JP2024052899A - 通信装置及び通信方法 - Google Patents

通信装置及び通信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2024052899A
JP2024052899A JP2024029839A JP2024029839A JP2024052899A JP 2024052899 A JP2024052899 A JP 2024052899A JP 2024029839 A JP2024029839 A JP 2024029839A JP 2024029839 A JP2024029839 A JP 2024029839A JP 2024052899 A JP2024052899 A JP 2024052899A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
communication
symbol
communicating
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2024029839A
Other languages
English (en)
Inventor
剛 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JVCKenwood Corp
Original Assignee
JVCKenwood Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JVCKenwood Corp filed Critical JVCKenwood Corp
Priority to JP2024029839A priority Critical patent/JP2024052899A/ja
Publication of JP2024052899A publication Critical patent/JP2024052899A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】自車両の周囲のどの車両から通信情報を受信したかをユーザに視覚的に容易に把握させることが可能な通信装置を提供する。【解決手段】通信装置100は、自車両の周囲に存在し通信を行っている車両である通信車両から、通信内容と、位置情報または車両情報と、を含む通信情報を受信する通信情報受信部110と、通信情報を用いて通信車両を特定する通信車両特定部120と、特定された通信車両を模す画像であるシンボルを取得するシンボル取得部130と、シンボル及び通信内容を表示装置の画面に表示させる表示制御部150と、を有し、表示制御部150は、通信車両が複数である場合には、複数の通信車両それぞれと自車両との間の距離に応じた順で、複数の通信車両それぞれに関する通信内容を順次表示させる。【選択図】図3

Description

本発明は、通信装置及び通信方法に関し、特に、車両間通信を行うことが可能な通信装置及び通信方法に関する。
特許文献1は、車両間の近距離無線通信によって通話しようとする相手を容易に指定す
ることができる無線通信装置を開示する。特許文献1にかかる無線通信装置において、自
己の無線通信部は、他の無線通信部と通信して、他の無線通信部の位置情報と他の無線通
信部に関する所定の情報とを受信する。画像処理部は、自己の無線通信部が受信した所定
の情報を画像化して画像情報を生成する。そして、画像処理部は、自己の位置情報と自己
の無線通信部が受信した他の無線通信部の位置情報に基づいて、画像情報を表示部上に表
示する位置を決定し、決定した表示部上の位置に画像情報を表示させる。
特開2016- 82409号公報
特許文献1にかかる技術においては、他の無線通信部つまり他車の位置情報に基づいて
、他車の画像を表示部上に表示する位置を決定する。一方、より適切な車両間通信を実現
するためには、どの車両から通信情報を受信したかを、運転者等のユーザがより容易に認
識することが求められる。
上記課題に鑑み、本発明は、自車両の周囲のどの車両から通信情報を受信したかをユーザに視覚的に容易に把握させることが可能な通信装置及び通信方法を提供することを目的とする。
本発明にかかる通信装置は、自車両の周囲に存在し通信を行っている車両である通信車両から、通信内容と、位置情報または車両情報と、を含む通信情報を受信する通信情報受信部と、通信情報を用いて通信車両を特定する通信車両特定部と、特定された通信車両を模す画像であるシンボルを取得するシンボル取得部と、シンボル及び通信内容を表示装置の画面に表示させる表示制御部と、を有し、表示制御部は、通信車両が複数である場合には、複数の通信車両それぞれと自車両との間の距離に応じた順で、複数の通信車両それぞれに関する通信内容を順次表示させる。
また、本発明にかかる通信方法は、自車両の周囲に存在し通信を行っている車両である通信車両から、通信内容と、位置情報または車両情報と、を含む通信情報を受信する通信情報受信と、通信情報を用いて通信車両を特定する通信車両特定ステップと、特定された通信車両を模す画像であるシンボルを取得するシンボル取得ステップと、シンボル及び通信内容を表示装置の画面に表示させる表示制御ステップと、を有し、通信車両が複数である場合には、複数の通信車両それぞれと自車両との間の距離に応じた順で、複数の通信車両それぞれに関する通信内容を順次表示させることを特徴とする。
本発明によれば、自車両の周囲のどの車両から通信情報を受信したかをユーザに視覚的に容易に把握させることが可能な通信装置及び通信方法を提供することができる。
実施の形態1にかかる車両を示す図である。 実施の形態1にかかる車両の内部を示す図である。 実施の形態1にかかる通信装置及び通信装置を有する通信システムの構成を示す図である。 実施の形態1にかかる通信情報を例示する図である。 実施の形態1にかかる通信方法を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかる通信装置の動作を説明するための図である。 実施の形態1にかかる通信装置の動作を説明するための図である。 実施の形態1にかかる通信装置の動作を説明するための図である。 実施の形態1にかかる通信装置の動作を説明するための図である。 実施の形態2にかかる通信方法を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかる通信装置の動作を説明するための図である。 実施の形態2にかかる通信装置の動作を説明するための図である。 実施の形態3にかかる通信装置及び通信装置を有する通信システムの構成を示す図である。 実施の形態3にかかる通信方法を示すフローチャートである。 実施の形態3にかかる通信装置の動作を説明するための図である。 実施の形態3にかかる通信装置の動作を説明するための図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、実質的に同じ構成
要素には、同じ符号が付される。
図1は、実施の形態1にかかる車両1を示す図である。図1においては、車両1が、1
つ以上のカメラ2と、通信装置100とを有する例が示されている。カメラ2は、2つ以
上設けられていてもよい。そして、複数のカメラ2が、それぞれ、車両1の前後及び左右
を撮影してもよい。カメラ2は、例えば可視光カメラである。また、カメラ2は、ドライ
ブレコーダーで用いられるカメラであってもよい。なお、実施の形態1においては、カメ
ラ2は、必ずしも必要ではない。また、以下の説明では、通信装置100が車両1に搭載
されている例を示しているが、本実施の形態にかかる通信装置100は、車両1に搭載さ
れている必要はない。例えば、通信装置100は、運転者が所有しているスマートフォン
等の情報端末に搭載されてもよい。
通信装置100は、車両1の任意の位置に設置され得る。通信装置100は、車両1が
備えるCAN(Control Area Network)及びGPS(Global Positioning System)受信
機等の位置検出デバイスなどに接続され得る。通信装置100は、車両1の周囲で通信を
行っている車両である通信車両から受信した通信情報を用いて、通信車両の特徴を視覚的
に表す画像である通信車両シンボル(第1のシンボル)を、表示装置の画面に表示させる
。詳しくは後述する。通信車両シンボルは、例えば、通信車両の車種に対応する形状で形
成され、通信車両の色に対応した色で着色されたアイコンであってもよい。あるいは、通
信車両シンボルは、例えば、通信車両の外観の画像のサムネイル画像であってもよい。サ
ムネイル画像は、例えば、自車両の正面の画像又は俯瞰画像であってもよい。
なお、以後、車両1を「自車両」と称することがある。また、以下、用語「画像」は、
