JPH0214346Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0214346Y2 JPH0214346Y2 JP10659784U JP10659784U JPH0214346Y2 JP H0214346 Y2 JPH0214346 Y2 JP H0214346Y2 JP 10659784 U JP10659784 U JP 10659784U JP 10659784 U JP10659784 U JP 10659784U JP H0214346 Y2 JPH0214346 Y2 JP H0214346Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grass
- lid
- opening
- mower
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 claims description 71
- 241001494496 Leersia Species 0.000 description 2
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、モアーにより刈取つた刈草を、送り
装置によつて走行車体に装着の集草箱に集草する
ようにした集草機に関する。
装置によつて走行車体に装着の集草箱に集草する
ようにした集草機に関する。
(従来技術)
小型トラクタ等の走行車体の下腹部にモアーを
装着すると共に、車体後方に集草部を装着し、モ
アーで刈取つた刈草を原動機で駆動される送り装
着により搬送ダクトを経て集草部に送るようにし
たものが既に提供されている。
装着すると共に、車体後方に集草部を装着し、モ
アーで刈取つた刈草を原動機で駆動される送り装
着により搬送ダクトを経て集草部に送るようにし
たものが既に提供されている。
この種の装置では、集草部として車体に固定の
支持枠に集草バツグを着脱自在に設けたもの、若
しくは車体に集草コンテナを着脱自在に設けたも
の、又は車体に固定の集草箱の底部を開閉式にし
たもの等がある。
支持枠に集草バツグを着脱自在に設けたもの、若
しくは車体に集草コンテナを着脱自在に設けたも
の、又は車体に固定の集草箱の底部を開閉式にし
たもの等がある。
(考案が解決しようとする問題点)
前記従来の集草バツグ及び集草コンテナでは、
刈草を排出する場合に、それらを車体から外して
反転等の作業をしなければならなく、非常に煩雑
且つ能率の悪いものであり、それに対して集草箱
式は底部の蓋を開放するだけで草排出ができるの
で、簡単且つ容易になる。しかし、この集草箱式
では、底部から下方へ草を排出するには、排出口
を比較的高位置にしなければならなく、しかも刈
草を他所へ移動等の後作業をするには集草箱が障
害になる等の問題を有している。
刈草を排出する場合に、それらを車体から外して
反転等の作業をしなければならなく、非常に煩雑
且つ能率の悪いものであり、それに対して集草箱
式は底部の蓋を開放するだけで草排出ができるの
で、簡単且つ容易になる。しかし、この集草箱式
では、底部から下方へ草を排出するには、排出口
を比較的高位置にしなければならなく、しかも刈
草を他所へ移動等の後作業をするには集草箱が障
害になる等の問題を有している。
このような問題点は、集草箱の底部を外方上向
き傾斜状にして、その傾斜面からその上方の側部
に至る断面略くの字形の蓋を設けて、集草箱の外
方下方へ草を排出できるようにすれば良いのであ
るが、このような断面略くの字形の蓋では、草が
少量の場合でも全体を回動して開閉動作をしなけ
ればならず、少量排出時にも大きい操作力を必要
とする。
き傾斜状にして、その傾斜面からその上方の側部
に至る断面略くの字形の蓋を設けて、集草箱の外
方下方へ草を排出できるようにすれば良いのであ
るが、このような断面略くの字形の蓋では、草が
少量の場合でも全体を回動して開閉動作をしなけ
ればならず、少量排出時にも大きい操作力を必要
とする。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、このような種々の点に鑑み、集草箱
