JPWO2016075807A1 - 共用車両管理装置及び共用車両管理方法 - Google Patents

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Abstract

ユーザから送信された情報を受信情報として記憶する第1記憶手段(30)と、共用車両を貸出及び返却することができる複数のステーションの情報を記憶するとともに、ユーザによる共用車両の利用実績の情報を記憶する第2記憶手段(30)と、ユーザが共用車両の貸出を希望するステーションとして設定した貸出ステーションの情報を含む共用車両の利用予約をユーザから受け付けて、第1記憶手段(30)に記憶させる受付管理手段(10)と、ユーザにより設定された貸出ステーションが現在利用可能ではないと判定された場合には、当該ユーザに対して、当該ユーザにより設定された貸出ステーションを含む所定のステーションにおける、共用車両の存在有無の情報を含む貸出可否情報を通知する通知手段(10)と、を備える共用車両管理装置(100)を提供する。

Description

本発明は、複数のユーザによって利用される複数の共用車両を管理する共用車両管理装置及び共用車両管理方法に関する。
複数のユーザが複数の共用車両を利用するカーシェアリングシステムが知られている。このカーシェアリングシステムでは、共用車両を利用し終えたユーザが、特定のステーションへと共用車両を返却するようになっている(特許文献1)。
特開2002−215739号公報
このようなカーシェアリングシステムでは、ユーザが共用車両の利用予約をする際に、ユーザが希望するステーションに貸出可能な共用車両が存在しない場合には、ユーザは、利用予約を行うことができないため、その結果、共用車両の稼働率が低下するという問題がある。
本発明が解決しようとする課題は、ユーザが希望するステーションに貸出可能な共用車両が存在しない場合においても、ユーザの利用予約を受付できるようにし、共用車両の稼働率を向上させることである。
本発明は、ユーザにより設定された共用車両の貸出を希望するステーションが現在利用可能ではないと判定された場合には、当該ユーザに対して、当該ステーションを含む所定のステーションにおける共用車両の貸出可否に関する情報を通知することにより、上記課題を解決する。
本発明によれば、ユーザに対して、共用車両の貸出を希望するステーションを含む所定のステーションにおける、共用車両の貸出可否に関する情報を通知するため、ユーザが希望するステーションにて共用車両を利用できない場合であっても、ユーザに対して利用希望のステーションや他のステーションにて共用車両を利用するよう提案できるようになる。その結果、ユーザにより共用車両が利用される機会が増加し、共用車両の稼働率が向上する。
本発明の実施形態に係る共用車両管理装置を備えた共用車両管理システムにおいて、ユーザが共用車両を利用する方法の一例を示す概要図である。 本発明の実施形態に係る共用車両管理装置を備えた共用車両管理システムの構成図である。 図1Bの共用車両管理システムが管理する共用車両が配置されるステーションを示す図である。 ユーザに通知する貸出可否情報の例を示す図である。 ユーザに通知する返却可否情報の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る共用車両管理装置により、ユーザに貸出可否情報を通知する制御手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る共用車両管理装置により、ユーザに貸出可否情報を通知する制御手順の他の例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る共用車両管理装置により、ユーザに帰着可否情報を通知する制御手順の他の例を示すフローチャートである。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態に係る共用車両管理装置について説明する。本実施形態では、共用車両管理装置を、複数のユーザが複数のステーションに配置された複数の共用車両を共用するカーシェアリングシステムを管理運営する共用車両管理システムに適用した例を用いて説明する。本実施形態のカーシェアリングシステムは、一のステーションから借り出した共用車両を、他のステーションへ返却することが許される、いわゆる乗り捨て型のワンウェイ・カーシェアリングシステムである。なお、各ステーションは、共用車両を駐車させることができ、共用車両の貸出及び返却を行ったり、利用されていない共用車両を待機させたりできる場所であり、カーシェアリングシステムのために予め用意した駐車場などが挙げられる。
ここで、図1Aは、本実施形態の共用車両管理装置100を備えた共用車両管理システム1000において、ユーザが共用車両を利用する方法の一例を示す概要図である。本実施形態の共用車両管理システム1000においては、ユーザは、ユーザ端末装置400Xを操作することで、共用車両管理装置100が管理する複数のステーションの中から、共用車両の貸出しを希望するステーション(貸出ステーション)を選択し、選択した貸出ステーションで待機している共用車両の利用予約をする。
たとえば、図1Aに示す場面において、ユーザU2が貸出ステーションとしてステーションST1を選択した場合には、ステーションST1で待機している共用車両V1を利用予約できる。この際には、併せて、任意のステーションを、共用車両を利用後に返却するためのステーション(帰着ステーション)として設定してもよい。あるいは、ユーザU2は、共用車両の利用予約をした後、所望のタイミングで、この帰着ステーションを設定してもよい。これにより、ユーザは、予約した共用車両に乗車して共用車両を利用できるようになり、その後、利用した共用車両を、設定した帰着ステーションに返却することで、乗り捨て型のワンウェイ・カーシェアリングシステムを利用できるようになっている。
一方、図1Aに示す場面において、ユーザU2が貸出ステーションとしてステーションST2を選択した場合には、ステーションST2には待機している共用車両が存在しないため、共用車両管理装置100は、ステーションST2には現在利用可能な共用車両が存在せず、ステーションST2からは共用車両の貸出を行うことができない旨の情報を、ユーザU2のユーザ端末装置400Xに送信する。もしくは、図1Aに示す場面において、ユーザU2が貸出ステーションとしてステーションST2を選択した場合には、共用車両管理装置100により、共用車両の貸出の受付ができない状態が維持される。
以上が本実施形態におけるワンウェイ・カーシェアリングシステムの基本構成である。本実施形態では、このようなワンウェイ・カーシェアリングシステムにおいて、ユーザが選択した貸出ステーションが現在利用できない場合には、その貸出ステーションを含む所定のステーションについての共用車両の貸出可否に関する情報を通知する。これにより、本実施形態では、ユーザが希望するステーションにて共用車両を利用できない場合であっても、ユーザに対して貸出希望のステーションを含む所定のステーションにて共用車両を利用するよう提案できるようになる。その結果、ユーザにより共用車両が利用される機会が増加し、共用車両の稼働率が向上する。
図1Bは、本実施形態の共用車両管理システム1000を示す構成図である。図1Bに示すように、本実施形態の共用車両管理システム1000は、共用車両管理装置100と、複数のユーザに利用される複数の共用車両V1〜Vn(以下、共用車両Vnと総称することもある)がそれぞれ備える車載装置200V1〜200Vn(以下、車載装置200Vnと総称することもある)と、複数のユーザがそれぞれ所持するユーザ端末装置400X〜400Z(以下、ユーザ端末装置400Xと総称することもある)と、を有する。本実施形態の共用車両管理システム1000を構成する、車載装置200V1〜200Vn、ユーザ端末装置400X〜400Zの台数は限定されない。
共用車両管理装置100、車載装置200V1〜200Vn及びユーザ端末装置400X〜400Zは、それぞれ通信装置(20、220、420)を備え、インターネット300などの電気通信回線網を介して相互に情報の授受が可能である。通信経路は有線であっても無線であってもよい。
本実施形態のユーザ端末装置400Xは、本発明の本実施形態に係るユーザ端末装置400Xに適用されるプログラムが格納されたROM(Read Only Memory)と、このROMに格納されたプログラムを実行することで、各機能を実行させる動作回路としてのCPU(Central Processing Unit)と、アクセス可能な記憶装置として機能するRAM(Random Access Memory)と、を備えるコンピュータである。本実施形態のユーザ端末装置400Xは、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、又はPDA(Personal Digital Assistant)その他の可搬型の端末装置であってもよい。
