JPWO2016027312A1 - 後方路面照射装置 - Google Patents

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Abstract

後方路面照射装置は、車両情報取得部1が取得した車両情報に基づいて車両の緊急停止または緊急停止を目的とする減速を判断する緊急停止判断部6と、緊急停止判断部6が緊急停止または緊急停止を目的とする減速を判断した場合、追突注意喚起を表現した照射内容の光を照射部10から後方路面へ照射させる制御部9とを備える構成にしたので、緊急停止または緊急停止を目的として減速した自車両の存在を後続車両に対して目立つように示すことができると共に、何をしてほしいか伝わりやすくなる。

Description

この発明は、自車両の後方路面に光を照射する後方路面照射装置に関するものである。
車両は、緊急停車時にハザードランプを点灯させることで、後続車両の注意を喚起している。また、侵入すると危険な領域を路面に照射して、特に2輪車および歩行者に対して警告を行う技術がある(例えば、特許文献1参照)。また、「STOP」の文字を後方路面に照射して、間近の後続車両以外の後続車両にも情報を伝達する技術がある(例えば、特許文献2参照)。
特開2009−83772号公報 特開2009−113540号公報
上記のようにハザードランプを点灯したり「STOP」の文字を照射したりするだけでは、環境によっては後続車両の運転手から見えにくく、早い段階で気づきを得ることが難しいという課題があった。
また、危険な領域を路面に照射するだけでは、何故危険であるか、何をしてほしいかが伝わりにくいという課題があった。
また、「STOP」の文字を照射するだけでは、自車両が止まっているのか、他車両に止まってほしいのか、どちらの意図を伝えたいのか判別がつかないが、文字による具体的な表記を行うと後続車両の運転手が文字を判読するために文字を注視する必要があり、直感的に意図を把握できないという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、車両が緊急停止したことまたは緊急停止を目的として減速したことを後続車両に対して目立つように示すと共に、何をしてほしいか伝わりやすくすることを目的とする。
この発明に係る後方路面照射装置は、車両に搭載されている車載機器から車両情報を取得する車両情報取得部と、車両情報取得部が取得した車両情報に基づいて車両の緊急停止または緊急停止を目的とする減速を判断する緊急停止判断部と、緊急停止判断部が緊急停止または緊急停止を目的とする減速を判断した場合、追突注意喚起を表現した照射内容の光を車両に搭載された照射部から後方路面へ照射させる制御部とを備えるものである。
この発明によれば、緊急停止判断部が緊急停止または緊急停止を目的とする減速を判断した場合、追突注意喚起を表現した照射内容の光を照射部から後方路面へ照射させるようにしたので、緊急停止または緊急停止を目的として減速した自車両の存在を後続車両に対して目立つように示すことができると共に、何をしてほしいか伝わりやすくなる。
この発明の実施の形態1に係る後方路面照射装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る後方路面照射装置が照射する減速停止要請表示の例を示す図である。 実施の形態1に係る後方路面照射装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る後方路面照射装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る後方路面照射装置の動作を示すフローチャートである。 自車両がいる距離A〜Eを示す図である。 自車両がいる距離A〜Eの判断条件を示す表である。 自車両がいる距離A〜Dに対応する照射内容A1〜D1の減速停止要請表示例を示す図である。 照射内容A1〜D1の減速停止要請表示の変形例を示す図であり、点滅のアニメーションの例である。 照射内容A1〜D1の減速停止要請表示の変形例を示す図であり、点滅のアニメーションの別の例である。 照射内容A1〜D1の減速停止要請表示の変形例を示す図であり、表示色が変化するアニメーションの例である。 照射内容A1〜D1の減速停止要請表示の変形例を示す図であり、形状等が変化するアニメーションの例である。 照射内容A1〜D1の減速停止要請表示の変形例を示す図であり、照射範囲等が変化するアニメーションの例である。 この発明の実施の形態3に係る後方路面照射装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態3に係る後方路面照射装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る後方路面照射装置が照射する回避要請表示の例を示す図である。 自車両がいる距離A〜Dに対応する照射内容A1〜D1の回避要請表示例を示す図である。 後続車両から回避要請表示を見たときの見え方の一例を示す図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1に示すように、実施の形態1に係る後方路面照射装置は、車両情報取得部1、緊急停止判断部6、追突回避判断部7、照射有無判断部8および制御部9を含み、車両に搭載された照射部10から路面へ光を照射して後続車両に追突注意を促すものである。この後方路面照射装置は、CPU(Central Processing Unit)およびメモリ等から構成され、プログラムを実行することによって車両情報取得部1、緊急停止判断部6、追突回避判断部7、照射有無判断部8および制御部9の機能を実現する。照射部10は、車両の後部に搭載されたプロジェクションランプまたはレーザ等であり、後方路面に光を照射して図形等を表示する。
車両情報取得部1は、CAN(Controller Area Network)等の車内ネットワークを通じて車載機器から、または車載機器から直接、各種の情報を取得する。
車両状態情報取得部2は、車両の状態を表す車両状態情報を車両側(例えば、Electronic Control Unit)から取得して、緊急停止判断部6および追突回避判断部7へ出力する。車両状態情報は、例えば、車両が故障したことを示す情報、進行中に減速または停止したことを示す情報、運転操作が終了したかどうかを示す情報などである。
ハザードランプ情報取得部3は、ハザードランプが点灯しているかどうかを示すハザードランプ情報を車両側から取得して、緊急停止判断部6および追突回避判断部7へ出力する。
位置情報取得部4は、車両の位置および渋滞状況を示す位置情報を車両側(例えば、カーナビゲーション装置)から取得して、緊急停止判断部6および追突回避判断部7へ出力する。また、位置情報取得部4は、自車両が走行する車線の情報、および自車両のハンドルの動きに基づく進行方向を示す情報などを車両側から取得し、上記の位置情報に含めて、緊急停止判断部6および追突回避判断部7へ出力する。
