JPWO2016132745A1 - 管継手 - Google Patents

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Abstract

管継手は、中空の継手本体と、継手本体にねじ込まれているナットと、継手本体の内部に装着されているシール部材と、継手本体と前記ナットとの間に配置されているリテーナであって、連結状態において金属フレキシブル管の谷部に係合されている爪部と、連結状態において継手本体内に掛け止めされているリテーナ掛止部と、を有するリテーナと、を備える。

Description

本発明は、例えば都市ガスなどの流体を流動させる金属フレキシブル管が接続される管継手に関する。
都市ガス等の配管には、外形が蛇腹状に形成された金属管に軟質塩化ビニル等の樹脂被覆が施された金属フレキシブル管が広く使用されている。金属フレキシブル管を屋内に配管する場合、例えばガスコンロなどのガス機器と金属フレキシブル管とは、金属フレキシブル管用の管継手を介して接続される。金属フレキシブル管用の管継手には次の(1)、(2)に示す二つの方式のものがある。
(1)ねじ接続方式:ナットと継手本体と抜止部材とを備え、ナットと継手本体をねじ込むことで金属フレキシブル管と管継手を連結する管継手
(2)ワンタッチ接続方式:管継手に金属フレキシブル管を挿入するだけで金属フレキシブル管と管継手を連結する管継手
ねじ接続方式の管継手には、たとえば、下記特許文献1に示すものや、図5に示されるものがある。図5に示す管継手1Aは、中空の継手本体2Aと、継手本体2Aの端部にねじ込まれるナット3Aと、金属フレキシブル管Pの端部が突き当たるように継手本体2Aに装着されたシール部材4Aと、継手本体2Aとナット3Aの間に装着されたリテーナ6Aとを備えている。管継手1Aは、ナット3Aを継手本体2Aにねじ込むことによってリテーナ6Aが縮径され、リテーナ6Aが有する爪部が金属フレキシブル管Pの谷部に収まり、リテーナ6Aの端面でフレキシブル管Pの先端がシール部材4Aに押し付けられて、金属フレキシブル管Pと連結される。このタイプの管継手は、部品点数が少なくシンプルな構造であるので安価である。一方、ワンタッチ接続方式の管継手は、ねじ接続方式の管継手に比べて部品点数が多くなるので高価になるが、金属フレキシブル管を管継手に差し込むだけの作業で金属フレキシブル管と管継手とを接続可能であり施工性は非常に優れている。
特開平7−151279号公報
図5に示すようなねじ接続方式の管継手は、上述したようにナットを継手本体にねじ込むことで金属フレキシブル管と連結されるが、ナットを緩めるとリテーナによる抜け止めが解除されて金属フレキシブル管の連結が容易に解除できる。言い換えると、簡単な操作によって誰にでも容易に金属フレキシブル管と管継手の連結を解除できてしまうので、ガス配管の安全を維持する上で問題となるおそれがある。そこで、金属フレキシブル管の連結が完了した後に、容易に連結を解除することができない管継手が望まれている。
本発明は、以上を鑑みてなされたものであり、ねじ接続方式の管継手において、金属フレキシブル管と管継手の連結が完了した後に連結した状態が容易に解除されない管継手を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の管継手は、以下の形態として実現できる。
本発明の一形態によれば、金属フレキシブル管と連結される管継手が提供される。この管継手は、
中空の継手本体と、
前記継手本体にねじ込まれているナットと、
前記継手本体の内部に装着されているシール部材と、
前記継手本体と前記ナットとの間に配置されているリテーナであって、
前記継手本体に前記ナットがさらにねじ込まれることにより前記管継手と前記金属フレキシブル管とが連結された連結状態において、前記金属フレキシブル管の谷部に係合されている爪部と、
前記連結状態において、前記継手本体内に掛け止めされているリテーナ掛止部と、を有する、リテーナと、
を備える。
この形態の管継手によれば、リテーナが連結状態において継手本体内に掛け止めされているリテーナ掛止部を有しているので、連結状態においてリテーナと継手本体とを掛け止めでき、従来の管継手に対してより確実に連結される。また、一旦金属フレキシブル管と管継手の連結が完了するとリテーナ掛止部は継手本体内に掛け止めされるので、万一ナットが緩んでもリテーナと継手本体との掛け止めは維持され、金属フレキシブル管と管継手との連結が解除されることがない。「金属フレキシブル管の谷部」とは、金属フレキシブル管において外径が最大である部分(山部)に連続し、山部よりも外径が小さい部分の全体を意味する。また、「谷部に係合されている」とは、上述の谷部に係り合っていることを意味する。
上記形態の管継手において、前記継手本体の内周面には、掛止溝部が形成されており、前記リテーナ掛止部は、前記連結状態において前記掛止溝部に掛け止めされている凸状部として構成されていてもよい。
この形態の管継手によれば、連結状態において、リテーナの外面に形成された凸状部、すなわちリテーナ掛止部が継手本体の内面に形成された掛止溝部に掛け止めされていることで、継手本体にリテーナが固定されて金属フレキシブル管の連結された状態が確実に維持される。なお、凸状部はリテーナの外面に全周にわたって形成してもよいし、リテーナの外面の円周方向に沿って複数個形成してもよい。
上記形態の管継手において、前記リテーナ掛止部は、前記連結状態において前記継手本体の内面に形成された掛止溝部に掛け止めされており、前記リテーナは、前記継手本体と共通の中心軸線を有し、前記中心軸線を中心とした周方向の全周のうちの少なくとも一部をなす環状の外観形状を有し、前記ナットが前記継手本体にねじ込まれる際のねじ込み方向に沿った先端側に位置して前記爪部と前記リテーナ掛止部とを有する先端部と、前記ねじ込み方向に沿った後端側に位置する後端部と、を有し、前記リテーナにおいて、前記ねじ込み方向に沿って前記先端部と前記後端部との間であって外周面側には、前記全周のうちの少なくとも一部に、前記ねじ込み方向と直交する直交方向を深さ方向とする溝が形成されていてもよい。