本実施形態のユーザ端末装置400Xは、各ユーザによる所望の貸出ステーションの共用車両Vnの利用を求める利用予約などの入力情報を受け付ける入力装置410と、共用車両管理装置100などの外部装置と通信を行う通信装置420と、各ユーザに情報を通知するための表示装置430と、ユーザによる共用車両Vnの利用の制御処理を実行する制御装置440とを備える。
ユーザ端末装置400Xの入力装置410としては、たとえば、ユーザの手操作による入力が可能なディスプレイ画面上に配置されるタッチパネル又はジョイスティックや、ユーザの音声による入力が可能なマイクなどの装置を用いることができる。表示装置430としては、ディスプレイなどが挙げられ、タッチパネル・ディスプレイを用いる場合には、入力装置410と兼用することができる。
本実施形態の制御装置440は、ユーザ端末装置400Xに備えられた図示しないGPS(Global Positioning System)受信機などの位置取得装置を用いて、ユーザ端末装置400Xを操作するユーザの現在位置の情報を取得し、取得した現在位置の情報を、通信装置420を介して、共用車両管理装置100に送信する。
また、制御装置440は、各ユーザによる共用車両Vnの利用を求める利用予約などの入力情報を受け付け、通信装置420を介して、共用車両管理装置100に送信する。なお、本実施形態では、共用車両Vnの利用予約としては、ユーザが利用予約を送信してから直ぐに共用車両Vnを利用開始する即時利用や、共用車両Vnを希望の時刻から利用開始する予約利用などを求める予約が挙げられる。
上述した利用予約には、ユーザのID情報、ユーザの現在位置の情報、ユーザが設定した貸出ステーションの情報、ユーザが利用しようとする共用車両VnのID情報、ユーザが設定した帰着ステーションの情報などが含まれる。なお、本実施形態のユーザ端末装置400Xは、必要に応じて、共用車両管理装置100から、各ステーションの情報や、各ステーションにおける利用候補の共用車両Vnの情報などを受信する。本実施形態では、帰着ステーションの設定は、このように利用予約を送信するタイミングで行ってもよいし、共用車両Vnの利用予約を送信した後で、共用車両Vnを利用中の所望のタイミングで行ってもよい。
加えて、本実施形態においては、ユーザ端末装置400Xは、ユーザに対して共用車両Vnの走行経路を案内するためのナビゲーション装置として機能するものであってもよい。この場合には、ユーザ端末装置400Xは、たとえば、予めユーザ端末装置400Xに備えられたROMなどに地図情報を記憶させておき、表示装置430に、地図情報とともに、ユーザが現在利用している共用車両Vnの現在位置と、ユーザが設定した帰着ステーションの位置とを表示し、共用車両Vnの現在位置から帰着ステーションまでの走行経路を案内するように構成することができる。
本実施形態の車載装置200Vnは、各共用車両Vnの現在位置を検出するGPS受信機210と、共用車両管理装置100などの外部装置と通信を行う通信装置220と、ユーザによる共用車両Vnの利用の制御処理を実行する制御装置230とを備える。
この車載装置200Vnは、ユーザ端末装置400Xの機能を利用した簡易な機構にしてもよい。例えば、GPS受信機や通信装置、経路演算および経路誘導装置などがユーザ端末装置400Xに搭載されている場合はその機能を利用し、車載装置200Vnは、次に示すユーザの認証のみを行うようにしてもよい。
本実施形態においては、制御装置230は、車載装置200Vnに備えらえた認証装置(不図示)を用いて、共用車両Vnに乗車したユーザが、該共用車両Vnの利用予約を行ったユーザと一致するか否かのユーザ認証を行う。たとえば、制御装置230は、認証装置として、NFC(Near Field Communication)による通信が可能な装置を用いて、ユーザが所有するユーザ端末装置400Xや会員カードなどからユーザのID情報を読み取り、さらに、通信装置220を介して共用車両管理装置100にアクセスして、共用車両Vnの予約情報を取得し、共用車両Vnに乗車したユーザのユーザ認証を行う。
また、制御装置230は、GPS受信機210を用いて取得した現在位置の情報を、通信装置220を介して、共用車両管理装置100に送信する。
さらに、制御装置230は、図示しないディスプレイやスピーカなどを用いて、共用車両管理装置100から送信された情報などを、ユーザに通知する。本実施形態では、制御装置230は、たとえば、共用車両管理装置100から、各ステーションの情報や、各ステーションにおける利用可能な共用車両Vnの情報などを受信して、ユーザに通知する。
なお、本実施形態においては、車載装置200Vnは、上述したユーザ端末装置400Xと同様に、共用車両Vnの現在位置から帰着ステーションまでの走行経路を案内するためのナビゲーション装置として機能するものであってもよい。
本実施形態の共用車両管理装置100は、共用車両管理システム1000のサーバとして機能し、カーシェアリングシステムを管理運営するための制御処理を実行する制御装置10と、車載装置200Vn及びユーザ端末装置400Xとそれぞれ相互に通信可能な通信装置20と、通信装置20により受信した情報、各共用車両Vnの情報、及び各ステーションの情報などを記憶するデータベース30とを備える。
本実施形態においては、制御装置10は、各ユーザ端末装置400X及び各車載装置200Vnから、通信装置20を介して受信した情報を、適宜データベース30に記憶させる。そして、制御装置10は、後述する各機能により、通信装置20が受信した情報、及びデータベース30に記憶させた情報に基づいて、ユーザによる共用車両Vnの利用及び返却の管理を行う。
たとえば、本実施形態においては、図2に示すように、地図上の所定の利用領域(図2に破線で示す領域)内にて、丸印で示すステーションが複数設けられ、ユーザがステーションST1で借りた共用車両Vnを利用し、その後共用車両VnをステーションST2に返却するような場面において、制御装置10は、ユーザによる共用車両Vnの利用及び返却の管理を行うことができる。なお、図2に示す例では、隣り合うステーション間の距離が等しくなるように、各ステーションが配置されているが、配置の態様はこれに限定されるものではない。
さらに、制御装置10は、ユーザがユーザ端末装置400Xや車載装置200Vnを用いて送信した利用予約に基づき、ユーザが設定した貸出ステーションが現在利用可能であるか否かを判定する。具体的には、貸出ステーションとして設定されたステーションに待機している共用車両Vnが存在し、且つその共用車両Vnが他のユーザにより貸出ステーションとして設定されていない場合には、現在利用可能であると判定する。
また、制御装置10は、ユーザが送信した利用予約に基づき、ユーザが設定した貸出ステーションが現在利用可能ではないと判定した場合には、当該ユーザに対して、同ステーションにおける共用車両Vnの貸出可否に関する貸出可否情報を送信する。貸出可否情報には、同ステーションが帰着ステーションとして予約された共用車両Vnの有無の情報、当該予約があった場合は、その共用車両Vnの貸出時間、利用開始時間、利用実績から予測される同ステーションへの到着予測時間と最長利用時間の情報などが含まれる。同ステーションが帰着ステーションとして予約済でありながら、当該予約を行ったユーザの利用開始前である場合には、制御装置10は、利用実績から得られる予約キャンセル率(ステーション別、利用者別)などの情報を貸出可否情報として送信してもよい。これら以外にも、制御装置10は、同ステーションが利用不可となっている原因に関連する情報を貸出可否情報として追加してもよい。さらに、制御装置10は、ユーザが設定した貸出ステーション以外の他のステーションにおける共用車両Vnの貸出可否に関する情報を、貸出可否情報として送信してもよい。同様に、制御装置10は、ユーザが帰着ステーションを設定した際に、設定された帰着ステーションが現在利用可能ではないと判定した場合には、当該ユーザに対して、帰着ステーションとして利用希望のステーションを含む所定のステーションにおける共用車両Vnの返却可否に関する帰着可否情報を送信する。これにより、本実施形態では、ユーザが希望するステーションを利用できない場合であっても、ユーザに対して利用希望のステーションを含む所定のステーションを利用するよう提案できるようになる。その結果、ユーザにより共用車両Vnが利用される機会が増加し、カーシェアリングシステムにおける共用車両Vnの稼働率が向上する。
本実施形態の共用車両管理装置100のデータベース30は、共用車両情報31と、ステーション情報32と、ユーザから受け付けた利用予約33及び利用実績34と、地図情報35とを記憶する。なお、図1Bに示す例では、データベース30を一つだけ設けた例を示したが、本実施形態の共用車両管理装置100では、データベース30を複数設け、各データベース30に、共用車両情報31、ステーション情報32、利用予約33、利用実績34及び地図情報35を別々に記憶してもよい。
