JPWO2015198850A1 - フェノール化合物の製造方法 - Google Patents

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Abstract

式(1)の化合物を、硫酸及び/又はハロゲン置換し得るC1−6アルカンスルホン酸、並びに、C2−12脂肪族カルボン酸及び/又はスルホランの存在下、過酸化水素によって酸化し、式(2−a)の化合物を得る工程と、当該式(2−a)の化合物を、硫酸及び/又はハロゲン置換し得るC1−6アルカンスルホン酸の存在下、ニトロ化し、式(2−b)の化合物を得る工程とを含む、農薬の製造中間体として有用な式(2−b)の化合物を製造する方法を提供する。

Description

本発明は、2−位にニトロ基またはアミノ基を有する4−(トリフルオロメチルスルフィニル)フェノールまたは4−(トリフルオロメチルスルホニル)フェノールの製造方法に関する。
2−位にニトロ基またはアミノ基を有する4−(トリフルオロメチルスルフィニル)フェノールまたは4−(トリフルオロメチルスルホニル)フェノールは、農薬の製造中間体として重要な化合物である(例えばWO2013/018928のProduction process 17参照)。
タングステン酸ナトリウム触媒を使用する4−(トリフルオロメチルスルファニル)フェノールの酸化方法はWO2009/133107において知られている。
本発明は、2−位にニトロ基またはアミノ基を有する4−(トリフルオロメチルスルフィニル)フェノールおよび4−(トリフルオロメチルスルホニル)フェノールを製造する方法を提供する。
本発明によれば、4−(トリフルオロメチルスルファニル)フェノールを、硫酸およびC1〜C6のハロゲン置換されていてもよいアルカンスルホン酸からなる群Iより選ばれる少なくとも一つの酸、ならびにC2〜C12の脂肪族カルボン酸およびスルホランからなる群IIより選ばれる少なくとも一つの化合物の存在下で過酸化水素を用いて酸化することにより得られる4−(トリフルオロメチルスルフィニル)フェノールまたは4−(トリフルオロメチルスルホニル)フェノールをニトロ化することで、2−位にニトロ基を有する4−(トリフルオロメチルスルフィニル)フェノールおよび4−(トリフルオロメチルスルホニル)フェノールを製造することができる。また、さらに不均一系遷移金属触媒の存在下の還元反応を行うことにより、2−位にアミノ基を有する4−(トリフルオロメチルスルフィニル)フェノールおよび4−(トリフルオロメチルスルホニル)フェノールを製造することができる。
本発明は、式(1)
Figure 2015198850
で表される化合物(以下、化合物(1)と記す)を、硫酸およびC1〜C6のハロゲン置換されていてもよいアルカンスルホン酸からなる群Iより選ばれる少なくとも一つの酸、ならびにC2〜C12の脂肪族カルボン酸およびスルホランからなる群IIより選ばれる少なくとも一つの化合物の存在下で、過酸化水素を用いて酸化することにより、式(2−a)
Figure 2015198850
〔式中、nは1または2を表す。〕
で表される化合物(以下、化合物(2−a)と記す)を得る工程A(以下、工程Aと記す);および
工程Aで得られた化合物(2−a)を、硫酸およびC1〜C6のハロゲン置換されていてもよいアルカンスルホン酸からなる群Iより選ばれる少なくとも一つの酸の存在下にニトロ化することにより、式(2−b)
Figure 2015198850
〔式中、nは前記と同じ意味を有する。〕
で表される化合物(以下、化合物(2−b)と記す)を得る工程B(以下、工程Bと記す);
を含む、化合物(2−b)の製造方法である。
