JPWO2016027663A1 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】路面の状態に影響されず、操舵トルクを舵角及び舵角速度に応じた値になるように制御することにより、所望の操舵トルクを実現できる電動パワーステアリング装置を提供する。【解決手段】操舵トルク及び車速に基づいて演算された電流指令値に基づいてモータを駆動することにより、操舵系をアシスト制御する電動パワーステアリング装置において、SAT値に基づいてSAT補償値を演算するSAT補償値演算部と、SAT補償値、舵角及び舵角速度に基づいて操舵反力補償値を演算する操舵反力補償値演算部とを備え、操舵反力補償値で電流指令値を補正する。また、トーションバーの捩れ角を、操舵角に応じた値に追従するように制御する。【選択図】図3

Description

本発明は、操舵トルク及び車速に基づいて演算された電流指令値によってモータを駆動し、車両の操舵系にアシスト力を付与するようにした電動パワーステアリング装置に関し、特に舵角、舵角速度及びSAT(セルフアライニングトルク)補償値に基づく操舵反力補償値を用いて電流指令値を補正することにより、或いはトーションバーの捩れ角を操舵角に応じた値に追従するように制御することにより、路面の状態に影響されず、舵角及び舵角速度に対して、或いは舵角に対して同等の操舵トルクを実現できる高性能な電動パワーステアリング装置に関する。
車両の操舵系にモータの回転力でアシスト力を付与する電動パワーステアリング装置(EPS)は、モータの駆動力を減速機を介してギア又はベルト等の伝達機構により、ステアリングシャフト或いはラック軸にアシスト力を付与するようになっている。かかる従来の電動パワーステアリング装置は、アシスト力のトルクを正確に発生させるため、モータ電流のフィードバック制御を行っている。フィードバック制御は、電流指令値とモータ電流検出値との差が小さくなるようにモータ印加電圧を調整するものであり、モータ印加電圧の調整は、一般的にPWM(パルス幅変調)制御のデューティの調整で行っている。
電動パワーステアリング装置の一般的な構成を図1に示して説明すると、ハンドル1のコラム軸(ステアリングシャフト、ハンドル軸)2は減速ギア3、ユニバーサルジョイント4a及び4b、ピニオンラック機構5、タイロッド6a,6bを経て、更にハブユニット7a,7bを介して操向車輪8L,8Rに連結されている。また、コラム軸2には、ハンドル1の操舵トルクを検出するトルクセンサ10が設けられており、ハンドル1の操舵力を補助するモータ20が減速ギア3を介してコラム軸2に連結されている。電動パワーステアリング装置を制御するコントロールユニット(ECU)30には、バッテリ13から電力が供給されると共に、イグニションキー11を経てイグニションキー信号が入力される。コントロールユニット30は、トルクセンサ10で検出された操舵トルクThと車速センサ12で検出された車速Velとに基づいてアシスト指令の電流指令値の演算を行い、演算された電流指令値に補償等を施した電圧制御値Vrefによってモータ20に供給する電流を制御する。舵角センサ14は必須のものではなく、配設されていなくても良く、モータ20に連結されたレゾルバ等の回転センサから得ることもできる。
コントロールユニット30には、車両の各種情報を授受するCAN(Controller Area Network)40が接続されており、車速VelはCAN40から受信することも可能である。また、コントロールユニット30には、CAN40以外の通信、アナログ/ディジタル信号、電波等を授受する非CAN41も接続可能である。
このような電動パワーステアリング装置において、コントロールユニット30は主としてCPU(MPUやMCUを含む)で構成されるが、そのCPU内部においてプログラムで実行される一般的な機能を示すと、例えば図2に示されるような構成となっている。
