JPWO2017098677A1 - 防塵装置、画像表示システム、及び取付方法 - Google Patents

防塵装置、画像表示システム、及び取付方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2017098677A1
JPWO2017098677A1 JP2017554770A JP2017554770A JPWO2017098677A1 JP WO2017098677 A1 JPWO2017098677 A1 JP WO2017098677A1 JP 2017554770 A JP2017554770 A JP 2017554770A JP 2017554770 A JP2017554770 A JP 2017554770A JP WO2017098677 A1 JPWO2017098677 A1 JP WO2017098677A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding
image display
cover
display device
dustproof
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017554770A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6760305B2 (ja
Inventor
昭洋 宮崎
昭洋 宮崎
博格 今野
博格 今野
千晴 田中
千晴 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Publication of JPWO2017098677A1 publication Critical patent/JPWO2017098677A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6760305B2 publication Critical patent/JP6760305B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/145Housing details, e.g. position adjustments thereof
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16MFRAMES, CASINGS OR BEDS OF ENGINES, MACHINES OR APPARATUS, NOT SPECIFIC TO ENGINES, MACHINES OR APPARATUS PROVIDED FOR ELSEWHERE; STANDS; SUPPORTS
    • F16M13/00Other supports for positioning apparatus or articles; Means for steadying hand-held apparatus or articles
    • F16M13/02Other supports for positioning apparatus or articles; Means for steadying hand-held apparatus or articles for supporting on, or attaching to, an object, e.g. tree, gate, window-frame, cycle
    • F16M13/027Ceiling supports
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/16Cooling; Preventing overheating
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/74Projection arrangements for image reproduction, e.g. using eidophor
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3141Constructional details thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3141Constructional details thereof
    • H04N9/3144Cooling systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

本技術の一形態に係る防塵装置は、ベース部と、カバー部とを具備する。前記ベース部は、外部の取付部に接続される接続部と、画像表示装置を保持する保持部とを有する。前記カバー部は、吸気口と、前記吸気口に設けられるフィルタ部と、前記吸気口から吸入された空気を排出する排気口とを有し、前記保持部に保持された前記画像表示装置を覆うように、前記ベース部に取付けられる。