情報処理における処理対象としての、「画像を示す画像データ」も意味する。用語「画像
」は、静止画像に限定されず、動画像を含む。また、用語「音声」は、情報処理における
処理対象としての、「音声を示す音声データ」も意味する。
図2は、実施の形態1にかかる車両1の内部を示す図である。図2は、車両1の内部の
運転室を運転席から車両1の前方向に見た図である。車両1は、ステアリングホイール1
0、ダッシュボード12、ウィンドシールド14、センターコンソール16、車両の走行
速度及びエンジン回転数などを表示するクラスターパネル18などを有する。また、セン
ターコンソール16には、ナビゲーション画面などを表示するセンター表示部20が設け
られていてもよい。車両1には、クラスターパネル18の上部に、ヘッドアップディスプ
レイにより画像が表示されるヘッドアップディスプレイ表示部22が設けられていてもよ
い。ヘッドアップディスプレイがコンバイナ型である場合、ヘッドアップディスプレイ表
示部22はコンバイナである。また、ヘッドアップディスプレイがウィンドシールド14
に虚像を表示する場合、ヘッドアップディスプレイ表示部22は、ウィンドシールド14
において虚像が提示される領域である。また、車両1は、リヤビューモニタ24を有して
もよい。リヤビューモニタ24は、一般的な車両における後方確認用のリヤビューミラー
と同様の位置、すなわち、ウィンドシールド14の上部中央付近に配置されている。
図3は、実施の形態1にかかる通信装置100及び通信装置100を有する通信システ
ム50の構成を示す図である。実施の形態1にかかる通信システム50は、カメラ2と、
位置検出装置4と、表示装置6と、マイク7と、スピーカ8と、通信装置100とを有す
る。通信装置100は、カメラ2、位置検出装置4、表示装置6、マイク7及びスピーカ
8と、通信可能に接続されている。なお、通信装置100は、カメラ2、位置検出装置4
、表示装置6、マイク7及びスピーカ8の少なくとも1つを有してもよい。また、通信シ
ステム50の少なくとも1つの構成要素又は全ての構成要素は、車両1に組み込まれてい
てもよいし、車両1から取り外して携帯可能であってもよい。このことは、後述する他の
実施の形態においても同様である。
位置検出装置4は、車両1の位置を検出する。車両1の位置は、例えば緯度及び経度で
表され得る。位置検出装置4は、例えばGPS受信機等の位置検出デバイスである。なお
、位置検出装置4は、GPS受信機以外の任意の衛星測位システムであってもよい。また
、位置検出装置4は、加速度センサ、ジャイロ、車両1のタイヤの回転数を検出するセン
サや、これらのセンサからの信号を処理して車両1の位置の検出精度を高める位置検出補
助処理部(不図示)等を含んでもよい。
表示装置6は、例えばディスプレイ等である。表示装置6は、好ましくは、タッチパネ
ルである。表示装置6は、通信装置100の制御により画像を表示する。本実施の形態に
おいては、表示装置6は、通信車両との通信に使用され得る。表示装置6は、例えば、リ
ヤビューモニタ24、クラスターパネル18、センター表示部20又はヘッドアップディ
スプレイ表示部22によって実現され得る。また、表示装置6は、通信装置100と通信
可能なスマートフォン又はタブレット端末等の携帯端末装置の表示部によって実現されて
もよい。また、通信装置100は、例えばセンターコンソール16等に内蔵されたコンピ
ュータ装置であってもよいし、上述した携帯端末装置であってもよい。また、通信装置1
00が車両1に搭載される場合、表示装置6は、車両1の内部に、車両の運転者が運転中
に視認できる位置に設けられる。この場合、表示装置6は、後述するインタフェース部1
08によって実現されてもよい。
マイク7は、通信装置100の制御により、運転者等のユーザの音声を集音する。スピ
ーカ8は、通信装置100の制御により音声を出力する。マイク7及びスピーカ8は、通
信車両との通信に使用され得る。なお、マイク7及びスピーカ8は、表示装置6に組み込
まれていてもよい。また、マイク7及びスピーカ8が通信装置100に組み込まれている
場合、マイク7及びスピーカ8は、後述するインタフェース部108によって実現されて
もよい。
通信装置100は、主要なハードウェア構成として、制御部102と、記憶部104と
、通信部106と、インタフェース部108(IF;Interface)とを有する。制御部1
02、記憶部104、通信部106及びインタフェース部108は、データバスなどを介
して相互に接続されている。つまり、通信装置100は、コンピュータとしての機能を有
する。
制御部102は、例えばCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサである。
制御部102は、制御処理及び演算処理等を行う演算装置としての機能を有する。記憶部
104は、例えばメモリ又はハードディスク等の記憶デバイスである。記憶部104は、
例えばROM(Read Only Memory)又はRAM(Random Access Memory)等である。記憶
部104は、制御部102によってまたは制御部102の機能として実行される制御プロ
グラム及び演算プログラム等を記憶するための機能を有する。また、記憶部104は、処
理データ等を一時的に記憶するための機能を有する。
通信部106は、通信を行うために必要な処理を行う。通信部106は、通信システム
50における通信装置100以外の装置と通信を行うために必要な処理を行う。さらに、
本実施の形態においては、通信部106は、通信車両と車両間通信を行うために必要な処
理を行う。通信部106は、例えば通信車両と近距離無線通信を行う。なお、車両間通信
の規格は任意である。車両間通信の規格は、例えば、日本で採用されているDSRC(De
dicated Short Range Communications)、又は、欧米で採用されているIEEE802.
11pであってよい。また、車両間通信は、その他のP2P(ピア・ツー・ピア)通信と
称されている任意の通信であってもよい。例えば、Wi-Fiダイレクトと称されている
通信であってもよいし、ブルートゥース(登録商標)を用いた通信であってもよい。通信
部106は、自車両の周囲の1つの他車両と1対1で通信を行ってもよい。あるいは、通
信部106は、ブロードキャスト通信等によって、自車両の周囲の複数の他車両と通信を
行ってもよい。
インタフェース部108(IF;Interface)は、例えばユーザインタフェース(UI
)である。インタフェース部108は、キーボード、タッチパネル又はマウス等の入力装
置と、ディスプレイ又はスピーカ等の出力装置とを有する。
また、通信装置100は、通信情報受信部110、自車両位置取得部112、通信車両
特定部120、画像取得部122、シンボル取得部130、表示サイズ決定部140、表
示制御部150及び通信処理部160を有する。これらの構成要素は、例えば、制御部1
02の制御によって、プログラムを実行させることによって実現できる。より具体的には
、これらの構成要素は、記憶部104に格納されたプログラムを、制御部102が実行す
ることによって実現され得る。また、必要なプログラムを任意の不揮発性記録媒体に記録
しておき、必要に応じてインストールすることで、これらの構成要素を実現するようにし
てもよい。以上のことは、後述する他の実施の形態においても同様である。
また、これらの構成要素は、プログラムによるソフトウェアで実現することに限ること
なく、ハードウェア、ファームウェア及びソフトウェアのうちのいずれかの組み合わせ等
により実現してもよい。また、これらの構成要素は、例えばFPGA(field-programmab
le gate array)又はマイコン等の、ユーザがプログラミング可能な集積回路を用いて実
現してもよい。この場合、この集積回路を用いて、上記の各構成要素から構成されるプロ
グラムを実現してもよい。以上のことは、後述する他の実施の形態においても同様である
通信情報受信部110は、自車両の周囲の通信車両によって送信された通信情報を、通
信部106を介して受信する。通信情報については図4を用いて後述する。なお、通信車
両は、例えばブロードバンド送信によって、通信情報を送信してもよい。また、通信情報
受信部110が通信情報を受信した場合、通信装置100は、スピーカ8を制御して、通
信情報を受信したことを通知する音声を発生させてもよい。
図4は、実施の形態1にかかる通信情報を例示する図である。通信情報は、通信内容を
示す通信内容情報と、位置情報とを含む。位置情報は、通信情報を送信した通信車両の位
置、具体的には、緯度および経度を示す情報である。位置情報は、通信車両に搭載された
GPS受信機等によって取得され得る。また、位置情報は、通信車両の進行方向を含んで
