JP2015084710A - モーア - Google Patents

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Abstract

【課題】シュータの先端開口部にある瀬切り部に刈り取った草などが引掛からないようにしたモーアの提供。【解決手段】縦軸45周りでほぼ水平方向に回転する左右一対のブレード体54を全て同一長さの複数のブレード片54aから構成し、各ブレード片54aは、共に同一位相で、それぞれ対応するディスク44の縦軸45を通る半径方向に沿って長手方向が取り付けられ、ハウジング51の左右中央後部のシュータ90の先端開口部がある部位で、各ディスク44の一対のブレード片54aの先端が互いに接するような回転軌跡を持つように、それぞれのディスク44の縦軸45からの距離が異なるように各ディスク44に各ブレード片54aが取り付けられている。【選択図】図5

Description

この発明は、走行装置を有する草刈り機に装着されるモーアに関する。
水平方向に回転するブレードで草や芝を刈り取る草刈機は、自走しながら草や芝を刈り取るモーアを備えており、該モーアのブレードで刈り取った草や芝をシュータに案内した後、コレクタに一旦集める構成を備えている。
特開2008−278820号公報
上記特許文献1記載の草刈り機のモーアには、ブレードが隣接する位置に配置され、その回転軌跡の一部が互いに重なり合いながら回転方向の位相が互いに異なるように配設されている。
このような構成の草刈り機ではブレードの作用で、シュータの入口の瀬切り部に刈り取った草などが引っかかり易い。
本発明の課題は、シュータの入口の瀬切り部に刈り取った草などが引っ掛からないようにしたモーアを提供することである。
上記本発明の課題を解決するために次のような解決手段を採用する。
請求項1記載の発明は、前後に走行用の車輪(5、6)を備えた車体(2)にモーアハウジング(51)を芝刈作業姿勢と非作業姿勢となるよう昇降自在に装着されたモーアにおいて、
該モーアは、モーアハウジング(51)内に一対の縦軸(45)と、該一対の縦軸(45)の周りをそれぞれ回転するブレード体(54)とモーアハウジング(51)の左右中央後部にブレード体(54)により刈り取られた草を案内するシュータ(90)をそれぞれ備え、
左右一対のブレード体(54)は複数のブレード片(54a)を有し、各ブレード片(54a)は、共に同一位相で、それぞれ対応する縦軸(45)を通る半径方向に沿って各ブレード片(54a)の長手方向が取り付けられ、モーアハウジング(51)の左右中央後部に接続するシュータ(90)の先端開口部がある部位で、一対のブレード片(54a)の先端部が互いに接するような回転軌跡を持ち、該先端部は、それぞれの縦軸(45)からの距離が異なるように各ブレード片(54a)が取り付けられていることを特徴とするモーアである。
請求項2記載の発明は、モーアハウジング(51)内で一対の縦軸(45)の周りを回転するブレード体(54)は、同一長さの複数のブレード片(54a)からなり、該複数のブレード片(54a)は、それぞれの縦軸(45)と一体的に該縦軸(45)周りを回転するディスク(44)の外周部に取り付けられ、しかもそれぞれのブレード片(54a)の長手方向が各縦軸(45)を通る半径方向に沿って配置され、各ディスク(44)に取り付けられた複数のブレード片(54a)のうちで隣接する2つのブレード片(54a)が、それぞれの縦軸(45)からの距離が異なるように各ディスク(44)に取り付けられ、シュータ(90)の先端開口部があるモーアハウジング(51)の左右中央後部部位で、対向する一対のブレード片(54a)の先端同士が互いに接するような回転軌跡を持つように、それぞれのディスク(44)に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のモーアである。
請求項3記載の発明は、モーアハウジング(51)内で一対の縦軸(45)の周りを回転する一対のブレード体(54)は、それぞれ長短2種類の長さのブレード片(54a,54b)からなり、モーアハウジング(51)の左右中央後部に接続するシュータ(90)の先端開口部がある部位で、左右一対のブレード体(54)の対向する一方のブレード体(54)の長ブレード片(54a)と他方のブレード体(54)の短ブレード片(54b)の先端が互いに接するような回転軌跡を持つように、それぞれの縦軸(45)に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のモーアである。
