JPWO2016016922A1 - 走行支援システム及び走行支援方法 - Google Patents

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Abstract

ユーザに有意な死角の検出対象物だけを通知する可能性を高めること可能な技術を提供することを目的とする。制御部3は、情報取得部2で取得された第1車両の経路情報と、第1車両の現在位置情報と、第1及び第2車両の検出対象物情報とに基づいて、第1車両で検出されずに第2車両で検出された検出対象物のうち、第1車両が走行する死角地点において第1車両の走行に影響すると判定された検出対象物を、走行影響対象物として第1車両にて通知部4に通知させる。

Description

本発明は、通知部を用いて車両の走行を支援する走行支援システム及び走行支援方法に関する。
近年、車両の衝突予知等のために、自車に搭載したカメラ等の撮像装置や、ミリ波レーダを用いて、自車の前方の障害物を検出する種々の障害物検出装置が提案されている。さらに、この障害物検出装置が検出した同情報を、車車間通信を利用して他車から受信することにより、自車から見て死角に位置する可能性がある車両などの検出対象物(以下「死角の検出対象物」と記す)の情報を取得する技術が提案されている。
例えば特許文献1に記載の装置では、自車の位置、車速ベクトル、及びウインカの操作等に基づいて自車の進路を推定し、自車の進路と、死角の検出対象物の情報とに基づいて、自車と死角の検出対象物との衝突危険度を判定し、衝突危険度が高いと判定した場合に、自車の運転者に注意喚起、または自車の衝突回避動作を通知する。
特開2008−293099号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、自車の進路に関してあらゆる死角の検出対象物を、自車の運転者に通知する。この結果、運転者などのユーザに有意でない死角の検出対象物も多く通知することから、ユーザは必要以上に死角の検出対象物に対して注意しなければならず、運転者に負担がかかるものとなっていた。
そこで、本発明は、上記のような問題点を鑑みてなされたものであり、ユーザに有意な死角の検出対象物だけを通知する可能性を高めることが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明に係る走行支援システムは、通知部を用いて車両の走行を支援する走行支援システムであって、第1車両の経路情報と、第1車両の現在位置情報と、第1車両及び第2車両がそれぞれ検出した各々の周囲の検出対象物に関する検出対象物情報と、を取得する情報取得部と、情報取得部で取得された第1車両の経路情報と、第1車両の現在位置情報と、第1及び第2車両の検出対象物情報とに基づいて、第1車両で検出されずに第2車両で検出された検出対象物のうち、第1車両が走行する死角地点において第1車両の走行に影響すると判定された検出対象物を、走行影響対象物として第1車両にて通知部に通知させる制御部とを備える。
また、本発明に係る走行支援方法は、通知部を用いて車両の走行を支援する走行支援方法であって、第1車両の経路情報と、第1車両の現在位置情報と、第1車両及び第2車両がそれぞれ検出した各々の周囲の検出対象物に関する検出対象物情報と、を取得し、当該取得された第1の経路情報と、第1車両の現在位置情報と、第1及び第2車両の検出対象物情報とに基づいて、第1車両で検出されずに第2車両で検出された検出対象物のうち、第1車両が走行する死角地点において第1車両の走行に影響すると判定された検出対象物を、走行影響対象物として第1車両にて通知部に通知させる。
本発明によれば、第1車両で検出されずに第2車両で検出された検出対象物のうち、死角地点において第1車両の走行に影響する検出対象物を、第1車両にて通知する。これにより、第1車両のユーザに有意な検出対象物だけを通知する可能性を高めることができるので、ユーザの負担を軽減することができる。
本発明の目的、特徴、態様及び利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
実施の形態1に係るナビゲーション装置の主要な構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るナビゲーション装置の動作例1を説明するための図である。 実施の形態1に係るナビゲーション装置の動作例2を説明するための図である。 実施の形態1に係るナビゲーション装置の動作例3を説明するための図である。 実施の形態2に係るナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るナビゲーション装置の動作例を説明するための図である。 実施の形態3に係るナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態3に係るナビゲーション装置の動作例を説明するための図である。 実施の形態4に係るナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態4に係るナビゲーション装置の動作例を説明するための図である。 その他の変形例に係るサーバの主要な構成を示すブロック図である。 その他の変形例に係る通信端末の主要な構成を示すブロック図である。
<実施の形態1>
以下においては、本発明に係る走行支援システムが、車両に搭載可能なナビゲーション装置単体に適用された場合を例にして説明する。図1は、実施の形態1に係るナビゲーション装置1の主要な構成を示すブロック図である。
以下、図1のナビゲーション装置1は複数の車両に搭載されているものとし、このうちの1台の車両に着目して説明する。そして、以下の説明では着目する1台の車両(第1車両)を「自車」と記し、それ以外の車両(第2車両)を「他車」と記す。なお、自車のナビゲーション装置1の構成及び動作について説明するが、他車のナビゲーション装置1の構成及び動作も同様である。
図1のナビゲーション装置1は、情報取得部2と、制御部3と、通知部4とを備えており、通知部4を用いて自車の走行を支援することが可能となっている。通知部4は、例えば表示装置及びスピーカの少なくともいずれか1つから構成され、表示及び音声出力の少なくともいずれか1つを用いて運転者などのユーザに、自車の走行を支援することが可能な各種情報を通知する。なお、図1の構成では、通知部4は、ナビゲーション装置1に備えられているが、これに限ったものではなく、ナビゲーション装置1に備えられずに、他の装置(例えば後述する通信端末など)に備えられてもよい。
情報取得部2は、自車が走行する予定の経路(自車の経路)を示す経路情報と、自車の現在位置情報と、自車で検出した自車の周囲の検出対象物に関する検出対象物情報とを取得するとともに、他車で検出した他車の周囲の検出対象物に関する検出対象物情報を取得する。以下、自車の周囲の検出対象物に関する検出対象物情報を「自車検出対象物情報」と記し、他車の周囲の検出対象物に関する検出対象物情報を「他車検出対象物情報」と記して説明する。
ここで、経路情報が示す自車の経路には、例えば、ナビゲーション装置1で案内されている経路などが適用される。