もよい。
通信内容は、通信車両の運転者等が周囲の車両とコミュニケーションを行うためのコン
テンツである。通信内容は、例えば、通信車両の運転者等によって入力又は選択されたテ
キストメッセージであってもよい。この場合、通信車両の運転者等は、通信車両に搭載さ
れたタッチパネルに通信内容であるテキストを入力してもよいし、タッチパネルに表示さ
れた選択肢を選択してもよい。また、テキストメッセージは、通信車両の運転者等の発話
から音声認識によって生成されてもよい。あるいは、通信内容は、通信車両の運転者等の
発話を示す音声データであってもよい。この場合、音声データは、通信車両に搭載された
マイクによって集音され、生成され得る。あるいは、通信内容は、通信車両の運転者等に
よって入力又は選択されたアイコンや絵文字、写真画像などのシンボル画像であってもよ
い。
また、通信情報は、通信情報を送信した通信車両に関する車両情報を含んでもよい。車
両情報は、通信車両の車種を示す車種情報と、通信車両の塗装色を示す色情報と、車両I
Dと、シンボル情報とを含み得る。車種情報は、通信車両の車名(型式)を示してもよい
し、通信車両のモデル名(セダン、ワゴン、ミニバン、スポーツタイプ、トラック等)を
示してもよい。車両IDは、車両を識別するための識別情報であって、例えば自動車登録
番号又は車両番号(所謂ナンバープレートの番号)であってもよい。シンボル情報は、通
信車両シンボルを示す情報である。シンボル情報が示す通信車両シンボルは、例えば、通
信車両の車種に対応する形状、及び通信車両の色に対応した色のアイコンであってもよい
。あるいは、シンボル情報が示す通信車両シンボルは、通信車両の外観の画像のサムネイ
ル画像であってもよい。
自車両位置取得部112(図3)は、位置検出装置4から、自車両の位置情報を取得す
る。通信車両特定部120は、通信情報を用いて、通信情報を送信した通信車両を特定す
る。具体的には、通信車両特定部120は、通信情報に含まれる通信車両の位置情報から
、自車両に対する通信車両の位置を特定してもよい。また、通信車両特定部120は、自
車両の位置情報及び通信車両の位置情報を用いて、自車両と通信車両との間の距離である
車両間距離を特定してもよい。また、通信車両特定部120は、自車両の進行方向、自車
両の位置情報及び通信車両の位置情報を用いて、自車両に対する通信車両の存在方向を特
定してもよい。なお、車両間距離及び通信車両の存在方向は、自車両の位置情報及び通信
車両の位置情報を用いて、幾何学的手法によって算出され得る。
画像取得部122は、カメラ2から、自車両の周囲の画像を取得する。なお、画像取得
部122は、少なくとも、通信車両特定部120によって特定された通信車両の位置を撮
影可能な方向の画像を取得し得る。つまり、複数のカメラ2が車両1に搭載されている場
合、画像取得部122は、特定された通信車両の位置を撮影可能なカメラ2から、画像を
取得する。
シンボル取得部130は、通信車両シンボルを取得する。具体的には、通信車両から受
信された通信情報に車種情報及び色情報が含まれている場合、シンボル取得部130は、
車種情報及び色情報を用いて、通信車両の車種に対応する形状で形成され通信車両の色に
対応した色で着色されたアイコンを生成してもよい。また、通信車両から受信された通信
情報にシンボル情報が含まれている場合、シンボル取得部130は、通信情報からシンボ
ル情報を抽出してもよい。また、シンボル取得部130は、通信車両から受信された通信
情報に対応するシンボルを示すシンボル情報を、図示しないデータベースから取得しても
よく、ネットワークを介してサーバから取得してもよい。
また、シンボル取得部130は、画像取得部122によって取得された画像から、通信
車両シンボルであるサムネイル画像を生成してもよい。具体的には、シンボル取得部13
0は、通信車両特定部120によって特定された通信車両の位置及び方向から、画像にお
ける通信車両を検出する。そして、通信車両の画像を抽出して、サムネイル画像を生成す
る。ここで、カメラ2の撮影方向、画角及び倍率等が既知であることから、幾何学的手法
により、通信車両の位置及び方向から画像における通信車両を検出することは可能である
。例えば、通信車両特定部120が特定した自車両に対する通信車両の存在方向および自
車両と通信車両との間の距離である車両間距離と、画像取得部122が取得した画像から
算出される通信車両の位置及び方向との合致を判断することができる。なお、画像取得部
122によって取得された画像は、シンボル取得部130がサムネイル画像を生成するた
めに使用されるので、シンボル取得部130が画像からサムネイル画像を生成しない場合
、画像取得部122は必須の構成ではない。
表示サイズ決定部140は、通信車両特定部120によって得られた車両間距離に応じ
て、通信車両シンボルの表示サイズを決定する。具体的には、表示サイズ決定部140は
、車両間距離が長ければ、通信車両シンボルの表示サイズが小さくなるように、表示サイ
ズを決定する。一方、表示サイズ決定部140は、車両間距離が短ければ、通信車両シン
ボルの表示サイズが大きくなるように、表示サイズを決定する。
なお、表示サイズは、例えば、通信車両シンボルを表す画像の縦横の画素数で定義され
てもよいし、インチ数等の寸法で定義されてもよい。また、表示サイズについては、表示
装置6の画面サイズに対する相対的なサイズに決定され得る。したがって、車両間距離が
同じであっても、画面サイズが小さい場合よりも画面サイズが大きい場合の方が、表示サ
イズは大きくなり得る。例えば、車両間距離をL、画面サイズをDとすると、通信車両シ
ンボルの表示サイズSは、
S=a×D/L ・・・(1)
で表され得る。なお、aは比例定数である。
また、シンボル取得部130によって取得される通信車両シンボルのサイズsが通信車
両の車体寸法等に応じて決定されていてもよい。この場合、表示サイズ決定部140は、
実際に表示される通信車両シンボルの表示倍率を決定してもよい。つまり、表示サイズ決
定部140は、上記式1のSをS=b×sで表した場合の、表示倍率bを決定してもよい
表示制御部150は、表示サイズ決定部140によって決定された表示サイズで、通信
車両シンボルを表示装置6の画面に表示させる。具体的には、表示制御部150は、表示
装置6の画面に表示させる表示画像を生成する。ここで、生成される表示画像は、通信車
両シンボルを含む。そして、表示画像において、通信車両シンボルの大きさは、決定され
た表示サイズとなっている。
さらに、表示制御部150は、通信車両特定部120によって特定された通信車両の存
在方向が視覚的に知覚可能となるように、通信車両シンボルを表示させてもよい。具体的
には、表示制御部150は、通信車両の存在方向に対応する位置に通信車両シンボルが表
示されるような、表示画像を生成する。これにより、表示制御部150は、表示装置6の
画面における、通信車両の存在方向に対応する位置に、通信車両シンボルを表示させる。
ここで、画面における上方向の位置が、自車両の前方に対応付けられていてもよい。ま
た、画面における下方向の位置が、自車両の後方に対応付けられていてもよい。また、画
面における右方向の位置が、自車両の右方向に対応付けられていてもよい。また、画面に
おける左方向の位置が、自車両の左方向に対応付けられていてもよい。
例えば、通信車両の存在方向が自車両の正面の方向、つまり進行方向に沿った方向であ
る場合、表示制御部150は、画面の中央上に、通信車両シンボルを表示させてもよい。
また、通信車両の存在方向が自車両の右前方、つまり進行方向に対して右方向である場合
、表示制御部150は、画面の右上に、通信車両シンボルを表示させてもよい。また、通
信車両の存在方向が自車両の後方、つまり進行方向とは反対方向である場合、表示制御部
150は、画面の中央下に、通信車両シンボルを表示させてもよい。
なお、通信車両の存在方向を視覚的に知覚可能となるように通信車両シンボルを表示さ
せる方法は、通信車両シンボルの表示位置を通信車両の存在方向に対応する位置とする方
法に限られない。例えば、表示制御部150は、通信車両シンボルの近傍に、通信車両の
存在方向に対応する向きの矢印を表示させてもよい。つまり、表示制御部150は、矢印
を用いて通信車両の存在方向を表す表示画像を生成してもよい。
例えば、通信車両の存在方向が自車両の正面の方向である場合、表示制御部150は、
通信車両シンボルを画面の中央に表示させ、上を向いた矢印を、通信車両シンボルの近傍
(例えば上)に表示させてもよい。また、通信車両の存在方向が自車両の右前方である場
合、表示制御部150は、通信車両シンボルを画面の中央に表示させ、右上を向いた矢印
を、通信車両シンボルの近傍(例えば右上)に表示させてもよい。また、通信車両の存在