ここで、共用車両情報31は、各共用車両Vnの情報であり、ステーション情報32は、各ステーションの情報である。
また、利用予約33は、各ユーザがユーザ端末装置400Xや車載装置200Vnを用いて、共用車両Vnの利用を求めるために入力した入力情報である。利用実績34は、各ユーザが共用車両Vnの利用を行った実績の情報などを記憶した情報であり、たとえば、各ユーザにより共用車両Vnが利用された際における、共用車両Vnの利用時間の情報などが挙げられる。
本実施形態の共用車両管理装置100の制御装置10は、図1Bに示すように、カーシェアリングシステムを管理運営する処理を実行するためのプログラムが格納されたROM(Read Only Memory)12と、このROM12に格納されたプログラムを実行することで、共用車両管理装置100として機能する動作回路としてのCPU(Central Processing Unit)11と、アクセス可能な記憶装置として機能するRAM(Random Access Memory)13とを備える。
共用車両管理装置100の制御装置10は、利用予約受付機能と、利用実績管理機能と、貸出判定機能と、貸出可否情報生成機能と、帰着可否情報生成機能と、通知機能と、返却受付機能とを実現する。本実施形態に係る共用車両管理装置100の制御装置10は、上記機能を実現するためのソフトウェアと、上述したハードウェアの協働により各機能を実現するコンピュータである。
以下において、共用車両管理装置100の制御装置10が実現する各機能についてそれぞれ説明する。
まず、本実施形態の制御装置10が実行する利用予約受付機能について説明する。制御装置10は、利用予約受付機能により、ユーザ端末装置400Xから、共用車両Vnの利用を求める利用予約を取得し、取得した利用予約の情報を、利用予約33としてデータベース30に記憶させる。なお、利用予約には、上述したように、ユーザのID情報、ユーザの現在位置の情報、ユーザが設定した貸出ステーションの情報、ユーザが利用しようとする共用車両VnのID情報、ユーザが設定した帰着ステーションの情報などが含まれる。
続いて、本実施形態の制御装置10が実行する利用実績管理機能について説明する。本実施形態では、制御装置10は、利用実績管理機能により、各ユーザが共用車両Vnを利用した際の利用時間等の情報を、利用実績34として、データベース30に記憶させる。なお、利用時間としては、ユーザが共用車両Vnの利用予約を送信した時点から、共用車両Vnが返却されるまでの時間であってもよいし、ユーザが共用車両Vnを利用開始した時点(共用車両Vnに乗車した時点や、共用車両Vnのイグニッションキースイッチや、パワースイッチなどをONにした時点)から、共用車両Vnが返却されるまでの時間であってもよい。そして、本実施形態では、制御装置10は、データベース30に記憶させた利用時間の情報に基づいて、各ステーションで貸し出された各共用車両Vnの平均利用時間を算出するとともに、最大利用時間を抽出する。この平均利用時間や最大利用時間は、たとえば、ステーションごとに、共用車両Vnの種類に応じて算出及び抽出される。具体的には、図1AのステーションST1を例に説明すると、共用車両V1が貸し出される際の平均利用時間や最大利用時間と、共用車両V1とは別の共用車両V2が貸し出される際の平均利用時間や最大利用時間とを、それぞれ算出及び抽出する。
また、制御装置10は、利用実績管理機能により、各ユーザが利用予約を送信してから、実際に共用車両Vnを利用開始するまでの平均時間である利用準備時間の情報を記憶する。本実施形態のカーシェアリングシステムでは、各ユーザは、ユーザ端末装置400Xを用いて利用予約を送信する際には、利用予約を送信した後、設定した貸出ステーションまで徒歩等で移動し、共用車両Vnに乗車して共用車両Vnの利用を開始する。本実施形態では、制御装置10は、このような利用予約の送信から、実際に共用車両Vnの利用が開始されるまでの時間の情報を各ユーザから受信し、この時間の平均値を利用準備時間としてデータベース30に記憶させる。
さらに、制御装置10は、利用実績管理機能により、各ユーザが利用予約を送信した後で、当該利用予約をキャンセルした実績に基づくキャンセル率の情報を記憶する。このキャンセル率は、たとえば、上述した平均利用時間や最大利用時間と同様に、ステーションごとに、共用車両Vnの種類に応じて算してもよい。
続いて、本実施形態の制御装置10が実行する貸出判定機能について説明する。本実施形態では、制御装置10は、貸出判定機能により、ユーザが利用予約にて設定した貸出ステーションが現在利用可能であるか否かを判定する。具体的には、制御装置10は、ユーザが貸出ステーションとして設定したステーションについて、現在待機している共用車両Vnが存在し、且つ他のユーザにより貸出ステーションとして設定されていない場合には、現在利用可能であると判定する。
続いて、本実施形態の制御装置10が実行する貸出可否情報生成機能について説明する。本実施形態では、制御装置10は、上述した貸出判定機能によりユーザが設定した貸出ステーションが現在利用可能ではないと判定された場合には、利用希望のステーションを含む所定のステーションにおける共用車両Vnの貸出可否に関する貸出可否情報を生成する。なお、生成された貸出可否情報は、後述する通知機能により、当該ユーザに送信される。
貸出可否情報としては、ユーザの現在位置から所定距離以内に存在するステーションが、貸出ステーションとして現在利用可能であるか否かの情報が挙げられる。たとえば、図3Aに示すように、ユーザの現在位置から所定距離以内に存在し、ユーザの現在位置から最も近いステーション(図3Aでは貸出ST候補の△△ビルとして記載した。)について、位置情報と、現在待機しており利用可能な共用車両Vnが存在するか否かの情報が挙げられる。なお、図3A及び後述する図3B〜3Dは、ユーザが貸出ステーション(貸出ST)及び帰着ステーション(帰着ST)のいずれも〇〇ホテルを設定した場面を示し、制御装置10が、ユーザのユーザ端末装置400Xに貸出可否情報を表示する例を示す図である。
また、貸出可否情報としては、データベース30に記憶された利用予約33に基づく、他のユーザから帰着ステーションとして設定されているか否かの情報が挙げられる。この際には、貸出可否情報には、図3Bに示すように、他のユーザが共用車両Vnを利用予約した時刻(図3Bに示す「受付時刻」)の情報、当該他のユーザが共用車両Vnを利用予約した後、実際に共用車両Vnを利用開始した時刻(図3Bに示す「利用開始」)の情報、当該他のユーザが共用車両Vnを返却すると予想される時刻(図3Bに示す「帰着予想時刻」)などの情報が含まれていてもよい。なお、図3Bでは、他のユーザから帰着ステーションとして設定されていることを、「帰着予約あり」と記載した。また、図3Bでは、貸出可否情報として、データベース30に記憶された利用実績34に基づき、△△ビルに返却される共用車両Vnの平均利用時間及び最大利用時間の情報もあわせて示した。なお、帰着予想時刻は、たとえば、制御装置10が、データベース30に記憶された利用実績34を参照して、各ユーザによる過去の共用車両Vnの利用実績や、特定のユーザによる過去の共用車両Vnの利用実績に基づいて算出することができる。
あるいは、貸出可否情報としては、ユーザの現在位置から最も近いステーションについて、図3Cに示すように、現在は待機している共用車両Vnが存在するものの、その待機している共用車両Vnの利用予約が他のユーザによりなされている旨の情報も挙げられる。この際には、貸出可否情報には、図3Cに示すように、当該他のユーザが共用車両Vnを利用予約した時刻(図3Cに示す「受付時刻」)の情報が含まれていてもよい。なお、図3Cでは、他のユーザから利用予約がなされていることを、「貸出予約あり」と記載した。また、図3Cに示す貸出可否情報には、△△ビルにて利用開始される共用車両Vnについて、データベース30に記憶された利用実績34に基づく、ユーザが利用予約を送信してから実際に共用車両Vnを利用開始するまでの利用準備時間の情報(図3Cに示す「利用準備時間」)も示した。さらに、貸出可否情報には、データベース30に記憶された利用実績34に基づき、そのステーションにおいて、各ユーザが利用予約を送信した後で、当該利用予約をキャンセルしたキャンセル率の情報が含まれていてもよい。
なお、上述した例では、ユーザの現在位置から所定距離以内に存在するステーションのうち、ユーザの現在位置から最も近いステーションに関する貸出可否情報を生成する例を示したが、生成する貸出可否情報としては、ユーザの現在位置から所定距離以内に存在する他の任意のステーションや、ユーザが設定した貸出ステーションから所定距離以内に存在する任意のステーションや、ユーザが共用車両Vnの貸出を希望する位置として予め設定した貸出希望位置から所定距離以内に存在する任意のステーションに関する情報であってもよい。
