JP2015113083A - 車両後部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両後部の剛性を向上させる車両後部構造を提供することが目的である。【解決手段】ホイルハウス連結部材100は、上面部102の車両幅方向の両端部がホイルハウス30に設けられた接合ステー150に接合され、上面部102から車両下方側に延在する縦壁部104の車両幅方向の両端部の下部104Bが固定部材160に接合されている。したがって、車両10の後部12におけるホイルハウス連結部材100が連結するホイルハウス30間の車両剛性が向上する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両後部構造に関する。
特許文献1には、リアフロアパネルの左右縦壁部に一体的に形成されたリアホイールハウス部の上面部に、リアホイールハウス部間を連結するパーセルメンバが設けられている車両後部構造が開示されている。
ここで、左右のリアホイールハウス部の上面部にパーセルメンバを連結した構造では、パーセルメンバはリアホイールハウスに対して実質的にピン結合となり、パーセルメンバは左右のリアホイールハウス部間の車両剛性を向上させる効果に殆ど寄与しない。なお、ピン結合とは、水平力がかかったときに、接合部位が回転する接合方法である。
したがって、リアホイールハウスに実質的にピン結合したパーセルメンバは、車両幅方向のせん断変形に対して殆ど抵抗しない。(特許文献1参照)。
特開2004−009757号公報
本発明は、上記事実を考慮し、車両後部の剛性を向上させる車両後部構造を提供することが目的である。
請求項1の発明は、車両後部における車両幅方向の両側部に設けられ、車両上下方向に延在する第一クオーターピラーの下端部が接合されると共に、車両底部を構成するリアフロアパネルの両側部が接合されたホイルルハウスと、前記ホイルハウス間を連結するホイルハウス連結部材と、前記ホイルハウス連結部材の上部側を構成し、前記ホイルハウスと前記第一クオーターピラーとに接合された接合部材に、車両幅方向の両端部がそれぞれ接合された上側部材と、前記ホイルハウス連結部材の前記上側部材から車両上下方向下方側に延在し、前記ホイルハウスと前記リアフロアパネルとに接合された固定部材に、車両幅方向の両端部の下部がそれぞれ接合された下側部材と、を備えている。
請求項1に記載の発明では、ホイルハウスと第一クオーターピラーとの接合部位に接合された接合部材に、ホイルハウス連結部材の上側部材の車両幅方向の両端部がそれぞれ接合されている。また、ホイルハウスとリアフロアパネルとに接合された固定部材に、上側部材から車両下方側に延在する下側部材の車両幅方向の両端部の下部がそれぞれ接合されている。このようにホイルハウス連結部材は、車両幅方向の両端部において、それぞれ上側部材の端部と下側部材の端部の下部との少なくとも四箇所で接合されているので、車両幅方向のせん断変形に対して効果的に抵抗する。したがって、ホイルハウス連結部材が連結するホイルハウス間の車両剛性が向上する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構造において、前記ホイルハウス連結部材の前記上側部材に、荷室の床面を構成するデッキボードが支持されている。
請求項2に記載の発明では、ホイルハウス連結部材の上側部材に荷室の床面を構成するデッキボードが支持されている。つまり、ホイルハウス連結部材は車両剛性を向上させる機能とデッキボードを支持する機能との二つを有する。よって、デッキボードを支持する部材を別途設ける必要がない。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の構造において、車両後部の車両幅方向の両側部における前記第一クオーターピラーの車両後方側に設けられ、車両上下方向に延在する第二クオーターピラーと、前記第一クオーターピラーと前記ホイルハウスとの接合部位と前記第二クオーターピラーとにそれぞれ接合され、両者を連結するピラー連結部材と、を備えている。
請求項3に記載の発明では、車両に捩じり入力が加わることによって第二クオーターピラーが車両上下方向下方側に倒れるように変形する倒れ込み変形を、第一クオーターピラーとホイルハウスとの接合部位に接合されたピラー連結部材が受けるので、第二クオーターピラーの倒れ込み変形が効果的に抑制される。
更に、車両幅方向両側の第一クオーターピラーとホイルハウスとの接合部位間をホイルハウス連結部材及び接合部材が連結している。また、車両幅方向両側にそれぞれにおいて、第一クオーターピラーとホイルハウスとの接合部位と第二クオーターピラーとをピラー連結部材が連結している。したがって、車両幅方向両側の第一クオーターピラー、ピラー連結部材、及び第二クオーターピラー間が、ホイルハウス連結部材及び接合部材で連結された構造となる。よって、車両後部の剛性が更に効果的に向上する。