また、本発明は、化合物(1)を、硫酸およびC1〜C6のハロゲン置換されていてもよいアルカンスルホン酸からなる群Iより選ばれる少なくとも一つの酸、ならびにC2〜C12の脂肪族カルボン酸およびスルホランからなる群IIより選ばれる少なくとも一つの化合物の存在下で、過酸化水素を用いて酸化することにより、化合物(2−a)を得る工程A;
工程Aで得られた化合物(2−a)を、硫酸およびC1〜C6のハロゲン置換されていてもよいアルカンスルホン酸からなる群Iより選ばれる少なくとも一つの酸の存在下にニトロ化することにより、化合物(2−b)を得る工程B;および
工程Bで得られた化合物(2−b)を不均一系遷移金属触媒の存在下に還元することにより、式(2−c)
Figure 2015198850
〔式中、nは前記と同じ意味を有する。〕
で表される化合物(以下、化合物(2−c)と記す)を得る工程C(以下、工程Cと記す);
を含む、化合物(2−c)の製造方法である。
以下、本発明について詳細に説明する。
まず、工程Aについて説明する。
化合物(1)、即ち、4−(トリフルオロメチルスルファニル)フェノールは、硫酸およびC1〜C6のハロゲン置換されていてもよいアルカンスルホン酸からなる群Iより選ばれる少なくとも一つの酸(以下、酸Iと記す)、ならびにC2〜C12の脂肪族カルボン酸およびスルホランからなる群IIより選ばれる少なくとも一つの化合物(以下、化合物IIと記す)の存在下で、過酸化水素により酸化される。
C1〜C6のハロゲン置換されていてもよいアルカンスルホン酸としては、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、プロパンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸等が挙げられ、メタンスルホン酸およびエタンスルホン酸が好ましい。
酸Iとしては、入手の容易な硫酸が好ましい。
酸Iの使用量は、通常、化合物(1)の0.1〜20重量倍であり、好ましくは0.5〜5重量倍である。
過酸化水素は水溶液として使用され、その濃度は通常10〜70重量%であり、好ましくは30〜60重量%である。
化合物(2−a)においてn=1である化合物を生成する際の過酸化水素の使用量は、通常、化合物(1)の0.8〜2.5モル倍であり、好ましくは0.9〜1.3モル倍である。化合物(2−a)においてn=2である化合物を生成する際の過酸化水素の使用量は、通常化合物(1)の1.8〜5モル倍であり、好ましくは1.9〜2.5モル倍である。
工程Aにおける反応は、原料、反応生成物全ての溶解性を向上させるために、化合物IIの存在下で行われる。
C2〜C12の脂肪族カルボン酸としては、酢酸、プロピオン酸、酪酸、ヘキサン酸、オクタン酸、2−エチルヘキサン酸、デカン酸およびドデカン酸等が挙げられ、ヘキサン酸、オクタン酸および2−エチルヘキサン酸がより好ましく、入手の容易な2−エチルヘキサン酸がさらに好ましい。
化合物IIの使用量は、通常化合物(1)の0.1〜5.0重量倍であり、好ましくは0.5〜2.0重量倍である。
化合物(1)、酸I、化合物IIおよび過酸化水素の混合順序としては、安全性の点から過酸化水素を最後に加えるのが好ましく、具体的には、化合物(1)、酸Iおよび化合物IIを混合した後に過酸化水素を加える方法、および化合物(1)と酸Iの一部と化合物IIとを混合し、該混合物に残りの酸Iと過酸化水素を同時に加える方法等が挙げられる。
化合物(2−a)においてn=1である化合物を生成する際の反応温度は0〜60℃であり、好ましくは5〜40℃である。
化合物(2−a)においてn=2である化合物を生成する際の反応温度は50〜100℃であり、好ましくは60〜80℃である。反応時間は反応温度によっても異なるが、通常それぞれ1〜50時間程度である。
反応終了後、反応混合物を水で希釈し、化合物(2−a)を有機溶媒抽出や析出固体の濾別等により単離することができる。また単離した化合物(2−a)をさらに再結晶、クロマトグラフィーにより精製することもできる。
