JP5930396B2 - 管継手 - Google Patents

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Description

本発明は、流体を流すための管に接続する管継手に関し、特に管との電気的導通性を改良した管継手に関するものである。
従来、ガスや水を供給する管として、フレキシブル性のある金属製コルゲート管が利用されている。この種のコルゲート管と接続する管継手として、特許文献1には、継手本体と、この通孔内でコルゲート管の端部を保持するスリーブと、継手本体のねじにねじ込まれたナットからなる継手において、継手本体は、気密面を持った肩部を内部に有し、この通孔内面には肩部に隣り合ってスリーブの一端が嵌まる内面と、この内面に隣り合って円環状の凹溝が形成され、スリーブは、継手本体の肩部に向かい合った端部から半径方向内部に向かって突起が出ており、スリーブの他端には端面を有し、突起は他の部分から弾性的なピボット運動をしてコルゲート管の谷に入り込み、ナットは、スリーブの突起の外面を前記継手本体の円環状の凹溝に向かい合った場所に保持する手段及びスリーブの端面に押し当たるフランジ面を有しているコルゲート管用継手の発明が開示されている。
継手本体の肩部には、ガスケットが装着されており、ナットを締め付けることによって、コルゲート管の端部をガスケットに押し付けて、気密にシールして接続するものである。また、スリーブは、半径方向内径側に向かって突出した突起部を一端に有し、ナットに形成された押当面と当接する当接面を他端に有する複数個の金属セグメントと、これら金属セグメントを一体的に成形したリング状の合成樹脂基体との複合部材からなる。
一方、欧州規格EN15266号(使用圧力0.5bar以下の屋内配管用ガス用ステンレス鋼製波付可とう管システム)には、所定の長さのコルゲート管と管継手を接続した試験片の両端に電圧12Vを加えたとき、両端間の電気抵抗値が0.25Ω以下であることが定められている。これは、落雷に伴う誘導電流や、付近の電気溶接作業によるアース電流がコルゲート管に流れたとき、管と管継手の間でスパークが発生することを防止するためのものである。
管との電気的導通性を有する管継手として、特許文献2には、導電性を有する継手本体と、金属管と継手本体との間に導電手段を介在してなり、導電手段は、導電性のOリング、ブッシュ、軸方向スプリングとパッドの組合せ、径方向スプリングと鋼球の組合せまたはスナップリングのうち少なくとも1種を介して電気的に導通させて構成される継手構造の発明が開示されている。
また特許文献3には、外周面に導電層を有する管を接続するために用いられる管継手であって、管の端部を挿入させる内孔を有し導電性がある継手部と、内孔に挿入された管の外周を囲むように設けられ、管の導電層と継手部との間を導通させる導電体とを備えた管継手の発明が開示されている。
特開平7−151279号公報 特開平11−280580号公報 特開2008−256108号公報
しかしながら、特許文献1から3に記載の管継手は、正常な施工がなされたか否かを判別することについて、難がある。
すなわち、特許文献1記載の管継手は、直接的な記載はないものの、スリーブが、ナットに形成された押当面と当接する当接面を他端に有する複数個の金属セグメントを有するので、管との接続が完了すると、スリーブの突起が管に接触し、当接面がナットに当接するので、この部分で管と継手との導通性が確保される。
しかしながら、正常な施工がなされたか否かの判別は、コルゲート管を挿入した際のピボット運動に伴う音や振動と、ナットを継手本体にねじ込むという施工作業者の感覚に頼らざるを得ない。
特許文献2記載のものは、管を継手に挿入すると、種々の形態の導電手段を介して、管と継手とが電気的に導通される。しかしながら、管の挿入にあたっては、管の外周に形成した環状膨出壁部が継手本体の内穴に形成された突起を乗り越える際の音や振動で、接続完了を判断するもので、施工作業者の感覚に頼らざるを得ない。
特許文献3のものは、コルゲート管の先端が、ストッパー部材の係合片を通過する位置まで、コルゲート管を挿入し、スライド部材をスライドさせてリテーナ部材をコルゲート管の谷部に係合させるものである。したがって、コルゲート管の先端が、ストッパー部材の係合片を通過する際の音や振動という施工作業者の感覚に頼らざるを得ない。