請求項4の発明は、請求項3に記載の構造において、前記ピラー連結部材は、車両側面視において、車両上下方向に対して鋭角に配置されている。
請求項4記載の発明では、連結部材は、第二クオーターピラーの倒れ込み変形を、曲げ(捩じり)変形よりも軸力で多く受ける構造となるので、第二クオーターピラーの倒れ込み変形が更に抑制される。したがって、車両後部の剛性が更に効果的に向上する。
請求項1に記載の発明によれば、車両後部の剛性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、デッキボードを支持する部材を削減することができる。
請求項3に記載の発明によれば、車両後部の剛性を効果的に向上させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、車両後部の剛性を更に効果的に向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る車両後部構造が適用された車両の後部の要部を車両幅方向内側から見た場合の斜視図である。 ホイルハウス連結部材が設けられていない状態の車両の後部の要部の図1に対応する斜視図である。 ホイルハウス連結部材と補強部材とが接合される前の状態の分解斜視図である。 図1の4−4線に沿った断面図である。 図1の5−5線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態に係る車両後部構造が適用された車両の後部の要部を車両幅方向外側から見た側面図である。 ルーフサイドインナパネルの変形前と変形後とを説明するための図6の7−7線に沿った断面を模式的に示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る車両後部構造を模式的に示す正面図である。 本実施形態の車両後部構造が適用された車両の捩れ角と比較例の車両後部構造が適用された車両の捩れ角とを示すグラフである。 他の例のホイルハウス連結部材を模式的に示す正面図である。 比較例の車両後部構造を模式的に示す正面図である。
<実施形態>
本発明の一実施形態に係る車両後部構造について説明する。なお、各図において適宜示される矢印FRは車両前後方向前側を示しており、矢印UPは車両上下方向上側を示しており、矢印OUTは車両幅方向外側を示している。
また、各図では、車両前方側に向いた場合の右側の車両側部が図示されているが、左側の車両側部も同様の構造である。また、本発明の一実施形態に係る車両後部構造が適用された車両10は、車両後端部にバックドアを備えたハッチバック車である。
図1及び図6に示すように、車両10の後部12の車両側部には、ルーフサイドインナパネル20が配置されている。ルーフサイドインナパネル20は、ホイルハウス30における後述するホイルハウスアウタ32(図6及び図7参照)のフランジ部32Aと接合されている。
ホイルハウス30は、図示していないタイヤの上方側を覆う部材であり、車両幅方向内側を構成するホイルハウスインナ34と、車両幅方向外側を構成するホイルハウスアウタ32(図6を参照)と、で構成されている(図7も参照)。
図6に示すように、ホイルハウスアウタ32は、1枚の鋼板から形成されたプレス成形品であり、縦壁状のフランジ部32A及び車両側面視で略円弧形状の外側カバー部32Bを備えている。また、外側カバー部32Bは、ルーフサイドインナパネル20及びフランジ部32Aよりも車両幅方向外側へ突出し、図示してないタイヤの外面に沿うように形成されている。
更に、図1及び図5に示すように、ホイルハウスインナ34の車両幅方向両側には、リインフォースアウタ35(図5参照)とリインフォースインナ37とが設けられ、それぞれホイルハウスインナ34に接合されている。
図1及び図6に示すように、ホイルハウス30の下端部には、リヤサイドメンバ16が接合されている。リヤサイドメンバ16は、ホイルハウス30の車両下方側で車両前後方向を長手方向として配置されている。また、リヤサイドメンバ16の車両前方側は、ロッカ18が連続して形成されている。
リヤサイドメンバ16には、ホイルハウス30の前側下端部の近傍位置に、図示していないリヤサスペンション取付部が連結され、このリヤサスペンション取付部には図示していないリヤサスペンションが取り付けられている。
ホイルハウス30の車両上方側には、第一クオーターピラー(Cピラー)40が設けられている。第一クオーターピラー40は、車両側部のサイドドア開口部14の側縁部に沿って、全体として車両上下方向に延在し、下端部40Aがホイルハウス30の上部に接合されている。