方向が自車両の後方である場合、表示制御部150は、通信車両シンボルを画面の中央に
表示させ、下を向いた矢印を、通信車両シンボルの近傍(例えば下)に表示させてもよい
。なお、矢印を用いて通信車両の存在方向を表す場合であっても、通信車両シンボルの表
示位置を通信車両の存在方向に対応する位置としてもよい。
さらに、表示制御部150は、表示装置6の画面において、通信車両シンボルの近傍に
通信内容を表示させてもよい。この場合、表示制御部150は、画面において、通信車両
シンボルの近傍に吹き出しを表示させ、吹き出しの中に通信内容を表示させてもよい。つ
まり、表示制御部150は、通信車両シンボルの近傍に吹き出しを表示させ、吹き出しの
中に通信内容を表示させた表示画像を生成してもよい。例えば、通信内容が「お先にどう
ぞ」である場合、表示制御部150は、通信車両シンボルの近傍に「お先にどうぞ」と表
示された吹き出しを表示させてもよい。なお、例えば音声で通信車両の通信車両を出力す
る場合、表示制御部150は、通信車両シンボルがタッチされたときに、タッチされた通
信車両シンボルに対応する通信車両の通信内容を音声で出力させるようにしてもよい。通
信内容がシンボル画像である場合、表示制御部150は、通信車両シンボルの近傍に受信
したシンボル画像を表示させてもよい。
通信処理部160は、所定の場合に、通信車両との通信を可能とする処理を行う。具体
的には、通信処理部160は、表示装置6の画面上で通信車両シンボルがタッチされた場
合に、タッチされた通信車両シンボルに対応する通信車両との通信を開始する。そして、
通信処理部160は、通信部106を制御して、通信車両との無線通信路を確立する。通
信処理部160は、通信部106及び確立された無線通信路を介して、自車両の通信情報
を、通信車両に送信する。この場合、通信処理部160は、図4に例示した通信情報を、
通信車両に送信してもよい。つまり、通信処理部160は、自車両を示すシンボルである
自車両シンボルを、通信車両に送信してもよい。通信処理部160は、例えば、表示装置
6の画面上に通信車両シンボルがひとつしか表示されていない場合、通信車両シンボルが
タッチされていなくても、通信車両シンボルに対応する通信車両との通信を開始してもよ
い。
そして、通信処理部160は、無線通信路及び通信部106を介して、通信車両から、
通信情報を受信する。なお、無線通信が確立された後で送受信される通信情報は、位置情
報を含んでいてもよく、含まなくてもよい。
例えば、通信処理部160は、運転者等によって表示装置6のタッチパネルに入力され
たテキストデータを通信内容として送信してもよい。あるいは、通信処理部160は、タ
ッチパネルに表示されたテキストデータやシンボル画像などの選択肢のうち運転者等によ
って選択されたものを、通信内容として送信してもよい。つまり、表示装置6の画面を操
作することで、通信内容が入力されてもよい。
また、通信処理部160は、運転者等が発してマイク7によって集音された発話を示す
情報を、通信内容として通信車両に送信してもよい。この場合、通信処理部160は、発
話を音声認識によってテキストデータに変換して通信車両に送信してもよい。また、通信
処理部160は、通信車両から送信された通信内容を、表示装置6又はスピーカ8に出力
してもよい。
なお、通信車両との通信は、自車両の運転操作の妨げとならないようになされ得る。そ
して、自車両の運転状況によって、通信車両の通信内容の出力方法及び自車両の通信内容
の入力方法を切り替えてもよい。例えば、通信処理部160は、自車両が走行中である場
合は、通信内容の入出力方法として、音声入力及び音声出力のみ可能としてもよい。一方
、自車両が停止中である場合は、通信内容の入出力方法として、音声入力及び音声出力だ
けでなく、表示装置6のタッチパネルの使用を可能としてもよい。
図5は、実施の形態1にかかる通信方法を示すフローチャートである。通信情報受信部
110は、自車両の周囲に存在し通信を行っている通信車両から通信情報を受信する(ス
テップS102)。通信車両特定部120は、通信情報を用いて、通信情報を送信した通
信車両を特定する(ステップS104)。なお、上述したように、通信車両特定部120
は、車両間距離を特定してもよい。また、通信車両特定部120は、通信車両の存在方向
を特定してもよい。
シンボル取得部130は、上述した方法により、通信車両シンボルを取得する(ステッ
プS106)。表示サイズ決定部140は、上述した方法により、車両間距離に応じて、
S106の処理で取得された通信車両シンボルの表示サイズを決定する(ステップS10
8)。なお、車両間距離は、表示サイズ決定部140によって算出されてもよい。
表示制御部150は、S108の処理で決定された表示サイズで、表示装置6の画面に
通信車両シンボルを表示させる(ステップS110)。なお、自車両の周囲に通信を行っ
ている通信車両が複数存在する場合、表示制御部150は、複数の通信車両シンボルを、
表示装置6の画面に表示させてもよい。また、通信車両特定部120によって通信車両の
存在方向が特定された場合は、上述したように、表示制御部150は、通信車両の存在方
向が視覚的に知覚可能となるように、通信車両シンボルを表示させてもよい。例えば、表
示制御部150は、表示装置6の画面における、通信車両の存在方向に対応する位置に、
通信車両シンボルを表示させてもよい。
さらに、表示制御部150は、上述したように、通信車両シンボルの近傍に、その通信
車両シンボルに対応する通信車両の通信内容が示された吹き出しやシンボル画像を表示さ
せてもよい。これにより、運転者等は、通信車両の通信内容を視覚的に認識することが可
能となる。特に、通信車両シンボルが複数表示されている場合に、通信車両ごとに通信内
容を容易に認識することができる。また、この場合、複数の音声が重なってしまって、そ
れぞれの音声の意味を理解することができない可能性がある。さらに、この場合、たとえ
それぞれの音声の意味が理解できたとしても、どの音声がどの通信車両からの通信内容に
対応するかを理解するのは、容易ではないおそれがある。一方、本実施の形態のように、
通信車両シンボルの近傍に、その通信車両シンボルに対応する通信車両の通信内容が示さ
れた吹き出しを表示させることで、音声で通信内容を出力する場合の問題点を解決できる
。また、通信車両シンボルが複数表示される場合には、通信内容が示された吹き出し等の
表示が重なってしまい、視認しづらくなる可能性がある。このような問題を解決するため
、通信車両シンボルに対応する通信車両の通信内容を、同時に表示するのではなく、順次
表示してもよい。その場合、表示順は、例えば受信タイミングが早い順に表示することが
好ましいが、自車両に近い通信車両の通信内容を優先して表示するなど、様々な形態があ
ってよい。また通信車両シンボルに対応する通信車両の通信内容を表示している際に、通
信車両シンボルまたはシンボル画像を、どの車両からの通信内容を表示しているかをより
把握しやすい表示形態としてもよい。例えば、表示制御部150は、表示されている通信
内容に対応する通信車両シンボルの全部、又はエッジ等の一部を、点滅表示させてもよい
。あるいは、表示制御部150は、シンボル画像の全部、又はエッジ等の一部を、点滅表
示させてもよい。あるいは、表示制御部150は、表示されている通信内容に対応する通
信車両シンボル以外の通信車両シンボルを、その表示輝度を落としたグレーアウト表示と
してもよい。
表示制御部150は、表示装置6の画面に表示された通信車両シンボルがタッチされた
か否かを判定する(ステップS112)。通信車両シンボルがタッチされた場合(S11
2のYES)、通信処理部160は、タッチされた通信車両シンボルに対応する通信車両
との通信を可能にするための処理を行う(ステップS114)。このように、通信車両シ
ンボルがタッチされたときに通信車両との通信を可能とすることで、運転者等が通信を行
いたい通信車両を指定することができる。言い換えると、運転者等が通信を行いたくない
通信車両と通信を行うことを防止することができる。
図6~図9は、実施の形態1にかかる通信装置100の動作を説明するための図である
。図6は、実施の形態1にかかる通信装置100が搭載された自車両90が通信車両92
から通信情報を受信した状態の第1の例を示す図である。なお、自車両90は、図1に示
した車両1に対応する。図6の例では、左側通行の往復2車線の道路の片方の車線を自車
両90が走行し、その対向車線を通信車両92が走行している。そして、自車両90が通
信車両92の手前で右折しようとしている。
図6の例では、通信車両92は、通信車両92の位置情報及び通信内容「お先にどうぞ
」を含む通信情報を送信している。また、自車両90と通信車両92との間の車両間距離