この形態の管継手によれば、リテーナにおいて、ねじ込み方向に沿って先端部と後端部との間であって外周面側には、全周方向の少なくとも一部に、ねじ込み方向と直交する直交方向を深さ方向とする溝が形成されているので、溝が形成されていない構成に比べて、先端部と後端部との間の剛性を低減できる。このため、金属フレキシブル管が管継手から外れることを抑制するために爪部の内径をより小さくした場合であっても、金属フレキシブル管の管継手への挿入時の抵抗を低減できる。したがって、金属フレキシブル管と管継手との連結が解除されることを抑制しつつ金属フレキシブル管の管継手への挿入性を向上できる。
上記形態の管継手において、前記リテーナ掛止部は、前記連結状態において前記継手本体の内面に形成された掛止溝部に掛け止めされており、前記リテーナは、前記継手本体と共通の中心軸線を有し、前記中心軸線を中心とした周方向の全周のうちの少なくとも一部をなす環状の外観形状を有し、前記ナットが前記継手本体にねじ込まれる際のねじ込み方向に沿った先端側に位置して前記爪部と前記リテーナ掛止部とを有する先端部と、前記ねじ込み方向に沿った後端側に位置する後端部と、前記ねじ込み方向に沿って前記先端部と前記後端部との間に配置され、前記先端部と前記後端部とを連結する連結部と、を有し、前記中心軸線から前記先端部の外径端までの距離は、前記中心軸線から前記後端部の外径端までの距離よりも長く、前記連結部のうちの前記ねじ込み方向に沿った少なくとも一部において、前記中心軸線から前記連結部の外径端までの距離は、前記中心軸線から前記後端部の外径端までの距離よりも短くてもよい。
この形態の管継手によれば、連結部のうちのねじ込み方向に沿った少なくとも一部において、中心軸線から連結部の外径端までの距離は、中心軸線から後端部の外径端までの距離よりも短いので、かかる距離が中心軸線から後端部の外径端までの距離以上である場合に比べて厚さが小さくなり(薄くなり)、連結部の剛性を低減できる。
上記形態の管継手において、前記ねじ込み方向と直交する直交方向に沿った前記連結部の厚さは、前記ねじ込み方向に沿って一様であり、前記連結部の内径は、前記ねじ込み方向に沿って先端側に向かうにつれて小さくなってもよい。
この形態の管継手によれば、直交方向に沿った連結部の厚さは、ねじ込み方向に沿って一様であるので、金属フレキシブル管と管継手の連結の際に応力が連結部における特定の部位に集中することを抑制できる。このため、リテーナの損傷を抑制できる。また、連結部の直交方向の厚さを加工可能な範囲で最も薄い厚さで一様として、連結部の剛性を加工可能な範囲で最も低減させることができる。
上記形態の管継手において、前記連結部の前記直交方向の厚さは、前記後端部の前記直交方向の厚さと一致してもよい。
この形態の管継手によれば、連結部の直交方向の厚さは、後端部の直交方向の厚さと一致するので、後端部から連結部にかけて金属フレキシブル管と管継手の連結の際に応力が特定の部位、すなわち、直交方向の厚さが他の部分に比べて小さい部位に集中することを抑制できる。このため、リテーナの損傷を抑制できる。
上記形態の管継手において、前記連結部の前記ねじ込み方向に沿った先端は、前記先端部における前記直交方向に沿った前記中心軸線に近い側の端部に連なっていてもよい。
この形態の管継手によれば、連結部のねじ込み方向に沿った先端は、先端部における直行方向に沿った中心軸線に近い側の端部に連なっているので、連結部のねじ込み方向に沿った先端が先端部における直交方向に沿った中心軸線に近い側の端部とは異なる部分に連なっている構成に比べて、リテーナにおいてねじ込み方向に沿って先端部と後端部との間に形成された溝の大きさ(容積)を、より大きくできる。このため、リテーナの剛性をより低減できる。
上記形態の管継手において、前記リテーナと前記ナットとは、前記継手本体に前記ナットがさらにねじ込まれる前において、互いに組み付けられて一体化されていてもよい。
この形態の管継手によれば、リテーナとナットとは、継手本体にナットがねじ込まれる前において、互いに組み付けられて一体化されているので、継手本体にナットがねじ込まれる際にナットの姿勢を変化させた場合などにおいて、リテーナの位置ずれを抑制できる。したがって、管継手と金属フレキシブル管との連結作業にかかる手間を軽減し、且つ、作業時間を短縮できる。加えて、リテーナとナットとは、継手本体にナットがねじ込まれる前において、互いに組み付けられて一体化されているので、継手本体にナットがねじ込まれる際におけるリテーナの装着忘れおよびリテーナの組み付けミスの発生を抑制できる。
上記形態の管継手において、前記継手本体は、本体掛止部を有し、前記ナットは、ナット掛止部を有し、前記本体掛止部と前記ナット掛止部とは、前記連結状態において互いに掛け止めし合ってもよい。
この形態の管継手によれば、継手本体とナットは、連結状態において互いに掛け止めし合う本体掛止部とナット掛止部をそれぞれ有するので、連結状態において互いに掛け止めされて強固に固定される。これにより、ナットが継手本体から緩みにくくなるので、金属フレキシブル管と管継手の連結が解除されるリスクがより軽減される。
第1実施形態の管継手に金属フレキシブル管を挿入した状態を示す断面図である。 リテーナの斜視図である。 第1実施形態の管継手と金属フレキシブル管との連結の手順を示す断面図である。 第1実施形態の管継手と金属フレキシブル管との連結の手順を示す断面図である。 第1実施形態の管継手と金属フレキシブル管との連結の手順を示す断面図である。 第1実施形態の管継手と金属フレキシブル管との連結の手順を示す断面図である。 第1実施形態の管継手と金属フレキシブル管との連結の手順を示す断面図である。 第1実施形態の変形例における管継手を示す断面図である。 従来の管継手を示す断面図である。 第2実施形態の管継手に用いられるリテーナの斜視図である。 第2実施形態のリテーナの断面図である。 第2実施形態の管継手と金属フレキシブル管との連結の手順を示す断面図である。 第2実施形態の管継手と金属フレキシブル管との連結の手順を示す断面図である。 第2実施形態の管継手と金属フレキシブル管との連結の手順を示す断面図である。 第2実施形態の管継手と金属フレキシブル管との連結の手順を示す断面図である。 第3実施形態の管継手に用いられるリテーナの斜視図である。 第3実施形態のリテーナの断面図である。 第3実施形態の管継手と金属フレキシブル管との連結の手順を示す断面図である。 第3実施形態の管継手と金属フレキシブル管との連結の手順を示す断面図である。 第3実施形態の管継手と金属フレキシブル管との連結の手順を示す断面図である。 第3実施形態の管継手と金属フレキシブル管との連結の手順を示す断面図である。 第4実施形態の管継手の概略構成を示す断面図である。 第4実施形態の管継手と金属フレキシブル管との連結の手順を示す断面図である。 第4実施形態の管継手と金属フレキシブル管との連結の手順を示す断面図である。 第4実施形態の管継手と金属フレキシブル管との連結の手順を示す断面図である。
