JP7172768B2 - 車両後部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両後部構造に関する。
特許文献1には、一対のサイドフレーム間を連結するクロスメンバと、リヤクォータピラーと、リヤクォータピラーの下方に配置されリヤタイヤを収納するリヤホイールハウスと、リヤホイールハウスを跨くようにクロスメンバの一端部とクォータピラーの下端部とを連結する連結部材と、クォータピラーの後方に配置されるリヤピラーと、を備え、クォータピラーとリヤピラーとが補強部材によって連結される車両後部構造が開示されている。
特許文献1では、リヤホイールハウスから入力された荷重を、連結部材を介してクォータピラーおよびリヤピラーに伝達される経路と、連結部材を介してクロスメンバに伝達される経路と、に分散することができる。したがって、車両のねじれ変形(サイドパネルが車幅方向に倒れる変形)を抑制できる。
特開2017-124687号公報
特許文献1に記載の車両後部構造では、入力が加わるリヤホイールハウスから最も離れた位置に配置され、補強部材を介して荷重が伝達されるリヤピラー周辺で、リヤホイールハウス周辺と比してねじれ変形が大きくなる。リヤピラー周辺のねじれ変形を抑制するためには、例えばリヤピラーの板厚を厚く設定し、剛性を高めることが考えられる。しかし、従来技術では、リヤピラーが1枚板で構成されているため車両重量の増加および製造コストの増加につながる。
本発明は、車両重量の増加を抑制しつつ、リヤピラー周辺のねじれ変形を効率的に抑制することができる車両後部構造の提供を目的とする。
請求項1に記載の車両後部構造は、車両後方で車幅方向に延在するクロスメンバと、リヤタイヤを収納するリヤホイールハウスと、車両上下方向に延在するリヤピラーと、前記リヤピラーと前記リヤホイールハウスとを連結する補強部材と、前記補強部材の下端部と前記クロスメンバの一端部とを連結する接続部材と、を有し、前記リヤピラーが、一般部と、前記一般部の上端部に連結され該一般部と比して剛性が高く設定されている高剛性部と、に分割して構成され、前記補強部材は、前記リヤホイールハウスから車両上下方向に延在する上下延在部と、前記上下延在部の車両上下方向上端部から車両前後方向後方に向かって延在する前後延在部と、によって構成され、前記前後延在部は、前記上下延在部と一体形成された前側補強部材と、当該前側補強部材の後端部に接合されて前記高剛性部に接合された後側補強部材とに分割されている。
請求項1に記載の車両後部構造は、補強部がリヤホイールハウスとリヤピラーの高剛性部とを連結している。したがって、車両のねじれ変形を引き起こす入力を、剛性の高いクロスメンバ、リヤホイールハウス、接続部材、補強部材および高剛性部で受けることができる。
また、補強部材が上下延在部と前後延在部とを有しているため、補強部を屈曲させることができ、補強部の配置の自由度が増加する。
さらに、前後延在部が前後に分割して構成されているため、上下延在部及び前側補強部材を接続部材と組み付けた後に後側補強部材を組み付けることができるため、組み付け性が向上する。
請求項2に記載の車両後部構造は、請求項1に記載の車両後部構造において、前記前後延在部は、前記リヤホイールハウスよりも上方において前記上下延在部に繋がっている。
請求項に記載の車両後部構造は、請求項に記載の車両後部構造において、前記前側補強部材の剛性は、前記後側補強部材の剛性と比して高く構成されている。
請求項に記載の車両後部構造は、ねじれ変形の入力が入るリヤホイールハウスに近い前側補強部材の剛性が、後側補強部材の剛性よりも高くすることができる。
請求項4に記載の車両後部構造は、請求項1から3いずれかに記載の車両後部構造において、前記高剛性部は、バックドア開口部の車両上側の屈曲部の周縁に配置されている。
請求項に記載の車両後部構造は、請求項1からいずれかに記載の車両後部構造において、前記補強部材の車両上下方向下端部は、側面視においてリヤサスペンションと前後方向で重なって配置されている。
請求項に記載の車両後部構造は、側面視において補強部の下端部がリヤサスペンションと前後方向で重なっている。したがって、リヤサスペンションから入力される車両上下方向の力を、補強部に効率的に伝達することができる。
本発明に係る車両後部構造では、車両重量の増加を抑制しつつ、リヤピラー周辺のねじれ変形を効率的に抑制することができる。
第1実施形態の車両後部構造を後方から見た斜視図である。 第1実施形態の車両後部構造を前方から見た斜視図である。 第1実施形態の車両後部構造の車両右側を車両内側から見た側面図である。 第2実施形態の車両後部構造の車両右側を車両内側から見た側面図である。
