JPH0338284Y2 - - Google Patents

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JPH0338284Y2
JPH0338284Y2 JP5697887U JP5697887U JPH0338284Y2 JP H0338284 Y2 JPH0338284 Y2 JP H0338284Y2 JP 5697887 U JP5697887 U JP 5697887U JP 5697887 U JP5697887 U JP 5697887U JP H0338284 Y2 JPH0338284 Y2 JP H0338284Y2
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JP
Japan
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container
opening
soil
blade
traveling vehicle
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JP5697887U
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JPS63104445U (ja
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  • Soil Working Implements (AREA)
  • Shovels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は水田圃場の土運搬装置に係るものであ
る。
(従来技術) 従来公知の実開昭54−97004号公報には、走行
車の後方に該走行車により牽引される上方開口の
四角形状の容器を取付け、該容器の底壁と前壁に
は開口部を形成して該開口部に側面舟型状の2枚
の刃体一組を1個または五個並設し、前記刃体は
その刃先部が容器の前壁より前方に突出しないよ
うに形成した圃場の土運搬装置は公知である。
(考案が解決しようとする問題点) 前記公知のものは、側面舟型状の2枚の刃体一
組を一個または五個並設した構造のため、五個並
設したときは、均等に採土できるが、一個のとき
は、均等に採土できない。
(問題を解決するための手段) よつて本考案は、走行車の後方に該走行車によ
り牽引される上方開口の四角形状の容器1を取付
け、該容器1の底壁7の左右中央には開口部13
を形成し、該開口部13には、側方からみて後端
を高く前端の刃先部16に至る程低く、前方から
みて中央が高く両側方に至る程低い中高形状の刃
体14を、その刃先部16が前記容器1の前壁4
より前方に突出しないように取付けた水田圃場の
土運搬装置を要旨とするものである。
(実施例) 図により説明すると、1は容器であつて、走行
車の後方に、トツプリンク2及びロアーリンク3
により連結される。容器1は垂直の前壁4、垂直
の左右側壁5、垂直の後壁6、水平の底壁7等に
よつて形成されていて、四角形状である。容器1
は、ダンプする構造であり、前記トツプリンク2
及びロアーリンク3の後端に軸止されている側面
形状L型の取付枠8に回転軸9を介して軸着され
る。
即ち、取付枠8の水平部10は、容器1の前後
長さの中間位置迄達する長さであり、容器1の底
壁7の下面側には、前後方向の枠兼橇11が取付
けてあり、該橇11と水平部10の後端に回転軸
9を挿通して容器1はダンプする如く形成する。
前記後壁6はダンプしたとき、矢印a方向に開
くもので、上部が軸着12されている。13は開
口部であり、底壁7の左右側の中心で、前側寄り
に開口する。
開口部13には刃体14が取付けられる。刃体
14はその上端部15が容器1内に突出し、下端
の刃先部16は、橇11の下面よりも更に下方に
突出し、前端程低くなる形状である。また、刃体
14は、前方からみて中央が高く両側方に至る程
低い中高形状に形成する。
そして、刃体14の先端は前壁4よりもTだけ
後方に形成されていて、従つて刃先部16と前壁
4の下端との間にはT′なる広幅の流入部13′が
形成される。
刃体14は水平軸17により回動自在である。
刃体14の水平軸17は、進行方向に対して左右
方向の水平軸である。刃体14が水平軸17を中
心に上方回動すると、前記開口部13を殆んど閉
塞する。前記取付枠8の角部(矢印イの部分)は
なだらかな円弧面に形成される。又、橇11の前
端部(矢印ロの部分)もなだらかな円弧面に形成
される。
18は容器1と取付枠8を固定するフツク、1
9はその操作杆である。又、20はシヨベル用刃
先である。
(作用) 本考案は上述の構成であるから、走行車により
前進すると、開口部13より下方に突出している
刃体14の刃先部16により圃場の高い部分の土
を削り、誘導して容器1内に収納し得る。
この場合、容器1は地面上に完全に下ろして、
地面上を引ずつて前進するようにするから、刃体
14の刃先部16部分には、容器1の全重量がこ
れに掛り、少々の抵抗があつても浮き上がること
なく円滑に削土し得る。又、刃先部16は前壁4