A.第1実施形態:
A1.管継手の構成:
図を参照して本発明の実施の形態に係る管継手の構成および作用を説明する。本実施形態の管継手1は、金属フレキシブル管Pと連結されて用いられる。図1に示すように、管継手1は、中空の継手本体2と、継手本体2にねじ込まれるナット3と、継手本体内部に装着され金属フレキシブル管Pと継手本体2とをシールするシール部材4と、耐火パッキン5と、管継手1と金属フレキシブル管Pとが連結された状態(以下、「連結状態」と呼ぶ)において金属フレキシブル管Pを保持するリテーナ6とを備えている。なお、図1に示す状態は、連結状態の前の状態、換言すると、継手本体2とナット3とが仮組みされている状態である。図1に示す仮組みの状態から、継手本体2にナット3がさらにねじ込まれて連結状態となる。上述した継手本体2と、ナット3と、シール部材4と、耐火パッキン5とは、いずれも共通の中心軸線を有する筒状または環状の外観形状を有する。また、かかる中心軸線は、管継手1と金属フレキシブル管Pとが連結された状態において、金属フレキシブル管Pの中心軸線とも共通する。
各部の詳細についてそれぞれ説明する。継手本体2は、内部に流体が流動する流路21を有する中空の部材である。外周部は、機器などへねじ接合するためのおねじ部2a、ねじ込み用の工具を掛ける工具掛け部2b、円筒部2cが形成されている。一方、内周部は、おねじ部2a側から順に、流路21、各部材が収容される大径部22が形成されている。大径部22には、連結される金属フレキシブル管Pの端部が突き当たる底部に環状に彫り込まれた溝部23が形成されている。大径部22の内面には奥側から階段状に内径が拡大するように形成され、大径部22の奥側の段部には環状の掛止溝部24が形成されている。また、継手本体2の内周には、端部に向かってめねじ部25が形成され、さらに端部側には環状に彫り込まれた溝からなる本体掛止部26が形成されている。
ナット3は、連結されるフレキシブル管Pが挿入される中空の部材であり、継手本体にねじ込まれて用いられる。以降では、ナット3のねじ込み方向、すなわち、図1の左から右に向かう方向(ナット3から継手本体2に向かう方向)を、単に「ねじ込み方向」と呼ぶ。ナット3のねじ込み方向の端部には中心軸線に対して垂直な端面31と端面31から本体側に向かって拡径するテーパ面32とが形成されている。ナット3の外周にはねじ込み方向の端部から順におねじ部33と段部34と工具掛け部35が形成されている。段部34にはねじ込み方向に向かって先細りとなるように設けられた凸状のナット掛止部36が形成されている。また、おねじ部33と工具掛け部35との間には、たとえば赤色の塗料等により着色が施されたインジケータ部37を有している。ナット3は、おねじ部33を継手本体2のめねじ部25にねじ込まれて組み付けられている。
シール部材4は、弾性部材からなるリング状の板状の部材であり、継手本体2の溝部23内に嵌め込まれて装着されている。シール部材4は、弾性を有する材料(例えばニトリルゴム(NBR)などのゴム材料など)で形成されている。
耐火パッキン5は、断面が円形状のリング状の部材であり、継手本体2の掛止溝部24に装着されている。耐火パッキン5は火災などで高温になったときに体積膨張する材料(例えば膨張黒鉛を配合されたニトリルゴム(NBR))で形成されている。
リテーナ6は、図2に示すように、円周方向の一部が切り欠かれた環状の部材である。図1に示すように、内面は金属フレキシブル管Pの外径よりも大径のストレート部61と、ストレート部61から先端部に向かって縮径するテーパ部62とが形成されている。本実施形態において、先端とは、ナット3のねじ込み方向、すなわち図1の左から右に向かう方向(ナット3から継手本体2に向かう方向)に沿った先端を意味する。また、先端部とは、先端およびその近傍に位置する部分を意味する。リテーナ6のねじ込み方向の内径側端部には連結状態において金属フレキシブル管Pの谷部に係合する爪部63が形成されている。上述の「金属フレキシブル管Pの谷部」とは、金属フレキシブル管Pにおいて外径が最大である部分(山部)に連続し、山部よりも外径が小さい部分の全体を意味する。また、「谷部に係合する」とは、上述の谷部に係り合っていることを意味する。リテーナ6の外周部においてねじ込み方向の先端部には、環状の凸状部64が形成されている。凸状部64のねじ込み方向側はねじ込み方向に沿って先端に向かうにつれて先細りとなるテーパ状に形成され、凸状部64のテーパと逆側の部分には径方向に垂直な段部が形成されている。図1に示すように、リテーナ6は、継手本体2の大径部22に装着されている。上述の凸状部64は、請求項におけるリテーナ掛止部に相当する。
次いで、図3A〜図3Eを参照して管継手1に金属フレキシブル管Pを連結する手順を
説明する。
(1)管継手の準備
図3Aに示すように、各部材が組み付けられた管継手1を準備し、金属フレキシブル管Pを配管する箇所(例えば、図示しないガスコンロなどのガス機器)に取り付ける。本実施の形態の管継手の場合、ガス機器に形成されためねじに継手本体2のおねじ部2aをねじ込んで固定する。
(2)金属フレキシブル管の挿入(金属フレキシブル管の仮連結)
