混練し、バスケット型造粒機で押し出し造粒して乾燥後に篩分して10%細粒を得た。
本発明化合物10部と脂肪酸ジメチルアミド12部、シクロヘキサノン10部アリールフェノールエトキシレート15部を混合し、アルコールエトキシレート10部及び水を43部添加して加温下で数分間撹拌し、安定した10%水溶性液体を得た。
製剤例1に従い作成した10%水和剤を1/5000の濃度に調製したTeen20水溶液で希釈し、式[1]で示される化合物を4ppmの濃度に調製した。また、試験4では式[1]で示される化合物を1000ppmの濃度に調製した。
<試験1 トマト疫病に対する防除効果試験>
5葉期のトマト(品種:レジナ)に試験懸濁液を1苗当たり20ml散布した。散布の1日後に1.0×105個/mlの濃度に調製したフィトフトラ インフェスタンス(Phytophthora infestans)の遊走子懸濁液を噴霧接種し、22℃に調節した湿室に16時間インキュベートした。その後、室内で発病を促し、接種から4日後に葉に生じた病斑面積率を調査し、以下の式を用いて防除価を算出した。
防除価の算出式:防除価値={1−試験薬剤を散布した葉の発病面積率/無処理の発病面積率}×100
2葉期のキュウリ(品種:相模半白)に試験懸濁液を1苗当たり20ml散布した。散布の1日後に1.0×104個/mlの濃度に調製したプセウドペロノスポラ クベンシス(Pseudoperonospora cubensis)の遊走子嚢懸濁液を噴霧接種し、22℃に調節した湿室に16時間インキュベートした。その後、室内で発病を促し、接種から5日後に葉に生じた病斑面積率を調査し、以下の式を用いて防除価を算出した。
防除価の算出式:防除価値={1−試験薬剤を散布した葉の発病面積率/無処理の発病面積率}×100
ブドウ(品種:ネオマスカット)実生に試験懸濁液を1苗当たり20ml散布した。散布の1日後に1.0×104個/mlの濃度に調製したプラズモパラ ビチコーラ(Plasmopara viticola)の遊走子嚢懸濁液を噴霧接種し、22℃に調節した湿室に16時間インキュベートした。その後、室内で発病を促し、接種から5日後に葉に生じた病斑面積率を調査し、以下の式を用いて防除価を算出した。
防除価の算出式:防除価値={1−試験薬剤を散布した葉の発病面積率/無処理の発病面積率}×100
ベントグラス種子培地で培養したピシウム グラミニコラ(Pythium graminicola)の菌叢に蒸留水を加え、ミキサーで撹拌し、土壌1kgに対して菌が5gとなるよう混和し、汚染土を調製した。
発病度=〔Σ(程度別発病株数×発病指数)/(調査した株×3)〕×100
[発病指数]
0:健全株
1:生育抑制株
3:枯死株
防除価の算出式:防除価値={1−試験薬剤を散布した区の発病度/無処理区の発病度}×100
試験1を実施した結果、以下に示す化合物が防除価80以上を示した:
No.2−1〜2−55、3−1〜3−7、3−10、3−12〜3−15、3−17〜3−22。
No.2−1〜2−55、3−1〜3−20、3−22。
No.2−1〜2−53、2−55、3−1〜3−22。
No.2−1、2−7、2−8、2−14、2−18、2−19、2−23、2−33、2−34、2−38、2−42、2−46、2−48、2−49、2−54、3−1、3−2、3−4、3−8、3−9、3−19、3−20。
Claims (19)
- 前記塩基性条件が、金属炭酸塩類により提供される請求項1に記載の製造方法。
- 前記ハロゲン化反応のハロゲン化試薬が、塩素、塩化スルフリル、N−クロロスクシンイミドなどの塩素化試薬、あるいは、臭素、N−ブロモスクシンイミドなどの臭素化試薬である、請求項5又は6に記載の製造方法。
- 式[1]で表される化合物の製造方法であって、式[3]で表される化合物と金属酢酸塩類とを反応させることで式[2]で表される化合物を得て、この式[2]で表される化合物を単離することなく、塩基性条件下、加水分解することにより式[1]で表される化合物を得る工程を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の製造方法。
- X1は−OS(O)2R1であり、
X2、X3及びX4はそれぞれ独立して水素原子、ニトロ、ハロゲン原子、ジフルオロメトキシ又は−OS(O)2Meである、
請求項1〜9のいずれか1項に記載の製造方法。 - X1は−OS(O)2Me、−OS(O)2Et、−OS(O)2n−Pr、−OS(O)2i−Pr、−OS(O)2c−Pr、−OS(O)2n−Bu、−OS(O)2n−C8H17、−OS(O)2CH2CH2CF3であり、
X2及びX3は水素原子であり、
X4は水素原子、ニトロ、ハロゲン原子、ジフルオロメトキシ又は−OS(O)2Meである、
請求項10に記載の製造方法。 - X1は−OS(O)2R1であり、
X2、X3及びX4はそれぞれ独立して水素原子、ニトロ、ハロゲン原子、ジフルオロメトキシ又は−OS(O)2Meであり、
L1及びL2はそれぞれ独立して塩素原子又は臭素原子である、
請求項3〜9のいずれか1項に記載の製造方法。 - X1は−OS(O)2Me、−OS(O)2Et、−OS(O)2n−Pr、−OS(O)2i−Pr、−OS(O)2c−Pr、−OS(O)2n−Bu、−OS(O)2n−C8H17、−OS(O)2CH2CH2CF3であり、
X2及びX3は水素原子であり、
X4は水素原子、ニトロ、ハロゲン原子、ジフルオロメトキシ又は−OS(O)2Meであり、
L1及びL2は臭素原子である、
請求項12に記載の製造方法。 - X1、X3及びX4は水素原子であり、
X2は−OS(O)2R1であり、
R1はC1〜C4アルキルである、
請求項1〜9のいずれか1項に記載の製造方法。 - X1、X3及びX4は水素原子であり、
X2は−OS(O)2R1であり、
R1はC1〜C4アルキルであり、
L1及びL2はそれぞれ独立して塩素原子又は臭素原子である、
請求項3〜9のいずれか1項に記載の製造方法。 - X1は−OS(O)2Me、−OS(O)2Et、−OS(O)2n−Pr、−OS(O)2i−Pr、−OS(O)2c−Pr、−OS(O)2n−Bu、−OS(O)2n−C8H17、−OS(O)2CH2CH2CF3であり、
