JP2686237B2 - コルゲイト管を接続するための継手 - Google Patents
コルゲイト管を接続するための継手Info
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Description
外周面にコルゲーションを付けた可撓管を、他の可撓管
や通常の管に接続するための管継手に関するものであ
る。
837号(USP4630850)が提案され、使われ
ている。この継手は、一端部の外周におねじを持つ継手
本体と、この継手本体のおねじにねじ込まれる袋ナット
と、コルゲイト管のコルゲイションと係合する波形を内
周面に持つスリーブからなっている。この継手本体は、
おねじ側の内周には奥に向かって小角度で一様に縮径す
るテーパ孔部を有し、他端部の内周にはそのテーパ孔部
よりも小径の通孔を有し、この通孔とテーパ孔部との境
界に管受け壁部を有している。スリーブは軸線方向のス
リットが入っており、複数のセグメントになっている。
このスリーブをコルゲイト管の外周でコルゲイト管の端
部から数山を残した個所に取付けた上で、このスリーブ
を継手本体のテーパ孔部に挿入し、スリーブの外側から
袋ナットを継手本体のおねじに取り付けて、袋ナットを
締め付ける。スリーブの端部から突き出しているコルゲ
イト管を、スリーブの端部と、継手本体の管受け壁部と
の間でシールする。
ト管の端部と継手本体の管受け壁部の間のシールが良く
行われるので、その部分から流体が漏れるようなことは
ない。コルゲイト管のコルゲイションと係合する波形を
内周面に持ったスリーブをコルゲイト管の外周にはめ
て、このスリーブを袋ナットで継手本体に取り付けてい
るので確実な接続ができる。しかし施工上のミスによっ
て、コルゲイト管の端部をスリーブ内に入れてしまっ
て、コルゲイト管の端部をスリーブの端から出ていない
状態で、継手を組み立てて袋ナットを締め付けることが
出来る。このように継手を組み立ててしまうと、コルゲ
イト管の端部が、スリーブの端と継手本体の管受け壁の
間で押し潰されないので、コルゲイト管の端部と継手本
体間のシールがされてないので、その部分から流体が漏
れることになる。
り付ける手順は、継手を分解して袋ナットとスリーブを
コルゲイト管にはめて、スリーブの付いたコルゲイト管
を継手本体に挿入し、その後で袋ナットを継手本体に取
り付けて締め付ける。そしてコルゲイト管端部の数山を
袋ナットの締め付けによって潰さなければならない。コ
ルゲイト管を挿入しただけで接続できる継手が要求され
て、種々の提案があるが、今までの提案ではシールの信
頼性に欠けるものであった。コルゲイト管を継手に挿入
して機械的に引っかけて抜けないようにすることができ
るが、大きな圧力を加えていないので、十分なシールが
行われないというものであった。
ト管を継手本体に挿入し、ナットを締め付けることで接
続出来る継手を提供するものである。しかもこの継手は
コルゲイト管との接触部分でのシール性の良いものであ
る。また継手の奥までコルゲイト管を差し込んでいない
場合には、ナットを締め付けた後でも管が容易に抜けて
正しい接続が行われているかどうかが判る継手を提供す
るものである。
及びめねじを持った継手本体、この通孔内で可撓性のコ
ルゲイト管の自由端を保持するスリーブ、及び前記継手
本体のめねじに予め仮締め状態にねじ込まれたナットを
有する可撓管のコルゲイト管を接続するための継手であ
る。継手本体は、通孔の一方側を向いた気密面を持った
肩部を内部に有し、この通孔内面には肩部に隣合ってス
リーブの一端が嵌まる内面と、この内面に隣合って円環
状の凹部がある。ここでスリーブの一端が嵌まる内面
は、肩部に向かって径が小さくなった内面テーパ面が望
ましい。スリーブは、前記継手本体の肩部に向かい合っ
た端部から半径方向内部に向かって出た突起と、他端側
には当接面を有し、コルゲイト管が挿入されたとき前記
突起部分が拡開して前記コルゲイト管の山を乗り越え、
縮小して前記コルゲイト管の谷に入り込むようになって
いる。また、前記した突起部分は黄銅製とし、他端側に
はナットに係合する樹脂製係合部を形成することが望ま
しい。またナットは、前記スリーブの突起の外面を前記