図3Bに示すように、ガス機器に固定された管継手1のナット3側の外部から管継手1内に金属フレキシブル管Pを、ナット3のねじ込み方向に沿った方向に挿入する。挿入された金属フレキシブル管は、まずナット3の内部を通過し、次いで先端の一山がリテーナ6のテーパ部62に接触する。さらに金属フレキシブル管Pを押し込むと、金属フレキシブル管Pの先端の一山はリテーナ6の爪部63を弾性的に押し拡げ、爪部63を乗り越える。そして、金属フレキシブル管Pの先端は継手本体2の底部に突き当たるまで挿入される。このとき、先端の一山が爪部63を乗り越えるときの音や手応えを感じることで、金属フレキシブル管Pが管継手1内の所望の仮連結位置まで挿入されたことを知ることができる。また、金属フレキシブル管Pは人手により挿入されるので、金属フレキシブル管Pの先端の一山が爪部63を乗り越えるために必要な挿入力は50N〜100N程度であることが好ましく、この挿入力の条件を満足するために、リテーナ6の爪部63の内径やテーパ部62の角度は実験などによって適宜決定される。この段階において、作業者は、金属フレキシブル管Pの先端側の山(上記の場合、一山)が爪部63を乗り越えており、金属フレキシブル管Pが管継手1から簡単に抜け落ちないように挿入されていることを確認するために、金属フレキシブル管Pを挿入方向(ねじ込み方向)とは反対方向に引っ張る作業(以下、「引っ張り確認作業」と呼ぶ)を実行してもよい。
(3)金属フレキシブル管の連結
金属フレキシブル管Pが仮連結された後、ナット3を継手本体2に対してねじ込んで金属フレキシブル管Pを継手に連結する。先ず、図3Cに示すように、ナット3をテーパ面32がリテーナ6に接触するまでねじ込む。さらにナット3をねじ込むと、図3Dに示すように、リテーナ6はテーパ面32に沿って変形して縮径し、金属フレキシブル管Pの先端から一つ目の谷部に爪部63が係合する。さらに、図3Eに示すように、ナット3を継手本体2の端面に当たるまでねじ込むと、リテーナ6はナット3の端面31で継手本体奥側に向かって押し込まれる。このとき、金属フレキシブル管Pの先端の一山は、リテーナ6の進行方向側の端面でシール部材4に向かって押圧され押しつぶされる。また、B部拡大図に示すように、リテーナ6は、端部外周に形成された凸状部64が継手本体2の掛止溝部24に掛止する。リテーナ6が掛止溝部24に掛止した状態は、継手本体2からナット3が外されても維持されるので、一旦金属フレキシブル管Pの連結が完了すれば、金属フレキシブル管Pと管継手1との連結が簡単には解除されない。
また、A部拡大図に示すように、ナット3が継手本体2の端部に接触するまでねじ込まれて金属フレキシブル管Pの連結が完了したとき、ナット3のナット掛止部36と継手本体2の本体掛止部26とは互いに引っ掛かり掛止する。これによって、金属フレキシブル管Pの連結完了後にナット3と継手本体2とは簡単には分解されない。このように、リテーナ6と継手本体2との掛止構造と、ナット3と継手本体2との掛止構造の両方を備えることで、金属フレキシブル管の連結後に連結を解除されてしまうリスクをより軽減することができる。
また、ナット3が継手本体2の端部に接触するまでねじ込まれて金属フレキシブル管Pの連結が完了したとき、ナット3のインジケータ部37が継手本体2の内部に完全に入り込み、管継手1の外部から見えなくなる。作業者は、インジケータ部37が完全に見えなくなることを確認することで、金属フレキシブル管の連結の完了を確認することができる。インジケータ部37は、ねじ込まれたときに継手本体内に入り込むナットの外面の塗料の他に、図4に示す形態であってもよい。
A2.第1実施形態の変形例:
図4に示される管継手1’は、ねじ込まれたときに継手本体内に入り込むナット3’の外周部にOリング37’が装着されている。Oリング37’の色は、外部がら確認しやすい色(例えば赤色など)に設定されている。管継手1’で金属フレキシブル管Pを連結した場合、ナット3’を継手本体2’に突き当たるまでねじ込むと、Oリング37’は継手本体2’の内部に入り込み継手本体2’の外部から見えなくなる。したがって、作業者は継手外部からOリング37’が見えるか否かを確認することで金属フレキシブル管の連結の完了を確認することができる。
B.第2実施形態:
B1.リテーナの構成:
図6は、第2実施形態の管継手に用いられるリテーナ160の斜視図である。図7は、第2実施形態のリテーナ160の断面図である。図7では、リテーナ160の中心軸線CX1を含む上半分の断面を示している。なお、リテーナ160の中心軸線CX1は、ねじ込み方向DIと平行である。第2実施形態の管継手は、リテーナ6に代えてリテーナ160が用いられている点において、第1実施形態の管継手1と異なる。第2実施形態の管継手における他の構成は、第1実施形態の管継手1と同じであるので、同一の構成には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
リテーナ160は、ねじ込み方向DIの先端に位置する先端部166と、ねじ込み方向DIの後端に位置する後端部161と、ねじ込み方向DIに沿って先端部166と後端部161との間に配置され、先端部166と後端部161とを連結する連結部162とを備える。
図7に示すように、先端部166は、リテーナ掛止部164と、爪部163と、立設部165とを備える。リテーナ掛止部164は、先端部166において最も外周側(中心軸線CX1から最も離れた側)に位置し、第1実施形態の凸状部64と同様な役割を果たす。爪部163は、先端部166において最も内周側(中心軸線CX1に最も近い側)に位置し、第1実施形態の爪部63と同様な役割を果たす。立設部165は、ねじ込み方向DIと垂直な方向に延設され、リテーナ掛止部164と爪部163とを連結する。
後端部161は、最後端にテーパ面169を有する。かかるテーパ面169は、ナット3のねじ込みの際にナット3のテーパ面32と当接する。後端部161において上述のテーパ面169が形成された部分を除いた部分は、ねじ込み方向DIと平行に延設されており、かかる部分のねじ込み方向DIと直交する方向(以下、「直交方向」と呼ぶ)の厚さは、ねじ込み方向DIに沿って厚さd1で一様である。
連結部162の内径および外径は、ねじ込み方向DIに沿って先端側に向かうにつれて小さくなっている。連結部162の直交方向の厚さは、ねじ込み方向DIに沿って厚さd2で一様である。本実施形態において、連結部162の厚さd2は、後端部161の厚さd1と等しい。連結部162の先端は、先端部166における直交方向に沿った中心軸線CX1に近い側の端部、すなわち、爪部163に連なっている。
ここで、中心軸線CX1から先端部166の外径方向の端部(以下、「外径端」と呼ぶ)、すなわち、リテーナ掛止部164の外径端までの距離r3は、中心軸線CX1から後端部161の外径端までの距離r1よりも長い。また、連結部162のうち、後端部161と連なる部分を除く他の部分の外径端と中心軸線CX1との間の距離r2は、中心軸線CX1から後端部161の外径端までの距離r1よりも短い。