X2及びX3は水素原子であり、
X4は水素原子、ニトロ、ハロゲン原子、ジフルオロメトキシ又は−OS(O)2Meである、
請求項16に記載の化合物又はその塩。 - X1は−OS(O)2Me、−OS(O)2Et、−OS(O)2n−Pr、−OS(O)2i−Pr、−OS(O)2c−Pr、−OS(O)2n−Bu、−OS(O)2n−C8H17、−OS(O)2CH2CH2CF3であり、
X2及びX3は水素原子であり、
X4は水素原子、ニトロ、ハロゲン原子、ジフルオロメトキシ又は−OS(O)2Meであり、
L1及びL2は臭素原子である、
請求項18に記載の化合物又はその塩。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2016/053650 WO2017138068A1 (ja) | 2016-02-08 | 2016-02-08 | 1,2-ベンゼンジメタノール化合物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2017138068A1 true JPWO2017138068A1 (ja) | 2018-03-29 |
JP6407457B2 JP6407457B2 (ja) | 2018-10-17 |
Family
ID=59562964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017566254A Active JP6407457B2 (ja) | 2016-02-08 | 2016-02-08 | 1,2−ベンゼンジメタノール化合物の製造方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US11274076B2 (ja) |
EP (1) | EP3415496B1 (ja) |
JP (1) | JP6407457B2 (ja) |
CN (2) | CN114702411A (ja) |
ES (1) | ES2895047T3 (ja) |
PL (1) | PL3415496T3 (ja) |
PT (1) | PT3415496T (ja) |
TW (1) | TWI731930B (ja) |
WO (1) | WO2017138068A1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016024350A1 (ja) | 2014-08-13 | 2016-02-18 | 株式会社エス・ディー・エス バイオテック | 縮合11員環化合物及びそれらを含有する農園芸用殺菌剤 |
JP6407457B2 (ja) | 2016-02-08 | 2018-10-17 | 株式会社エス・ディー・エス バイオテック | 1,2−ベンゼンジメタノール化合物の製造方法 |
US11903387B2 (en) | 2016-02-08 | 2024-02-20 | Gowan Company, L.L.C. | Fungicidal composition |
CN108069831B (zh) * | 2018-01-25 | 2020-11-24 | 上海恩氟佳科技有限公司 | 一种合成2,3-二甲基-4-氟苯酚的方法 |
CN110776441B (zh) * | 2019-11-27 | 2022-03-22 | 西安淳甄新材料有限公司 | 一种4-氟-2,3-二甲基苯基甲磺酸酯的合成方法 |
CN115448835A (zh) * | 2022-09-08 | 2022-12-09 | 苏州莱克施德药业有限公司 | 一种2-氟-3-(三氟甲基)苯甲酸的合成方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1993009113A1 (en) * | 1991-11-09 | 1993-05-13 | Smithkline Beecham Plc | 2-((imidazol-2-yl)methyl)-isoindole derivatives as alpha-2-adrenoceptor antagonists |
JP2001302658A (ja) * | 2000-04-18 | 2001-10-31 | Showa Denko Kk | 3−イソクロマノン類の製造方法 |
US20010051620A1 (en) * | 1999-12-29 | 2001-12-13 | American Home Products Corporation | Tricyclic protein kinase inhibitors |
WO2009131090A1 (ja) * | 2008-04-21 | 2009-10-29 | 旭化成ファーマ株式会社 | アミノ酸化合物 |
JP2011021013A (ja) * | 2009-06-19 | 2011-02-03 | Ube Industries Ltd | オキシル基を有する芳香族メチルアルコール化合物の製造方法 |
Family Cites Families (71)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4218464A (en) | 1979-03-02 | 1980-08-19 | Smithkline Corporation | 4- and 5-Substituted 2,3-dihydro-1H-isoindoles, pharmaceutical compositions and method of inhibiting phenylethanolamine N-methyltransferase |
GB8529546D0 (en) | 1985-11-30 | 1986-01-08 | Beecham Group Plc | Compounds |