車間距離情報取得部5は、自車両と後続車両との間の距離を示す車間距離情報を車両側(例えば、車間距離センサ)から取得して、緊急停止判断部6および追突回避判断部7へ出力する。
車両情報取得部1が取得する各種情報を総称して車両情報という。
緊急停止判断部6は、車両情報取得部1の車両情報に基づいて車両が減速または停止した場合にその目的が緊急停止であるかどうかを判断し、判断結果を照射有無判断部8へ出力する。緊急停止判断部6は、例えば、車両の減速または停止と併せてハザードランプが点灯したことを示す情報を車両情報取得部1から受け取った場合、緊急停止であると判断する。一方、車両の減速または停止の情報のみ受け取り、ハザードランプが点灯したことを示す情報を受け取らなかった場合、緊急停止でないと判断する。
追突回避判断部7は、車両情報取得部1の車両情報に基づいて自車両が後続車両との追突を回避できたかどうかを判断し、判断結果を照射有無判断部8へ出力する。追突回避判断部7は、例えば自車両のハザードランプが消灯している場合、または後続車両が停止し自車両に接近してこない場合等に、追突を回避できたと判断する。
照射有無判断部8は、緊急停止判断部6と追突回避判断部7の判断結果に基づいて、後続車両に対して追突しないように注意を促す表示を自車両後方の路面に照射するかどうかを判断し、判断結果を制御部9へ出力する。照射有無判断部8は、例えば、緊急停止判断部6が緊急停止であると判断した場合に後方路面への照射を行うと判断し、緊急停止ではないと判断した場合は後方路面への照射を行わないと判断する。これにより、常に照射動作を行うことにならず、適切なタイミングで照射できる。
制御部9は、照射有無判断部8の判断結果に基づいて、照射部10が後方路面へ照射するときの照射内容を制御する。後続車両に対する追突注意喚起を目的とした照射内容は、例えば、図2に示すような錯覚を利用した後続車両の減速および停止を促す図形である。
例えば、図2(a)に示す減速停止要請表示101の場合、自車両100から後方へ行くにつれて、路面へ照射している線と線の間隔が広がると共に、表示色が変化する。図2(a)では減速停止要請表示101を白黒の濃淡で表現しているが、実際には、自車両100に近い線は赤色、後方に行くにつれて線が橙色に変化している。また、図2(b)に示す減速停止要請表示101の場合、自車両100から後方へ行くにつれて、線が太くなると共に、線の形状が直線から矢印に変化している。図2(c)は、自車両100が照射している減速停止要請表示101を、後続車両から見たときの見え方の一例を示す図である。
図2のような、錯覚を利用して後続車両に減速または停止を促す減速停止要請表示を照射することにより、後続車両の運転手に危機感はないままに先行車両(即ち、自車両100)までの距離が狭まっていると感じさせることができるため、後続車両の運転手へ減速および停止を促すことができる。
なお、参考までに、壁に色を塗装することで錯覚により運転手の運転速度抑止効果があるという研究結果がある(足立幸郎、外5名、「シークエンスデザインを用いた速度抑制対策の効果とその実験的検証」、土木学会論文集D、2010年、第66巻、第1号、p.27−39)。
また、詳細は図9〜図12で説明するが、自車両100と後続車両との車間距離が狭い時は減速停止要請表示101を高速で点滅させる、色を変えるなど、アニメーションによる変化を付加してもよい。これにより、後続車両の運転手が前方に停止している自車両100に気づきやすくなる。
照射部10は、制御部9から追突注意喚起用の照射内容(例えば、減速停止要請表示)を受け取り、その照射内容を反映した表示を路面に照射する。照射手段は、上述したようにプロジェクションランプ、レーザ等である。
次に、図3のフローチャートを用いて、後方路面照射装置の動作を説明する。
ステップST100は、車両の減速または停止を感知する処理である。
緊急停止判断部6は、車両情報取得部1の車両状態情報取得部2から車両状態情報を取得し、車両の減速または停止を感知する。
ステップST101は、ハザードランプが点灯したかどうかを判断する処理である。
緊急停止判断部6は、車両情報取得部1のハザードランプ情報取得部3からハザードランプ情報を取得し、ステップST100で感知した車両の減速または停止が緊急停止を目的としたものであるかどうかを判断する。緊急停止判断部6は、ハザードランプが点灯している場合(ステップST101“YES”)、緊急停止であると判断してステップST103へ進む。一方、ハザードランプが点灯していない場合(ステップST101“NO”)、緊急停止判断部6は、緊急停止ではないと判断してステップST102へ進む。
なお、車両によっては、エマージェンシーシグナルシステムなど、車両の急制動に合わせてハザードランプまたはブレーキランプを自動的に高速点滅させるシステムが備わっている場合がある。その場合、緊急停止判断部6は、エマージェンシーシグナルシステムが作動したという情報を元に、車両が緊急停止したと判断してもよい。
ステップST102は、車両の減速または停止が急制動であるかどうかを判断する処理である。
車両が減速または停止したがハザードランプが点灯していない場合、緊急停止判断部6は車両情報取得部1の車両状態情報取得部2から取得した車両状態情報に基づいて、ステップST100で感知した車両の減速または停止が急制動であるかどうかを判断する。急制動とは、車両走行中に人の飛び出しなど、何らかの危険を回避するために運転手がブレーキペダルを強く踏み込むことで車両が急速に減速または停止することをいう。緊急停止判断部6は、この急制動が行われたかどうかによって、車両の減速または停止が緊急停止を目的としたものであるかどうかを判断する。緊急停止判断部6は、車両が急制動を行った場合(ステップST102“YES”)、緊急停止であると判断してステップST103へ進む。一方、急制動ではなかった場合(ステップST102“NO”)、緊急停止判断部6は、緊急停止ではないと判断してステップST104へ進む。
ステップST103は、減速停止要請表示を照射する処理である。
緊急停止判断部6が緊急停止であると判断した場合(ステップST101“YES”もしくはステップST102“YES”)、または後述する追突回避判断部7が追突を回避できていないと判断した場合(ステップST106“NO”)、照射有無判断部8は、後続車両の追突防止および注意喚起のための表示を後方路面に照射するよう、制御部9に指示する。制御部9は照射部10を制御して、図2に示すような減速停止要請表示を後方路面に照射させる。
これにより、自車両が減速または停止していることを後続車両へ伝える手段が増え、後続車両の運転手は先行車両が減速または停止していることに気づきやすくなる。