Description

本技術は、プロジェクタ等への塵埃等の影響を防ぐ防塵装置、当該防塵装置と画像表示装置とを含む画像表示システム、及びこれらの取付方法に関する。
特許文献1には、その図1に示されるように、劣悪な環境下に設置されたプロジェクタ3への塵埃や煤煙等の影響を防止するためのフィルタ装置2について記載されている。フィルタ装置2は、フィルタユニット14に覆われた吸気窓10、プロジェクタ3に冷却空気を吹き付けるファン15、及びプロジェクタ3の排気口6の正面に配置される排気窓11がそれぞれ設けられた外部筐体13を有する。当該外部筐体13にプロジェクタ3が設置され、これらが天吊り具に接続された蓋板部(ともに符号なし)に取付けられる(明細書段落[0013][0017][0023]等)。
特開2003−162005号公報
このような防塵装置が画像表示装置に取付けられる場合には、高い防塵効果に加え、これらを天井等に設置する際の作業性が高いことが求められる。
以上のような事情に鑑み、本技術の目的は、天井等への設置に関して高い作業性を発揮可能な防塵装置、画像表示システム、及び取付方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本技術の一形態に係る防塵装置は、ベース部と、カバー部とを具備する。
前記ベース部は、外部の取付部に接続される接続部と、画像表示装置を保持する保持部とを有する。
前記カバー部は、吸気口と、前記吸気口に設けられるフィルタ部と、前記吸気口から吸入された空気を排出する排気口とを有し、前記保持部に保持された前記画像表示装置を覆うように、前記ベース部に取付けられる。
この防塵装置では、ベース部に画像表示装置を保持する保持部が設けられ、当該保持部に画像表示装置が保持された状態で、カバー部がベース部に取付けられる。従ってまず画像表示装置が保持された状態のベース部を天井等に設置し、その後カバー部を取付けることが可能となる。この結果、天井等への設置に関して高い作業性を発揮することができる。
前記防塵装置は、さらに、前記排気口に設けられるファン部を具備してもよい。
これにより高い冷却効果を発揮することが可能となる。
前記防塵装置は、さらに、前記画像表示装置を覆うように前記ベース部に前記カバー部が取付けられることで形成される内部空間を、第1の領域、及びこれと異なる第2の領域に分割する分割部を具備してもよい。この場合、前記吸気口は、前記第1の領域に前記空気を吸入する第1の吸気領域と、前記第2の領域に前記吸気を吸入する第2の吸気領域とを有してもよい。また前記フィルタ部は、前記吸気口の前記第1の吸気領域に設けられてもよい。
この防塵装置では、内部空間が、フィルタ部により塵埃等が除去された清浄な空気が吸入される第1の領域と、フィルタ部を介さない空気が吸入される第2の領域とに分割される。これにより内部空間の全体に清浄な空気を吸入する場合と比べて、フィルタ部の負担を軽減することが可能となる。
前記画像表示装置は、光源を含む光学系に前記空気を供給するための第1の供給口と、前記光源を冷却するための冷却部に前記空気を供給するための第2の供給口とを有してもよい。この場合、前記分割部は、前記第1の供給口が前記第1の領域に含まれ、前記第2の供給口が前記第2の領域に含まれるように、前記第1及び前記第2の領域を互いに分割してもよい。
これにより光学系には、フィルタ部を通った清浄な空気が供給されることになり、塵埃等の影響による輝度の低下等を十分に抑制することが可能となる。
前記フィルタ部は、前記吸気口から取り外し可能に構成されてもよい。この場合、前記第1の吸気領域は、前記第1の供給口に対向して配置されてもよい。また前記第2の吸気領域は、前記第2の供給口に対向して配置されてもよい。
これによりフィルタ部を取り外すことで、第1の吸気領域に対向する位置にある第1の供給口に簡単にアクセスすることが可能となる。この結果、例えば第1の供給口に設けられるフィルタの交換等を簡単に行うことが可能となる。
前記ベース部は、開口と、前記画像表示装置に接続される1以上のケーブルを外部に引き出すための引出口が形成されるように、外部側から前記開口を覆う開口カバーと、前記引出口に設けられる防塵構造部とを有してもよい。
これにより引出口から塵埃等が侵入することを防止することが可能となり、高い防塵効果を発揮することができる。
前記引出口は、前記開口の一部の周縁部と、前記開口カバーの前記一部の周縁部に対向する対向部の間に形成されてもよい。この場合、前記防塵構造部は、前記一部の周縁部に設けられ、前記1以上のケーブルの各々を挟む1以上のスリットを有する保持側クッション部材と、前記開口カバーの前記対向部に設けられ、前記保持側クッション部材に密着する密着側クッション部材とを有してもよい。
保持側クッション部材のスリットにケーブルを挟み、密着側クッション部材を密着させることで、高い防塵効果を発揮することが可能となる。
前記保持側クッション部材は、第1の保持側クッションと、第2の保持側クッションとを有してもよい。
前記第1の保持側クッションは、略直方体の形状を有し、上面から下面に向けて形成され長手方向に並び短手方向に延在する前記1以上のスリットを有し、前記短手方向が前記前記引出口から外部へ向かう方向に合わせられて配置される。
前記第2の保持側クッションは、長手方向の大きさが前記第1の保持側クッションと略等しい略直方体の形状を有し、前記第1の保持側クッションの外部側の側面に沿うように隣接して配置される。
この場合、前記密着側クッション部材は、前記第1及び前記第2の保持側クッションの各々の上面に密着してもよい。
スリットが形成された第1の保持側クッションの外部側の側面に第2の保持側クッションを隣接させ、これらの上面に第2の保持側クッション部材を密着させることで、高い防塵効果を発揮することが可能となる。
前記第2の保持側クッションの前記上面の高さは、前記第1の保持側クッションの前記上面の高よりも低く、前記第1の保持側クッションに形成された前記1以上のスリットの下端の高さよりも高くてもよい。
これによい高い防塵効果を発揮することが可能となる。
前記カバー部は、1以上の係合部を有してもよい。この場合、前記ベース部は、前記1以上の係合部と係合して前記カバー部を仮止めする1以上の仮止部を有してもよい。
これにより天井等に設置されたベース部(画像表示装置を保持した状態)に対して、カバー部を仮止めすることが可能である。この結果、カバー部の落下を防止しつつ安全にベース部に取付けることが可能となる。
前記仮止部は、第1の部材と、第2の部材とを有してもよい。
前記第1の部材は、前記係合部と係合する係合面と前記係合部に押圧される押圧面とを有し所定の方向に向けて突出する突出部を含む。
前記第2の部材は、前記第1の部材の所定の位置にて、前記押圧面が押圧された際に前記突出部が前記所定の方向とは反対方向に移動可能に、また前記係合部による押圧が解除した際に前記係合面が前記係合部に係合するように前記突出部を前記所定の方向に移動可能に、前記第1の部材を支持する。
これによりカバー部の係合部が突出部の押圧面を押圧するようにカバー部をベース部に近づけることで、自動的に仮止め状態となる。この結果、設置に関する作業性が大幅に向上する。
前記第1の部材は、押圧することで、前記係合部と係合する前記突出部を前記所定の方向とは反対側に移動させることが可能な係合解除部を有してもよい。
係合解除部を押圧することで、簡単に仮止め状態を解除することが可能となる。
前記防塵装置は、さらに、前記排気口に設けられるファン部と、前記ファン部の駆動を制御する制御部と、前記吸気口の付近の前記空気の第1の温度、及び前記排気口の付近の前記空気の第2の温度をそれぞれ測定可能なセンサ部とを具備してもよい。この場合、前記制御部は、前記センサ部により測定された前記第1及び前記第2の温度の差をもとに、前記ファン部の駆動を制御してもよい。
これにより画像表示装置の駆動に応じてファン部を駆動させることが可能となり、消費電力の節約や騒音の抑制を実現することができる。
前記カバー部は、前記画像表示装置の投射部を覆う、開閉可能に設けられる投射カバー部を有してもよい。
投射カバー部を開けることで簡単に投射部にアクセスすることが可能となり、また投射カバー部の内側の掃除等も簡単に実行可能となる。
本技術の一形態に係る画像表示システムは、画像表示装置と、前記防塵装置とを具備する。
本技術の一形態に係る取付方法は、防塵装置のベース部の保持部に画像表示装置を保持させることを含む。
前記ベース部の接続部が外部の取付部に接続される。
吸気口と、前記吸気口に設けられるフィルタ部と、前記吸気口から吸入された空気を排出する排気口とを有する前記防塵装置のカバー部が、前記保持部に保持された前記画像表示装置を覆うように前記ベース部に取付けられる。
以上のように、本技術によれば、天井等への設置に関して高い作業性を発揮することが可能となる。なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本技術の一実施形態に係る画像表示システムの外観例を示す概略図である。 画像表示システムの防塵装置のトップカバーの一部を省略した図である。 画像表示装置の構成例を示す概略図である。 防塵装置のベース部及びトップカバーの各々の構成例を示す図である。 画像表示装置が保持された状態で設置面側を上方に向けた状態の図である。 引出口に設置される防塵構造部の構成例を示す概略図である。 トップカバーの構成例を示す概略図である。 フィルタブロックの構成例を示す概略図である。 分割クッション部の構成例を示す概略図である。 分割クッション部の構成例を示す概略図である。 清浄空気エリア及び通常空気エリアの位置の一例を示す概略図である。 トップカバーに設けられる係合部、及びベース部に設けられる仮止機構の各々の構成例を示す概略図である。 仮止機構の支持部材及び可動部材の構成例を示す概略図である。 係合部と仮止機構とが係合して仮止めされる際の動作例を示す模式図である。
以下、本技術に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。
[画像表示システムの構成]
図1は、本技術の一実施形態に係る画像表示システムの外観例を示す概略図である。図2は、画像表示システムの防塵装置のトップカバーの一部を省略した図である。図1及び図2に示すように、画像表示システム100は、防塵装置10と、防塵装置10に収容される画像表示装置20とを含む。
図1Aに示すように、画像表示システム100は、天井1に設置された状態で使用される。以下、画像が投射される投射側から見て、幅方向、奥行き方向、及び高さ方向を定める。また投射側から見て、画像表示システム100の各面を、前方面101a、後方面101b、右側面101c、左側面101d、下面101e、及び設置面101fとする。またこれら面が位置する側を、それぞれ前方側、後方側、右側、左側、下側、及び上側として、説明を行う。
図1Bは、画像表示システム100を、設置面101f側(上側)から見た図である。防塵蔵置10は、板状部のベース部40と、ベース部40に取付けられるトップカバー70とを有する。トップカバー70がベース部40に取付けられることで、図2に示す画像表示装置20が収容される内部空間が形成される。トップカバー70は、本実施形態においてカバー部に相当する。
上記した設置面101fはベース部40の一部となり、前方面101a、後方面101b、右側面101c、左側面101d、及び下面101eは、トップカバー70の一部となる。図2A及びBに示すように、ベース部40の設置面101fとは反対側の支持面42(図4等も参照)上に、画像表示装置20が配置される。そして画像表示装置20を覆うように、トップカバー70がベース部40に取付けられる。
トップカバー70の左側面101dには、吸気口71が形成される。またトップカバー70の右側面101cには、吸気口71から吸入された空気を排出する排気口73が形成される。図2Bに示すように、吸気口71には、ファン機構45が設けられる。ファン機構45が動作することで、吸気口71から外部の空気が冷却風として吸入され、画像表示装置20の内部に供給される。画像表示装置20の内部を冷却して暖かくなった空気は、排気口73から外部に排出される。