化合物(2−a)は、4−(トリフルオロメチルスルフィニル)フェノールまたは4−(トリフルオロメチルスルホニル)フェノールである。
次に工程Bについて説明する。
化合物(2−a)のニトロ化反応は、酸Iの存在下に通常硝酸と混合することにより行われる。また、工程Aで得られた化合物(2−a)を単離することなく、硝酸と混合することが、生産効率の点で好ましい。使用される硝酸としては、具体的には60〜98重量%の硝酸および発煙硝酸が挙げられる。
化合物(2−a)、硝酸および酸Iの混合順序は特に制限はないが、通常化合物(2−a)と酸Iとの混合物に硝酸が加えられる。また、化合物IIの存在下でニトロ化反応を行ってもよく、化合物IIを使用する場合は、化合物(2−a)、酸Iおよび化合物IIの混合物に硝酸を加える方法が挙げられる。
工程Aで得られた化合物(2−a)を単離することなく工程Bを行う場合、必要により、工程Aの反応混合物から分液等の操作による水の除去や、酸Iの追加を行う。
硝酸の使用量は、通常化合物(2−a)の0.8〜3.0モル倍であり、好ましくは0.9〜1.9モル倍である。
反応温度は、通常0〜100℃であり、好ましくは5〜50℃である。反応時間は反応温度によっても異なるが、通常1〜50時間である。
反応終了後、反応混合物を水で希釈し、化合物(2−b)を有機溶媒抽出や析出固体の濾過等により単離することができる。また、単離した化合物(2−b)をさらに再結晶、クロマトグラフィーにより精製することもできる。
化合物(2−b)は、4−(トリフルオロメチルスルフィニル)−2−ニトロフェノールまたは4−(トリフルオロメチルスルホニル)−2−ニトロフェノールである。
次に工程Cについて説明する。
工程Cは、化合物(2−b)を不均一系遷移金属触媒の存在下に水素と反応させることにより行われる。不均一系遷移金属触媒は、スルファニル基を有する化合物により不活性化されるため、工程A、Bに続いて工程Cを実施することが好ましい。
不均一系遷移金属触媒としては、具体的にはラネーニッケル、ラネーコバルト等のラネー触媒、パラジウム/炭素、パラジウム/シリカ、パラジウム/アルミナ、白金/炭素、白金/シリカ、白金/アルミナ、ロジウム/炭素、ロジウム/シリカ、ロジウム/アルミナ、イリジウム/炭素、イリジウム/シリカ、イリジウム/アルミナ等の不均一系白金族触媒が挙げられる。
白金族元素であるパラジウム、白金、ルテニウム、ロジウム、イリジウムおよびオスミウムの不均一系白金族触媒が好ましく、工業的製法としては不均一系白金触媒がさらに好ましく、白金/炭素がもっとも好ましい。
不均一系遷移金属触媒の使用量は、通常化合物(2−b)に対して0.01〜1.0モル%であり、好ましくは0.05〜0.5モル%である。
工程Cは溶媒中で実施され、溶媒としてはメタノール、エタノール、プロパノール、2−プロパノール、ブタノール等のアルコール溶媒;トルエン、キシレン、エチルベンゼン等の芳香族炭化水素溶媒;ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素溶媒;ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン等の脂肪族ハロゲン化炭化水素溶媒;ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、メチルtert−ブチルエーテル等のエーテル溶媒;酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル溶媒;等および水が挙げられ、それぞれ単独または混合物として使用してもよい。
化合物(2−b)、不均一系遷移金属触媒、溶媒および水素の混合順序は特に制限されないが、通常化合物(2−b)、溶媒及び不均一系遷移金属触媒の混合物に水素を加える方法および溶媒と不均一系遷移金属触媒との混合物に、化合物(2−b)と水素をそれぞれ加える方法が挙げられる。