ステップST104は、自車両の後方に後続車両がいるかどうかを判断する処理である。
車間距離センサは、後続車両がいることを検知した場合は自車両から後続車両までの車間距離の情報を出力し、後続車両がいない場合は後続車両を検知できず車間距離が不明であるという情報を出力する。車両情報取得部1の車間距離情報取得部5は、車間距離センサから上記の情報を取得して追突回避判断部7へ出力する。
追突回避判断部7は、車両情報取得部1の車間距離情報取得部5から車間距離情報を取得し、後続車両がいるかどうかを判断する。追突回避判断部7は、車間距離情報取得部5から車間距離の情報を受け取った場合(ステップST104“YES”)、後続車両がいると判断してステップST105へ進む。一方、車間距離情報取得部5から車間距離が不明であるという情報を受け取った場合(ステップST104“NO”)、追突回避判断部7は、後続車両がいないと判断してステップST107へ進む。
ステップST105は、後続車両が停止しているかどうかを判断する処理である。
車間距離センサは、自車両から後続車両までの車間距離に変化があるかどうかの情報を出力し、車両情報取得部1の車間距離情報取得部5がこの情報を取得して追突回避判断部7へ出力する。
追突回避判断部7は、車間距離情報取得部5から受け取った車間距離情報を元に、後続車両が自車両に接近しているために車間距離が短くなっていく場合(ステップST105“NO”)、後続車両が自車両への追突を回避できていないと判断してステップST106へ進む。一方、後続車両が停止しているために車間距離に変化がない(または自車両が減速中で車間距離が長くなっていく)場合(ステップST105“YES”)、追突回避判断部7は、後続車両が自車両への追突を回避できたと判断してステップST107へ進む。
ステップST106は、後続車両が別の車線に移動したかどうかを判断する処理である。
車両情報取得部1の位置情報取得部4は、自車両のGPS(Global Positioning System)センサ等の位置情報を取得すると共に、後続車両のGPSセンサ等の位置情報を取得する。追突回避判断部7は、自車両の位置情報と後続車両の位置情報との相関関係によって、後続車両が自車両の車線とは別の車線に移動したかどうかを判断する。追突回避判断部7は、自車両の後方より斜めの位置に後続車両が存在する場合は後続車両が車線変更を行ったと判断し(ステップST106“YES”)、自車両の後方に後続車両が存在する場合は後続車両が車線変更を行っていないと判断する(ステップST106“NO”)。
または、追突回避判断部7は、自車両と後続車両との車間距離をステップST104で検知していた車間距離の情報と比較して、車間距離の差異が大きいかどうかによって判断してもよい。追突回避判断部7は、ステップST104の時点で検知した車間距離より、ステップST106の時点の車間距離が大きい場合、後続車両が車線変更を行ったと判断し(ステップST106“YES”)、ステップST104の時点で検知した車間距離より、ステップST106の時点の車間距離が小さい場合は後続車両が車線変更を行っていないと判断する(ステップST106“NO”)。
以上の処理により、追突回避判断部7は、自車両のいる車線と後続車両のいる車線が同じであると判断した場合(ステップST106“NO”)、後続車両が自車両への追突を回避できていないと判断してステップST103に戻る。一方、車線変更または右左折などにより後続車両が自車両と異なる車線に移動したと判断した場合(ステップST106“YES”)、追突回避判断部7は、後続車両が自車両への追突を回避できたと判断してステップST107へ進む。
ステップST107は、減速停止要請表示の照射を終了する処理である。
追突回避判断部7が追突を回避できたと判断した場合(ステップST104“NO”、ステップST105“YES”、またはステップST106“YES”)、照射有無判断部8は、減速停止要請表示の後方路面への照射を行わないよう、制御部9に指示する。制御部9は照射部10を制御して、減速停止要請表示の照射動作を終了させる。
ステップST108は、運転が終了したかどうかを判断する処理である。
緊急停止判断部6は、車両情報取得部1の車両状態情報取得部2から車両状態情報を取得し、運転手がエンジンを切るなどの運転操作を終了したかどうかを判断する。運転操作が終了した場合(ステップST108“YES”)、動作を終了する。一方、運転操作が継続されている場合(ステップST108“NO”)、ステップST101へ戻る。
なお、図3のフローチャートは一例であり、後方路面照射装置の動作はこれに限定されるものではない。例えば、後方路面照射装置において追突回避判断部7を省略し、図3のフローチャートのうちステップST104〜ST107を省略しても構わない。
以上より、実施の形態1によれば、後方路面照射装置は、車両に搭載されている車載機器から車両情報を取得する車両情報取得部1と、車両情報取得部1が取得した車両情報に基づいて車両の緊急停止または緊急停止を目的とする減速を判断する緊急停止判断部6と、緊急停止判断部6が緊急停止または緊急停止を目的とする減速を判断した場合、追突注意喚起を表現した照射内容の光を照射部10から後方路面へ照射させる制御部9とを備える構成にした。これにより、緊急停止または緊急停止を目的として減速した自車両の存在を後続車両に対して目立つように示すことができると共に、何をしてほしいか伝わりやすくなる。また、減速または停止するたびに照射するわけではないため、照射し続けて周囲の混乱を招くのを防ぐことができる。さらに、文字以外の図形にすることにより、後続車両の運転手は判読する必要がなく、直感的に分かる。
また、実施の形態1によれば、後方路面照射装置は、車両情報取得部1が取得した車両情報に基づいて後続車両が車両への追突を回避できたかどうかを判断する追突回避判断部7を備え、制御部9は、追突回避判断部7が追突を回避できていないと判断した場合、後続車両に減速または停止を促すための、車両から後方へ行くにつれて態様が変化する照射内容の光(減速停止要請表示)を照射させる構成にした。錯覚を利用した照射内容を路面に表示するので、後続車両の運転手が無理なく自然と減速または停止することができ、自車両への追突を回避することができる。
また、従来は車両への注意喚起を行う方法として標識などがあるが、3車線以上ある路上では中央車線に標識を設置するのは現実的ではないため、標識の代わりに路面またはトンネルの内部へ塗装する方法があった。しかし、塗装による注意喚起方法では、塗装する場所の制約があり、また塗装であるため必要に応じて注意喚起内容を適宜変化することはできない。これに対し、実施の形態1では、車両と路面がある状況であればよいため、場所による制約が減り、後続車両へ注意喚起をいつでも行うことができ、かつ用途に応じた照射ができる。
実施の形態2.