自車の周囲には、例えば、自車を中心とし、検出機能により検出可能な最大距離を半径とする円形状の範囲、または、その一部の扇形状の範囲などが含まれる。他車の周囲も、自車の周囲と同様である。
検出対象物には、例えば、自動車、自転車、歩行者などの移動体、または、工事の看板などの非移動体が含まれる。
また、自車検出対象物情報には、例えば、自車の周囲の検出対象物の現在位置の情報が含まれ、他車検出対象物情報には、例えば、他車の周囲の検出対象物の現在位置の情報が含まれる。自車の周囲の検出対象物が移動体である場合には、自車検出対象物情報に、自車の周囲の検出対象物の速度情報(例えば速度ベクトルなど)がさらに含まれてもよい。同様に、他車の周囲の検出対象物が移動体である場合には、他車検出対象物情報に、他車の周囲の検出対象物の速度情報がさらに含まれてもよい。
制御部3は、例えばナビゲーション装置1の図示しないCPU(Central Processing Unit)などが、ナビゲーション装置1の図示しない半導体メモリなどの記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより、当該CPUの機能として実現される。
制御部3は、情報取得部2で取得された自車の経路情報と、自車の現在位置情報と、自車検出対象物情報及び他車検出対象物情報とに基づいて、自車で検出されずに他車で検出された検出対象物のうち、自車が走行する死角地点において自車の走行に影響すると判定された検出対象物を、走行影響対象物として自車にて通知部4に通知させる。
ここで、自車で検出されずに他車で検出された検出対象物には、自車は除かれるものとする。このような検出対象物は、自車から見て死角に位置する可能性がある死角の検出対象物に相当する。そこで、以下では、自車で検出されずに他車で検出された検出対象物と、死角の検出対象物とは同じであるものとして説明する。
上述の死角地点には、例えばユーザやメーカにより死角の検出対象物の存在が想定される地点が予め設定される。このような地点としては、例えば交差点、駐車場の出入口地点、目的地の出入口地点、道路の合流地点、T字路地点、道路のカーブ地点、及び減速する頻度が高い地点などの少なくともいずれか1つの地点、または、当該地点とその近傍の部分(例えば歩道)との組み合わせなどが想定される。
上述の判定(検出対象物が、死角地点において自車の走行に影響するか否かの判定)の基準としては、例えば、経路情報に示される自車の経路が死角地点において検出対象物の位置を通過するか否か、自車の経路が死角地点において検出対象物が移動する経路と交差するか否か、自車の経路が死角地点において検出対象物が移動する経路と重なるか否かなどが適用される。以下、経路情報に示される自車の経路が、死角地点において検出対象物の位置を通過したり、死角地点において検出対象物が移動する経路と交差したり、重なったりする場合に、これら検出対象物が、死角地点において自車の走行に影響すると判定されるものとして説明するが、これに限ったものではない。なお、検出対象物が移動する経路は、例えば、検出対象物情報に含まれる検出対象物の現在位置及び速度情報に基づいて算出される。
上述の判定は、ナビゲーション装置1で行われてもよいし、自車の経路情報と、自車の現在位置情報と、自車及び他車の検出対象物情報とがナビゲーション装置1の外部の装置に与えられることにより、当該装置で行われてもよい。
以上のような本実施の形態1に係るナビゲーション装置1によれば、死角地点という特に注意を要する地点において自車の走行に影響する死角の検出対象物を、自車にて通知する。これにより、自車のユーザに有意な死角の検出対象物だけを通知する可能性を高めることができるので、自車のユーザの負担を軽減することができる。
次に、ナビゲーション装置1の主要な構成要素だけでなく、付加的な構成要素についても説明する。ただし、以下の内容は、上述の内容の一例を説明したものであり、本発明は以下の内容に限ったものではない。
図2は、本実施の形態1に係るナビゲーション装置1の主要な構成及び付加的な構成を示すブロック図である。
図2のナビゲーション装置1は、上述の情報取得部2、制御部3、及び通知部4に加えて、入力部5と、地図データ蓄積部6と、経路案内部7とを備えている。ナビゲーション装置1のこれら構成要素は、制御部3によって統括的に制御される。
情報取得部2は、自車の現在位置を検出(取得)する現在位置検出部21と、経路を算出(取得)する経路算出部23と、他車と無線通信を行うことにより他車検出対象物情報を受信(取得)する無線通信部25と、自車検出対象物情報を検出(取得)する周囲情報検出部27及び外界センサ28とを備えている。情報取得部2の各構成要素の詳細については、後で適宜説明する。
通知部4は、表示部4aと、画像制御部4bと、音声出力部4cと、音声制御部4dとを備えている。
画像制御部4bは、制御部3から出力された地図画像及び案内画像を含む画像データに基づいて、ディスプレイなどから構成される表示部4aに地図画像及び案内画像などの画像を表示させる。同様に、音声制御部4dは、制御部3から出力された案内音声及び警告音などを含む音声データに基づいて、スピーカなどから構成される音声出力部4cに案内音声及び警告音などの音声を出力させる。ナビゲーション装置1は、以上のように構成された通知部4の通知(表示及び音声出力)を制御することが可能となっており、当該通知を用いて自車の走行を支援することが可能となっている。
入力部5は、例えば、押しボタン装置、または、タッチパネルなどから構成されており、自車が到着すべき目的地を特定可能な目的地情報などをユーザから受け付ける。なお、入力部5がタッチパネルで構成される場合は、表示部4aと一体化して構成されてもよい。入力部5は、例えば、ユーザの操作に応じて表示部4aにスクロール表示される地図上の地点をユーザから受け付けた場合には、当該地点を目的地として受け付け、住所または電話番号をユーザから受け付けた場合には、当該住所または電話番号を目的地情報として受け付ける。
地図データ蓄積部6は、例えばハードディスクドライブ(HDD)、RAM(Random Access Memory)などの記憶装置から構成されており、地図データを記憶(蓄積)している。なお、この地図データ蓄積部6は、ナビゲーション装置1の外部から地図データを取得して記憶するように構成されてもよい。例えば、地図データ蓄積部6は、地図データを、外部装置からネットワークを介してダウンロードすることにより記憶してもよいし、または、DVD(Digital Versatile Disk)−ROM(Read Only Memory)、Blu−Ray(登録商標)Disc−ROMなどの記録媒体から読み出すことにより記憶してもよい。
現在位置検出部21は、GPS(Global Positioning System)受信部21a、方位検出部21b及びパルス検出部21cと接続されている。GPS受信部21aは、GPS衛星からのGPS信号を受信し、当該GPS信号に基づいて、自車の現在位置(例えば緯度・経度の座標)を検出する。方位検出部21bは、例えばジャイロセンサ及び方位センサから構成されており、自車の走行方向(例えば方位)を検出する。パルス検出部21cは、自車の車軸の単位時間当たりの回転数に応じたパルス信号を検出し、当該パルス信号に基づいて自車の走行速度及び走行距離を検出する。