IE61028B1 (en) | 1987-10-19 | 1994-09-07 | Beecham Group Plc | Imidazole derivatives, process for their preparation and their use as alpha 2-adreno-receptor antagonists |
TWI242011B (en) | 1997-03-31 | 2005-10-21 | Eisai Co Ltd | 1,4-substituted cyclic amine derivatives |
ATE353320T1 (de) * | 1999-12-29 | 2007-02-15 | Wyeth Corp | Tricyclische proteinkinasehemmer |
EP1425168A4 (en) | 2001-07-20 | 2007-01-03 | Univ Rochester | COMPOSITIONS CONTAINING LIGHT-EMITTING ORGANIC OLIGOMER |
JP3630326B2 (ja) | 2002-08-22 | 2005-03-16 | 三共株式会社 | 水溶性トリアゾール医薬組成物 |
DK1848694T3 (da) | 2005-02-07 | 2010-01-25 | Hoffmann La Roche | Heterocykliske substituerede phenylmethanoner som inhibitorer af glycintransporter |
TW200738701A (en) | 2005-07-26 | 2007-10-16 | Du Pont | Fungicidal carboxamides |
WO2008013622A2 (en) | 2006-07-27 | 2008-01-31 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Fungicidal azocyclic amides |
WO2008091594A2 (en) | 2007-01-24 | 2008-07-31 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Fungicidal mixtures |
JP5337711B2 (ja) | 2007-01-25 | 2013-11-06 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 殺菌性アミド |
AR067585A1 (es) | 2007-07-19 | 2009-10-14 | Schering Corp | Compuestos heterociclicos de amidas como inhibidores de la proteincinasa |
TWI428091B (zh) | 2007-10-23 | 2014-03-01 | Du Pont | 殺真菌劑混合物 |
MX2010008102A (es) | 2008-01-25 | 2010-08-04 | Du Pont | Compuestos fungicidas heterociclicos. |
AU2009206522B2 (en) | 2008-01-25 | 2013-12-19 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Fungicidal amides |
KR20100135952A (ko) | 2008-04-30 | 2010-12-27 | 바이엘 크롭사이언스 아게 | 식물 보호제로서의 티아졸-4-카복실산 에스테르 및 티오에스테르 |
KR20110067052A (ko) | 2008-10-01 | 2011-06-20 | 바이엘 크롭사이언스 아게 | 식물 보호제로서의 헤테로사이클릴 치환된 티아졸 |
PL2358709T3 (pl) | 2008-12-02 | 2014-06-30 | Du Pont | Grzybobójcze związki heterocykliczne |
MX2011006042A (es) | 2008-12-11 | 2011-07-04 | Bayer Cropscience Ag | Tiazoliloximeteres y tiazolilhidrazonas como agentes fitosanitarios. |
JP2012512248A (ja) | 2008-12-17 | 2012-05-31 | メルク・シャープ・エンド・ドーム・コーポレイション | Cgrp受容体アンタゴニストとしてのイミダゾリノン誘導体 |
EP2272846A1 (de) | 2009-06-23 | 2011-01-12 | Bayer CropScience AG | Thiazolylpiperidin Derivate als Fungizide |
UA107938C2 (en) | 2009-08-12 | 2015-03-10 | Syngenta Participations Ag | Heterocycles with microbicidal properties |
MX2012001690A (es) | 2009-08-12 | 2012-02-22 | Syngenta Participations Ag | Heterociclos microbicidas. |
WO2011051243A1 (en) | 2009-10-29 | 2011-05-05 | Bayer Cropscience Ag | Active compound combinations |
JP5827626B2 (ja) | 2009-10-30 | 2015-12-02 | バイエル・インテレクチュアル・プロパティ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングBayer Intellectual Property GmbH | ヘテロアリールピペリジン及びピペラジン誘導体 |