は、L1(m)であるとする。また、通信車両92は、自車両90の進行方向に対して右
前方に存在している。
図7は、図6に示した第1の例について、実施の形態1にかかる通信装置100によっ
て表示される表示画像を例示する図である。通信車両特定部120は、自車両90の位置
情報及び通信車両92の位置情報を用いて、自車両90に対する通信車両92の位置を特
定する。シンボル取得部130は、通信車両92の特徴を視覚的に表す通信車両シンボル
92Imを取得する。表示サイズ決定部140は、自車両90と通信車両92との間の距
離L1に応じて、通信車両シンボル92Imの表示サイズS1を決定する。なお、通信車
両シンボル92Imの表示サイズS1は、車両間距離L1と、画面6aの画面サイズDと
に応じて決定され得る。なお、図7の例では、表示サイズSを通信車両シンボル92Im
の横方向の大きさで定義し、画面サイズDを画面6aの横方向の大きさで定義しているが
、これに限られない。表示サイズSを通信車両シンボル92Imの縦方向又は対角線方向
の大きさで定義してもよい。同様に、画面サイズDを画面6aの縦方向又は対角線方向の
大きさで定義してもよい。このことは、他の図で示す例でも同様である。
表示制御部150は、表示サイズ決定部140によって決定された表示サイズS1で、
通信車両シンボル92Imを画面6aに表示させる。さらに、表示制御部150は、画面
6aの、通信車両特定部120によって特定された通信車両92の存在方向に対応する位
置に、通信車両シンボル92Imを表示させる。図6の例では、通信車両92は自車両9
0の右前方に存在するので、通信車両シンボル92Imは、画面6aの右上に表示される
。さらに、表示制御部150は、通信車両シンボル92Imの近傍に、通信内容「お先に
どうぞ」を内部に示した吹き出し72Imを表示させる。
図8は、実施の形態1にかかる通信装置100が搭載された自車両90が通信車両94
から通信情報を受信した状態の第2の例を示す図である。図8には、左側通行の往復2車
線の道路の片方の車線を自車両90が走行し、その対向車線を通信車両94が走行してい
る。そして、自車両90が通信車両92の手前で右折しようとしている。
図8の例では、通信車両94は、通信車両92の位置情報及び通信内容「お先にどうぞ
」を含む通信情報を送信している。また、自車両90と通信車両94との間の車両間距離
は、L2(m)であるとする。ここで、L2>L1である。つまり、自車両90と通信車
両94の間の距離は、自車両90と通信車両92の間の距離よりも長いとする。また、通
信車両92は、自車両90の進行方向に対して、右前方に存在している。
図9は、図8に示した第2の例について、実施の形態1にかかる通信装置100によっ
て表示される表示画像を例示する図である。通信車両特定部120は、自車両90の位置
情報及び通信車両94の位置情報を用いて、自車両90に対する通信車両94の位置を特
定する。シンボル取得部130は、通信車両94の特徴を視覚的に表す通信車両シンボル
94Imを取得する。表示サイズ決定部140は、自車両90と通信車両94との間の距
離L2に応じて、通信車両シンボル94Imの表示サイズS2を決定する。なお、通信車
両シンボル94Imの表示サイズS2は、車両間距離L2と、画面6aの画面サイズDと
に応じて決定され得る。
表示制御部150は、表示サイズ決定部140によって決定された表示サイズで、通信
車両シンボル94Imを画面6aに表示させる。さらに、表示制御部150は、画面6a
の、通信車両特定部120によって特定された通信車両94の存在方向に対応する位置に
、通信車両シンボル94Imを表示させる。図8の例では、通信車両94は自車両90の
右前方に存在するので、通信車両シンボル94Imは、画面6aの右上に表示される。さ
らに、表示制御部150は、通信車両シンボル94Imの近傍に、通信内容「お先にどう
ぞ」を内部に示した吹き出し74Imを表示させる。
ここで、図7及び図9に例示するように、表示制御部150は、車両間距離の長い通信
車両94に対応する通信車両シンボル94Imが、車両間距離の短い通信車両94に対応
する通信車両シンボル92Imよりも小さく表示されるように、表示画像を生成する。つ
まり、表示制御部150は、L1<L2であるときにS1>S2となるように、通信車両
シンボルを表示させる。このように、車両間距離が長いほど通信車両シンボルの表示サイ
ズを小さくし、車両間距離が短いほど通信車両シンボルの表示サイズを大きくすることで
、運転者等は、通信情報を送信した通信車両までの距離を、視覚により直感的に把握する
ことができる。これにより、運転者等は、自車両90の周囲のどの車両が通信情報を送信
したかを、直感的に把握することができる。
具体的には、図7に例示した画面6aでは、通信車両シンボル92Imが比較的大きく
表示されているので、運転者等は、比較的近い車両つまり通信車両92から通信情報が送
信されたと把握できる。一方、図9に例示した画面6aでは、通信車両シンボル94Im
が比較的小さく表示されているので、運転者等は、比較的遠い車両つまり通信車両94か
ら通信情報が送信されたと把握できる。したがって、実施の形態1にかかる通信装置10
0は、自車両の周囲のどの車両から通信情報を受信したかを、ユーザに視覚的に容易に把
握させることができる。
また、表示制御部150は、通信車両の存在方向が視覚的に知覚可能となるように、通
信車両シンボルを表示させる。具体的には、図7及び図9に例示するように、表示制御部
150は、通信車両シンボル92Im及び通信車両シンボル94Imを、画面6aの右上
に表示させている。これにより、運転者等は、通信車両92及び通信車両94が自車両9
0の右前方に存在することを、直感的に把握することができる。なお、上述したように、
表示制御部150は、通信車両シンボルの近傍に、通信車両の存在方向を示す矢印を表示
させてもよい。このような方法でも、運転者等は、通信車両92及び通信車両94が自車
両90の右前方に存在することを、直感的に把握することができる。また、表示制御部1
50は、自車両90と通信車両92との間の車両間距離L1および自車両90と通信車両
94との間の車両間距離L2の距離差に基づいて、通信車両シンボル92Im及び通信車
両シンボル94Imの表示位置を変更してもよい。具体的には、通信車両シンボル94I
mの表示位置を、通信車両シンボル92Imと比較してさらに上に表示することで、通信
車両94が通信車両92よりも遠い位置に存在することが、視覚的に容易に把握できる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について説明する。実施の形態2では、通信車両シンボルだけでな
く、自車両の特徴を視覚的に表す画像である自車両シンボル(第2のシンボル)が表示さ
れる点で、実施の形態1と異なる。なお、実施の形態2にかかる車両1のハードウェア構
成及び通信装置100の構成については、実施の形態1にかかるものと実質的に同様であ
るので、説明を省略する。
なお、通信装置100は、自車両シンボルを、シンボル取得部130により取得する。
シンボル取得部130は、自車両シンボルを記憶部104に予め記憶しておいてもよい。
また、通信装置100は、自車両シンボルを図示しないデータベースから取得してもよく
、ネットワークを介してサーバから取得してもよい。自車両シンボルは、例えば、自車両
の車種に対応する形状で形成され、自車両の色に対応した色で着色されたアイコンであっ
てもよい。あるいは、自車両シンボルは、例えば、自車両の外観の画像のサムネイル画像
であってもよい。サムネイル画像は、自車両の正面の画像又は俯瞰画像であってもよい。
なお、通信車両シンボルが俯瞰画像である場合、自車両シンボルも俯瞰画像であることが
好ましい。
図10は、実施の形態2にかかる通信方法を示すフローチャートである。なお、S20
2~S208の処理は、それぞれ、図5に示したS102~S108の処理と実質的に同
様であるので、説明を省略する。また、S212~S214の処理は、それぞれ、図5に
示したS112~S114の処理と実質的に同様であるので、説明を省略する。
表示サイズ決定部140は、車両間距離に応じて、自車両シンボルの表示サイズS’を
決定する(ステップS209)。なお、自車両シンボルの表示サイズの決定方法は、上述
した通信車両シンボルの表示サイズSの決定方法と実質的に同様であってもよい。つまり
、表示サイズ決定部140は、車両間距離Lが長ければ、自車両シンボルの表示サイズS
’が小さくなるように、表示サイズS’を決定する。一方、表示サイズ決定部140は、
車両間距離Lが短ければ、自車両シンボルの表示サイズS’が大きくなるように、表示サ
イズS’を決定する。また、自車両シンボルの表示サイズは固定とされてもよい。