以上のように構成された現在位置検出部21は、GPS受信部21aで受信された現在位置を、方位検出部21b及びパルス検出部21cで検出した車両移動データ(自車の走行方向、走行速度及び走行距離)に基づいて補正することにより、自車の正確な現在位置を検出することが可能となっている。
経路算出部23は、現在位置検出部21で検出された自車の現在位置などの出発地と、入力部5にてユーザから受け付けた目的地と、地図データ蓄積部6に記憶されている地図データとに基づいて、地図上における出発地から目的地までの経路を算出する。算出される経路としては、例えば、走行時間が短い経路(時間優先経路)、走行距離が短い経路(距離優先経路)、燃料が少ない経路(燃料優先経路)、有料道路をなるべく走行する経路(有料優先経路)、一般道路をなるべく走行する経路(一般優先経路)、並びに、時間、距離及び費用のバランスが良い経路(標準経路)などが挙げられる。
経路案内部7は、経路算出部23で算出された経路のうち、入力部5などを介してユーザが選択した経路(以下「走行予定経路」と記す)を記憶する。経路案内部7は、走行予定経路における自車の現在位置に基づいて通知部4の通知を制御することにより、ユーザを走行予定経路に沿って現在位置から目的地まで案内する。なお、ここでは、上述の経路情報は、走行予定経路(経路算出部23で算出された経路)を示すものとする。
無線通信部25は、受信アンテナ25aと、他車から送信された各種情報を当該受信アンテナ25aを介して受信する受信部25bと、送信アンテナ25cと、他車に送信すべき各種情報を当該送信アンテナ25cを介して送信する送信部25dとを備えている。本実施の形態1では、無線通信部25は、通信が届く範囲に位置する他車(自車近傍の他車)との間で直接的に各種情報を送受信する車車間通信を行うように構成されている。無線通信部25が、車車間通信を行うように構成された場合には、新たな通信インフラの整備が不要となる。ただし、これに限ったものではなく、無線通信部25は、携帯通信網や、路車間通信を行うように構成されてもよい。
以上のように構成された無線通信部25は、車車間通信により、他車検出対象物情報を他車から受信するとともに、自車検出対象物情報を他車に送信する。
周囲情報検出部27は、外界センサ28が接続されており、外界センサ28で検出された自車の周囲の情報から、検出対象物情報を抽出(検出)する。
外界センサ28は、例えば可視光領域や赤外線領域にて撮影可能なカメラ28a及び画像処理部28bと、例えばレーザ光やミリ波等のレーダ28c及びレーダ制御部28dとを備えている。
カメラ28aは、例えば自車のフロントウィンドウの車室内側でルームミラー近傍の位置に配設され、フロントウィンドウ越しに自車の走行方向前方の予め定められた検知範囲の外界を撮影する。なお、カメラ28aには、例えば、CCD(Charge Coupled Device)カメラやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)カメラ等が適用される。画像処理部28bは、カメラ28aの撮像により得られた画像に対して、例えばフィルタリングや二値化処理等の予め定められた画像処理を行い、二次元配列の画素からなる画像データを生成して周囲情報検出部27に出力する。
レーダ28cは、例えば自車のボディのノーズ部や車室内のフロントウィンドウ近傍等に配設され、レーダ制御部28dの制御により、レーザ光やミリ波等の発信信号を適宜の検知方向(例えば自車の走行方向前方等)に向けて発信する。また、レーダ28cは、発信信号が自車の外部の物体によって反射されることで生じた反射信号を受信し、反射信号と発信信号とを混合することによってビート信号を生成して周囲情報検出部27に出力する。レーダ制御部28dは、周囲情報検出部27からレーダ制御部28dに入力される制御指令に応じてレーダ28cを制御する。
周囲情報検出部27は、例えば、画像データに、予め定められた移動体または非移動体の画像が含まれるか否かを判定することにより、画像データに検出対象物の画像が含まれるか否かを判定する。周囲情報検出部27は、画像データに当該画像が含まれると判定した場合に、画像データの全画像における基準位置(例えば全画像の水平方向における中央の位置)と検出対象物との間の第1距離を算出するとともに、レーダ28cで生成されたビート信号に基づいて、検出対象物と自車との間の第2距離を算出する。周囲情報検出部27は、第1距離及び第2距離に基づいて、水平方向における自車の位置に対する検出対象物の相対位置(例えば緯度・経度の座標)を算出する。それから、周囲情報検出部27は、算出した相対位置と、現在位置検出部21で検出された自車の現在位置とに基づいて、検出対象物の現在位置を算出(検出)する。
また、周囲情報検出部27は、検出対象物が移動体であると判定した場合に、検出対象物の現在位置の時間変化を求めることにより、検出対象物の速度ベクトルなどの速度情報を算出(検出)する。
<動作>
図3は、本実施の形態1に係る自車のナビゲーション装置1の動作を示すフローチャートである。この動作は、ナビゲーション装置1の制御部3を構成するCPUが、ナビゲーション装置1の記憶装置に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。次に、図3のフローチャートを用いて、自車のナビゲーション装置1の動作について説明する。
まず、ステップS1にて、制御部3は、周囲情報検出部27に、自車検出対象物情報を検出させる。
ステップS2にて、制御部3は、無線通信部25(受信部25b)が、その通信範囲内で、他車から他車検出対象物情報を受信したか否かを判定する。受信したと判定した場合にはステップS3に進み、受信していないと判定した場合にはステップS8に進む。
ステップS3にて、制御部3は、自車検出対象物情報と他車検出対象物情報とを比較し、他車検出対象物情報に含まれるが自車検出対象物情報に含まれない検出対象物(死角の検出対象物)の情報を、死角情報として検出(抽出)する処理を開始する。
ステップS4にて、制御部3は、ステップS3で死角情報を検出したか否かを判定する。死角情報を検出したと判定した場合にはステップS5に進み、検出していないと判定した場合にはステップS8に進む。
ステップS5にて、制御部3は、経路算出部23が経路をすでに算出しているか否かを判定する。例えば、制御部3は、経路案内部7による走行予定経路に沿った経路案内が行われている場合には経路が算出されていると判定し、当該経路案内が行われていない場合には経路が算出されていないと判定する。ステップS5にて、経路が算出されていると判定した場合にはステップS6に進み、算出されていないと判定した場合にはステップS8に進む。
ステップS6にて、制御部3は、走行予定経路(経路算出部23で算出された経路)と、ステップS4にて検出したと判定された死角情報と、地図データ蓄積部6に記憶されている地図データとに基づいて、自車が走行する死角地点において、自車の走行に影響する死角の検出対象物が存在するか否かを判定する。当該死角の検出対象物が存在すると判定した場合にはステップS7に進み、存在しないと判定した場合にはステップS8に進む。