上述のような先端部166、後端部161および連結部162の構成に基づくと、リテーナ160の構成は、以下のように換言することができる。すなわち、リテーナ160において、ねじ込み方向DIに沿って先端部166と後端部161との間には、中心軸線CX1を中心とする全周のうちの一部に、ねじ込み方向DIと交わる方向を深さ方向とする溝167が形成されている。
図7に示す先端部166の内径、すなわち、爪部163の内径r4は、第1実施形態における爪部63の内径よりも小さい。このため、爪部163と金属フレキシブル管Pとの掛かり代(ねじ込み方向DIに見て金属フレキシブル管Pの山とリテーナ160とが重なる領域の中心軸線と直交する方向の長さ)は、第1実施形態よりも大きい。したがって、上述した引き抜き確認作業を実行する際に、金属フレキシブル管Pが抜けてしまうことを抑制できる。他方、リテーナ160には、ねじ込み方向DIと交わる方向を深さ方向とする溝167が形成されているので、かかる溝167が形成されていない構成に比べて、リテーナ160の剛性を低減できる。このため、金属フレキシブル管Pの管継手への挿入時の抵抗を低減でき、金属フレキシブル管Pの挿入性の低下を抑制できる。
B2.管継手と金属フレキシブル管との連結手順:
図8〜図11を参照して、第2実施形態の管継手に金属フレキシブル管Pを連結する手順を説明する。図8は、第1実施形態の図3Aに相当する状態を示す。また、図9は第1実施形態の図3Bに相当する状態を、図10は第1実施形態の図3Cに相当する状態を、図11は第1実施形態の図3Eに相当する状態を、それぞれ示す。以下では、第1実施形態との相違する手順のみを詳細に説明し、その他の手順については省略または簡略化して説明する。
図8に示すように、各部材が組み付けられた第2実施形態の管継手100が準備され、継手本体2側に金属フレキシブル管Pを配管する装置が取り付けられる。
図9に示すように、金属フレキシブル管Pがナット3側から管継手100の内部に挿入される。金属フレキシブル管Pの先端の一山が爪部163に接した際、第1実施形態に比べて爪部163と金属フレキシブル管P(山)との掛かり代が大きいものの、溝167の存在によってリテーナ160の剛性は低減されているので、爪部163は弾性的に押し拡げられる。このため、金属フレキシブル管Pの先端の一山は爪部163を乗り越えて、ねじ込み方向DIの先端側へと移動する。
本実施形態では、図9に示す状態で引っ張り確認作業が実行される。かかる作業では、金属フレキシブル管Pを挿入する際に加える力に比べて小さい力で、金属フレキシブル管Pがねじ込み方向DIと反対方向に引っ張られる。本実施形態では、第1実施形態に比べて爪部163と金属フレキシブル管P(山)との掛かり代が大きいため、金属フレキシブル管Pがねじ込み方向DIと反対方向に引っ張られても金属フレキシブル管Pの先端の一山は爪部163を乗り越えることができず、金属フレキシブル管Pが管継手100から外れる(抜ける)ことが抑制される。
その後、図10に示すように、ナット3が継手本体2にねじ込まれ、ナット3のテーパ面32に沿ってリテーナ160(後端部161)が変形して縮径しつつ、爪部163が金属フレキシブル管Pの先端から一つ目の谷部に係合する。さらにナット3がねじ込まれて連結が完了すると(連結状態になると)、図11に示すように、金属フレキシブル管Pの先端の一山はリテーナ160によって押しつぶされる。また、先端部166のリテーナ掛止部164は、継手本体2の掛止溝部24に掛け止めされ、金属フレキシブル管Pと管継手100との連結が簡単には解除されない状態となる。
以上説明した第2実施形態の管継手100では、ねじ込み方向DIに沿って先端部166と後端部161との間であって外周面側には、全周方向の少なくとも一部に、ねじ込み方向DIと交わる方向を深さ方向とする溝167が形成されているので、かかる溝167が形成されていない構成に比べて、先端部166と後端部161との間の剛性を低減できる。このため、金属フレキシブル管Pが管継手100から外れることを抑制するために爪部163の内径r4をより小さくした場合であっても、金属フレキシブル管Pの管継手100への挿入時の抵抗を低減できる。したがって、金属フレキシブル管Pと管継手100との連結が解除されることを抑制しつつ金属フレキシブル管Pの管継手100への挿入性を向上できる。
また、連結部162のうちのねじ込み方向DIに沿った少なくとも一部(後端部161と接する部分を除くその他の部分)において、中心軸線CX1から連結部162の外径端までの距離r2は、中心軸線CX1から後端部161の外径端までの距離r1よりも短いので、かかる距離r2が距離r1以上である場合に比べて、連結部162の剛性を低減できる。
また、連結部162の直交方向の厚さd2は、ねじ込み方向DIに沿って一様であるので、金属フレキシブル管Pと管継手100の連結の際に応力が連結部162における特定の部位に集中することを抑制できる。このため、リテーナ160の損傷を抑制できる。また、連結部162の直交方向の厚さd2を、加工可能な範囲且つ金属フレキシブル管Pの先端側の一山を押しつぶすことが可能な剛性を実現可能な範囲において最も薄い厚さで一様として、連結部162の剛性を加工可能な範囲且つ上記剛性を実現可能な範囲で最も低減させることができる。
また、連結部162の直交方向の厚さd2は、後端部161の直交方向の厚さd1と等しいので、後端部161から連結部162にかけて金属フレキシブル管Pと管継手100の連結の際に応力が特定の部位、すなわち、直交方向の厚さが他の部分に比べて小さい部位に集中することを抑制できる。このため、リテーナ160の損傷を抑制できる。
また、連結部162の先端は、先端部166における直行方向に沿った中心軸線CX1に近い側の端部、すなわち、爪部163に連なっているので、連結部162の先端が先端部166における直交方向に沿った中心軸線CX1に近い側の端部とは異なる部分に連なっている構成に比べて、リテーナ160においてねじ込み方向DIに沿って先端部166と後端部161との間に形成された溝167の大きさ(容積)を、より大きくできる。このため、リテーナ160の剛性をより低減できる。
C.第3実施形態:
C1.リテーナの構成:
図12は、第3実施形態の管継手に用いられるリテーナ260の斜視図である。図13は、第3実施形態のリテーナ260の断面図である。図13では、リテーナ260の中心軸線CX2を含む上半分の断面を示している。なお、リテーナ260の中心軸線CX2は、ねじ込み方向DIと平行である。第3実施形態の管継手は、リテーナ160に代えてリテーナ260が用いられている点において、第2実施形態の管継手100と異なる。第3実施形態の管継手における他の構成は、第2実施形態の管継手100と同じであるので、同一の構成には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
リテーナ260は、ねじ込み方向DIの先端側に位置する先端部266と、ねじ込み方向DIの後端側に位置する後端部261と、ねじ込み方向DIに沿って先端部266と後端部261との間に配置され、先端部266と後端部261とを連結する連結部262とを備える。
先端部266は、リテーナ掛止部264と、爪部263と、立設部265とを備える。リテーナ掛止部264は、第2実施形態のリテーナ掛止部164と同様な役割を果たす。同様に、爪部263は第2実施形態の爪部163と、立設部265は第2実施形態の立設部165と、それぞれ同様な役割を果たす。
第3実施形態の後端部261は、テーパ面271よりも先端側に位置する部分の大きさが小さい点において、第2実施形態の後端部161と異なる。第3実施形態の後端部261の直交方向の厚さのねじ込み方向DIの平均値d11は、第2実施形態の後端部161の厚さd1よりも大きい。
第3実施形態の連結部262は、先端側の内周側に、爪部263の内周面へと連続するテーパ面272が形成されている点と、かかるテーパ面272が形成されている部分を除く他の部分において内径および外径が一様である点とにおいて、第2実施形態の連結部162と異なり、他の構成は、第2実施形態の連結部162と同じである。連結部262の先端側の内周側に形成されたテーパ面272は、ねじ込み方向DIに沿って先端に向かうにつれて次第に内径が小さくなる面である。かかるテーパ面272を除く連結部262の他の部分の直交方向の厚さd12は、後端部261の直交方向の平均厚さd11よりも小さい。
中心軸線CX2から、後端部261、連結部262、および先端部266のそれぞれの外径端までの距離の関係は、第2実施形態と同様である。すなわち、中心軸線CX2から先端部266の外径端までの距離r13は、中心軸線CX2から後端部261の外径端までの距離r11よりも長い。また、中心軸線CX2から連結部262の外径端までの距離r12は、中心軸線CX2から後端部261の外径端までの距離r11よりも短い。
上述のような先端部266、後端部261および連結部262の構成に基づくと、第3実施形態のリテーナ260の構成は、第2実施形態のリテーナ160と同様に、以下のように換言することができる。すなわち、リテーナ260において、ねじ込み方向DIに沿って先端部266と後端部261との間であって外周面側には、中心軸線CX2を中心とする全周のうちの一部に、ねじ込み方向DIと交わる方向を深さ方向とする溝267が形成されている。
図13に示す先端部266の内径、すなわち、爪部263の内径r14は、第1実施形態における爪部63の内径よりも小さい。このため、爪部263と金属フレキシブル管Pとの掛かり代は、第1実施形態よりも大きい。したがって、第2実施形態と同様に、引っ張り確認作業を実行する際に、金属フレキシブル管Pが外れてしまうことをより抑制できる。また、リテーナ260には、ねじ込み方向DIと交わる方向を深さ方向とする溝267が形成されているので厚さが小さく(薄く)、かかる溝267が形成されていない構成に比べて、リテーナ260の剛性を低減できる。このため、掛かり代が大きい場合であっても、金属フレキシブル管Pの管継手への挿入時の抵抗を低減でき、金属フレキシブル管Pの挿入性の低下を抑制できる。
C2.管継手と金属フレキシブル管との連結手順:
図14〜図17を参照して、第3実施形態の管継手に金属フレキシブル管Pを連結する手順を説明する。図14は、第2実施形態の図8に相当する状態を示す。また、図15は第2実施形態の図9に相当する状態を、図16は第2実施形態の図10に相当する状態を、図17は第2実施形態の図11に相当する状態を、それぞれ示す。以下では、第2実施形態の手順と同じ手順を、省略または簡略化して説明する。
図14に示すように、各部材が組み付けられた第3実施形態の管継手200が準備され、継手本体2側に金属フレキシブル管Pを配管する装置が取り付けられる。
図15に示すように、金属フレキシブル管Pがナット3側から管継手200の内部に挿入される。金属フレキシブル管Pの先端は、リテーナ260のテーパ面272に突き当たり、その後、テーパ面272に沿ってねじ込み方向DIに挿入される。このとき、リテーナ260は、金属フレキシブル管Pから径方向外側に向かって力を受けるため、リテーナ260は拡径する。金属フレキシブル管Pの先端の一山が爪部263に接した際、第1実施形態に比べて爪部263と金属フレキシブル管P(山)との掛かり代が大きいものの、溝267の存在によってリテーナ260の剛性は低減されているので、爪部263は弾性的に押し拡げられる。このため、金属フレキシブル管Pの先端の一山は爪部263を乗り越えて、ねじ込み方向DIの先端側へと移動する。
本実施形態では、図15に示す状態で引っ張り確認作業が実行される。かかる作業では、金属フレキシブル管Pを挿入する際に加える力に比べて小さい力で、金属フレキシブル管Pがねじ込み方向DIと反対方向に引っ張られる。本実施形態においても、第1実施形態に比べて爪部263と金属フレキシブル管P(山)との掛かり代が大きいため、金属フレキシブル管Pがねじ込み方向DIと反対方向に引っ張られても金属フレキシブル管Pの先端の一山は爪部263を乗り越えることができず、金属フレキシブル管Pが管継手200から外れることが抑制される。
その後、図16に示すように、ナット3が継手本体2にねじ込まれ、ナット3のテーパ面32に沿ってリテーナ260(後端部261)が変形して縮径しつつ、爪部263が金属フレキシブル管Pの先端から一つ目の谷部に係合する。さらにナット3がねじ込まれて連結が完了すると(連結状態になると)、図17に示すように、金属フレキシブル管Pの先端の一山はリテーナ260によって押しつぶされる。また、先端部266のリテーナ掛止部264は、継手本体2の掛止溝部24に掛け止めされ、金属フレキシブル管Pと管継手200との連結が簡単には解除されない状態となる。また、この状態において、連結部262の先端側且つ内周側に形成されているテーパ面272は、金属フレキシブル管Pの山部の斜面と接しない。換言すると、連結部262の先端側かつ内周面側に形成されているテーパ面272の角度は、金属フレキシブル管Pの管継手200への連結が完了した状態において、金属フレキシブル管Pの山部の傾きと干渉しない角度に設定されている。
