JPWO2015156420A1 - 作業車両 - Google Patents

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Abstract

バキュエータ(12)が設けられたエアクリーナ(10)の下方に面状部(2F)が近接している作業車両(1)において、面状部(2F)におけるバキュエータ(12)の直下に対応した位置に設けられ、上方に開口部(21)を有して下方に窪み、かつ底面(20A)を有する排出物溜まり(20)と、基端が連通口(23)を介して排出物溜まり(20)に連通し、先端が排出口(31)を介して外部に開放し、連通口(23)から排出口(31)に向かうに従って下方に傾斜した傾斜面(32)を有する排出路(30)とを備える。

Description

本発明は、作業車両に関する。
従来、トラクタや油圧ショベルといった作業車両に取り付けられるエンジン吸気用のエアクリーナとして、外気と同時に吸い込まれた砂塵等をフィルタエレメントに付着しないよう遠心分離により分離し、ケースの底部分に集塵された砂塵を当該底部分からバキュエータを通して外部に排出することが知られている(例えば、特許文献1,2)。
このようなエアクリーナは、エンジンと共にエンジンルーム内に収容されている。エアクリーナのバキュエータから出た砂塵は、エンジンルーム内に設けられた傾斜状あるいはパイプ状の案内部材を通してエンジンルームの外部に排出される。
一方、作業車両の中には、エンジンルーム内の設置スペースの制約から、エアクリーナをエンジンルームの外部に取り付けることがある。この場合、エアクリーナの下方を遮るものがなければ、バキュエータからの砂塵はそのまま外部へと排出されることとなる。
実開平2−124222号公報 特開2002−89380号公報
しかしながら、エアクリーナがエンジンルームの外に取り付けられる作業車両では、エアクリーナの直下にオペレータやメンテナンスマンが登場可能なプラットホーム等が設けられることがある。この場合、エアクリーナに垂設されたバキュエータの下端がプラットホームの上面である面状部に近接することから、面状部に積雪があると、バキュエータの下端が塞がれてしまって砂塵等の排出物を良好に排出できないという問題が生じる。
このような問題は、エアクリーナの下方が車両側方のフェンダー位置に取り付けられている場合でも、バキュエータの下端がタイヤハウスといった面状部に近接することで同様に生じる。
本発明の目的は、エアクリーナの下方に面状部が設けられていても、排出物をバキュエータから良好に排出できる作業車両を提供することにある。
本発明の作業車両は、バキュエータが設けられたエアクリーナの下方に面状部が近接している作業車両において、前記面状部における前記バキュエータの直下に対応した位置に設けられ、上方に開口部を有して下方に窪み、かつ底面を有する排出物溜まりと、基端が連通口を介して前記排出物溜まりに連通し、先端が排出口を介して外部に開放し、前記連通口から前記排出口に向かうに従って下方に傾斜した傾斜面を有する排出路とを備えることを特徴とする。
本発明の作業車両によれば、エアクリーナのバキュエータの直下には、面状部から下方に窪んだ排出物溜まりを設けるため、バキュエータの下端と面状部との間に積雪することがなく、排出物溜まりにバキュエータからの砂塵等を確実に落下させることができる。そして、排出物溜まりに落下した砂塵等は、連通口から排出路の傾斜面を通って移動し、排出口から外部に排出されることとなる。
本発明の作業車両において、前記開口部の内縁には、前記排出物溜まりの底面に向かって傾斜した舌部が設けられ、前記舌部の下端縁と前記排出物溜まりの底面との間に前記連通口が設けられていることが好ましい。
本発明の作業車両において、前記舌部は板状とされ、前記舌部には、表裏を貫通する貫通部が設けられていることが好ましい。
本発明の作業車両において、前記貫通部は丸孔とされ、前記貫通部の内径寸法と前記連通口の高さ寸法とは略同じでもよい。
本発明の作業車両において、前記舌部は、前記貫通部により櫛状に設けられてもよい。
本発明の作業車両において、前記エアクリーナは、フェンダーを形成するタイヤハウジングに設けられた取付部に取り付けられ、前記開口部は、前記取付部に隣接した前記面状部で形成されるプラットホームに設けられ、前記排出物溜まりは、当該タイヤハウジングの内部に全体が窪んで設けられていることが好ましい。
本発明の作業車両において、前記面状部には、前記開口部を囲む立上壁が設けられていることが好ましい。