に設けた断面略くの字形の蓋を下蓋と上蓋とに分
割し且つ互いに枢支連結して、この蓋を開閉操作
機構で下蓋を先行開放し且つその開放途中から上
蓋を同伴開放されるように構成し、これによつて
草が少量のときに下蓋のみを開閉可能とした集草
機を提供することを目的とする。
に設けた断面略くの字形の蓋を下蓋と上蓋とに分
割し且つ互いに枢支連結して、この蓋を開閉操作
機構で下蓋を先行開放し且つその開放途中から上
蓋を同伴開放されるように構成し、これによつて
草が少量のときに下蓋のみを開閉可能とした集草
機を提供することを目的とする。
この目的を達成するための本考案の特徴とする
ところは、走行車体1にモアー7と集草箱11と
を装着し、モアー7で刈取つた刈草を送り装置3
2を介して集草箱11へ送給して集草する集草機
において、前記集草箱11は底部16が外方上向
き傾斜状に形成され、その傾斜面17bからその
上方の側部に至る断面略くの字状を呈した草排出
用蓋18がその上端を支点19として外方へ開閉
自在に設けられ、この蓋18は傾斜面17bの上
端で下蓋18aと上蓋18bとに分割され且つ互
いに枢支連結されており、前記集草箱11には下
蓋18aを先行開放させ且つその開放途中から上
蓋18bを同伴開放する開閉操作機構23が設け
られている点にある。
ところは、走行車体1にモアー7と集草箱11と
を装着し、モアー7で刈取つた刈草を送り装置3
2を介して集草箱11へ送給して集草する集草機
において、前記集草箱11は底部16が外方上向
き傾斜状に形成され、その傾斜面17bからその
上方の側部に至る断面略くの字状を呈した草排出
用蓋18がその上端を支点19として外方へ開閉
自在に設けられ、この蓋18は傾斜面17bの上
端で下蓋18aと上蓋18bとに分割され且つ互
いに枢支連結されており、前記集草箱11には下
蓋18aを先行開放させ且つその開放途中から上
蓋18bを同伴開放する開閉操作機構23が設け
られている点にある。
(作用)
開閉操作機構23を作動して蓋18を開放して
いくと、まず、下蓋18aが上蓋18bに対して
先行して両者の枢支連結点を中心に回動し、下蓋
18aが上蓋18bと略平行になつた時点から、
上蓋18bが下蓋18aに同伴しながら回動し、
よつて上下蓋18a,18b即ち、蓋18全体が
開放する。
いくと、まず、下蓋18aが上蓋18bに対して
先行して両者の枢支連結点を中心に回動し、下蓋
18aが上蓋18bと略平行になつた時点から、
上蓋18bが下蓋18aに同伴しながら回動し、
よつて上下蓋18a,18b即ち、蓋18全体が
開放する。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
第1〜3図に示す第1実施例において、1は小
型トラクタの走行車体で、前輪2及び後輪3を有
し、その後輪3に対応して後輪フエンダ4が設け
られている。5はハンドル、6は運転用の座席で
ある。7はモアーであつて、モアーデツキ8の下
側に3組の刈草部9を回転自在に配置して成り、
刈取つた刈草を刈取部9のブレードに形成された
起風板の作用によつて、モアーデツキ8の一側の
放出口8aに放出するように構成されている。な
お、モアーデツキ8は車体1の下腹部に、地面に
追従するようにして図外の連結機構により連結さ
れている。
型トラクタの走行車体で、前輪2及び後輪3を有
し、その後輪3に対応して後輪フエンダ4が設け
られている。5はハンドル、6は運転用の座席で
ある。7はモアーであつて、モアーデツキ8の下
側に3組の刈草部9を回転自在に配置して成り、
刈取つた刈草を刈取部9のブレードに形成された
起風板の作用によつて、モアーデツキ8の一側の
放出口8aに放出するように構成されている。な
お、モアーデツキ8は車体1の下腹部に、地面に
追従するようにして図外の連結機構により連結さ
れている。
11は集草機12の集草箱で、車体1の背面に
ボルト固定された支持台13に装着されている。
この集草箱11はパイプ又は棒材で箱形に形成さ
れたフレーム枠14に網又は多孔板材を固定して
周囲壁15を形成しており、一部または全部が通