つまり特許文献1〜3に記載の技術では、管と継手との正常な接続施工は施工作業者の技能に頼るのみで、施工管理者が簡便な方法で施工管理ができないという問題があった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、管との管継手との電気的導通性を測定検査することにより、正常な施工がなされたか否かを容易に判別することができる管継手を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る管継手は、通孔を有する継手本体と、該通孔の内部でコルゲート管の端部を保持するスリーブと、継手本体のねじにねじ込まれたナットを備え、前記継手本体は、気密面を持った肩部を内部に有し、前記通孔の内面には肩部に隣り合って前記スリーブの一端が嵌まるテーパ内面が形成され、前記肩部には、前記コルゲート管の端部をシールするガスケットが配置され、前記スリーブは、前記継手本体に前記ナットのねじ込みが完了するまでは、前記スリーブと前記継手本体との電気的導通又は前記スリーブと前記ナットとの電気的導通を遮断することにより前記コルゲート管と前記継手本体との電気的導通を遮断し、前記継手本体に前記ナットのねじ込みが完了したあとは、前記スリーブと前記継手本体との電気的導通又は前記スリーブと前記ナットとの電気的導通を前記ナットのねじ込みの作用によって回復することにより前記コルゲート管と前記継手本体との電気的導通を回復することを特徴とする。
また請求項2に係る管継手は、通孔を有する継手本体と、該通孔の内部でコルゲート管の端部を保持するスリーブと、継手本体のねじにねじ込まれたナットを備え、前記継手本体は、気密面を持った肩部を内部に有し、前記通孔の内面には肩部に隣り合って前記スリーブの一端が嵌まるテーパ内面が形成され、前記肩部には、前記コルゲート管の端部をシールするガスケットが配置され、前記スリーブは、半径方向内径側に向かって突出した爪部を一端に有し、前記継手本体に前記ナットのねじ込みが完了すると前記ナットに形成された押当面と当接する当接部を他端に有する複数個の金属セグメントと、これら金属セグメントを一体的に成形したリング状の合成樹脂基体とからなり、前記合成樹脂基体には、前記ナットに向かって、少なくとも前記金属セグメントの前記当接部よりも突出し、前記ナットに形成された押当面と当接する段部を有するとともに、前記スリーブと前記継手本体との間は電気的に絶縁されていることを特徴とする。
上記の構成によれば、コルゲート管を所定の位置まで挿入したのち、ナットをねじ込み始めると最初に合成樹脂基体の段部がナットの押当面と当接する。この状態では、コルゲート管と管継手とは、電気的に絶縁状態である。そして、さらにナットをねじ込むと、合成樹脂基体の段部が変形して高さが低くなるにしたがって、金属セグメントの当接部が段部よりも突出して露出するようになり、ナットのねじ込みが完了するとナットに形成された押当面と金属セグメントの当接部が当接する。したがって、正しい施工が完了したとき、コルゲート管と管継手とが確実に電気的導通状態となる。正しい施工がなされたか否かは、コルゲート管と管継手との導通性を測定すればよい。
また、請求項3に記載の発明に係る管継手は、通孔を有する継手本体と、該通孔内でコルゲート管の端部を保持するスリーブと、継手本体のねじにねじ込まれたナットを備え、前記継手本体は、気密面を持った肩部を内部に有し、前記通孔内面には肩部に隣り合って前記スリーブの一端が嵌まるテーパ内面が形成され、前記肩部には、前記コルゲート管の端部をシールするガスケットが配置され、前記スリーブは、半径方向内径側に向かって突出した爪部を一端に有する複数個の金属セグメントと、これら金属セグメントを一体的に成形したリング状の合成樹脂基体とからなり、前記スリーブにおける前記継手本体の前記テーパ面側は前記金属セグメントが露出した状態で前記合成樹脂基体の一部が突出した突出部を形成し、前記スリーブと前記ナットとの間は電気的に絶縁されていることを特徴とする。