ステップS7にて、制御部3は、ステップS6で自車の走行に影響を与える死角の検出対象物を走行影響対象物として通知部4に通知させる。例えば、制御部3は、走行影響対象物の現在位置及び移動方向(速度ベクトルの方向)を通知部4にて強調して表示させたり、通知部4から音声出力させたりする。これにより、死角地点における走行影響対象物の位置及び移動方向が、自車の通知部4により通知(表示及び音声出力)される。その後、ステップS8に進む。
ステップS8にて、制御部3は、通知部4による走行影響対象物の通知を停止する操作を入力部5で受け付けたか否かを判定する。当該操作を入力部5で受け付けたと判定した場合には通知部4による走行影響対象物の通知を停止するとともに図3に示す動作を終了する。一方、当該操作を受け付けていないと判定した場合にはステップS1に戻る。
<動作例1>
図4は、図3のフローチャートに示した動作の一例を説明するための図である。
図4には、自車101と、自車101の走行予定経路101aと、自車101の外界センサ28の検出範囲101bとが示されている。また、図4には、他車121,122,123,221,222,223と、それらの移動方向121a,122a,123a,221a,222a,223aと、他車121,122,221,222の外界センサ28の検出範囲121b,122b,221b,222bとが示されている。
さらに、図4には、歩行者124と、歩行者の移動方向124aと、交差点100,200と、自車101周辺の地図とが示されている。自車101の走行予定経路101aは、図4の太い矢印で示されており、交差点100を左折する経路となっている。なお、図4では、自車101が走行する死角地点は、交差点100及びその歩道となっている。
以下、図4に示す位置関係について、図3のフローチャートに示した動作を説明する。
(ステップS1)
自車101のナビゲーション装置1は、外界センサ28の検出範囲101b内の検出対象物を検出して、自車検出対象物情報を検出する。図4に示す位置関係の場合、自車101の検出対象物は以下の通りである。
自車101の検出対象物:他車122,123
(ステップS2)
自車101のナビゲーション装置1は、他車121,122,221,222から他車検出対象物情報を受信する。図4に示す位置関係の場合、当該他車検出対象物情報に示される他車121,122,221,222の検出対象物は、以下の通りである。
他車121の検出対象物:他車122,歩行者124
他車122の検出対象物:他車121,123
他車221の検出対象物:他車222
他車222の検出対象物:他車221,223
(ステップS3)
自車101のナビゲーション装置1は、ステップS1で検出した自車101の検出対象物と、ステップS2で検出した他車121,122,221,222の検出対象物とを比較する。他車検出対象物情報に含まれ、かつ自車検出対象物情報に含まれない検出対象物(他車121,221,222,223、歩行者124)の情報を、自車101における死角情報として検出する。
(ステップS4)
図4の例では、ステップS3にて死角情報が検出されるのでステップS5に進む。
(ステップS5)
自車101のナビゲーション装置1は、自車101のユーザに対して走行予定経路に沿って目的地までの案内を行っているか否かを判定する。図4の例では、交差点100を左折する走行予定経路101aを案内しているのでステップS6に進む。
(ステップS6)
自車101のナビゲーション装置1は、自車101が走行する死角地点(交差点100及びその歩道)において、ステップS3で検出された検出対象物(他車121,221,222,223、歩行者124)のうち、自車101の走行に影響する検出対象物が存在するか否かを判定する。
自車101の走行予定経路101aは、交差点100において、他車121が移動する経路(他車121の現在位置及び移動方向121aに基づいて算出される経路)と重なることから、他車121は自車101の走行に影響すると判定される。また、自車101の走行予定経路101aは、交差点100の歩道において、歩行者124が移動する経路と交差することから、歩行者124は自車101の走行に影響すると判定される。
自車101の走行予定経路101aは、交差点100または歩道において、他車221,222,223が移動する経路と交差したり、重なったりしないことから、他車221,222,223は自車101の走行に影響しないと判定される。
(ステップS7)
自車101のナビゲーション装置1は、ステップS3で検出された検出対象物(他車121,221,222,223、歩行者124)のうち、ステップS6で自車101の走行に影響すると判定された他車121及び歩行者124を、走行影響対象物として通知部4から通知することにより、それらの存在を注意喚起する。
(ステップS8)
ユーザが注意喚起の必要性に応じて、通知停止の操作を自車101のナビゲーション装置1に対して行わない限り、ステップS1に戻り再度前記動作を繰り返す。
<動作例2>
図5は、図3のフローチャートに示した動作の別例を説明するための図である。図5の位置関係は、図4の位置関係と同じである。また、図5では、自車101の走行予定経路101aは、交差点100を右折する経路となっており、自車101が走行する死角地点は、交差点100及びその歩道となっている。
図5に示す位置関係の場合、ステップS1〜S5まで動作例1と同様の動作が行われる。
そして、自車101の走行予定経路101aは、交差点100において、他車121,223が移動する経路と交差することから、ステップS6にて他車121,223は自車101の走行に影響すると判定される。一方、これら以外のステップS3で検出された検出対象物は、自車101の走行に影響しないと判定される。
この結果、ステップS7にて、自車101のナビゲーション装置1は、他車121,223を、走行影響対象物として通知部4から通知する。
<動作例3>
図6は、図3のフローチャートに示した動作の別例を説明するための図である。図6の位置関係は、図4の位置関係と同じである。また、図6では、自車101の走行予定経路101aは、交差点100を直進する経路となっており、自車101が走行する死角地点は、交差点100,200及びその歩道となっている。
図6に示す位置関係の場合、ステップS1〜S5まで動作例1と同様の動作が行われる。
そして、自車101の走行予定経路101aは、交差点100において、他車121が移動する経路と交差し、交差点200において、他車221,222が移動する経路と交差することから、ステップS6にて他車121,221,222は自車101の走行に影響すると判定される。一方、これら以外のステップS3で検出された検出対象物は、自車101の走行に影響しないと判定される。
この結果、ステップS7にて、自車101のナビゲーション装置1は、他車121,221,222を、走行影響対象物として通知部4から通知する。
<効果>
以上のような本実施の形態1に係るナビゲーション装置1によれば、自車101が走行する死角地点において、自車101の走行に影響する死角の検出対象物が、走行影響対象物として通知部4により通知される。したがって、自車101の走行に影響する可能性が低い死角の検出対象物については注意喚起の通知をせずに、当該可能性が高い死角の検出対象物について当該通知をすることができる。したがって、自車101のユーザの負担を軽減することができる。