風可能となつている。
ボルト固定された支持台13に装着されている。
この集草箱11はパイプ又は棒材で箱形に形成さ
れたフレーム枠14に網又は多孔板材を固定して
周囲壁15を形成しており、一部または全部が通
風可能となつている。
この集草箱11の底部16は側面視略逆三角形
に形成され、中央下向きに傾斜した2傾斜面17
を有し、前側傾斜面17aは支持台13に固着又
は着脱自在に固定されており、後側傾斜面17b
は蓋18で形成されている。
に形成され、中央下向きに傾斜した2傾斜面17
を有し、前側傾斜面17aは支持台13に固着又
は着脱自在に固定されており、後側傾斜面17b
は蓋18で形成されている。
蓋18は断面が略くの字状を呈し、後側傾斜面
17bからその上方の側部(背面)中途に至つて
おり、その上端が横軸19を介してフレーム枠1
4の縦支柱に枢支されており、横軸19廻りに下
端が後方へ回動自在であり、この蓋18が設けら
れている集草箱11後下部分は草排出口20とな
つていて、蓋18は回動することにより、草排出
口20を開閉して、刈草の排出を可能とする。前
記横軸19は蓋18の折曲位置、即ち後側傾斜面
17bの上縁よりも十分上方に位置し、開閉され
る蓋18の下端の軌道をより高くし、且つ排出口
20をより大きくしている。
17bからその上方の側部(背面)中途に至つて
おり、その上端が横軸19を介してフレーム枠1
4の縦支柱に枢支されており、横軸19廻りに下
端が後方へ回動自在であり、この蓋18が設けら
れている集草箱11後下部分は草排出口20とな
つていて、蓋18は回動することにより、草排出
口20を開閉して、刈草の排出を可能とする。前
記横軸19は蓋18の折曲位置、即ち後側傾斜面
17bの上縁よりも十分上方に位置し、開閉され
る蓋18の下端の軌道をより高くし、且つ排出口
20をより大きくしている。
前記蓋18はその折曲位置で上下に2分割され
ており、後側傾斜面17bを形成している下蓋1
8aの上縁と側部に位置する上蓋18bの下縁と
は軸22で枢支連結されており、下蓋18aは上
蓋18bに関係なく集草箱11の底部を開閉でき
る。
ており、後側傾斜面17bを形成している下蓋1
8aの上縁と側部に位置する上蓋18bの下縁と
は軸22で枢支連結されており、下蓋18aは上
蓋18bに関係なく集草箱11の底部を開閉でき
る。
この蓋18は網で形成されているが平板でも良
く、平板のほうが刈草をスムーズに排出できる。
21は前側傾斜面17a及びその上方側部の内面
に装着された排出案内板であり、刈草の落下をス
ムーズにすると共に、後方向への排出案内をす
る。
く、平板のほうが刈草をスムーズに排出できる。
21は前側傾斜面17a及びその上方側部の内面
に装着された排出案内板であり、刈草の落下をス
ムーズにすると共に、後方向への排出案内をす
る。
23は前記蓋18を座席6近傍で開閉操作する
ための開閉操作機構で、フレーム枠14からフエ
ンダ4の側へ前方突設されたブラケツト24に枢
軸25が回動自在に設けられ、この枢軸25に操
作レバー26及びアーム27、又はこれらを一体
にしたL字形部材を固定し、アーム27の後端と
上下蓋18a,18bとをリンク29,48,4
9で連結して構成されており、座席6側方の操作
レバー26上端を矢印A方向へ回動することによ
り、蓋18を矢印B方向へ回動し、排出口20を
開放可能となつている。
ための開閉操作機構で、フレーム枠14からフエ
ンダ4の側へ前方突設されたブラケツト24に枢
軸25が回動自在に設けられ、この枢軸25に操
作レバー26及びアーム27、又はこれらを一体
にしたL字形部材を固定し、アーム27の後端と
上下蓋18a,18bとをリンク29,48,4
9で連結して構成されており、座席6側方の操作
レバー26上端を矢印A方向へ回動することによ
り、蓋18を矢印B方向へ回動し、排出口20を
開放可能となつている。
前記リンク29,48,49は各一端が1本の
ピン50によつて回動自在に連結され、リンク4
9の一端にはリンク48と当接して両者の一方向
の回動を阻止するストツパ51が設けられてい
る。リンク48,49の各他端は上下蓋18a,
