JPS606179Y2 - モアに於ける草・石等の飛散防止装置 - Google Patents

モアに於ける草・石等の飛散防止装置

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Publication number
JPS606179Y2
JPS606179Y2 JP775880U JP775880U JPS606179Y2 JP S606179 Y2 JPS606179 Y2 JP S606179Y2 JP 775880 U JP775880 U JP 775880U JP 775880 U JP775880 U JP 775880U JP S606179 Y2 JPS606179 Y2 JP S606179Y2
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JP
Japan
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mower
support
cover
grass
discharge port
Prior art date
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Expired
Application number
JP775880U
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English (en)
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JPS56111617U (ja
Inventor
昭夫 浜田
稔 京谷
Original Assignee
久保田鉄工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はモアに於ける草・石等の飛散防止装置に関し、
集草列を確実に形成すると共に、石等の異物の飛散及び
草や埃等の舞上りを防止し、しかも、運搬等を容易に行
えるようにすることを目的とする。
周知のように、モアに於いては、モア本体の一側に放出
口を設けて、該放出口から刈草が外側方に放出されるよ
うにしているが、従来に於いては、刈草の放出距離等を
規制する部材は何ら設けられておらず、そのため、刈草
が広範囲に飛散して、集草列が確実に形成されず、草刈
作業後に、刈草を容易に拾い集めることができないと云
う問題があった。
また、風がある際には、刈草及び刈草と共に放出された
埃が広範囲に飛散する途中で舞上ってオペレータに降り
かかり、オペレータに不快感を与えると云う問題もあっ
た。
更に、作業地上に石等の異物がある場合に、異物が草と
共に放出口から外側方に放出されて、オペレータ等を傷
付けることがあり、大変危険であると云う問題もあった
本考案は上記問題を解決したものであって、その特徴と
する処は、刈草がモア本体側部の放出口から外側方に放
出されるモアに於いて、上記モア本体の放出口側の側部
に、支持体を、モア本体から外側方に張出状とする張出
体勢とモア本体側に収納状とする収納体勢とに体勢変更
可能に枢支すると共に、該支持体の外側部に、上記放出
口と対応するカバ一体の上端部を枢結して、支持体とカ
バ一体とを、支持体の張出体勢時にカバ一体が放出口外
側方に於いて支持体から垂下され、且つ、支持体の収納
体勢時にカバ一体が支持体側に折畳まれるように可撓索
にて連繋し、しかも、支持体を張出体勢に保持する手段
を具備させた点にある。
以下、本考案をトラクタに装着したミラドアラント型モ
アに適用した第1実施例を第1図乃至第5図の図面に基
き説明するが、本考案はその他の型式のモアに対しても
適用可能である。
1はトラクタ車体で、車体1後部上面に、左右一対のリ
フトアーム2を有する作業機昇降用油圧装置3を搭載し
ている。
また、車体1下腹部にはパンタグラフ式昇降機構4を介
してモア5を装着すると共に、モア5を、ボーデンワイ
ヤ6をリンク機構7を介して、リフトアーム2により昇
降自在としている。
モア5は逆樋状のモア本体8を有し、モア本体8下面側
に3個のカッター9を幅員方向に並設すると共に、モア
本体8上面に入力ボックス10を固設している。
そして、入力ボックス10にエンジン前端から垂設され
た動力放出ボックス11から連結軸12を介して伝動す
ることによりカッター9を同一回転方向に駆動可能とし
て、カッター9により刈取った刈草をモア本体8左側の
放出口13から外側方に放出するようにしている。
14はモア本体8に備えた車輪である。
