JPH0313141Y2 - - Google Patents

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JPH0313141Y2
JPH0313141Y2 JP15204085U JP15204085U JPH0313141Y2 JP H0313141 Y2 JPH0313141 Y2 JP H0313141Y2 JP 15204085 U JP15204085 U JP 15204085U JP 15204085 U JP15204085 U JP 15204085U JP H0313141 Y2 JPH0313141 Y2 JP H0313141Y2
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JP
Japan
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grass
mower
collection box
vehicle body
duct
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、草をモーアで刈取りながら集草箱に
集草する集草機に関する。
(従来の技術) トラクタ等の走行車体の腹下部にモーアを装着
し、このモーアの放出口から放出される刈草をブ
ロア及びダクトを介して走行車体後部に装着した
集草箱に送給するように構成した集草機として、
米国特許第4114353号に開示されたものがある。
この従来の集草機は、モーア及び集草箱の各中
心はトラクタの中心に一致されており、従つて、
ブロア及びトラクタはモーア及び集草箱の一側方
に大きく突出して配置されており、ダクトは集草
箱の前面側部に接続されている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来集草機は、トラクタに対してモーア及
び集草箱の左右中心が合わされ、ブロア及びダク
トが一側にのみ配置されているので、集草機全体
としては左右のバランスが悪くなり、草を均一長
さに刈取ることが困難になることがあつた。
また、前記従来集草機では、集草箱は走行車体
の前後のバランスを保つために横長に形成されて
おり、このような平面視長方形の集草箱に前面か
ら風を送り込むと、集草箱内部に風方向転換用の
円弧状の風案内板を設ける必要があり、そのよう
な風案内板は風を急角度で旋回させねばならず、
集草箱内の一部に多量の刈草が溜ることがある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、集草箱11の一側面にモーア7と接
続されるダクト35を接続し、且つ集草箱11を
その中心C1が走行車体1の中心C2に対して他
側方へオフセツトした状態で走行車体1に装着す
ることにより、前記従来技術の問題点を総て解決
できるようにしたものである。
即ち、本考案における問題解決手段の具体的構
成の特徴とするところは、走行車体1の腹下部に
モーア7を装置してその一側部に刈草の放出口8
aを形成し、同走行車体1の後部に集草箱11を
装着してその左右一側部にダクト35を接続し、
前記放出口8aとダクト35との間に刈草送給用
のブロア31を配置した集草機において、前記ダ
クト35は集草箱11に対して進行方向側方から
取付けられており、前記集草箱11はモーア7の
幅Wの範囲内でその中心C1が走行車体1の中心
C2に対して進行方向他側方へオフセツトされて
いる点にある。
(作用) 走行車体1の後部に装着された集草箱11は、
その一側面にモーア7と接続されるダクト35が
接続され、これと反対側の側方へその中心C1が
走行車体1の中心C2に対してオフセツトされる
ことにより、集草箱11内での風の流れをゆるや
かにして刈草を略均一に溜ることができ、しかも
集草機12は一側のブロア31及びダクト35の
重量と他側の集草箱偏心重量とを略釣合せること
が可能となり、また、集草箱11の一側方にはモ
ーア7の幅Wの範囲内で空間が形成されることに
なり、この空間を利用して、ブロア31を配置し
たり、ダクト35を大きく湾曲させて風の流れを
円滑にしたりすることが可能になる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1〜3図に示す第1実施例において、1は小
型トラクタ等の走行車体で、前輪2及び後輪3を
有し、その後輪3に対応して後輪フエンダ4が設
けられている。5はハンドル、6は運転用の座席
である。7はモーアであつて、モーアデツキ8の
下側に3組の刈取刃9を回転自在に配置して成
り、刈取つた刈草を刈取刃9のブレードに形成さ
れた起風板の作用によつて、モーアデツキ8一側
の放出口8aに放出するように構成されている。
なお、モーアデツキ8は車体1の下腹部に、地面
に追従するようにして図外の連結機構により連結
されている。
11は集草機12の集草箱で、車体1の背面に
ボルト固定された支持台13に装着されている。
この集草箱11はパイプ又は棒材で箱形に形成さ
れたフレーム枠14に網又は多孔板材を固定して
周囲壁15を形成しており、一部又は全部が通風
可能となつている。
この集草箱11の底部16は側面視略V字形に
形成され、中央下向きに傾斜した2傾斜面17を
有し、前側傾斜面17aは支持台13に固着又は
着脱自在に固定されており、後側傾斜面17bは
蓋18で形成されている。
蓋18は断面が略くの字状を呈し、後側傾斜面
17bからその上方の側部(背面)中途に至つて
おり、その上端が横軸19を介してフレーム枠1
4の縦支柱に枢支されており、横軸19廻りに下
端が後方へ回動自在であり、この蓋18が設けら
れている集草箱11の後下部分は草排出口20と
なつていて、蓋18は回動することにより、草排
出口20を開閉して、刈草の排出を可能とする。
前記横軸19は蓋18の折曲位置、即ち後側傾斜
面17bの上縁よりも十分上方に位置し、開閉さ
れる蓋18の下端の軌道をより高くし、且つ排出
口20をより大きくしている。この蓋18は網で
形成されている平板でも良く、平板のほうが刈草
をスムーズに排出できる。
23は前記蓋18を座席6近傍で開閉操作する
ための操作機構で、フレーム枠14又は支持台1
3に枢軸25が設けられ、この枢軸25に一端に
レバー26を両端にアーム27を夫々固定し、ア
ーム27の後端と蓋18とをリンク29で連結し
て構成されており、座席6側方の操作レバー26
上端を矢印A方向へ回動することにより、蓋18
を矢印B方向へ回動し、排出口30を開放可能と
なつている。
31は送り装置32を構成しているブロアで、
エンジン又は電動機等の原動機33によつて駆動
されており、吸込側は蛇腹ホース34及びブーツ
36を介してモーア7の放出口8aに接続され、
排出側はダクト35を介して集草箱11の上部に
接続されており、放出口8aから放出される刈草
を送風に乗せて集草箱11へ送給する。
前記送り装置32は集草箱11に取付けられて
いるが、車体1から支持台を出して又はフエンダ
4の上に取付けることもできる。
前記ブーツ36は放出口8aから側上方へ傾斜
状に配置されていて、水平状に配置するよりもモ
ーア7の幅Wが狭くなり且つブロア31との段差
も縮少するように形成されている。
前記集草箱11はその中心C1が走行車体1の
中心C2に対して進行方向一側(左側)へオフセ
ツトされており、オフセツトされた位置でも集草
箱11はモーア7の幅Wの範囲内に配置されてい
る。
集草箱11を一側にオフセツトすることによ
り、集草箱11の進行方向他側(右側)には大き
い空間が形成されることになり、この空間に送り
装置32が配置されており、この送り装置32も
モーア7の幅Wの範囲内に位置することになる。
従つて、モーア7はブーツ36を上向き傾斜さ
せることにより幅Wが狭くなり、集草箱11は一
側にオフセツトさせることによりその他側に送り
装置32を配置してもモーア7の幅W内に納める
ことができ、また、集草機11全体として一側に
ブーツ36、送り装置32及びダクト35が配置
されて重くなるが、集草箱11のオフセツトによ
りその重心が他側へ移動するので、重量バランス
が平衡される。
前記ダクト35は集草箱11のオフセツトされ
た側と反対の側面に側方から接続されていて、刈
草含有風をゆるやかに旋回させながら集草箱11
内の全域に亘つて略均一に案内する。
第4図は第2実施例を示しており、集草箱1
1′は背面のみが開口した四角箱体で、その背面
には観音開き式の蓋40が設けられており、その
内部には刈草を収納・取出し可能な1又は2個の
容器41が配置されており、前記蓋40を開放す
ることにより挿脱自在となつている。
送り装置32′はブロア31のみがモーア7の
放出口8aに装着されていて、モーア7の回転軸
から動力を得て駆動されるように構成されてお
り、ダクト35は長く、座席6の側方を通つて集
草箱11′の側面に接続されている。
前記集草箱11′はブロア31及びダクト35
の重量によつて集草機12の左右バランスが一側
へ崩れるのを、集草箱11′を他側へオフセツト
することにより略平衡を保つように配置されてい
る。
第5、6図に示す第3実施例において、集草箱
11は走行車体1の後部に設けられた3点リンク
機構43を介して装着され、油圧装置44によつ
て昇降自在となつている。
集草箱11のフレーム枠14の前下部には軸受
体45を介して前後方向の入力軸46が設けら
れ、走行車体1のPTO軸47とユニバーサルジ
ヨイント48を介して連動連結されており、この
入力軸46にはスプロケツト49が装着されてい
る。
また、集草箱11には取付台50が固定され、
この取付台50上にはホース34を介してモーア
7と接続されたブロア31が搭載され、このブロ
ア31の軸にはスプロケツト51が設けられてい
て、前記スプロケツト49との間に巻掛けられた
チエーン52を介して入力軸46の回転が伝達さ
れる。
この第3実施例では、集草箱11は昇降自在で
あり、ブロア31は走行車体1自体の動力によつ
て駆動され、耕耘機等の一般作業機と同様にあつ
かうことができる。
(考案の効果) 以上詳述した本考案によれば、モーア7の放出
口8aから集草箱11へ刈草を送給するダクト3
5は、集草箱11に進行方向側方から取付けられ
ているので、刈草含有風を集草箱11内の全域に
亘つて略均一に送給でき、走行車体1の後部に装
着された集草箱11は、モーア7の幅Wの範囲内
でその中心C1が走行車体1の中心C2に対して
進行方向他側方へオフセツトされているので、集
草機12の左右バランスを良好にして、均一長さ
の草刈りを可能にすることができ、集草箱11の
一側方にはモーア7の幅Wの範囲内で空間が形成
されるので、集草箱11の容量を小さくすること
なく、ブロア31を配置して狭い場所での草刈り
を可能にしたり、ダクト35の側方からの接続を
可能にしたりすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案の第1実施例を示してお
り、第1図は平面図、第2図は一部切欠背面図、
第3図は側面図、第4図は第2実施例を示す平面
図、第5,6図は第3実施例を示しており、第5
図は平面説明図、第6図は側面説明図である。 1……走行車体、7……モーア、8a……放出
口、11……集草箱、12……集草機、31……
ブロア、32……送り装置、35……ダクト、C
1,C2……中心、W……幅。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行車体1の腹下部にモーア7を装置してその
    一側部に刈草の放出口8aを形成し、同走行車体
    1の後部に集草箱11を装着してその左右一側部
    にダクト35を接続し、前記放出口8aとダクト
    35との間に刈草送給用のブロア31を配置した
    集草機において、前記ダクト35は集草箱11に
    対して進行方向側方から取付けられており、前記
    集草箱11はモーア7の幅Wの範囲内でその中心
    C1が走行車体1の中心C2に対して進行方向他
    側方へオフセツトされていることを特徴とする集
    草機。
JP15204085U 1985-10-02 1985-10-02 Expired JPH0313141Y2 (ja)

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JP15204085U JPH0313141Y2 (ja) 1985-10-02 1985-10-02

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JP15204085U JPH0313141Y2 (ja) 1985-10-02 1985-10-02

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JPS6260127U JPS6260127U (ja) 1987-04-14
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6918758B2 (ja) * 2018-09-21 2021-08-11 東洋重機工業株式会社 草刈り機によって切断された草木を回収する刈り取り回収装置

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