継手本体の円環状の凹部に向かい合った場所に保持する
係合部と前記スリーブの当接面に押し当たる押当面を持
っており、このナットと前記スリーブは回転自在に係合
している。そして、前記ナットを継手本体に締め込んだ
とき継手本体の肩部の気密面とスリープの突起の間にあ
る前記コルゲイト管の山を押し潰して接続するものであ
る。
してスリーブ内に挿入すると、スリーブの突起が管の山
で押されて、弾性的ピボット運動と共にスリーブの突起
の外面が円環状の凹部に引き込まれて拡がり、突起の内
面が管の山を乗り越え、その後元に復帰するように縮小
して管の谷に入り込む。(スリーブの後部を支点として
前部の突起部分が弾性的に拡開して管の山を乗り越える
ような運動を本発明では弾性的ピボット運動と呼ぶ。)
そしてナットを締め付けると、スリーブが通孔内を肩部
の方向に押し付けられ、内面あるいは内面テーパ面によ
ってスリーブの突起の外側が半径方向に絞られ、コルゲ
イト管の管端面を本体肩部の気密面に押し潰してコルゲ
イト管を気密に保持する。
を示す正面図で、ナットを緩く取り付けた仮締め状態で
可撓性コルゲイト管を挿入してある。図2は、図1の継
手でナットを締め付けた状態の部分断面を示す正面図で
ある。図3は本発明の継手に用いられるスリーブの斜視
図である。
を説明する。図1、図2で、1は継手本体でその軸方向
の通孔11が開けられており、通孔11内にその一方側
(図面では左)を向いた気密面、図面上では耐熱ガスケ
ット12を持つ肩部14を持っている。この通孔内面に
は肩部14に隣合って肩部に向かって径が小さくなって
いる内面テーパ面15、それに続いて円環状の凹溝1
6、めねじ17と並んでおり、その端にはOリング36
を収容するための切欠き18がある。継手本体の他の側
には、継手本体を他の管などに取り付けるためのおねじ
19が付いている。本実施例では、ナットをねじ込むね
じをめねじ17としたからナット側は継手本体の通孔1
1内に入り込む形となり、その結果継手の径方向の寸法
が抑えられコンパクトに出来る。
ルゲイト管4の自由端を収容保持するスリーブ2が挿入
されている。このスリーブ2は、後部は一体のリング2
1となっており、前部は軸方向のスリットによってセグ
メント22にわかれており、セグメントの先端、継手本
体の通孔11内で肩部14に向かい合った部分には、半
径方向内部に向かって突起23が出ている。この突起2
3の先端が作る円は、挿入されるコルゲイト管の山の径
よりも小さく、谷の径よりも大きくなっている。
黄銅板26を入れて剛性を高めてある。スリーブのリン
グ21からセグメント22の内周部分にかけては樹脂2
7で作り、突起23がリング21の部分に対して弾性的
なピボット運動が出来るようになっている。スリーブの
セグメント22の当接面24はナット3からの強い力を
受けることのできるようになっている。スリーブ2のリ
ング21の後端部の外周には数個の爪25が付いてい
て、ナット3に保持されるようになっている。
す開孔があいており、継手本体のめねじ17にねじ込む
ためのおねじ31が一方の端部外周に付いている。おね
じ31の内側端部には爪あるいは環状の突起32が半径
方向内側を向いて出ていて、スリーブに付いた爪25に
引っかかり、ナット3に対してスリーブ2が軸方向に離
れるのを防ぐ。爪あるいは環状の突起32はおねじ31
の内側端部に内周凹溝を形成することで設けても良い。
またナット3とスリーブ2は回転自在に取付けられてい
る。ナット3を本体にねじ込んだ仮締め状態の位置で、
スリーブ2をナット3に対して最も奥まで押し込んだ時
に、スリーブ2の先端の突起23の外周が、円環状の凹
溝16の位置に保持される。ナットのおねじ31の端部
は押当面33となっており、ナット3を本体1に対して
締め付けていくと、スリーブ2の当接面24を奥に押し
ていくようになる。
んだ仮締め状態で、先端部の樹脂カバー41を数山分取
り除いた可撓性コルゲイト管4をナットの開孔から継手
に挿入すると、コルゲイト管4の先端あるいは先端の山
42がスリーブ2の先端の半径方向内部に向いて出てい
る突起23を奥に押すので、スリーブ2がナット3に対
して通孔11内の最奥位置まで進む。この最奥位置に来
