JPWO2016199500A1 - 車体後部構造 - Google Patents

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Abstract

車体後部構造は、左右のリヤサイドフレーム(12)の後下端部から前上方へ延びた左右のリヤピラー(13)と、該左右のリヤサイドフレームと該左右のリヤピラーとの間に設けられた左右のリヤホイールハウス(14)と、該左右のリヤホイールハウスの内部の上部に設けられた左右のダンパベース(50)とを含む。該左右のリヤホイールハウスの各天板(37)は、左右のリヤピラーの下方に位置する。該左右の天板と該左右のリヤピラーとの間の左右の空間部(Sp)は、左右のガセット(40)により塞がれている。該左右のリヤピラーと該左右のリヤホイールハウスの上部と該左右のガセットとは、側面視閉断面状に組み合わされている。該左右のダンパベースは、該左右のリヤホイールハウスを介して該左右のガセットにより囲まれている。

Description

本発明は、車体後部構造の改良技術に関する。
車体の後部には、左右のリヤサスペンションのダンパの上部を支持する左右のダンパベースが設けられている。路面からの突き上げ方向の外力、つまり路面反力は、左右のダンパから左右のダンパベースに伝わる。これに対し、車体の後部の剛性を高めるようにした技術の開発が進められている。このような構成の車体後部構造は、例えば特許文献1から知られている。
特許文献1で知られている車体後部構造は、左右のリヤホイールハウスの上端面に、左右のダンパベースが設けられた構成である。該左右のダンパベースのなかの、車幅方向外側の部位には、上方へ延びた左右のリヤピラーが設けられている。該左右のリヤピラーの上端部には、車体前後方向へ延びた左右のルーフサイドレールが設けられている。該左右のルーフサイドレールは、ルーフを支持している。
該左のリヤピラーは、左のガセットと左のスチフナとによって補強されている。該左のガセットは、左のダンパベースと左のルーフサイドレールとの間に掛け渡されるとともに、左のリヤピラーの車幅方向内面に設けられている。該左のスチフナは、左のリヤピラーの内部に設けられている。この結果、左のリヤピラーが車幅方向への倒れを抑止することができる。右のリヤピラーについても同様の構成である。
しかし、特許文献1では、上述のように、左右のリヤピラーは、左右のダンパベースのなかの、車幅方向外側の部位に設けられている。つまり、該左右のリヤピラーは、左右のダンパベースのダンパ取付中心から車幅方向にオフセットしている。このため、路面からの突き上げ方向の外力、つまり路面反力が、左右のサスペンションのダンパから左右のダンパベースに伝わったときに、左右のリヤピラーには車幅方向への曲げモーメントが発生し得る。このことは、ロードノイズの発生を抑制する上で、不利であり、更なる改良の余地がある。これに対し、左右のダンパベースから左右のリヤピラーまでの間に、別個の補強部材を追加することが考えられる。しかし、該曲げモーメントに対する剛性を高めるために、補強部材を追加したのでは、車体重量が増すので得策ではない。
日本国特許第5377047号公報
本発明は、左右のダンパベース及び左右のリヤホイールハウスの上部から、左右のリヤピラーまでにわたる、上下方向全体の剛性を高めることができる技術を、提供することを課題とする。
本発明によれば、車体の後部に位置して車体前後方向に延びた左右のリヤサイドフレームと、該左右のリヤサイドフレームの後下端部から前上方へ延びた左右のリヤピラーと、前記左右のリヤサイドフレームと前記左右のリヤピラーとの間に位置して、車幅方向の内側へ凹んでいる左右のリヤホイールハウスと、前記左右のリヤホイールハウスの上部に設けられた左右のダンパベースとを含む車体後部構造であって、
前記左右のリヤホイールハウスの下端部は、前記左右のリヤサイドフレームに接合され、前記左右のリヤホイールハウスの左右の天板は、前記左右のリヤピラーの真下に位置し、前記左右のリヤホイールハウスの上端部のなかの、車幅方向外側の部分は、前記左右のリヤピラーに接合され、前記左右の天板と前記左右のリヤピラーとの間に有している、左右の空間部は、車幅方向外側が開放された平面視略U字状断面の左右のガセットによって塞がれ、該左右のガセットの下端部が前記左右のリヤホイールハウスに接合されるとともに、該左右のガセットの上端部が前記左右のリヤピラーに接合されることにより、前記左右のリヤピラーと前記左右のリヤホイールハウスの上部と前記左右のガセットとは、側面視閉断面状に組み合わされ、前記左右のダンパベースは、前記左右のリヤホイールハウスの内部に位置するとともに、該左右のリヤホイールハウスを介して前記左右のガセットによって囲まれていることを特徴とする車体後部構造が提供される。