図2を参照してコントロールユニット30の機能及び動作を説明すると、トルクセンサ10からの操舵トルクTh及び車速センサ12からの車速Velは電流指令値演算部31に入力され、電流指令値演算部31は操舵トルクTh及び車速Velに基づいてアシストマップ等を用いて電流指令値Iref1を演算する。演算された電流指令値Iref1は加算部32Aで、特性を改善するための補償部34からの補償信号CMと加算され、加算された電流指令値Iref2が電流制限部33で最大値を制限され、最大値を制限された電流指令値Irefmが減算部32Bに入力され、モータ電流検出値Imと減算される。
減算部32Bでの減算結果である偏差I(=Irefm−Im)はPI制御部35でPI制御され、PI制御された電圧制御値VrefがPWM制御部36に入力されてデューティを演算され、PWM信号でインバータ37を介してモータ20をPWM駆動する。モータ20のモータ電流値Imはモータ電流検出器38で検出され、減算部32Bに入力されてフィードバックされる。また、モータ20にはレゾルバ等の回転センサ21が連結されており、操舵角θが出力される。
補償部34は、検出若しくは推定されたセルフアライニングトルク(SAT)を加算部344で慣性補償値342と加算し、その加算結果に更に加算部345で収れん性制御値341を加算し、その加算結果を補償信号CMとして加算部32Aに入力し、電流指令値の特性改善を行う。
このように、従来の電動パワーステアリング装置では、運転者の手入力にて加えた操舵トルクをトーションバーの捩れトルクをトルクセンサで検出し、主にそのトルクに応じたアシスト電流としてモータ電流を制御している。そのため、路面の状態(例えば傾斜、低μ路等)の違いにより、操舵角によって異なる操舵トルクとなってしまうことがある。
特許第5074971号公報 特許第5208894号公報
路面の状態に影響されず、操舵角に対して同等の操舵トルクを実現する電動パワーステアリング装置を提案する先行技術として、特許第5074971号公報(特許文献1)に示されるものがある。特許文献1の電動パワーステアリング装置では、ステアリング軸反力トルク(SAT)を考慮することにより、操舵トルクのオンセンター感を維持したままヒステリシス幅の変化を抑え、操舵フィーリングを良好なものとするため、ステアリング軸反力トルクを検出するステアリング軸反力トルク検出手段と、少なくとも切り戻し状態を判定する操舵状態判定手段とを備え、切り戻し状態と判定された場合、ステアリング軸反力トルクに基づいて基本アシスト指令値を増加する方向に補正している。
しかしながら、特許文献1の電動パワーステアリング装置では、ステアリング軸反力トルク(SAT)を対象とし、舵角や舵角速度を考慮していないため、路面の状態に影響されず、舵角や舵角速度に応じた操舵トルクを実現できないという問題がある。
また、特許第5208894号公報(特許文献2)に示される電動パワーステアリング装置では、操舵トルク(捩れ角)の目標値と操舵トルクとの偏差に対し、PI(比例積分)した演算結果を電流指令値としているため、円滑性が悪く、動作が安定しないと共に、目標値に対して追従性が良くないという問題がある。
本発明は上述のような事情よりなされたものであり、本発明の目的は、路面の状態に影響されず、操舵トルクを舵角及び舵角速度に応じた値になるように制御することにより、或いはトーションバーの捩れ角を操舵角に応じた値に追従するように制御することにより、舵角や舵角速度に応じた操舵トルクを実現できる電動パワーステアリング装置を提供することにある。
本発明は、操舵トルク及び車速に基づいて演算された電流指令値に基づいてモータを駆動することにより、操舵系をアシスト制御する電動パワーステアリング装置に関し、本発明の上記目的は、SAT値に基づいてSAT補償値を演算するSAT補償値演算部と、前記SAT補償値、舵角及び舵角速度に基づいて操舵反力補償値を演算する操舵反力補償値演算部とを備え、前記操舵反力補償値で前記電流指令値を補正することにより達成される。