詳細には、第一クオーターピラー40は、車両側面視において、ホイルハウス30に接合され略車両上下方向上側に延在する第一ピラー下部42と、車両前方側斜め上方に延在する第一ピラー上部44とを有する構造となっている。
また、第一クオーターピラー40は、長手方向に直交する断面形状が車両幅方向内側に開放されたハット形状とされ、ルーフサイドインナパネル20及びホイルハウスアウタ32のフランジ部32Aの車両幅方向外側に接合されることで、閉断面構造を形成している。
第一クオーターピラー40の車両後方側には、第二クオーターピラー(Dピラー)50が設けられている。第二クオーターピラー(Dピラー)50は、車両後端部の図示されていないバックドア開口部の側縁部に沿って、全体として車両上下方向に延在している。
詳細には、第二クオーターピラー50は、車両側面視において、略車両上下方向上側に延在する第二ピラー下部52と、車両前方側斜め上方に延在する第二ピラー傾斜部54と、略車両上下方方向上側に延在する第二ピラー上端部56とを有する構造となっている。
また、図7に示すように、第二クオーターピラー50は、車両幅方向内側を構成する第二クオーターピラーインナ51と車両幅方向外側を構成する第二クオーターピラーアウタ59とが接合されることで閉断面構造を形成している。
なお、本実施形態における第二クオーターピラー50は車両後方側から一番目のピラーであり、第一クオーターピラー40は車両後方側から二番目のピラーである。
図1及び図6に示すように、ルーフサイドインナパネル20の車両幅方向外側には、長手方向と直交する断面形状が車両幅方向内側に開放されたハット形状のピラー連結部材70が接合されている。ピラー連結部材70の上端部72は、第二クオーターピラー50における第二ピラー傾斜部54と第二ピラー上端部56との境界部55に接合されている。また、ピラー連結部材70の下端部74は、第一クオーターピラー40の下端部40Aとホイルハウス30との接合部位に接合されている。
詳細には、図6に示すように、ピラー連結部材70の下端部74の車両前方側の辺部74Aが第一クオーターピラー40の下端部40Aに接合され、車両下方側の辺部74Bがホイルハウス30に接合されている。
また、本実施形態では、ピラー連結部材70は、車両側面視において、車両上下方向Sに対する角度αが鋭角となるように配置されている。なお、角度αとは、ピラー連結部材70における第二クオーターピラー50に接合された上端部72と第一クオーターピラー40とホイルハウス30との接合部位に接合された下端部74との間を結ぶ線分と、車両上下方向Sとが成す角度である。
図1に示すように、車両10の後部12における車両底部を構成するリアフロアパネル80の車両幅方向の両側部は、ホイルハウス30に接合されている。
図1及び図2に示すように、ホイルハウス30(のホイルハウスインナ34及びリインフォースインナ37)の車両幅方向内側には、長手方向と直交する断面形状が車両幅方向外側に開放されたハット形状の接合ステー150(図4も参照)が接合されている。
接合ステー150は、ホイルハウス30に沿って車両上下方向上側に延在し、上端部152が第一クオーターピラー40の下端部40Aとホイルハウス30との接合部位の車両幅方向内側に接合されている。
図1、図2、図5に示すように、接合ステー150の下端部154は、車両幅方向内側に向けて湾曲し車両幅方向内側に突出している(図4も参照)。また、図4に示すように、接合ステー150の下端部154は、車両前後方向に沿った断面形状が車両下方側に開口されたハット形状を成している。
図1、図2、図4に示すように、接合ステー150の車両上下方向下方側には、固定部材160が設けられている。固定部材160は、車両前後方向に間隔をあけて配置された略直角三角形状の側壁部162A、162Bと、これらの側壁部162A、162Bの斜辺部間を繋ぐ車両幅方向内側に向けて下方側に傾斜する傾斜面部164と、を有する構成とされている。そして、図1及び図2に示すように、固定部材160は、ホイルハウス30とリアフロアパネル80とに接合されている。
図1に示すように、ホイルハウス30の間には、左右のホイルハウス30を連結するホイルハウス連結部材100(図3も参照)が設けられている。
図1、図3、図4に示すように、ホイルハウス連結部材100は、車両幅方向に延在し、車両前後方向に幅を有する板状の上面部102(図5も参照)と、上面部102の車両前方側端部から車両下方側に延在し車両前方側を構成する縦壁部104と、を有する構造である。つまり、ホイルハウス連結部材100は、車両前後方向に沿った断面形状が略L字形状(図4を参照)を成している。