このように、左右のリヤホイールハウスの内部且つ上部に設けられている左右のダンパベースは、該左右のリヤホイールハウスを介して、左右のガセットによって囲まれている。左右のリヤホイールハウスの上部と左右のリヤピラーと左右のガセットとは、車体上下方向にわたって、側面視閉断面状に組み合わされている。このため、左右のダンパベース及び左右のリヤホイールハウスの上部から、左右のリヤピラーまでにわたる、上下方向全体の剛性を高めることができる。
路面からの突き上げ方向の外力、つまり路面反力は、左右のサスペンションのダンパから左右のダンパベースに伝わる。これに対し、左右のダンパベース及び左右のリヤホイールハウスの上部は、左右のガセットを介して、左右のリヤピラーに十分に支えられる。このため、該路面反力(ダンパ入力荷重)によって発生する左右のダンパベース及び左右のリヤホイールハウスの上部の応力を、効果的に低減することができる。しかも、該連結構造の剛性を高めるために、別個の補強部材を追加する必要はない。このため、車体重量を極力抑制することができる。
好ましくは、前記左右のリヤピラーの車幅方向内面と、前記左右のガセットの車幅方向内面との間の、車体前後方向の各コーナ部には、左右のブレースがボルトによって連結されている。該左右のブレースは、左右のリヤピラーと左右のガセットとの間の、各コーナ部の筋交いの役割を果たすことができる。つまり、左右のリヤピラーの車幅方向内面と、左右のガセットの車幅方向内面と、左右のブレースとは、トラス構造に組み合わされる。このため、左右のリヤピラーに発生した曲げモーメントを圧縮荷重に変換して、左右のガセットに効率よく伝えることができる。
好ましくは、前記左右のブレースは、長手方向の一部に、それぞれ脆弱部を有している。このため、車両の後端に後方から衝突力が発生した場合、いわゆる車両に後突が発生した場合に、左右の脆弱部が塑性変形をすることによって、衝突エネルギーを吸収することができる。
好ましくは、前記左右のリヤピラーの前上端部間には、ルーフを支持するルーフアーチが掛け渡されている。前記左右のリヤピラーの前上端部の車幅方向内面とルーフアーチの後面との、左右のコーナ部は、車体を上から見て凹状の円弧に形成されている。該左右のコーナ部の下縁は、連続した角形の断面形状に形成されている。前記左右のガセットの車幅方向内側の、それぞれの前縁と後縁とは、角形の断面形状に形成されている。該左右のコーナ部には、左右のスチフナが位置している。該左右のスチフナは、前記左右のガセットの該左右の前縁と該左右の後縁とのいずれか一方と、前記左右のコーナ部の下縁との、両方に重ね合わせ且つ接合可能に、略L字状断面に形成されている。
このため、左右のガセットの上下方向の中心軸を中心とした、該左右のガセットの回転変位を抑制することができる。従って、エンジンがアイドリング状態のときの車体のNV(Noise Vibration)性能、いわゆるアイドリングNV性能を高めることができる。この結果、エンジンがアイドリング状態にあって、車両が停止状態のときに、エンジンから車室に伝わって、乗員が感じる振動(アイドリング振動)を低減することができる。
好ましくは、前記左右のリヤピラーの内部には、左右のバルクヘッドが設けられている。該左右のバルクヘッドは、前記左右のガセットのなかの、前記ルーフアーチ側の縁の上端又は該上端近傍に位置している。このため、左右のリヤピラーと左右のガセットとの交差した部分の剛性を、左右のバルクヘッドによって高めることができる。この結果、車体のアイドリングNV性能を高めることができる。また、該左右のバルクヘッドを設けることによって、アイドリング振動の動きの節の部位の剛性を高めて、振動を低減することができる。
好ましくは、前記左右のダンパベースは、前記左右のリヤホイールハウスとは別部材によって構成されるとともに、車幅方向の内側へ凹んだ該左右のリヤホイールハウスの凹部に位置している。前記左右のリヤホイールハウスと前記左右のダンパベースとは、ボックス状に組み合わされている。このため、左右のリヤホイールハウスと左右のダンパベースとの組合せ部分の剛性、つまり、左右のダンパを支持する部分の剛性を、より高めることができる。従って、左右のリヤホイールハウスを薄肉化することにより、車体の軽量化を図った場合であっても、該左右のダンパを支持する部分の、剛性を確保することができる。
好ましくは、前記左右のダンパベースは、前記左右のリヤホイールハウスを介して、前記左右のガセットの下端部に接合されている。このため、左右のダンパから左右のダンパベースに伝わったダンパ入力荷重を、左右のリヤホイールハウスと左右のガセットとを介して、左右のリヤピラーと左右のサイドフレームによって十分に支えることができる。
好ましくは、前記左右のダンパベースは、左右のダンパの上端部を取り付けるための略水平な左右のダンパ取付盤と、該左右のダンパ取付盤に設けられた左右のバルクヘッドとを含む。前記左右のダンパ取付盤は、前記左右のリヤホイールハウスの天板の内面から下方へ間隔を有して位置している。前記左右のバルクヘッドは、前記左右のダンパ取付盤のなかの、前記左右のダンパの上端部を締結するための締結部又は該締結部の近傍に位置するとともに、前記左右のダンパ取付盤から前記左右の天板の内面まで延びている。前記左右のリヤホイールハウスと前記左右のダンパベースとに囲まれた左右の閉空間は、前記左右のバルクヘッドによって車体前後方向に仕切られている。
このため、左右のバルクヘッドによって、左右のダンパ取付盤の盤面方向(車体上下方向)の剛性を、より高めることができる。従って、該左右のダンパ取付盤は、左右のダンパから伝わったダンパ入力荷重を、十分に支持することができる。
好ましくは、前記左右のリヤホイールハウスは、前記左右のリヤサイドフレームから上方へ延びた、左右それぞれの、前の補強部材と後の補強部材とによって補強されている。該左右それぞれの前の補強部材は、前記左右のガセットの車幅方向内側の前縁に連続している。該左右それぞれの後の補強部材は、前記左右のガセットの車幅方向内側の後縁に連続している。このため、左右のダンパから左右のダンパベースに伝わったダンパ入力荷重を、左右のリヤホイールハウスと左右のガセットと左右それぞれの前後の補強部材を介して、左右のサイドフレームによって十分に支えることができる。
本発明では、左右のダンパベース及び左右のリヤホイールハウスの上部から、左右のリヤピラーまでにわたる、上下方向全体の剛性を高めることができる。
本発明に係る車体後部の左半分を車内の前側から見た斜視図である。 図1に示される車体後部の左半分を車内の後側から見た斜視図である。 図2に示される車体後部の左半分を車幅方向外側から見た斜視図である。 図2の4−4線に沿った断面図である。 図2に示される左のリヤホイールハウスと左のガセットと左のブレースと左側の前後の補強部材と左のスチフナの分解図である。 図4の6−6線に沿った断面図である。 図6に示されるダンパベースの斜視図である。 図1に示される車体後部の左半分を車体中央側且つ上側から見た斜視図である。 図8に示されるブレースの斜視図である。 図1に示される左のリヤピラーの前上端部とルーフアーチと左のガセット周りを車内の下側から見た斜視図である。 図10に示される左のリヤピラーの前上端部とルーフアーチと左のガセット周りの拡大図である。 図4の12−12線に沿った断面図である。
本発明を実施するための形態を添付図に基づいて以下に説明する。
実施例に係る車体後部構造について図面に基づき説明する。なお、車体の「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側、Leは左側、Riは右側を示す。
図1に示されるように、乗用車等の車両10の車体11はモノコックボディから成り、車両10の車幅方向の中心を通って車両前後方向へ延びる車幅中心線CLに対し、実質的に左右対称形に形成されている。このため、以下の説明では、車体後部の左半分のみを図示するとともに、車体後部の左半分のみを主に説明する。車体後部の右半分については、該左半分に対して、左右対象形である他には実質的に同じ構成なので、図面を省略するとともに、適宜説明を省略する。
図1及び図2に示されるように、該車体11は、後半部分の下部に、左右のリヤサイドフレーム12(左のみを示す。以下同じ。)と、左右のリヤピラー13と、左右のリヤホイールハウス14とを含む。
該左右のリヤサイドフレーム12は、車体11の後部に位置して車体前後方向に延びている。該左右のリヤピラー13は、左右のリヤサイドフレーム12の後下端部から前上方へ傾斜しつつ延びている。該左右のリヤホイールハウス14は、左右のリヤサイドフレーム12と左右のリヤピラー13との間に位置している。該左右のリヤホイールハウス14の下端部14aは、左右のリヤサイドフレーム12に接合されている。
次に、該左右のリヤピラー13を詳細に説明する。図3及び図4に示されるように、該左右のリヤピラー13は、車幅方向内側に位置する左右のピラーインナパネル21と、車幅方向外側に位置する左右のピラーアウタパネル22とによって、略矩形の閉断面状に形成されている。該左右のピラーインナパネル21と該左右のピラーアウタパネル22とは、板材のプレス成型品である。
該左右のピラーインナパネル21は、後方から見て略L字状断面の部材であって、略平板状の横板23と、該横板23の車幅方向内端から起立した縦板24とからなる。左右のピラーアウタパネル22は、該左右のピラーインナパネル21に対して逆向きの略L字状断面に形成されている。該横板23の車幅方向外端には、下方へ延びた縦板状の左右のブラケット25が一体に形成されている。該左右のブラケット25は、該横板23に接合する構成であってもよい。
次に、該左右のリヤホイールハウス14を詳細に説明する。図3及び図4に示されるように、該左右のリヤホイールハウス14は、車幅方向の内側へ凹んでいる。詳しく述べると、該左右のリヤホイールハウス14は、板材のプレス成型品であって、車幅方向外側が開放された平面視略U字状断面に形成されている。この結果、該左右のリヤホイールハウス14には、車幅方向の内側へ凹んだ左右の凹部31が形成される。
このような該左右のリヤホイールハウス14は、左右の後輪(図示せず)の少なくとも上半を収納可能な左右の下半部32と、該左右の下半部32の上に連続して位置して左右のダンパ(図示せず)の上半部を収納可能な左右の上半部33とからなる。該左右のリヤホイールハウス14を車幅方向から見て、該左右の上半部33の幅は、左右の下半部32の幅よりも小さい。
該左右のリヤホイールハウス14は、図示せぬ後輪の外周面に概ね沿った円弧状の前板34と、該前板34の後方に位置した後板35と、車幅方向内側の縦板状の左右の背板36と、上側の左右の天板37とからなり、該左右の凹部31を形成している。
該左右の天板37(上板37)は、左右の上半部33の上端を囲う略平板状の部分であって、左右の背板36の上端から車幅方向外側へ向かうにつれて上向きに傾斜している。左右のリヤホイールハウス14の上端部(左右の天板37)のなかの、車幅方向外側の部分、つまり車幅方向外側の端は、該端から上方へ延びた左右のフランジ37aを有している。
該左右の天板37は、左右のリヤピラー13の真下に間隔を有して位置している。該左右のリヤピラー13の真下には、左右の空間部Spを有している。該左右の空間部Spは、左右の天板37と左右のリヤピラー13との間に位置している。
左右のリヤホイールハウス14の上端部のなかの車幅方向外側の部分、つまり、左右の天板37の車幅方向外側の縁は、左右のリヤピラー13に接合されている。詳しく述べると、左右の天板37の車幅方向外側の縁には、左右のフランジ37aが形成されている。該左右のフランジ37aは、該左右のブラケット25に接合されている。この結果、左右のリヤホイールハウス14の上端部は、左右のリヤピラー13に接合される。なお、左右のフランジ37aを左右のピラーインナパネル21の横板23に直接に接合する構成であっても、左右のリヤホイールハウス14の上端部を左右のリヤピラー13に接合することができる。
図4〜図6に示されるように、該左右の空間部Spは、車幅方向外側が開放された平面視略U字状断面の左右のガセット40によって塞がれている。
該左右のガセット40は、板材のプレス成型品であって、それぞれ前板41と後板42と背板43とからなる。該前板41は、左右のリヤホイールハウス14の前板34の外面に重ねられ且つ接合される縦板である。該後板42は、左右のリヤホイールハウス14の後板35の外面に重ねられ且つ接合される縦板である。該背板43は、左右のリヤホイールハウス14の背板36の外面に重ねられ且つ接合される縦板である。
該左右のガセット40の下端部44は、左右のリヤホイールハウス14に接合されている。該左右のガセット40の上端部45は、左右のリヤピラー13に接合されている。この結果、左右のリヤピラー13と左右のリヤホイールハウス14の上部と左右のガセット40とは、側面視閉断面状に組み合わされた構成となる。
図4〜図6に示されるように、該左右のリヤホイールハウス14の凹部31の上部には、左右のダンパベース50が設けられている。該左右のダンパベース50は、図4の想像線によって示される左右のダンパDpの上端部を取付可能な部材であって、左右のリヤホイールハウス14の内部、つまり左右の凹部31のなかの、左右の上半部33(図3参照)に位置している。
より詳しく述べると、該左右のダンパベース50は、左右のリヤホイールハウス14とは別部材によって構成されるとともに、車幅方向の内側へ凹んだ該左右のリヤホイールハウス14の凹部31に位置している。左右のリヤホイールハウス14と左右のダンパベース50とは、ボックス状に組み合わされている。このため、左右のリヤホイールハウス14と左右のダンパベース50との組合せ部分の剛性、つまり、左右のダンパDpを支持する部分の剛性を、より高めることができる。従って、左右のリヤホイールハウス14を薄肉化することにより、車体の軽量化を図った場合であっても、該左右のダンパDpを支持する部分の、剛性を確保することができる。
このように、左右のリヤホイールハウス14の内部且つ上部に設けられている左右のダンパベース50は、該左右のリヤホイールハウス14を介して、左右のガセット40によって囲まれている。左右のリヤホイールハウス14の上部と左右のリヤピラー13と左右のガセット40とは、車体上下方向にわたって、側面視閉断面状に組み合わされている。このため、左右のダンパベース50及び左右のリヤホイールハウス14の上部から、左右のリヤピラー13までにわたる、上下方向全体の剛性を高めることができる。
路面からの突き上げ方向の外力、つまり路面反力は、左右のサスペンションのダンパDpから左右のダンパベース50に伝わる。これに対し、左右のダンパベース50及び左右のリヤホイールハウス14の上部は、左右のガセット40を介して、左右のリヤピラー13に十分に支えられる。このため、該路面反力(ダンパ入力荷重)によって発生する左右のダンパベース50及び左右のリヤホイールハウス14の上部の応力を、効果的に低減することができる。しかも、該連結構造の剛性を高めるために、別個の補強部材を追加する必要はない。このため、車体重量を極力抑制することができる。
該左右のダンパベース50は、左右のリヤホイールハウス14を介して、左右のガセット40の下端部44に接合されている。このため、左右のダンパDpから左右のダンパベース50に伝わったダンパ入力荷重を、左右のリヤホイールハウス14と左右のガセット40とを介して、左右のリヤサイドフレーム12と左右のリヤピラー13とによって十分に支えることができる。
図4、図6及び図7に示されるように、該左右のダンパベース50は、左右のダンパDpの上端部を取り付けるための略水平な左右のダンパ取付盤51と、該左右のダンパ取付盤51に設けられた左右のバルクヘッド58とを含む。該左右のダンパ取付盤51と該左右のバルクヘッド58とは、板材のプレス成型品である。
該左右のダンパ取付盤51は、左右のリヤホイールハウス14の左右の天板37の内面(下面)から下方へ間隔を有して位置している。詳しく述べると、該左右のダンパ取付盤51は、車体後方から見て略L字状に形成された部材であり、それぞれ、左右の天板37の下面に対向した略水平な横板52と、該横板52の車幅方向外側の端から起立した縦板53とからなる。該左右のダンパ取付盤51の縁には、全周にわたって左右のフランジ54が形成されている。
該左右のフランジ54は、それぞれ、横板52の周縁から下方へ延びた第1フランジ54aと、縦板53の周縁から車幅方向外側へ延びた第2フランジ54bとからなる。該左右のフランジ54は、左右のリヤホイールハウス14の内面に重ね合わされ且つ接合されている。この結果、左右のリヤホイールハウス14の前板34、後板35、背板36及び天板37と、左右のダンパ取付盤51の横板52及び縦板53とが、ボックス状に組み合わされることにより、上述のようにボックス内部に閉空間55が形成されている。
該左の横板52は、左のダンパDpの上端部を挿通する1つの貫通孔56と、該左のダンパDpの上端部を締結するための2つの締結部57,57を有する。該右の横板52は、該左の横板52と同様の構成である。
図7に示されるように、該左の2つの締結部57,57は、該左の横板52のなかの、上下貫通した2つのボルト孔57a,57aが開けられている部分のことである。該左のダンパDpの上端部は、該2つのボルト孔57a,57aを挿通したボルト、ナット57b,57bによって、該左の横板52に取り付けられる。
図4、図6及び図7に示されるように、該左右のバルクヘッド58は、左右のダンパ取付盤51のなかの少なくとも1つの締結部57又は該締結部57の近傍に位置している。詳しく述べると、該左右のバルクヘッド58は、縦板状のリブによって構成されており、左右の横板52の上面に位置している。該左右のバルクヘッド58の縁には、背面視略L字状の左右のフランジ59が形成されている。該左右のフランジ59は、左右の横板52の上面と左右の縦板53の車幅方向内面とに接合されている。この結果、該左右のバルクヘッド58は左右のダンパ取付盤51に接合される。
左右のリヤホイールハウス14と左右のダンパベース50とに囲まれた、該左右の閉空間55は、左右のバルクヘッド58(左右の縦リブ58)によって車体前後方向に仕切られている。このため、左右のバルクヘッド58によって、左右のダンパ取付盤51の盤面方向(車体上下方向)の剛性を、より高めることができる。従って、該左右のダンパ取付盤51は、左右のダンパDpから伝わったダンパ入力荷重を、十分に支持することができる。
図5及び図8に示されるように、左右のリヤホイールハウス14の車幅方向内側の、それぞれの前縁38と後縁39は、上下方向に延びた角形の断面形状に形成されている。また、左右のガセット40の車幅方向内側の、それぞれの前縁46と後縁47は、上下方向に延びた角形の断面形状に形成されている。
左右のリヤホイールハウス14は、左右のリヤサイドフレーム12から上方へ延びた、左右それぞれの、前の補強部材61と後の補強部材62とによって補強されている。左右のリヤサイドフレーム12間は、クロスメンバ63(図1参照)によって繋がれている。該クロスメンバ63は、左右それぞれの、前の補強部材61の下端部にも接合されている。
該左右それぞれの前の補強部材61は、左右のガセット40の車幅方向内側の前縁46に連続している。該左右それぞれの後の補強部材62は、左右のガセット40の車幅方向内側の後縁47に連続している。
詳しく述べると、該左右それぞれの、前の補強部材61と後の補強部材62とは、左右のリヤホイールハウス14の左右の前縁38と後縁39とを覆うことが可能に、上から見て略L字状断面に形成されている。
該左右それぞれの前の補強部材61は、左右のリヤホイールハウス14の左右の前縁38に車幅方向内側から重ねられ且つ接合されている。該左右それぞれの前の補強部材61の上端部は、左右のガセット40の左右の前縁46の下端部に接合されている。
該左右それぞれの後の補強部材62は、左右のリヤホイールハウス14の左右の後縁39に車幅方向内側から重ねられ且つ接合されている。該左右それぞれの後の補強部材62の上端部は、左右のガセット40の左右の後縁47の下端部に接合されている。
左右のダンパDpから左右のダンパベース50に伝わったダンパ入力荷重は、左右のリヤホイールハウス14の前縁38及び後縁39と、左右のガセット40の前縁46及び後縁47と、左右それぞれの前の補強部材61と後の補強部材62とを通って、左右のリヤサイドフレーム12と左右のリヤピラー13とに伝わる。このため、該ダンパ入力荷重を、左右のリヤサイドフレーム12と左右のリヤピラー13とによって十分に支えることができる。
図5、図8及び図9に示されるように、左右のリヤピラー13の車幅方向内面13bと、左右のガセット40の車幅方向内面48との間の、車体前後方向(例えば、左右のガセット40の後側)の各コーナ部49には、左右のブレース71がボルト72,73によって連結されている。
詳しく述べると、該左のブレース71は、パイプによって構成されている。該左のブレース71の両端部71a、71bは、扁平状に形成されている。該左のブレース71の一端部71aは、左のリヤピラー13の車幅方向内面13bに重ねられ且つボルト72によって取り付けられている。該左のブレース71の他端部71bは、左のガセット40の車幅方向内面48に重ねられ且つボルト73によって取り付けられている。左のリヤピラー13と左のガセット40とには、ボルト72,73を締結するためのナット74,75が設けられている。該右のブレース71は、左のブレース71と同様の構成なので、説明を省略する。
該左右のブレース71は、左右のリヤピラー13と左右のガセット40との間の、各コーナ部49の筋交いの役割を果たすことができる。つまり、左右のリヤピラー13の車幅方向内面13bと、左右のガセット40の車幅方向内面48と、左右のブレース71とは、トラス構造に組み合わされる。このため、左右のリヤピラー13に発生した曲げモーメントを圧縮荷重に変換して、左右のガセット40に効率よく伝えることができる。
図9に示されるように、該左右のブレース71は、長手方向の一部に、それぞれ脆弱部76を有している。該脆弱部76は、左右のブレース71のなかの、他の部位に比べて脆弱な部分である。例えば、該脆弱部76は、該左右のブレース71の長手方向の一部に凹部77が形成されることによって、構成される。車両10(図1参照)の後端に後方から衝突力が発生した場合、いわゆる車両10に後突が発生した場合に、左右の脆弱部76が塑性変形をすることによって、衝突エネルギーを吸収することができる。
図3、図10及び図11に示されるように、左右のリヤピラー13の前上端部13aには、左右のルーフサイドレール81の後端部が接合されている。該左右のルーフサイドレール81は、左右のリヤピラー13の前上端部13aから車体前方へ延びている。左右のリヤピラー13の前上端部13a間には、ルーフアーチ82が掛け渡され且つ接合されている。該左右のルーフサイドレール81と該ルーフアーチ82は、ルーフ83を支持することが可能である。
左右のリヤピラー13の前上端部13aの車幅方向内面13bとルーフアーチ82の後面82aとの、左右のコーナ部84は、車体を上から見て凹状の円弧に形成されている。該左右のコーナ部84の下縁84aは、連続した角形の断面形状に形成されている。上述のように、左右のガセット40の車幅方向内側の、それぞれの前縁46と後縁47とは、上下方向に延びた角形の断面形状に形成されている。
図5及び図11に示されるように、該左右のコーナ部84には、左右のスチフナ86が位置している。該左右のスチフナ86は、左右のガセット40の該左右の前縁46と該左右の後縁47とのいずれか一方(例えば左右の前縁46)と、左右のコーナ部84の下縁84aとの、両方に重ね合わせ且つ接合可能に、略L字状断面に形成されている。つまり、左右のガセット40の左右の前縁46と、左右のコーナ部84の下縁84aとは、略L字状断面の左右のスチフナ86によって繋がれている。
このため、左右のガセット40の上下方向の中心軸87を中心とした、該左右のガセット40の回転変位を抑制することができる。従って、図示せぬエンジンがアイドリング状態のときの車体のNV(Noise Vibration)性能、いわゆるアイドリングNV性能を高めることができる。この結果、エンジンがアイドリング状態にあって、車両10が停止状態のときに、エンジンから車室に伝わって、乗員が感じる振動(アイドリング振動)を低減することができる。
図3、図11及び図12に示されるように、左のリヤピラー13の内部には、左の2つのバルクヘッド91,92が設けられている。該左の2つのバルクヘッド91,92は、左のピラーインナパネル21と左のピラーアウタパネル22とに接合されている。該左のリヤピラー13の内部は、左の2つのバルクヘッド91,92によってピラー長手方向に仕切られている。該左の2つのバルクヘッド91,92の1つは、前側のバルクヘッド91である。該左の2つのバルクヘッド91,92の他の1つは、後側のバルクヘッド92である。右のリヤピラーについては、左のリヤピラー13と同様の構成であり、説明を省略する。
該左右の前側のバルクヘッド91は、左右のガセット40のなかの、ルーフアーチ82側の縁46、つまり前縁46の上端(左右のガセット40の前板41の上端部)又は該上端近傍に位置している。該左右のガセット40の前板41の上端部は、左右のピラーインナパネル21を介して、左右の前側のバルクヘッド91の下端部に接合されることになる。
該左右の後側のバルクヘッド92は、左右のガセット40のなかの、ルーフアーチ82側の縁46とは反対側の上端(左右のガセット40の前板41の上端部)又は該上端近傍に位置している。該左右のガセット40の後板42の上端部は、左右のピラーインナパネル21を介して、左右の後側のバルクヘッド92の下端部に接合されることになる。
左右のリヤピラー13と左右のガセット40との交差した部分の剛性を、左右のバルクヘッド91,92によって高めることができる。この結果、車体のアイドリングNV性能を高めることができる。また、該左右のバルクヘッド91,92を設けることによって、アイドリング振動の動きの節の部位の剛性を高めて、振動を低減することができる。
本発明の車体後部構造は、乗用車に採用するのに好適である。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
本出願は、2015年6月8日出願の日本特許出願(特願2015−115810)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
10 車両
11 車体
12 リヤサイドフレーム
13 リヤピラー
13a 前上端部
13b 車幅方向内面
14 リヤホイールハウス
14a 下端部
31 凹部
34 前板
35 後板
36 背板
37 天板
37a フランジ(リヤホイールハウスの上端部)
38 前縁
39 後縁
40 ガセット
44 下端部
45 上端部
46 車幅方向内側の前縁
47 車幅方向内側の後縁
48 車幅方向内面
49 コーナ部
50 ダンパベース
51 ダンパ取付盤
55 閉空間
57 締結部
58 バルクヘッド
61 前の補強部材
62 後の補強部材
71 ブレース
72 ボルト
73 ボルト
76 脆弱部
77 凹部
82 ルーフアーチ
82a 後面
83 ルーフ
84 リヤピラーの前上端部とルーフアーチとのコーナ部
84a 下縁
86 スチフナ
87 ガセットの上下方向の中心軸
Dp ダンパ
Sp 天板とリヤピラーとの間に有している空間部

Claims (9)

  1. 車体の後部に位置して車体前後方向に延びた左右のリヤサイドフレームと、
    該左右のリヤサイドフレームの後下端部から前上方へ延びた左右のリヤピラーと、
    前記左右のリヤサイドフレームと前記左右のリヤピラーとの間に位置して、車幅方向の内側へ凹んでいる左右のリヤホイールハウスと、
    前記左右のリヤホイールハウスの上部に設けられた左右のダンパベースとを含む車体後部構造であって、