本発明の上記目的は、前記操舵反力補償値演算部が、前記舵角を入力してバネ成分補償値を算出する仮想バネ定数ゲイン部と、前記舵角速度を入力してダンパ成分補償値を算出する仮想ダンパ定数ゲイン部と、前記バネ成分補償値及び前記ダンパ成分補償値を加算してバネ・ダンパ成分補償値を算出する加算部と、前記SAT補償値から前記バネ・ダンパ成分補償値を減算して前記操舵反力補償値を算出する減算部とで構成されていることにより、或いは前記SAT補償値演算部が、前記操舵トルク、モータ角速度、モータ角加速度及び前記電流指令値に基づいてSAT値を求めるSAT推定部と、前記SAT値のノイズを除去するフィルタと、前記フィルタの出力にゲインを乗算して前記SAT補償値を出力するゲイン部とで構成されていることにより、或いは前記フィルタ及びゲイン部が車速感応型になっていることにより、或いは前記仮想バネ定数ゲイン部及び前記仮想ダンパ定数ゲイン部が車速感応型になっていることにより、或いは前記補正が、前記電流指令値への前記操舵反力補償値の加算であることにより、より効果的に達成される。
また、本発明は、モータ電流指令値に基づいてモータを駆動し、前記モータの駆動制御によって操舵系をアシスト制御する電動パワーステアリング装置に関し、本発明の上記目的は、操舵角に応じた目標捩れ角及び前記操舵系の実捩れ角の偏差と、前記実捩れ角とに基づく捩れ角制御演算で前記モータ電流指令値を演算し、前記実捩れ角を操舵角に応じた値に追従するように制御することにより達成される。
本発明の上記目的は、前記目標捩れ角が、前記操舵角を入力する捩れ角テーブルによって算出されることにより、或いは前記捩れ角テーブルが車速感応型になっていることにより、或いは前記捩れ角制御演算が、前記目標捩れ角及び実捩れ角の偏差を求める減算部と、前記偏差を位置制御して前記目標捩れ角速度を出力する位置制御部と、前記実捩れ角を微分する微分部と、前記目標捩れ角速度及び前記微分の出力を入力して速度制御する速度制御部とで実施されることにより、或いは前記速度制御部が、P制御演算、I制御演算、D制御演算の少なくとも1つ若しくはそれらの組み合わせで実施されることにより、或いは前記速度制御演算部の後段にリミッタが設けられていることにより、或いは前記モータ電流指令値に、アシスト制御の電流指令値を加算、若しくはSAT推定値の電流指令値を加算、若しくはハンドル振動抑制のための電流指令値を加算していることにより、より効果的に達成される。
本発明の電動パワーステアリング装置によれば、SATを考慮し、操舵角(舵角)及び舵角速度に応じた反力補正を行っているので、路面の状態に影響されず、一定な操舵フィーリングを得ることが可能である。操舵トルクを舵角及び舵角速度に応じた値になるように制御しているので、所望の操舵トルクを実現できる。
また、本発明の電動パワーステアリング装置によれば、トーションバーの捩れ角を操舵角に応じた値に追従するように制御しているので、路面の状態に影響されず、操舵角に対して同等の操舵トルクを実現でき、一定な操舵フィーリングを得ることが可能である。捩れ角の目標値と実捩れ角の偏差に対して、位置制御、目標捩れ角速度、捩れ角速度に対して、PID制御の少なくとも1つを使用している速度制御により、円滑にかつ安定した動作となり、目標値に対する追従性が良く、定常偏差が残り難い利点がある。
電動パワーステアリング装置の概要を示す構成図である。 電動パワーステアリング装置の制御系の構成例を示すブロック図である。 本発明の構成例(第1実施形態)を示すブロック図である。 SAT補償値演算部の構成例を示すブロック図である。 操舵反力補償値演算部の構成例を示すブロック図である。 仮想バネ定数ゲイン部の特性の一例を示す特性図である。 仮想バネ定数ゲイン部の特性の一例を示す特性図である。 本発明の動作例(第1実施形態)を示すフローチャートである。 本発明の動作例(第1実施形態)を、従来例と比較して示す特性図である。 本発明の構成例(第2実施形態)を示すブロック図である。 捩れ角制御部の構成例を示すブロック図である。 本発明の動作例(第2実施形態)を示すフローチャートである。 本発明の動作例(第2実施形態)を示す操舵角特性図である。 本発明の動作例(第2実施形態)を示す捩れ角特性図である。 本発明の動作例(第2実施形態)を示す操舵トルク特性図である。 捩れ角テーブルの他の例を示す特性図である。