図3は、画像表示装置20の構成例を示す概略図である。画像表示装置20は、例えばプレゼンテーション用、デジタルシネマ用、その他種々の用途に用いられるプロジェクタである。その他の画像表示装置にも、本技術は適用可能である。
画像表示装置20は、防塵装置10を取付けることなく、単体でも使用可能である。また画像表示装置20は、チルトフリー設計となっており、上下の向きを反対にして使用可能である。例えば画像表示装置20が天井1に設置される場合には、上下の向きを反対にして使用される。本実施形態のように防塵装置10とともに天井1に設置される場合も、上下の向きは反対にされる。
天井1に設置された状態を基準として、画像表示装置20の各面を、前方面21a、後方面21b、右側面21c、左側面21d、下面21e、及び設置面21fと記載する。前方面21aの中央部分には、画像を投射するための投射レンズ22を含む投射部23が設置される。また前方面21aには、インジケータ24やリモコン制御のためのIR(赤外線)受信部25が設けられる。なおIR受信部25は、後方面21bにも設置される。また設置面21fの略中央には、ベース部40に設置される接続金具51との接続用のネジ孔35、及びベース部40のガイド金具56と係合する取付孔26が形成されている。
左側面21dには、画像表示装置20の内部に空気を吸入するための吸気口27が設けられる。右側面21cには、暖められた空気を排出するための排気口28(図2B参照)が設けられる。吸気口27にはフィルタが設けられ、排気口28にはファン機構が設けられる。
図3Bに示すように、設置面21fの中央から左側面21dにかけて凹部29が形成されており、凹部29の側面29aには、電源ケーブル、DVI端子ケーブル又はHDMI(登録商標)端子ケーブル等が接続可能な複数の端子30が設置される。なお図中では端子が設置される孔のみが図示されており、当該孔に端子30の符号が付されている。凹部29の側面29aの奥側(右側面21c側)や凹部29の底面29bの下側(下面21e側)が、画像表示装置20の内部空間となる。底面29bは、吸気口27の上部側に接続されており、吸気口27を通る空気は、底面29bの下方を通って、画像表示装置20の内部を進む。
画像表示装置20の内部には、例えばレーザ光源等を含む光源部、照明光学系、液晶パネル等の光調素子(ともに図示省略)、及び投射部23等が構成されている。光源部は、白色光を生成して照明光学系に出射する。照明光学系は、白色光をRGBの各色光に分割し、各色用の光変調素子に導く。光変調素子は、外部から入力される画像情報をもとに、RGBの各色光を変調する。各色の変調光(画像光)は、照明光学系が有するダイクロイックプリズム等により合成され、投射部23に出射される。投射部23は、投射レンズ22等により、合成された画像光をスクリーン等に投射する。これによりカラー画像が生成される。光源部や照明光学系等の具体的な構成は限定されない。また画像を生成するための他の構成が採用されてもよい。
本実施形態では、光源から投射レンズ22までの光学系が、画像表示装置20内の所定の領域に収容されて構成されている。当該領域は、光路上に塵埃等が侵入しないように、周囲が筐体構造体(図示省略)により囲まれている。一方、当該領域から空間的に隔てられた領域の、光源部の背後にあたる位置には、光源から発生する熱を冷却するためにヒートシンク等の冷却部が配置される。レーザ光源が用いられる場合には、高輝度化が実現するが、熱の処理が重要となる。すなわち光源を冷却する冷却部の熱を、効率的に冷却することが重要となる。
図3A及びBに示すように、吸気口27には、光学系に空気を供給するための第1の供給口27aと、冷却部に空気を供給するための第2の供給口27bとが設けられる。左側面21dの略中央部分が第1の供給口27aとなり、後方側の部分が第2の供給口27bとなる。吸気口27が第1及び第2の供給口27a及び27bに分割されているともいえる。
第1の供給口27aは、光学系を収容する領域に連通されている。光学系に塵埃等が侵入すると、輝度の低下等の不具合につながる可能性が高くなるので、ここには清浄な空気を供給する必要がある。従って第1の供給口27aにはフィルタ(図示省略)が設けられる。
フィルタの外部側には、ロック機構32を操作することで取外し可能なフィルタカバー33が装着される。フィルタの交換時には、フィルタカバー33が取外される。なお凹部29は、後に説明する防塵装置10の開口カバー52により覆われるので、凹部29の側面29a等から塵埃等が侵入することはない。光学系に供給された冷却風は、ファン機構の近傍に設置された排出側の流路孔から排出され、そのまま排気口28から排出される。
一方、ヒートシンク等の冷却部には、塵埃を含む空気が供給されてもよい。当該空気は、光学系を収容する領域に侵入することはないからである。従って第2の供給口27bには、フィルタが設けられない。また取外し可能なカバーも設けられず、庇状の羽根34が固定されている。フィルタが設けられないので、第2の供給口27bから流入する空気の流量が制限されることがない。これにより冷却風を高い流量で供給することが可能となり、冷却部を効率的に冷却することが可能となる。第2の供給口27bから供給された空気は、ファン機構により、排気口28から排出される。
図4は、防塵装置10のベース部40及びトップカバー70の各々の構成例を示す図である。図4Aに示すベース部40は、画像表示装置20を支持する支持面42が上向きとなるように図示されている。
図4Aに示すように、ベース部40は、高さ方向から見て略矩形状を有する。ベース部40は、例えば約650mm四方のサイズを有し、材料としては例えばアルミニウム等の金属材料が用いられる。ベース部40のサイズ及び材料は限定されず、適宜設定されてよい。ベース部40の周囲の4辺部を、トップカバー70の各面の名称に合わせて、前辺部41a、後辺部41b、右辺部41c、及び左辺部41dと記載する。
ベース部40の支持面42側には、画像表示装置20を保持する保持機構(保持部)43、開口44、ファン機構45、制御部46、センサ保持部47、センサ部48、仮止機構49、ガイド板50、及び空気分離部57が設けられる。図1Bに示す設置面101f側には、天吊り金具2(図5A参照)と接続される接続金具51、外部側から開口44を覆う開口カバー52、防塵構造部53(図6参照)、設置面101f側を地面に載置する際の支持脚54、及びACアダプタ55が設置される。
保持機構43は、設置面101f側に設置される接続金具51と、支持面42の略中央に設置されたガイド金具56とを有する。図1Bに示すように、接続金具51には、三角形の各頂点の位置に、ネジ孔が形成されたボス66が設けられる。図4Aに示すように、接続金具51が設置されると、ボス66が支持面42を貫通して突出する。ボス66と図3Bに示すネジ孔35が合わせられネジ止めされることで、ベース部40に画像表示装置20が取付けられる。三角形の各頂点に位置する3点にてネジ止めされることで、安定して、画像表示装置20を保持することが可能となる。ガイド金具56は、ベース部40と画像表示装置20との組み立て時のガイドをする部品である。
空気分離部57は、略U字形状を有し、後辺部21bに沿って設置された底面分離部57aと、その両端から垂直方向に延在する2つの側面分離部57b及び57cとを有する。空気分離部57は、本実施形態において、分割部の一部として機能するが、この点については、後に詳しく説明する。
空気分離部57は、例えばABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂等の汎用樹脂、PC(ポリカーボネート)樹脂、ABSとPCの混合樹脂等のエンジニアリングプラスチック等からなる。これに限定されず、例えばアルミニウム等の金属材料が用いられてもよい。
空気分離部57は、画像表示装置20の後方側の部分を保持する(図9等参照)。その際には、スポンジやウレタン等からなるクッション部材により、空気分離部57と画像表示装置20との間が密閉される。クッション部材に代わる密閉部材として、ゴム等の弾性部材が用いられてもよい。なおクッション部材は、空気分離部57全体に予め形成されていてもよい。あるいは、保持される画像表示装置20側に、組み立て時に装着されてもよい。
ファン機構45は、右辺部41cに沿って配置され、ファン保持部45a、及び3つのファン58(図9B参照)を有する。ファン保持部45aは、空気分離部57の右側の側面分離部57bよりも前方側に、支持面42から垂直方向に立ち上がって設けられる。ファン保持部45aは、例えばABS等の樹脂材料(プラスチック)や金属材料等からなる。ファン機構45は、本実施形態において、ファン部に相当する。
ファン保持部45aの下方側から、各ファンに接続されるケーブルが制御部46に向けて配線される。またファン保持部45aの前方側には、ファン58の駆動状態を示すインジケータとなるLED59が配置される。当該LED59からも制御部46に向けてケーブルが配線される。
制御部46は、後辺部41b及び左辺部42dに挟まれた角に形成される。制御部46は、空気分離部57の左側の側面分離部57cの後方側のスペースに配置される。制御部46は、カバー46aとカバー内に収容された図示しない基板を有する。基板には、電源回路、ファン58やLED59等を制御する制御回路等が形成されている。
これらの回路は、例えば所定のIC(集積回路)や、CPU、メモリ(RAM、ROM)、I/O等が1チップに収められたマイコン(マイクロコンピュータ)により実現される。またFPGA(Field Programmable Gate Array)等のPLD(Programmable Logic Device)、その他ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のデバイスが用いられてもよい。
制御部46には、図1Bに示す設置面101fに設けられたACアダプタ55が接続される。ACアダプタ55には、図示しないコンセントケーブルが接続され、天井1等に設置されたコンセントに接続される。制御部46は、当該ACアダプタ55を介して電力を受け取り、種々の動作を実行する。
センサ部48は、左辺部41dの近傍に配置される第1の温度センサ48aと、右辺部41cの近傍に配置される第2の温度センサ48bとを有する。各温度センサとしては、周知のものを含めて任意のものが用いられてもよい。また第1及び第2の温度センサ48a及び48bとして、同じ温度センサが用いられてもよいし、異なる種類の温度センサが用いられてもよい。
図4Aに示すように、左辺部41dの後方側に、制御部46に隣接して、板状のセンサ保持部47が設置される。垂直方向に立ち上がって構成されたセンサ保持部47の先端に、第1の温度センサ48aが設置される。一方、第2の温度センサ48bは、右辺部41cの後方側に配置され、ファン保持部45aに設置される。支持面42から見て、第1及び第2の温度センサ48a及び48bは、互いに略等しい高さに設定される。もちろんこれに限定されず、温度感知性に応じて設置位置を異ならせてもよい。各温度センサ48a及び48bからは制御部46に向けてケーブルが配線される。
第1の温度センサ48aは、トップカバー70の吸気口71の付近の第1の温度を測定する。第2の温度センサ48bは、トップカバー70の排気口73の付近の第2の温度を測定する。制御部46は、第1及び第2の温度の差をもとに、ファン58の駆動を制御する。具体的には、第1及び第2の温度の差が、所定の閾値よりも大きい場合には、画像表示装置20が駆動していると判定し、ファン58の駆動を開始する。
画像表示装置20の駆動に応じてファン58を駆動させることができるので、必要のない時に無駄にファン58を駆動させてしまうことを防止することができる。この結果、消費電力を節約することが可能となり、また騒音の発生を防止することが可能となる。
またセンサ部48を構成することで、制御部46と画像表示装置20とが電気的に接続されていなくても、画像表示装置20の駆動状態を判定することができる。この結果、制御部46と画像表示装置20とを接続するための機構等を省略することが可能となり、コストを抑えることができる。また接続作業を省略することが可能となり、防塵装置10の取付けに関する作業性を向上させることができる。なお温度センサを1つだけ設置し、測定温度が所定の閾値よりも大きい場合に、ファン58を駆動させてもよい。