ES2553620T3 (es) | 2009-12-21 | 2015-12-10 | Bayer Cropscience Ag | Bis(difluorometil)pirazoles como fungicidas |
CN102666532A (zh) | 2009-12-22 | 2012-09-12 | 先正达参股股份有限公司 | 吡唑衍生物 |
EP2521450B1 (en) | 2010-01-07 | 2015-02-25 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Fungicidal heterocyclic compounds |
CN102971314B (zh) | 2010-04-28 | 2016-03-23 | 拜耳知识产权有限责任公司 | 酮基杂芳基哌啶和酮基杂芳基哌嗪衍生物作为杀菌剂 |
US8815775B2 (en) | 2010-05-18 | 2014-08-26 | Bayer Cropscience Ag | Bis(difluoromethyl)pyrazoles as fungicides |
BR112012026708A2 (pt) | 2010-05-20 | 2015-09-22 | Du Pont | composto selecionado, composição fungicida e método para controlar doenças vegetais |
BR112012030184A2 (pt) | 2010-05-27 | 2015-12-29 | Bayer Cropscience Ag | derivados de ácido piridinilcarboxílico como fungicidas |
US20120122928A1 (en) | 2010-08-11 | 2012-05-17 | Bayer Cropscience Ag | Heteroarylpiperidine and -Piperazine Derivatives as Fungicides |
EP2423210A1 (de) | 2010-08-25 | 2012-02-29 | Bayer CropScience AG | Heteroarylpiperidin- und -piperazinderivate als Fungizide |
US8759527B2 (en) | 2010-08-25 | 2014-06-24 | Bayer Cropscience Ag | Heteroarylpiperidine and -piperazine derivatives as fungicides |
GB2483736B (en) | 2010-09-16 | 2012-08-29 | Aragon Pharmaceuticals Inc | Estrogen receptor modulators and uses thereof |
US9408391B2 (en) | 2010-10-07 | 2016-08-09 | Bayer Intellectual Property Gmbh | Fungicide composition comprising a tetrazolyloxime derivative and a thiazolylpiperidine derivative |
MX352731B (es) | 2010-10-27 | 2017-12-06 | Bayer Ip Gmbh | Derivados de heteroarilpiperidina y -piperazina como fungicidas. |
BR112013012621A2 (pt) | 2010-11-25 | 2016-07-12 | Syngenta Participations Ag | heterociclos microbicidas |
US20130261154A1 (en) | 2010-12-17 | 2013-10-03 | E I Du Pont De Nemours And Company | Fungicidal azocyclic amides |
JP6326231B2 (ja) | 2011-02-01 | 2018-05-16 | バイエル・インテレクチュアル・プロパティ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングBayer Intellectual Property GmbH | 殺菌剤としてのヘテロアリールピペリジン誘導体及びヘテロアリールピペラジン誘導体 |
US8748432B2 (en) | 2011-02-10 | 2014-06-10 | Syngenta Participations Ag | Microbiocidal pyrazole derivatives |
BR112013020419A2 (pt) | 2011-02-10 | 2016-07-12 | Syngenta Participations Ag | microbicidas derivados de pirazol |
EP2532233A1 (en) | 2011-06-07 | 2012-12-12 | Bayer CropScience AG | Active compound combinations |
WO2013000941A1 (en) | 2011-06-30 | 2013-01-03 | Syngenta Participations Ag | Microbiocidal heterocycles |
HUE032594T2 (en) | 2011-06-30 | 2017-10-30 | Syngenta Participations Ag | Microbiocide heterocyclic compounds |