本実施形態では、制御装置10は、貸出可否情報生成機能により生成した貸出可否情報のすべてを、後述する通知機能によりユーザに通知してもよいが、生成した貸出可否情報のうち、優先度が高い特定の情報のみをユーザに通知してもよい。たとえば、制御装置10は、あるステーションについて、データベース30に記憶された利用予約33に基づく情報(たとえば、現在待機している共用車両Vnが存在しているか否かの情報や、他のユーザにより共用車両Vnが返却される予定があるか否かの情報など)を優先的にユーザに通知するようにし、ユーザが詳細な貸出可否情報を求めた場合には、データベース30に記憶された利用実績34に基づく貸出可否情報などを、さらにユーザに通知するようにしてもよい。また、ユーザ端末装置400Xのユーザが、予め貸出可否情報として通知を望む情報を設定しておいてもよい。本実施形態では、たとえば、図3Dに示すように、生成した貸出可否情報のうち、△△ビルのステーションについて、現在待機している共用車両Vnが存在しないものの、7〜10分後に他のユーザにより共用車両Vnが返却される予定がある旨(すなわち、他のユーザが、当該ステーションを帰着ステーションとして設定している旨)の情報のみを、ユーザに通知し、その後、ユーザからの要求に応じて、さらに他の貸出可否情報を通知するようにしてもよい。
続いて、本実施形態の制御装置10が実行する帰着可否情報生成機能について説明する。本実施形態では、制御装置10は、共用車両Vnを利用中又は利用しようとするユーザが、共用車両Vnを返却するための帰着ステーションを設定する際に、当該帰着ステーションが現在利用可能ではない場合には、利用希望のステーションを含む所定のステーションにおける共用車両Vnの返却可否に関する返却可否情報を生成する。帰着ステーションが現在利用可能ではない場合としては、たとえば、共用車両Vnが待機していることで、新たに共用車両Vnを駐車可能なスペースが存在しない場合や、共用車両Vnを駐車可能なスペースが存在するものの、当該スペースを帰着ステーションとして設定し、共用車両Vnを返却予定である他のユーザが存在する場合などが挙げられる。なお、生成された帰着可否情報は、後述する通知機能により、当該ユーザに送信される。
帰着可否情報としては、ユーザの現在位置から所定距離以内に存在するステーションが、帰着ステーションとして現在利用可能であるか否かの情報が挙げられる。たとえば、図4Aに示すように、ユーザの現在位置から所定距離以内に存在し、ユーザの現在位置から最も近いステーション(図4Aでは帰着ST候補の××駐車場として記載した。)について、位置情報と、共用車両Vnを返却可能なスペースが存在するか否かの情報が挙げられる。なお、図4A及び後述する図4B〜4Dは、ユーザが貸出ステーション(貸出ST)として〇〇ホテルを、帰着ステーション(帰着ST)として□□公園を設定した場面において、制御装置10が、ユーザのユーザ端末装置400Xに帰着可否情報を表示する例を示す図である。
また、帰着可否情報としては、データベース30に記憶された利用予約33に基づく、他のユーザにより当該ステーションが帰着ステーションとして設定されているか否かの情報を生成できる。この際には、帰着可否情報には、図4Bに示すように、当該他のユーザが共用車両Vnを利用予約した時刻(図4Bに示す「受付時刻」)の情報、当該他のユーザが共用車両Vnを利用予約した後、が実際に共用車両Vnを利用開始した時刻(図4Bに示す「利用開始」)の情報、当該他のユーザが共用車両Vnを返却すると予想される時刻(図4Bに示す「帰着予想時刻」)などの情報が含まれていてもよい。なお、図4Bでは、他のユーザから帰着ステーションとして設定されていることを、「帰着予約あり」と記載した。また、図4Bでは、帰着可否情報として、データベース30に記憶された利用実績34に基づき、××駐車場に返却される共用車両Vnの平均利用時間及び最大利用時間の情報もあわせて示した。
あるいは、帰着可否情報としては、ユーザの現在位置から最も近いステーションについて、図4Cに示すように、現在は待機している共用車両Vnが存在しており、新たに共用車両Vnを返却できるスペースがないものの、その待機している共用車両Vnの利用予約が他のユーザによりなされている旨の情報も挙げられる。この際には、帰着可否情報には、図4Cに示すように、当該他のユーザが共用車両Vnを利用予約した時刻(図4Cに示す「受付時刻」)の情報が含まれていてもよい。なお、図4Cでは、他のユーザから利用予約がなされていることを、「貸出予約あり」と記載した。また、図4Cに示す帰着可否情報には、××駐車場にて利用開始される共用車両Vnについて、データベース30に記憶された利用実績34に基づく、ユーザが利用予約を送信してから実際に共用車両Vnを利用開始するまでの利用準備時間の情報(図4Cに示す「利用準備時間」)も示した。さらに、帰着可否情報には、データベース30に記憶された利用実績34に基づき、そのステーションにおいて、各ユーザが利用予約を送信した後で、当該利用予約をキャンセルしたキャンセル率の情報が含まれていてもよい。
なお、上述した例では、ユーザの現在位置から所定距離以内に存在するステーションのうち、ユーザの現在位置から最も近いステーションに関する帰着可否情報を生成する例を示したが、生成する帰着可否情報としては、ユーザの現在位置から所定距離以内に存在する他の任意のステーションや、ユーザが設定した帰着ステーションから所定距離以内に存在する任意のステーションや、ユーザが共用車両Vnの返却を希望する位置として予め設定した返却希望位置から所定距離以内に存在する任意のステーションに関する情報であってもよい。
本実施形態では、制御装置10は、帰着可否情報生成機能により生成した帰着可否情報のすべてを、後述する通知機能によりユーザに通知してもよいが、生成した帰着可否情報について、上述した貸出可否情報と同様に、特定の情報のみをユーザに通知してもよい。この際において、ユーザが詳細な帰着可否情報を求めた場合には、さらに他の帰着可否情報をユーザに通知するようにしてもよい。
続いて、本実施形態の制御装置10が実行する通知機能について説明する。制御装置10は、通知機能により、各車載装置200Vn及び各ユーザ端末装置400Xと通信して、ユーザに対して、共用車両Vnの利用予約を受け付けた旨の情報などを通知する。また、制御装置10は、上述した貸出可否情報生成機能により生成した貸出可否情報、及び上述した帰着可否情報生成機能により生成した帰着可否情報のうち少なくとも一方を、上述した図3A〜3Dや図4A〜4Dに示す態様で通知する。
続いて、本実施形態の制御装置10が実行する返却受付機能について説明する。制御装置10の返却受付機能は、ユーザにより、車載装置200Vn又はユーザ端末装置400Xを介して送信される共用車両Vnの返却要求に応じて、共用車両Vnの返却を受け付ける機能である。
たとえば、図1Aに示すように、共用車両V2の帰着ステーションがステーションST2に設定されている場合には、ユーザU1が、共用車両V2をステーションST2に停車させた後で、車載装置200V2を操作して共用車両管理装置100に返却要求を送信することで、制御装置10は、共用車両V2の返却を受け付けることができる。
なお、ユーザが送信する返却要求には、ユーザが利用した共用車両VnのID情報及び現在位置情報が含まれており、制御装置10は、受信した返却要求に含まれる共用車両VnのID情報に基づき、データベース30に記憶された利用予約33の中から、該共用車両VnのID情報に対応する情報を読み出し、該共用車両Vnが、予め設定された帰着ステーションに位置しているか否かを判定し、共用車両Vnが帰着ステーションに位置していると判定された場合には、共用車両Vnが正しく返却されたものとして処理する。
本実施形態においては、以上のようにして、共用車両管理装置100の制御装置10が実現する各機能により、カーシェアリングシステムの管理運営が行われる。
本実施形態によれば、共用車両管理装置100の制御装置10は、ユーザが設定した貸出ステーションが現在利用可能ではない場合に、設定された貸出ステーションを含む所定のステーションに関する上述した貸出可否情報をユーザに通知する。また、共用車両管理装置100の制御装置10は、ユーザが設定した帰着ステーションが現在利用可能ではない場合に、設定された帰着ステーションを含む所定のステーションに関する上述した帰着可否情報をユーザに通知する。これにより、ユーザに対して他のステーションにて共用車両Vnを利用するよう提案できるようになり、その結果、ユーザにより共用車両Vnが利用される機会が増加し、カーシェアリングシステムにおける共用車両Vnの稼働率が向上する。