    前記左右のリヤホイールハウスの下端部は、前記左右のリヤサイドフレームに接合され、
    前記左右のリヤホイールハウスの左右の天板は、前記左右のリヤピラーの真下に位置し、
    前記左右のリヤホイールハウスの上端部のなかの、車幅方向外側の部分は、前記左右のリヤピラーに接合され、
    前記左右の天板と前記左右のリヤピラーとの間に有している、左右の空間部は、車幅方向外側が開放された平面視略U字状断面の左右のガセットによって塞がれ、
    該左右のガセットの下端部が前記左右のリヤホイールハウスに接合されるとともに、該左右のガセットの上端部が前記左右のリヤピラーに接合されることにより、前記左右のリヤピラーと前記左右のリヤホイールハウスの上部と前記左右のガセットとは、側面視閉断面状に組み合わされ、
    前記左右のダンパベースは、前記左右のリヤホイールハウスの内部に位置するとともに、該左右のリヤホイールハウスを介して前記左右のガセットによって囲まれていることを特徴とする車体後部構造。
  2. 前記左右のリヤピラーの車幅方向内面と、前記左右のガセットの車幅方向内面との間の、車体前後方向の各コーナ部には、左右のブレースがボルトによって連結されていることを特徴とする請求項1記載の車体後部構造。
  3. 前記左右のブレースは、長手方向の一部に、それぞれ脆弱部を有していることを特徴とする請求項2記載の車体後部構造。
  4. 前記左右のリヤピラーの前上端部間には、ルーフを支持するルーフアーチが掛け渡され、
    前記左右のリヤピラーの前上端部の車幅方向内面とルーフアーチの後面との、左右のコーナ部は、車体を上から見て凹状の円弧に形成され、
    該左右のコーナ部の下縁は、連続した角形の断面形状に形成され、
    前記左右のガセットの車幅方向内側の、それぞれの前縁と後縁とは、角形の断面形状に形成され、
    該左右のコーナ部には、左右のスチフナが位置し、
    該左右のスチフナは、前記左右のガセットの該左右の前縁と該左右の後縁とのいずれか一方と、前記左右のコーナ部の下縁との、両方に重ね合わせ且つ接合可能に、略L字状断面に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の車体後部構造。
  5. 前記左右のリヤピラーの内部には、左右のバルクヘッドが設けられ、
    該左右のバルクヘッドは、前記左右のガセットのなかの、前記ルーフアーチ側の縁の上端又は該上端近傍に位置していることを特徴とする請求項4記載の車体後部構造。
  6. 前記左右のダンパベースは、前記左右のリヤホイールハウスとは別部材によって構成されるとともに、車幅方向の内側へ凹んだ該左右のリヤホイールハウスの凹部に位置し、
    前記左右のリヤホイールハウスと前記左右のダンパベースとは、ボックス状に組み合わされていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の車体後部構造。
  7. 前記左右のダンパベースは、前記左右のリヤホイールハウスを介して、前記左右のガセットの下端部に接合されていることを特徴とする請求項6記載の車体後部構造。
  8. 前記左右のダンパベースは、左右のダンパの上端部を取り付けるための略水平な左右のダンパ取付盤と、該左右のダンパ取付盤に設けられた左右のバルクヘッドとを含み、
    前記左右のダンパ取付盤は、前記左右のリヤホイールハウスの天板の内面から下方へ間隔を有して位置し、
    前記左右のバルクヘッドは、前記左右のダンパ取付盤のなかの、前記左右のダンパの上端部を締結するための締結部又は該締結部の近傍に位置するとともに、前記左右のダンパ取付盤から前記左右の天板の内面まで延び、
    前記左右のリヤホイールハウスと前記左右のダンパベースとに囲まれた左右の閉空間は、前記左右のバルクヘッドによって車体前後方向に仕切られていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の車体後部構造。
  9. 前記左右のリヤホイールハウスは、前記左右のリヤサイドフレームから上方へ延びた、左右それぞれの、前の補強部材と後の補強部材とによって補強されており、
    該左右それぞれの前の補強部材は、前記左右のガセットの車幅方向内側の前縁に連続しており、
    該左右それぞれの後の補強部材は、前記左右のガセットの車幅方向内側の後縁に連続していることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の車体後部構造。
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