たスリーブ2の先端突起23の外周には、継手本体の円
環状の凹溝16が位置する。スリーブ先端の突起23に
は、コルゲイト管の先端から更に奥へ向かう力がかか
る。スリーブ前部のセグメント部22は、後部の一体リ
ング部21を支点として弾性的なピボット運動をして、
スリーブ先端の突起23が開きコルゲイト管の山42を
乗り越えて一つ目の谷43に突起23が入る。例えばス
リーブ先端の突起23から本体内部の肩部の気密面まで
の距離がコルゲイト管の約1山に相当する長さのとき
は、スリーブの突起23がコルゲイト管の一つ目の谷4
3に入った状態でコルゲイト管の先端が気密面に当た
り、それ以上挿入できないようになる。
る構造よりも望ましいものである。数山挿入できる構造
の場合、1山挿入したのか、2山挿入したのか、限界ま
で挿入したのかどうかをナット3をきつく締め付けた後
ではわからなくなる。1山のみ挿入できる場合は、奥ま
で入れたのか、それとも入れてないのかの判断が出来
る。なぜならば上記のようにスリーブの突起23がコル
ゲイト管の1つ目の谷43に入った状態でそれ以上挿入
できない。この状態で一旦コルゲイト管を引き抜こうと
するとスリーブの突起23が管を阻止して引き抜くこと
が出来ない。これによってコルゲイト管を正常に挿入し
たことを確認できる。逆にコルゲイト管が抜けてしまっ
たときは、突起23がコルゲイト管の山42を乗り越え
ていないことを意味し、更に管を押し込む必要をこれで
知ることができる。またここで約1山というのは0.5
山から1.5山の範囲であれば挿入が1山できるという
意味である。スリーブ先端の突起23から本体内部の気
密面までの距離がコルゲイト管の約2山に相当する長さ
の場合は、一つ目の谷に突起が入ったあと、コルゲイト
管を更に押し込むと、2つ目の山によってスリーブ先端
に付いた突起が外周方向に押されるので、スリーブの前
部のセグメント部は弾性的ピボット運動をして、スリー
ブ先端の突起が開いて、コルゲイト管の2つ目の山を乗
り越え、2つ目の谷に突起が入る。
入したあと、スリーブ2からコルゲイト管4を引き抜く
力がコルゲイト管4に働くことがある。この時スリーブ
先端に付いた突起23にコルゲイト管先端の山42が引
っかかった状態でスリーブ2がナット3の方向に引っ張
られて軸方向にスライドする。ナットの押当面33に、
スリーブの当接面24が当たったところでスリーブ2が
止まる。この位置までスリーブ2が戻ると、スリーブの
セグメント部22の外周は、本体の円環状の凹溝16の
ところから離れて、本体1の内径の狭い個所あるいはめ
ねじ17のところまで来る。この場所でコルゲイト管を
引き抜こうとすると、スリーブ先端の突起23の内周端
にコルゲイト管の山42が引っかかり、スリーブのセグ
メント部22を、一体リング部21を支点として弾性的
ピボット運動をさせようとする。しかし、セグメント部
22の外周の本体は内径が狭くなっており、スリーブ先
端の突起23が拡がらないので、コルゲイト管4の抜け
るのを防止する。
すれば、スリーブの突起部23がコルゲイト管を引き抜
こうとする力で軸方向に引っ張られて、スリーブのセグ
メント部が内側に曲げられることで、突起先端内径を拡
げてコルゲイト管を抜くことができるが、これはセグメ
ント部に無理な力が加わって曲げられるので良くない。
入したあと、ナット3を回してナットのねじ31を本体
のめねじ17に沿って締めていく。ナット押当面33が
スリーブの当接面24に突き当たるまでは、ナット3は
軽く回る。ナットの押当面33がスリーブの当接面24
に突き当たった後は、スリーブ2はナット3の回転に対
して回転自在になっているので管がねじれることなくナ
ット3の締め付けに伴い、スリーブ2が本体の通孔部1
1の奥に向かって押されて進む。本体の通孔部11の奥
には内面テーパ部15があり、奥に進むに従いテーパ面
15の内径が小さくなっているので、テーパ面によって
スリーブの先端の外周が絞られていく。一方スリーブの
先端の内径方向の突起23はコルゲイト管4の1つ目か
2つ目の谷43に入っているので、スリーブ2が奥に進
むに従い、スリーブの突起23で突起の入っている谷4