請求項1記載の発明によれば、左右一対のブレード体54は、それぞれの縦軸45の取り付け位置からの距離が異なるように各ブレード片54aがそれぞれ縦軸45に取り付けられているので、モーアハウジング51の左右中央後部に接続するシュータ90の先端開口部がある部位において、左右のブレード片54aで刈り取られた草がシュータ90の先端開口部の中央部から外れた位置でシュータ90に向かって搬送されるため、シュータ90の先端開口部の瀬切り部90aに刈り取られた草が引っかかり難くなり、シュータ90の先端開口部での草詰まりを防止できる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、各ディスク44の隣接するブレード片54aが、それぞれの縦軸45からの距離が異なるようにディスク44に取り付けられ、シュータ90の先端開口部があるモーアハウジング51の左右中央後部部位で、対向する一対のブレード片54aの先端が互いに接するような回転軌跡を持つように、それぞれのディスク44に取り付けられているので、モーアハウジング51の左右中央後部のシュータ90に接続する部位において、左右のブレード片54aで刈り取られた草がシュータ90の中央部から外れた位置でシュータ90に向かって搬送されるため、シュータ90の先端開口部の瀬切り部90aに刈り取られた草が引っかかり難くなり、シュータ90の先端開口部での草詰まりを防止できる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、モーアハウジング51の左右中央後部のシュータ90に接続する部位において、一方のブレード体54の長ブレード片54aと他方のブレード体54の短ブレード片54bの先端が互いに接するような位置では、シュータ90の先端開口部の中央部には刈り取った草の搬送量が比較的少なくなり、長短それぞれのブレード片54a、54bで刈り取られた草がシュータ90の先端開口部の中央部から外れた位置でシュータ90に向かって搬送されるため、瀬切り部90aに刈り取られた草が引っかかり難くなり、シュータ90の先端開口部での草詰まりを防止できる。
長短それぞれのブレード片54a、54bの各縦軸45からの距離が異なるように各ブレード片54a、54bが取り付けられているので、モーアハウジング51の左右中央後部のシュータ90に接続する部位において、左右のブレード片54a、54bで刈り取られた草がシュータ90の中央部から外れた位置でシュータ90に向かって搬送されるため、シュータ90の先端開口部の瀬切り部90aに刈り取られた草が引っかかり難くなり、シュータ90の先端開口部での草詰まりを防止できる。
本発明の一実施例の草刈り機の側面図である。 図1の草刈り機の平面図である。 図1の草刈り機のモーアの斜視図である。 図1の草刈り機のモーアと集草容器とを接続する案内体を示す斜視図である。 図3のモーアの一実施例の内部底面図である。 図3のモーアの一実施例の内部底面図である。 図3のモーアの一実施例の内部底面図である。
本発明の実施例について図面と共に説明する。
図1は、本実施例の草刈機の側面図であり、図2は、図1に示す草刈機の平面図である。草刈機1は、車体2及び車体2に取り付けられた複数の車輪を有し、動力源が発生する動力によって走行しながら草を刈り取る作業用車両である。本実施形態において、草刈機1は、作業者が搭乗して操作しながら草または芝(以下、単に草という)を刈り取る乗用の草刈機であり、操舵用の車輪として設けられる前輪5と、駆動用の車輪として設けられる後輪6とを有している。
このうち、後輪6には、走行用の動力源として車体2に搭載されるモータである走行用駆動モータ70で発生した回転動力を、動力伝達手段として設けられる減速装置71によって、適宜減速して伝達可能になっている。この減速装置71は、例えば、走行用駆動モータ70側と後輪6側とに、それぞれ歯数が異なるギア(図示省略)を配設し、このギア同士をチェーン(図示省略)によって連結することにより、走行用駆動モータ70で発生した回転動力を後輪6側に伝達可能になっている。後輪6は、減速装置71によって伝達された走行用駆動モータ70からの回転動力によって駆動力を発生する。なお、草刈機1の走行時における駆動方式は、このように後輪6を駆動する後輪駆動方式以外のものでもよく、例えば、前輪5を駆動する前輪駆動方式や、全ての車輪を駆動する全輪駆動方式であってもよい。
このように構成される草刈機1は、フロア10に配設された前後進操作ペダル11によって前後進の操作を行うことが可能になっている。一方、操舵輪である前輪5は、草刈機1の運転者が着座する運転席12と対向し、且つ、前輪5側に配置されたハンドル13を回動操作することにより、操舵することができる。即ち、草刈機1は、このようにハンドル13を回転操作することにより、進行方向を変更することができる。
また、本実施形態に係る草刈機1は、草や芝を刈り取る草刈装置であるモーア50と、モーア50で刈り取った草を収容する集草容器81と、モーア50から放出された草を通過させる放出体(シュータ)90と、モーア50で刈り取った草を集草容器81に案内する案内体95を備えている。
このうち、モーア50は、車体2の下部、即ち、地面L側に、昇降できるように取り付けられており、当該モーア50に備えられるブレード体(ブレード)54(図2は、一例のブレード54を示す)によって、草を刈り取ってシュータ90に向けて放出することが可能になっている。シュータ90は、モーア50と共に昇降し、且つ、モーア50から放出された草を通過させる構造体になっている。案内体95は、車体2に取り付けられ、且つ、シュータ90を通過した草を集草容器81まで案内することができるように設けられている。
これらの装置について詳しく説明すると、モーア50は、ブレード体54を回転させることによって草や芝を刈り取る装置になっており、前輪5と後輪6との間で、且つ、車体2の下部に配設されている。なお、この場合における車体2の下部とは、車体2の地面L側である。車体2の下部に配設されているモーア50は、リンク機構30を介して車体2の下部に取り付けられる。この構造により、モーア50は、車体2の地面Lと対向する側で昇降できるようになっている。即ち、モーア50は、車体2の下側において、地面Lから遠ざかり、且つ、車体2に接近する動作(上昇)と、車体2から遠ざかり、且つ、地面Lへ接近する動作(下降)との両方の動作が可能になっている。モーア50は、例えば、リンク機構30に連結されたレバーの操作や、電動モータ、油圧シリンダ等のアクチュエータによるリンク機構30の操作によって昇降可能になっている。
また、モーア50は、内側にブレード体54を配置するハウジング51を有しており、ハウジング51は、平面視において、略円形形状の第1ハウジング51Lと第2ハウジング51Rとを連結した形状になっている。これらの第1ハウジング51Lと第2ハウジング51Rとは、それぞれ第1ブレード体54Lと第2ブレード体54Rとを備えている。第1ハウジング51Lと第1ブレード体54Lとは、草刈機1の進行方向左側に配置され、第2ハウジング51Rと第2ブレード体54Rとは、草刈機1の進行方向右側に配置されている。草刈機1の進行方向とは、草刈機1の直進時において、草刈機1の運転席12からハンドル13に向かう方向である。以下の説明において、第1ハウジング51Lと第2ハウジング51Rとを区別する必要がある場合を除き、単にハウジング51という。同様に、第1ブレード体54Lと第2ブレード体54Rとを区別する必要がある場合を除き、単にブレード体54という。
第1ブレード体54Lは、第1回転シャフト57Lを有しており、第1回転シャフト57Lから第1ブレード体54Lに動力が伝達されることにより、第1ブレード体54Lが回転するように構成されている。同様に、第2ブレード体54Rは、第2回転シャフト57Rを有しており、第2回転シャフト57Rから第2ブレード体54Rに動力が伝達されることにより、第2ブレード体54Rは回転するように構成されている。また、第1回転シャフト57Lは、第1ハウジング51Lによって回転可能に支持されており、第2回転シャフト57Rは、第2ハウジング51Rによって回転可能に支持されている。第1ハウジング51Lと第2ハウジング51Rとは、いずれも椀形状の構造体であり、それぞれの内部に第1ブレード体54Lと第2ブレード体54Rとが収納されている。このような構造で構成されることにより、第1ブレード体54Lと第2ブレード体54Rとは、第1ハウジング51Lと第2ハウジング51Rとに覆われている。