18bに固定されたブラケツト28,30にピン
連結されている。
ピン50によつて回動自在に連結され、リンク4
9の一端にはリンク48と当接して両者の一方向
の回動を阻止するストツパ51が設けられてい
る。リンク48,49の各他端は上下蓋18a,
18bに固定されたブラケツト28,30にピン
連結されている。
前記操作レバー26及びアーム27を矢印A方
向に回動すると、リンク29は第1図に示すくの
字状のリンク48,49を第3図に示す直接状と
なるよう後方へ移動し、これにより下蓋18aは
枢支連結点22を中心に下端がB方向へ回動し、
排出口20の下部を開放し、その後、リンク4
8,49が略直線になるとストツパ51がリンク
48に当接し、両者は1本となつてリンク29に
より後方へ回動し、下蓋18aは上蓋18bを同
伴しながら一体的にB方向へ回動して、排出口2
0を大きく開放する。
向に回動すると、リンク29は第1図に示すくの
字状のリンク48,49を第3図に示す直接状と
なるよう後方へ移動し、これにより下蓋18aは
枢支連結点22を中心に下端がB方向へ回動し、
排出口20の下部を開放し、その後、リンク4
8,49が略直線になるとストツパ51がリンク
48に当接し、両者は1本となつてリンク29に
より後方へ回動し、下蓋18aは上蓋18bを同
伴しながら一体的にB方向へ回動して、排出口2
0を大きく開放する。
前記下蓋18aは傾斜していることにより重力
が働いて上蓋18bよりも先行して開放される
が、上蓋18bの後行性を明確にし且つ閉鎖を容
易にするために、上蓋18bと集草箱11との間
に上蓋18bを閉鎖方向に弾圧するスプリングを
設けても良い。
が働いて上蓋18bよりも先行して開放される
が、上蓋18bの後行性を明確にし且つ閉鎖を容
易にするために、上蓋18bと集草箱11との間
に上蓋18bを閉鎖方向に弾圧するスプリングを
設けても良い。
31は送り装置32を構成している送風機で、
エンジン又は電動機等の原動機33によつて駆動
されており、吸込側は蛇腹ホース34及びブーツ
部材36を介してモアー7の放出口8aに接続さ
れ、排出側はホース35を介して集草箱11の上
部に接続されており、放出口8aから放出される
刈草を送風に乗せて集草箱11へ送給する。
エンジン又は電動機等の原動機33によつて駆動
されており、吸込側は蛇腹ホース34及びブーツ
部材36を介してモアー7の放出口8aに接続さ
れ、排出側はホース35を介して集草箱11の上
部に接続されており、放出口8aから放出される
刈草を送風に乗せて集草箱11へ送給する。
前記送り装置32は集草箱11に取付けられて
いるが、車体1から支持台を出して又はフエンダ
4の上に取付けることもできる。
いるが、車体1から支持台を出して又はフエンダ
4の上に取付けることもできる。
前記ブーツ部材36は放出口8aから蛇腹ホー
ス34へ送風を方向変換しながら絞り、刈草を案
内するものであり、薄板で形成されている。この
ブーツ部材36の放出口8a側の外周にはパイプ
又は丸棒等で形成された補強部材52が巻付けら
れており、ブーツ部材36の補強をすると共にス
キツドの役目もしている。
ス34へ送風を方向変換しながら絞り、刈草を案
内するものであり、薄板で形成されている。この
ブーツ部材36の放出口8a側の外周にはパイプ
又は丸棒等で形成された補強部材52が巻付けら
れており、ブーツ部材36の補強をすると共にス
キツドの役目もしている。
即ち、モアー7は前部3箇所にアンチスキヤル
プローラ53を有し、後部左右にゲージ輪54を
設けて、走行作業中、正常な姿勢に保持できるよ
うにしているが、右側にブーツ部材36及び蛇腹
ホース34を連結しているので、バランスが悪く
なつており、特に右折時には、ブーツ部材36が
下がつて接地し、土削りを生じたり破損すること
がある。前記補強部材52はこの破損を防止する
と共にスキツド機能により土削りを防止する。
プローラ53を有し、後部左右にゲージ輪54を
設けて、走行作業中、正常な姿勢に保持できるよ
うにしているが、右側にブーツ部材36及び蛇腹
ホース34を連結しているので、バランスが悪く
なつており、特に右折時には、ブーツ部材36が