表示制御部150は、表示装置6の画面に、S208の処理で決定された表示サイズで
通信車両シンボルを表示させ、S209の処理で決定された表示サイズで自車両シンボル
を表示させる(ステップS210)。つまり、車両間距離が長い場合、表示制御部150
は、比較的小さい表示サイズの通信車両シンボル及び自車両シンボルを、画面に表示させ
る。一方、車両間距離が短い場合、表示制御部150は、比較的大きい表示サイズの通信
車両シンボル及び自車両シンボルを、画面に表示させる。
このとき、表示制御部150は、画面における通信車両シンボルと自車両シンボルとの
間隔L’が車両間距離Lに応じた間隔となるように、通信車両シンボル及び自車両シンボ
ルを表示装置6の画面に表示させてもよい。つまり、車両間距離が長い場合、表示制御部
150は、通信車両シンボルと自車両シンボルとの間隔が長くなるように、通信車両シン
ボル及び自車両シンボルを表示装置6の画面に表示させてもよい。一方、車両間距離が短
い場合、表示制御部150は、通信車両シンボルと自車両シンボルとの間隔が短くなるよ
うに、通信車両シンボル及び自車両シンボルを表示装置6の画面に表示させてもよい。
また、表示制御部150は、画面において、自車両シンボルに対して、自車両に対する
通信車両の存在方向に対応する位置に、通信車両シンボルを表示させてもよい。例えば、
自車両に対して右前方に通信車両が存在する場合、表示制御部150は、自車両シンボル
に対して右上に通信車両シンボルを表示させてもよい。また、自車両に対して正面に通信
車両が存在する場合、表示制御部150は、自車両シンボルに対して中央上方向に通信車
両シンボルを表示させてもよい。また、自車両に対して後方に通信車両が存在する場合、
表示制御部150は、自車両シンボルに対して中央下方向に通信車両シンボルを表示させ
てもよい。なお、この場合、画面における自車両シンボルの表示位置は任意であり得る。
図11~図12は、実施の形態2にかかる通信装置100の動作を説明するための図で
ある。図11は、図6に示した第1の例について、実施の形態2にかかる通信装置100
によって表示される表示画像を例示する図である。上述したように、表示制御部150は
、車両間距離L1に応じて決定された表示サイズS1で、通信車両シンボル92Imを画
面6aに表示させる。また、表示制御部150は、車両間距離L1に応じて決定された表
示サイズS1’で、自車両シンボル90Imを画面6aに表示させる。
さらに、表示制御部150は、画面6aにおいて、自車両シンボル90Imに対して、
自車両90に対する通信車両92の存在方向に対応する位置に、通信車両シンボル92I
mを表示させる。図6の例では、通信車両92は自車両90の右前方に存在するので、通
信車両シンボル92Imは、画面6aにおいて自車両シンボル90Imの右上に表示され
る。さらに、表示制御部150は、通信車両シンボル92Imの近傍に、通信内容「お先
にどうぞ」を内部に示した吹き出し72Imを表示させる。さらに、表示制御部150は
、通信車両シンボル92Imと自車両シンボル90Imとの間隔L1’が車両間距離L1
に応じた間隔となるように、通信車両シンボル92Im及び自車両シンボル90Imを画
面6aに表示させる。
図12は、図8に示した第2の例について、実施の形態2にかかる通信装置100によ
って表示される表示画像を例示する図である。上述したように、表示制御部150は、車
両間距離L2に応じて決定された表示サイズS2で、通信車両シンボル94Imを画面6
aに表示させる。また、表示制御部150は、車両間距離L2に応じて決定された表示サ
イズS2’で、自車両シンボル90Imを画面6aに表示させる。
さらに、表示制御部150は、画面6aにおいて、自車両シンボル90Imに対して、
自車両90に対する通信車両94の存在方向に対応する位置に、通信車両シンボル94I
mを表示させる。図8の例では、通信車両94は自車両90の右前方に存在するので、通
信車両シンボル94Imは、画面6aにおいて自車両シンボル90Imの右上に表示され
る。さらに、表示制御部150は、通信車両シンボル94Imの近傍に、通信内容「お先
にどうぞ」を内部に示した吹き出し74Imを表示させる。さらに、表示制御部150は
、通信車両シンボル94Imと自車両シンボル90Imとの間隔L2’が車両間距離L2
に応じた間隔となるように、通信車両シンボル94Im及び自車両シンボル90Imを画
面6aに表示させる。
ここで、図11及び図12に例示するように、実施の形態2にかかる表示制御部150
は、通信車両シンボルとともに自車両シンボルを、画面6aに表示させる。このとき、表
示制御部150は、車両間距離が長い場合に、車両間距離が短い場合と比較して小さい通
信車両シンボル及び自車両シンボルを、画面6aに表示させる。つまり、表示制御部15
0は、L1<L2であるときにS1>S2及びS1’>S2’となるように、通信車両シ
ンボル及び自車両シンボルを、画面6aに表示させる。このように、車両間距離が長いほ
ど通信車両シンボル及び自車両シンボルの表示サイズを小さくすることで、運転者等は、
実施の形態1と比較して、通信情報を送信した通信車両までの距離を、視覚により、より
直感的に把握することができる。これにより、運転者等は、自車両90の周囲のどの車両
が通信情報を送信したかを、より直感的に把握することができる。言い換えると、運転者
等は、通信情報を送信したか通信車両がどこに存在するかを、より直感的に把握すること
ができる。また上述したように、自車両シンボルの表示サイズが固定されている場合は、
車両間距離が長いほど通信車両シンボルの表示サイズを小さくし、通信車両シンボルの表
示位置を自車両シンボルから遠くするようにしてもよい。これにより、運転者等は、通信
情報を送信した通信車両がどこに存在するかを、より直感的に把握することができる。
具体的には、図11に例示した画面6aでは、通信車両シンボル92Im及び自車両シ
ンボル90Imが比較的大きく表示されているので、運転者等は、自車両90から比較的
近い通信車両92から通信情報が送信されたと把握できる。一方、図12に例示した画面
6aでは、通信車両シンボル94Im及び自車両シンボル90Imが比較的小さく表示さ
れているので、運転者等は、自車両90から比較的遠い通信車両94から通信情報が送信
されたと把握できる。したがって、実施の形態1と比較して、実施の形態2にかかる通信
装置100は、自車両の周囲のどの車両から通信情報を受信したかを、ユーザに視覚的に
より容易に把握させることができる。
また、図11及び図12に例示するように、実施の形態2にかかる表示制御部150は
、画面6aにおける通信車両シンボルと自車両シンボルとの間隔L’が車両間距離Lに応
じた間隔となるように、表示画像を生成する。つまり、表示制御部150は、画面6aに
おいて、車両間距離Lが長いほど通信車両シンボルと自車両シンボルとの間隔L’が長く
なるように、通信車両シンボル及び自車両シンボルを画面6aに表示させる。これにより
、運転者等は、通信車両と自車両との距離感を、より容易に認識することができる。した
がって、自車両の周囲のどの車両から通信情報を受信したかを、ユーザに視覚的にさらに
容易に把握させることができる。
また、図11及び図12に例示するように、実施の形態2にかかる表示制御部150は
、画面6aにおいて、自車両シンボル90Imに対して、自車両90に対する通信車両の
存在方向に対応する位置に、通信車両シンボルを表示させる。これにより、運転者等は、
自車両90に対する通信車両の存在方向を、より直感的に把握することができる。したが
って、自車両の周囲のどの車両から通信情報を受信したかを、ユーザに視覚的にさらに容
易に把握させることができる。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3について説明する。実施の形態3では、通信車両シンボルが地図に
重畳されて表示される点で、他の実施の形態と異なる。なお、実施の形態3にかかる車両
1のハードウェア構成については、実施の形態1にかかるものと実質的に同様であるので
、説明を省略する。
図13は、実施の形態3にかかる通信装置100及び通信装置100を有する通信シス
テム50の構成を示す図である。実施の形態3にかかる通信システム50は、カメラ2と
、位置検出装置4と、表示装置6と、マイク7と、スピーカ8と、地図記憶部9と、通信
装置100とを有する。通信装置100は、カメラ2、位置検出装置4、表示装置6、マ
イク7、スピーカ8及び地図記憶部9と、通信可能に接続されている。なお、通信装置1
00は、カメラ2、位置検出装置4、表示装置6、マイク7、スピーカ8及び地図記憶部
9の少なくとも1つを有してもよい。
地図記憶部9は、地図を示す地図情報を記憶する装置である。地図記憶部9は、例えば