15は正面視り形に屈曲させた板にて例示する支持体で
、該支持体15内側部に固設した前後一対の取付片16
をモア本体8左側に固設したブラケット17に横軸18
により枢結腰モア本体8に支持体15を、モア本体8か
ら外側方に水平に張出状とする張出体勢とモア本体8側
に若干傾いた立設姿勢でモア本体8側に収納状とする収
納体勢とに体勢変更可能に備えている。
なお、取付片16とブラケット17とに固定ピン19を
挿脱自在に挿通することにより支持体15を収納体勢に
固定可能としている。
20は放出口13と対応するカバ一体で、実施例では平
板にて例示してあり、カバ一体20上端部を支持体15
外側端部に前後一対のヒンジ21により枢結している。
なお、ヒンジ21の支軸22にはコイルバネ23を捲周
して、カバ一体20を支持体15から開拡する方向に付
勢しているが、支持体15外側端部に備えたストッパ部
24によりカバ一体20が支持体15から90度以上開
かないようにしている。
25は前後一対の接地輪で、カバ一体20外側部側に備
えである。
26は可撓索−例として例示するボーデンワイヤで、該
ボーデンワイヤ26にて、支持体15の張出体勢時にカ
バ一体20が放出口13の外側方に於いて支持体15か
ら鉛直に垂下され、且つ、支持体15の収納体勢時にカ
バ一体20が支持体15側に折畳まれるように、支持体
15とカバ一体20とを次のようにして連繋している。
即ち、ワイヤー26一端側に於いて、アウター27をブ
ラケット17の固定片28に固定すると共に、インナー
29を支持体15内側部に係止している。
またワイヤ26他端側に於いて、アウター27を支持体
15外側部側上面に固定すると共に、インナー29をカ
バ一体20上端部内面の突片30に枢結している。
なお、カバ一体20は張出体勢とされた支持体15から
垂下された際に放出口13を外側方に於いて充分覆える
大きさとしである。
上記のように構成した第1実施例によれば、第2図及び
第3図に示すように、支持体15を張出体勢とすれば、
ボーデンワイヤ26のインナー29のアウター27に対
する移動により、カバ一体20が支持体15から鉛直に
垂下された体勢にされて、接地輪25が接地すると共に
、カバ一体20はボーデンワイヤ26、コイルバネ23
及びストッパ部24の協働作用により上記体勢に保持さ
れ、また、支持体15も張出体勢に保持される。
このようにしてから、カッター9を回転駆動しつつトラ
クタを走行させれば、カッター9により草が刈取られる
と共に、刈草が放出口13から外側方に放出されるが、
放出口13外側方に位置するカバ一体20により刈草の
更に外側方への飛散は防止されて、刈草は放出口13と
カバ一体20間に集められるのであり、これにより集草
列を確実に形成でき、草刈作業後に刈草を容易に拾い集
めれる。
また、刈草及び刈草と共に放出された埃はカバ一体20
及び支持体15により広範囲に飛散することを防止され
るから、風があっても、刈草や埃が群上ることはなく、
従って、刈草や埃がトラクタを運転するオペレータに降
りかかって不快感を与えることもない。
また、石等の異物が放出口13から放出されてもカバ一
体20に衝当するので、放出された異物によりオペレー
タ等が傷付けられる惧れもない。
次に、第4図に示すように、支持体15を収納体勢とす
れば、ボーデンワイヤ26のインナー29のアウター2
7に対する移動によりカバ一体20は支持体15側に折
畳まれると共に、ボーデンワイヤ26及びコイルバネ2
3の協働作用により上記体勢に保持される。
そして、固定ピン19を取付片16とブラケット17に
挿通すれば、支持体15及びカバ一体20をモア本体8
側に収納体勢に固定できるのであり、これにより、モア
5の横幅を縮めて、その車体1から外側方への張出量を
減少でき、モア5を装着してのトラクタの道路走行を容
易に行える。
第6図は本考案の第2実施例を示すもので、モア本体8
左側にブラケット31を備え、同ブラケット31に、ト
ラクタ上のオペレータが操作可能で且つ弾性材料から戒
る操作レバー32と、可動レバー33とを横軸34.3
5により各々枢支している。
そして、可動レバー33の長孔36に挿通したピン37
により操作レバー32と可動レバー33を連動連結する
と共に、可動レバ−33先端部と支持体15上面内側部
側の連結片38とをロッド39により連結し、操作レバ
ー33の回動により、可動レバー33及びロッド39を
介して、支持体15を張出体勢と収納体勢とに体勢変更
可能としている。
また、モア本体8左側には係止板40を立設して、同係
止板40に形成した左右一対の係止部41に操作レバー