図4Aに示すように、制御部46に、DVI端子等のコネクタ46bを設け、制御部46と画像表示装置20とが電気的に接続可能であってもよい。この場合、直接的に、画像表示装置20の駆動状態を検出することが可能となり、ファン58の駆動のタイミングを正確に検知することが可能となる。
ガイド板50は、後辺部41b及び左辺部41dに挟まれた角と、これと対角線上の位置である、前辺部41a及び右辺部41cに挟まれた角にそれぞれ設置される。ガイド板50は、長方形状の板部材であり、支持面42から垂直方向に延在して設置される。ガイド板50により、トップカバー70をベース部40に取付ける際に、互いの位置関係がガイドされる。またトップカバー70の強度も補強される。
ベース部40の設置面101f側について説明する。図5は、その説明のための図であり、支持面42に画像表示装置20が保持された状態で、設置面101f側を上方に向けた状態の図である。
図5Aに示すように、接続金具51には、天吊り金具2が接続される。本実施形態では、接続金具51には、三角形の各頂点の位置(ボス66の近傍)にネジ孔60が形成され、その位置でネジ止めされることで、接続金具51と天吊り金具2が接続される。3点にてネジ止めされることで、安定して、これらを接続することができる。天吊り金具2がネジ止めされた後、天井1に取付けられた天吊り金具の本体部分に、天吊り金具2を装着される。これにより画像表示装置20を保持した状態のベース部40が、天井1に設置される。
本実施形態において、接続金具51は、保持部及び接続部として機能する。また天吊り金具2(本体部分も含む)は、外部の取付部に相当する。接続金具51、天吊り金具2、天吊り金具の本体等の構成や、これらを接続する方法等は限定されない。
図5Bに示すように、開口44は、左辺部41dと接続金具51との間に形成される。開口44は、画像表示装置20に接続される電源ケーブル等を、外部に引き出すために形成される。図5Bに示すように、ベース部40の支持面42に画像表示装置20が設置された場合に、設置面101f側から開口44を介して、電源ケーブル等が接続される端子30が見える。開口44は、画像表示装置20の端子30の位置等に合わせて、位置や形状等が適宜設計される。
図5Aに示すように、開口カバー52は、外部側から開口44を覆う。開口カバー52の左側の辺部52aは、左辺部41dに沿って延在し、設置面101fとの間に隙間が形成されるように、上方に突出している。この設置面101fと開口カバー52との間のスペースが、電源ケーブル等を引き出すための引出口61となる。具体的には、開口44の左側の一部の周縁部44aと、開口カバー52の左側の辺部52aの内側にあたる、周縁部44aと対向する対向部52bとの間に、引出口61が形成される。左辺部41d側から見た引出口61の形状は、長方形状となる。
引出口61からは1以上のケーブルを引出しつつ、外部の塵埃等の侵入を防止することが求められる。この目的を達成するために、引出口61には、防塵構造部53が設置される。
図6は、引出口61に設置される防塵構造部53の構成例を示す概略図である。防塵構造部53は、開口44の周縁部44aに設置される保持側クッション部材62と、開口カバー52の対向部52bに設置される密着側クッション部材63とを有する。
図6Bに示すように、保持側クッション部材62は、略直方体形状を有する第1の保持側クッション62aと、同じく略直方体形状を有し、長手方向の大きさが第1の保持側クッション62aと略等しい第2の保持側クッション62bとを有する。
第1の保持側クッション62aは、開口44に隣接して配置され、設置面101fに当接する面を下面U1、その反対側を上面T1とすると、上面T1から下面U1にかけて複数のスリットSが形成される。複数のスリットSは、第1の保持側クッション62aの長手方向に並び、短手方向に延在するように形成される。当該スリットSの延在方向である短手方向が、引出口61から外部へ向かう方向に合わせられる。
第2の保持側クッション62bは、第1の保持側クッション62aの外部側の側面に沿うように隣接して配置される。第2の保持側クッション62bの設置面101fに当接する面を下面U2とし、その反対側を上面T2とする。そうすると図6Cに示すように、設置面101fを基準として、第2の保持側クッション62bの上面T2高さは、第1の保持側クッション62aの上面T1の高さよりも低く設定される。また第2の保持側クッション62bの上面U2の高さは、第1の保持側クッション62aに形成された複数のスリットSの、下端の高さよりも高く設定される。
例えば第1の保持側クッション62aの上面T1の高さをLmmとして、スリットSの深さ(上面T1から下面U1に向かう切込み大きさ)がMmmとする。そうすると、スリットSの下端の高さは、Lmm−Mmmとなる。この場合、第2の保持側クッション62bの上面T2の高さNmmは、Lmm−Mmm<Nmm<Lmmに設定される。なお典型的には、Lmm>Nmmであり、例えばNmm=2/3Lmmに設定される。もちろんこれに限定されるわけではない。
図6Aに示すように、密着側クッション部材63は、開口カバー52を取付けたときに第1の保持側クッション62aの上面T1に密着する略直方体形状の第1の密着側クッション63aと、第2の保持側クッション62bの上面T2に密着する略直方体形状の第2の密着側クッション63bとを有する。また密着側クッション部材63は、第1及び第2の密着側クッション63a及び63bの両端部に形成された側方密着クッション64を有する。側方密着クッション64は、開口カバー52が取付けられた際に、第1及び第2の保持側クッション62a及び62bの両端部に側方から密着し、引出口61の両端部を密閉する。
図6C示すように、開口カバー52の対向部52bに当接する面を下面とし、その反対側の面を上面とすると、第1の密着側クッション63aの上面T3が、第1の保持側クッション62aの上面T1に密着する。また第2の密着側クッション63bの上面T4が、第2の保持側クッション62bの上面T2に密着する。第1の密着側クッション63aの上面T3の高さは、第2の密着クッション63bの上面T4の高さよりも低く設定される。
その高さの差は、第1及び第2の保持側クッション62a及び62bの各々の上面T1及びT2の高さの差に応じて設定される。例えば開口カバー52を取付けた際に、第1及び第2の密着側クッション63a及び63bの上面T3及びT4が、第1及び第2の保持側クッション62a及び62bの上面T1及びT2を押圧可能なように設定される。
開口44を介して画像表示装置20の端子30に接続された複数のケーブルは、第1の保持側クッション62aのスリットSの間に挿入され、スリットSにより挟み込まれる。ケーブルは、スリットSの下端付近まで挿入されるが、第2の保持側クッション62bの上面T2部分では、上方に若干折り曲げられて保持される。
図6B及びCに示すように、開口44の他方の周縁部の係合部65を軸にして、開口カバー52が開口44を覆うように取付けられる。第1及び第2の保持側クッション62a及び62bの各々の上面T1及びT2が、第1及び第2の密着側クッション63a及び63bの上面T3及びT4に、十分に密着される。これにより引出口61から外部の塵埃等が侵入することを十分に防止することが可能となり、高い防塵効果を発揮することが可能となる。
第1及び第2の保持側クッション62a及び62b、第1及び第2の密着側クッション63a及び63b、側方密着クッション64は、例えばスポンジやウレタン等からなる。その他ゴム等の封止部材が用いられてもよい。本実施形態では、スリットSが形成される第1の保持側クッション62aに、硬度が高いクッション部材が用いられる。これによりスリットSにてケーブルを十分に挟み込んで保持することが可能となる。他の部材について、比較的硬度が低いクッション部材が用いられる。これにより適当な変形を可能とし、十分な密閉効果を発揮することが可能となる。
図4Aに示すように、仮止機構49は、前辺部41a及び左辺部41dに挟まれた角と、これと対角線上の位置である、後辺部41b及び右辺部41cに挟まれた角にそれぞれ設置される。仮止機構49は、画像表示装置20が保持された状態で天井1に設置されたベース部40に、トップカバー70を取付ける際に機能する。すなわち取付け中に、トップカバー70が落下しないように、これを仮止めする。仮止機構の詳細については、後述する。
図4B、図7及び図8を参照して、トップカバー70について説明する。トップカバー70は、吸気口71、フィルタブロック72、排気口73、係合部74、フロントカバー75、フィルタカバー保持部76、透明窓77a及び77b、インジケータ窓78、及び分割クッション部79を有する。
トップカバー70は、例えばABS樹脂等の汎用樹脂、PC樹脂、ABSとPCの混合樹脂等のエンジニアリングプラスチック等からなる。樹脂材料を用いることで、トップカバー70の軽量化を図ることができる。もちろん他の材料が用いられてもよい。
フロントカバー75は、画像表示装置20の投射レンズ22(投射部23)を覆うように、前面部101aの中央部分に配置される。フロントカバー75は、枠部75aと、枠部75aにより形成される開口部分を密閉する例えばガラス等からなる透光カバー75bとを有する。投射レンズ22から投射される画像光は、透光カバー75bを介してスクリーン等に投射される。フロントカバー75は、本実施形態において、投射カバー部に相当する。
図7Aに示すように、フロントカバー75は、前方面101aに対して、開閉可能に設けられる。前方面101aの中央部分には開口80が形成されており、フロントカバー75は、当該開口80を密閉するように構成される。図7Aに示す開状態では、開口80を介して外部から投射部23へアクセスが可能である。これにより例えば手動によるフォーカス調整や、投射レンズ22の交換等を、防塵装置10を取外すことなく容易に行うことが可能となる。
図4B等に示す閉状態では、開口80から外部の塵埃等が侵入することが無いように、フロントカバー75により、開口80が十分に密閉される。そのために例えば開口80の周囲や、透光カバー75bの周囲等に、クッション部材や密閉部材等が設けられてもよい。
図7Aに例示するフロントカバー75では、設置面101fから下面101eに向けて、フロントカバー75が開けられる。すなわち高さ方向を開閉方向として、フロントカバー75の開閉状態が互いに切り替えられる。これにより右側及び左側の両方から、容易に投射部23へアクセスすることが可能である。もちろん下面101e及び設置面101f側からもアクセスは可能である。
これに代えて、開口80の左右のいずれかの側を軸として、左右のいずれかの方向で、フロントカバー75の開閉が行われてもよい。すなわちフロントカバー75の開閉方向は限定されず適宜設定されてよい。またフロントカバー75を開閉するための構造も任意に設計されてよい。
排気口73は、右側面101cのほぼ全領域にわたって形成される。排気口73は、ベース部40に設置されるファン機構45に対向して設けられる。排気口73は、ベース部40に保持される画像表示装置20の排気口28と同じ向きに、すなわち右側に設けられる。画像表示装置20の排気口28から排出された空気は、トップカバー70の排気口73から外部へ排出される。図4Bに示すように排気口73には、庇状の羽根81が取付けられる。
吸気口71は、左側面101dのほぼ全領域わたって形成される。図7Bに示すように、左側面101dには、フィルタブロック72が取外し可能に取付けられる。左側面101dにフィルタブロック72が取付けられると、フィルタブロック72の吸入口72aが、吸気口71の一部となる。当該フィルタブロック72の吸入口72aの部分が、本実施形態において、吸気口71の第1の吸気領域71aとなる。一方、左側面101dの後方側に固定して形成された部分が、吸気口71の第2の吸気領域71bとなる。