カーナビゲーションシステムで実現されてもよい。地図情報が示す地図は、車両1の現在
位置、及び、車両の現在位置の周辺を示す周辺情報を少なくとも含む。
通信装置100は、通信情報受信部110、自車両位置取得部112、通信車両特定部
120、画像取得部122、シンボル取得部130、表示サイズ決定部140、表示制御
部350及び通信処理部160を有する。なお、表示制御部350以外の構成要素の動作
については、上述した実施の形態のものと実質的に同様であるので、説明を省略する。
表示制御部350は、車両1の現在位置に対応する地図を表示装置6の画面に表示させ
る。そして、表示制御部350は、地図上の、通信車両の存在位置に対応する位置に、通
信車両シンボルを表示させる。さらに、表示制御部350は、地図上の、車両1の現在位
置に対応する位置に、自車両シンボルを表示させてもよい。表示制御部350のその他の
動作については、上述した表示制御部150の動作と実質的に同様である。なお、実施の
形態3においては、地図の縮尺に応じて、表示サイズが決定されてもよい。
図14は、実施の形態3にかかる通信方法を示すフローチャートである。なお、S30
2~S308の処理は、それぞれ、図5に示したS102~S108の処理と実質的に同
様であるので、説明を省略する。また、S309の処理は、図10に示したS209の処
理と実質的に同様であるので、説明を省略する。また、S312~S314の処理は、そ
れぞれ、図5に示したS112~S114の処理と実質的に同様であるので、説明を省略
する。
表示制御部350は、通信車両シンボル及び自車両シンボルを、地図上に表示させる(
ステップS310)。このとき、上述した実施の形態と同様に、表示制御部350は、S
308の処理で決定された表示サイズで通信車両シンボルを表示させ、S309の処理で
決定された表示サイズで自車両シンボルを表示させる。
図15~図16は、実施の形態3にかかる通信装置100の動作を説明するための図で
ある。図15は、図6に示した第1の例について、実施の形態3にかかる通信装置100
によって表示される表示画像を例示する図である。図15には、画面6aが俯瞰地図つま
り3次元地図である地図80Imを表示している例が示されている。
表示制御部350は、車両間距離L1に応じて決定された表示サイズS1で、通信車両
シンボル92Imを画面6aに表示された地図80Im上に表示させる。また、表示制御
部350は、車両間距離L1に応じて決定された表示サイズS1’で、自車両シンボル9
0Imを画面6aに表示させる。このとき、自車両90は通信車両92よりも手前に存在
するので、自車両シンボル90Imの表示サイズS1’が通信車両シンボル92Imの表
示サイズS1よりも大きくなるようにしてもよい。
図16は、図8に示した第2の例について、実施の形態3にかかる通信装置100によ
って表示される表示画像を例示する図である。表示制御部350は、車両間距離L2に応
じて決定された表示サイズS2で、通信車両シンボル94Imを画面6aに表示された地
図上に表示させる。また、表示制御部150は、車両間距離L2に応じて決定された表示
サイズS2’で、自車両シンボル90Imを画面6aに表示された地図80Im上に表示
させる。このとき、自車両90は通信車両94よりも手前に存在するので、自車両シンボ
ル90Imの表示サイズS2’が通信車両シンボル94Imの表示サイズS2よりも大き
くなるようにしてもよい。
ここで、図15及び図16に例示するように、上述した実施の形態と同様に、実施の形
態3にかかる表示制御部350は、通信車両シンボルとともに自車両シンボルを、画面6
aに表示させる。このとき、表示制御部150は、車両間距離が長い場合に、車両間距離
が短い場合と比較して小さい通信車両シンボル及び自車両シンボルを、画面6aに表示さ
せる。つまり、表示制御部350は、L1<L2であるときにS1>S2及びS1’>S
2’となるように、通信車両シンボル及び自車両シンボルを、画面6aに表示させる。さ
らに、実施の形態3にかかる表示制御部350は、地図80Im上に通信車両シンボル及
び自車両シンボルを表示させる。これにより、上述した実施の形態と比較して、運転者等
は、自車両90の周囲のどの車両が通信情報を送信したかを、さらに直感的に把握するこ
とができる。言い換えると、運転者等は、通信情報を送信したか通信車両がどこに存在す
るかを、さらに直感的に把握することができる。
また、地図上に通信車両シンボルを表示させるようにすることで、建物等の障害物の向
こうに存在するため自車両からは視認することが困難な通信車両についても、運転者等が
把握することができる。すなわち、自車両から視認することが困難な位置であっても、地
図上であれば、運転者等は、その位置を把握できる。したがって、建物等により死角とな
った通信車両から通信情報を受信した場合であっても、運転者等は、送信した通信車両の
位置を把握することができる。
(変形例)
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜
変更することが可能である。例えば、上述したフローチャートにおける各処理の順序は、
適宜、変更可能である。また、上述したフローチャートにおける各処理のうちの1つ以上
は、省略され得る。例えば、図5のフローチャートにおいて、S112及びS114の処
理はなくてもよい。このことは、図14及び図16のフローチャートについても同様であ
る。
また、上述した実施の形態にかかる通信装置100は、通信車両の位置情報を含む通信
情報を用いて通信車両を特定するとしたが、このような構成に限られない。通信車両を特
定するのに、位置情報を用いる必要はない。この場合、通信車両から送信される通信情報
には、通信車両の位置情報が含まれなくてもよい。
例えば、通信情報には、通信車両の車両IDが含まれるとする。この場合、通信車両特
定部120は、例えばOCR(Optical Character Recognition)技術を用いて、カメラ
2を用いて撮影された画像から車両IDに対応するナンバープレートを検出する。これに
より、通信車両特定部120は、画像から通信車両を検出できる。したがって、通信車両
特定部120は、自車両に対する通信車両の存在方向を特定できる。さらに、通信システ
ム50がLiDAR(Light Detection and Ranging)等の距離センサを有する場合、通
信車両特定部120は、この距離センサを用いて、車両間距離を特定できる。したがって
、通信車両から送信される通信情報に通信車両の位置情報が含まれていない場合であって
も、車両間距離に応じて通信車両シンボルの表示サイズを決定し、決定された表示サイズ
で、通信車両シンボルを表示させることができる。
また、上述した実施の形態にかかる通信装置100は、通信車両と直接通信を行うもの
としたが、本実施の形態にかかる通信装置100は、このような車両間通信を行う構成に
かぎられない。通信装置100は、図示しない路側装置を介して通信車両と通信を行って
もよく、サーバを介して通信車両と通信を行ってもよい。
また、上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-
transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給するこ
とができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(
tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録
媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記
録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD
-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EP
ROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含
む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory c
omputer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピ
ュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可
読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムを
コンピュータに供給できる。
1 車両
2 カメラ
4 位置検出装置