本発明は、路面の状態に影響されず、舵角(操舵角)及び舵角速度に対して、或いは操舵角に対して同等の操舵トルクを実現して一定の操舵フィーリングを得るため、舵角及び舵角速度よりバネ・ダンパ成分補償値を求め、更にSAT補償値とバネ・ダンパ成分補償値に基づいて操舵反力補償値を算出し、操舵反力補償値で電流指令値を補正し、或いはトーションバーの捩れ角を操舵角に応じた値に追従するように制御し、それぞれ所望の操舵トルクを実現している。
本発明では、路面反力のSATを考慮し、操舵角(舵角)及び舵角速度に応じた反力補正を行っているので、路面の状態に影響されず、一定な操舵フィーリングを得ることが可能である。また、本発明では、操舵角に応じて算出される捩れ角の目標値と、トーションバーから検出される実捩れ角との偏差に対して、位置制御部並びにPID制御の少なくとも1つで構成された速度制御部を通してモータ電流指令値を演算しており、安定的で精度の高い制御を実現できる。
以下に、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図3は本発明の構成例(第1実施形態)を示しており、コントロールユニット100は、操舵トルクTh、車速Vel、舵角θ、舵角速度(モータ角速度)ω及び舵角加速度(モータ角加速度)αを用いて制御を行う破線で示すトルク系制御部110と、インバータ等で構成されるモータ駆動部23によるモータ20の駆動に関連した制御を行う一点鎖線で示すモータ系制御部120とで構成されている。
トルク系制御部110は、電流指令値演算部111、微分制御部112、ヨーレート収れん性制御部113、ロバスト安定化補償部114、セルフアライニングトルク(SAT)補償値演算部150及び操舵反力補償値演算部160によって構成され、加算部116A及び116B、減算部116Cを具備している。また、モータ系制御部120は、補償部121、外乱推定部122、モータ角速度演算部123、モータ角加速度演算部124及びモータ特性補償部125で構成され、加算部126A及び126Bを具備している。
操舵トルクThは電流指令値演算部111、微分制御部112、ヨーレート収れん性制御部113及びSAT補償値演算部150に入力され、車速Velは電流指令値演算部111に入力され、ヨーレート収れん性制御部113は車速Velをパラメータ入力としている。電流指令値演算部111は操舵トルクTh及び車速Velに基づいて電流指令値Iaを演算し、微分制御部112はステアリングの中立点付近の制御の応答性を高め、滑らかでスムーズな操舵を実現する機能を有しており、電流指令値Iaに微分制御部112の出力を加算部116Aで加算し、その加算結果である電流指令値IbをSAT補償値演算部150に入力すると共に、加算部116Bに入力している。
ヨーレート収れん性制御部113は操舵トルクTh及び舵角速度ωを入力し、車両のヨーの収れん性を改善するために、ハンドルが振れ回る動作に対してブレーキをかけるようになっている。ヨーレート収れん性制御部113のヨ−レート信号YRは加算部116Bで電流指令値Ibに加算され、加算結果である電流指令値Icがロバスト安定化補償部114に入力される。
また、SAT補償値演算部150は操舵トルクTh、加算部116Aからの電流指令値Ib、モータ角速度演算部123からの舵角速度ω、モータ角加速度演算部124からの舵角加速度αを入力してSAT値を推定し、推定したSAT値をフィルタ及びゲイン部を用いて信号処理し、ハンドルに適切な路面情報を反力として与えるSAT補償値ISATを出力する。SAT補償値ISATは操舵反力補償値演算部160に入力され、操舵反力補償値演算部160には更に舵角θ及び舵角速度ωが入力されており、演算された操舵反力補償値ISKCは加算部116Cに入力される。