上記の構成によれば、コルゲート管を所定の位置まで挿入したのち、ナットをねじ込み始めるとスリーブにおける合成樹脂基体の突出部が継手本体のテーパ内面に当接する。この状態では、コルゲート管と管継手とは、電気的に絶縁状態である。そして、さらにナットをねじ込むと、合成樹脂基体の突出部が変形して高さが低くなるにしたがって、金属セグメントの外周面が突出部よりも突出して露出するようになり、ナットのねじ込みが完了すると継手本体のテーパ内面と金属セグメントの外周面が当接する。したがって、正しい施工が完了したとき、コルゲート管と管継手とが確実に電気的導通状態となる。正しい施工がなされたか否かは、コルゲート管と管継手との導通性を測定すればよい。
また、請求項4に記載の発明に係る管継手は、スリーブの構成として、請求項2に係る発明における段部および請求項3に係る発明における突出部の双方を具備したことを特徴とする。
上記発明において、前記継手本体のねじ近傍に係止部を設け、他方前記ナットのねじ近傍に係止部を形成し、当該継手本体とナットの螺合終了時に、前記ナットの係止部と継手本体の係止部とが嵌合して係止されることができる。
本発明に係る管継手によれば、ナットを不完全にねじ込んだ状態では、コルゲート管と管継手とが絶縁状態にあり、ナットを完全にねじ込むと、金属セグメントとナット又は継手本体とが電気的導通状態になる。したがって、施工後にコルゲート管と管継手との導通性を測定検査すれば、電気的導通性とともに、正常な施工がなされたか否かを容易に判別することができる。
本発明の継手の一実施例の部分断面を示す正面図で、ナットを緩く取り付けて可撓性コルゲート管を挿入した状態を示す。 図1における継手本体とナットの係止部の位置関係を示す部分拡大図である。 図1の継手で、ナットを締め付けた状態の部分断面を示す正面図である。 図3における継手本体とナットの係止部の位置関係を示す部分拡大図である。 本発明の第一の形態の継手に用いられるスリーブであり、(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は底面図である。 本発明の第二の形態の継手に用いられるスリーブであり、(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は底面図である。
以下、本発明に係る実施の形態の例につき、適宜図面に基づいて説明する。
<第一の形態>
図1及び図3に示すように、本発明に係る管継手は、通孔11を有する継手本体1と、通孔11の内部でコルゲート管4の端部を保持するスリーブ2と、継手本体1の雌ねじ17にねじ込まれたナット3を備える。継手本体1は、導電性のある金属製であり、その軸方向に通孔11が開けられており、通孔11の内面にはその一方側(図面では左)を向いた気密面、すなわち図面上ではガスケット12を持つ肩部14、を持っている。この通孔11の内面には肩部14に隣り合って肩部14に向かって径が小さくなっている内面テーパ面15、それに続いて円環状の凹溝16、雌ねじ17、係止部6と並んでおり、その端にはOリング36を収容するための切欠き18がある。継手本体1の他の側には、継手本体1を他の管などに取り付けるための雄ねじ19が付いている。本実施例では、ナット3をねじ込むねじを雌ねじ17としたからナット3側は継手本体の通孔11内に入り込む形となり、その結果継手の径方向の寸法が抑えられコンパクトに出来る。
継手本体1の係止部6には、図2に示すように、切欠き18側に拡径するような傾斜面61と、雌ねじ17には係止面62が形成されている。係止部6の内径は、雌ねじ17の谷径よりも大きく設けられている。
継手本体1の通孔11内には、可撓性のコルゲート管4の自由端を収容保持するスリーブ2が挿入されている。このスリーブ2は、図5に示すように、後部は一体のリング21となっており、前部は軸方向のスリットによってセグメント22にわかれており、セグメントの先端、継手本体1の通孔11内で肩部14に向かい合った部分には、半径方向内部に向かって爪部23が出ている。この爪部23の先端が作る円dは、挿入されるコルゲート管の山の径よりも小さく、谷の径よりも大きくなっている。