また、他車の走行予定経路を用いなくても上述の動作を行うことができるので、他車が走行予定経路を算出していなかったり、送信していなかったりする場合にも、上述の効果を得ることができる。また、ナビゲーション装置1を搭載していない車両、歩行者及び自転車など、その他の障害となり得る検出対象物を、走行影響対象物として通知することができる。さらに、受信アンテナ25aまたは送信アンテナ25cに指向性アンテナなどを用いても上述の効果を得ることができ、汎用的なアンテナを用いても上述の効果を得ることができる。
<変形例>
以上の説明では、自車101のナビゲーション装置1は、走行予定経路の情報を他車のナビゲーション装置1に送信せず、また、他車のナビゲーション装置1からの走行予定経路の情報を受信しなかったが、これに限ったものではない。
例えば、図4の例において、他車121のナビゲーション装置1が、他車121の運転者に対して目的地までの案内を行っており、他車121が交差点100において直進するように案内していたとする。このような場合には、他車121のナビゲーション装置1は、他車121の外界センサ28が検出した他車検出対象物情報を送信するだけでなく、他車121の現在位置と、直近に走行する交差点100の移動方向(図4では直進)である走行予定とを含む走行予定情報も送信してもよい。自車101のナビゲーション装置1も同様である。このように構成した場合には、検出対象物が、死角地点において自車101の走行に影響するか否かの判定において、当該判定の精度の向上化が期待できる。
なお、上述の走行予定は、直近に走行する交差点100の移動方向を示す代わりに、直近に右折または左折する方向と、当該直近に右折または左折する地点(直近に走行する地点でなくてもよい)とを示してもよい。
図6を用いた上述の説明では、他車121,221,222を、走行影響対象物として通知部4から通知した。しかしこれに限ったものではなく、後述する実施の形態2のように、自車101が直近に走行する交差点100から遠い他車221,222については、走行影響対象物として通知部4から通知しないように構成してもよい。
図6では、他車121,221,222の位置を示す図形(ここでは自動車の形状を示す略四角形)と、移動方向121a,221a,222aを示す矢印とをそれぞれ重畳する表示例を示したが、表示形態はこれに限ったものではない。このことは、図4及び図5においても同様である。
以上の説明では、周囲情報検出部27は、第1距離及び第2距離という2つの検出値から、水平方向における自車101の位置に対する検出対象物の相対位置、すなわち二次元座標に対応する2つの未知数の値を求めた。しかしこれに限ったものではなく、自車101及び検出対象物の位置に関する2つの検出値から上述の相対位置を求めることが可能である。例えば、周囲情報検出部27は、レーダ28cの検知方向及び第2距離という検出値から、上述の相対位置を求めてもよい。
また、ナビゲーション装置1の構成要素のうち、現在位置検出部21、経路算出部23、周囲情報検出部27、及び経路案内部7は、それぞれ一対一で設けられたCPUがプログラムをそれぞれ実行することによって実現されてもよいし、一つのCPUがプログラムを実行することによって実現されてもよい。
なお、上述した変形例は、実施の形態1だけでなく、以下で説明する実施の形態2〜4に適用されてもよい。
<実施の形態2>
本発明の実施の形態2に係るナビゲーション装置1では、制御部3は、自車101の現在位置情報に基づいて、自車101の現在位置が、自車101が直近に走行する死角地点から予め定められた第1距離よりも離れている場合には、走行影響対象物を通知部4から通知させないように構成されている。また、制御部3は、検出対象物情報に含まれる検出対象物の現在位置情報に基づいて、自車101が直近に走行する死角地点から予め定められた第2距離よりも離れている走行影響対象物を、通知部4から通知させないように構成されている。その他の構成及び動作は、実施の形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
<動作>
図7は、本実施の形態2に係る自車101のナビゲーション装置1の動作を示すフローチャートであり、図8は当該動作の一例を説明するための図である。
図7に示されるフローチャートは、図3に示したフローチャートのステップS5及びS6の間に、ステップS11及びS12を追加したものである。このため、以下においては、ステップS11及びS12について主に説明する。
ステップS11にて、制御部3は、経路情報(走行予定経路)と、現在位置検出部21が検出した現在位置と、地図データ蓄積部6に記憶されている地図データとに基づいて、自車101と、自車101が直近に走行する死角地点との間の距離を算出する。
そして、制御部3は、算出した距離が予め定められた第1距離よりも離れているか否かを判定する。なお、第1距離には、例えば30m〜110mのいずれかの値が適用される。
算出した距離が第1距離以下である場合には、制御部3は自車101が直近の死角地点から第1距離よりも離れていないと判定してステップS12に進む。算出した距離が第1距離を超えている場合には、制御部3は自車101が直近の死角地点から第1距離よりも離れていると判定してステップS8に進む。
図8には、実施の形態1の図4と同じ位置関係が示されており、交差点100の中心を基準とし、かつ第1距離R81を半径とする円形状の範囲81の一部の境界線が、一点鎖線で示されている。
図8の例では、交差点100は、自車101が直近に走行する死角地点であり、交差点200は、自車101が直近に走行する死角地点ではない。このため、制御部3は、交差点100に係る範囲81内に自車101が位置する場合には、自車101が直近の死角地点である交差点100から第1距離R81よりも離れていないと判定し、そうでない場合には、自車101が直近の死角地点である交差点100から第1距離R81よりも離れていると判定する。
図8の例では、自車101は範囲81内に位置することから、ステップS12に進むことになる。
ステップS12にて、制御部3は、経路情報(走行予定経路)と、他車から受信した他車検出対象物情報に含まれる検出対象物の現在位置と、地図データ蓄積部6に記憶されている地図データと、ステップS3の検出結果とに基づいて、死角の検出対象物と、自車101が直近に走行する死角地点との間の距離を算出する。なお、自車101が他車の走行予定を受信できた場合には、走行予定に含まれる他車の現在位置を用いて、当該距離を算出してもよい。
そして、制御部3は、算出した距離が予め定められた第2距離よりも離れているか否かを判定する。なお、第2距離には、例えば30m〜110mのいずれかの値が適用される。第2距離は、第1距離と同じであってもよいし異なっていてもよい。また、第2距離は、死角地点から放射状に延設された道路ごとに異なってもよい。
算出した距離が第2距離以下である場合には、制御部3は死角の検出対象物が直近の死角地点から第2距離よりも離れていないと判定してステップS6に進む。算出した距離が第2距離を超えている場合には、制御部3は死角の検出対象物が直近の死角地点から第2距離よりも離れていると判定してステップS8に進む。
図8には、交差点100の中心を基準とし、かつ第2距離R82を半径とする円形状の範囲82の一部の境界線が、二点鎖線で示されている。