また、加算部116Bの加算で得られる電流指令値Icはロバスト安定化補償部114に入力されるが、ロバスト安定化補償部114は例えば特開平8−290778号公報に示されている補償部であり、検出トルクに含まれる慣性要素とばね要素で成る共振系の共振周波数におけるピーク値を除去し、制御系の応答性と安定性を阻害する共振周波数の位相のズレを補償するものである。ロバスト安定化補償部114の出力である電流指令値Idは加算部116Cで操舵反力補償値ISKCと加算され、加算された電流指令値Ieがモータ系制御部120内の加算部126Aに入力される。
モータ系制御部120内のモータ角速度演算部123は、モータ端子間電圧Vm及びモータ電流Imに基づいて舵角速度(モータ角速度)ωを演算し、舵角速度ωはモータ角加速度演算部124、ヨーレート収れん性制御部113及びSAT補償値演算部150に入力される。モータ角加速度演算部124は、入力された舵角速度ωに基づいて舵角加速度αを演算し、舵角加速度αはモータ特性補償部125及びSAT補償値演算部150に入力される。モータ特性補償部125からのモータ特性信号Imaを加算部126Aで電流指令値Ieに加算し、その加算結果である電流指令値Ifが微分補償器等で成る補償部121に入力される。補償部121で補償された電流指令値Igに、外乱推定部122の出力を加算部126Bで加算した信号が、モータ駆動部23及び外乱推定部122に入力される。
外乱推定部122は特開平8−310417号公報で示されるような装置であり、モータ出力の制御目標である補償部121で補償された電流指令値Igに外乱推定部122の出力を加算した電流指令値Ihと、モータ電流値Imとに基づいて、制御系の出力基準における希望するモータ制御特性を維持することができ、制御系の安定性を失うことがないようにしている。
図4はSAT補償値演算部150の構成例を示しており、アシスト力Tmに相当する電流指令値Ib及び操舵トルクThを加算部151で加算し、その加算結果から舵角加速度αにモータの慣性Jを乗算した信号を減算部152で減算し、その減算結果から更に、舵角速度ωの正又は負の符号を静摩擦Frに乗算した信号を減算部153で減算している。減算部153の減算結果はSAT推定値*SATであり(例えば特開2008−18825号公報)、SAT推定値*SATは、車速感応型で周波数特性を有するフィルタ154に入力され、更に車速感応型のゲイン部155でゲインを乗算されることによりSAT補償値ISATが得られる。
なお、フィルタ154は、静特性ゲインとして、SAT推定値*SATの大きさを必要十分な値に減少させるゲインを有する位相遅れフィルタである。また、ゲイン部155は、据え切りや低速走行といった路面情報の重要性が比較的低い場合に、SAT補償値ISATを小さくする機能を有している。
また、図5は操舵反力補償値演算部160の構成例を示しており、舵角θは例えば図6に示されるような車速感応型の特性を有する仮想バネ定数ゲイン部161に入力され、舵角速度ωは例えば図7に示されるような車速感応型の特性を有する仮想ダンパ定数ゲイン部162に入力される。仮想バネ定数ゲイン部161からのバネ成分補償値IKm及び仮想ダンパ定数ゲイン部162からのダンパ成分補償値ICmは加算部163で加算され、加算結果であるバネ・ダンパ成分補償値IKCmが減算部164に減算入力される。減算部164には、SAT補償値演算部150からのSAT補償値ISATが加算入力されており、減算部164の減算結果(=ISAT−IKCm)が操舵反力補償値ISKCとして出力され、操舵反力補償値ISKCは加算部116Cに入力される。
なお、仮想バネ定数ゲイン部161は図6では車速感応型となっているが、車速感応型でなくても良い。同様に、仮想ダンパ定数ゲイン部162は図7では車速感応型となっているが、車速感応型でなくても良い。
このような構成において、その動作例(第1実施形態)を図8のフローチャートを参照して説明する。
先ず操舵トルクTh、車速Vel、舵角θ及び舵角速度ωが入力され(ステップS1)、電流指令値演算部121、微分制御部122等で電流指令値Ibが演算され(ステップS2)、更にヨーレート収れん性制御部113でヨーレート信号YRが算出され、ヨーレート信号YRが加算された電流指令値Icがロバスト安定化補償部124を経て電流指令値Idとして出力される。