32を弾性変形を介して係脱自在に係止することにより
、操作レバー32を第6図の実線で示す支持体15を張
出体勢とする操作位置と第6図の仮想線で示す支持体1
5を収納体勢とする操作位置とに固定可能としている。
第2実施例によれば、オペレータはトラクタに乗ったま
ま操作レバー32により支持体15を容易に操作でき、
極めて至便である。
なお、実施例に於いては、支持体及びカバ一体として板
状部材を用いたが、支持体としては枠状の部材等を用い
てもよく、また、カバ一体とじては金網等を用いてもよ
い。
また可撓索としては通常のワイヤやロープ等を用いても
よい。
以上詳述したように、本考案は、草刈作業時に、モアの
放出口外側方に放出口と対応するカラ一体を位置させる
ようにしたから、集草列を確実に形成できると共に、石
等の異物の飛散及び刈草や埃の舞上りを防止できる。
また、支持体とカバ一体とを、支持体の張出体勢時にカ
バ一体が放出口外側方に於いて支持体から垂下され、且
つ、支持体の収納体勢時にカバ一体が支持体側に折畳ま
れるように、可撓索にて連繋しているから、支持体とカ
バ一体とを容易に作業体勢にしたり、収納体勢にしたり
することができると共に、支持体及びカバ一体を収納体
勢にすれば、モアの横幅を縮めることができるので、モ
ア自体の運搬やモアを装着した車輛の道路走行等を容易
に行える。
本考案は上記各種の利点を有すると共に、その構造は簡
易でローコストで実施可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の第1実施例を示し、第1図
はモアを装着したトラクタの側面図、第2図は同要部斜
視図、第3図は第1図の簡略正面図、第4図は第3図の
作動状態図、第5図はヒンジによる連結部分の展開図、
第6図は本考案の第2実施例を示す要部正面図である。 5・・・・・・モア、8・・・・・・モア本体、13・
・・・・・放出口、15・・・・・・支持体、20・・
・・・・カバ一体、26・・・・・・ボーデンワイヤ(
可撓索)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 刈草がモア本体側部の放出口から外側方に放出されるモ
    アに於いて、上記モア本体の放出口側の側部に、支持体
    を、モア本体から外側方に張出状とする張出体勢とモア
    本体側に収納状とする収納体勢とに体勢変更可能に枢支
    すると共に、該支持体の外側部に、上記放出口と対応す
    るカバ一体の上端部を枢結して、支持体とカバ一体とを
    、支持体の張出体勢時にカバ一体が放出口外側方に於い
    て支持体から垂下され、且つ、支持体の収納体勢時にカ
    バ一体が支持体側に折畳まれるように可撓索にて連繋し
    、しかも、支持体を張出体勢に保持する手段を具備させ
    たことを特徴とするモアに於ける草・石等の飛散防止装
    置。
JP775880U 1980-01-24 1980-01-24 モアに於ける草・石等の飛散防止装置 Expired JPS606179Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP775880U JPS606179Y2 (ja) 1980-01-24 1980-01-24 モアに於ける草・石等の飛散防止装置

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JP775880U JPS606179Y2 (ja) 1980-01-24 1980-01-24 モアに於ける草・石等の飛散防止装置

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Publication Number Publication Date
JPS56111617U JPS56111617U (ja) 1981-08-28
JPS606179Y2 true JPS606179Y2 (ja) 1985-02-27

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ID=29604434

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JP775880U Expired JPS606179Y2 (ja) 1980-01-24 1980-01-24 モアに於ける草・石等の飛散防止装置

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