図8の例では、交差点100は、自車101が直近に走行する死角地点であり、交差点200は、自車101が直近に走行する死角地点ではない。このため、制御部3は、交差点100に係る範囲82内に死角の検出対象物が位置する場合には、死角の検出対象物が直近の死角地点である交差点100から第2距離R82よりも離れていないと判定し、そうでない場合には、死角の検出対象物が直近の死角地点である交差点100から第2距離R82よりも離れていると判定する。
図8の例では、死角の検出対象物は、他車121,221,222,223及び歩行者124であり、これらのうち他車121が範囲82内に位置することから、ステップS6に進むことになる。この結果、実施の形態1では図4の位置関係の場合に、他車121及び歩行者124を走行影響対象物として通知したが、本実施の形態2では図4の位置関係と同じ図8の位置関係の場合に、歩行者124を走行影響対象物として通知せずに、他車121を走行影響対象物として通知する。
<効果>
実施の形態1に係るナビゲーション装置1では、死角地点において自車101の走行に影響する死角の検出対象物を、走行影響対象物として通知した。そして、この通知は、当該通知の対象となる死角地点が、自車101が直近に走行する死角地点であるか否かによらずに行われ、また、自車101と死角地点との間の距離によらずに行われた。しかしながら、自車101の現在位置が、自車101が直近に走行する死角地点から遠く離れている場合、将来、当該死角地点における死角の検出対象物が自車101の走行に影響する可能性があるにしても、現時点では自車101の走行に影響する可能性は高くないと考えられる。
これに対して本実施の形態2に係るナビゲーション装置1では、自車101が、直近に走行する死角地点から第1距離R81よりも離れている場合に、走行影響対象物である死角の検出対象物を通知部4から通知させない。これにより、自車101の走行に有意な死角の検出対象物だけについて注意喚起の通知をする可能性をより高めることができるので、自車101のユーザの負担をさらに軽減することができる。
また、実施の形態1の通知は、当該通知の対象となる死角地点が、自車101が直近に走行する死角地点であるか否かによらずに行われ、また、死角の検出対象物と死角地点との間の距離によらずに行われた。しかしながら、死角の検出対象物の現在位置が、自車101が直近に走行する死角地点から遠く離れている場合、現時点では当該死角の検出対象物が自車101の走行に影響する可能性は高くないと考えられる。
これに対して本実施の形態2では、走行影響対象物である死角の検出対象物が、直近に走行する死角地点から第2距離R82よりも離れている場合に、当該死角の検出対象物を通知部4から通知させない。これにより、自車101の走行に有意な死角の検出対象物だけについて、注意喚起の通知をする可能性をより高めることができるので、自車101のユーザの負担をさらに軽減することができる。
<実施の形態3>
本発明の実施の形態3に係るナビゲーション装置1では、実施の形態2で説明した第1距離が自車101の速度情報に基づいて決定され、実施の形態2で説明した第2距離が移動体である走行影響対象物の速度情報に基づいて決定されるように構成されている。その他の構成及び動作は、実施の形態2と同様であるため、ここでは説明を省略する。
<動作>
図9は、本実施の形態3に係る自車101のナビゲーション装置1の動作を示すフローチャートであり、図10は当該動作の一例を説明するための図である。
図9に示されるフローチャートは、図7に示したフローチャートのステップS5及びS11の間に、ステップS21を追加したものである。このため、以下においては、ステップS21について主に説明する。
ステップS21にて、制御部3は、パルス検出部21c(図2)で検出した自車101の走行速度(速度情報)に基づいて、ステップS11で閾値として用いる第1距離を変更する。図10の例の場合、制御部3は、自車101の走行速度が小さくなるにつれて第1距離R81を小さくし、自車101の走行速度が大きくなるにつれて第1距離R81を大きくする。
また、制御部3は、他車検出対象物情報に含まれる速度ベクトルが示す移動速度(走行影響対象物である移動体の速度情報)に基づいて、ステップS12で閾値として用いる第2距離を変更する。図10の例では、他車121,122,123に対して第2距離R82が個別に第2距離R821,R822,R823として規定されている。なお、歩行者124に対しても個別に第2距離R82が規定されるが、他車121,122,123と同様であるためここでは説明を省略する。
図10の例の場合、制御部3は、他車121,122,123の移動速度が小さくなるにつれて第2距離R821,R822,R823をそれぞれ小さくし、他車121,122,123の移動速度が大きくなるにつれて第2距離R821,R822,R823をそれぞれ大きくする。
なお、ここでは、第1距離R81及び第2距離R821,R822,R823として、車両の速度に応じて変化する公知の停止距離(空走距離+制動距離)に、マージンの距離(例えば10m)を加えた距離を適用する。
以上のステップS21が終了した後、ステップS11に進んで実施の形態2と同様の動作が行われる。
<効果>
以上のような本実施の形態3に係るナビゲーション装置1では、自車101の走行速度が小さい場合には、自車101が死角地点に進入するのに要する進入時間が長くなることを考慮して、第1距離R81を短くすることにより、走行影響対象物の通知を開始するタイミングを遅らせることができる。逆に自車101の走行速度が大きい場合には、進入時間が短くなることを考慮して第1距離R81を長くすることにより、走行影響対象物の通知を開始するタイミングを早めることができる。すなわち、自車101の走行速度に応じて、通知される走行影響対象物を絞り込むことができる。これにより、自車101の走行に有意な死角の検出対象物だけについて、注意喚起の通知をする可能性をより高めることができるので、自車101のユーザの負担をさらに軽減することができる。
また、本実施の形態3では、走行影響対象物(死角の検出対象物)の移動速度が小さい場合には、走行影響対象物が死角地点に進入するのに要する進入時間が長くなることを考慮して、第2距離R82を短くすることにより、当該走行影響対象物の通知を開始するタイミングを遅らせることができる。逆に、走行影響対象物の移動速度が大きい場合には、進入時間が短くなることを考慮して第2距離R82を長くすることにより、当該走行影響対象物の通知を開始するタイミングを早めることができる。すなわち、走行影響対象物の走行速度に応じて、通知される走行影響対象物を絞り込むことができる。これにより、自車101の走行に有意な死角の検出対象物だけについて、注意喚起の通知をする可能性をより高めることができるので、自車101のユーザの負担をさらに軽減することができる。
<変形例>
以上の説明では、第1及び第2距離に、公知の停止距離にマージンの距離を加えた距離を適用した。しかしこれに限ったものではなく、第1及び第2距離に、自車及び死角の検出対象物の速度の比例式から算出される距離を適用してもよいし、それら速度とテーブルで対応付けられた距離を適用してもよい。また、必要以上に第1及び第2距離が長くなると、通知される走行影響対象物の数も多くなる。そこで、第1及び第2距離に上限値を設けてもよい。