反応で使用される水素分圧は、通常0.01〜5MPaであり、好ましくは0.05〜1MPaである。
反応温度は、通常0〜100℃、好ましくは10〜50℃である。
反応時間は水素分圧および反応温度により異なるが、通常1〜50時間である。
反応終了後、不均一系遷移金属触媒を濾別し、得られた濾液を濃縮し、有機溶媒で抽出し、晶析等を行うことにより、化合物(2−c)を得ることができる。また、単離した化合物(2−c)をさらに再結晶、クロマトグラフィーにより精製することもできる。
化合物(2−c)は、4−(トリフルオロメチルスルフィニル)−2−アミノフェノールまたは4−(トリフルオロメチルスルホニル)−2−アミノフェノールである。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの例のみに限定されるものではない。
実施例1
Figure 2015198850
4−(トリフルオロメチルスルファニル)フェノール25.0g、96wt%硫酸39.5gおよび2−エチルヘキサン酸25.0gの混合物に、10℃で35wt%過酸化水素水12.6gを1時間かけて滴下し、1時間撹拌した。反応混合物に28wt%水酸化ナトリウム水溶液22.1g、22wt%亜硫酸ナトリウム水溶液1.7g、水50gおよびヘキサン50gを加え、析出した固体を0℃で濾過した。固体を水およびヘキサンで洗浄し、乾燥することにより、4−(トリフルオロメチルスルフィニル)フェノールを24.8g(含量99.7wt%)得た。
実施例2
Figure 2015198850
4−(トリフルオロメチルスルファニル)フェノール100.0g、96wt%硫酸158.0gおよび2−エチルヘキサン酸99.8gの混合物に、10℃で35wt%過酸化水素水49.8gを4時間かけて滴下した。さらに、70℃で35wt%過酸化水素水69.72gを4時間かけて滴下し、0.5時間撹拌した。反応混合物を分液し、有機層(212.4g)を液体クロマトグラフィーで分析したところ、4−(トリフルオロメチルスルホニル)フェノールが52.3wt%の含量で含まれていた。有機層42.7gにヘキサン80gを加え、析出した固体を25℃で濾過した。得られた固体を水およびヘキサンで洗浄をした後に乾燥し、4−(トリフルオロメチルスルホニル)フェノールを19.1g(含量99.0wt%)得た。
実施例3
Figure 2015198850
4−(トリフルオロメチルスルフィニル)フェノール1.0g、96wt%硫酸1.6gおよび2−エチルヘキサン酸1.0gの混合物に、30〜40℃で60wt%硝酸0.7gを1.5時間かけて滴下し、40℃で0.5時間撹拌した。反応混合物に水酸化ナトリウム水溶液を加えて中性にし、酢酸エチルを用いて抽出することで、4−(トリフルオロメチルスルフィニル)−2−ニトロフェノール(含量3.7wt%)を含む溶液31.1gを得た。
実施例4
Figure 2015198850
4−(トリフルオロメチルスルファニル)フェノール125.0g、96wt%硫酸39.0gおよび2−エチルヘキサン酸125.0gの混合物に、35wt%過酸化水素水63.0gと96wt%硫酸156.0gとを同時に20〜40℃で1.5時間かけて滴下し、2時間撹拌した。続いて反応混合物に96wt%硫酸171.0gを加え、30℃で70wt%硝酸63.1gを2時間かけて滴下した。反応混合物に、28wt%水酸化ナトリウム水溶液205.0g、22wt%亜硫酸ナトリウム水溶液100.0g、水100.0gおよびトルエン124.0gを加え、70℃に加熱して溶解した後に水層を除去した。得られた有機層にトルエン124.0gおよび水124.0gを加えて洗浄し、有機層541.4gを得た。このうち173.6gを濃縮し、15時間かけて0℃まで冷却し、析出した固体を濾過した。得られた固体を水100.0gおよびヘキサン100.0gで順次洗浄した後、乾燥し、4−(トリフルオロメチルスルフィニル)−2−ニトロフェノールを45.5g(含量99.7wt%)得た。