本発明の一実施形態に係る作業車両を示す全体斜視図 作業車両の要部を示す斜視図。 要部を車両の前方から示す図であり、図4におけるIII方向矢視図。 要部を車両の側方から示す断面図であり、図3における矢印IV−IV断面図。 本発明の変形例を示す図。
[ホイールローダの概略全体構成]
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る作業車両としてのホイールローダ1を示す全体斜視図である。図1において、ホイールローダ1は、車両前後方向の後方に位置する後部車体2と、前方に位置し後部車体2に対して鉛直なアーティキュレートピン(不図示)を介して回動自在に設けられた前部車体3と、前部車体3に設けられた作業機4とを備えている。なお、以下において、断りなく「前方」、「後方」と記載した場合には、車両前後方向の「前方」、「後方」のことである。また、断りなく「上流」、「下流」と記載した場合には、排気ガスの流れ方向の「上流」、「下流」のことである。
後部車体2の前部車体3寄りの位置には、オペレータが搭乗するキャブ5が設けられ、キャブ5の後方には、作動油タンク室6が設けられ、作動油タンク室6の後方には、エンジン7Aが収容されたエンジン室7が設けられ、エンジン室7のさらに後方には、冷却ファン8Aやラジエータ8Bが収容された冷却室8が設けられている。また、後部車体2の車幅方向の両側には、トランスミッションを介して伝達されるエンジン出力にて駆動される左右の後輪9Aが設けられている(左後輪のみを図示)。
エンジン室7の左側方には、当該エンジン室7の外部に位置する態様で、エンジン7A用の吸気を浄化するエアクリーナ10が配置されている。
前部車体3の作業機4は、一端が前部車体3のフレームに上下に回動可能に軸支された左右一対のブーム4Aと、ブーム4Aの先端に回動可能に軸支されたバケット4Bと、ブーム4A間を連結するクロスメンバに回動可能に軸支されたベルクランク4Cとを備えている。ブーム4Aは、先端が当該ブーム4Aの中程に軸支され、後端が前部車体3のフレームに軸支された油圧駆動のブームシリンダ(不図示)によって動作し、バケット4Bを昇降させる。ベルクランク4Cは、先端が当該ベルクランク4Cの上部(図1の姿勢での上部)に軸支され、後端が前部車体3のフレームに軸支された油圧駆動のバケットシリンダ4Dによって動作し、ベルクランク4Cの下部(図1の姿勢での下部)に連結されたチルトレバー(不図示)を介してバケット4Bをチルトさせる。
ブームシリンダおよびバケットシリンダ4Dへの作動油は、作動油タンク室6から供給され、また、作動油タンク室6へと戻される。
前部車体3には、後輪9Aと同様、エンジン出力にて駆動される左右の前輪9Bが設けられている(左前輪のみを図示)。
[エアクリーナおよびその周囲の概略説明]
エアクリーナ10は、円筒状のケース11内に図示略のフィルタエレメントを収容した構造であり、本実施形態では、前方側の端部を除いてカバー7Bによって覆われている。このようなエアクリーナ10も、従来と同様、ケース11の軸線に対して位置ずれした方向、すなわち外周に対する接線方向から外気を取り込むことで、ケース11内で遠心分離作用を生じさせ、遠心分離された外気中の砂塵等を外部に排出するようになっている。このため、ケース11のカバー7Bから露出した部分には、バキュエータ12が垂設されている。
また、本実施形態のエアクリーナ10には、カバー7Bの上方に向けて吸気エクステンション13が設けられている。この吸気エクステンション13により、大粒の砂塵等をケース11内に入り込む前に分離することが可能である。
なお、ケース11において、カバー7Bから露出した部分は、ケースの本体部分に対して着脱自在な蓋部材14(図2)で構成され、この蓋部材14を着脱することで、内部のフィルタエレメントを交換可能である。
図2は、作業車両の要部を示す斜視図、図3は、要部を車両の前方から示す図であり、図4におけるIII方向矢視図、図4は、要部を車両の側方から示す断面図であり、図3における矢印IV−IV断面図である。
図2ないし図4において、後部車体2のフェンダー2Aを形成するタイヤハウジング2Bの上部には、略平坦な取付部2Cが設けられ、この取付部2Cに取付ステイ2D(図3)を介してエアクリーナ10が取り付けられている。
取付部2Cの前方側には、その後端側がタイヤハウジング2Bの上方にかかるようにプラットホーム2Eが設けられている。プラットホーム2Eの上面は、取付部2Cに対して1段低い位置に設けられた面状部2Fになっている。面状部2Fには、表裏を貫通する多数のスリップ防止孔2Gが周囲を上方に突出させたカーリング加工により設けられている。スリップ防止孔2Gは、プラットホーム2E上で作業するオペレータやメンテナンスマンが面状部2F上でスリップするのを防止するために設けられている。また、プラットホーム2Eの下方での作業も考慮し、スリップ防止孔2Gの内径寸法D1は、当該スリップ防止孔2Gから所定の大きさ以上の異物が落下しないよう設定され、本実施形態では、例えば、18mm程度である。