3を半径方向に締め付けると共にスリーブの突起が乗り
越えた山42を、その突起23で本体の肩部14の気密
面に押し付けて圧縮し完全な気密を得る。
面でもよく、あるいは軸方向に環状の突起を持った面で
も良い。この気密金属面と圧縮されたコルゲイト管の端
面との間で気密を保つことが出来る。図に示すように、
本体の肩部に耐熱ガスケット12を入れて気密性能を向
上させることが出来る。更に耐熱ガスケット12の外周
側に膨張黒鉛入りのゴムパッキン13を入れて、火災時
の安全性を向上させることが出来る。
ト管4が挿入されていない状況で、ナット3を本体1に
締め付けると、スリーブ2はテーパ面15に沿って奥に
締め付けられるが、コルゲイト管4の山に引っかかって
いないので、ナットを締め付けた後でもコルゲイト管4
は継手本体1から容易に抜け出て、正しい接合でないこ
とが判る。
に対してねじ込んだ仮締め状態で、ナットの先端の環状
突起32とスリーブの後端の爪25が引っかかり合って
スリーブの位置を決め、そこで内径方向の突起23の付
いているスリーブの先端が本体の内面を向いた円環状の
凹溝16の上に来るようにしなければならないので、ナ
ットを緩く取り付けた状態でのナット3の本体1に対す
る位置、即ちナットのねじ31を本体のねじ17のどこ
まで締めておくかが大切である。
ット端面と本体端面との間にスペーサリング5を入れ
て、ナット3を本体1に締め付けておく。この状態でス
リーブ2を一番奥まで入れると、スリーブ2の先端の背
部が本体の円環状の凹溝16の位置に来て、スリーブの
先端と本体の肩部気密面との距離が、コルゲイト管の約
1山又は約2山の長さに相当するようになっている。こ
のスペーサリング5は、弾性のあるプラスチックなどで
出来ており、円周の一部に軸方向の切欠きを付けた略C
字状である。
スペーサリング5が挟まれてナットの位置が出せる。し
かしナットを強く締め付けると、スペーサリング5は切
欠き部で割れてナットと本体の端面間から外れて本体の
外周へ取り付く。またコルゲイト管を挿入した後で、ナ
ットと本体端面間のスペーサリング5を手で外すことも
出来る。このようにしてナットを締め付けることが出来
るようになる。
防ぐために、塩化ビニルなどの樹脂カバー41が付けら
れていることが多い。その場合、コルゲイト管の端部か
ら4〜5山の長さ分のカバーを取り除いて本発明の継手
に挿入接続する。継手のナット3と本体1とのねじ込み
部の外側にはOリング36を、またナット3とコルゲイ
ト管の樹脂カバー41の対向部分にはE字形パッキング
37が付けられている。これらのシールによって継手内
部へ水分が入り込むことを防ぐことができる。
継手部品を分解しなくとも、コルゲイト管を継手本体に
挿入し、ナットを締めることで接続が行える。しかもコ
ルゲイト管との接触部分でのシール性が良い。また継手
の奥までコルゲイト管を差し込んでいない場合には、ナ
ットを締め付けた後でも管が容易に抜けて正しい接続が
行われているかどうかが判るので、常に正しい接続が行
える。
面図で、ナットを緩く取り付けて可撓性コルゲイト管を
挿入した状態を示す。
分断面を示す正面図である。
である。
りゴムパッキン 14 肩部 15 内面テーパ
面 16 円環状の凹溝 17 めねじ 18 切り欠き 19 おねじ 21 リング 22 セグメント 23 スリーブ2の突起 24 セグメント
の当接面 25 爪 26 黄銅板 27 樹脂 31 おねじ 32 ナット3の突起 33 ナット3の
押当面 36 Oリング 37 E字形パッ
キング 41 コルゲイト管4の樹脂カバー 42 コルゲイト
管の山 43 コルゲイト管の谷
Claims (6)
- 【請求項1】 軸方向の通孔及びめねじを持った継手本
体、この通孔内で可撓性のコルゲイト管の自由端を保持
するスリーブ、及び前記継手本体のめねじに予め仮締め
状態にねじ込まれたナットとからなる継手であって、 通孔の一方側を向いた気密面を持った肩部を内部に有
し、この通孔内面には肩部に隣合ってスリーブの一端が
嵌まる内面と、この内面に隣合って円環状の凹部がある
継手本体と、 前記継手本体の肩部に向かい合った端部から半径方向内
部に向かって出た突起と、他端側には当接面を有し、コ