<第1実施形態>
次に、図1~図3を用いて本発明の第1実施形態に係る車両後部構造について説明する。なお、車両前後方向前方側を矢印FRで示し、車幅方向右側を矢印RHで示し、車両上下方向上側を矢印UPで示す。また、以下の説明で、単に前後、上下の方向を示す場合は、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下を示すものとする。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
図1に示す本発明の第1実施形態に係る車両後部構造が適用された車両1は、車両後端部にバックドアを備えたハッチバック車である。
図1に示されるように、左右それぞれのリヤドア開口部10の後方に位置するリヤサイドパネル20の車両外側には、クォータピラー30が立設されている。
リヤサイドパネル20の車両上側には、三角窓を形成するための三角窓開口部22が設けられている。また、リヤサイドパネル20のクォータピラー30よりも車両後側には、給油口を形成するための給油用開口部24が設けられている。
クォータピラー30は、長手方向に直交した断面形状が車幅方向内側に向かって解放されたハット形状とされており、リヤサイドパネル20および後述するリヤホイールハウスアウタ42の車幅方向外側面に接合されることによって、閉断面形状を形成している。
クォータピラー30の上端部は車両前後方向に延在する左右一対のルーフサイドレール130に接合されており、ルーフサイドレール130は車両1の上側を覆う図示しないルーフパネルと接合されている。
クォータピラー30の下部には、図示しないリヤタイヤを収納するためのリヤホイールハウス40が位置している。リヤホイールハウス40は、リヤホイールハウス40の車幅方向外側を構成するホイールハウスアウタ42と、車幅方向内側を構成するホイールハウスインナ44とを有している。ホイールハウスアウタ42およびホイールハウスアウタ44は図示しないフランジ部によってリヤサイドパネル20と接合されている。
また、左右のリヤホイールハウスインナ44の間には、リヤクロスメンバ50が車幅方向に延在している。リヤクロスメンバ50の車幅方向両端部とリヤホイールハウスインナ44とは、ストレーナ60によって連結されている。
リヤクロスメンバ50は、長手方向に直交した断面形状が車両下側に向かって解放されたハット形状とされており、フロアパネル140の車両上側面に接合されることによって、閉断面形状を形成している。
ストレーナ60は、長手方向に直交した断面形状が車幅方向外側に向かって解放されたハット形状とされており、リヤサイドパネル20およびリヤホイールハウスインナ44の車両内側面に接合されることによって、閉断面形状を形成している。
図3に示すように、リヤホイールハウス40の下端部には、リヤサイドメンバ80が、車両前後方向を長手方向として配置されている。また、リヤサイドメンバ80の車両前方側には、ロッカ90が連続して形成されている。
リヤサイドメンバ80には、ホイルハウス40の下端部近傍で、図示しないリヤサスペンション取付部が連結されている。リヤサスペンション取付部には図示しないリヤサスペンションが取り付けられている。
なお、リヤサスペンション取付部は、側面視でストレーナ60または、後述するインナRF100と重なって配置されている。
リヤホイールハウスインナ44の上端部とストレーナ60の上端部には、インナRF100の下端部が連結されている。
インナRF100の上端部は、クォータピラー30よりも車両後方に配置されているリヤピラー110に連結されている。つまりインナRF100は、リヤピラー110と、リヤホイールハウスインナ44およびストレーナ60とを連結する部材である。
インナRF100は、長手方向に直交した断面形状が車幅方向外側に向かって解放されたハット形状とされており、リヤサイドパネル20およびリヤホイールハウスインナ44の車幅方向内側面に接合されることによって、閉断面形状を形成している。
また、図3に示されるように、インナRF100は車両上下方向に延在する本体部102と、本体部から車両後方かつ車両上側に向かって延在する分岐部104とを備えており、側面視で略Y字形状の構造を有している。
分岐部104は、分岐部104の車両前側を構成する第1分岐部104Aと、分岐部104の車両後側を構成する第2分岐部104Bとの2部品に分割して構成されている。
第1分岐部104Aは、本体部102と一体で形成されており、後端部が第2分岐部104Bと接合される。また、第2分岐部104Bは、後端部が後述するリヤピラー110のリヤピラーインナアッパ114Bと接合される。