図5において、破線ハッチングした部分は、爪部23及びセグメント22の外周部分であって、一体の黄銅板26で構成され剛性を高めるとともに、爪部23とセグメント22の外周部分が電気的に導通するようになっている。スリーブのリング21からセグメント22の内周部分にかけては合成樹脂27で作り、爪部23がリング21の部分に対して弾性的なピボット運動が出来るようになっている。スリーブのセグメント22の端面24は黄銅板26が凹凸状に形成されており、凹部26aは合成樹脂27で被覆され凸部(当接部)26bより突出した段部27aが形成されている。この段部27aは、ナット3からの強い力を受けることのできるようになっている。また、スリーブ2のリング21の後端部の外周には数個の突起部25が付いていて、ナット3に保持されるようになっている。
ナット3は、導電性のある金属製の部材で、接続するコルゲート管を通す開孔があいており、継手本体の雌ねじ17にねじ込むための雄ねじ31が一方の端部外周に付いている。雄ねじ31の終端(図の左側)近傍には、係止部7を有する。
ナット3の係止部7には、図2に示すように、雄ねじ31側に縮径するような傾斜面71と、その反対側に係止面72が形成されている。係止部7の外径は、雄ねじ31の山径よりも大きく設けられている。
ナット3の雄ねじ31の内側端部には爪あるいは環状の突起32が半径方向内側を向いて出ていて、スリーブに付いた突起部25に引っかかり、ナット3に対してスリーブ2が軸方向に離れるのを防ぐ。爪あるいは環状の突起32は雄ねじ31の内側端部に内周凹溝を形成することで設けても良い。またナット3とスリーブ2は回転自在に取付けられている。ナット3を継手本体1に緩くねじ込んだ位置で、スリーブ2をナット3に対して最も奥まで押し込んだ時に、スリーブ2の先端の爪部23の外周が、円環状の凹溝16の位置に保持される。ナットの雄ねじ31の端部は押当面(以下、フランジ面という)33となっており、ナット3を本体1に対して締め付けていくと、スリーブ2の端面24を継手本体1に対して奥に押していくようになる。
この管継手で、ナット3を緩く本体にねじ込んだ状態で、先端部の樹脂カバー41を数山分取り除いた可撓性コルゲート管4をナットの開孔から継手本体1に挿入すると、コルゲート管4の先端あるいは先端の山42がスリーブ2の先端の半径方向内部に向いて出ている爪部23を奥に押すので、スリーブ2が継手本体1に対して通孔11内の最奥位置まで進む。この最奥位置に来たスリーブの先端突起の外周には、継手本体の円環状の凹溝16が位置する。スリーブ先端の爪部23には、コルゲート管の先端から更に奥へ向かう力がかかる。スリーブ前部のセグメント部22は、後部の一体リング部21を支点として弾性的なピボット運動をして、スリーブ先端の爪部23が開きコルゲート管の山42を乗り越えて一つ目の谷43に爪部23が入る。例えばスリーブ先端の爪部23から本体内部の肩部の気密面までの距離がコルゲート管の約1山に相当する長さのときは、スリーブの爪部23がコルゲート管の一つ目の谷43に入った状態でコルゲート管の先端が気密面に当たり、それ以上挿入できないようになる。
1山のみ挿入できる構造は、数山挿入出来る構造よりも望ましいものである。数山挿入できる構造の場合、1山挿入したのか、2山挿入したのか、限界まで挿入したのかどうかをナット3をきつく締め付けた後ではわからなくなる。1山のみ挿入できる場合は、奥まで入れたのか、それとも入れてないのかの判断が出来る。なぜならば上記のようにスリーブの爪部23がコルゲート管の1つ目の谷43に入った状態でそれ以上挿入できない。この状態で一旦コルゲート管を引き抜こうとするとスリーブの爪部23が管を阻止して引き抜くことが出来ない。これによってコルゲート管を正常に挿入したことを確認できる。逆にコルゲート管が抜けてしまったときは、爪部23がコルゲート管の山42を乗り越えていないことを意味し、更に管を押し込む必要をこれで知ることができる。またここで約1山というのは0.5山から1.5山の範囲であれば挿入が1山できるという意味である。