BR112014005989B1 (pt) | 2011-09-15 | 2019-11-05 | Bayer Ip Gmbh | compostos fungicidas piperidina-pirazoles, seus usos, método e composição para controlar fungos fitopatogênicos prejudiciais, e método para produzir composições |
BR112014009037A2 (pt) | 2011-10-18 | 2017-05-09 | Syngenta Participations Ag | derivados pirazol microbicidas |
US20140243371A1 (en) | 2011-10-18 | 2014-08-28 | Syngenta Participations Ag | Microbiocidal pyrazole derivatives |
EP2921491B1 (de) | 2011-12-27 | 2017-08-16 | Bayer Intellectual Property GmbH | Zwischenverbindungen zur herstellung von heteroarylpiperidinen und -piperazinderivaten als fungizide |
TWI568721B (zh) | 2012-02-01 | 2017-02-01 | 杜邦股份有限公司 | 殺真菌之吡唑混合物 |
PE20190344A1 (es) | 2012-02-27 | 2019-03-07 | Bayer Ip Gmbh | Combinaciones de compuestos activos |
WO2013127784A1 (en) | 2012-03-02 | 2013-09-06 | Syngenta Participations Ag | Microbiocidal pyrazole derivatives |
EP2820011A1 (en) | 2012-03-02 | 2015-01-07 | Syngenta Participations AG | Microbiocidal pyrazole derivatives |
WO2013127808A1 (en) | 2012-03-02 | 2013-09-06 | Syngenta Participations Ag | Microbiocidal pyrazole derivatives |
WO2013191866A1 (en) | 2012-06-22 | 2013-12-27 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Fungicidal heterocyclic compounds |
WO2014060176A1 (en) | 2012-10-16 | 2014-04-24 | Syngenta Participations Ag | Microbiocidal pyrazole derivatives |
WO2014075874A1 (en) | 2012-11-13 | 2014-05-22 | Syngenta Participations Ag | Microbiocidal pyrazole derivatives |
WO2014075873A1 (en) | 2012-11-13 | 2014-05-22 | Syngenta Participations Ag | Microbiocidal pyrazole derivatives |
WO2014118142A1 (en) | 2013-02-01 | 2014-08-07 | Syngenta Participations Ag | Microbiocidal pyrazole derivatives |
WO2014118143A1 (en) | 2013-02-04 | 2014-08-07 | Syngenta Participations Ag | Microbiocidal pyrazole derivatives |
WO2014154530A1 (en) | 2013-03-25 | 2014-10-02 | Syngenta Participations Ag | Microbiocidal pyrazole derivatives |
WO2014179144A1 (en) | 2013-04-29 | 2014-11-06 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Fungicidal heterocyclic compounds |
JP6430494B2 (ja) | 2013-06-24 | 2018-11-28 | バイエル・クロップサイエンス・アクチェンゲゼルシャフト | 殺真菌剤としてのピペリジンカルボン酸誘導体 |
WO2015036379A1 (en) | 2013-09-13 | 2015-03-19 | Bayer Cropscience Ag | Fungicidal compositions containing thiazolylisoxazoline fungicide and biological fungicide |
EP3057967B1 (de) | 2013-10-17 | 2017-10-11 | Bayer CropScience Aktiengesellschaft | Neue kristalline form von 2-{3-[2-(1-{[3,5-bis(difluormethyl)-1h-pyrazol-1-yl]acetyl}piperidin-4-yl)-1,3-thiazol-4-yl]-4,5-dihydro-1,2-oxazol-5-yl}-3-chlorphenylmethansulfonat |
TWI647215B (zh) | 2013-11-11 | 2019-01-11 | 德商拜耳作物科學股份有限公司 | 自α,α-二鹵胺製備3,5-雙鹵烷基吡唑衍生物之方法 |