得られた4−(トリフルオロメチルスルフィニル)−2−ニトロフェノール1.4g、2−プロパノール1.4gおよびメタノール4.2gの混合物に、白金/炭素(白金担持量3wt%、含水率50wt%)0.2gを加え、水素雰囲気下、40℃で8時間撹拌した。反応混合物から白金/炭素を濾去し、濾液を濃縮して、4−(トリフルオロメチルスルフィニル)−2−アミノフェノールを1.2g(含量98.8wt%)得た。
また、上記有機層541.4gのうちの131.9gを減圧濃縮によりトルエン55.3gを留去した。この濃縮物に対して、メタノール114.0g、続いて白金/炭素(白金担持量3wt%、含水率61wt%)2.3gを加え、40℃で水素雰囲気下(水素分圧:0.8MPa)3時間撹拌した。反応混合物から、白金/炭素を濾去すると共に、白金/炭素をメタノールで洗浄した。濾液と洗浄液とを合わせ、4−(トリフルオロメチルスルフィニル)−2−アミノフェノール(含量13.9wt%)を含む溶液215.6gを得た。
実施例5
Figure 2015198850
4−(トリフルオロメチルスルファニル)フェノール10.0g、96wt%硫酸15.8gおよび2−エチルヘキサン酸10.0gの混合物に、35wt%過酸化水素水6.1gを20℃以下で1時間かけて滴下した。続いて35wt%過酸化水素水4.8gを65〜82℃で4時間かけて加え、5時間撹拌した。反応混合物を分液し、有機層に96wt%硫酸2.5gを加え、続いて60wt%硝酸8.9gを50〜70℃で加えた。50〜70℃で9時間撹拌後、反応混合物を室温にし、分液した。有機層にヘプタン10.0gを加え、4時間かけて3℃まで冷却し、析出した固体を濾過した。得られた固体をヘキサン10.0gで洗浄、乾燥し、4−(トリフルオロメチルスルホニル)−2−ニトロフェノールを12.3g(含量87.7wt%)得た。
実施例6
Figure 2015198850
4−(トリフルオロメチルスルホニル)−2−ニトロフェノールと2−エチルヘキサン酸との混合物(5.4g、含量55.8%)に、メタノール16.2g、続いて白金/炭素(白金担持量3%、含水量61%)0.18gを加え、水素雰囲気下、40℃で13時間撹拌した。反応混合物から、白金/炭素を濾去すると共に、白金/炭素をメタノールで洗浄した。濾液と洗浄液とを合わせて濃縮し、4−(トリフルオロメチルスルホニル)−2−アミノフェノールを4.9g得た(含量49.7%)。
実施例7
Figure 2015198850
4−(トリフルオロメチルスルファニル)フェノール60.0g、80wt%硫酸94.7gおよびスルホラン60.0gの混合物に、50〜60℃で35wt%過酸化水素水30.3gを4.5時間かけて滴下した。滴下終了後、75℃で1時間撹拌し、4−(トリフルオロメチルスルフィニル)フェノールを含む反応混合物が242.4g得られた(液体クロマトグラフィーで確認)。該反応混合物のうち63.3gに、60〜70℃で65wt%硝酸12.6gを、2時間かけて滴下した。水15.6gを加え74℃に昇温し、分液により水層を除去した。有機層にトルエン16.0gを加え2時間かけて2℃まで冷却し、析出した固体を濾別した。0℃に冷却したトルエン15.0gを用いて得られた固体を洗浄し、乾燥することにより、4−(トリフルオロメチルスルフィニル)−2−ニトロフェノール11.1g(含量95.0wt%)を得た。
実施例8
Figure 2015198850
4−(トリフルオロメチルスルファニル)フェノール10.0g、80wt%硫酸15.8gおよびスルホラン10.0gの混合物に、60〜70℃で35wt%過酸化水素水12.0gを4時間かけて滴下し、同温で4時間撹拌した。反応混合物を90℃に昇温し、そこに90℃で60wt%硝酸8.6gを2時間かけて滴下し、同温で3時間撹拌した。反応混合物をトルエン10.0gで抽出し、4−(トリフルオロメチルスルホニル)−2−ニトロフェノールを含む溶液33.2g(含量30.3wt%)を得た。