コルゲート管4をスリーブ2内に挿入したあと、スリーブ2からコルゲート管4を引き抜く力がコルゲート管4に働くことがある。この時スリーブ先端に付いた爪部23にコルゲート管先端の山42が引っかかった状態でスリーブ2がナット3の方向に引っ張られて軸方向にスライドする。ナットのフランジ面33に、スリーブの端面24が当たったところでスリーブ2が止まる。この位置までスリーブ2が戻ると、スリーブのセグメント部22の外周は、本体の円環状の凹溝16のところから離れて、本体1の内径の狭い個所あるいは雌ねじ17のところまで来る。この場所でコルゲート管を引き抜こうとすると、スリーブ先端の爪部23の内周端にコルゲート管の山42が引っかかり、スリーブのセグメント部22を、一体リング部21を支点として弾性的ピボット運動をさせようとする。しかし、セグメント部22の外周の本体は内径が狭くなっており、スリーブ先端の爪部23が拡がらないので、コルゲート管4の抜けるのを防止する。
継手のスリーブ2内にコルゲート管4を挿入したあと、ナット3を回してナットの雄ねじ31を本体の雌ねじ17に沿って締めていく。ナットのフランジ面33がスリーブのセグメント22の端面24である段部27aに突き当たるまでは、ナット3は軽く回る。ナットのフランジ面33がスリーブの端面24に突き当たった後は、スリーブ2はナット3の回転に追随することなく継手本体1の軸方向に擦動可能に構成されているので管がねじれることなくナット3の締め付けに伴い、スリーブ2が本体の通孔部11の奥に向かって押されて進む。このとき、スリーブ2の合成樹脂27の段部27aは、黄銅板26の凸部26bよりも突出して形成されているので、黄銅板26はナット3と接触することなく、電気的絶縁状態にある。
そして、本体の通孔部11の奥には内面テーパ部15があり、奥に進むに従いテーパ面15の内径が小さくなっているので、テーパ面によってスリーブの先端の外周が絞られていく。一方スリーブの先端の内径方向の爪部23はコルゲート管4の1つ目か2つ目の谷43に入っているので、スリーブ2が奥に進むに従い、スリーブの爪部23の入っている谷43を半径方向に締め付けるとともにスリーブの爪部23が乗り越えた山42を、その爪部23で本体の肩部14の気密面に押し付け、1山分のコルゲート管4の端部を押しつぶして圧縮し完全な気密を得る(図3を参照)。
このとき、スリーブ2はナット3に押し込まれつつ、肩部14で移動を阻止されるから、スリーブ2の段部27aはナット3のフランジ面33で強く押しつぶされ、ナット3のフランジ面33とスリーブ2の黄銅板26の凸部26bが接触して電気的に導通となる。
一方、ナット3を回して雄ねじ31を継手本体の雌ねじ17に沿って締めていく過程で、継手本体1の係止部6とナット3の係止部7は徐々にその距離が接近し、まず継手本体1の傾斜面61とナット3の傾斜面71が当接し、係止部6、7互いを乗り越えるように移動する。このときナット3を締め付けるトルクは大きくなり、係止部6、7が係合している過程を認識することができる。
そして、図4に示すように、ナット3の係止部7が1の係継手本体止部6の奥側(図の右側)に通過すると、締め付けトルクが軽くなり施工が完了したことを認識することができる。
施工が完了した後に、仮にナット3を緩めるような力が加わった場合には、継手本体1とナット3の係止面62、72同士が当接して、それ以上緩むことがない。したがって、信頼性の高い気密性と抜け止め性を維持することができる。
つまりは、継手本体1へのナット3の締め付け過程では、ナット3とスリーブ2が電気的絶縁状態であり、継手本体1へのナット3の締め付けが完了するとナット3とスリーブ2とが電気的導通となる。そして、コルゲート管4とスリーブ2とは爪部23で電気的導通であるから、コルゲート管4と継手本体1とが電気的導通状態となる。コルゲート管4の他の端部にもコルゲート管用継手が接続されるので、施工管理者は、電気テスター等を用いて、コルゲート管継手同士の電気的導通性を確認すれば、正しい施工が行われていることを検査することができる。
スリーブ2の合成樹脂27の段部27aが黄銅板26の凸部26bよりも突出している高さは、ナット3の締め付け過程で電気的絶縁性が保たれる程度でよく、0.1から0.6mm程度が好ましい。またスリーブ2と継手本体1の内面テーパ面15との間は電気的に絶縁しておくことができる。
<第二の形態>
第二の実施の形態においては、スリーブの形態が第一の実施の形態と相違する。図6に第二の実施の形態に用いられるスリーブを示し、以下、第一の実施の形態と同一の構成は、その詳細な説明を省略する。