<実施の形態4>
本発明の実施の形態4に係るナビゲーション装置1では、制御部3は、死角地点に信号機が設置されている場合に、自車101と死角地点において同時に走行しない走行影響対象物である移動体を、通知部4から通知させないように構成されている。なお、地図データ蓄積部6に記憶されている地図データには、死角地点において信号機の設置の有無を示す信号機有無情報が含まれるものとする。その他の構成及び動作は、実施の形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
<動作>
図11は、本実施の形態4に係る自車101のナビゲーション装置1の動作を示すフローチャートであり、図12は当該動作の一例を説明するための図である。
図11に示されるフローチャートは、図3に示したフローチャートのステップS5及びS6の間に、ステップS31,S32,S33を追加したものである。このため、以下においては、ステップS31〜S33について主に説明する。なお、以下の説明では、死角地点は交差点であるものとして説明するが、これに限ったものではない。
ステップS31にて、制御部3は、走行予定経路(経路算出部23で算出された経路)と、ステップS4にて検出したと判定された死角情報と、地図データ蓄積部6に記憶されている地図データとに基づいて、自車101が走行する交差点に信号機が設置されているか否かを判定する。信号機が設置されていると判定した場合にはステップS32に進み、信号機が設置されていないと判定した場合にはステップS6に進む。
ステップS32にて、制御部3は、死角の検出対象物が交差点に進入する方向を判定する。ここでは、制御部3は、他車検出対象物情報に含まれる速度情報(速度ベクトル)に基づいて、交差点に進入する方向を判定する。
ステップS33にて、制御部3は、走行予定経路とステップS32の判定結果とに基づいて、死角の検出対象物が自車101の走行方向に対して左右方向から交差点に進入するか否かを判定する。左右方向から交差点に進入する場合にはステップS8に進み、左右方向から交差点に進入しない場合にはステップS6に進む。なお、信号機つきの交差点で、自車101の走行方向に対して左右方向から交差点に進入する死角の検出対象物は、自車101と交差点において同時に走行しない死角の検出対象物に相当する。
図12には、自車101と、自車101の走行予定経路101aと、他車120,121,122,130,131と、それらの移動方向120a,121a,122a,130a,131aとが示されている。
図12の例では、交差点100(自車101が走行する死角地点)に信号機161が設置されており、走行影響対象物(死角の検出対象物)は、他車120,122である。この場合において、制御部3は、自車101と交差点100において同時に走行しない他車122を、通知部4から通知させない。
<効果>
実施の形態1に係るナビゲーション装置1では、死角地点において自車101の走行に影響する死角の検出対象物を、走行影響対象物として通知した。そして、走行影響対象物の通知は、信号機161が設置された死角地点において、死角の検出対象物が自車101と同時に走行するか否かによらずに行われた。しかしながら、信号機161が設置された死角地点において自車101と同時に走行しない死角の検出対象物は、自車101の走行に影響する可能性は高くないと考えられる。
そこで、本実施の形態4に係るナビゲーション装置1では、信号機161が設置された死角地点において自車101と同時に走行しない走行影響対象物(死角の検出対象物)を、通知部4から通知させない。これにより、自車101の走行に有意な死角の検出対象物だけについて、注意喚起の通知をする可能性をより高めることができるので、自車101のユーザの負担をさらに軽減することができる。
<その他の変形例>
図13は、本変形例に係るサーバ91の主要な構成を示すブロック図である。図13のサーバ91は、これまでに説明した情報取得部2及び制御部3にそれぞれ対応する通信部91a及び制御部91bを備えている。また、図13の第1車両92及び第2車両93には、ナビゲーション装置92a及びナビゲーション装置93aがそれぞれ搭載されており、ナビゲーション装置92aは、これまでに説明した通知部4に対応する通知部92bを備えている。
通信部91aは、例えば、ナビゲーション装置92a,93aと通信を行うことにより、第1車両92の経路情報と、第1車両92の現在位置情報と、第1及び第2車両92,93がそれぞれ検出した各々の周囲の検出対象物に関する検出対象物情報と、を受信(取得)する。
制御部91bは、例えばサーバ91の図示しないCPUなどが、サーバ91の図示しない半導体メモリなどの記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより、当該CPUの機能として実現される。
サーバ91の制御部91bは、通信部91aを介してナビゲーション装置92aの通知部92bの通知を制御する。ここでは、制御部91bは、通信部91aで受信した第1車両92の経路情報と、第1車両92の現在位置情報と、第1及び第2車両92,93の検出対象物情報とに基づいて、第1車両92で検出されずに第2車両93で検出された検出対象物のうち、第1車両92が走行する死角地点において第1車両92の走行に影響すると判定された検出対象物を、走行影響対象物として第1車両92にて通知部92bに通知させる。このように構成されたサーバ91によれば、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
図14は、本変形例に係る通信端末96の主要な構成を示すブロック図である。図14の通信端末96は、これまでに説明した情報取得部2及び制御部3にそれぞれ対応する通信部96a及び制御部96bを備えている。なお、通信端末96には、例えば携帯電話機、スマートフォン、及びタブレットなどのパーソナルコンピュータなどの携帯端末が含まれる。また、図14の第1車両97及び第2車両98には、ナビゲーション装置97a及びナビゲーション装置98aがそれぞれ搭載されており、ナビゲーション装置97aは、これまでに説明した通知部4に対応する通知部97bを備えている。
通信部96aは、例えば、ナビゲーション装置97a,98aと通信を行うことにより、第1車両97の経路情報と、第1車両97の現在位置情報と、第1及び第2車両97,98がそれぞれ検出した各々の周囲の検出対象物に関する検出対象物情報と、を受信(取得)する。
制御部96bは、例えば通信端末96の図示しないCPUなどが、通信端末96の図示しない半導体メモリなどの記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより、当該CPUの機能として実現される。
通信端末96の制御部96bは、通信部96aを介してナビゲーション装置97aの通知部97bの通知を制御する。ここでは、制御部96bは、通信部96aで受信した第1車両97の経路情報と、第1車両97の現在位置情報と、第1及び第2車両97,98の検出対象物情報とに基づいて、第1車両97で検出されずに第2車両98で検出された検出対象物のうち、第1車両97が走行する死角地点において第1車両97の走行に影響すると判定された検出対象物を、走行影響対象物として第1車両97にて通知部97bに通知させる。このように構成された通信端末96によれば、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
