JP6815223B2 - 乗用型草刈機 - Google Patents

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Description

本発明は、乗用型草刈機に関する。
上記した乗用型草刈機は、運転座席を有した走行機体と、前記走行機体の後部に設けられたロプスと、前記走行機体に装備された草刈装置と、前記走行機体の後部に支持され、前記草刈装置によって刈り取られた刈り草を供給されて貯留する集草容器と、を備える。前記集草容器は、当該集草容器の上部に配置されると共に前記走行機体の横幅方向に延びる軸芯を揺動支点にして上昇揺動した上昇排出姿勢と、前記軸芯を揺動支点にして下降揺動した下降貯留姿勢とにわたって揺動昇降可能に支持されたものである。
例えば、特許文献1に示される乗用型草刈機がある。特許文献1に示される乗用型草刈機では、走行機体の後部に支持された集草容器、運転座席と集草容器との間に設けられたロプスが備えられている。ロプスは、左右一対の基端部と、左右の基端部の上端に連設された門形フレーム部とで構成されている。門形フレーム部は、支点まわりに後方に折り畳み可能に連設され、上下向き姿勢の立ち姿勢と後倒れ姿勢とに切換え可能である。門形フレーム部は、後倒れ姿勢に切換えられた状態で、集草容器の容器本体部における後上り傾斜状態となっている上面に沿った姿勢になる。
特開2010−178635号公報
上記した乗用型草刈機においては、ロプスに、走行機体から上方向きに突設された左右一対の基端側ロプス部と、左右一対の基端側ロプス部の先端部に起伏揺動可能に支持され、基端側ロプス部に対して起立した使用姿勢と、基端側ロプス部に対して走行機体の後方向きに倒伏した格納姿勢とにわたって姿勢変更可能な先端側ロプス部とを備えることにより、例えば、樹木の付近で作業するとき、先端側ロプス部を格納姿勢にすることによって、ロプスを枝に引っ掛かり難くできる。
従来のロプスに関する技術を採用することにより、先端側ロプス部を格納姿勢に姿勢変更可能にした場合、先端側ロプス部が集草容器の上面に沿った姿勢になるよう構成するので、その上、上記した乗用型草刈機では、先端側ロプス部を格納姿勢にし、かつ、集草容器を上昇排出姿勢にしたとき、先端側ロプス部と集草容器とが当たらないようにする必要があるので、先端側ロプス部を格納姿勢にしたときの先端側ロプス部の使用姿勢からの下がり代があまり大きくならない。つまり、先端側ロプス部を格納姿勢にしても、先端側ロプス部をあまり低くできない。
本発明は、集草容器を上昇排出姿勢にして集草容器から刈り草を排出するものでありながら、格納姿勢にした先端側ロプス部を低く位置させることができる乗用型草刈機を提供する。
本発明による乗用型草刈機は、
運転座席を有した走行機体と、
前記走行機体の後部に設けられたロプスと、
前記走行機体に装備された草刈装置と、
前記走行機体の後部に支持され、前記草刈装置によって刈り取られた刈り草を供給されて貯留する集草容器と、が備えられ、
前記集草容器は、当該集草容器の上部に配置されると共に前記走行機体の横幅方向に延びる軸芯を揺動支点にして上昇揺動した上昇排出姿勢と、前記軸芯を揺動支点にして下降揺動した下降貯留姿勢とにわたって揺動昇降可能に支持され、
前記ロプスは、前記走行機体から上方向きに突設された左右一対の基端側ロプス部と、左右一対の前記基端側ロプス部の先端部に起伏揺動可能に支持され、前記基端側ロプス部に対して起立した使用姿勢と、前記基端側ロプス部に対して前記走行機体の後方向きに倒伏した格納姿勢とにわたって姿勢変更可能な先端側ロプス部とを備え、
前記先端側ロプス部は、左右一対の前記基端側ロプス部の先端部に基端部が支持される左右一対の支柱部と、左右一対の前記支柱部の先端部に連結された梁部とを備え、
左右一対の前記支柱部の間隔が前記集草容器の横幅より広く、
前記先端側ロプス部が前記格納姿勢のとき、かつ、前記集草容器が前記上昇排出姿勢のとき、前記集草容器の遊端側が左右一対の前記支柱部の間に入り込むように構成され、