図6に示すスリーブ2Aは、継手本体1の通孔11内に挿入されており、可撓性のコルゲート管4の自由端を収容保持する。このスリーブ2Aは、後部は一体のリング21となっており、前部は軸方向のスリットによってセグメント22にわかれており、セグメントの先端、継手本体1の通孔11内で肩部14に向かい合った部分には、半径方向内部に向かって爪部23が出ている。この爪部23の先端が作る円dは、挿入されるコルゲート管の山の径よりも小さく、谷の径よりも大きくなっている。
図6において、破線ハッチングした部分は、爪部23及びセグメント22の外周部分であって、一体の黄銅板26で構成され剛性を高めるとともに、爪部23とセグメント22の外周部分が電気的に導通するようになっている。スリーブのリング21からセグメント22の内周部分にかけては合成樹脂27で作り、爪部23がリング21の部分に対して弾性的なピボット運動が出来るようになっている。スリーブ2Aのセグメント22の爪部23の背面側であり、継手本体1の内面テーパ面15に相対する部位には、黄銅板26が一部露出しているとともに、合成樹脂27の一部が黄銅板26よりも突出した突出部28が形成されている。また、スリーブ2Aのリング21の後端部の外周には数個の突起部25が付いていて、ナット3に保持されるようになっている。
継手のスリーブ2内にコルゲート管4を挿入したあと、ナット3を回してナットの雄ねじ31を本体の雌ねじ17に沿って締めていく。ナットのフランジ面33がスリーブの端面24に突き当たるまでは、ナット3は軽く回る。ナットのフランジ面33がスリーブの端面24に突き当たった後は、スリーブ2はナット3の回転に対して回転自在になっているので管がねじれることなくナット3の締め付けに伴い、スリーブ2が本体の通孔部11の奥に向かって押されて進む。このとき、スリーブ2Aの合成樹脂27の突出部28は、黄銅板26よりも突出して形成されているので、黄銅板26は継手本体1と接触することなく、電気的絶縁状態にある。
そして、本体の通孔部11の奥には内面テーパ部15があり、奥に進むに従いテーパ面15の内径が小さくなっているので、テーパ面によってスリーブの先端の外周が絞られていく。一方スリーブの先端の内径方向の爪部23はコルゲート管4の1つ目か2つ目の谷43に入っているので、スリーブ2が奥に進むに従い、スリーブの爪部23の入っている谷43を半径方向に締め付けるとともにスリーブの爪部23が乗り越えた山42を、その爪部23で本体の肩部14の気密面に押し付けて圧縮し完全な気密を得る。
このとき、スリーブ2はナット3に押し込まれつつ、内面テーパ面15によってスリーブ2Aの先端の外周が絞られていくから、スリーブ2Aの突出部28は内面テーパ面15で強く押しつぶされ、継手本体1の内面テーパ面15とスリーブ2Aの黄銅板26が接触して電気的に導通となる。
つまりは、継手本体1へのナット3の締め付け過程では、継手本体1とスリーブ2Aが電気的絶縁状態であり、継手本体1へのナット3の締め付けが完了すると継手本体1とスリーブ2とが電気的導通となる。そして、コルゲート管4とスリーブ2とは爪部23で電気的導通であるから、コルゲート管4と継手本体1とが電気的導通状態となる。コルゲート管4の他の端部にもコルゲート管用継手が接続されるので、施工管理者は、電気テスター等を用いて、コルゲート管継手同士の電気的導通性を確認すれば、正しい施工が行われていることを検査することができる。
スリーブ2Aの合成樹脂27の突出部28が黄銅板26よりも突出している高さは、ナット3の締め付け過程で電気的絶縁性が保たれる程度でよく、0.1から0.6mm程度が好ましい。またスリーブ2Aとナット3との間は電気的に絶縁しておくことができる。
またスリーブは、スリーブのセグメント22の端面24の黄銅板26が凹凸状に形成されており、凹部26aは合成樹脂27で被覆され凸部(当接部)26bより突出した段部27aが形成され、かつセグメント22の爪部23の背面側であり、継手本体1の内面テーパ面15に相対する部位に黄銅板26が一部露出しているとともに、合成樹脂27の一部が黄銅板26よりも突出した突出部28を形成することができる。この場合には、継手本体1へのナット3の締め付け過程では、継手本体1及びナット3とスリーブ2Aが電気的絶縁状態であり、継手本体1へのナット3の締め付けが完了すると継手本体1及びナット3とスリーブ2とが電気的導通となる。そして、コルゲート管4とスリーブ2とは爪部23で電気的導通であるから、コルゲート管4と継手本体1とが電気的導通状態となる。