次いで、本実施形態の動作例を説明する。図5Aは、本実施形態の共用車両管理装置100が貸出可否情報をユーザに通知する制御手順を示すフローチャートである。なお、図5Aに示すフローチャートは、一のユーザが、一の共用車両Vnを利用するために利用予約を送信した場面において、ユーザが設定した貸出ステーションが現在利用可能ではない場合に、共用車両管理装置100が、上述した貸出可否情報をユーザに通知する制御手順を示すものである。
まず、ステップS101では、共用車両管理装置100の制御装置10は、ユーザのユーザ端末装置400Xから、ユーザの現在位置の情報を取得する。
ステップS102では、制御装置10は、ステップS101で取得したユーザの現在位置から、最も距離が近いステーションを検索し、検索されたステーションの情報をデータベース30のステーション情報32から抽出する。
ステップS103では、制御装置10は、ステップS102で抽出したステーションが、貸出ステーションとして現在利用可能であるか否かを判定する。そして、ステップS103において、抽出したステーションが貸出ステーションとして現在利用可能であると判定された場合には、ステップS104へ進む。一方、ステップS103において、抽出したステーションが貸出ステーションとして現在利用可能ではないと判定された場合には、ステップS106へ進む。
ステップS103において、抽出したステーションが貸出ステーションとして現在利用可能であると判定された場合には、ステップS104へ進み、ステップS104では、制御装置10は、ユーザから送信された利用予約を受け付ける。そして、ステップS105では、制御装置10は、利用予約を受け付けた旨を、通信装置20により、車載装置200Vnやユーザ端末装置400Xに送信することでユーザに通知し、本処理を終了する。
一方、ステップS103において、抽出したステーションが貸出ステーションとして現在利用可能ではないと判定された場合には、ステップS106へ進み、ステップS106では、制御装置10は、ステップS102で抽出したステーションに、現在駐車している共用車両Vnが存在するか否かを判定する。そして、ステップS106において、抽出したステーションに現在駐車している共用車両Vnが存在すると判定された場合には、ステップS107へ進む。一方、ステップS106において、抽出したステーションに現在駐車している共用車両Vnが存在しないと判定された場合には、ステップS108へ進む。
ステップS107では、制御装置10は、抽出したステーションに駐車されている共用車両Vnについて、データベース30に記憶された利用予約33及び利用実績34を参照し、上述した図3C,3Dに示すように、他のユーザによる利用予約(貸出予約)の有無の情報、及び利用予約のキャンセル率の情報をユーザに通知する。なお、図3C,3Dのようにユーザに情報を通知する際には、上述したように、まず優先度が高い特定の情報のみをユーザに通知するようにし、ユーザが詳細な情報を求めた場合には、それ以外の情報を、さらにユーザに通知するようにしてもよい。たとえば、制御装置10は、まず、データベース30に記憶された利用予約33に基づく情報(図3Cに示す利用予約(貸出予約)の有無の情報、受付時刻の情報など)を通知するようにし、その後、ユーザからの要求に応じて、データベース30に記憶された利用実績34に基づく情報(図3Cに示す利用準備時間の情報、キャンセル率の情報など)を通知するようにしてもよい。
ステップS108では、制御装置10は、ステップS102で抽出したステーションを帰着ステーションとして設定している他のユーザが存在するか否かを判定する。そして、ステップS108において、抽出したステーションを帰着ステーションとして設定している他のユーザが存在すると判定された場合には、ステップS109へ進む。一方、ステップS108において、抽出したステーションを帰着ステーションとして設定している他のユーザが存在しないと判定された場合には、ステップS111へ進む。
ステップS108において、抽出したステーションを帰着ステーションとして設定している他のユーザが存在すると判定された場合には、ステップS109へ進み、ステップS109では、制御装置10は、ユーザに対して、抽出したステーションについて、上述した図3Bに示すように、他のユーザにより帰着ステーションとして設定されている旨の情報を通知する。この際には、たとえば、制御装置10は、まず、データベース30に記憶された利用予約33に基づく情報(図3Bに示す、帰着ステーションの設定(帰着予約)の有無の情報、受付時刻の情報など)を通知するようにし、その後、ユーザからの要求に応じて、データベース30に記憶された利用実績34に基づく情報(図3Bに示す利用開始の情報、平均利用時間の情報、最大利用時間の情報、帰着予想時刻の情報など)を通知するようにしてもよい。
一方、ステップS108において、抽出したステーションを帰着ステーションとして設定している他のユーザが存在しないと判定された場合には、ステップS111へ進み、ステップS111では、制御装置10は、ユーザに対して、抽出したステーションについて、他のユーザにより帰着ステーションとして設定されていない旨の情報を通知する。
ステップS110では、制御装置10は、ステップS102で抽出したステーションが貸出ステーションとして利用可能となるまで待つ旨の返信が、ユーザから送信されたか否かを判定する。そして、ステップS110において、ステーションが利用可能となるまで待つ旨の返信がユーザから送信されたと判定された場合には、上述したステップS104へ進む。一方、ステップS110において、ステーションが利用可能となるまで待つ旨の返信がユーザから送信されていないと判定された場合には、ステップS112へ進み、ステップS112では、制御装置10は、ユーザの現在位置から、上述したステップS102で抽出したステーションの次に近いステーションを検索及び抽出し、上述したステップS103に戻る。
本実施形態では、以上のようにして、共用車両管理装置100が、貸出可否情報をユーザに通知する処理が行われる。
なお、本実施形態では、上述した貸出可否情報をユーザに通知する処理は、図5Bに示す方法で行ってもよい。図5Bは、貸出可否情報をユーザに通知する処理の他の例を示すフローチャートである。以下、図5Bを参照して利用予約受付処理の他の例を説明する。なお、図5Bに示す動作手順は、図5Aに示す動作手順と比較して、ステップS101、S102の手順を、ステップS201、S202に変更した以外は同じである。このため、図5Bには図5Aと同じステップ符号を付して、その説明に関する記載を本例に援用する。
まず、図5Bに示すステップS201では、制御装置10は、ユーザが共用車両Vnの貸し出しを希望する位置として設定した貸出希望位置の情報を受信する。
ステップS202では、制御装置10は、ステップS201で取得したユーザの貸出希望位置から、最も距離が近いステーションを検索し、検索されたステーションの情報を抽出する。
続くステップS103〜S112においては、制御装置10は、ステップS202で抽出したステーションについて、上述した図5Aのフローチャートと同様の手順を行う。
以上のとおり、図5Bに示す処理が行われる。
次いで、図6に示すフローチャートを参照して、共用車両Vnを利用中又は利用しようとしているユーザが、ユーザ端末装置400Xを用いて、共用車両Vnを返却するための帰着ステーションを設定する操作を行った場面において、共用車両管理装置100が、上述した帰着可否情報をユーザに通知する制御手順を示すものである。
まず、図6に示すステップS301では、制御装置10は、ユーザが設定した帰着ステーションが現在利用可能であるか否かを判定する。そして、ステップS301において、設定された帰着ステーションが現在利用可能ではないと判定された場合には、ステップS302へ進む。一方、ステップS301において、設定された帰着ステーションが現在利用可能であると判定された場合には、ステップS304へ進む。
ステップS302では、制御装置10は、ユーザが設定した帰着ステーションから最も距離が近いステーションを検索し、検索されたステーションの情報をデータベース30のステーション情報32から抽出する。
ステップS303では、制御装置10は、ステップS302で抽出したステーションが、帰着ステーションとして現在利用可能であるか否かを判定する。そして、ステップS303において、抽出したステーションが帰着ステーションとして現在利用可能であると判定された場合には、ステップS304へ進む。一方、ステップS303において、抽出したステーションが帰着ステーションとして現在利用可能ではないと判定された場合には、ステップS306へ進む。