電流指令値Ib、モータ角加速度演算部124で演算された舵角加速度αはSAT補償値演算部150に入力され(ステップS3)、加算部151及び152、減算部153でSAT推定値*SATが算出される(ステップS4)。SAT推定値*SATはフィルタ154及びゲイン部155でフィルタ及びゲイン処理を施され(ステップS5)、SAT補償値ISATが出力されて操舵反力補償値演算部160に入力される(ステップS6)。
操舵反力補償値演算部160は、仮想バネ定数ゲイン部161で舵角θに応じてバネ成分補償値IKmを算出し(ステップS10)、仮想ダンパ定数ゲイン部162で舵角速度ωに応じてダンパ成分補償値ICmを算出し(ステップS11)、更に加算部163でバネ成分補償値IKm及びダンパ成分補償値ICmを加算し、減算部164で、加算結果であるバネ・ダンパ成分補償値IKCmをSAT補償値ISATから減算して操舵反力補償値ISKCを算出して出力する(ステップS12)。
操舵反力補償値ISKCは加算部116Cに入力されて電流指令値Idと加算され、更に加算部126Aでモータ特性信号Imaを加算され、補償部121及びモータ駆動部23を介してモータ20を駆動し(ステップS20)、終了となるまで上記動作を繰り返す(ステップS21)。
図9は本発明(第1実施形態)の動作例を示す特性図であり、図9(A)に示す操舵パターン特性で操舵角θを変動させた場合、従来では図9(B)の実線(通常道路)及び破線(雨天時などの滑りやすい路面、低μ路)のような大きな差異を有する特性となるが、本発明によれば、操舵反力補償により、操舵トルクを舵角及び舵角速度に応じた値となるように制御しているので、図9(C)の実線(通常道路)及び破線(雨天時などの滑りやすい路面、低μ路)のように、路面に依らずほぼ一定な特性となる。
なお、SAT補償値は直接、ラックフォース、インタミトルクを検出した値にフィルタ及びゲイン部で処理するようにしても良い。また、舵角はハンドル部に取付けられた角度センサであっても、コラム側に取付けられた角度センサ、或いはモータ角度より算出しても良い。
次に、操舵角に対して同等の操舵トルクを実現して一定の操舵フィーリングを得るため、トーションバーの捩れ角を操舵角に応じた値に追従するように制御し、所望の操舵トルクを実現する第2実施形態を説明する。
図10は本発明の第2実施形態を示しており、操舵角θhは捩れ角テーブル210に入力され、捩れ角テーブル210で操舵角θhに応じて算出された目標捩れ角Δθrefは捩れ角制御部220に入力される。捩れ角制御部220にはEPS(操舵)系200のトーションバーからの実捩れ角Δθが入力され、捩れ角制御部220は目標捩れ角Δθrefと実捩れ角Δθの偏差に応じてモータ電流指令値Irefを演算し、演算されたモータ電流指令値Irefに基づいて、実捩れ角Δθが目標捩れ角ΔθrefとなるようにEPS(操舵)系200を駆動する。
捩れ角テーブル210は、入力される操舵角θhに応じて目標捩れ角Δθrefを出力する。即ち、操舵角θhが正又は負方向に大きくなるに従って、徐々に正又は負方向に大きくなる目標捩れ角Δθrefを出力する。出力特性は図10に示すような非線形が望ましいが、線形であっても良い。
また、捩れ角テーブル210からの目標捩れ角Δθref及びトーションバーからの実捩れ角Δθは捩れ角制御部220に入力されるが、捩れ角制御部220は例えば図11に示すような構成となっている。
即ち、目標捩れ角Δθrefは減算部221に加算入力され、実捩れ角Δθは減算部221に減算入力されると共に、微分部223に入力されて時間微分される。減算部221で算出された目標捩れ角Δθref及び実捩れ角Δθの偏差は位置制御ゲインKppの位置制御部222に入力され、位置制御ゲインKppを乗算されて目標捩れ角速度Δωrが得られる。目標捩れ角速度Δωrは次段の速度制御部224内の減算部224−1に加算入力され、微分部223の微分値は速度制御部224内の減算部224−1に減算入力されると共に、比例制御ゲインKvpの比例制御演算部224−3に入力される。