WO2016024350A1 (ja) * | 2014-08-13 | 2016-02-18 | 株式会社エス・ディー・エス バイオテック | 縮合11員環化合物及びそれらを含有する農園芸用殺菌剤 |
JP6407457B2 (ja) | 2016-02-08 | 2018-10-17 | 株式会社エス・ディー・エス バイオテック | 1,2−ベンゼンジメタノール化合物の製造方法 |
US11903387B2 (en) | 2016-02-08 | 2024-02-20 | Gowan Company, L.L.C. | Fungicidal composition |
-
2016
- 2016-02-08 JP JP2017566254A patent/JP6407457B2/ja active Active
- 2016-02-08 PL PL16889770T patent/PL3415496T3/pl unknown
- 2016-02-08 US US16/076,153 patent/US11274076B2/en active Active
- 2016-02-08 EP EP16889770.0A patent/EP3415496B1/en active Active
- 2016-02-08 PT PT16889770T patent/PT3415496T/pt unknown
- 2016-02-08 CN CN202210385927.6A patent/CN114702411A/zh active Pending
- 2016-02-08 WO PCT/JP2016/053650 patent/WO2017138068A1/ja active Application Filing
- 2016-02-08 CN CN201680081183.1A patent/CN108602765B/zh active Active
- 2016-02-08 ES ES16889770T patent/ES2895047T3/es active Active
-
2017
- 2017-02-03 TW TW106103717A patent/TWI731930B/zh active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1993009113A1 (en) * | 1991-11-09 | 1993-05-13 | Smithkline Beecham Plc | 2-((imidazol-2-yl)methyl)-isoindole derivatives as alpha-2-adrenoceptor antagonists |
US20010051620A1 (en) * | 1999-12-29 | 2001-12-13 | American Home Products Corporation | Tricyclic protein kinase inhibitors |
JP2001302658A (ja) * | 2000-04-18 | 2001-10-31 | Showa Denko Kk | 3−イソクロマノン類の製造方法 |
WO2009131090A1 (ja) * | 2008-04-21 | 2009-10-29 | 旭化成ファーマ株式会社 | アミノ酸化合物 |
JP2011021013A (ja) * | 2009-06-19 | 2011-02-03 | Ube Industries Ltd | オキシル基を有する芳香族メチルアルコール化合物の製造方法 |
Non-Patent Citations (6)
Title |
---|
ANTHONY, J. E. ET AL.: "Synthesis, optical, thermal, and redox properties of 2,3,9,10-tetrasubstituted-6,13-dialkynylpentace", PROCEEDINGS OF SPIE-THE INTERNATIONAL SOCIETY FOR OPTICAL ENGINEERING, vol. Vol. 5940, JPN7016000594, 2005, pages 594002/1-594002/12 * |
CHEN, B. ET AL.: "Chemoselective reduction and self-immolation based FRET probes for detecting hydrogen sulfide in sol", ORGANIC & BIOMOLECULAR CHEMISTRY, vol. Vol.12, JPN6018007233, 2014, pages 5629 - 5633 * |
GREENE, T. W. ET AL., PROTECTIVE GROUPS IN ORGANIC SYNTHESIS, THIRD EDITION., JPN6016009025, 1999, pages 第198頁 * |
KISIN-FINFER, E. ET AL.: "New repertoire of ‘donor-two-acceptor' NIR fluorogenic dyes", BIOORGANIC & MEDICINAL CHEMISTRY, vol. Vol.21, JPN6018007230, 2013, pages 3602 - 3208 * |
SINGH, V. ET AL.: "Oxidative dearomatization and unusual intramolecular Diels-Alder reaction of cyclohexa-2,4-dienone:", TETRAHEDRON LETTERS, vol. 56(15), JPN6016009026, 2015, pages 1982 - 1985 * |