本体部102および第1分岐部104Aは一定の板厚で成形されており、本体部102および第1分岐部104Aの板厚は第2分岐部104Bの板厚よりも厚く設定されている。
図1および2に示されるように、リヤピラー110は、車両後端部のバックドア開口部120の側縁部に沿って車両上下方向に延在している。リヤピラー110はリヤサイドパネル20の車幅方向外側に配置されたリヤピラーアウタ112と、リヤサイドパネル20の車幅方向内側に配置されたリヤピラーインナ114とから構成される。
リヤピラーアウタ112は、長手方向に直交した断面形状が車両前側に向かって解放されたハット形状とされており、リヤサイドパネル20の車幅方向外側面に接合されることによって、閉断面形状を形成している。
リヤピラーインナ114は、長手方向に直交した断面形状が車両後側に向かって解放されたハット形状とされており、リヤサイドパネル20の車幅方向内側面に接合されることによって、閉断面形状を形成している。
リヤピラーインナ114は、上下方向に延在するリヤピラーインナセンタ114Aと、リヤピラーインナアッパ114Bと、リヤピラーインナロア114Cと、の3部品が連結されることによって構成されている。
リヤピラーインナアッパ114Bは、バックドア開口部120の車両上側の屈曲部周縁に配置され、下端部がリヤピラーインナセンタ114Aの上端部と連結されている。リヤピラーインナアッパ114Bの上端部は図示しないルーフパネルに接合されている。
リヤピラーインナロア114Cは、バックドア開口部120の車両下側の屈曲部周縁に配置され、上端部がリヤピラーインナセンタ114Aの下端部と連結されている。
図2および図3に示されるように、リヤピラーインナアッパ114Bの前端部は、第2分岐部14Bの後端部と連結されている。また、リヤピラーインナアッパ114Bの板厚は、リヤピラーインナセンタ114Aおよびリヤピラーインナロア114Cの板厚と比較して厚く設定されている。
(作用及び効果)
次に、本実施形態の作用及び効果を説明する。
本実施形態に係る車両後部構造は、リヤサスペンションから入力された力に対してリヤホイールハウスインナ42、ストレーナ60、クロスメンバ50、インナRF100およびリヤピラーインナアッパ114Bによって補強されている。したがって、車両のねじれ剛性を向上させることができる。
また、本実施形態に係る車両後部構造では、リヤピラーインナ114がリヤピラーインナセンタ114Aとリヤピラーインナアッパ114Bに分割されており、リヤピラーインナアッパ114Bの板厚がリヤピラーインナセンタ114Aの板厚よりも厚く設定されている。
したがって、インナRF100との接合される箇所の剛性を高めることができるとともに、リヤピラーインナ114全体の板厚を高める場合と比して、車両重量の増加を抑制できる。
さらに、本実施形態に係る車両後部構造では、インナRF100が本体部102および分岐部104を有している。分岐部104は、分岐部104の車両前側を構成する第1分岐部104Aと分岐部104の車両後側を構成する第2分岐部104Bとに分割されており、本体部112および第1分岐部104Aの板厚が第2分岐部104Bの板厚よりも厚く設定されている。
したがって、インナRF100の配置の自由度を向上させることができ、インナRF100とその他の構成部材(例えば、三角窓22や給油口開口部24)とが干渉することを抑制できる。
また、分岐部104が第1分岐部104Aと第2分岐部104Bとに分割されているため、第1分岐部104Aをストレーナ60と組み付けた後に、第1分岐部104Aをリヤピラーインナ114と接続された第2分岐部104Bと組み付けることができ、組み付け性が向上する。
さらに、本体部102および第1分岐部104Aの板厚が、第2分岐部104Bの板厚よりも厚いため、車両重量の増加を抑制しつつリヤホイールハウス40近傍の剛性を高め、ねじれ変形を効率的に抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、図4を用いて本発明の第2実施形態に係る車両後部構造について説明する。なお、第2実施形態において第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付して、その説明を適宜省略する。
第1実施形態では、インナRF100が本体部112と分岐部114とを有していたが、本実施形態では、後述するインナRF200が、リヤホイールハウスインナ44およびストレーナ60と、リヤピラーインナアッパ114Bとを直線的に連結する点で、1実施形態と異なっている。
図4において、下端部がリヤホイールハウスインナ44およびストレーナ60に接合され、車両後方かつ車両上方に直線状に延在する。また、インナRF200の車両上端部は、リヤピラーインナアッパ114Bに接合されている。