このようなプラットホーム2Eの面状部2Fにおいて、バキュエータ12の直下に対応した位置には、排出物溜まり20が設けられている。
バキュエータ12の下端と面状部2Fとは近接しており、従来では、これらの間に積雪があると、バキュエータ12からの砂塵の排出ができないという不都合が生じていた。これに対して本実施形態では、そのような不都合を解消するために、排出物溜まり20が設けられている。以下には、排出物溜まり20の詳細について詳説する。
[排出物溜まりの説明]
図2ないし図4に示すように、排出物溜まり20は、面状部2Fと同じ高さで開口した開口部21有し、その全体が下方のタイヤハウジング2Bの内部に窪んで設けられ、かつ底面20Aを有している。 開口部21の前方の内縁21Aには、排出物溜まり20の底面20Aに向かって傾斜した四角板状の舌部22が設けられている。舌部22の下端縁22Aと底面20Aとの間には、連通口23が設けられている。また、舌部22には、表裏を貫通する貫通部としての複数の貫通孔24が設けられている。
連通口23には、先端が排出口31を介して外部に開放したダクト状の排出路30の基端が接続されている。排出口31は、タイヤハウジング2Bの前面部分で、かつプラットホーム2Eの下方位置で開口している。排出路30と排出物溜まり20とは、当該連通口23を介して連通し、ひいては排出物溜まり20が連通口23および排出口31を介して外部と連通することとなる。
このような排出路30の底面は、連通口23から排出口31に向かうに従って下方に傾斜した傾斜面32になっている。また、本実施形態では、排出物溜まり20の底面20Aも、傾斜面32と連続した傾斜を有している。排出物溜まり20に落下した砂塵は、この傾斜面32を伝って外部へ排出される。この際、排出口31がタイヤハウジング2Bの前面部分に設けられていることで、タイヤハウジング2B内で回転する後輪9Aから泥類が跳ね上がっても、排出口31から入り込むことはない。
一方、面状部2Fには、排出物溜まり20の開口部21を囲むように所定高さの立上壁40が設けられている。立上壁40は、本実施形態では、面状部2Fと後方の取付部2Cとの間の段差面を含み、平面視で六角形である。ただし、立上壁40の形状はこれに限らず、平面視で四角形状や半長丸(半長孔)形状等であってもよく、任意である。このような立上壁40を設けることにより、開口部21へ外部から異物が入り込むのを抑制している。
ここで、各部の寸法について、大凡の値を記載する。
図2において、立上壁40の前後の長さ寸法L1は、約155mm程度であり、幅寸法W1は、約110mm程度である。図4において、排出物溜まり20の開口部21からバキュエータ12の下端までの高さ寸法H1は、約23mmである。排出物溜まり20の底面20Aからバキュエータ12の下端までの高さ寸法H2は、約72mm程度である。舌部22からバキュエータ12の下端までの距離寸法L2は、約50mm程度である。
これらの寸法L1,L2,H1,H2,W1は、バキュエータ12周りから開口部21を通して排出物溜まり20内に手を差し入れ可能で、差し入れた際に、手が無理なく底面20Aに届き、排出物溜まり20内から外部へ排出されずに残った異物を取り出すことが可能な値に設定される。
また、排出物溜まり20および排出路30全体の面状部2Fから下方のタイヤハウジング2B内への突出寸法は、具体的な値を示さないが、走行中あるいは作業中において、後輪9Aの上方への突上や、後輪9Aに対する車両全体の傾きを考慮し、後輪9Aとの相対的な距離が短縮されても、後輪9Aがそれら排出物溜まり20および排出路30と干渉しない値に設定される。
図4において、舌部22に設けられた貫通孔24の内径寸法D2は、面状部2Fのスリップ防止孔2Gの内径寸法D1と同じで、約18mm程度である。つまり、立上壁40を越え、舌部22を伝って排出物溜まり20内に入り込もうとする所定の大きさ以上の異物は、貫通孔24からは落下せず、外部へ排出されることなく排出物溜まり20内にそのまま収容され、オペレータやメンテナンスマンに取り除かれることとなる。これに対し、所定の大きさよりも小さい異物は、貫通孔24から排出路30の傾斜面32に落下し、ここから排出口31を通して外部へと排出される。