図1及び図3に示すように、ホイルハウス連結部材100の縦壁部104の車両幅方向両側部分には、貫通孔106A、106Bが形成されている。これら貫通孔106A、106Bは、車両方向内側に向かって車両上方側に傾斜した斜辺を有する直角三角形状を成している。
図3、図4、図5に示すように、本実施形態のホイルハウス連結部材100には、補強部材120が接合されている。補強部材120は、車両幅方向を長手方向とする長尺状の部材である。また、補強部材120は、車両幅方向に延在すると共に車両前方側に向かって下方に傾斜する傾斜面部112(図3及び図5参照)を有している。そして、補強部材120は、ホイルハウス連結部材100の上部内側に重ねられ接合されている。
図4に示すように、ホイルハウス連結部材100の上面部102及び縦壁部104の上端部104Aと、補強部材120とが、接合ステー150の下端部154にボルト締結(共締め)されている(図5も参照)。つまり、ホイルハウス30に設けられた接合ステー150によってホイルハウス連結部材100の上面部102及び側壁部104の上端部104Aが、ホイルハウス30に接合されている。なお、上述したように、図1及び図2に示す接合ステー150は、車両上下方向上方側に延在し、上端部152が第一クオーターピラー40とホイルハウス30との接合部位とに接合されている。
また、図4に示すように、ホイルハウス連結部材100の縦壁部104の下部104Bが、固定部材160の車両前方側の側壁部162Aにボルト締結されている(図1も参照)。
なお、本実施形態のホイルハウス連結部材100は、図4及び図5に示すように、上面部102が、車両10の後部12の荷室の床(フロア)を構成するデッキボード90を支持している。
<作用及び効果>
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
図1や図4に示すように、ホイルハウス連結部材100は、上面部102の車両幅方向の両端部(及び縦壁部104の上端部104A)がホイルハウス30に設けられた接合ステー150に接合され、上面部102から車両下方側に延在する縦壁部104の車両幅方向の両端部の下部104Bが固定部材160に接合されている。
つまり、図8に模式的に示すように、ホイルハウス連結部材100は、車両幅方向の両端部それぞれにおいて、上側の接合部101A、101Bと下側の接合部103A、103Bとの四箇所で接合されている。また、これら四つの接合部101A、101B、103A、103Bは車両後面視で矩形状に配置された構成となっている。
よって、ホイルハウス連結部材100は、車両幅方向のせん断変形(図8の矢印Eを参照)に対して効果的に抵抗する。別の観点から説明すると、ホイルハウス連結部材100は、シェアパネル化されている。
したがって、車両10の後部12におけるホイルハウス連結部材100が連結する左右のホイルハウス30間の車両剛性が向上する。よって、ホイルハウス連結部材100を設けることによって、車両走行時の路面入力によってリヤサイドメンバ16の上下動(図7の矢印N1参照)等で車両10に捩じり入力が加わることによる車両後面視で平行四辺形状に変形する所謂マッチ箱変形が、効果的に抑制される。
そして、このように車両10のマッチ箱変形が効果的に抑制されることで、操縦安定性能や乗り心地性能が向上する。
また、図4及び図5に示すように、ホイルハウス連結部材100の上面部102に荷室の床面を構成するデッキボード90が支持されている。つまり、ホイルハウス連結部材100は、上述のように車両剛性を向上させる機能とデッキボード90を支持する機能との二つを有する。よって、ホイルハウス連結部材100を設けることによって、車両剛性を向上させつつ、デッキボード90を支持するデッキボードステーを削減することができる。別の観点から説明すると、本発明をデッキボードステーに適用することで、デッキボードステーに車両剛性を向上させる機能をもたせることができる。
ここで、本発明が適用されていない図11に示す比較例のホイルハウス連結部材800でホイルハウス30間を連結した場合について説明する。
図11に模式的に示すように、比較例のホイルハウス連結部材800は、上部802でデッキボード90(図4及び図5を参照)を支持する。そして、比較例のホイルハウス連結部材802は、上部802の車両幅方向の両端部のみがホイルハウス30に接合されている。
したがって、比較例の場合は、ホイルハウス連結部材800は、車両幅方向の両端部において二つの接合部801A、801Bで接合されている。つまり、比較例のホイルハウス連結部材800は、実質的にピン結合となっている。このため、比較例のホイルハウス連結部材800は、デッキボード90(図4及び図5参照)を支持することはできるが、矢印Eで示すような車両幅方向のせん断変形に対しては、抵抗力を殆ど発揮することができない。