以上のように、これまでに説明したナビゲーション装置1は、車両に搭載可能なナビゲーション装置だけでなく、Portable Navigation Device、通信端末(例えば携帯電話、スマートフォン、及びタブレットなどの携帯端末)、及びこれらにインストールされるアプリケーションの機能、並びにサーバなどを適宜に組み合わせてシステムとして構築される走行支援システムにも適用することができる。この場合、以上で説明したナビゲーション装置1の各機能あるいは各構成要素は、前記システムを構築する各機器に分散して配置されてもよいし、いずれかの機器に集中して配置されてもよい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態及び各変形例を自由に組み合わせたり、各実施の形態及び各変形例を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
本発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての態様において、例示であって、本発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、本発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
1 ナビゲーション装置、2 情報取得部、3,91b,96b 制御部、4,92b,97b 通知部、81,82 範囲、91 サーバ、91a,96a 通信部、92,97 第1車両、93,98 第2車両、96 通信端末、100,200 交差点、101 自車、101a 走行予定経路、120,121,122,123,130,131,221,222,223 他車、120a,121a,122a,123a,130a,131a,124a,221a,222a,223a 移動方向、124 歩行者、R81 第1距離、R82,R821,R822,R823 第2距離。
本発明に係る走行支援システムは、通知部を用いて車両の走行を支援する走行支援システムであって、第1車両が走行する予定の経路である走行予定経路を含む第1車両の経路情報と、第1車両の現在位置情報と、第1車両及び第2車両がそれぞれ検出した各々の周囲の検出対象物に関する検出対象物情報と、第2車両の走行予定情報と、を取得する情報取得部と、情報取得部で取得された第1車両の経路情報と、第1車両の現在位置情報と、第1及び第2車両の検出対象物情報と、第2車両の走行予定情報とに基づいて、第1車両で検出されずに第2車両で検出された検出対象物のうち、第1車両が走行する走行予定経路上の死角地点において第1車両の走行に影響すると判定された検出対象物を、走行影響対象物として第1車両にて通知部に通知させる制御部とを備える。
また、本発明に係る走行支援方法は、通知部を用いて車両の走行を支援する走行支援方法であって、第1車両が走行する予定の経路である走行予定経路を含む第1車両の経路情報と、第1車両の現在位置情報と、第1車両及び第2車両がそれぞれ検出した各々の周囲の検出対象物に関する検出対象物情報と、第2車両の走行予定情報と、を取得し、当該取得された第1の経路情報と、第1車両の現在位置情報と、第1及び第2車両の検出対象物情報と、第2車両の走行予定情報とに基づいて、第1車両で検出されずに第2車両で検出された検出対象物のうち、第1車両が走行する走行予定経路上の死角地点において第1車両の走行に影響すると判定された検出対象物を、走行影響対象物として第1車両にて通知部に通知させる。

Claims (7)

  1. 通知部を用いて車両の走行を支援する走行支援システムであって、
    第1車両の経路情報と、前記第1車両の現在位置情報と、前記第1車両及び第2車両がそれぞれ検出した各々の周囲の検出対象物に関する検出対象物情報と、を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部で取得された前記第1車両の前記経路情報と、前記第1車両の前記現在位置情報と、前記第1及び前記第2車両の前記検出対象物情報とに基づいて、前記第1車両で検出されずに前記第2車両で検出された前記検出対象物のうち、前記第1車両が走行する死角地点において前記第1車両の走行に影響すると判定された検出対象物を、走行影響対象物として前記第1車両にて前記通知部に通知させる制御部と
    を備える、走行支援システム。
  2. 請求項1に記載の走行支援システムであって、
    前記制御部は、
    前記第1車両の前記現在位置情報に基づいて、前記第1車両の現在位置が、前記第1車両が直近に走行する前記死角地点から予め定められた第1距離よりも離れている場合に、前記走行影響対象物を前記通知部から通知させない、走行支援システム。
  3. 請求項2に記載の走行支援システムであって、
    前記情報取得部は、前記第1車両の速度情報をさらに取得し、
    前記第1距離は、前記第1車両の前記速度情報に基づいて決定される、走行支援システム。
  4. 請求項1に記載の走行支援システムであって、
    前記検出対象物情報は、前記検出対象物の現在位置情報を含み、
    前記制御部は、
    前記検出対象物の前記現在位置情報に基づいて、前記第1車両が直近に走行する前記死角地点から予め定められた第2距離よりも離れている前記走行影響対象物を、前記通知部から通知させない、走行支援システム。
  5. 請求項4に記載の走行支援システムであって、
    前記検出対象物は移動体を含み、
    前記検出対象物情報は、前記移動体の速度情報をさらに含み、
    前記第2距離は、前記走行影響対象物である前記移動体の速度情報に基づいて決定される、走行支援システム。
  6. 請求項1に記載の走行支援システムであって、
    前記検出対象物は移動体を含み、
    前記検出対象物情報は、前記移動体の現在位置情報を含み、
    前記制御部は、
    前記死角地点に信号機が設置されている場合に、前記第1車両と前記死角地点において同時に走行しない前記走行影響対象物である前記移動体を、前記通知部から通知させない、走行支援システム。
  7. 通知部を用いて車両の走行を支援する走行支援方法であって、
    第1車両の経路情報と、前記第1車両の現在位置情報と、前記第1車両及び第2車両がそれぞれ検出した各々の周囲の検出対象物に関する検出対象物情報と、を取得し、
    当該取得された前記第1の前記経路情報と、前記第1車両の前記現在位置情報と、前記第1及び前記第2車両の前記検出対象物情報とに基づいて、前記第1車両で検出されずに前記第2車両で検出された前記検出対象物のうち、前記第1車両が走行する死角地点において前記第1車両の走行に影響すると判定された検出対象物を、走行影響対象物として前記第1車両にて前記通知部に通知させる、走行支援方法。
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