ルゲイト管が挿入されたとき前記突起部分が拡開して前
記コルゲイト管の山を乗り越え、縮小して前記コルゲイ
ト管の谷に入り込むスリープと、 前記スリーブの突起の外面を前記継手本体の円環状の凹
部に向かい合った場所に保持する係合部と前記スリーブ
の当接面に押し当たる押当面を有するナットとからな
り、前記ナットとスリーブは回転自在に係合しているこ
とを特徴とするコルゲイト管を接続するための継手。 - 【請求項2】 軸方向の通孔及びめねじを持った継手本
体、この通孔内で可撓性のコルゲイト管の自由端を保持
するスリーブ、及び前記継手本体のめねじに予め仮締め
状態にねじ込まれたナットとからなる継手であって、 通孔の一方側を向いた気密面を持った肩部を内部に有
し、この通孔内面には肩部に隣合ってスリーブの一端が
嵌まる内面と、この内面に隣合って円環状の凹部がある
継手本体と、 前記継手本体の肩部に向かい合った端部から半径方向内
部に向かって出た黄銅製突起と、他端側にはナットの押
当面が当たる当接面とナットに係合する樹脂製係合部と
を有し、コルゲイト管が挿入されたとき前記突起部分が
拡開して前記コルゲイト管の山を乗り越え、縮小して前
記コルゲイト管の谷に入り込むスリーブと、 前記スリーブの突起の外面を前記継手本体の円環状の凹
部に向かい合った場所に保持する係合部と前記スリーブ
の当接面に押し当たる押当面を有するナットとからな
り、 前記ナットを継手本体に締め込んだとき継手本体の肩部
の気密面とスリーブの突起の間にある前記コルゲイト管
の山を押し潰して接続することを特徴とするコルゲイト
管を接続するための継手。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の継手において、 スリーブの突起の外面を継手本体の円環状の凹部に向か
い合った場所に保持するための係合部として、前記ナッ
トの端部とスリーブの端部に爪を設け、スリーブがナッ
トに対して最も遠ざかる位置まで移動したときに、前記
ナットの爪とスリーブの爪が係合することを特徴とする
コルゲイト管を接続するための継手。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の継手
において、 スリーブの一端が嵌まる内面は、肩部に向かって径が小
さくなった内面テーパ面であることを特徴とするコルゲ
イト管を接続するための継手。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の継手
において、 継手本体のめねじにナットがねじ込まれている仮締め状
態において、スリーブ先端の突起から肩部の気密面まで
の距離が、挿入するコルゲイト管の約1山の長さである
ことを特徴とするコルゲイト管を接続するための継手。 - 【請求項6】 請求項5に記載の継手において、 スリーブ先端の突起から肩部の気密面までの距離を維持
するために、挿入するコルゲイト管の約1山分の長さの
スペーサーリングがナットと継手本体間に装着されてい
ることを特徴とするコルゲイト管を接続するための継
手。
Priority Applications (1)
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JP6238791A JP2686237B2 (ja) | 1993-10-01 | 1994-10-03 | コルゲイト管を接続するための継手 |
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JP6238791A JP2686237B2 (ja) | 1993-10-01 | 1994-10-03 | コルゲイト管を接続するための継手 |
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JP00807996A Division JP3677339B2 (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | コルゲイト管接続用継手 |
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