前記先端側ロプス部は、前記格納姿勢よりも下降揺動すると共に左右一対の前記基端側ロプス部の後側に前記基端側ロプス部に沿って位置する第2の格納姿勢に姿勢変更可能に支持され、
前記集草容器が前記下降貯留姿勢の場合、前記先端側ロプス部が前記使用姿勢と前記格納姿勢と前記第2の格納姿勢との間で姿勢変化する間に、前記先端側ロプス部と前記集草容器とは互いに干渉しない
本構成によると、先端側ロプス部を格納姿勢にし、かつ、集草容器を上昇排出姿勢にしても、集草容器の遊端側が先端側ロプス部の左右一対の支柱部の間に入り込むことによって先端側ロプス部と集草容器とが当たることを回避できるので、先端側ロプス部が集草容器の上面に沿うものに比べ、格納姿勢にした先端側ロプス部の使用姿勢からの下がり代を大きくできる。
従って、集草容器を上昇排出姿勢にして集草容器から刈り草を排出するものでありながら、格納姿勢にした先端側ロプス部を低く位置させることができる。例えば、先端側ロプス部を格納姿勢にしてロプスが木の枝に当たることを効果的に回避できる。
加えて、本構成によれば、先端側ロプス部を第2の格納姿勢にすることにより、上昇排出姿勢の集草容器の遊端側が左右一対の支柱部の間に入り込む格納姿勢にするよりも、先端側ロプス部が支柱部から後方に突出する突出長さを短くできる。
更に、本構成によれば、集草容器が下降貯留姿勢の場合、先端側ロプス部が使用姿勢と格納姿勢と第2の格納姿勢との間で姿勢変化する間に、先端側ロプス部と集草容器とは互いに干渉しないようにできる。また、先端側ロプス部を第2の格納姿勢にすることにより、上昇排出姿勢の集草容器の遊端側が左右一対の支柱部の間に入り込む格納姿勢にするのに比べ、下降貯留姿勢の集草容器の上方に広い空スペースを形成することができる。
本発明においては、前記走行機体に取付けられ、左右一対の前記基端側ロプス部を各別に脱着可能に支持する左右一対のブラケットが備えられ、左右一対の前記ブラケットに、前記基端側ロプス部の連結部が上方から差し込まれることによって前記連結部を保持する保持部が設けられていると好適である。
本構成によれば、基端側ロプス部の連結部をブラケットの保持部に抜き差しするだけの簡単な操作を行なうだけで、ロプスの脱着をできる。
集草容器が下降貯留姿勢であり、先端側ロプス部が使用姿勢である状態の乗用型草刈機の全体を示す左側面図である。 集草容器が上昇排出姿勢であり、先端側ロプス部が格納姿勢である状態の乗用型草刈機の全体を示す左側面図である。 集草容器が下降貯留姿勢であり、先端側ロプス部が第2の格納姿勢である状態の乗用型草刈機の全体を示す左側面図である。 集草容器の支持構造を示す平面図である。 集草容器及びロプスの支持構造を示す側面図である。 ブラケットと基端側ロプス部との連結構造を示す断面図である。 ロプスを示す正面図である。 先端側ロプス部の支持構造を示す左側面図である。 先端側ロプス部の支持構造を示す平面図である。
以下、図面に基づいて、本発明に係る乗用型草刈機の実施の形態を説明する。
図1,2,3に示す[F]の方向が走行機体の前方向、[B]の方向が走行機体の後方向、紙面表側の方向が走行機体の左横方向、紙面裏側の方向が走行機体の右横方向と定義する。
〔乗用型草刈機の全体の構成〕
図1に示すように、乗用型草刈機は、左右一対の前車輪1が操向可能に装備され、左右一対の後車輪2が駆動可能に装備された走行機体を備えている。走行機体の前部に原動部3が形成されている。原動部3にエンジン4が備えられている。走行機体は、後車輪2がエンジン4の動力によって駆動されて走行する。走行機体の後部に運転部5が形成されている。運転部5に運転座席6及びステアリングホイール7が備えられている。走行機体は、運転部5に搭乗し、ステアリングホイール7の回転操作によって前車輪1を操向操作するように乗用型に構成されている。走行機体の後部にロプス30が設けられている。走行機体の前車輪1と後車輪2との間の部位に草刈装置8が支持されている。草刈装置8は、リンク機構9を介して支持され、リンク機構9が昇降操作されることにより、下降作業状態と上昇非作業状態とにわたって昇降操作される。走行機体の後部に集草容器10が支持されている。草刈装置8と集草容器10にわたってダクト11が設けられている。ダクト11は、左右の後車輪2の間を通っている。
草刈装置8を下降作業状態にして走行機体を走行させることにより、草刈り作業を行なえる。すなわち、草刈装置8において、回転刈り刃8aがエンジン4の動力によって回転駆動され、草が回転刈り刃8aによって切断される。刈り草が回転刈り刃8aの回転によって発生する搬送風によってダクト11を介して集草容器10に供給されて貯留される。
〔集草容器10の構成〕
図1,4,5に示すように、走行機体の後部に走行機体上下方向に延びる左右一対の支持フレーム12が設けられている。左右の支持フレーム12は、第1連結フレーム13、第2連結フレーム14、第3連結フレーム15、及び、ブラケット16を介して機体フレーム17に支持されている。第1連結フレーム13は、左右の支持フレーム12の下部を連結している。第3連結フレーム15は、左右のブラケット16を連結している。第2連結フレーム14は、第1連結フレーム13と第3連結フレーム15とを連結している。ブラケット16は、走行機体の機体フレーム17に連結部材16bを介して支持されている。
図4,5に示すように、集草容器10の前端側の上部における左右の角部に支持部18が形成されている。左右の支持部18にわたって支軸19が備えられている。左右の支持部18は、集草容器10の角部に固定された支持部材18aと、支持部材18aに遊端側が連結された揺動リンク18bとによって構成されている。集草容器10は、左右の支持フレーム12に支軸19を介して支持され、支軸19の走行機体の横幅方向に延びる軸芯Pを揺動支点にして上下揺動するように支持されている。
左右の揺動リンク18bに連動軸20が連結され、左右の揺動リンク18bは、軸芯Pを揺動支点にして一体的に揺動するように連動軸20によって連動連結されている。連動軸20に昇降シリンダ21が連動連結されている。
昇降シリンダ21を伸縮作動させることにより、揺動リンク18bが昇降シリンダ21によって軸芯Pを揺動支点にして上下に揺動操作されて、集草容器10が揺動リンク18bと共に上下に揺動操作され、集草容器10を上昇排出姿勢(図2参照)と、下降貯留姿勢(図1参照)とにわたって姿勢変更できる。
支持部材18aと揺動リンク18bとは、連結ボルトによって連結されている。支持部材18aと揺動リンク18bとの連結を解除することにより、集草容器10を支持フレーム12から取り外すことができる。
図1,3に示すように、草刈り作業を行なうとき、昇降シリンダ21を貯留側に作動させ、集草容器10を下降貯留姿勢にしておく。すると、集草容器10は、開口10aが走行機体の前方向きになってダクト11の出口に臨む取付姿勢になり、草刈装置8による刈り草を集草容器10に回収して貯留できる。図5に示すように、支持フレーム12の下部にフック22が揺動操作可能に支持されている。集草容器10を下降貯留姿勢にしたとき、フック22を集草容器10のロックピン23に係合させることにより、集草容器10をフック22によって下降貯留姿勢にロックしておくことができる。
図2に示すように、集草容器10に刈り草が貯まったとき、昇降シリンダ21を排出側に作動させ、集草容器10を上昇排出姿勢にする。すると、集草容器10は、後側が上昇して開口10aが下向きになった取付け姿勢になり、集草容器10の内部の刈り草を開口10aから重力によって落下させて排出できる。
〔ロプス30の構成〕
図1,7に示すように、ロプス30は、左右一対の基端側ロプス部31と、一つの先端側ロプス部32とを備えている。
図5,7に示すように、左右の機体フレーム17の後部にブラケット16が連結部材16bを介して支持されている。ブラケット16は、後車輪2よりも後方に位置している。左右の基端側ロプス部31の下端部がブラケット16の延出端部に支持されている。左右の基端側ロプス部31は、走行機体の上下方向に延びる上下向き姿勢でブラケット16を介して機体フレーム17に支持されている。
図5,6に示すように、基端側ロプス部31の基端部に連結部31aが形成されている。ブラケット16の端部に、走行機体の上下方向に沿った上下向きの筒状の保持部16aが設けられている。連結部31aが保持部16aに上方から差し込まれ、保持部16aと連結部31aとにわたって脱着可能な抜止めボルト24が装着されて、基端側ロプス部31がブラケット16に脱着可能に支持されている。後車輪2よりも後方箇所において、左右の基端側ロプス部31をブラケット16に脱着することにより、ロプス30を脱着できる。
図7に示すように、先端側ロプス部32は、左右一対の支柱部33と、左右の支柱部33の先端部に連結された梁部34とを備えている。先端側ロプス部32は、左右の支柱部33の間隔Dが集草容器10の横幅W(図4参照)より広いU字状に構成されている。
図7,8,9に示すように、左右の支柱部33の下端部に連結部33aが形成されている。左右の基端側ロプス部31の上端部に左右一対の支持部31bが形成されている。左右の支持部31bの間において、連結部33aが左右の支持部31bに支軸35を介して支持されている。先端側ロプス部32は、左右の基端側ロプス部31に支軸35を介して支持され、支軸35の走行機体の横幅方向に延びる軸芯Xを揺動支点にして揺動操作できるように支持されている。
図8に示すように、連結部33aに2つのロック穴36が形成されている。左右の支持部31bに4つの位置決め穴37が形成されている。
図1に示すように、かつ、図8に実線で示すように、先端側ロプス部32を揺動操作し、2つのロック穴36が4つの位置決め穴37のうちの第1位置決め穴37a及び第2位置決め穴37bに合致すると、先端側ロプス部32が基端側ロプス部31に対して起立して、使用姿勢になる。この場合、第1位置決め穴37aと一方のロック穴36とにわたって脱着可能なロックピン38を装着し、第2位置決め穴37bと他方のロック穴36とにわたって脱着可能なロックピン38を装着することにより、先端側ロプス部32を使用姿勢に固定できる。
図2に示すように、かつ、図8に一点鎖線で示すように、先端側ロプス部32を揺動操作し、2つのロック穴36が4つの位置決め穴37のうちの第2位置決め穴37b及び第3位置決め穴37cに合致すると、先端側ロプス部32が基端側ロプス部31に対して走行機体の後方向きに倒伏して、第1の格納姿勢になる。この場合、第2位置決め穴37bと一方のロック穴36とにわたって脱着可能なロックピン38を装着し、第3位置決め穴37cと他方のロック穴36とにわたって脱着可能なロックピン38を装着することにより、先端側ロプス部32を第1の格納姿勢に固定できる。先端側ロプス部32を第1の格納姿勢にし、集草容器10を上昇排出姿勢にしたとき、集草容器10の遊端側の部分10bが左右の支柱部33の間に入り込むと共に、集草容器10の遊端側の部分10bが左右の支柱部33から上方に突出する。
図3に示すように、かつ、図8に二点鎖線で示すように、先端側ロプス部32を揺動操作し、2つのロック穴36が4つの位置決め穴37のうちの第3位置決め穴37c及び第4位置決め穴37dに合致すると、先端側ロプス部32が基端側ロプス部31の後側に基端側ロプス部31に沿って位置し、第1の格納姿勢よりも下降揺動した第2の格納姿勢になる。この場合、第3位置決め穴37cと一方のロック穴36とにわたって脱着可能なロックピン38を装着し、第4位置決め穴37dと他方のロック穴36とにわたって脱着可能なロックピン38を装着することにより、先端側ロプス部32を第2の格納姿勢に固定できる。先端側ロプス部32を第2の格納姿勢にし、集草容器10を下降貯留姿勢にしたとき、先端側ロプス部32が集草容器10より上方に位置する。
上方に障害物がない作業箇所の場合、先端側ロプス部32を使用姿勢にすることにより、ロプス30の高さを高くしつつ草刈り作業をすることができ。
例えば樹木の付近が作業箇所である場合、先端側ロプス部32を第1の格納姿勢にすることにより、ロプス30の高さを低くでき、木の枝がロプス30に引っ掛かることを回避し易くしつつ草刈り作業をすることができる。集草容器10を上昇排出姿勢にしても、集草容器10の遊端側の部分10bが左右の支柱部33の間に入り込んで集草容器10が先端側ロプス部32に当たらないので、集草容器10を上昇排出姿勢にして集草容器10から刈り草を排出することができる。
先端側ロプス部32を第2の格納姿勢にすることにより、下降貯留姿勢の集草容器10の上方の空スペースを広くしつつ草刈り作業をすることができる。この場合、集草容器10の内部の刈り草を排出するとき、先端側ロプス部32を第1の格納姿勢又は使用姿勢に上昇させることにより、集草容器10を上昇排出姿勢に上昇させて排出することができる。
〔別実施形態〕
(1)上記した実施形態では、先端側ロプス部32を第2の格納姿勢に姿勢変更することを可能にした例を示したが、第2の格納姿勢への姿勢変更を不能にして実施してもよい。
(2)上記した実施形態では、ブラケット16を設けた例を示したが、ブラケット16を設けず、基端側ロプス部31を機体フレーム17に直接に支持する構成を採用してもよい。
(3)上記した実施形態では、草刈装置8が前車輪1と後車輪2との間に設けられた例を示したが、前車輪1よりも前方など、如何なる箇所に設けてもよい。
本発明は、草刈装置が前後輪の間に装備されたミッドマウント型に限らず、前輪よりも前に装備されたフロントマウンド型にも適用できる。
6 運転座席
8 草刈装置
10 集草容器
16 ブラケット
16a 保持部
30 ロプス
31 基端側ロプス部
31a 連結部
32 先端側ロプス部
33 支柱部
34 梁部

Claims (2)

  1. 運転座席を有した走行機体と、
    前記走行機体の後部に設けられたロプスと、
    前記走行機体に装備された草刈装置と、
    前記走行機体の後部に支持され、前記草刈装置によって刈り取られた刈り草を供給されて貯留する集草容器と、が備えられ、
    前記集草容器は、当該集草容器の上部に配置されると共に前記走行機体の横幅方向に延びる軸芯を揺動支点にして上昇揺動した上昇排出姿勢と、前記軸芯を揺動支点にして下降揺動した下降貯留姿勢とにわたって揺動昇降可能に支持され、
    前記ロプスは、前記走行機体から上方向きに突設された左右一対の基端側ロプス部と、左右一対の前記基端側ロプス部の先端部に起伏揺動可能に支持され、前記基端側ロプス部に対して起立した使用姿勢と、前記基端側ロプス部に対して前記走行機体の後方向きに倒伏した格納姿勢とにわたって姿勢変更可能な先端側ロプス部とを備え、
    前記先端側ロプス部は、左右一対の前記基端側ロプス部の先端部に基端部が支持される左右一対の支柱部と、左右一対の前記支柱部の先端部に連結された梁部とを備え、
    左右一対の前記支柱部の間隔が前記集草容器の横幅より広く、
    前記先端側ロプス部が前記格納姿勢のとき、かつ、前記集草容器が前記上昇排出姿勢のとき、前記集草容器の遊端側が左右一対の前記支柱部の間に入り込むように構成され、
    前記先端側ロプス部は、前記格納姿勢よりも下降揺動すると共に左右一対の前記基端側ロプス部の後側に前記基端側ロプス部に沿って位置する第2の格納姿勢に姿勢変更可能に支持され、
    前記集草容器が前記下降貯留姿勢の場合、前記先端側ロプス部が前記使用姿勢と前記格納姿勢と前記第2の格納姿勢との間で姿勢変化する間に、前記先端側ロプス部と前記集草容器とは互いに干渉しない乗用型草刈機。
  2. 前記走行機体に取付けられ、左右一対の前記基端側ロプス部を各別に脱着可能に支持する左右一対のブラケットが備えられ、
    左右一対の前記ブラケットに、前記基端側ロプス部の連結部が上方から差し込まれることによって前記連結部を保持する保持部が設けられている請求項1に記載の乗用型草刈機。
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