インナRF200は、長手方向に直交した断面形状が車幅方向外側に向かって解放されたハット形状とされており、リヤサイドパネル20、リヤホイールハウスインナ44およびリヤピラーインナアッパ114Bの車幅方向内側面に接合されることによって、閉断面形状を形成している。
インナRF200は、インナRF200の車両上側を構成するインナRFアッパ202と、インナRF200の車両下側を構成するインナRFロア204とに分割されている。
インナRFアッパ202の上端部は、リヤピラーインナアッパ114Bと接合され、インナRFアッパ202の下端部は、インナRFロア204の上端部と接合されている。一方で、インナRFロア204の下端部は、リヤホイールハウスインナ44およびストレーナ60と接合されている。
また、インナRFロア204の板厚は、インナRFアッパ202の板厚と比して厚く設定されている。
(作用及び効果)
次に、本実施形態の作用及び効果を説明する。
本実施形態に係る車両後部構造では、インナRF200がリヤホイールハウスインナ44とストレーナ―60と、リヤピラーインナアッパ114Bとを直線的に連結する。したがって、車両のねじれ変形をインナRF200で効率的に受けることができるとともに、インナRF200の長さを短くすることができるため、車両重量の増加を抑制できる。
以上、第1実施形態及び第2実施形態に係る車両後部構造について説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の様態において実施し得ることはもちろんである。
例えば、上記実施形態において、リヤピラーインナ114を、ピラーインナセンタ114Aとピラーインナアッパ114Bとに分割し、板厚を変化せることで剛性の差を出すように構成したがこれに限定されない。例えばピラーインナセンタ114Aとピラーインナアッパ114Bとで材質を変化させたり、ピラーインナアッパ114Bにビード構造などを設定することで剛性の差を設定してもよい。
また、上記実施形態において、インナRF100(200)を、第1分岐部104A(インナRFロア204)と第2分岐部104B(インナRFアッパ202)とに分割し、板厚を変化せることで剛性の差を出すように構成したがこれに限定されない。例えば104A(インナRFロア204)と第2分岐部104B(インナRFアッパ202)とで材質を変化させたり、104A(インナRFロア204)にビード構造を設定することで剛性の差を設定してもよい。
リヤホイールハウス 40
リヤクロスメンバ(クロスメンバ) 50
ストレーナ(接続部材) 60
インナRF(補強部材) 100
本体部(上下延在部) 102
分岐部(前後延在部) 104
第1分岐部(前側補強部材) 104A
第2分岐部(後側補強部材) 104B
リヤピラー 110
リヤピラーインナセンタ(一般部) 114A
リヤピラーインナアッパ(高剛性部) 114B

Claims (5)

  1. 車両後方で車幅方向に延在するクロスメンバと、
    リヤタイヤを収納するリヤホイールハウスと、
    車両上下方向に延在するリヤピラーと、
    前記リヤピラーと前記リヤホイールハウスとを連結する補強部材と、
    前記補強部材の下端部と前記クロスメンバの一端部とを連結する接続部材と、を有する車両後部構造であって、
    前記リヤピラーが、一般部と、前記一般部の上端部に連結され該一般部と比して剛性が高く設定されている高剛性部と、に分割して構成され、
    前記補強部材は、前記リヤホイールハウスから車両上下方向に延在する上下延在部と、前記上下延在部の車両上下方向上端部から車両前後方向後方に向かって延在する前後延在部と、によって構成され、
    前記前後延在部は、前記上下延在部と一体形成された前側補強部材と、当該前側補強部材の後端部に接合されて前記高剛性部に接合された後側補強部材とに分割されている車両後部構造。
  2. 前記前後延在部は、前記リヤホイールハウスよりも上方において前記上下延在部に繋がっている、請求項1に記載の車両後部構造。
  3. 前記前側補強部材の剛性は、前記後側補強部材の剛性と比して高く構成されている請求項1に記載の車両後部構造。
  4. 前記高剛性部は、バックドア開口部の車両上側の屈曲部の周縁に配置されている請求項1から3いずれかに記載の車両後部構造。
  5. 前記補強部材の車両上下方向下端部は、側面視においてリヤサスペンションと前後方向で重なって配置されている、請求項1から4いずれかに記載の車両後部構造。
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