フィルタブロック72が取付けられると、第1の吸気領域71aと、図3に示す第1の供給口27aとが対向することになり、フィルタブロック72の排出口72bと、第1の供給口27aとが連通される。第1の吸気領域71aから吸入された空気は、第1の供給口27aを介して、光源を含む光学系に供給される。
図8に示すように、フィルタブロック72は、開閉可能な蓋部82を有する筐体部83と、筐体部83内に収容されるフィルタ部84を有する。蓋部82側が、フィルタブロック72の排出口72bとなる。本実施形態では、折り込まれた濾紙からなるフィルタ部分を2箇所有するフィルタ84aが2枚重ねられて、筐体部84内に収容される。これにより塵埃等が十分に除去された清浄な空気を光学系に供給することが可能となる。なおフィルタ部84の構成は限定されず、スポンジタイプのものや帯電タイプのものが用いられてもよい。
第2の吸気領域71bは、図3に示す第2の供給口72bと対向する。第2の吸気領域71bには、フィルタは設けられないので、第2の吸気領域71bから流入する空気の流量が制限されることがない。従って第2の吸気領域71b、及び第2の供給口27bを介して、勢いよく冷却風をヒートシンク等の冷却部に供給することが可能となる。この結果、冷却部を効率的に冷却することが可能となる。
フィルタカバー保持部76は、下面101eの反対側の内側面85の後方側に設けられる。フィルタカバー保持部76は、ベース部40の支持面42に保持された画像表示装置20の、第1の供給口27aをカバーするフィルタカバー33を保持する。これにより取外されたフィルタカバー33の置き場等を準備する必要がなく、画像生成システム100の設置に関する作業性を向上させることが可能となる。また取外されたフィルタカバー33の紛失等を防止することができる。フィルタカバー保持部76の具体的な構成は限定されない。
透明窓77a及び77bは、前方面101a及び後方面101bにそれぞれ設けられる。前方面101aの透明窓77aを介して、画像表示装置20のインジケータ24が確認可能である。また透明窓77aを介してリモコン制御のためのIR受信部25に、制御信号が送信可能である。後方面101bの透明窓77bは、画像表示装置20の後方面21bに設置されたIR受信部25に、制御信号を送信可能とするために設置される。
インジケータ窓78は、図4Aに示すファン58の駆動状態を示すLED59が確認可能な位置に形成される。例えばファン58がスタンバイ状態では赤色が点灯され、ファン58の故障時には赤色が点滅表示される。ファン58が正常に駆動している場合には、緑色が点灯される。インジケータとなるLED59により、ファン58の駆動状態を容易に確認することが可能となる。
係合部74は、ベース部40に設置された仮止機構49と係合する部分である。係合部74は、トップカバー70内の前方面101a及び左側面101dに挟まれた角と、これと対角線上の位置である、後方面101b及び右側面101cに挟まれた角にそれぞれ設置される。係合部74の詳細については、後述する。
図9−図11は、分割クッション部79を説明するための図である。図4Bに示すように、分割クッション部79は、トップカバー70の内側面85に設置される。ベース部40に保持された画像表示装置20を覆うように、トップカバー70が取付けられると、図9及び図10に示すように、分割クッション部79が、画像表示装置20の下面21eや、ファン保持部45aに密着することになる。
図9及び図10に示すように、分割クッション部79は、第1−第3のクッション部材79a−79cを有する。第1のクッション部材79aは、画像表示装置20の下面21eの後方側を、左側面21dから右側面21cの全体にわたって密着する。
第2のクッション部材79bは、ファン保持部45aの上側(設置時には下側)の面全体に密着する。第3のクッション部材79cは、略L字形状を有し、第2のクッション部材79b上の全領域、及び第1のクッション部材79aの左端の領域の上に重ねられる。第1のクッション部材79aの左端以外の領域と、第3のクッション部材79cの全領域とが、トップカバー70の内側面85に当接する部分である。
分割クッション部79は、上記した空気分離部57と同様に、本実施形態において、分割部の一部として機能する。分割部は、図11に示すように、内部空間を、第1の領域である清浄空気エリアCAと、第2の領域である通常空気エリアNAに分割する機能を有する。図11では、両エリアの境界が、L字のラインL1により表現されている。画像表示装置20の大部分を含むラインLに囲まれた領域が清浄空気エリアCAとなる。ラインLの外側の領域が通常空気エリアNAとなる。なお清浄空気エリアCA及び通常空気エリアNAは、ベース部40に画像表示装置20が保持され、トップカバー70が取付けられることで、空間的に隔てられる。
図9及び図10に示すように、空気分離部57に、画像表示装置20の後方側の部分が設置される。図9Aに示すように画像表示装置20は、空気分離部57の左側の側面分離部57cが、第1及び第2の供給口27a及び27bの境界の位置に合わせられる。図10に示すように、後方から見ると、画像表示装置20と空気分離部57とは、間に設置されたクッション部材により、隙間なく密着して設置される。
図9Aに示す側面分離部57cの前方側が清浄空気エリアCAとなり、後方側が通常空気エリアNAとなる。すなわち分割部は、第1の供給口27aが清浄空気エリアCAに含まれ、第2の供給口72bが通常空気エリアNAに含まれるように、両エリアを分割する。
なお側面分離部57cの前方側の左辺部41dの近傍や、側面分離部57cと左辺部41dとの間のスペースには、フィルタブロック72が配置されるので、清浄空気エリアCAと通常空気エリアNAは適正に隔てられる。なお側面分離部57cの根元の部分から左辺部41dにかけて、両エリアを分割するためのクッション部材86が設置されている。
図9Bに示す右側の側面分離部57bの前方側であって、ファン機構45よりも内部側の領域が、清浄空気エリアCAとなる。側面分離部57bの後方側と、ファン機構45から排気口73までの領域は、通常空気エリアNAとなる。ファン58が動作するので、塵埃等が逆流することはない。
図10に示すように、トップカバー70が取付けられると、画像表示装置20は、左右の側面分離部57b及び57c、底面分離部57a、及び第1のクッション部材79aにより周囲が囲まれる。これらの部材により、清浄空気エリアCAと通常空気エリアNAとは、適正に分離される。
本実施形態では、図9Aに示すクッション部材86、ファン機構45やフィルタブロック72の一部も、分割部として機能する。
図11に示すように、空気清浄エリアCAには、フィルタブロック72により塵埃等が除去された清浄な空気W1が吸入され、第1の供給口27aを介して光学系に供給される。通常空気エリアNAには、第2の吸気領域71bを介して流量の高い空気W2が供給され、冷却部が効率よく冷却される。このように清浄な空気を供給すべきエリアを限定し、通常の空気の供給でも問題ないエリアと分割することで、フィルタブロック72内のフィルタ部84の負担を軽減することが可能となる。すなわちフィルタ部84(フィルタブロック72)の小型化を図ることができ部品コストを減らすことができる。またフィルタ部84の寿命を延ばすことが可能となる。
なおフィルタブロック72が取り外し可能に構成され、フィルタブロック72の吸入口72a(第1の吸気領域71a)と画像表示装置20の第1の供給口27aとが互いに対向して配置される。また第2の吸気領域71bと画像表示装置20の第2の供給口27bとが互いに対向して配置される。従って図7Aに示すように、フィルタブロック72を取外すことで、簡単に第1の供給口27aにアクセスすることが可能となる。この結果、防塵装置10を取外すことなく、簡単に第1の供給口27aに設けられたフィルタの交換等を含むメンテナンスを行うことができる。なおフィルタの外側に取付けられるフィルタカバー33は取外され、トップカバー70内部のフィルタカバー保持部76に保持されている。
図12は、トップカバー70に設けられる係合部74、及びベース部40に設けられる仮止機構49の各々の構成例を示す概略図である。図12Aに示すように、係合部74は、トップカバー70の角に形成された、中空状の柱部74aと、柱部74aの主面74bに形成された三角形状の係合孔74cとを有する。柱部74aは、トップカバー70の内側面85から高さ方向に延在して設けられる。その高さは、仮止機構49との係合により所定の位置で仮止めが可能な位置に適宜設定される。
図12Bに示すように、仮止機構49は、ベース部40の支持面42に固定される固定板87と、支持面42付近で固定板87にネジ止めされる支持部材(第2の部材)88と、支持部材88にネジ止めされる可動部材(第1の部材)89とを有する。可動部材89の先端には、ベース部40の角から中心に向かう方向に向けて突出する突出部90が形成される。当該方向は、本実施形態において所定の方向に相当し、以下、突出方向と記載する。仮止機構49の突出部90と、係合部74の係合孔74cとが係合することで、ベース部40に対するトップカバー70の仮止めが実現される。
図13は、支持部材88及び可動部材89の構成例を示す概略図である。支持部材88は、長方形状の板部材を変形させたもので、図12Bに示す固定板87に接続される下部接続部88aと、可動部材89に接続される上部接続部88bと、これらを連結する中間連結部88cとを有する。下部接続部88a及び上部接続部88bは、それぞれ高さ方向に延在する。中間連結部88cは、突出方向と反対方向に向けて斜めに構成される。従って上部接続部88b、及びこれに接続される可動部材89は、下部接続部88aよりも外部側に配置されることになる。
可動部材89は、長方形状の板部材を変形させたもので、上部接続部88bに接続される中央部89aと、突出部90と、係合解除部91とを有する。中央部89の略中央の位置に、上部接続部88bがネジ止めにより接続される。当該位置は、本実施形態において、所定の位置に相当し、以下、接続位置と記載する。
突出部90は、中央部89の上方側(ベース部40から離れた側)の端部に連結して形成される。突出部90は、係合孔74cと係合する係合面90aと、係合面90aに連結する押圧面90bとを有する。係合面90aは、中央部89aから突出方向に延在するように形成され、その面方向は、ベース部40の支持面42の面方向と略平行となる。
押圧面90bは、係合面90aの突出方向の先端から上方側に向けて斜めに折り返されて形成される。押圧面90bは、係合部74の主面74bの一部に押圧される部分となる。係合解除部91は、中央部89aの下方側(ベース部40に近い側)の端部に連結して形成される。係合解除部91は、ユーザにより操作される部分である。
可動部材89は、ベース部40には固定されず、中央の接続位置にて、支持部材88にネジ止めされる。従って突出部90は、接続位置を軸として、突出方向及びその反対方向に、所定の範囲で移動可能となっている。例えば突出部90に突出方向の反対方向に力を加えると、突出部90は力が加えられた方向に移動する。
その際には、上部接続部88b及び中間連結部88cも、力が加えられた方向に若干変形する。そうすると、上部接続部88b及び中間連結部88cの各々の剛性により、突出部90を元の位置に戻す、すなわち突出方向に移動させる向きに力が発生する。すなわち支持部材88は、板バネ構造を有しており、突出部90を移動可能に、また反対方向に押された突出部90を突出方向に付勢可能に構成されている。
図14は、係合部74と仮止機構49とが係合して仮止めが行われる場合の動作例を示す模式図である。まず画像表示装置20が保持された状態で天井1に設置されたベース部40に向けて、トップカバー70が持ち上げられる。図14Aに示すように、係合部74の主面74bが、突出部90の押圧面90bに当接する。図14Bに示すように、トップカバー70が引き続き持ち上げられると、押圧面90bへの押圧に応じて、突出部90が突出方向の反対方向に移動する。主面74bは傾斜している押圧面90bに沿って移動し、押圧面90bは係合孔74cに挿入されていく。