図4は、実施の形態2に係る後方路面照射装置の構成例を示すブロック図である。図4において、図1と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。実施の形態2の後方路面照射装置は、車間距離判断部20が追加された構成である。
車両情報取得部1は、車両情報を緊急停止判断部6および追突回避判断部7に加え車間距離判断部20にも出力する。
車間距離判断部20は、車両情報取得部1から取得した情報に基づいて自車両と後続車両との距離関係がどのようなものであるかを判断し、判断結果を元に距離関係に対応した照射内容を決定して制御部9に指示する。
車間距離判断部20は、例えばハザードランプ情報に基づいてハザードランプが点灯を開始して数秒以内であることを感知した場合、車両状況および車間距離に係らず、自車両が距離Aの地点にいると判断する。車間距離判断部20は、距離Aに対応した照射内容A1を決定して、照射内容A1を後方路面に照射するという指示を制御部9へ出力する。
制御部9は、照射有無判断部8から減速停止要請表示を路面に照射することを示す判断結果を受け取った場合、車間距離判断部20から指示される照射内容に従って照射部10を制御する。
次に、図5〜図8を用いて、実施の形態2の後方路面照射装置の動作を説明する。
図5は、実施の形態2に係る後方路面照射装置の動作を示すフローチャートである。図5のステップST100〜ST103,ST107,ST108は図3と同じ処理であるため説明を省略する。図6(a)〜図6(e)は、自車両100がいる距離A〜Eを示す図である。図7は、距離A〜Eの判断条件を示す表である。図8(a)〜図8(g)は、距離A〜Eに対応する照射内容A1〜D1の路面表示例を示す図である。
緊急停止判断部6が緊急停止であると判断した場合(ステップST101“YES”もしくはステップST102“YES”)、または後述する車間距離判断部20において自車両が距離Eにいないと判断した場合(ステップST208“NO”)、照射有無判断部8は、減速停止要請表示を後方路面に照射するよう、制御部9に指示する(ステップST103)。その際、どのような照射内容の減速停止要請表示を照射するか、以下のステップST200〜ステップST207により決定する。
ステップST200は、自車両が距離Aの地点にいるかどうかを判断する処理である。
車間距離判断部20は、車両情報取得部1のハザードランプ情報取得部3からハザードランプ情報を取得すると共に車両状態情報取得部2から車両状態情報を取得し、ハザードランプが点灯を開始したことを感知した場合、または自車両が急制動を開始したことを感知した場合、自車両が距離Aの地点にいると判断する。このとき、車間距離判断部20は、後続車両の有無、および自車両と後続車両との車間距離を考慮しない。
なお、ハザードランプの点灯を開始した時点に限らず開始から数秒以内でもよい。また、急制動を開始した時点に限らず開始から数秒以内でもよい。
車間距離判断部20は、距離A〜Dに対応する照射内容A1〜D1の情報を保有しており、距離Aの地点にいると判断した場合(ステップST200“YES”)、距離Aに対応する照射内容A1を選択して制御部9へ指示し、ステップST201へ進む。一方、距離Aの地点にいないと判断した場合(ステップST200“NO”)、車間距離判断部20はステップST202へ進む。
図6(a)に示すように、ハザードランプを点灯開始した地点または急制動を開始した地点を基準地点P1とすると、距離Aは、自車両100が基準地点P1から数秒以内で到達できる距離である。
なお、この例では、ステップST100で車両の減速または停止を感知した後に、ハザードランプの点灯または急制動を感知した場合に自車位置を距離Aと判断するフローにしたが、これに限定されるものではなく、通常走行中にハザードランプの点灯または急制動を感知した場合に距離Aと判断する構成であってもよい。
ステップST201は、自車両が距離Aの地点にいるとき、照射内容A1を照射する処理である。
制御部9は、車間距離判断部20から指示された照射内容A1に従って照射部10を制御し、自車両の後方路面に照射内容A1の減速停止要請表示を照射させる。自車両が距離Aの地点にいる場合、自車両が減速しだしていることを周囲に示唆するために、車両の進行に合わせて少しずつ照射内容A1から照射内容B1へと減速停止要請表示を変化させていく。
照射内容A1では、例えば、図8(a)、図8(b)、図8(c)の順に少しずつ減速停止要請表示101の表示量が増えるように路面へ照射していく。ちなみに図8(a)では減速停止要請表示101を照射しておらずハザードランプのみ点灯している状態である。
減速開始時点から減速を示唆する表示を開始するため、自車両が減速または停止を行おうとしていることを、後続車両に早い段階から示唆することができる。
ステップST202は、自車両が距離Bの地点にいるかどうかを判断する処理である。
車間距離判断部20は、車両情報取得部1のハザードランプ情報取得部3からハザードランプ情報を取得すると共に車両状態情報取得部2から車両状態情報を取得し、ハザードランプが点灯していることを感知した場合、かつ、自車両が減速開始または減速中のいずれかであることを感知した場合、自車両が距離Bの地点にいると判断する。このとき、車間距離判断部20は、後続車両の有無、および自車両と後続車両との車間距離を考慮しない。車間距離判断部20は、距離Bの地点にいると判断した場合(ステップST202“YES”)、距離Bに対応する照射内容B1を選択して制御部9へ指示し(ステップST203)、ステップST204へ進む。一方、距離Bの地点にいないと判断した場合(ステップST202“NO”)、車間距離判断部20はステップST204へ進む。
距離Bの地点は、図6(b)に示す。
ステップST203は、自車両が距離Bの地点にいるとき、照射内容B1を照射する処理である。
制御部9は、車間距離判断部20から指示された照射内容B1に従って照射部10を制御し、自車両の後方路面に照射内容B1の減速停止要請表示を照射させる。図8(d)に示すように、自車両100が距離Bの地点にいる場合、自車両100と後続車両200との車間距離がどの程度であるかを後続車両200に示唆するために、車両後方に向けて基準地点P1まで減速停止要請表示を照射する。