減算部224−1の減算結果は積分制御ゲインKviの積分制御演算部224−2に入力されて積分され、その積分制御結果SC1は減算部224−4に加算入力される。また、比例制御演算部224−3の比例制御結果SC2は減算部224−4に減算入力され、減算部224−4における減算結果(=SC1−SC2)である電流値Irがリミッタ225で最大値を制限され、最大値を制限されたモータ電流指令値Irefが出力される。モータ電流指令値IrefがEPS系200の指令値となってモータが駆動される。
このような構成において、その動作例(第2実施形態)を図12のフローチャートを参照して説明する。
先ず操舵角θhが捩れ角テーブル210に入力され(ステップS30)、捩れ角テーブル210は操舵角θhに応じた目標捩れ角Δθrefを算出し、目標捩れ角Δθrefを減算部221に入力する(ステップS31)。また、EPS系200のトーションバーで実捩れ角Δθが検出され(ステップS32)、減算部221に入力される。減算部221で目標捩れ角Δθref及び実捩れ角Δθの偏差が演算され(ステップS33)、偏差が位置制御部222に入力されて、位置制御ゲインKppを乗算されることによって目標捩れ角速度Δωrが演算される(ステップS34)。
また、EPS系200からの実捩れ角Δθは微分部223で時間微分され(ステップS35)、この微分結果及び位置制御部222からの目標捩れ角速度Δωrが速度制御部220に入力されて、速度制御の演算が実施される(ステップS36)。本実施形態の速度制御部220はI−P制御構造であり、I−P制御で得られた電流値Irがリミッタ225で最大値を制限され(ステップS37)、得られたモータ電流指令値IrefでEPS系200を駆動し(ステップS38)、終了となるまで上記動作を繰り返す。
速度制御部224は、先ず目標捩れ角速度Δωrと微分部223からの微分結果の偏差を減算部224−1で求め、偏差を積分制御演算部224−2で積分制御ゲインKviを乗算して積分し、その積分制御結果SC1を減算部224−4に加算入力する。また、微分結果を比例制御演算部224−3に入力して比例制御ゲインKvpを乗算して比例制御演算を行い、比例制御結果SC2を減算部224−4に減算入力し、減算部224−4で“積分制御結果SC1−比例制御結果SC2”を演算して電流値Irを求めるようになっている。
図13〜図15は本実施形態2の動作例を示す特性図であり、図13に示す特性で操舵角θhを変動させた場合、図14の細線のような目標捩れ角Δθrefが捩れ角テーブル210から出力される。そして、目標捩れ角Δθref(細線)に対して捩れ角Δθ(太線)が追従するように動作し、この結果、手感に現れる操舵トルクは図15に示すようになる。
なお、上述した捩れ角テーブル210は操舵角θhのみに対応した特性であるが、車速Vに応じて変化する車速感応型であっても良い。車速感応型テーブルの場合には図16に示すように、車速Vが高くなるに従って目標捩れ角Δθrefが全体的に大きくなる特性である。また、捩れ角テーブル210の前段若しくは後段に位相補償部を設けても良く、捩れ角制御のモータ電流指令値に従来のアシスト制御の電流指令値を加算しても良い。更に捩れ角制御のモータ電流指令値にSAT推定値の電流指令値又はハンドル振動抑制のための電流指令値を加算しても良い。速度制御部は上述のI−P制御構造に限定されるものではなく、PI制御、P制御、PID制御、PI−D制御であっても良い。
1 ハンドル
2 コラム軸(ステアリングシャフト、ハンドル軸)
10 トルクセンサ
12 車速センサ
13 バッテリ
20 モータ
23 モータ駆動部
30、100 コントロールユニット(ECU)
31 電流指令値演算部
35 PI制御部
36 PWM制御部
110 トルク系制御部
111 電流指令値演算部
120 モータ系制御部
122 外乱推定部
150 SAT推定値演算部
160 操舵反力補償値演算部
161 仮想バネ定数ゲイン部