SUZUKI, M. ET AL.: "Synthesis and Absolute Configuration of Pyriculol", AGRICULTURAL AND BIOLOGICAL CHEMISTRY, vol. 51(4), JPN6016009024, 1987, pages 1121 - 1127, XP055406149, DOI: doi:10.1080/00021369.1987.10868138 * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN108602765B (zh) | 2022-05-03 |
ES2895047T3 (es) | 2022-02-17 |
JP6407457B2 (ja) | 2018-10-17 |
US20200399263A1 (en) | 2020-12-24 |
WO2017138068A1 (ja) | 2017-08-17 |
TW201800388A (zh) | 2018-01-01 |
CN114702411A (zh) | 2022-07-05 |
EP3415496A4 (en) | 2019-08-07 |
US11274076B2 (en) | 2022-03-15 |
EP3415496B1 (en) | 2021-07-21 |
EP3415496A1 (en) | 2018-12-19 |
PT3415496T (pt) | 2021-10-25 |
CN108602765A (zh) | 2018-09-28 |
TWI731930B (zh) | 2021-07-01 |
PL3415496T3 (pl) | 2022-02-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6407457B2 (ja) | 1,2−ベンゼンジメタノール化合物の製造方法 | |
TWI254708B (en) | 3-phenoxy-4-pyridazinol derivatives and containing thereof for herbicidal compositions | |
JP4551764B2 (ja) | ピラゾール誘導体及びその製造方法 | |
JP2009001541A (ja) | 新規ピラゾール化合物を中間体として用いるアントラニルアミド系化合物の製造方法 | |
JP5107029B2 (ja) | シクロプロピルフェノール誘導体の製造法 | |
JP4128048B2 (ja) | 3−フェノキシ−4−ピリダジノール誘導体及びそれを含有する除草剤組成物 | |
JP6371915B2 (ja) | 4−(4−ホルミルチアゾリル)ピペリジン化合物の製造方法 | |
JP4580175B2 (ja) | 3−フェノキシ−4−ピリダジノール誘導体を含有する除草剤組成物 | |
JP2004262940A (ja) | 3−フェノキシ−4−ピリダジノール誘導体を含有する除草組成物 | |
JP4549690B2 (ja) | 3−フェノキシ−4−ピリダジノール誘導体を含有する除草性組成物 | |
KR20070121787A (ko) | 니코틴산 유도체 또는 그의 염의 제조 방법 | |
JP4580173B2 (ja) | 3−フェノキシ−4−ピリダジノール化合物を含有する除草組成物 | |
JP4580174B2 (ja) | 3−フェノキシ−4−ピリダジノール化合物を含有する除草性組成物 | |
KR20200108836A (ko) | 퀴놀린-4(1h)-온 유도체의 제조 방법 | |
WO2021113284A1 (en) | Process for synthesis of a 2-(5-isoxazolyl)-phenol | |
JP2013124248A (ja) | 4,4−ジフルオロ−3,4−ジヒドロイソキノリン類の製造方法 | |
JPWO2004108662A1 (ja) | フェニルスルホニルカーバメイト誘導体及び農園芸用植物病害防除剤 | |
JP2005232114A (ja) | N−シンナモイル−ベンゼンスルホンアミド誘導体及び農園芸用植物病害防除剤 | |
JP2004262936A (ja) | 3−フェノキシ−4−ピリダジノール化合物を含有する除草剤組成物 | |
JP2016079104A (ja) | ジフェニルジスルフィド誘導体およびその製造方法 | |
US20120184736A1 (en) | Method for producing a 3-(substituted-oxy)-4-pyridazinol derivative |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171227 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20171227 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20180126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180301 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180426 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180529 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20180726 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180809 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180820 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180918 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6407457 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |