JPH044502Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH044502Y2
JPH044502Y2 JP1985053350U JP5335085U JPH044502Y2 JP H044502 Y2 JPH044502 Y2 JP H044502Y2 JP 1985053350 U JP1985053350 U JP 1985053350U JP 5335085 U JP5335085 U JP 5335085U JP H044502 Y2 JPH044502 Y2 JP H044502Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grass
mower
collection container
duct
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985053350U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61167719U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985053350U priority Critical patent/JPH044502Y2/ja
Publication of JPS61167719U publication Critical patent/JPS61167719U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH044502Y2 publication Critical patent/JPH044502Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、芝刈に用いられる乗用モーアに関す
る。
<従来の技術> モーアを装着した走行車両に運転者が乗り、該
走行車両を運転しながらモーアで芝を刈り取る乗
用モーアとして、例えば、米国特許第4054023
(Int.Cl.A01D35/22,U.S.Cl56/202)に記載の
ものが公知である。
上記従来の乗用モーアは、走行車両の前輪と後
輪間の車体下腹部にモーアを装着し、集集容器を
車体後部に装着し、該容器とモーアとを給送ダク
トで接続したものがあつた。集草容器はそのほぼ
全面を多孔性の袋体で被覆され、ダクトからの送
風は袋全体から外部に排出されるものであつた。
そしてダクトは集草袋の上方開口部に接続されて
おり、該集草袋に収納された刈草を取り出すには
ダクトと集草袋との接続部を外ずさなければなら
ないものであつた。
<考案が解決しようとする問題点> 前記従来の乗用モーアでは、集草袋全体から空
気が吹出す為、排風に含まれている塵埃が運転者
にかかり衛生上問題があつた。
そこで、本考案は、集草容器からの排風が運転
者にかからないようにした乗用モーアを提供する
ことを目的とする。
<問題点を解決するための手段> 上記目的を達成するための本考案の特徴とする
処は、走行車両の前輪と後輪間の車体下腹部に装
着されたモーアと、該モーアで刈取つた刈草を収
納する集草容器と、該集草容器とモーアとを接続
するダクトとを備えた乗用モーアにおいて、 前記集草容器は密閉箱形に形成されて運転席前
方の前車軸の上方で車体上に配置されると共に、
該集草容器は車体に前後方向に移動自在でかつ前
方移動位置で前下がり状に傾斜自在に支持され、
該集草容器の後面に、前記ダクトが前後方向に着
脱自在に接続され、該容器の前端面でかつ車両の
前端よりも前方に刈草放出口が設けられ、この刈
草放出口を開閉自在にふさぐ開閉扉に排風口が開
設されている点にある。
<作用> モーアで刈取られた刈草は、モーアの回転刃に
よる起生風、又は別途、ダクト中途部に設けられ
たブロアー等によりダクトを介して集草容器に空
気搬送される。ダクトから集草容器内に排出され
た刈草は、該容器内で搬送空気と分離された容器
内に落下して集積される。搬送空気は容器の前面
に設けられた排風口より外部に排出される。この
排風口には勿論スクリーン等のフイルター部材が
設けられ、塵埃が外部へ排出されるのを防止す
る。そして排風口は前方に設けられているので、
後方の運転者に排風がかかることはない。
集草容器内に刈草が充満すると、モーアでの刈
取りを中止し、該集草容器内の刈草を所定位置へ
放出すべく走行車両を所定位置まで運転する。こ
の所定位置までの搬送に際して、集草容器が運転
者の前方に設けられているので、運転が容易とな
る。即ち、定位置に容易に停止させることができ
る。
<実施例> 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図乃至第3図において、1は走行車両であ
り、該車両1は前輪2及び後輪3で車体4を支持
し、車体4の後部にエンジン5を搭載している。
エンジン5にはミツシヨンケース6が連設され、
該ミツシヨンケース6からプーリ7を介してエン
ジンの動力が後輪3に伝達される。ミツシヨンケ
ース6には前方に突出するPTO軸8が取付けら
れている。
上記エンジン5やミツシヨンケース6はカバー
9で被覆され、該カバー9上に運転席10が載置
されている。運転席10の前方の車体4にステア
リンクハンドルポスト11が立設され、該ポスト
11の上端にハンドル12が取付けられている。
このハンドル12の回動は後輪3に伝達される。
即ち、後輪3は操向輪と駆動輪を兼用しており、
前輪2は車体4に固定された前車軸13に回転自
在に設けられた遊転輪に構成されている。
前輪2と後輪3間の車体4の下腹部に、揺動自
在なリンク機構14を介してモーア15が昇降自
在に装着されている。該モーア15は前記PTO
軸8から伝動軸16を介して動力が伝達されてい
る。このモーア15は、縦軸回りに回転する一枚
の回転刃17を有し、該回転刃17の両端に風起
こし羽根18が立設されている。この回転刃17
はモーアデツキ19によりその上方及び周囲を包
囲されている。モーアデツキ19の上面の外周部
に刈草排出口が開設され、該排出口にダクト20
が接続されている。
上記ダクト20はその中途部が固定手段21に
よつて車体4に固定され、ダクト20の下端とモ
ーアデツキ19とは可撓性ホース22で接続され
ている。ダクト20の上端部は前方に向かつてほ
ぼ水平となるよう折曲成形されている。更にこの
ダクト20の上端開口は左右方向斜めを指向して
いる。
前記走行車両1の車体4の前部、すなわちハン
ドルポスト11より前方の車体4に、左右一対の
レール23が前後方向に沿つて平行に取付けられ
ている。このレール23の前端部は下方に向つて
折曲された曲部24に形成されている。上記レー
ル23は断面コ字形の溝25を有し、該溝25に
前後一対のガイドローラ26が前後方向に移動自
在に嵌合されている。
27は集草容器であり、該容器27は密閉され
た箱形に形成されている。この集草容器27の下
面に脚部28が取付けられ、該脚部28の下端に
前記ガイドローラ26が回転自在に支持されてい
る。
しかして集草容器27はレール23に沿つて前
後方向に移動自在であると共に、前部のガイドロ
ーラ26がレール23の前端の曲部24に達する
と、集草容器27の前端部が前下がり状に傾斜す
る。
前記集草容器27の後面にはダクト挿入用の接
続口29が開設してあり、該接続口29に前記ダ
クト20の上端が前後方向に挿脱自在に挿入して
ある。
集草容器27の前端面は車両の前端よりも前方
に位置し、かつ開閉自在な刈草放出口30に形成
されている。即ち集草容器27の前端面は上端を
回動自在に枢支された開閉扉31により施蓋され
ており、この開閉扉31は、集草容器27を前下
がり状に傾斜させることにより、自重により開く
ものである。
上記開閉扉31の上部には排風口32が開設さ
れ、該排風口32に金網33が設けられている。
尚、前記開閉扉31は下端のロツク金具34に
より閉じ状態が維持され、また集草容器27は固
定金具35により前後方向の移動が防止されてダ
クト20との接続状態が維持されている。
更に、上記集草容器27は、前輪2の上方を覆
う他、前輪2の左右外方も覆うようにその左右両
側下端部にスカート部27aが形成されている。
このように集草容器27を左右方向に延長するこ
とにより前輪カバーを兼用できると共に、収容量
の増加が達成できる。
上記本考案の実施例によれば、芝生等の刈取作
業に際しては、モーア15を地面に接地させ、回
転刃17を縦軸廻りに回転させながら走行する。
回転刃17が回転すると、それによつて芝生等が
刈取られ、その刈取られた刈草は、風起こし羽根
18によつて発生する風によりモーアデツキ19
の上面の刈草排出口に集められ、その空気流と共
に該排出口からダクト20を通つて集草容器27
内に送られる。ダクト20の上端は左右方向の斜
め方向を指向している為、ダクト20から放出さ
れた刈草及び空気は集草容器27の側面に向つて
進み、該側面に衝突して方向転換し、集草容器2
7内の渦が発生する。この渦によりサイクロンと
同じような効果が発揮され、刈草は落下し、空気
流は金網33によつて除塵された後、前面の排風
口32より排出される。従つて集草容器27内に
は刈草のみがたまる。
集草容器27に刈草が充満すると、ロツク金具
34及び固定金具35を解除し、集草容器27を
前方へ押動すれば、ダクト20との接続が解除さ
れ、かつ該集草容器27は第1図仮想線で示す如
く前下がり傾斜状となり、開閉扉31が自動的に
開いて内部の刈草が排出される。
尚、集草容器27の前後移動は油圧シリンダ等
を用いて自動的に行なつてもよい。
また、本考案は、上記実施例に限定されるもの
ではない。
<考案の効果> 本考案によれば、集草容器は密閉箱形に形成さ
れて運転者の前方の前車軸の上方に配置され、該
集草容器の後面にダクトを接続し、該容器の前面
に排風口を設けたので、ダクトを通つて集草容器
に送られてきた空気流は、前方へ排出される為、
運転者に排風がかかることがない。従つて、従来
のように排風が運転者にかかるものに比べ衛生的
である。また集草容器の前端面でかつ車両の前端
よりも前方に刈草放出口が設けられているので、
集草容器内の刈草を放出する際に、作業者は車両
の他の部位に制約されずに作業を行うことがで
き、刈草放出作業が非常に容易である。更に、排
風口は刈草放出口を開閉する開閉扉に開設してい
るので、排風口に目詰まりが生じた時には、開閉
扉を開けることによつて容易に掃除することも可
能である。しかも集草容器は車体上に前後方向に
移動自在であり、かつ前方移動位置で前下がり状
に傾斜自在に支持されているので、集草容器内の
刈草を放出しやすくなると共に、放出された刈草
が前輪に付着又は引掛かる等の問題がなく、放出
後の刈草の散乱を防止できる。また集草容器が前
後方向に移動自在であり、これに合わせて集草容
器の後面に接続されるダクトを、集草容器に対し
て前後方向に着脱自在としているので、集草容器
を前方に移動させてダクトから外した後、集草容
器を前下がり状に傾斜させることができる。従つ
て、刈草放出時の取扱いが非常に容易である他、
ダクトに可撓部分を設ける必要がなく、ダクトを
固定状態にできるので、モーアから集草容器へと
刈草をスムーズに送ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は断面
図、第2図は平面図、第3図は前面図である。 1……走行車両、2……前輪、3……後輪、4
……車体、15……モーア、20……ダクト、2
7……集草容器、29……接続口、32……排風
口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 走行車両の前輪と後輪間の車体下腹部に装着さ
    れたモーアと、該モーアで刈取つた刈草を収納す
    る集草容器と、該集草容器とモーアとを接続する
    ダクトとを備えた乗用モーアにおいて、 前記集草容器は密閉箱形に形成されて運転席前
    方の前車軸の上方で車体上に配置されると共に、
    該集草容器は車体に前後方向に移動自在でかつ前
    方移動位置で前下がり状に傾斜自在に支持され、
    該集草容器の後面に、前記ダクトが前後方向に着
    脱自在に接続され、該容器の前端面でかつ車両の
    前端よりも前方に刈草放出口が設けられ、この刈
    草放出口を開閉自在にふさぐ開閉扉に排風口が開
    設されていることを特徴とする乗用モーア。
JP1985053350U 1985-04-09 1985-04-09 Expired JPH044502Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985053350U JPH044502Y2 (ja) 1985-04-09 1985-04-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985053350U JPH044502Y2 (ja) 1985-04-09 1985-04-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61167719U JPS61167719U (ja) 1986-10-17
JPH044502Y2 true JPH044502Y2 (ja) 1992-02-10

Family

ID=30574130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985053350U Expired JPH044502Y2 (ja) 1985-04-09 1985-04-09

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH044502Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS516442Y2 (ja) * 1973-01-29 1976-02-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61167719U (ja) 1986-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1079981A (en) Grass collecting multiple blade mower without auxiliary blower means
US20020138939A1 (en) Litter vacuum
JPH0742270Y2 (ja) 芝刈機の集草構造
JPH044502Y2 (ja)
JPH0354528B2 (ja)
JPH0214346Y2 (ja)
EP0930818B1 (en) Improved bag location riding mower
JPH04652Y2 (ja)
JPH04645Y2 (ja)
JPH0214347Y2 (ja)
JP2521425Y2 (ja) 牽引式芝刈機における集草装置
JPH034714A (ja) 収納箱の移動吊持具付き簡易開閉装置
JPH0429705Y2 (ja)
JPH0518896Y2 (ja)
JPH0458928B2 (ja)
JPH0313141Y2 (ja)
JPH04647Y2 (ja)
JPH0675444B2 (ja) 芝刈機の集草構造
JPH04646Y2 (ja)
JP3378496B2 (ja) 草刈り装置
JPH06169625A (ja) トラクタのモーアコレクタ
JPH0418348Y2 (ja)
JPS6398312A (ja) 刈草集草装置
JPH04106923U (ja) 草刈機におけるブロア装置
JPH02107115A (ja) 乗用型草刈機の刈草搬送容易化装置