ステップS303において、抽出したステーションが帰着ステーションとして現在利用可能であると判定された場合には、ステップS304へ進み、ステップS304では、制御装置10は、ユーザが設定した帰着ステーションを受け付ける。そして、ステップS305では、制御装置10は、帰着ステーションを受け付けた旨を、通信装置20により、車載装置200Vnやユーザ端末装置400Xに送信することでユーザに通知し、本処理を終了する。
一方、ステップS303において、抽出したステーションが貸出ステーションとして現在利用可能ではないと判定された場合には、ステップS306へ進み、ステップS306では、制御装置10は、ステップS302で抽出したステーションに、現在駐車している共用車両Vnが存在するか否かを判定する。そして、ステップS306において、抽出したステーションに現在駐車している共用車両Vnが存在すると判定された場合には、ステップS307へ進む。一方、ステップS306において、抽出したステーションに現在駐車している共用車両Vnが存在しないと判定された場合には、ステップS309へ進む。
ステップS306において、抽出したステーションに現在駐車している共用車両Vnが存在すると判定された場合には、ステップS307へ進み、ステップS307では、制御装置10は、抽出したステーションに駐車されている共用車両Vnについて、データベース30に記憶された利用予約33及び利用実績34を参照し、上述した図4C,4Dに示すように、他のユーザによる利用予約(貸出予約)の有無の情報、及び利用予約のキャンセル率の情報をユーザに通知する。なお、図4C,4Dのようにユーザに情報を通知する際には、上述したように、まず優先度が高い特定の情報のみをユーザに通知するようにし、ユーザが詳細な情報を求めた場合には、それ以外の情報を、さらにユーザに通知するようにしてもよい。たとえば、制御装置10は、まず、データベース30に記憶された利用予約33に基づく情報(図4Cに示す利用予約(貸出予約)の有無の情報、受付時刻の情報など)を通知するようにし、その後、ユーザからの要求に応じて、データベース30に記憶された利用実績34に基づく情報(図4Cに示す利用準備時間の情報、キャンセル率の情報など)を通知するようにしてもよい。
ステップS308では、制御装置10は、ステップS302で抽出したステーションが帰着ステーションとして利用可能となるまで待つ旨の返信が、ユーザから送信されたか否かを判定する。そして、ステップS308において、ステーションが利用可能となるまで待つ旨の返信がユーザから送信されたと判定された場合には、上述したステップS304へ進む。一方、ステップS308において、ステーションが利用可能となるまで待つ旨の返信がユーザから送信されていないと判定された場合には、ステップS312へ進み、ステップS312では、制御装置10は、ユーザが設定した帰着ステーションの位置から、上述したステップS302で抽出したステーションの次に近いステーションを検索及び抽出し、上述したステップS303に戻る。
一方、ステップS306において、抽出したステーションに現在駐車している共用車両Vnが存在しないと判定された場合には、ステップS309へ進み、ステップS309では、制御装置10は、ステップS302で抽出したステーションを帰着ステーションとして設定している他のユーザが存在するか否かを判定する。そして、ステップS309において、抽出したステーションを帰着ステーションとして設定している他のユーザが存在すると判定された場合には、ステップS310へ進む。一方、ステップS309において、抽出したステーションを帰着ステーションとして設定している他のユーザが存在しないと判定された場合には、ステップS311へ進む。
ステップS309において、抽出したステーションを帰着ステーションとして設定している他のユーザが存在すると判定された場合には、ステップS310へ進み、ステップS310では、制御装置10は、抽出したステーションについて、上述した図4Bに示すように、他のユーザにより帰着ステーションとして設定されている旨の情報をユーザに通知する。この際には、たとえば、制御装置10は、まず、データベース30に記憶された利用予約33に基づく情報(図4Bに示す、帰着ステーションの設定(帰着予約)の有無の情報、受付時刻の情報など)を通知するようにし、その後、ユーザからの要求に応じて、データベース30に記憶された利用実績34に基づく情報(図4Bに示す利用開始の情報、平均利用時間の情報、最大利用時間の情報、帰着予想時刻の情報など)を通知するようにしてもよい。
一方、ステップS309において、抽出したステーションを帰着ステーションとして設定している他のユーザが存在しないと判定された場合には、ステップS311へ進み、ステップS311では、制御装置10は、ユーザに対して、抽出したステーションについて、他のユーザにより帰着ステーションとして設定されていない旨の情報を通知し、上述したステップS312へ進む。
本実施形態では、以上のようにして、共用車両管理装置100が、帰着可否情報をユーザに通知する処理が行われる。
本発明に係る共用車両管理システムの実施形態は、以上のように構成され動作するので、以下の効果を奏する。
[1]本実施形態では、ユーザが設定した貸出ステーションが現在利用可能ではない場合に、設定された貸出ステーションを含む所定のステーションに関する上述した貸出可否情報をユーザに通知する。これにより、ユーザに対して所定のステーションにて共用車両Vnを利用するよう提案できるようになり、その結果、ユーザにより共用車両Vnが利用される機会が増加し、カーシェアリングシステムにおける共用車両Vnの稼働率が向上する。
[2]本実施形態では、貸出可否情報は、上記所定のステーションについて、いずれかのユーザにより帰着ステーションとして設定されているか否かの情報、及び各ユーザによる利用実績の情報を含むため、ユーザは、利用可能性があるステーションの情報を詳細に得ることができるようになり、その結果、カーシェアリングシステムの利便性が向上する。
[3]本実施形態では、上記所定のステーションに共用車両Vnが存在し、且つ当該共用車両Vnが利用予約されている場合には、貸出可否情報は、当該利用予約が行われた時刻の情報、利用予約から実際に共用車両Vnが利用開始されるまでの利用準備時間の情報、及び利用予約のキャンセル率の情報を少なくとも1つ含むため、ユーザは、利用できないステーションの情報を詳細に得ることができるようになり、その結果、カーシェアリングシステムの利便性が向上する。
[4]本実施形態では、上記所定のステーションに共用車両Vnが存在せず、且ついずれかのユーザにより当該ステーションが帰着ステーションとして設定されている場合には、貸出可否情報は、当該帰着ステーションを設定したユーザが利用する共用車両Vnの利用予約の時刻の情報、そのユーザにより当該共用車両Vnが利用開始された時刻の情報、並びに各ユーザによる共用車両Vnの平均利用時間及び/又は最大利用時間の情報を少なくとも1つ含むため、ユーザは、利用可能性があるステーションの情報を詳細に得ることができるようになり、その結果、カーシェアリングシステムの利便性が向上する。
[5]本実施形態では、貸出可否情報を生成する所定のステーションとして、ユーザの現在位置から所定距離以内のステーション(特に、ユーザの現在位置から最も近いステーション)や、ユーザが設定した貸出希望位置から所定距離以内のステーション(特に、貸出希望位置から最も近いステーション)を選択できるため、ユーザにとって徒歩等でアクセスし易く便利なステーションの情報をユーザに提供できるようになり、その結果、カーシェアリングシステムの利便性が向上する。
[6]本実施形態では、ユーザが設定した帰着ステーションが現在利用可能ではない場合に、設定された帰着ステーションを含む所定のステーションに関する上述した帰着可否情報をユーザに通知する。これにより、ユーザに対して所定のステーションにて共用車両Vnを利用するよう提案できるようになり、その結果、ユーザにより共用車両Vnが利用される機会が増加し、カーシェアリングシステムにおける共用車両Vnの稼働率が向上する。
[7]本実施形態では、帰着可否情報は、上記所定のステーションについて、いずれかのユーザにより貸出ステーションとして設定されているか否かの情報、及び各ユーザによる利用実績の情報を含むため、ユーザは、利用可能性があるステーションの情報を詳細に得ることができるようになり、その結果、カーシェアリングシステムの利便性が向上する。
[8]本実施形態では、上記所定のステーションに共用車両Vnが存在し、且つ当該ステーションを貸出ステーションとして設定する利用予約が他のユーザによりなされている場合には、帰着可否情報は、当該利用予約が行われた時刻の情報、利用予約から実際に共用車両Vnが利用開始されるまでの利用準備時間の情報、及び利用予約のキャンセル率の情報を少なくとも1つ含むため、ユーザは、利用可能性があるステーションの情報を詳細に得ることができるようになり、その結果、カーシェアリングシステムの利便性が向上する。