これにより、照射内容B1から照射内容C1,D1(後述する)への変化を後続車両200の運転手に印象付けることができる。また照射内容B1として、車間距離を示唆するために自車両100から遠い位置になるほど減速停止要請表示101の線と線の間隔をあけたり、線の太さを太くしたり、表示色を明るくしたりしてもよい。これにより、後続車両200の運転手が路面の様子を見て前方車両との距離感覚をつかむことができる。
ステップST204は、自車両が距離Cの地点にいるかどうかを判断する処理である。
車間距離判断部20は、車両情報取得部1のハザードランプ情報取得部3からハザードランプ情報、車両状態情報取得部2から車両状態情報、車間距離情報取得部5から車間距離情報をそれぞれ取得する。車間距離判断部20は、これらの情報を元に、ハザードランプが点灯していることを感知した場合、かつ、自車両が減速中または停止中のいずれかであることを感知した場合、かつ、後続車両が自車両に接近中であることを感知した場合、自車両が距離Cの地点にいると判断する。距離Cの判断時、後続車両が自車両に接近中である状態とは、例えば自車両と後続車両との車間距離が5m以上ではあるが徐々に狭まっている状態をいう。車間距離判断部20は、距離Cの地点にいると判断した場合(ステップST204“YES”)、距離Cに対応する照射内容C1を選択して制御部9へ指示し(ステップST205)、ステップST206へ進む。一方、距離Cの地点にいないと判断した場合(ステップST204“NO”)、車間距離判断部20はステップST206へ進む。
距離Cの地点は、図6(c)に示す。
ステップST205は、自車両が距離Cの地点にいるとき、照射内容C1を照射する処理である。
制御部9は、車間距離判断部20から指示された照射内容C1に従って照射部10を制御し、自車両の後方路面に照射内容C1の減速停止要請表示を照射させる。図8(e)に示すように、自車両100が距離Cの地点にいる場合、自車両100から後続車両200の前方先端までの範囲に減速停止要請表示101を照射し、車間距離情報を元に、自車両100と後続車両200との車間距離に合わせて減速停止要請表示101の照射範囲を徐々に狭めていく。車間距離情報は、例えば車両情報取得部1の車間距離情報取得部5から車間距離判断部20を経由して制御部9へ通知される。
これにより、自車両100と後続車両200との車間距離が徐々に狭まっていることを、後続車両200の運転手に示唆することができる。またこのとき、照射内容C1から照射内容D1への変化を後続車両200の運転手に印象付けるために、照射している減速停止要請表示101の線と線との間隔を狭めたり、表示色を徐々に変化させたり(例えば、橙色から赤色への変化)、点滅させたりしてもよい。これにより、減速停止要請表示101をより強調することができる。
ステップST206は、自車両が距離Dの地点にいるかどうかを判断する処理である。
車間距離判断部20は、車両情報取得部1のハザードランプ情報取得部3からハザードランプ情報、車両状態情報取得部2から車両状態情報、車間距離情報取得部5から車間距離情報をそれぞれ取得する。車間距離判断部20は、これらの情報を元に、ハザードランプが点灯していることを感知した場合、かつ、自車両が停止中であることを感知した場合、かつ、後続車両が自車両に接近中であることを感知した場合、自車両が距離Dの地点にいると判断する。距離Dの判断時、後続車両が自車両に接近中である状態とは、例えば自車両と後続車両との車間距離が5m未満であって徐々に狭まっている状態をいう。車間距離判断部20は、距離Dの地点にいると判断した場合(ステップST206“YES”)、距離Dに対応する照射内容D1を選択して制御部9へ指示し(ステップST207)、ステップST208へ進む。一方、距離Dの地点にいないと判断した場合(ステップST206“NO”)、車間距離判断部20はステップST208へ進む。
距離Dの地点は、図6(d)に示す。
ステップST207は、自車両が距離Dの地点にいるとき、照射内容D1を照射する処理である。
制御部9は、車間距離判断部20から指示された照射内容D1に従って照射部10を制御し、自車両の後方路面に照射内容D1の減速停止要請表示を照射させる。図8(f)に示すように、自車両100が距離Dの地点で停止している場合、自車両100から後続車両200の前方先端までの範囲に減速停止要請表示101を照射する。このとき、例えば、減速停止要請表示101の表示色を全て赤くし、照射範囲を後続車両200から見て左右に広げる。図8(f)では、減速停止要請表示101が車線境界線からはみ出して左右に広がっている。また、ハザードランプの点滅速度より速く減速停止要請表示101を点滅させてもよい。
これにより、自車両100と後続車両200との車間距離が限界まで狭まっており、これ以上接近せずに停止するよう、後続車両200の運転手に示唆することができる。
ステップST208は、自車両が距離Eの地点にいるかどうかを判断する処理である。
車間距離判断部20は、車両情報取得部1のハザードランプ情報取得部3からハザードランプ情報、車両状態情報取得部2から車両状態情報、車間距離情報取得部5から車間距離情報をそれぞれ取得する。車間距離判断部20は、これらの情報を元に、ハザードランプが消灯していることを感知した場合、かつ、自車両が停止中または進行を開始したことを感知した場合、かつ、後続車両が停止中であることを感知した場合、自車両が距離Eの地点にいると判断する。車間距離判断部20は、距離Eの地点にいると判断した場合(ステップST208“YES”)、ステップST107へ進む。一方、距離Eの地点にいないと判断した場合(ステップST208“NO”)、車間距離判断部20はステップST103へ戻る。
距離Eの地点は、図6(e)に示す。また、図8(g)に示すように自車両100が距離Eの地点にいる場合は減速停止要請表示101を照射しない(ステップST107)。
なお、図5のフローチャートは一例であり、後方路面照射装置の動作はこれに限定されるものではない。
ここで、照射内容A1〜D1の変形例を説明する。
制御部9が照射部10を制御して照射内容A1〜D1の減速停止要請表示101を路面に照射させるとき、例えば図9(a)のフェードインと図9(b)のフェードアウトを繰り返して、点滅するアニメーションにしてもよい。人は静止しているものより動いているものへ意識が向くことを利用して、減速停止要請表示101の点滅を繰り返すことで、後続車両の運転手が遠くにいるために照射している内容を判別できなくても、何かが照射されていることへの気づきを誘致することができる。