よりもTだけ後方に位置しているから、前壁4の
下端と刃先部16との間にはT′なる広幅の流入
部13′が形成されているので、土の流れは円滑
である。又、刃体14は前方からみて中高形状に
形成されているので、削つた土を容器1内の左右
に振分けて流入させる。又、容器1を引きずつて
前進させるが、容器1の下面には橇11が取付け
てあり、橇11の前面部(矢印ロの部分)は、円
弧面に形成してあることと、取付枠8の矢印イの
部分も円弧面に形成してあることにより円滑に前
進しうるばかりでなく、圃場面上にばら播かれて
いる肥料用の藁屑を掻き集めてしまつたりしな
い。
しかして、容器1内に予定分の土が収納される
と、刃体14の上端部15上にも土が貯ることに
なるので、上端部15を貯つた土で押圧すること
になり、そのため、刃先部16部分は上動して開
口部13を殆んど閉塞し、従つて、運搬のために
容器1を上動させても開口部13より土がこぼれ
落ることがない。
(効果) 従来公知の実開昭54−97004号公報には、走行
車の後方に該走行車により牽引される上方開口の
四角形状の容器を取付け、該容器の底壁と前壁に
は開口部を形成して該開口部に側面舟型状の2枚
の刃体一組を一個または五個並設し、前記刃体は
その刃先部が容器の前壁より前方に突出しないよ
うに形成した圃場の土運搬装置は公知である。
前記公知のものは、側面舟型状の2枚の刃体一
組を一個または五個並設した構造のため、五個並
設したときは、均等に採土できるが、一個のとき
は、均等に採土できない。
しかるに本考案は、走行車の後方に該走行車に
より牽引される上方開口の四角形状の容器1を取
付け、該容器1の底壁7の左右中央には開口部1
3を形成し、該開口部13には、側方からみて後
端を高く前端の刃先部16に至る程低く、前方か
らみて中央が高く両側方に至る程低い中高形状の
刃体4を、その刃先部16が前記容器1の前壁4
より前方に突出しないように取付けた水田圃場の
土運搬装置を要旨とするものであるから、中高形
状の刃体14により、削つた土を容器1内の左右
に振分けて流入させることができ、また、刃体1
4の刃先部16の位置を、前壁4よりもTだけ後
方に設けたので、第2図に図示したように広幅の
流入部13′が形成できるので、土の流れが良好
となる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は正面図、第2図は縦断側面図、第3図
は刃体の断面図、第4図は容器の断面図、第5図
は取付枠の側面図、第6図は平面図。 符号の説明、1……容器、2……トツプリン
ク、3……ロアーリンク、4……前壁、5……左
右側壁、6……後壁、7……底壁、8……取付
枠、9……回転軸、10……水平部、11……
橇、12……軸着、13……開口部、13′……
流入部、14……刃体、15……上端部、16…
…刃先部、17……水平軸、18……フツク、1
9……操作杆、20……刃先。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行車の後方に該走行車により牽引される上方
    開口の四角形状の容器1を取付け、該容器1の底
    壁7の左右中央には開口部13を形成し、該開口
    部13には、側方からみて後端を高く前端の刃先
    部16に至る程低く、前方からみて中央が高く両
    側方に至る程低い中高形状の刃体14を、その刃
    先部16が前記容器1の前壁4より前方に突出し
    ないように取付けた水田圃場の土運搬装置。
JP5697887U 1987-04-15 1987-04-15 Expired JPH0338284Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5697887U JPH0338284Y2 (ja) 1987-04-15 1987-04-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5697887U JPH0338284Y2 (ja) 1987-04-15 1987-04-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63104445U JPS63104445U (ja) 1988-07-06
JPH0338284Y2 true JPH0338284Y2 (ja) 1991-08-13

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ID=30886270

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JP5697887U Expired JPH0338284Y2 (ja) 1987-04-15 1987-04-15

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JPS63104445U (ja) 1988-07-06

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