主面74bが押圧面90bの下端部分(最も突出している部分)を過ぎると、押圧面90bへの押圧が解除される。図14Cに示すように、支持部材88から加えられる付勢力により突出部90が突出方向に移動され、突出部90の係合面90aと、係合孔74cの内側の面とが当接する。これにより突出部90と係合孔74cとが係合され、仮止めが実現される。従ってトップカバー70をベース部40に近づけることで、自動的に仮止め状態となるので、非常に高い作業性が発揮される。
トップカバー70を取外す場合には、ベース部40に対するトップカバー70の仮止めを解除する必要がある。図13及び図14に示す係合解除部91が押圧される。これにより突出部90が、突出方向とは反対方向に移動し、突出部90と係合孔74cとの係合が解除される。この結果、シンプルな操作で簡単に仮止めを解除することが可能である。
本実施形態では、仮止めが可能であるので、画像表示装置20が保持された状態のベース部40に対してトップカバー70を取付ける際に、トップカバー70の落下を防止しつつ安全に取付けを行うことが可能となる。この結果、天井1への取付けに関して高い作業性を発揮することができる。
係合部74及び仮止機構49の構成は、上記で説明したものに限定されない。例えば突出部90を移動可能に、また付勢可能に支持する構成として、他のバネ等やゴム等の弾性部材等が用いられてもよい。その他、ベース部40に対するトップカバー70の仮止めを実現するための任意の構成が採用されてよい。
[画像表示システムの取付方法]
画像表示システム100の取付方法の一例を説明する。まず所定の面上に、支持脚54が当接されるように、ベース部40を設置する(図4の図示通りの状態)。ベース部40の支持面42上に、画像表示装置20が設置される。この状態は、例えば図9の図示通りの状態である(分割クッション部79はない)。接続金具51やガイド金具56により、画像表示装置20がベース部40に十分に保持される。
画像表示装置20が保持された状態で、ベース部40がひっくり返され、上下の向きが反対にされる。画像表示装置20の上下の向きも反対となり、画像表示装置20は、上方から支持される形となる(図5の図示通りの状態)。図5Aに示すように、接続金具51に天吊り金具2が接続され、天井1に取付けられた天吊り金具の本体部分にベース部40が取付けられる。
図5Bに示すように、開口カバー52が開けられ、電源ケーブル等を含む1以上のケーブルが、開口44を介して、画像表示装置20に接続される(ケーブルの図示は省略)。防塵構造部53の第1の保持側クッション62aのスリットSの間にケーブルが挿入され、開口カバー52が閉じられる。電源ケーブル及び図1Bに示すACアダプタの55のコンセントケーブルが、天井1に設けられたコンセントに接続される。これにより画像表示装置20、及び防塵装置10の制御部46に電力が供給される。この状態で、画像表示装置20の動作状態や、防塵装置10のファン58の動作状態が確認されてもよい。
トップカバー70がベース部40に向けて持ち上げられる。図14に示した通り、ベース部40に対してトップカバー70が、自動的に仮止め状態となる。図4A及びBに示す、ベース部40の縁部、及びトップカバー70の縁部にそれぞれ設けられた複数のビス孔92の位置が合わせられ、各ビス孔92に固定ビスが取付けられる。これによりトップカバー70の取付けが完了し、画像表示システム100の天井1への取付けが完了する。なお固定ビスは、工具不要で取付け可能であってもよい。これにより簡単にトップカバー70をベース部40に取付けることが可能である。
以上、本実施形態に係る画像表示システム100では、防塵装置10のベース部40に画像表示装置20を保持する接続金具51及びガイド金具56が設けられ、これらに画像表示装置20が保持された状態で、トップカバー70がベース部40に取付けられる。これにより例えばシーリングライトの取付けと略同様の方法及び感覚で、画像表示システム100を天井1に設置することが可能となる。またトップカバー70も、シーリングライトのカバーと同様の扱いをすることが可能となる。
例えば特許文献1に記載のように、外部筐体にプロジェクタが設置された状態で、これらが天吊り金具に取付けられる場合には、非常に重量のある外部筐体及びプロジェクタを保持しながら、天吊り金具への取付けを行わなければならない。この結果、取付時間が長くなったり、取付けのための労力が大きくなってしまう。また取付時に、外部筐体及びプロジェクタが落下してしまう可能性も高い。さらに外部筐体及びプロジェクタの重量を鑑みると、シンプルな構成で仮止めを実現することも非常にむずかしい。
本技術では、上記のような問題が発生することを防止することが可能であり、画像表示システム100の天井1等への設置に関して、非常に高い作業性を発揮することができる。またトップカバー70により画像表示装置20を保持する必要が無いので、トップカバー70を樹脂材料により構成することが可能となり、軽量化を図ることが可能となる。
<その他の実施形態>
本技術は、以上説明した実施形態に限定されず、他の種々の実施形態を実現することができる。
ベース部及びトップカバーの構成は上記で説明したものに限定されず、適宜設定可能である。例えばトップカバーにファン機構が組み込まれてもよい。
防塵装置内に、コンセントが設置され、当該コンセントに画像表示装置の電源ケーブルが接続されてもよい。当該コンセントには、防塵装置の制御部により、電力が供給される。このような構成を採用することで、天井のコンセントには、ACアダプタのコンセントケーブルのみを接続すればよいので、設置の作業性が向上する。また制御部からの電力の供給状態をもとに、画像表示装置の駆動状態を判定することも可能となる。
本技術に係る防塵装置は、プロジェクタ等の画像表示装置以外の装置にも適用可能である。また本技術に係る画像表示システムが設置される対象は天井に限定されるわけではなく、所定の装置の下面等に設置される場合等も有り得る。
以上説明した本技術に係る特徴部分のうち、少なくとも2つの特徴部分を組み合わせることも可能である。すなわち各実施形態で説明した種々の特徴部分は、各実施形態の区別なく、任意に組み合わされてもよい。また上記で記載した種々の効果は、あくまで例示であって限定されるものではなく、また他の効果が発揮されてもよい。
なお、本技術は以下のような構成も採ることができる。
(1)外部の取付部に接続される接続部と、画像表示装置を保持する保持部とを有するベース部と、
吸気口と、前記吸気口に設けられるフィルタ部と、前記吸気口から吸入された空気を排出する排気口とを有し、前記保持部に保持された前記画像表示装置を覆うように、前記ベース部に取付けられるカバー部と
を具備する防塵装置。
(2)(1)に記載の防塵装置であって、さらに、
前記排気口に設けられるファン部を具備する
防塵装置。
(3)(1)又は(2)に記載の防塵装置であって、さらに、
前記画像表示装置を覆うように前記ベース部に前記カバー部が取付けられることで形成される内部空間を、第1の領域、及びこれと異なる第2の領域に分割する分割部を具備し、
前記吸気口は、前記第1の領域に前記空気を吸入する第1の吸気領域と、前記第2の領域に前記吸気を吸入する第2の吸気領域とを有し、
前記フィルタ部は、前記吸気口の前記第1の吸気領域に設けられる
防塵装置。
(4)(3)に記載の防塵装置であって、
前記画像表示装置は、光源を含む光学系に前記空気を供給するための第1の供給口と、前記光源を冷却するための冷却部に前記空気を供給するための第2の供給口とを有し、
前記分割部は、前記第1の供給口が前記第1の領域に含まれ、前記第2の供給口が前記第2の領域に含まれるように、前記第1及び前記第2の領域を互いに分割する
防塵装置。
(5)(3)又は(4)に記載の防塵装置であって、
前記フィルタ部は、前記吸気口から取り外し可能に構成され、
前記第1の吸気領域は、前記第1の供給口に対向して配置され、
前記第2の吸気領域は、前記第2の供給口に対向して配置される
防塵装置。
(6)(1)から(5)のうちいずれか1つに記載の防塵装置であって、
前記ベース部は、開口と、前記画像表示装置に接続される1以上のケーブルを外部に引き出すための引出口が形成されるように、外部側から前記開口を覆う開口カバーと、前記引出口に設けられる防塵構造部とを有する
防塵装置。
(7)(6)に記載の防塵装置であって、
前記引出口は、前記開口の一部の周縁部と、前記開口カバーの前記一部の周縁部に対向する対向部の間に形成され、
前記防塵構造部は、前記一部の周縁部に設けられ、前記1以上のケーブルの各々を挟む1以上のスリットを有する保持側クッション部材と、前記開口カバーの前記対向部に設けられ、前記保持側クッション部材に密着する密着側クッション部材とを有する
防塵装置。
(8)(7)に記載の防塵装置であって、
前記保持側クッション部材は、
略直方体の形状を有し、上面から下面に向けて形成され長手方向に並び短手方向に延在する前記1以上のスリットを有し、前記短手方向が前記前記引出口から外部へ向かう方向に合わせられて配置された第1の保持側クッションと、
長手方向の大きさが前記第1の保持側クッションと略等しい略直方体の形状を有し、前記第1の保持側クッションの外部側の側面に沿うように隣接して配置された第2の保持側クッションとを有し、
前記密着側クッション部材は、前記第1及び前記第2の保持側クッションの各々の上面に密着する
防塵装置。
(9)(8)に記載の防塵装置であって、
前記第2の保持側クッションの前記上面の高さは、前記第1の保持側クッションの前記上面の高よりも低く、前記第1の保持側クッションに形成された前記1以上のスリットの下端の高さよりも高い
防塵装置。
(10)(1)から(9)のうちいずれか1つに記載の防塵装置であって、
前記カバー部は、1以上の係合部を有し、
前記ベース部は、前記1以上の係合部と係合して前記カバー部を仮止めする1以上の仮止部を有する
防塵装置。
(11)(10)に記載の防塵装置であって、
前記仮止部は、
前記係合部と係合する係合面と前記係合部に押圧される押圧面とを有し所定の方向に向けて突出する突出部を含む第1の部材と、
前記第1の部材の所定の位置にて、前記押圧面が押圧された際に前記突出部が前記所定の方向とは反対方向に移動可能に、また前記係合部による押圧が解除した際に前記係合面が前記係合部に係合するように前記突出部を前記所定の方向に移動可能に、前記第1の部材を支持する第2の部材とを有する
防塵装置。
(12)(11)に記載の防塵装置であって、
前記第1の部材は、押圧することで、前記係合部と係合する前記突出部を前記所定の方向とは反対側に移動させることが可能な係合解除部を有する
防塵装置。
(13)(1)から(12)のうちいずれか1つに記載の防塵装置であって、さらに、
前記排気口に設けられるファン部と、前記ファン部の駆動を制御する制御部と、前記吸気口の付近の前記空気の第1の温度、及び前記排気口の付近の前記空気の第2の温度をそれぞれ測定可能なセンサ部とを具備し、
前記制御部は、前記センサ部により測定された前記第1及び前記第2の温度の差をもとに、前記ファン部の駆動を制御する
防塵装置。
(14)(1)から(13)のうちいずれか1つに記載の防塵装置であって、
前記カバー部は、前記画像表示装置の投射部を覆う、開閉可能に設けられる投射カバー部を有する
防塵装置。
CA…清浄空気エリア
NA…通常空気エリア
S…スリット
1…天井
2…天吊り金具
10…防塵装置
20…画像表示装置
23…投射部
27…吸気口
27a…第1の供給口
27b…第2の供給口
28…排気口
40…ベース部
43…保持機構
44…開口
44a…周縁部
45…ファン機構
46…制御部
48…センサ部
49…仮止機構
51…接続金具
52…開口カバー
52b…対向部
53…防塵構造部
57…空気分離部
61…引出口
62…保持側クッション部材
62a…第1の保持側クッション
62b…第2の保持側クッション
63…密着側クッション部材
70…トップカバー
71…吸気口
71a…第1の吸気領域
71b…第2の吸気領域
72…フィルタブロック
73…排気口
74…係合部
74c…係合孔
75…フロントカバー
79…分割クッション部
84…フィルタ部
86…クッション部材
88…支持部材
89…可動部材(第1の部材)
90…突出部
90a…係合面
90b…押圧面
91…係合解除部
100…画像表示システム