さらに、減速停止要請表示101を図10(a)、図10(b)、図10(c)、図10(d)、図10(e)の順に変化させ、照射する範囲と照射しない範囲に流れのある変化を加えたアニメーションにしてもよい。これにより、後続車両の運転手に減速停止要請表示101が示す方向(即ち、自車両100)を示唆することができる。
なお、点滅のアニメーションは1回でもよいし、繰り返してもよい。
また例えば、減速停止要請表示101の表示色が変化するアニメーションにしてもよい。図11では減速停止要請表示101を白黒の濃淡で表現しているが、実際には、図11(a)の橙色から図11(b)の赤色に表示色が変化する。これにより、後続車両の運転手が遠くにいるために照射している内容を判別できなくても、照射の変化を察知させることができる。また、人は静止しているものより動いているものへ意識が向くことを利用して、何かが照射されていることへの気づきを誘致することができる。
なお、表示色の変化は1回でもよいし、繰り返してもよい。
また例えば、図12(a)に示す減速停止要請表示101の線の形状を、図12(b)および図12(c)のように徐々に矢印の形状に変化させたり、線を太くしたり、線と線との間隔を広げたりするアニメーションにしてもよい。形状等に変化を加えることにより、後続車両の運転手に対して減速および停止を求めていることを示唆しやすくなる。
なお、形状等の変化は1回でもよいし、繰り返してもよい。
また例えば、図13(a)に示す減速停止要請表示101の照射範囲および線の間隔を、図13(b)および図13(c)のように後続車両から見て前後左右に拡大および縮小するアニメーションにしてもよい。例えば、自車両100が距離Bの地点にいるときは照射範囲は変化せず、距離Cの地点にいるときは後続車両との車間距離が狭まるにつれて後続車両から見て前後の照射範囲を縮小させ(図13(a)から図13(b)への変化)、距離Dの地点にいるときは後続車両から見て前後の照射範囲を縮小させると共に左右の照射範囲は拡大させる(図13(b)から図13(c)への変化)。これにより、後続車両の運転手に車間距離が変化していることを示唆することができる。
なお、図9〜図13に示すような変化を組み合わせてもよい。
また、減速停止要請表示101に対して図9〜図13に示すような変化を加えるとき、変化の速度を速くしたり遅くしたりしてもよい。これにより、後続車両の運転手に緊張感とおおよその距離感を与えることができる。
例えば、自車両100が距離Aの地点にいるときは減速停止要請表示101の変化が分かりにくいように変化の速度を遅め、距離Bの地点ではハザードランプの点滅と同様の速度で変化を繰り返し、距離Dの地点ではハザードランプよりも速い速度で点滅を繰り返す。これにより、車間距離が遠いときは後続車両の運転手は先行車両の位置を遠くに感じ、緊張感を感じさせないで済み、車間距離が近いときは後続車両の運転手に緊張感を感じさせて、先行車両との車間距離が狭まっていることを感じさせ停止を促すことができる。
以上より、実施の形態2によれば、後方路面照射装置は、車両情報取得部1が取得した車両情報に基づいて車両と後続車両の車間距離を判断し、車間距離に応じて照射内容(例えば、照射範囲)を変更する車間距離判断部20を備える構成にした。これにより、後続車両の運転手に対して車間距離がどの程度であるかを伝えることができる。また、後続車両の運転手に対して、自車両の存在をより強くアピールすることができる。さらに、文字の表示に頼らなくても後続車両の運転手へ伝えることができる。
また、実施の形態2によれば、車間距離判断部20は、車間距離が長い場合は照射内容のアニメーションの変化速度を遅く、車間距離が短い場合は変化速度を速くするようにした。アニメーションによって、遠くにいる後続車両の運転手の気づきを得やすくなる。
実施の形態3.
図14は、実施の形態3に係る後方路面照射装置の構成例を示すブロック図である。図14において、図1および図4と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。実施の形態3の後方路面照射装置は、回避有無判断部30が追加された構成である。
車両情報取得部1は、車両情報を緊急停止判断部6、追突回避判断部7および車間距離判断部20に加え、回避有無判断部30および照射有無判断部8にも出力する。
回避有無判断部30は、車両情報取得部1から取得した情報に基づいて、後続車両に対して減速または停止を促す表示をするか自車両を回避して走行するよう促す表示をするかを判断し、自車両を回避して走行するよう促す表示をしたほうがよいと判断した場合、回避を促す照射内容を制御部9に指示する。
制御部9は、回避有無判断部30から回避を促す照射内容が指示された場合、その照射内容に従って照射部10を制御する。
例えば、後続車両が自車両を避ければ追突を回避できるとき、減速または停止を促す照射内容では後続車両の運転手に対して減速または停止をしてほしいと伝えてしまい、交通状態を悪化させてしまう場合がある。
また、高速道路において緊急停止時は車両後方に発炎筒または三角表示板を設置することが道路交通法により義務付けられており、設置の際に人が道路上に出なければならないが、設置している間は緊急停止を周囲に伝える手段がハザードランプのみである。そのため、後続車両の運転手が前方の人および緊急停止車両に気づきにくい。
そのような場合、自車両の後方路面への照射により、後続車両に対して自車両への追突に注意してほしいこと、および回避行動を行ってもらいたいことを伝える。
次に、図15〜図18を用いて、実施の形態3の後方路面照射装置の動作を説明する。
図15は、実施の形態3に係る後方路面照射装置の動作を示すフローチャートである。図15のステップST100〜ST102,ST104〜ST108は図3と同じ処理であるため説明を省略する。図16(a)〜図16(e)は、自車両100が路側帯に緊急停止した状態で後方路面に照射する回避要請表示102の例を示す図である。図17(a)〜図17(g)は、距離A〜Dに対応する回避要請表示102の例を示す図である。図18は、後続車両200から回避要請表示102を見たときの見え方の一例を示す図である。
緊急停止判断部6が緊急停止であると判断した場合(ステップST101“YES”もしくはステップST102“YES”)、減速停止要請表示と回避要請表示のどちらを照射するか、以下のステップST300により決定する。
ステップST300は、車両の進行方向が路側帯側であるかどうかを判断する処理である。