第1ブレード体54L及び第2ブレード体54Rは、それぞれ回転方向に刃を有しており、これにより、第1ブレード体54L及び第2ブレード体54Rは、回転しながら草や芝等を刈り取ることが可能になっている。回転する第1ブレード体54L及び第2ブレード体54Rによって刈り取られた草や芝(以下、刈草という)は、第1ブレード体54L及び第2ブレード体54Rが回転することによって運動エネルギーを与えられ、後述する排出通路65L、65Rから放出(投擲)される。
第1ブレード体54L及び第2ブレード体54Rは、回転方向後側が第1ハウジング51L及び第2ハウジング51Rに向かって曲げられている。また、地面Lに生えた草や芝は、第1ブレード体54Lや第2ブレード体54Rによって刈り取るため、これらを収納する第1ハウジング51L及び第2ハウジング51Rは、いずれも地面L側の面が開口を有している。このような構造により、第1ブレード体54Lや第2ブレード体54Rが回転すると、第1ハウジング51L及び第2ハウジング51Rの開口部分から空気を吸引しながら回転し、吸引された空気は、刈草と共に、後述する排出通路65L、65Rから排出されるように構成されている。第1ブレード体54L及び第2ブレード体54Rは、このように、空気を吸引して排出するブロアとしての機能も有している。
このように、第1ブレード体54L及び第2ブレード体54Rは、これらが回転することによって得られる刈草の投擲機能と、ブロアとしての吸引・排気機能とを有している。これらの機能により、第1ブレード体54L及び第2ブレード体54Rは、刈草を第1ハウジング51L及び第2ハウジング51Rから放出体90及び案内体95に向かって放出し、集草容器81へ収納させる。
図3は、モーア50のハウジング51を示す斜視図である。ハウジング51におけるブレード体54が配置される側、即ち、ハウジング51の内部側には、刈草を排出するため、ブレード体54の回転方向に沿って次第に隆起する排出通路65L、65Rが形成されている。排出通路65Lは第1ハウジング51Lに、排出通路65Rは第2ハウジング51Rに形成されている。それぞれの排出通路65L、65Rは、第1ハウジング51Lと第2ハウジング51Rとの間で合流して、草刈機1の進行方向とは反対側(後方)が開放された1つの排出通路65になっている。
本実施形態に係る草刈機1では、第1ブレード体54Lは平面視で時計方向に回転し、第2ブレード体54Rは反時計方向に回転するようになっている。このため、第1ハウジング51Lは、排出通路65近傍では草刈機1の進行方向側から後方側に向かって排出通路65Lが徐々に隆起するようになっている。第2ハウジング51Rも同様に、排出通路65近傍では草刈機1の進行方向側から後方側に向かって排出通路65Rが徐々に隆起するようになっている。
第1ハウジング51L及び第2ハウジング51Rは、それぞれ側板67を有している。一対の側板67は、排出通路65L、65Rが合流した排出通路65の出口側に配置されており、底板68で連結されている。また、側板67には、両者にまたがって放出体(シュータ)90が配置されている。放出体90と、一対の側板67と、必要に応じて底板68とで囲まれる空間には、ブレード体54が刈り取った刈草が放出される。
また、放出体(シュータ)90は、ヒンジ91を介してハウジング51に取り付けられている。ヒンジ91は、排出通路65の出口において、放出体90の一方の端部とハウジング51とを連結している。これにより、シュータ90は、ヒンジ91を中心として回動できるようになっている。シュータ90とハウジング51との間には、圧縮ばね92(図1参照)が介在している。圧縮ばね92は、シュータ90に対して、車体2側に向かう力を与えるように配設されている。シュータ90は、ヒンジ91側とは反対側の端部が案内体95に差し込まれており、また、圧縮ばね92の作用により、案内体95における車体2側に押し付けられている。圧縮ばね92は、シュータ90の幅方向(刈草がシュータ90を通過する方向と直交する方向)両側にそれぞれ設けられる。これにより、シュータ90は、モーア50とともに昇降できるようになっている。
次に、モーア50の第1回転シャフト57L、第2回転シャフト57R、及びブレード体54を回転させるブレード体駆動機構について説明する。モーア50が有するブレード体54は、モーア50の動力源として車体2に搭載される内燃機関であるエンジン40で発生する動力によって駆動する。
詳しくは、エンジン40で発生した動力は、車体2の進行方向側(前方)の動力取り出しシャフト31から取り出すことが可能になっている。この動力は左右の前輪5間に位置し、草刈機1の進行方向と平行な方向に沿わせて設けられた1本の自在継手軸32により、モーア50側の動力入力部52に伝達される。自在継手軸32と動力入力部52とは、動力入力部52から草刈機1の前側に突出した入力軸53と連結されている。このため、自在継手軸32から伝達される動力は、入力軸53を介して動力入力部52へ入力される。これらの構造により、ブレード体54を回転させる動力は、エンジン40から動力取り出しシャフト31、自在継手軸32及び入力軸53を介して動力入力部52へ伝達される。この動力は、動力入力部52内のベベルギヤ機構を介して、駆動プーリ55に伝達される。
第1ハウジング51Lに支持されている第1回転シャフト57Lは、第1ブレード体54Lの取付側とは反対側に、第1入力プーリ56Lが取り付けられている。同様に、第2ハウジング51Rに支持されている第2回転シャフト57Rは、第2ブレード体54Rの取付側とは反対側に、第2入力プーリ56Rが取り付けられている。第1入力プーリ56Lと、第2入力プーリ56Rと、駆動プーリ55との間には、表面と裏面とに歯を有する両歯かつ無端の伝動ベルト61が巻き掛けられている。伝動ベルト61は、滑りを低減するために、第1入力プーリ56L及び第2入力プーリ56Rへの巻き掛け部分を大きくして巻き掛けられている。
まず、第1入力プーリ56Lの外周部外側の異なる位置に、アイドルプーリ58と中継プーリ59とを配置する。中継プーリ59の回転軸は、第1入力プーリ56Lの回転軸よりもモーア50の中央側で、且つ、草刈機1の進行方向後側に配置され、アイドルプーリ58の回転軸は、第1入力プーリ56Lの回転軸よりもモーア50の外側に配置される。また、第2入力プーリ56Rの外周部外側には、テンションプーリ60が配置される。テンションプーリ60の回転軸は、第2入力プーリ56Rの回転軸よりもモーア50の中央側かつ草刈機1の進行方向前側に配置される。このような構造により、第1入力プーリ56L及び第2入力プーリ56Rは、それぞれ伝動ベルト61が半周以上巻き掛けられるようになる。
両歯の伝動ベルト61は、駆動プーリ55に内側が巻き掛けられ、第1入力プーリ56Lに外側が巻き掛けられ、第2入力プーリ56Rに内側が巻き掛けられる。このようにすることで、第2入力プーリ56Rと駆動プーリ55とは同じ方向に回転し、第1入力プーリ56Lは、第2入力プーリ56R及び駆動プーリ55とは反対方向に回転する。このため駆動プーリ55が回転すると、第1回転シャフト57Lを介して第1入力プーリ56Lに連結されている第1ブレード体54Lと、第2回転シャフト57Rを介して第2入力プーリ56Rに連結されている第2ブレード体54Rとは、それぞれ反対方向に回転する。本実施形態においては、第1ブレード体54Lと第2ブレード体54Rとは、互いに90度の位相差を維持した状態で回転するようになっている。これらの構造により、ブレード体54が刈り取った刈草は、それぞれの排出通路65L、65Rから両者が合流した排出通路65に放出される。
次に、集草容器81と案内体95とについて図4等を用いて説明する。集草容器81は、草刈機1の進行方向後部に取り付けられている。車体2は、前後方向に沿って設けられたメインフレーム15と、メインフレーム15の後部に取り付けられた縦フレーム20と、縦フレーム20の後部に取り付けられた、中央を矩形に切り欠いた板材21と、板材21に取り付けられた支柱22とを有している。なお、板材21は2枚が設けられており、2枚の板材21が対向して縦フレーム20に取り付けられている。また、支柱22は2本が設けられており、2本の支柱22は、それぞれ板材21に取り付けられている。
集草容器81を含む集草ユニット80は、支柱22に取り付けられて支持されており、集草容器81とモーア50との間には、案内体95が配置されている。案内体95は、モーア50のダクト部と集草容器81とを連結し、且つ、モーア50から排出された刈草を集草容器81内に導くための通路を有する構造体になっている。また、案内体95は、左右の後輪6と、2枚の板材21との間に配置されている。