6 表示装置
6a 画面
7 マイク
8 スピーカ
9 地図記憶部
50 通信システム
100 通信装置
110 通信情報受信部
112 自車両位置取得部
120 通信車両特定部
122 画像取得部
130 シンボル取得部
140 表示サイズ決定部
150 表示制御部
160 通信処理部
350 表示制御部

Claims (2)

  1. 自車両の周囲に存在し通信を行っている車両である通信車両から、通信内容と、位置情報または車両情報と、を含む通信情報を受信する通信情報受信部と、
    前記通信情報を用いて前記通信車両を特定する通信車両特定部と、
    特定された前記通信車両を模す画像である第1のシンボルを取得するシンボル取得部と、
    前記第1のシンボル及び前記通信内容を表示装置の画面に表示させる表示制御部と、
    を有し、
    前記表示制御部は、前記通信車両が複数である場合には、複数の前記通信車両それぞれと前記自車両との間の距離に応じた順で、複数の前記通信車両それぞれに関する前記通信内容を順次表示させることを特徴とする、
    通信装置。
  2. 自車両の周囲に存在し通信を行っている車両である通信車両から、通信内容と、位置情報または車両情報と、を含む通信情報を受信する通信情報受信ステップと、
    前記通信情報を用いて前記通信車両を特定する通信車両特定ステップと、
    特定された前記通信車両を模す画像である第1のシンボルを取得するシンボル取得ステップと、
    前記第1のシンボル及び前記通信内容を表示装置の画面に表示させる表示制御ステップと、
    を有し、
    前記通信車両が複数である場合には、複数の前記通信車両それぞれと前記自車両との間の距離に応じた順で、複数の前記通信車両それぞれに関する前記通信内容を順次表示させることを特徴とする、
    通信方法。
JP2024029839A 2019-08-29 2024-02-29 通信装置及び通信方法 Pending JP2024052899A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2024029839A JP2024052899A (ja) 2019-08-29 2024-02-29 通信装置及び通信方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019157062A JP7451901B2 (ja) 2019-08-29 2019-08-29 通信装置、通信方法及びプログラム
JP2024029839A JP2024052899A (ja) 2019-08-29 2024-02-29 通信装置及び通信方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019157062A Division JP7451901B2 (ja) 2019-08-29 2019-08-29 通信装置、通信方法及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2024052899A true JP2024052899A (ja) 2024-04-12

Family

ID=74676028

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019157062A Active JP7451901B2 (ja) 2019-08-29 2019-08-29 通信装置、通信方法及びプログラム
JP2024029840A Pending JP2024052900A (ja) 2019-08-29 2024-02-29 通信装置及び通信方法
JP2024029839A Pending JP2024052899A (ja) 2019-08-29 2024-02-29 通信装置及び通信方法

Family Applications Before (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019157062A Active JP7451901B2 (ja) 2019-08-29 2019-08-29 通信装置、通信方法及びプログラム
JP2024029840A Pending JP2024052900A (ja) 2019-08-29 2024-02-29 通信装置及び通信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (3) JP7451901B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7476845B2 (ja) * 2021-04-27 2024-05-01 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6143647B2 (ja) * 2013-11-06 2017-06-07 本田技研工業株式会社 情報発信源から移動体に対する情報を表示する方法、プログラム、及び電子機器
JP2016082409A (ja) * 2014-10-17 2016-05-16 株式会社Jvcケンウッド 無線通信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2024052900A (ja) 2024-04-12
JP7451901B2 (ja) 2024-03-19
JP2021033944A (ja) 2021-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102309316B1 (ko) 차량용 디스플레이 장치 및 이를 구비한 차량
US8345098B2 (en) Displayed view modification in a vehicle-to-vehicle network
JP6312831B2 (ja) 走行支援システム及び走行支援方法
CN109383404B (zh) 显示系统、显示方法及存储程序的介质
WO2017085981A1 (ja) 運転支援装置及び運転支援方法、並びに移動体
US11270587B2 (en) Vehicle on-board communication device and vehicle
JP6451101B2 (ja) 車両用通信装置
JP4719590B2 (ja) 車載周辺状況提示装置
JP4311426B2 (ja) 移動体を表示するための表示システム、車載装置及び表示方法
US9404765B2 (en) On-vehicle display apparatus
KR20150140449A (ko) 전자 장치, 전자 장치의 제어 방법 및 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
JP2015075889A (ja) 運転支援装置
US11176826B2 (en) Information providing system, server, onboard device, storage medium, and information providing method
JP2024052899A (ja) 通信装置及び通信方法
JP2019109707A (ja) 表示制御装置、表示制御方法および車両
KR20160112545A (ko) 차량 및 차량의 제어방법
JP4561338B2 (ja) 走行支援装置
US11443520B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and image processing system
JPWO2018180756A1 (ja) 運転支援システム
WO2018180122A1 (ja) 運転支援装置と運転支援方法
JP2014234139A (ja) 車載表示装置およびプログラム
KR20160065723A (ko) 전자 장치, 전자 장치의 제어 방법, 컴퓨터 프로그램 및 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
KR20200070100A (ko) 차량 검출 방법 및 이를 수행하는 전자 기기
EP4171021A1 (en) Control device, projection system, control method, and program
US11671700B2 (en) Operation control device, imaging device, and operation control method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240229