162 仮想ダンパ定数ゲイン部
200 EPS(操舵)系
210 捩れ角テーブル
220 捩れ角制御部
222 位置制御部
224 速度制御部

Claims (13)

  1. 操舵トルク及び車速に基づいて演算された電流指令値に基づいてモータを駆動することにより、操舵系をアシスト制御する電動パワーステアリング装置において、
    SAT値に基づいてSAT補償値を演算するSAT補償値演算部と、
    前記SAT補償値、舵角及び舵角速度に基づいて操舵反力補償値を演算する操舵反力補償値演算部と、
    を備え、前記操舵反力補償値で前記電流指令値を補正することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記操舵反力補償値演算部が、
    前記舵角を入力してバネ成分補償値を算出する仮想バネ定数ゲイン部と、前記舵角速度を入力してダンパ成分補償値を算出する仮想ダンパ定数ゲイン部と、前記バネ成分補償値及び前記ダンパ成分補償値を加算してバネ・ダンパ成分補償値を算出する加算部と、前記SAT補償値から前記バネ・ダンパ成分補償値を減算して前記操舵反力補償値を算出する減算部とで構成されている請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記SAT補償値演算部が、
    前記操舵トルク、モータ角速度、モータ角加速度及び前記電流指令値に基づいてSAT値を求めるSAT推定部と、前記SAT値のノイズを除去するフィルタと、前記フィルタの出力にゲインを乗算して前記SAT補償値を出力するゲイン部とで構成されている請求項1又は2に記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記フィルタ及びゲイン部が車速感応型になっている請求項3に記載の電動パワーステアリング装置。
  5. 前記仮想バネ定数ゲイン部及び仮想ダンパ定数ゲイン部が車速感応型になっている請求項1乃至3のいずれかに記載の電動パワーステアリング装置。
  6. 前記補正が、前記電流指令値への前記操舵反力補償値の加算である請求項1乃至5のいずれかに記載の電動パワーステアリング装置。
  7. モータ電流指令値に基づいてモータを駆動し、前記モータの駆動制御によって操舵系をアシスト制御する電動パワーステアリング装置において、
    操舵角に応じた目標捩れ角及び前記操舵系の実捩れ角の偏差と、前記実捩れ角とに基づく捩れ角制御演算で前記モータ電流指令値を演算し、前記実捩れ角を操舵角に応じた値に追従するように制御することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  8. 前記目標捩れ角が、前記操舵角を入力する捩れ角テーブルによって算出される請求項7に記載の電動パワーステアリング装置。
  9. 前記捩れ角テーブルが車速感応型になっている請求項8に記載の電動パワーステアリング装置。
  10. 前記捩れ角制御演算が、
    前記目標捩れ角及び実捩れ角の偏差を求める減算部と、前記偏差を位置制御して前記目標捩れ角速度を出力する位置制御部と、前記実捩れ角を微分する微分部と、前記目標捩れ角速度及び前記微分の出力を入力して速度制御する速度制御部とで実施される請求項7乃至9のいずれかに記載の電動パワーステアリング装置。
  11. 前記速度制御部が、P制御演算、I制御演算、D制御演算の少なくとも1つ若しくはそれらの組み合わせで実施される請求項10に記載の電動パワーステアリング装置。
  12. 前記速度制御演算部の後段にリミッタが設けられている請求項10又は11に記載の電動パワーステアリング装置。
  13. 前記モータ電流指令値に、アシスト制御の電流指令値を加算、若しくはSAT推定値の電流指令値を加算、若しくはハンドル振動抑制のための電流指令値を加算している請求項7乃至12のいずれかに記載の電動パワーステアリング装置。
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