集草ユニット80は、集草容器81と、カバー82と、底板83とを有している。また、集草容器81は、網状の構造体になっており、例えば、パンチングメタルや金網体等を組み合わせて構成されている。これにより、集草容器81は、通風が良好に構成されている。また、集草容器81は、上部と後部とがカバー82で覆われており、底板83は、全面が金属(例えば、鋼又はアルミニウム合金等)の板材になっている。
集草ユニット80は、ブラケット23を介して支柱22に支持されている。なお、ブラケット23は2個になっており、これらがそれぞれの支柱22に支持されている。具体的には、一対の支柱22間に架け渡した横軸24が一対のブラケット23を貫通している。これにより、集草ユニット80は、横軸24を中心として回動できるように支柱22に支持されている。
本実施形態においては、集草ユニット80に連結した草排出レバー84を操作することにより、集草ユニット80は、車体2から離れるように回動可能になっている。これにより、集草容器81内に収納された草は、集草容器81の入口と出口とを兼ねる開口部から放出することができる。また、集草ユニット80が車体2へ接近するように草排出レバー84を操作することにより、集草容器81の開口部と案内体95の出口とを合体させることができ、集草容器81の外部に対して開口部を閉じることができる。なお、集草ユニット80は、草排出レバー84の代わりに、例えば、油圧シリンダ等のアクチュエータを用いて回動させるようにしてもよい。
図5の底面図に示す実施例のモーアは、次のような構成を採用している。
車体1に装着されたモーア50は、モーアハウジング51内の左右一対の縦軸45周りに、ほぼ水平方向に回転するディスク44を取り付けている。さらに一対のブレード体54には一対のディスク44を設けているので、ブレード片54aは対応するディスク44と一体的に回転する。またモーアハウジング51の左右中央後部にシュータ90を備えている。
前記左右一対のブレード体54は、全て同一長さの複数のブレード片54aからなり、左右一対のブレード体54の各ブレード片54aは、共に同一位相(本例では縦軸45を中心に互いに90度の回転角度で設けられている)で、それぞれ対応するディスク44の縦軸45を通る半径方向に各ブレード片54aの長手方向が取り付けられている。
また、各ディスク44に取り付けられた複数のブレード片54aのうちで、隣接する2つのブレード片54aが、それぞれの縦軸45からの距離が異なるようにディスク44に取り付けられ、シュータ90の先端開口部があるモーアハウジング51の左右中央後部部位で、対向する一対のブレード片54aのうちの一方のブレード片54aの先端と他方のブレード片54aの先端が互いに接するような回転軌跡を持つことになる。
また、ディスク44の外側にはディスク44の外形状に沿う円形状の内ガイド46aを設け、内ガイド46aの外側にはブレード54の外縁部より外側にあって、該ブレード54の回転軌跡に沿う形状の外ガイド46bを設け、内ガイド46aと外ガイド46bとの間に刈草案内通路47を形成している。ブレード54は内ガイド46aの下方を回転する構成である。
上記構成からなるモーア50は、左右の各ディスク44の縦軸45からの距離が異なるように各ディスク44に各ブレード片54aが取り付けられているので、モーアハウジング51の左右中央後部のシュータ90に接続する部位において、左右のブレード片54aで刈り取られた草がシュータ90の中央部からずれた位置でシュータ90に向かって搬送されるため、シュータ90の先端開口部の瀬切り部90aに刈り取られた草が引っかかり難くなり、シュータ90の先端開口部での草詰まりを防止できる。
また図6の底面図に示す実施例のモーアは次のような構成からなる。
車体1に装着されたモーア50は、モーアハウジング51内の左右一対の縦軸45周りに、ほぼ水平方向に回転するブレード体54をそれぞれ取り付けている。一対のブレード体54は、それぞれ長短2種類の長さのブレード片54a、54bからなり、左右一対のブレード体54の一方のブレード体54の長ブレード片54aと他方のブレード体54の短ブレード片54bが同一位相(本例では縦軸45を中心に互いに90度の回転角度で設けられている。)で、それぞれ対応する縦軸45を通る半径方向に各ブレード片54aの長手方向が取り付けられている。