下がつて接地し、土削りを生じたり破損すること
がある。前記補強部材52はこの破損を防止する
と共にスキツド機能により土削りを防止する。
第5図に示す第2実施例において、集草箱11
は第1実施例と略同一であるが、その前面に複数
本の取付ピン37と送り装置32の取付台38と
が設けられており、取付ピン37は車体1背面に
固定の支持板39に設けた後端ラツパ状の保持筒
40に挿入され、ピンで抜止めをし、これにより
車体1に対して集草箱11を着脱容易に装着して
いる。また、下蓋18aには上蓋18bと水平に
なつたときに当接するストツパ51′が設けられ
ている。
は第1実施例と略同一であるが、その前面に複数
本の取付ピン37と送り装置32の取付台38と
が設けられており、取付ピン37は車体1背面に
固定の支持板39に設けた後端ラツパ状の保持筒
40に挿入され、ピンで抜止めをし、これにより
車体1に対して集草箱11を着脱容易に装着して
いる。また、下蓋18aには上蓋18bと水平に
なつたときに当接するストツパ51′が設けられ
ている。
開閉装置機構32′はボーデンワイヤ41を使
つたものであり、アウタワイヤ42は後端がブラ
ケツト43を介してフレーム枠14に固定され、
前端がブラケツト44を介してフエンダ4に固定
されており、インナワイヤ45の後端はフレーム
枠14に枢支したレバー46の上端に連結され、
前端は前記ブラケツト44に枢支された操作レバ
ー26の中途に連結されており、前記レバー46
の下部には長孔46aが形成され、この長孔46
aに下蓋18aから突出したピン55が挿入され
ており、操作レバー26を矢印C方向へ回動する
ことにより、レバー46が軸22を中心に下蓋1
8aを回動し、その途中からストツパ51′が上
蓋18bに当接し、よつて下蓋18aは上蓋18
bを同伴し、それによつて、蓋18全体を矢印B
方向へ開放動作させ得る。
つたものであり、アウタワイヤ42は後端がブラ
ケツト43を介してフレーム枠14に固定され、
前端がブラケツト44を介してフエンダ4に固定
されており、インナワイヤ45の後端はフレーム
枠14に枢支したレバー46の上端に連結され、
前端は前記ブラケツト44に枢支された操作レバ
ー26の中途に連結されており、前記レバー46
の下部には長孔46aが形成され、この長孔46
aに下蓋18aから突出したピン55が挿入され
ており、操作レバー26を矢印C方向へ回動する
ことにより、レバー46が軸22を中心に下蓋1
8aを回動し、その途中からストツパ51′が上
蓋18bに当接し、よつて下蓋18aは上蓋18
bを同伴し、それによつて、蓋18全体を矢印B
方向へ開放動作させ得る。
この第2実施例においては、フレーム枠14に
レバー46を設けているので、ボーデンワイヤ4
1及び操作レバー26を設けずに、レバー46を
操作レバーとして、オペレータが降車して蓋18
を開閉するようにしても良い。その場合、蓋18
を開放位置と閉鎖位置とに固定できるように、レ
バー46をフレーム枠14に対してピン等の止め
具で位置固定するように構成することが好まし
い。
レバー46を設けているので、ボーデンワイヤ4
1及び操作レバー26を設けずに、レバー46を
操作レバーとして、オペレータが降車して蓋18
を開閉するようにしても良い。その場合、蓋18
を開放位置と閉鎖位置とに固定できるように、レ
バー46をフレーム枠14に対してピン等の止め
具で位置固定するように構成することが好まし
い。
更に、各実施例において、集草箱11の底部1
6を側面視略逆三角形に形成しているが、これを
背面視略逆三角形に形成して、蓋18を左右側方
へ開閉するようにしたり、又は1つの底面を外方
上向きに傾斜して蓋18で全底部を形成したりし
ても良く、要は、刈草を集草箱11の直下よりも
車体1側を除く下方外方へ排出できれば良い。ま
たストツパ51はリンク48に、ストツパ51′
は上蓋18bに夫々設けても良く、更に開閉操作
機構23は他の構成を採ることもできる。
6を側面視略逆三角形に形成しているが、これを
背面視略逆三角形に形成して、蓋18を左右側方
へ開閉するようにしたり、又は1つの底面を外方