以上説明した第3実施形態の管継手200は、第2実施形態の管継手100と同様な効果を奏する。
D.第4実施形態:
D1.管継手の構成:
図18は、第4実施形態の管継手の概略構成を示す断面図である。図18では、便宜上、リテーナ260の中心軸線CX2を含む管継手300の断面のうちの上半分を示している。また、図18では、金属フレキシブル管Pと連結する前の管継手300の状態を示している。第4実施形態の管継手300は、ナット3に代えてナット3aを備えている点と、リテーナ260とナット3aとは、継手本体2にナット3aがねじ込まれる前において互いに組み付けられて一体化されている点とにおいて、第3実施形態の管継手200と異なる。第4実施形態の管継手300における他の構成は、第3実施形態の管継手200と同じであるので、同一の構成要素には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図18に示すように、ナット3aの先端の内周側には、係合部331が形成されている。係合部331は、テーパ面32に対して先端側かつ外径端側に配置され、ねじ込み方向DIに向かって突出している。また、係合部331の先端部は、係合部331の基端部に比べて直交方向の厚さが大きく形成されている。このため、係合部331の基端部には、直交方向を深さ方向とする環状の溝が形成されている。図18に示す状態において、かかる溝にリテーナ260の後端部261が係合する。
D2.管継手と金属フレキシブル管との連結手順:
図19〜21および上述の図18を参照して、第4実施形態の管継手に金属フレキシブル管Pを連結する手順を説明する。図18は、第3実施形態の図14に相当する状態を示す。また、図19は第3実施形態の図15に相当する状態を、図20は第3実施形態の図16に相当する状態を、図21は第3実施形態の図17に相当する状態を、それぞれ示す。以下では、第3実施形態の手順と同じ手順を、省略または簡略化して説明する。
図18に示すように、各部材が組み付けられた第3実施形態の管継手300が準備され、継手本体2側に金属フレキシブル管Pを配管する装置が取り付けられる。ここで、図18に示す状態の前、すなわち、継手本体2にナット3aがねじ込まれる前において、リテーナ260の後端部261は、予めナット3aの係合部331に係合している。このため、継手本体2にナット3aがねじ込まれる際および図18に示す状態において、管継手300の姿勢を変化させた場合、例えば、図18に示す状態から90度回転させて、中心軸線CX2が鉛直方向と平行となるように管継手300の姿勢を変化させた場合であっても、リテーナ260の位置ずれを抑制できる。したがって、管継手300と金属フレキシブル管Pとの連結作業にかかる手間を軽減し、且つ、作業時間を短縮できる。加えて、継手本体2にナット3aがねじ込まれる前においてリテーナ260の後端部261は、予めナット3aの係合部331に係合しているので、換言すると、継手本体2にナット3aがねじ込まれる前においてリテーナ260とナット3aとは、互いに組み付けられて一体化されているので、継手本体2にナット3aがねじ込まれる際におけるリテーナ260の装着忘れおよびリテーナ260の組み付けミスの発生を抑制できる。
図19に示すように、金属フレキシブル管Pがナット3側から管継手300の内部に挿入される。金属フレキシブル管Pの先端の一山が爪部263に接した際、第1実施形態に比べて爪部263と金属フレキシブル管P(山)との掛かり代が大きいものの、溝268の存在によってリテーナ260の剛性は低減されているので、爪部263は弾性的に押し拡げられる。このため、金属フレキシブル管Pの先端の一山は爪部263を乗り越えて、ねじ込み方向DIの先端側へと移動する。
本実施形態では、図19に示す状態で引っ張り確認作業が実行される。かかる作業では、金属フレキシブル管Pを挿入する際に加える力に比べて小さい力で、金属フレキシブル管Pがねじ込み方向DIと反対方向に引っ張られる。本実施形態においても、第1実施形態に比べて爪部263と金属フレキシブル管P(山)との掛かり代が大きいため、金属フレキシブル管Pがねじ込み方向DIと反対方向に引っ張られても金属フレキシブル管Pの先端の一山は爪部263を乗り越えることができず、金属フレキシブル管Pが管継手300から外れることが抑制される。
その後、図20に示すように、ナット3が継手本体2にねじ込まれ、ナット3のテーパ面32に沿ってリテーナ260(後端部261)が変形して縮径しつつ、爪部263が金属フレキシブル管Pの先端から一つ目の谷部に係合する。さらにナット3がねじ込まれて連結が完了すると(連結状態になると)、図21に示すように、金属フレキシブル管Pの先端の一山はリテーナ260によって押しつぶされる。また、先端部266のリテーナ掛止部264は、継手本体2の掛止溝部24に掛け止めされ、金属フレキシブル管Pと管継手300との連結が簡単には解除されない状態となる。
以上説明した第4実施形態の管継手300は、第3実施形態の管継手200と同様な効果を奏する。加えて、継手本体2にナット3aがねじ込まれる前においてリテーナ260の後端部261は、予めナット3aの係合部331に係合している。換言すると、継手本体2にナット3aがねじ込まれる前においてリテーナ260とナット3aとは、互いに組み付けられて一体化されている。したがって、継手本体2にナット3aをねじ込む際、およびねじ込まれた状態において、管継手300の姿勢を変化させた場合であっても、リテーナ260の位置ずれを抑制でき、管継手300と金属フレキシブル管Pとの連結作業にかかる手間を軽減し、且つ、作業時間を短縮できる。また、継手本体2にナット3aがねじ込まれる際におけるリテーナ260の装着忘れおよびリテーナ260の組み付けミスの発生を抑制できる。
E.変形例:
E.変形例1:
各実施形態において、リテーナ6,160,260は、いずれも周方向の全周のうちの一部が切り欠かれた外観形状を有していたが、これに代えて、切り欠かれた部分を有しない完全な環状の外観形状を有しても良い。すなわち、一般には、継手本体2と共通の中心軸線を有して、中心軸線を中心とした周方向の全周のうち少なくとも一部を成す環状の外観形状を有するリテーナを備えた管継手を、本発明の管継手に適用することができる。
E2.変形例2:
第2実施形態において、連結部162の先端は、先端部166における直交方向に沿った中心軸線CX1に近い側の端部、すなわち、爪部163に連なっていたが、爪部163に代えて、立設部165と連なってもよい。
E3.変形例3:
第2実施形態において、連結部162の直交方向の厚さは、ねじ込み方向DIに沿って一様であったが、本発明はこれには限定されない。ねじ込み方向DIに沿って先端側に向かうにつれて次第に厚さが小さくなってもよい。また、これとは反対に、ねじ込み方向DIに沿って先端側に向かうにつれて次第に厚さが大きくなってもよい。
1:管継手
2:継手本体、2a:おねじ部、2b:工具掛け部、2c:円筒部、21:流路、22:
大径部、23:溝部、24:掛止溝部、25:めねじ部、26:本体掛止部
3:ナット、31:端面、32:テーパ面、33:おねじ部、34:段部、35:工具掛
け部、36:ナット掛止部、37:インジケータ部
4:シール部材
5:耐火パッキン
6:リテーナ、61:ストレート部、62:テーパ部、63:爪部、64:凸状部
100:管継手、160:リテーナ、161:後端部、162:連結部、163:爪部、164:リテーナ掛止部、165:立設部、166:先端部、167:溝、169:テーパ面
200:管継手
260:リテーナ、261:後端部、262:連結部、263:爪部、264:リテーナ掛止部、265:立設部、266:先端部、267:溝、271:テーパ面、272:テーパ面
300:管継手
3a:ナット
CX1:中心軸線、CX2:中心軸線
DI:ねじ込み方向
P:金属フレキシブル管

Claims (9)

  1. 金属フレキシブル管と連結される管継手であって、
    中空の継手本体と、
    前記継手本体にねじ込まれているナットと、
    前記継手本体の内部に装着されているシール部材と、
    前記継手本体と前記ナットとの間に配置されているリテーナであって、
    前記継手本体に前記ナットがさらにねじ込まれることにより前記管継手と前記金属フレキシブル管とが連結された連結状態において、前記金属フレキシブル管の谷部に係合されている爪部と、
    前記連結状態において、前記継手本体内に掛け止めされているリテーナ掛止部と、を有する、リテーナと、
    を備える、管継手。
  2. 請求項1に記載の管継手において、
    前記継手本体の内周面には、掛止溝部が形成されており、
    前記リテーナ掛止部は、前記連結状態において前記掛止溝部に掛け止めされている凸状部として構成されている、管継手。
  3. 請求項1または請求項2に記載の管継手において、
    前記リテーナ掛止部は、前記連結状態において前記継手本体の内面に形成された掛止溝部に掛け止めされており、
    前記リテーナは、
    前記継手本体と共通の中心軸線を有し、前記中心軸線を中心とした周方向の全周のうちの少なくとも一部をなす環状の外観形状を有し、
    前記ナットが前記継手本体にねじ込まれる際のねじ込み方向に沿った先端側に位置して前記爪部と前記リテーナ掛止部とを有する先端部と、前記ねじ込み方向に沿った後端側に位置する後端部と、を有し、
    前記リテーナにおいて、前記ねじ込み方向に沿って前記先端部と前記後端部との間であって外周面側には、前記全周のうちの少なくとも一部に、前記ねじ込み方向と直交する直交方向を深さ方向とする溝が形成されている、管継手。
  4. 請求項1または請求項2に記載の管継手において、
    前記リテーナ掛止部は、前記連結状態において前記継手本体の内面に形成された掛止溝部に掛け止めされており、
    前記リテーナは、
    前記継手本体と共通の中心軸線を有し、前記中心軸線を中心とした周方向の全周のうちの少なくとも一部をなす環状の外観形状を有し、
    前記ナットが前記継手本体にねじ込まれる際のねじ込み方向に沿った先端側に位置して前記爪部と前記リテーナ掛止部とを有する先端部と、前記ねじ込み方向に沿った後端側に位置する後端部と、前記ねじ込み方向に沿って前記先端部と前記後端部との間に配置され、前記先端部と前記後端部とを連結する連結部と、を有し、
    前記中心軸線から前記先端部の外径端までの距離は、前記中心軸線から前記後端部の外径端までの距離よりも長く、
    前記連結部のうちの前記ねじ込み方向に沿った少なくとも一部において、前記中心軸線から前記連結部の外径端までの距離は、前記中心軸線から前記後端部の外径端までの距離よりも短い、管継手。
  5. 請求項4に記載の管継手において、
    前記ねじ込み方向と直交する直交方向に沿った前記連結部の厚さは、前記ねじ込み方向に沿って一様であり、
    前記連結部の内径は、前記ねじ込み方向に沿って先端側に向かうにつれて小さくなる、管継手。
  6. 請求項5に記載の管継手において、
    前記連結部の前記直交方向の厚さは、前記後端部の前記直交方向の厚さと一致する、管継手。
  7. 請求項5または請求項6に記載の管継手において、
    前記連結部の前記ねじ込み方向に沿った先端は、前記先端部における前記直交方向に沿った前記中心軸線に近い側の端部に連なっている、管継手。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の管継手において、
    前記リテーナと前記ナットとは、前記継手本体に前記ナットがさらにねじ込まれる前において、互いに組み付けられて一体化されている、管継手。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載の管継手において、
    前記継手本体は、本体掛止部を有し、
    前記ナットは、ナット掛止部を有し、
    前記本体掛止部と前記ナット掛止部とは、前記連結状態において互いに掛け止めし合う、管継手。
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