[9]本実施形態では、上記所定のステーションに共用車両Vnが存在せず、且ついずれかのユーザにより当該ステーションが帰着ステーションとして設定されている場合には、帰着可否情報は、当該帰着ステーションを設定したユーザが利用する共用車両Vnの利用予約の時刻の情報、そのユーザにより当該共用車両Vnが利用開始された時刻の情報、並びに各ユーザによる共用車両Vnの平均利用時間及び/又は最大利用時間の情報を少なくとも1つ含むため、ユーザは、利用できないステーションの情報を詳細に得ることができるようになり、その結果、カーシェアリングシステムの利便性が向上する。
[10]本実施形態では、帰着可否情報を生成する所定のステーションとして、ユーザの現在位置から所定距離以内のステーション(特に、ユーザの現在位置から最も近いステーション)や、ユーザが設定した返却希望位置から所定距離以内のステーション(特に、返却希望位置から最も近いステーション)を選択できるため、ユーザにとってアクセスし易く便利なステーションの情報をユーザに提供できるようになり、その結果、カーシェアリングシステムの利便性が向上する。
[11]本実施形態の共用車両管理方法を実行すると、上述の作用及び効果を奏する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、これらの実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
なお、上述した実施形態において、共用車両管理装置100の制御装置10は本発明の受付管理手段、貸出判定手段、通知手段、帰着管理手段、帰着判定手段、位置取得手段及び貸出判定手段に、共用車両管理装置100のデータベース30は本発明の第1記憶手段及び第2記憶手段に、それぞれ相当する。
1000…共用車両管理システム
100…共用車両管理装置
10…制御装置
20…通信装置
30…データベース
V1〜Vn…共用車両
200V1〜200Vn…車載装置
300…インターネット
400X〜400Z…ユーザ端末装置
【0002】
発明の効果
[0007]
本発明によれば、ユーザに対して、共用車両の貸出を希望するステーションを含む所定のステーションにおける、共用車両の貸出可否に関する情報を通知するため、ユーザが希望するステーションにて共用車両を利用できない場合であっても、ユーザに対して利用希望のステーションや他のステーションにて共用車両を利用するよう提案できるようになる。その結果、ユーザにより共用車両が利用される機会が増加し、共用車両の稼働率が向上する。
図面の簡単な説明
[0008]
[図1A]本発明の実施形態に係る共用車両管理装置を備えた共用車両管理システムにおいて、ユーザが共用車両を利用する方法の一例を示す概要図である。
[図1B]本発明の実施形態に係る共用車両管理装置を備えた共用車両管理システムの構成図である。
[図2]図1Bの共用車両管理システムが管理する共用車両が配置されるステーションを示す図である。
[図3]ユーザに通知する貸出可否情報の例を示す図である。
[図4]ユーザに通知する帰着可否情報の例を示す図である。
[図5A]本発明の実施形態に係る共用車両管理装置により、ユーザに貸出可否情報を通知する制御手順の一例を示すフローチャートである。
[図5B]本発明の実施形態に係る共用車両管理装置により、ユーザに貸出可否情報を通知する制御手順の他の例を示すフローチャートである。
[図6]本発明の実施形態に係る共用車両管理装置により、ユーザに帰着可否情報を通知する制御手順の他の例を示すフローチャートである。
発明を実施するための形態
[0009]
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態に係る共用車両管理装置について説明する。本実施形態では、共用車両管理装置を、複数のユーザが複数のステーションに配置された複数の共用車両を共用するカーシェアリングシステムを管理運営する共用車両管理システムに適用した例を用いて説明する。
【0014】
出希望位置から所定距離以内に存在する任意のステーションに関する情報であってもよい。
[0049]
本実施形態では、制御装置10は、貸出可否情報生成機能により生成した貸出可否情報のすべてを、後述する通知機能によりユーザに通知してもよいが、生成した貸出可否情報のうち、優先度が高い特定の情報のみをユーザに通知してもよい。たとえば、制御装置10は、あるステーションについて、データベース30に記憶された利用予約33に基づく情報(たとえば、現在待機している共用車両Vnが存在しているか否かの情報や、他のユーザにより共用車両Vnが返却される予定があるか否かの情報など)を優先的にユーザに通知するようにし、ユーザが詳細な貸出可否情報を求めた場合には、データベース30に記憶された利用実績34に基づく貸出可否情報などを、さらにユーザに通知するようにしてもよい。また、ユーザ端末装置400Xのユーザが、予め貸出可否情報として通知を望む情報を設定しておいてもよい。本実施形態では、たとえば、図3Dに示すように、生成した貸出可否情報のうち、△△ビルのステーションについて、現在待機している共用車両Vnが存在しないものの、7〜10分後に他のユーザにより共用車両Vnが返却される予定がある旨(すなわち、他のユーザが、当該ステーションを帰着ステーションとして設定している旨)の情報のみを、ユーザに通知し、その後、ユーザからの要求に応じて、さらに他の貸出可否情報を通知するようにしてもよい。
[0050]
続いて、本実施形態の制御装置10が実行する帰着可否情報生成機能について説明する。本実施形態では、制御装置10は、共用車両Vnを利用中又は利用しようとするユーザが、共用車両Vnを返却するための帰着ステーションを設定する際に、当該帰着ステーションが現在利用可能ではない場合には、利用希望のステーションを含む所定のステーションにおける共用車両Vnの返却可否に関する帰着可否情報を生成する。帰着ステーションが現在利用可能ではない場合としては、たとえば、共用車両Vnが待機していることで、新たに共用車両Vnを駐車可能なスペースが存在しない場合や、共用車

Claims (18)

  1. 複数のユーザに共用される複数の共用車両を管理する共用車両管理装置であって、
    前記ユーザから送信された情報を受信情報として記憶する第1記憶手段と、
    前記共用車両を貸出及び返却することができる複数のステーションの情報を記憶するとともに、前記ユーザによる前記共用車両の利用実績の情報を記憶する第2記憶手段と、
    前記ユーザが前記共用車両の貸出を希望するステーションとして設定した貸出ステーションの情報を含む前記共用車両の利用予約を前記ユーザから受け付けて、前記第1記憶手段に記憶させる受付管理手段と、
    前記利用予約においてユーザにより設定された貸出ステーションが、現在利用可能であるか否かを判定する貸出判定手段と、
    前記ユーザにより設定された貸出ステーションが現在利用可能ではないと判定された場合には、当該ユーザに対して、当該ユーザにより設定された貸出ステーションを含む所定のステーションにおける、前記共用車両の存在有無の情報を含む貸出可否情報を通知する通知手段と、を備える共用車両管理装置。
  2. 前記共用車両を利用中又は利用しようとするユーザが、前記共用車両を利用後に返却するためのステーションとして設定した帰着ステーションの情報を取得して、前記第1記憶手段に記憶させる帰着管理手段と、
    前記第1記憶手段に記憶された情報を参照して、前記所定のステーションについて、いずれかのユーザにより前記帰着ステーションとして設定されているか否かを判定する帰着判定手段と、をさらに備え、
    前記貸出可否情報は、他のユーザにより前記帰着ステーションとして設定されているか否かの情報、前記第1記憶手段に記憶された前記受信情報、及び前記第2記憶手段に記憶された前記利用実績に基づく情報のうち少なくとも1つを含む請求項1に記載の共用車両管理装置。
  3. 前記所定のステーションに前記共用車両が存在し、且つ当該共用車両が他のユーザにより利用予約されている場合には、
    前記第1記憶手段に記憶された前記受信情報は、当該他のユーザによる利用予約が行われた時刻の情報を含み、
    前記第2記憶手段に記憶された前記利用実績に基づく情報は、各ユーザによる当該共用車両が利用予約された時刻から実際に前記共用車両が利用開始されるまでの実績に基づく平均時間の情報、及び各ユーザにより当該共用車両について利用予約された後で、当該利用予約がキャンセルされた実績に基づくキャンセル率の情報のうち少なくとも1つを含む請求項2に記載の共用車両管理装置。
  4. 前記所定のステーションに前記共用車両が存在せず、且ついずれかのユーザにより当該ステーションが帰着ステーションとして設定されている場合には、
    前記第1記憶手段に記憶された前記受信情報は、当該帰着ステーションを設定したユーザによる利用予約の時刻の情報、及び当該帰着ステーションを設定したユーザが前記共用車両を利用開始した時刻の情報のうち少なくとも1つを含み、