本実施例の継手本体1とナット3との係止に関しては、継手本体1の雌ねじ17始点側(図の左側)に係止部6を、ナット3の雄ねじ31終端側に係止部7を設けているが、継手本体1の雌ねじ17終端側(図の右側)に係止部6を、ナット3の雄ねじ31始点側に係止部7を設けることもできる。この場合、係止部6の内径は雌ねじ17の山径よりも小さく、係止部7の外径は、雄ねじ31の谷径よりも小さく設定すればよい。
図に示すように、本体の肩部にガスケット12を入れて気密性能を向上させることが出来る。更にガスケット12の外周側に膨張黒鉛入りのゴムパッキン13を入れて、火災時の安全性を向上させることが出来る。
尚、継手のスリーブ2内に十分にコルゲート管4が挿入されていない状況で、ナット3を本体1に締め付けると、スリーブ2はテーパ面15に沿って奥に締め付けられるが、コルゲート管4の山に引っかかっていないので、ナット3を締め付けた後でもコルゲート管4は継手本体1から容易に抜け出て、正しい接合でないことが判る。
本発明の継手では、予めナット3が本体1に対して緩く取り付けた状態で、ナット3の先端の環状突起32とスリーブの後端の突起部25が引っかかり合ってスリーブの位置を決め、そこで内径方向の爪部23の付いているスリーブの先端が本体の内面を向いた円環状の凹溝16の上に来るようにしなければならないので、ナット3を緩く取り付けた状態でのナット3の本体1に対する位置、即ちナット3のねじ31を本体のねじ17のどこまで締めておくかが大切である。
そこでナット3の位置を決めるために、ナット端面と本体端面との間スペーサリング5を入れて、ナット3を本体1に締め付けておくことが好ましい。この状態でスリーブ2を一番奥まで入れると、スリーブ2の先端の背部が本体の円環状の凹溝16の位置に来て、スリーブの先端と本体の肩部気密面との距離が、コルゲート管の約1山又は約2山の長さに相当するようになっている。このスペーサリング5は、弾性のあるプラスチックなどで出来ており、円周の一部に軸方向の切欠きを付けた略C字状である。
ナットを本体に弱く締め付けた状態では、ナットと本体の端面間にスペーサリング5が挟まれてナットの位置が出せる。しかしナットを強く締め付けると、スペーサリング5は切欠き部で割れてナットと本体の端面間から外れて本体の外周へ取り付く。またコルゲート管を挿入した後で、ナットと本体端面間のスペーサリング5を手で外すことも出来る。このようにしてナットを締め付けることが出来るようになる。
コルゲート管4は耐候性の向上及び外傷を防ぐために、塩化ビニルなどの樹脂カバー41が付けられていることが多い。その場合、コルゲート管の端部から4〜5山の長さ分のカバーを取り除いて本発明の継手に挿入接続する。継手のナット3と本体1とのねじ込み部の外側にはOリング36を、またナット3とコルゲート管の樹脂カバー41の対向部分にはE字形パッキング37が付けられている。これらのシールによって継手内部へ水分が入り込むことを防ぐことができる。
1:継手本体、2、2A:スリーブ
3:ナット、4:コルゲート管
5:スペーサリング、11:通孔
12:耐熱ガスケット、13:膨張黒鉛入りゴムパッキン
14:肩部、15:内面テーパ面
16:円環状の凹溝、17:雌ねじ
18:切り欠き、19:雄ねじ
21:リング、22:セグメント
23:スリーブ2の爪部、24:セグメントの端面
25:突起部、26:黄銅板、26a:凹部、26b:凸部(当接部)
27:樹脂、27a:段部、28:スリーブ2の突出部、31:雄ねじ
32:ナット3の突起(押当面)、33:フランジ面(押当面)
36:Oリング、37:E字形パッキング
41:コルゲート管4の樹脂カバー、42:コルゲート管の山
43:コルゲート管の谷
6:継手本体1の係止部、61:傾斜面、62:係止面
7:ナット3の係止部、71:傾斜面、72:係止面

Claims (5)

  1. 通孔を有する継手本体と、該通孔の内部でコルゲート管の端部を保持するスリーブと、継手本体のねじにねじ込まれたナットを備え、