上向きに傾斜して蓋18で全底部を形成したりし
ても良く、要は、刈草を集草箱11の直下よりも
車体1側を除く下方外方へ排出できれば良い。ま
たストツパ51はリンク48に、ストツパ51′
は上蓋18bに夫々設けても良く、更に開閉操作
機構23は他の構成を採ることもできる。
(考案の効果)
以上詳述した本考案によれば、集草箱11は、
その底部16の外方上向き傾斜状の傾斜面17b
からその上方の側部に至る断面略くの字状を呈し
た草排出用蓋18が設けられ、この蓋18がその
上端を支点19として外方へ開閉自在に構成され
ているので、蓋18を開放することにより刈草は
排出され、底部16高さが低くとも草排出が可能
であり、排出がスムーズにでき、更に排出草の後
処理が集草箱に妨害されることなくでき、蓋18
の支点19が比較的上方に位置するので、その開
閉作業が容易にできる。
その底部16の外方上向き傾斜状の傾斜面17b
からその上方の側部に至る断面略くの字状を呈し
た草排出用蓋18が設けられ、この蓋18がその
上端を支点19として外方へ開閉自在に構成され
ているので、蓋18を開放することにより刈草は
排出され、底部16高さが低くとも草排出が可能
であり、排出がスムーズにでき、更に排出草の後
処理が集草箱に妨害されることなくでき、蓋18
の支点19が比較的上方に位置するので、その開
閉作業が容易にできる。
更にこれに加えて、蓋18の上下に分割して互
いに枢支連結された下蓋18aと上蓋18bとに
形成していて、開閉操作機構23によつて下蓋1
8aを先行開放させ、その開放途中から蓋18全
体を開放するように構成されているので、刈取つ
た草が少量の場合には、下蓋18aのみの開放で
草排出ができ、蓋18の開閉動作が小さい操作力
ででき且つ簡略化され、合理的となる。
いに枢支連結された下蓋18aと上蓋18bとに
形成していて、開閉操作機構23によつて下蓋1
8aを先行開放させ、その開放途中から蓋18全
体を開放するように構成されているので、刈取つ
た草が少量の場合には、下蓋18aのみの開放で
草排出ができ、蓋18の開閉動作が小さい操作力
ででき且つ簡略化され、合理的となる。
第1〜3図は本考案の第1実施例を示してお
り、第1図は一部断面側面図、第2図は一部断面
平面図、第3図は集草箱の斜視図、第4図は第2
図の−線断面図、第5図は第2実施例を示す
一部断面側面図である。 1……走行車体、7……モアー、11……集草
箱、12……集草機、14……フレーム枠、16
……底部、17……傾斜面、18……蓋、18a
……下蓋、18b……上蓋、19……横軸、22
……軸、23……開閉操作機構。
り、第1図は一部断面側面図、第2図は一部断面
平面図、第3図は集草箱の斜視図、第4図は第2
図の−線断面図、第5図は第2実施例を示す
一部断面側面図である。 1……走行車体、7……モアー、11……集草
箱、12……集草機、14……フレーム枠、16
……底部、17……傾斜面、18……蓋、18a
……下蓋、18b……上蓋、19……横軸、22
……軸、23……開閉操作機構。
Claims (1)
- 走行車体1にモアー7と集草箱11とを装着
し、モアー7で刈取つた刈草を送り装置32を介
して集草箱11へ送給して集草する集草機におい
て、前記集草箱11は底部16が外方上向き傾斜
状に形成され、その傾斜面17bからその上方の
側部に至る断面略くの字状を呈した草排出用蓋1
8がその上端を支点19として外方へ開閉自在に
設けられ、この蓋18は傾斜面17bの上端で下
蓋18aと上蓋18bとに分割され且つ互いに枢
支連結されており、前記集草箱11には下蓋18
aを先行開放させ且つその開放途中から上蓋18
bを同伴開放する開閉操作機構23が設けられて
いることを特徴とする集草機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10659784U JPS6120118U (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 集草機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10659784U JPS6120118U (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 集草機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6120118U JPS6120118U (ja) | 1986-02-05 |