実施例9
Figure 2015198850
4−(トリフルオロメチルスルファニル)フェノール100.0g、96%硫酸158.0gおよび2−エチルヘキサン酸99.8gの混合物に、35wt%過酸化水素水49.8gを10℃で4時間かけて滴下した。その後70℃に昇温し、続いて35wt%過酸化水素水69.72gを70℃で4時間かけて滴下し、30分間撹拌した。反応混合物を分液し、4−(トリフルオロメチルスルホニル)フェノールを含む(含量52.3wt%)有機層212.4gを得た。有機層のうち160.2gに、96wt%硫酸225.9gを加え、30℃で70wt%硝酸38.2gを4時間かけて滴下し、1時間撹拌した。反応混合物に水75.0gを加え、分液して得られた有機層を水75.0gで洗浄し、4−(トリフルオロメチルスルホニル)−2−ニトロフェノールを含む(含量55.8wt%)有機層166.8gを得た。得られた有機層54.9gに、メタノール85.1g、続いて白金/炭素(白金担持量3wt%、含水量61wt%)0.9gを加え、40℃で水素雰囲気下(水素分圧:0.6MPa)5時間撹拌した。反応混合物から、白金/炭素を濾去すると共に、白金/炭素をメタノールで洗浄した。濾液と洗浄液とを合わせ、4−(トリフルオロメチルスルホニル)−2−アミノフェノール(含量15.4wt%)を含む溶液168.8gを得た。
実施例10
Figure 2015198850
4−(トリフルオロメチルスルファニル)フェノール100.0g、96%硫酸158.0gおよび2−エチルヘキサン酸99.8gの混合物に、35wt%過酸化水素水49.8gを10℃で4時間かけて滴下した。その後70℃に昇温し、続いて35wt%過酸化水素水69.7gを70℃で4時間かけて滴下し、30分間撹拌した。反応混合物を分液し、4−(トリフルオロメチルスルホニル)フェノールを含む(含量52.3wt%)有機層212.4gを得た。有機層のうち160.2gに、96wt%硫酸225.9gを加え、30℃で70wt%硝酸38.2gを4時間かけて滴下し、1時間撹拌した。反応混合物に水75.0gを加え、分液して得られた有機層を水75.0gで洗浄し、4−(トリフルオロメチルスルホニル)−2−ニトロフェノールを含む(含量55.8wt%)有機層166.8gを得た。得られた有機層11.4gに、メタノール19.1g、続いて白金/炭素(白金担持量3wt%、含水量61wt%)0.1gを加え、40℃で水素雰囲気下(水素分圧:0.5MPa)7時間撹拌した後、さらに白金/炭素(白金担持量3wt%、含水量61wt%)0.1gを加え、水素雰囲気下(水素分圧:0.5MPa)4時間撹拌した。反応混合物から、白金/炭素を濾去すると共に、白金/炭素をメタノールで洗浄した。濾液と洗浄液とを合わせ、4−(トリフルオロメチルスルホニル)−2−アミノフェノール(含量12.9wt%)を含む溶液43.2gを得た。得られた溶液の40.0gを減圧濃縮し、残渣にキシレン10.4gを添加してさらに減圧濃縮した。得られたキシレン溶液を80℃に昇温し、ヘプタン3.9gを加えて1時間保温した後16時間かけて0℃まで冷却して析出した固体を濾過した。0℃に冷却したキシレン9.1gを用いて得られた固体を洗浄し、乾燥することにより、4−(トリフルオロメチルスルホニル)−2−アミノフェノール4.7g(含量97.5wt%)を得た。
実施例11
Figure 2015198850