したがって、比較例のホイルハウス連結部材800は、連結する左右のホイルハウス30間の車両剛性を殆ど向上させることができない。よって、比較例のホイルハウス連結部材800は、ボデーが平行四辺形状に変形する所謂マッチ箱変形を抑制する効果を殆ど発揮しない。
これに対して、本実施形態のホイルハウス連結部材100は、前述したように、車両幅方向のせん断変形に対して効果的に抵抗し、連結するホイルハウス30間の車両剛性が効果的に向上する。よって、ボデーが平行四辺形状に変形する所謂マッチ箱変形が抑制される。
また、図9は、車両前後方向の各位置における車両の捩れ角度を示すグラフである。このグラフにおけるL1は車両前後方向におけるフロントサスペンションの位置を示し、L2は車両前後方向におけるリヤサスペンションの位置を示している。そして、本実施形態の車両後部構造が適用された車両10の変形前が実線で示され、変形後が破線で示されている。また、図11の比較例の車両後部構造が適用された車両の変形前が二点破線で示され、変形後が一点破線で示されている。
この図9を見ると判るように、本実施形態の車両後部構造が適用された車両10の方が、図11の比較例の車両後部構造が適用された車両よりも、捩れ角度が抑制されている。より具体的には、図9のαで示すフロントサスペンションL1の車両前方側における変形後の角度変化は、本実施形態の車両の方が比較例の車両よりも小さくなっている。また、図9のβで示すリヤサスペンションL2の車両後方側における変形前の折れは、本実施形態の車両の方が比較例の車両よりも小さくなっている。
したがって、本実施形態の車両後部構造が適用された車両10の方が、図11の比較例の車両後部構造が適用された車両よりも、車両剛性が向上されていることがわかる。
また、図6に示すように、車両10に捩じり入力が加わることによって、第二クオーターピラー50は、車両上下方向下側に倒れるように変形する。この第二クオーターピラー50の倒れ込み変形に対して、第一クオーターピラー40の下端部40Aとホイルハウス30との接合部位に下端部74が接合された(第一クオーターピラー40の下端部40Aとホイルハウス30とに下端部74の辺部74A、74Bが接合された)ピラー連結部材70が受ける。
したがって、第二クオーターピラー50の倒れ込み変形を、下端部74が強固に固定されたピラー連結部材70が受けるので、第二クオーターピラー50の倒れ込み変形が効果的に抑制される。
また、本実施形態では、ピラー連結部材70は、車両側面視において、車両上下方向Sに対する角度αが鋭角となるように配置されている。よって、第二クオーターピラー50の倒れ込み変形の荷重Fを曲げ(捩じり)変形よりも軸力で多く受ける構造となるので、第二クオーターピラー50の倒れ込み変形が更に効果的に抑制される。
また、このように第二クオーターピラー50の倒れ込み変形が抑制されることで、車両10の後部12の剛性が更に向上し、操縦安定性能が更に向上する。
また、本実施形態では、接合ステー150の上端部152が第一クオーターピラー40とホイルハウス30との接合部位とに接合されている。そして、接合ステー150の下端部154にホイルハウス連結部材100が接合されている。
よって、車両幅方向両側(左右)の第一クオーターピラー40とホイルハウス30との接合部位間をホイルハウス連結部材100及び接合ステー150が連結している。また、車両幅方向両側において第一クオーターピラー40とホイルハウス30との接合部位と第二クオーターピラー50とがピラー連結部材70が連結している。したがって、車両幅方向両側(左右)の第一クオーターピラー40、ピラー連結部材70、及び第二クオーターピラー50が、ホイルハウス連結部材100及び接合ステー150で連結された構造となる。
したがって、車両10の後部12の車両剛性が更に効果的に向上し、車両後面視で平行四辺形状に変形する所謂マッチ箱変形が、更に効果的に抑制される。
また、図7に示すように、車両走行時の路面入力によってリヤサイドメンバ16が上下動(矢印N1参照)すると、ホイルハウスインナ34が車両幅方向に横倒れ変形する(矢印N2参照)。
しかし、ホイルハウス30には、第二クオーターピラー50に上端部72が接合されたピラー連結部材70の下端部74が接合されている。よって、ホイルハウスインナ34の横倒れ変形(矢印N2)が抑制される共に、ホイルハウスインナ34と第二クオーターピラー50との車両幅方向の相対変位が抑制される。よって、ホイルハウスインナ34の車両幅方向の横倒れ変形によるルーフサイドインナパネル20の車両幅方向の振動(矢印N3参照)が抑制され、この結果、NV性能(ノイズ・アンド・バイブレーション性能(振動及び振動音を抑制する性能))が向上する。