    前記第2記憶手段に記憶された前記利用実績に基づく情報は、各ユーザによる前記共用車両の利用予約の時刻を起点として、前記共用車両が返却されるまでの実績に基づく平均利用時間及び/又は最大利用時間の情報、並びに各ユーザによる前記共用車両の利用開始時刻を起点として、前記共用車両が返却されるまでの実績に基づく平均利用時間及び/又は最大利用時間の情報のうち少なくとも1つを含む請求項2に記載の共用車両管理装置。
  5. 前記ユーザの現在位置の情報を取得する位置取得手段をさらに備え、
    前記通知手段は、前記利用予約を受け付けたユーザに対して、当該ユーザの現在位置から所定距離以内に存在するステーションについての前記貸出可否情報を通知する請求項1〜4の何れか一項に記載の共用車両管理装置。
  6. 前記通知手段は、前記利用予約を受け付けたユーザに対して、当該ユーザの現在位置から最も近い位置に存在するステーションについての前記貸出可否情報を通知する請求項5に記載の共用車両管理装置。
  7. 前記利用予約は、前記ユーザが前記共用車両の貸出を希望する位置として設定した貸出希望位置の情報を含み、
    前記通知手段は、前記利用予約を受け付けたユーザに対して、当該ユーザが設定した前記貸出希望位置から所定距離以内に存在するステーションについての前記貸出可否情報を通知する請求項1〜6の何れか一項に記載の共用車両管理装置。
  8. 前記通知手段は、前記利用予約を受け付けたユーザに対して、当該ユーザが設定した前記貸出希望位置から最も近い位置に存在するステーションについての前記貸出可否情報を通知する請求項7に記載の共用車両管理装置。
  9. 複数のユーザに共用される複数の共用車両を管理する共用車両管理装置であって、
    前記ユーザから送信された情報を受信情報として記憶する第1記憶手段と、
    前記共用車両を貸出及び返却することができる複数のステーションの情報を記憶するとともに、前記ユーザによる前記共用車両の利用実績の情報を記憶する第2記憶手段と、
    前記ユーザが前記共用車両の貸出を希望するステーションとして設定した貸出ステーションの情報を含む前記共用車両の利用予約を前記ユーザから受け付けて、前記第1記憶手段に記憶させる受付管理手段と、
    前記共用車両を利用中又は利用しようとするユーザが、前記共用車両を利用後に返却するためのステーションとして設定した帰着ステーションの情報を取得して、前記第1記憶手段に記憶させる帰着管理手段と、
    前記利用予約においてユーザにより設定された帰着ステーションが、現在利用可能であるか否かを判定する帰着判定手段と、
    前記ユーザにより設定された帰着ステーションが現在利用可能ではないと判定された場合には、当該ユーザに対して、当該ユーザにより設定された帰着ステーションを含む所定のステーションにおける、前記共用車両を返却可能なスペースの存在有無の情報を含む返却可否情報を通知する通知手段と、を備える共用車両管理装置。
  10. 前記第1記憶手段に記憶された情報を参照して、前記所定のステーションについて、いずれかのユーザにより前記貸出ステーションとして設定されているか否かを判定する貸出判定手段をさらに備え、
    前記返却可否情報は、他のユーザにより前記貸出ステーションとして設定されているか否かの情報、前記第1記憶手段に記憶された前記受信情報、及び前記第2記憶手段に記憶された前記利用実績に基づく情報のうち少なくとも1つを含む請求項9に記載の共用車両管理装置。
  11. 前記所定のステーションに前記共用車両が存在し、且つ当該ステーションを貸出ステーションとして設定する利用予約が他のユーザによりなされている場合には、
    前記第1記憶手段に記憶された前記受信情報は、当該利用予約が行われた時刻の情報を含み、
    前記第2記憶手段に記憶された前記利用実績に基づく情報は、各ユーザによる当該共用車両が利用予約された時刻から実際に前記共用車両が利用開始されるまでの実績に基づく平均時間の情報、及び各ユーザにより当該共用車両について利用予約された後で、当該利用予約がキャンセルされた実績に基づくキャンセル率の情報のうち、なくとも1つを含む請求項10に記載の共用車両管理装置。
  12. 前記所定のステーションに前記共用車両が存在せず、且ついずれかのユーザにより当該ステーションが帰着ステーションとして設定されている場合には、
    前記第1記憶手段に記憶された前記受信情報は、当該帰着ステーションを設定したユーザによる利用予約の時刻の情報、及び当該帰着ステーションを設定したユーザが前記共用車両を利用開始した時刻の情報のうち少なくとも1つを含み、
    前記第2記憶手段に記憶された前記利用実績に基づく情報は、各ユーザによる前記共用車両の利用予約の時刻を起点として、前記共用車両が返却されるまでの実績に基づく平均利用時間及び/又は最大利用時間の情報、並びに各ユーザによる前記共用車両の利用開始時刻を起点として、前記共用車両が返却されるまでの実績に基づく平均利用時間及び/又は最大利用時間の情報のうち少なくとも1つを含む請求項10に記載の共用車両管理装置。
  13. 前記ユーザの現在位置の情報を取得する位置取得手段をさらに備え、
    前記通知手段は、前記帰着ステーションを設定したユーザに対して、当該ユーザの現在位置から所定距離以内に存在するステーションについての前記返却可否情報を通知する請求項9〜12の何れか一項に記載の共用車両管理装置。
  14. 前記通知手段は、前記帰着ステーションを設定したユーザに対して、当該ユーザの現在位置から最も近い位置に存在するステーションについての前記返却可否情報を通知する請求項13に記載の共用車両管理装置。
  15. 前記利用予約は、前記ユーザが前記共用車両の返却を希望する位置として設定した返却希望位置の情報を含み、
    前記通知手段は、前記帰着ステーションを設定したユーザに対して、当該ユーザが設定した前記返却希望位置から所定距離以内に存在するステーションについての前記返却可否情報を通知する請求項9〜14の何れか一項に記載の共用車両管理装置。
  16. 前記通知手段は、前記帰着ステーションを設定したユーザに対して、当該ユーザが設定した前記返却希望位置から最も近い位置に存在するステーションについての前記返却可否情報をさらに通知する請求項15に記載の共用車両管理装置。
  17. 複数のユーザに共用される複数の共用車両を管理するコンピュータが、
    第1記憶媒体に、前記ユーザから送信された情報を記憶させるステップと、
    第2記憶媒体に、前記共用車両を貸出及び返却することができる複数のステーションの情報を記憶させるとともに、前記ユーザによる前記共用車両の利用実績の情報を記憶させるステップと、
    前記ユーザが前記共用車両の貸出を希望するステーションとして設定した貸出ステーションの情報を含む前記共用車両の利用予約を受け付けて、前記第1記憶媒体に記憶させるステップと、
    前記利用予約においてユーザにより設定された貸出ステーションが、現在利用可能であるか否かを判定するステップと、
    前記ユーザにより設定された貸出ステーションが現在利用可能ではないと判定された場合には、当該ユーザに対して、当該ユーザにより設定された貸出ステーションを含む所定のステーションにおける、前記共用車両の存在有無の情報を含む貸出可否情報を通知するステップと、を実行する共用車両管理方法。
  18. 複数のユーザに共用される複数の共用車両を管理するコンピュータが、
    第1記憶媒体に、前記ユーザから送信された情報を記憶させるステップと、
    第2記憶媒体に、前記共用車両を貸出及び返却することができる複数のステーションの情報を記憶させるとともに、前記ユーザによる前記共用車両の利用実績の情報を記憶させるステップと、
    前記ユーザが前記共用車両の貸出を希望するステーションとして設定した貸出ステーションの情報を含む前記共用車両の利用予約を受け付けて、前記第1記憶媒体に記憶させるステップと、
    前記共用車両を利用中又は利用しようとするユーザが、前記共用車両を利用後に返却するためのステーションとして設定した帰着ステーションの情報を取得して、前記第1記憶媒体に記憶させるステップと、
    前記利用予約においてユーザにより設定された帰着ステーションが、現在利用可能であるか否かを判定するステップと、
    前記ユーザにより設定された帰着ステーションが、現在利用可能ではないと判定された場合には、当該ユーザに対して、当該ユーザにより設定された帰着ステーションを含む所定のステーションにおける、前記共用車両を返却可能なスペースの存在有無の情報を含む返却可否情報を通知するステップと、を実行する共用車両管理方法。
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