回避有無判断部30は、自車両の現在位置がどの車線であるかを示す情報、または自車両のハンドルの動きに基づく進行方向を示す情報を車両情報取得部1の位置情報取得部4から取得する。回避有無判断部30は、取得した情報を元に、自車両の走行車線が最も外側の車線であり、かつ、ハンドルの動きから車両の進行方向が路側帯側であると判断する。一方、ハンドルが左右に動いておらず前進している場合、回避有無判断部30は、車両の進行方向が路側帯側ではないと判断する。
回避有無判断部30が車両の進行方向が路側帯側であると判断した場合(ステップST300“YES”)、回避を促す回避要請表示の照射内容に切り替えるように制御部9へ指示し、ステップST302へ進む。一方、回避有無判断部30が車両の進行方向が路側帯側ではないと判断した場合(ステップST300“NO”)、減速または停止を促す減速停止要請表示の照射内容に切り替えるように制御部9へ指示し、ステップST301へ進む。
ステップST301は、減速停止要請表示を照射する処理である。
制御部9は、回避有無判断部30から減速停止要請表示の照射内容に切り替える指示を受け取った後、上記実施の形態1のステップST103(図3)と同様の動作を実行することにより、照射部10を制御して後方路面に減速停止要請表示を照射させる。
なお、このステップST301において、上記実施の形態2のステップST200〜ST208(図5)と同様の動作を実行してもよい。
ステップST302は、回避要請表示を照射する処理である。
制御部9は、回避有無判断部30から回避要請表示の照射内容に切り替える指示を受け取った後、照射部10を制御して、図16(a)〜図16(e)に示すような後続車両200に回避行動を促す回避要請表示102を照射させる。このとき、車両状態情報に基づいてエンジンが停止され運転手が車両を降りたことが感知されても、制御部9は回避要請表示102の照射を続けるよう照射部10に指示する。
これにより、発炎筒または三角表示板の設置よりも早い段階で、後続車両の運転手に対して、自車両の緊急停止および自車両を回避して通過してほしい旨を示唆できる。また、後続車両に対して自車両の存在を強調した状態で、自車両の運転手が発炎筒などの設置を行うことができる。
なお、図15のフローチャートは一例であり、後方路面照射装置の動作はこれに限定されるものではない。
図16(a)〜図16(e)のそれぞれに示すように、回避要請表示102は、自車両100に近い側の左右の照射範囲が広く、遠くなるにつれて狭くなり、後続車両200から見て左側(路側帯側)に寄る形である。これにより、後続車両200から見て右側(車道側)へ寄ってほしいことを示唆することができる。
図16に示す回避要請表示102の例は左側通行の場合である。右側通行の場合は表示を左右反転させればよい。
また、回避要請表示102に対して、図9〜図13に示したような変化を加えてもよく、これにより後続車両200に回避行動をしてほしいと促していることを強調することができる。
さらに、高速道路の場合、道路交通法により、路側帯に停止するときに発炎筒または三角表示板を停止した車両の後方50mの地点に設置する義務がある。これにのっとり回避要請表示102の照射範囲を自車両100の後方50m以上先まで拡大することで、後続車両200の運転手が発炎筒等を設置しに車外に出た人に気づきやすくなる。
また、ステップST302において、上記実施の形態2のステップST200〜ST208(図5)と同様の動作を実行し、回避要請表示102を、自車両と後続車両の車間距離に応じた照射内容に変化させてもよい。回避要請表示102を照射するときに実施の形態2を実行するときの表示例を図17に示す。例えば図17の場合、自車両100が距離Aの地点にいるとき、図16(a)の回避要請表示102を図17(a)、図17(b)、図17(c)の順に徐々に照射していく。これにより後続車両200に自車両100が減速しだしていることを示唆することができる。
自車両100が距離Bの地点にいるとき、図17(d)の回避要請表示102を後続車両200から見て左から右へフェードイン、フェードアウトを繰り返すようにしてもよい。これにより、後続車両200の運転手に対して、車線の左側に寄らずに右側に寄って自車両100との追突を回避してほしいことを示唆することができる。また、このときに図16(b)および図16(e)に示すように、回避要請表示102を後続車両200から見て左側を橙色、右側を赤色というように表示色を変化させてもよい。
自車両100が距離Cの地点にいるとき、距離Bの地点にいるときと同様の回避要請表示102を照射する。これにより、後続車両200の運転手に対して、車線の左側に寄らずに右側に寄って自車両100との追突を回避してほしいことを示唆し続けることができる。また、このときに図17(e)に示すように、回避要請表示102の後続車両200の付近は橙色で表示させつつ自車両100の付近を赤色に変化させてもよいし、反対に後続車両200の付近を赤色に変化させてもよい。
自車両100が距離Dの地点にいるとき、図17(f)に示すように、回避要請表示102の自車両100の付近を赤色に変化させたり、図形同士の間隔を狭めたりしてもよい。これにより、自車両100と後続車両200との車間距離が狭まっていることを示唆することができる。図16(c)、図16(d)および図16(e)では回避要請表示102として、後続車両200から見て左から右を指す矢印を照射しており、さらに自車両100の付近で矢印の間隔を狭めたり、表示の大きさを変化させたりしている。
ステップST303は、自車両の運転手が手動で後方路面照射装置の動作を停止させたかどうかを判断する処理である。
照射有無判断部8は、車両情報取得部1の車両状態情報取得部2から車両状態情報を取得し、運転手が手動で後方路面照射装置の動作を停止させたかどうかを判断する。照射有無判断部8は、運転手が手動で路面後方照射装置の動作を停止させたと判断した場合(ステップST303“YES”)、照射を停止させる指示を制御部9へ出力し、ステップST305へ進む。一方、運転手が手動で路面後方照射装置の動作を停止させていないと判断した場合(ステップST303“NO”)、照射有無判断部8は照射し続ける指示を制御部9へ出力し、ステップST304へ進む。図17(g)に回避要請表示102の照射を終了した状態を示す。
ステップST304は、自車両が安全な場所へ移動したかどうかを判断する処理である。