また、車両幅方向両側(左右)の第一クオーターピラー40とホイルハウス30との接合部位間をホイルハウス連結部材100及び接合ステー150が連結しているので、図7に示すホイルハウスインナ34の横倒れ変形(矢印N2)が更に抑制される。よって、ホイルハウスインナ34の車両幅方向の横倒れ変形によるルーフサイドインナパネル20の車両幅方向の振動(矢印N3参照)が更に抑制され、この結果、NV性能(ノイズ・アンド・バイブレーション性能が更に向上する。
<その他>
尚、本発明は上記実施形態に限定されない。
例えば、上記実施形態では、下部104Bが固定部材160に接合されているホイルハウス連結部材100の縦壁部104は、上面部102の車両前方側端部から車両下方側に延在し、ホイルハウス連結部材100の車両前方側を構成したが、これに限定されるものではない。例えば、縦壁部が、ホイルハウス連結部材100の上面部102の車両後方側端部から車両下方側に延在し車両後方側を構成してもよい。或いは、ホイルハウス連結部材100の上面部102の車両前方側端部から車両下方側に延在し車両前方側を構成する縦壁部104と、上面部102の車両後方側端部から車両下方側に延在し車両後方側を構成する縦壁部と、の両方を有する構造であってもよい。
また、例えば、図10に示すホイルハウス連結部材200のように、車両幅方向に沿って延在する中実又は筒状の上側部材202に、下側部材204が接合された構成であってもよい。また、下側部材204は、上側部材202の車両幅方向両端部の下部に接合された中実又は筒状の柱部206A、206Bと、車両正面視でX字状に配置された中実又は筒状のブレース材208A,208Bと、で構成されている。なお、上側部材202の車両幅方向の端部202A、202Bがホイルハウス30に接合され、柱部206A、206Bの下部207A,207Bが、ホイルハウス30とリアフロアパネル80とに接合された固定部材に接合される。
また、例えば、上記実施形態では、ピラー連結部材70は、車両側面視において、車両上下方向Sに対する角度αが鋭角となるように配置されているが、これに限定されるものではない。例えば、ピラー連結部材は、車両側面視において、車両上下方向Sに対する角度αが鈍角となるように配置されていてもよい。また、ピラー連結部材は、V字状やY字状に二股に分かれた形状であってもよい。更に、複数のピラー連結部材が設けられていてもよい。
また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは言うまでもない。
10 車両
30 ホイルハウス
40 第一クオーターピラー
50 第二クオーターピラー
70 ピラー連結部材
80 リアフロアパネル
90 デッキボード
100 ホイルハウス連結部材
102 上面部(上側部材の一例)
104 側壁部(下側部材の一例)
150 接合ステー(接合部材の一例)
160 固定部材
200 ホイルハウス連結部材
202 上側部材
204 下側部材

Claims (4)

  1. 車両後部における車両幅方向の両側部に設けられ、車両上下方向に延在する第一クオーターピラーの下端部が接合されると共に、車両底部を構成するリアフロアパネルの両側部が接合されたホイルルハウスと、
    前記ホイルハウス間を連結するホイルハウス連結部材と、
    前記ホイルハウス連結部材の上部側を構成し、前記ホイルハウスと前記第一クオーターピラーとに接合された接合部材に、車両幅方向の両端部がそれぞれ接合された上側部材と、
    前記ホイルハウス連結部材の前記上側部材から車両上下方向下方側に延在し、前記ホイルハウスと前記リアフロアパネルとに接合された固定部材に、車両幅方向の両端部の下部がそれぞれ接合された下側部材と、
    を備えた車両後部構造。
  2. 前記ホイルハウス連結部材の前記上側部材に、荷室の床面を構成するデッキボードが支持されている請求項1に記載の車両後部構造。
  3. 車両後部の車両幅方向の両側部における前記第一クオーターピラーの車両後方側に設けられ、車両上下方向に延在する第二クオーターピラーと、
    前記第一クオーターピラーと前記ホイルハウスとの接合部位と前記第二クオーターピラーとにそれぞれ接合され、両者を連結するピラー連結部材と、
    を備えた請求項1又は請求項2に記載の車両後部構造。
  4. 前記ピラー連結部材は、車両側面視において、車両上下方向に対して鋭角に配置されている請求項3に記載の車両後部構造。
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