加えて、傾斜した底面20Aに対して直交する方向での舌部22の下端縁22Aまでの高さ寸法、すなわち連通口23の高さ寸法H3も、約18mmに設定されている。これは、排出物溜まり20内に収容された所定の大きさ以上の異物が、排出物溜まり20から外部に確実に排出されないようにするためである。
[実施形態の効果]
以上の実施形態によれば、エアクリーナ10のバキュエータ12の直下には、面状部2Fから下方に窪み、かつ底面20Aを有する排出物溜まり20が設けられているため、バキュエータ12の下端とプラットホーム2Eの面状部2Fとの間に積雪することがなく、排出物溜まり20にバキュエータ12からの砂塵等を確実に落下させることができる。そして、排出物溜まり20に落下した砂塵等を連通口23から排出路30の傾斜面32を通って移動させ、排出口31から外部に良好に排出することができる。
[変形例]
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、舌部22の貫通部は丸孔の貫通孔24であったが、これに限定されず、図5に示す貫通部としての切欠部25のように、長丸(長孔)形状でもよく、舌部22全体として櫛状に設けられていてもよい。この際、切欠部25の幅寸法W2は、所定の大きさ以上の異物が落下しない値に設定される。
本発明に係るエアクリーナがフェンダーのタイヤハウジングに取り付けられるか、排出物溜まりがプラットホームに取り付けられるかなどは、その実施にあたって任意に決められてよく、それら以外の箇所に取り付けられても本発明に含まれる。従って、バキュエータの下端と近接する面状部も、いずれの箇所の面状部であってもよい。
舌部や立上壁は、必要に応じて設けられればよく、省略可能である。
本発明は、ホイールローダの他、ダンプトラック、ブルドーザ、モータグレーダ、トラクタ、油圧ショベル等の作業車両にも利用できる。
1…作業車両であるホイールローダ、2A…フェンダー、2B…タイヤハウジング、2C…取付部、2E…プラットホーム、2F…面状部、10…エアクリーナ、12…バキュエータ、20…排出物溜まり、20A…底面、21…開口部、21A…内縁、22…舌部、22A…下端縁、23…連通口、24…貫通部である貫通孔、25…貫通部である切欠部、30…排出路、31…排出口、32…傾斜面、40…立上壁、D2…内径寸法、H3…高さ寸法。

Claims (7)

  1. バキュエータが設けられたエアクリーナの下方に面状部が近接している作業車両において、
    前記面状部における前記バキュエータの直下に対応した位置に設けられ、上方に開口部を有して下方に窪み、かつ底面を有する排出物溜まりと、
    基端が連通口を介して前記排出物溜まりに連通し、先端が排出口を介して外部に開放し、前記連通口から前記排出口に向かうに従って下方に傾斜した傾斜面を有する排出路とを備える
    ことを特徴とする作業車両。
  2. 請求項1に記載の作業車両において、
    前記開口部の内縁には、前記排出物溜まりの底面に向かって傾斜した舌部が設けられ、
    前記舌部の下端縁と前記排出物溜まりの底面との間に前記連通口が設けられている
    ことを特徴とする作業車両。
  3. 請求項2に記載の作業車両において、
    前記舌部は板状とされ、
    前記舌部には、表裏を貫通する貫通部が設けられている
    ことを特徴とする作業車両。
  4. 請求項3に記載の作業車両において、
    前記貫通部は丸孔とされ、
    前記貫通部の内径寸法と前記連通口の高さ寸法とは略同じである
    ことを特徴とする作業車両。
  5. 請求項3に記載の作業車両において、
    前記舌部は、前記貫通部により櫛状に設けられている
    ことを特徴とする作業車両。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の作業車両において、
    前記エアクリーナは、フェンダーを形成するタイヤハウジングに設けられた取付部に取り付けられ、
    前記開口部は、前記取付部に隣接した前記面状部で形成されるプラットホームに設けられ、
    前記排出物溜まりは、当該タイヤハウジングの内部に全体が窪んでいる
    ことを特徴とする作業車両。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の作業車両において、
    前記面状部には、前記開口部を囲む立上壁が設けられている
    ことを特徴とする作業車両。
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