Claims (16)

  1. 外部の取付部に接続される接続部と、画像表示装置を保持する保持部とを有するベース部と、
    吸気口と、前記吸気口に設けられるフィルタ部と、前記吸気口から吸入された空気を排出する排気口とを有し、前記保持部に保持された前記画像表示装置を覆うように、前記ベース部に取付けられるカバー部と
    を具備する防塵装置。
  2. 請求項1に記載の防塵装置であって、さらに、
    前記排気口に設けられるファン部を具備する
    防塵装置。
  3. 請求項1に記載の防塵装置であって、さらに、
    前記画像表示装置を覆うように前記ベース部に前記カバー部が取付けられることで形成される内部空間を、第1の領域、及びこれと異なる第2の領域に分割する分割部を具備し、
    前記吸気口は、前記第1の領域に前記空気を吸入する第1の吸気領域と、前記第2の領域に前記吸気を吸入する第2の吸気領域とを有し、
    前記フィルタ部は、前記吸気口の前記第1の吸気領域に設けられる
    防塵装置。
  4. 請求項3に記載の防塵装置であって、
    前記画像表示装置は、光源を含む光学系に前記空気を供給するための第1の供給口と、前記光源を冷却するための冷却部に前記空気を供給するための第2の供給口とを有し、
    前記分割部は、前記第1の供給口が前記第1の領域に含まれ、前記第2の供給口が前記第2の領域に含まれるように、前記第1及び前記第2の領域を互いに分割する
    防塵装置。
  5. 請求項4に記載の防塵装置であって、
    前記フィルタ部は、前記吸気口から取り外し可能に構成され、
    前記第1の吸気領域は、前記第1の供給口に対向して配置され、
    前記第2の吸気領域は、前記第2の供給口に対向して配置される
    防塵装置。
  6. 請求項1に記載の防塵装置であって、
    前記ベース部は、開口と、前記画像表示装置に接続される1以上のケーブルを外部に引き出すための引出口が形成されるように、外部側から前記開口を覆う開口カバーと、前記引出口に設けられる防塵構造部とを有する
    防塵装置。
  7. 請求項6に記載の防塵装置であって、
    前記引出口は、前記開口の一部の周縁部と、前記開口カバーの前記一部の周縁部に対向する対向部の間に形成され、
    前記防塵構造部は、前記一部の周縁部に設けられ、前記1以上のケーブルの各々を挟む1以上のスリットを有する保持側クッション部材と、前記開口カバーの前記対向部に設けられ、前記保持側クッション部材に密着する密着側クッション部材とを有する
    防塵装置。
  8. 請求項7に記載の防塵装置であって、
    前記保持側クッション部材は、
    略直方体の形状を有し、上面から下面に向けて形成され長手方向に並び短手方向に延在する前記1以上のスリットを有し、前記短手方向が前記前記引出口から外部へ向かう方向に合わせられて配置された第1の保持側クッションと、
    長手方向の大きさが前記第1の保持側クッションと略等しい略直方体の形状を有し、前記第1の保持側クッションの外部側の側面に沿うように隣接して配置された第2の保持側クッションとを有し、
    前記密着側クッション部材は、前記第1及び前記第2の保持側クッションの各々の上面に密着する
    防塵装置。
  9. 請求項8に記載の防塵装置であって、
    前記第2の保持側クッションの前記上面の高さは、前記第1の保持側クッションの前記上面の高よりも低く、前記第1の保持側クッションに形成された前記1以上のスリットの下端の高さよりも高い
    防塵装置。
  10. 請求項1に記載の防塵装置であって、
    前記カバー部は、1以上の係合部を有し、
    前記ベース部は、前記1以上の係合部と係合して前記カバー部を仮止めする1以上の仮止部を有する
    防塵装置。
  11. 請求項10に記載の防塵装置であって、
    前記仮止部は、
    前記係合部と係合する係合面と前記係合部に押圧される押圧面とを有し所定の方向に向けて突出する突出部を含む第1の部材と、
    前記第1の部材の所定の位置にて、前記押圧面が押圧された際に前記突出部が前記所定の方向とは反対方向に移動可能に、また前記係合部による押圧が解除した際に前記係合面が前記係合部に係合するように前記突出部を前記所定の方向に移動可能に、前記第1の部材を支持する第2の部材とを有する
    防塵装置。
  12. 請求項11に記載の防塵装置であって、
    前記第1の部材は、押圧することで、前記係合部と係合する前記突出部を前記所定の方向とは反対側に移動させることが可能な係合解除部を有する
    防塵装置。
  13. 請求項1に記載の防塵装置であって、さらに、
    前記排気口に設けられるファン部と、前記ファン部の駆動を制御する制御部と、前記吸気口の付近の前記空気の第1の温度、及び前記排気口の付近の前記空気の第2の温度をそれぞれ測定可能なセンサ部とを具備し、
    前記制御部は、前記センサ部により測定された前記第1及び前記第2の温度の差をもとに、前記ファン部の駆動を制御する
    防塵装置。
  14. 請求項1に記載の防塵装置であって、
    前記カバー部は、前記画像表示装置の投射部を覆う、開閉可能に設けられる投射カバー部を有する
    防塵装置。
  15. 画像表示装置と、
    外部の取付部に接続される接続部と、前記画像表示装置を保持する保持部とを有するベース部と、
    吸気口と、前記吸気口に設けられるフィルタ部と、前記吸気口から吸入された空気を排出する排気口とを有し、前記保持部に保持された前記画像表示装置を覆うように、前記ベース部に取付けられるカバー部と
    を有する防塵装置と
    を具備する画像表示システム。
  16. 防塵装置のベース部の保持部に画像表示装置を保持させ、
    前記ベース部の接続部を外部の取付部に接続し、
    吸気口と、前記吸気口に設けられるフィルタ部と、前記吸気口から吸入された空気を排出する排気口とを有する前記防塵装置のカバー部を、前記保持部に保持された前記画像表示装置を覆うように前記ベース部に取付ける
    取付方法。
JP2017554770A 2015-12-10 2016-09-20 防塵装置、画像表示システム、及び取付方法 Active JP6760305B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015240995 2015-12-10
JP2015240995 2015-12-10
PCT/JP2016/004269 WO2017098677A1 (ja) 2015-12-10 2016-09-20 防塵装置、画像表示システム、及び取付方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2017098677A1 true JPWO2017098677A1 (ja) 2018-10-11
JP6760305B2 JP6760305B2 (ja) 2020-09-23