    前記継手本体は、気密面を持った肩部を内部に有し、前記通孔の内面には肩部に隣り合って前記スリーブの一端が嵌まるテーパ内面が形成され、
    前記肩部には、前記コルゲート管の端部をシールするガスケットが配置され、
    前記スリーブは、前記継手本体に前記ナットのねじ込みが完了するまでは、前記スリーブと前記継手本体との電気的導通又は前記スリーブと前記ナットとの電気的導通を遮断することにより前記コルゲート管と前記継手本体との電気的導通を遮断し、前記継手本体に前記ナットのねじ込みが完了したあとは、前記スリーブと前記継手本体との電気的導通又は前記スリーブと前記ナットとの電気的導通を前記ナットのねじ込みの作用によって回復することにより前記コルゲート管と前記継手本体との電気的導通を回復することを特徴とする管継手。
  2. 通孔を有する継手本体と、該通孔の内部でコルゲート管の端部を保持するスリーブと、継手本体のねじにねじ込まれたナットを備え、
    前記継手本体は、気密面を持った肩部を内部に有し、前記通孔の内面には肩部に隣り合って前記スリーブの一端が嵌まるテーパ内面が形成され、
    前記肩部には、前記コルゲート管の端部をシールするガスケットが配置され、
    前記スリーブは、半径方向内径側に向かって突出した爪部を一端に有し、前記継手本体に前記ナットのねじ込みが完了すると前記ナットに形成された押当面と当接する当接部を他端に有する複数個の金属セグメントと、これら金属セグメントを一体的に成形したリング状の合成樹脂基体とからなり、
    前記合成樹脂基体には、前記ナットに向かって、少なくとも前記金属セグメントの前記当接部よりも突出し、前記ナットに形成された押当面と当接する段部を有するとともに、
    前記スリーブと前記継手本体との間は電気的に絶縁されていることを特徴とする管継手。
  3. 通孔を有する継手本体と、該通孔内でコルゲート管の端部を保持するスリーブと、継手本体のねじにねじ込まれたナットを備え、
    前記継手本体は、気密面を持った肩部を内部に有し、前記通孔内面には肩部に隣り合って前記スリーブの一端が嵌まるテーパ内面が形成され、
    前記肩部には、前記コルゲート管の端部をシールするガスケットが配置され、
    前記スリーブは、半径方向内径側に向かって突出した爪部を一端に有する複数個の金属セグメントと、これら金属セグメントを一体的に成形したリング状の合成樹脂基体とからなり、
    前記スリーブにおける前記継手本体の前記テーパ面側は前記金属セグメントが露出した状態で前記合成樹脂基体の一部が突出した突出部を形成し、
    前記スリーブと前記ナットとの間は電気的に絶縁されていることを特徴とする管継手。
  4. 通孔を有する継手本体と、該通孔内でコルゲート管の端部を保持するスリーブと、継手本体のねじにねじ込まれたナットを備え、
    前記継手本体は、気密面を持った肩部を内部に有し、前記通孔内面には肩部に隣り合って前記スリーブの一端が嵌まるテーパ内面が形成され、
    前記肩部には、前記コルゲート管の端部をシールするガスケットが配置され、
    前記スリーブは、半径方向内径側に向かって突出した爪部を一端に有し、前記継手本体に前記ナットのねじ込みが完了すると前記ナットに形成された押当面と当接する当接部を他端に有する複数個の金属セグメントと、これら金属セグメントを一体的に成形したリング状の合成樹脂基体とからなり、
    前記合成樹脂基体には、前記ナットに向かって、少なくとも前記金属セグメントの前記当接部よりも突出し、前記ナットに形成された押当面と当接する段部を有し、
    前記スリーブにおける前記継手本体の前記テーパ面側は前記金属セグメントが露出した状態で前記合成樹脂基体の一部が突出した突出部を形成したことを特徴とする管継手。
  5. 前記継手本体のねじ近傍に係止部を設け、他方前記ナットのねじ近傍に係止部を形成し、当該継手本体とナットの螺合終了時に、前記ナットの係止部と継手本体の係止部とが嵌合して係止されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の管継手。
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