4−(トリフルオロメチルスルファニル)フェノール20.0g、96wt%硫酸6.3gおよび2−エチルヘキサン酸20.0gの混合物に、60wt%過酸化水素水5.87gと96%硫酸25.3gを20℃で3時間かけて同時に滴下し、30分間撹拌した。続いて反応混合物に98wt%硝酸6.6gを20℃で4時間かけて滴下し、30分間撹拌した。98wt%硝酸1.3gを更に加え、1時間撹拌した。反応混合物に、水10gおよび28wt%水酸化ナトリウム水溶液17.7gを加えて中和し、キシレン14.0gで抽出した。有機層にキシレン16.0g、水20gおよび23%亜硫酸ナトリウム水溶液5.9gを加えて洗浄し、分液することにより、4−(トリフルオロメチルスルフィニル)−2−ニトロフェノールを含む有機層(含量32.2wt%)72.2gを得た。
本発明の方法により、農薬の製造中間体として有用な化合物(2−b)および化合物(2−c)を製造することができる。

Claims (7)

  1. 式(1)
    Figure 2015198850
    で表される化合物を、硫酸およびC1〜C6のハロゲン置換されていてもよいアルカンスルホン酸からなる群Iより選ばれる少なくとも一つの酸、ならびにC2〜C12の脂肪族カルボン酸およびスルホランからなる群IIより選ばれる少なくとも一つの化合物の存在下で、過酸化水素を用いて酸化することにより、式(2−a)
    Figure 2015198850
    〔式中、nは1または2を表す。〕
    で表される化合物を得る工程A;および
    工程Aで得られた式(2−a)で表される化合物を、硫酸およびC1〜C6のハロゲン置換されていてもよいアルカンスルホン酸からなる群Iより選ばれる少なくとも一つの酸の存在下にニトロ化することにより、式(2−b)
    Figure 2015198850
    〔式中、nは前記と同じ意味を有する。〕
    で表される化合物を得る工程B;
    を含む、式(2−b)で表される化合物の製造方法。
  2. 工程Aで得られる式(2−a)で表される化合物を単離することなく工程Bに付す請求項1に記載の製造方法。
  3. 工程Aにおいて、硫酸および2−エチルヘキサン酸の存在下で、過酸化水素を用いて酸化する請求項2に記載の製造方法。
  4. 式(1)
    Figure 2015198850
    で表される化合物を、硫酸およびC1〜C6のハロゲン置換されていてもよいアルカンスルホン酸からなる群Iより選ばれる少なくとも一つの酸、ならびにC2〜C12の脂肪族カルボン酸およびスルホランからなる群IIより選ばれる少なくとも一つの化合物の存在下で、過酸化水素を用いて酸化することにより、式(2−a)
    Figure 2015198850
    〔式中、nは1または2を表す。〕
    で表される化合物を得る工程A;
    工程Aで得られた式(2−a)で表される化合物を、硫酸およびC1〜C6のハロゲン置換されていてもよいアルカンスルホン酸からなる群Iより選ばれる少なくとも一つの酸の存在下にニトロ化することにより、式(2−b)
    Figure 2015198850
    〔式中、nは前記と同じ意味を有する。〕
    で表される化合物を得る工程B;および
    工程Bで得られた式(2−b)で表される化合物を不均一系遷移金属触媒の存在下に還元することにより、式(2−c)
    Figure 2015198850
    〔式中、nは前記と同じ意味を有する。〕
    で表される化合物を得る工程C;
    を含む、式(2−c)で表される化合物の製造方法。
  5. 工程Aで得られる式(2−a)で表される化合物を単離することなく工程Bに付す請求項4に記載の製造方法。
  6. 工程Aにおいて、硫酸および2−エチルヘキサン酸の存在下で、過酸化水素を用いて酸化する請求項5に記載の製造方法。
  7. 不均一系遷移金属触媒が不均一系白金触媒である請求項6に記載の製造方法。
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