Family

ID=59013999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017554770A Active JP6760305B2 (ja) 2015-12-10 2016-09-20 防塵装置、画像表示システム、及び取付方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10585339B2 (ja)
JP (1) JP6760305B2 (ja)
CN (1) CN108292089B (ja)
WO (1) WO2017098677A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111198471B (zh) * 2018-11-20 2021-06-08 中强光电股份有限公司 投影装置
CN210899383U (zh) * 2019-05-29 2020-06-30 中强光电股份有限公司 投影装置
US11044828B2 (en) * 2019-09-30 2021-06-22 Coretronic Corporation Projector
CN211718679U (zh) * 2019-12-31 2020-10-20 深圳光峰科技股份有限公司 一种投影设备
TWI736436B (zh) * 2020-09-30 2021-08-11 康舒科技股份有限公司 整合快拆式濾網和把手的電源供應模組
TWI755086B (zh) * 2020-09-30 2022-02-11 康舒科技股份有限公司 具快拆式濾網的電源供應模組

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001343708A (ja) * 2000-05-30 2001-12-14 Canon Inc 背面投射型ディスプレイ装置の冷却機構
JP2003233133A (ja) * 2002-02-12 2003-08-22 Canon Inc 消音装置およびこれを備えた光学装置
JP2003241310A (ja) * 2002-02-22 2003-08-27 Sanyo Electric Co Ltd プロジェクター及びその保護キャビネット
JP2009253051A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Yamatake Corp ケースと固定ベースの着脱構造
JP2010286750A (ja) * 2009-06-15 2010-12-24 Panasonic Corp 投射型画像表示装置
JP2014093310A (ja) * 2012-10-31 2014-05-19 Keihin Corp 収納容器及び電子装置
JP2015036789A (ja) * 2013-08-15 2015-02-23 カシオ計算機株式会社 投影装置用ケース

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3219750B2 (ja) 2000-02-15 2001-10-15 株式会社エレマック 映像機器本体の収納装置
JP3947862B2 (ja) * 2001-07-11 2007-07-25 Necディスプレイソリューションズ株式会社 天吊金具構造及び天吊金具構造に固定されるプロジェクター
JP2003162005A (ja) * 2001-11-28 2003-06-06 Japan Servo Co Ltd フィルタ装置を備える液晶プロジェクタ装置
JP4710657B2 (ja) * 2006-03-03 2011-06-29 セイコーエプソン株式会社 プロジェクタ
TWI323825B (en) * 2006-12-29 2010-04-21 Benq Corp Projector and method for igniting lamp
WO2009153871A1 (ja) * 2008-06-18 2009-12-23 Necディスプレイソリューションズ株式会社 プロジェクタ用天吊り装置
JP5381375B2 (ja) * 2009-06-18 2014-01-08 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター天吊り装置
JP2011103185A (ja) * 2009-11-10 2011-05-26 Sanyo Electric Co Ltd 画像表示装置
EP2500893A4 (en) 2009-11-10 2013-01-23 Sanyo Electric Co IMAGE DISPLAY DEVICE
JP2011154053A (ja) * 2010-01-25 2011-08-11 Canon Inc 画像投射装置
JP5533229B2 (ja) * 2010-05-14 2014-06-25 パナソニック株式会社 投射型画像表示装置およびエアフィルタ制御方法
JP5957863B2 (ja) * 2011-04-07 2016-07-27 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター
JP2013235188A (ja) * 2012-05-10 2013-11-21 Sony Corp 映像表示装置および冷却用ダクト
JP6222547B2 (ja) * 2013-06-25 2017-11-01 株式会社リコー 照明装置および画像投射装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001343708A (ja) * 2000-05-30 2001-12-14 Canon Inc 背面投射型ディスプレイ装置の冷却機構
JP2003233133A (ja) * 2002-02-12 2003-08-22 Canon Inc 消音装置およびこれを備えた光学装置
JP2003241310A (ja) * 2002-02-22 2003-08-27 Sanyo Electric Co Ltd プロジェクター及びその保護キャビネット
JP2009253051A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Yamatake Corp ケースと固定ベースの着脱構造
JP2010286750A (ja) * 2009-06-15 2010-12-24 Panasonic Corp 投射型画像表示装置
JP2014093310A (ja) * 2012-10-31 2014-05-19 Keihin Corp 収納容器及び電子装置
JP2015036789A (ja) * 2013-08-15 2015-02-23 カシオ計算機株式会社 投影装置用ケース

Also Published As

Publication number Publication date
CN108292089B (zh) 2020-10-02
US10585339B2 (en) 2020-03-10
JP6760305B2 (ja) 2020-09-23
US20180356712A1 (en) 2018-12-13
CN108292089A (zh) 2018-07-17
WO2017098677A1 (ja) 2017-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6760305B2 (ja) 防塵装置、画像表示システム、及び取付方法
US6139154A (en) Projector
WO2007029893A1 (en) Power on/off system of thin type projector and method for controlling the same
JP2000241884A (ja) 投写型表示装置
JP5162427B2 (ja) 温度センサの取付構造及び投射型映像表示装置
JP5643030B2 (ja) 投写型表示装置
US9599880B2 (en) Projection display apparatus
JP3610813B2 (ja) 投写型表示装置
JP6763405B2 (ja) 防塵装置、画像表示システム、及び制御方法
JP2005202148A (ja) 光学装置およびプロジェクタ
JP4096702B2 (ja) プロジェクタ
JP4204500B2 (ja) 投写型映像表示装置
JP5559004B2 (ja) 画像投射装置
US20120099087A1 (en) Projection display device
JP2004264759A (ja) プロジェクタ
JP4151521B2 (ja) プロジェクタ
JP2020118852A (ja) プロジェクター
JP2006215149A (ja) プロジェクタ
JP2012189835A (ja) 投射型画像表示装置
JP2012044002A (ja) エアフィルタ装置、電子機器、及び投写型映像表示装置
JP2000258842A (ja) 投写型表示装置
CN112817202A (zh) 图像投影装置
JPH05181112A (ja) 液晶プロジェクターの構造
JP2007121554A (ja) 投射型表示装置及びそれに用いられるプリズムユニット
JPH11231417A (ja) 投写型表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190815

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190815

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200804

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200817

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6760305

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151