JP2007000105A - 草刈機 - Google Patents

草刈機 Download PDF

Info

Publication number
JP2007000105A
JP2007000105A JP2005186147A JP2005186147A JP2007000105A JP 2007000105 A JP2007000105 A JP 2007000105A JP 2005186147 A JP2005186147 A JP 2005186147A JP 2005186147 A JP2005186147 A JP 2005186147A JP 2007000105 A JP2007000105 A JP 2007000105A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side plate
cutter
attached
mower
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005186147A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiyoshi Hosoda
通良 細田
Takakatsu Sasaki
孝勝 佐々木
Kazuyuki Sugawara
和之 菅原
Toshiro Abe
敏郎 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mametora Agric Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mametora Agric Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mametora Agric Machinery Co Ltd filed Critical Mametora Agric Machinery Co Ltd
Priority to JP2005186147A priority Critical patent/JP2007000105A/ja
Publication of JP2007000105A publication Critical patent/JP2007000105A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

【課題】傾斜地など多様な圃場で、円滑にその傾斜に刈り取りでき、かつ伝達機構を簡略した草刈機を提供する。
【解決手段】エンジン3で駆動する4輪の乗用車体の底部中央にエンジン3からの動力によって回転駆動するメインカッター12を取り付け、乗用車体の側縁に側板20を軸着して、伸縮自在のシリンダ23を乗用車体と側板20との間に架け渡すと共に側板20の外側部には前後に一対の支持輪21を設け、側板20の中央には長板の両側端を諸刃に形成したサブカッター27を取り付けて、このサブカッター27を正逆転可能な油圧モータ25によって回転駆動した。
【選択図】図2

Description

本発明は、田圃の畦などの傾斜面の雑草を刈り取るのに適した乗用の草刈機に関するものである。
従来の草刈機は、4輪の乗用車体の底部中央にメインカッターを備えた回転主軸を下垂してエンジンからの動力をベルト伝動して回転駆動し、さらに乗用車体の側方に側板を起伏自在に張り出すと共にその外側部の前後に一対の支持輪を設け、この側板の中央に回転副軸を下垂してこの回転副軸の下端にサブカッターを取り付け、回転主軸と回転副軸とに伝動ベルトを張り渡して回転副軸を回転駆動しており、伝動ベルトを前後から付勢するテンションプーリを設けて伝動ベルトを弾圧して、側板が起伏しても伝動ベルトが弛緩しないように構成されている(特許文献1)。
このような草刈機では、側板の起伏可動角が伝動ベルトやテンションプーリの配置に依存し、上下に十分な可動角を確保するのが難しく、側板の起伏角を大きくした場合に伝動効率が落ちるという問題があった。
また、草刈作業をする場合、刈った草は側板の外側側方に放出しているが、田圃の畦の雑草を刈り取る場合、刈った草が田圃に落ちると田圃の畦際の地温が上がらず、稲の生育が悪くなってしまう。
特開平7−227121
解決しようとする問題点は、側板の起伏可動角が十分でないと共に起伏角が大きい場合に伝動効率が落ち、また刈った草を側板の外側向きにしか放出できなかった点であり、側板の起伏可動角を十分に確保すると共に起伏角が大きくても伝導効率が落ちず、また刈った草の放出位置を選択できて、多様な作業形態をとることができる草刈機を提供することを目的とする。
本発明は、請求項1記載のごとく、エンジンで駆動する4輪の乗用車体の底部中央にエンジンからの動力によって回転駆動するメインカッターを有し、乗用車体の側縁に側板を軸着して、伸縮自在のシリンダを乗用車体と側板との間に架け渡すと共に側板の外側部には前後に一対の支持輪を設け、側板の中央には長板の両側端を諸刃に形成したサブカッターを取り付けて、このサブカッターを正逆転可能な油圧モータによって回転駆動したことを最も主要な特徴とする。
また、請求項2記載のごとく、前記シリンダは電動シリンダにより構成し、側板の外側部に上下向きの長穴を形成して、この長穴を介して電動シリンダを側板に取り付けた。
本発明は、乗用車体の側方に張り出した側板をシリンダによって起伏させ、側板に取り付けたサブカッターを側板に設けた正逆転可能な油圧モータによって回転駆動することにより、乗用車体側からサブカッタへ動力を伝達する機構が不要であるため、カッター基台に対して側板を上下に大きく起伏させることができるうえにサブカッターの回転方向を時計回り又は反時計回りに回転させることができて、果樹園の果樹の根元など土が盛り上がった場所の下草を刈って外側側方へ放出したり、田圃に刈った草を落とすことなく田圃の畦などの走行面から下がった斜面の草を刈ったりすることができ、多様な圃場に対応できるという利点がある。さらに、乗用車体から側板へ動力を伝達する伝動機構がないため、構成が簡易でメンテナンスが容易に行える。
以下、図1乃至図6を参照して本発明の詳細について説明する。
図1は本発明に係る草刈機の側面図であり、図2は本発明に係る草刈機の一部を透視した平面図である。
草刈機1は、車体フレーム2の後部にエンジン3を備え、その前部にはハンドル4を備え、エンジン3とハンドル4との間に座席5を備えており、また、ハンドル4によって操向される前輪6とエンジン3によって駆動される後輪7とを有している。草刈機1は、図1の右方向に前進する。
車体フレーム2の底部にカッター基台10を取り付けて乗用車体を形成する。カッター基台10は、平行リンク(図示せず)を介して取付けられ、車体フレーム2に対して上下位置調節可能に構成する。カッター基台10の中央には回転主軸11を貫通し、回転主軸11の上端部にメインプーリ13を取り付け、下端部にメインカッター12の中心を取り付ける。このメインプーリ13とエンジン3の出力軸8に取り付けた駆動プーリ9との間に伝動ベルト14を掛け渡してエンジン3の動力を回転主軸11に伝動し、回転主軸11の下端部に取り付けたメインカッター12を回転する。
カッター基台10の一方の側縁に側板20の内側辺を軸着する。側板20の外側部には前後に一対の支持輪21を設けて側板20を地面から一定の高さに支持して、車体フレーム2の側方に側板20を起伏自在に張り出す。側板20の前側縁、後側縁、及び外側縁にゴム製の垂れ幕22を取り付けて、刈った草が吹き出して飛散するのを防止する。
カッター基台10と側板20とをシリンダ23で連結する。シリンダ23は電動シリンダにより構成し、シリンダを伸縮させる駆動モータを備えた一端側をカッター基台10の側縁部に設けた支持杆15に取り付ける。側板20の外側部には縦向きの長穴24を形成し、シリンダ23の他端側をこの長穴24を介して側板20に接続する。
側板20の中央に正逆転可能な油圧モータ25を取り付ける。車体フレーム2の座席5の後部に油タンク28を設置し、この油タンク28と油圧モータ25とを耐圧チューブ29で接続する。油圧モータ25の回転副軸26を側板20に貫通し、この回転副軸26の下端にサブカッター27の中心を取り付ける。サブカッター27は油圧モータ25によって回転駆動するため、時計回り又は反時計回りに正逆転することができる。
図3はカッターの斜視図である。
メインカッター12及びサブカッター27は、回転主軸11又は回転副軸26に取り付けられる帯板16の両端に刃体17を軸着して形成される。刃体17は長板状で、その一端を帯板16の端部に軸着し、他端側の両側縁に刃を形成してなる。サブカッター27はメインカッター12よりも短く形成されている。
次に、本発明に係る草刈機1の動作について説明する。図4乃至図6は、草刈機1の要部を示す断面図である。
平地で草刈作業を行なう場合には、図4に示すようにカッター基台10と側板20とが一直線状に位置するようにシリンダ23によって側板20の位置を調節する。シリンダ23は電動シリンダによって構成されており、側板20の位置を決めるとシリンダ23の長さが固定されてしまうため、シリンダ23を長穴24を介して側板20に取り付けて、地面の凹凸をこの長穴24でうける。
図5は側板20を下方に伏せた状態を示している。道路に面した田圃の畦の草を刈る場合に、図5に示すようにシリンダ23を伸張して側板20を下方に伏し、道路上を草刈機1で進行してサブカッター27により畦の草を刈る。この場合、刈った草を田圃に落とさないようにサブカッター27は反時計回りに回転させる。また、車体フレーム2の下に草が生えていない場合は、サブカッター27だけを駆動する。
図6は側板20を上方に起こした状態を示している。果樹園の果樹の根元など土が盛り上がっている場所では、シリンダ23を収縮して側板20を起こし、車体フレーム2の下方と側板20の下方の地面の草刈作業を同時に行うことができる。刈った草は、サブカッター27を時計回りに回転して側板20の外側に集めたり、サブカッター27を反時計回りに回転して側板20の内側に集める。
また、作業が終了した場合には、側板20を最大限まで起こして機体の幅を縮小した状態にして、路上を走行したり草刈機1を格納する。
上記のごとく構成した草刈機1は、以下に示す効果を奏する。
サブカッター27を側板20に取り付けた油圧モータ25によって回転駆動しているため、車体フレーム2の底面に取り付けたカッター基台10との間に動力を伝達する機構を設ける必要が無く、側板20の起伏角度を上下に大きくとることができ、車体フレーム2の走行面から下方に傾斜した斜面から盛り上がった斜面まで幅広い作業態様に対応することができると共に、側板20を上下に大きく起伏しても伝動効率が悪くなることがない。
さらに、油圧モータ25によってサブカッター27を正逆転することができ、刈った草の放出位置を側板20の内側又は外側に選択できるため、最適な位置に刈り草を放出することができる。さらに、サブカッター27は正逆転されるため刃体17は両側に刃先が設けられると共にほぼ水平に形成されており、サブカッター27の回転によって鉛直方向に草を吹き上げることがない。
また、動力の伝達機構などの複雑な機構を有しないため刈った草が絡みついたりせず、メンテナンスが容易である。
また、メインカッター12とサブカッター27は動力源を異にするため、それぞれ独立に駆動することができ、必要なカッターだけを駆動して無駄な作業を行わずに済む。
また、側板20は、長穴24を介して側板20に取り付けられたシリンダ23によって起伏位置を調節し、作業面の凹凸は長穴24によってうけて、サブカッター27が地面に衝突することがない。
本実施形態において、シリンダ23は電動シリンダによって構成したが、油圧シリンダによって構成してもよく、油圧シリンダで構成した場合には、長穴を介して側板に接続する必要がない。
本発明に係る草刈機の側面図 草刈機の一部を透視した平面図 カッターの斜視図 草刈機の要部断面図 草刈機の要部断面図 草刈機の要部断面図
符号の説明
1 草刈機
2 車体フレーム
3 エンジン
4 ハンドル
5 座席
6 前輪
7 後輪
8 出力軸
9 駆動プーリ
10 カッター基台
11 回転主軸
12 メインカッター
13 プーリ
14 伝動ベルト
15 支持杆
16 帯板
17 刃体
20 側板
21 支持輪
22 垂れ幕
23 シリンダ
24 長穴
25 油圧モータ
26 回転副軸
27 サブカッター
28 油タンク
29 耐圧チューブ

Claims (2)

  1. エンジンで駆動する4輪の乗用車体の底部中央にエンジンからの動力によって回転駆動するメインカッターを有し、
    乗用車体の側縁に側板を軸着して、伸縮自在のシリンダを乗用車体と側板との間に架け渡すと共に側板の外側部には前後に一対の支持輪を設け、
    側板の中央には長板の両側端を諸刃に形成したサブカッターを取り付けて、このサブカッターを正逆転可能な油圧モータによって回転駆動してなる草刈機。
  2. 前記シリンダは電動シリンダにより構成し、側板の外側部に上下向きの長穴を形成して、この長穴を介して電動シリンダを側板に取り付けてなる請求項1記載の草刈機。
JP2005186147A 2005-06-27 2005-06-27 草刈機 Pending JP2007000105A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005186147A JP2007000105A (ja) 2005-06-27 2005-06-27 草刈機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005186147A JP2007000105A (ja) 2005-06-27 2005-06-27 草刈機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007000105A true JP2007000105A (ja) 2007-01-11

Family

ID=37686265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005186147A Pending JP2007000105A (ja) 2005-06-27 2005-06-27 草刈機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007000105A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100833476B1 (ko) * 2007-03-09 2008-05-29 경희대학교 산학협력단 성장이 향상된 AtPFP 형질전환 식물체
JP2012044929A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Yanmar Co Ltd 電動乗用草刈機
JP2015084710A (ja) * 2013-10-30 2015-05-07 井関農機株式会社 モーア

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100833476B1 (ko) * 2007-03-09 2008-05-29 경희대학교 산학협력단 성장이 향상된 AtPFP 형질전환 식물체
JP2012044929A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Yanmar Co Ltd 電動乗用草刈機
JP2015084710A (ja) * 2013-10-30 2015-05-07 井関農機株式会社 モーア

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1408729B1 (fr) Amelioration d'une tondeuse robotique
CN100521909C (zh) 割草机
US2651159A (en) Rotary cutting disk type lawn mower
EP1782671A1 (en) Variable width mower deck
AU6880301A (en) Mower cutting chamber
JP2007000105A (ja) 草刈機
JP5531847B2 (ja) 草刈機及び草刈用装着具
CN104081933B (zh) 一种行距可调的玉米联合收获机及其割台
JP4754938B2 (ja) 水田用除草装置
JP2013034432A (ja) 農用作業機
US20080230240A1 (en) Front suspension for a yard tool
CN106105543B (zh) 割草机器
CN205922030U (zh) 割草机器
AU2010237072A1 (en) Adjustable cutting height flail mower housing
JP2007185129A (ja) 草刈機
CN204047195U (zh) 一种行距可调的玉米联合收获机及其割台
JP6561346B2 (ja) 歩行型刈取機
JP2006262716A (ja) 草刈機
JP6815223B2 (ja) 乗用型草刈機
JP2000316348A (ja) 草刈機の刈草排出構造
JP5812315B2 (ja) 草刈り作業機
JP2010273687A (ja) 走行型芝刈機
JP2006042751A (ja) 乗用型草刈り機
KR20240013383A (ko) 구동과 조향이 일체화된 농업용 전동 작업차
JP3847093B2 (ja) 歩行型草刈機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070511

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090507

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091006