照射有無判断部8は、車両情報取得部1の車両状態情報取得部2から車両状態情報を取得すると共に位置情報取得部4から位置情報を取得し、自車両が安全な場所へ移動したかどうかを判断する。車両が緊急停止した地点からエンジンが停止したまま道路以外の場所へ移動したとき、安全な場所へ移動したとみなす。照射有無判断部8は、自車両が安全な場所へ移動したと判断した場合(ステップST304“YES”)、照射を停止させる指示を制御部9へ出力し、ステップST305へ進む。一方、自車両が安全な場所へ移動していないと判断した場合(ステップST304“NO”)、照射有無判断部8は照射し続ける指示を制御部9へ出力し、ステップST302へ進む。
ステップST305は、回避要請表示の照射を終了する処理である。
制御部9は、照射有無判断部8から照射を停止する指示を受け取った後、照射部10を制御して回避要請表示の照射動作を終了させる。
以上より、実施の形態3によれば、後方路面照射装置は、車両情報取得部1が取得した車両情報に基づいて車両の進行方向が路側帯側であるかどうかを判断する回避有無判断部30を備え、制御部9は、回避有無判断部30が路側帯側であると判断した場合、後続車両に車両の回避を促すための、車両から後方に行くにつれて車道側から路側帯側へ照射範囲が変化する照射内容(回避要請表示)の光を照射させる構成にした。錯覚を利用した照射内容を路面に表示することにより、後続車両の運転者に行ってほしい行動を誤解のないように伝えることができる。即ち、後続車両の運転手に、自車両への追突に注意してほしいこと、および回避行動を行ってもらいたいことを伝えることができる。また、発炎筒等の設置よりも早い段階で伝えることができる。
また、実施の形態3によれば、制御部9は、回避有無判断部30が路側帯側であると判断した場合、照射内容の光を車両から後方50m以上まで照射させる構成にした。これにより、後続車両の運転手は、発炎筒等を設置しに車外に出た人に気づきやすくなる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、各実施の形態の任意の構成要素の変形、または各実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
この発明に係る後方路面照射装置は、緊急停止または緊急停止を目的とする減速時に追突注意喚起を表現した照射内容の光を照射部から後方路面へ照射させるようにしたので、緊急停止または減速を後続車両に伝える後方路面照射装置などに用いるのに適している。
1 車両情報取得部、2 車両状態情報取得部、3 ハザードランプ情報取得部、4 位置情報取得部、5 車間距離情報取得部、6 緊急停止判断部、7 追突回避判断部、8 照射有無判断部、9 制御部、10 照射部、20 車間距離判断部、30 回避有無判断部、100 自車両、101 減速停止要請表示、102 回避要請表示、200 後続車両。
この発明に係る後方路面照射装置は、車両に搭載されている車載機器から車両情報を取得する車両情報取得部と、車両情報取得部が取得した車両情報に基づいて車両の緊急停止または緊急停止を目的とする減速を判断する緊急停止判断部と、車両情報取得部から取得した車両情報に基づき、後続車両に自車両を回避した走行を促す表示を行うべきかを判断する回避有無判断部と、緊急停止判断部により緊急停止または緊急停止を目的とする減速を判断され回避有無判断部により後続車両に自車両を回避した走行を促す表示を行うべきと判断された場合、自車両の回避方法を表現した照射内容の光を車両に搭載された照射部から後方路面へ照射させる制御部とを備えるものである。
この発明によれば、緊急停止判断部により緊急停止または緊急停止を目的とする減速を判断され回避有無判断部により後続車両に自車両を回避した走行を促す表示を行うべきと判断された場合、自車両の回避方法を表現した照射内容の光を照射部から後方路面へ照射させるようにしたので、緊急停止または緊急停止を目的として減速した自車両の存在を後続車両に対して目立つように示すことができると共に、何をしてほしいか伝わりやすくなる。

Claims (7)

  1. 車両に搭載されている車載機器から車両情報を取得する車両情報取得部と、
    前記車両情報取得部が取得した車両情報に基づいて前記車両の緊急停止または緊急停止を目的とする減速を判断する緊急停止判断部と、
    前記緊急停止判断部が緊急停止または緊急停止を目的とする減速を判断した場合、追突注意喚起を表現した照射内容の光を前記車両に搭載された照射部から後方路面へ照射させる制御部とを備える後方路面照射装置。
  2. 前記車両情報取得部が取得した車両情報に基づいて前記車両と後続車両の車間距離を判断し、車間距離に応じて前記照射内容を変更する車間距離判断部を備えることを特徴とする請求項1記載の後方路面照射装置。
  3. 前記車間距離判断部は、車間距離に応じて照射範囲を変更することを特徴とする請求項2記載の後方路面照射装置。
  4. 前記車間距離判断部は、車間距離が長い場合は前記照射内容のアニメーションの変化速度を遅く、車間距離が短い場合は変化速度を速くすることを特徴とする請求項2記載の後方路面照射装置。
  5. 前記車両情報取得部が取得した車両情報に基づいて後続車両が前記車両への追突を回避できたかどうかを判断する追突回避判断部を備え、
    前記制御部は、前記追突回避判断部において前記後続車両が追突を回避できていないと判断した場合、前記後続車両に減速または停止を促すための、前記車両から後方へ行くにつれて態様が変化する照射内容の光を前記照射部から照射させることを特徴とする請求項1記載の後方路面照射装置。
  6. 前記車両情報取得部が取得した車両情報に基づいて前記車両の進行方向が路側帯側であるかどうかを判断する回避有無判断部を備え、
    前記制御部は、前記回避有無判断部において前記車両の進行方向が路側帯側であると判断した場合、後続車両に前記車両の回避を促すための、前記車両から後方に行くにつれて車道側から路側帯側へ照射範囲が変化する照射内容の光を前記照射部から照射させることを特徴とする請求項1記載の後方路面照射装置。
  7. 前記制御部は、前記回避有無判断部において前記車両の進行方向が路側帯側であると判断した場合、前記照射内容の光を前記車両から後方50m以上まで照射させることを特徴とする請求項6記載の後方路面照射装置。
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