JPH0214346Y2 true JPH0214346Y2 (ja) | 1990-04-19 |
Family
ID=30665878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10659784U Granted JPS6120118U (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 集草機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6120118U (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0518896Y2 (ja) * | 1986-12-26 | 1993-05-19 | ||
JPH0518897Y2 (ja) * | 1986-12-26 | 1993-05-19 | ||
JPH0725662Y2 (ja) * | 1988-06-23 | 1995-06-07 | 三菱化学株式会社 | 自動開閉可能なサンプルボックス |
JP5121297B2 (ja) * | 2007-05-01 | 2013-01-16 | ヤンマー株式会社 | 芝刈機 |
JP2009055789A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-19 | Iseki & Co Ltd | モーアコレクタ |
-
1984
- 1984-07-13 JP JP10659784U patent/JPS6120118U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6120118U (ja) | 1986-02-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6050072A (en) | Riding lawnmower comprising particularly a collector for cut grass | |
EP0436273A1 (en) | Sweeping Vehicle | |
JPH0214346Y2 (ja) | ||
JPH0742270Y2 (ja) | 芝刈機の集草構造 | |
JP3541167B2 (ja) | 作業機の機体構造 | |
US20190320583A1 (en) | Grass collecting assembly for grass mower | |
JPH04644Y2 (ja) | ||
JPH0313141Y2 (ja) | ||
JP2002101724A (ja) | 乗用型草刈り機 | |
JPH0343948Y2 (ja) | ||
JPH0458928B2 (ja) | ||
JP4023947B2 (ja) | ブロワ | |
JPH0361418A (ja) | 草刈機の刈草収容装置 | |
JPH04647Y2 (ja) | ||
JPH044502Y2 (ja) | ||
JPH0214349Y2 (ja) | ||
JP3516868B2 (ja) | 芝刈り機 | |
JPS61231914A (ja) | ライディングモア− | |
JPH0530588Y2 (ja) | ||
JPS606179Y2 (ja) | モアに於ける草・石等の飛散防止装置 | |
JPH047167B2 (ja) | ||
JP4337975B2 (ja) | 芝刈機 | |
JPH0317623Y2 (ja) | ||
JPH05227819A (ja) | トラクタモーアの集草シュータ | |
JPH04648Y2 (ja) |