そして、モーアハウジング51の左右中央後部のシュータ90の先端開口部のある部位において、左右一方のブレード体54の長ブレード片54aの先端と左右他方のブレード体54の短ブレード片54bの先端が互いに接するような回転軌跡を持つように、それぞれの縦軸45に取り付けられている。
上記構成のモーア50では、モーアハウジング51の左右中央後部のシュータ90のある部位において、一方のブレード体54の長ブレード片54aの先端と他方のブレード体54の短ブレード片54bの先端が互いに接する位置では、シュータ90の中央部には刈り取った草の搬送量が比較的少なくなり、長短それぞれのブレード片54aで刈り取られた草がシュータ90の先端開口部の中央部から外れた位置でシュータ90に向かって搬送されるため、シュータ90の先端開口部にある瀬切り部90aに刈り取られた草が引っかかり難くなり、シュータ90の先端開口部での草詰まりを防止できる。
また、縦軸45を中心とする円形状の内ガイド46aを設け、内ガイド46aの外側には長ブレード片54aの外縁部より外側にあって、該長ブレード片54aの回転軌跡に沿う形状の外ガイド46bを設け、内ガイド46aと外ガイド46bとの間に刈草案内通路47を形成している。短ブレード片54bは内ガイド46aの下方を回転する構成である。
また、図7のハウジング内の底面図に示す実施例のように、モーアハウジング51の内側(天井壁)に刈り取った草をシュータ90に誘導する湾曲ガイド97を配置しても良い。
上記湾曲ガイド97はモーアハウジング51の内側の天井壁に一側面を支持させた湾曲状の板材からなり、ガイド97の板面は、ブレード片54a(図7には各縦軸45にそれぞれ一個だけ設けた例を示しているが、複数設けても良い)の先端から延長した位置で、ブレード片54aの回転する方向に沿って湾曲して配置されており、ブレード片54aで刈り取られ、搬送される草を誘導するように各ブレード体54の外周にそれぞれ配置されている。
湾曲ガイド97があるためブレード片54aで刈り取られ、搬送される草は瀬切り部に当たることなく、シュータ90に向けてスムーズに搬送される。
1 草刈機 2 車体
5 前輪 6 後輪
10 フロア 11 前後進操作ペダル
12 運転席 13 ハンドル
15 メインフレーム 20 縦フレーム
21 板材 22 支柱
23 ブラケット 24 横軸
30 リンク機構 31 シャフト
32 自在継手軸 40 エンジン
41 充電用クラッチ 42 オルタネータ
44 ディスク 45 縦軸(回転軸)
46 ガイド 47 案内通路
50 モーア(草刈装置) 51 ハウジング
52 動力入力部 53 入力軸
54 ブレード体(ブレード) 55 駆動プーリ
57 回転シャフト 58 アイドルプーリ
59 中継プーリ 60 テンションプーリ
61 伝動ベルト 65 排出通路
67 側板 68 底板
70 走行用駆動モータ 71 減速装置
80 集草ユニット 81 集草容器
82 カバー 83 底板
84 草排出レバー 90 放出体(シュータ)
91 ヒンジ 92 圧縮ばね
95 案内体 97 湾曲ガイド

Claims (3)

  1. 前後に走行用の車輪(5、6)を備えた車体(2)にモーアハウジング(51)を芝刈作業姿勢と非作業姿勢となるよう昇降自在に装着されたモーアにおいて、
    該モーアは、モーアハウジング(51)内に一対の縦軸(45)と、該一対の縦軸(45)の周りをそれぞれ回転するブレード体(54)とモーアハウジング(51)の左右中央後部にブレード体(54)により刈り取られた草を案内するシュータ(90)をそれぞれ備え、
    左右一対のブレード体(54)は複数のブレード片(54a)を有し、各ブレード片(54a)は、共に同一位相で、それぞれ対応する縦軸(45)を通る半径方向に沿って各ブレード片(54a)の長手方向が取り付けられ、モーアハウジング(51)の左右中央後部に接続するシュータ(90)の先端開口部がある部位で、一対のブレード片(54a)の先端部が互いに接するような回転軌跡を持ち、該先端部は、それぞれの縦軸(45)からの距離が異なるように各ブレード片(54a)が取り付けられていることを特徴とするモーア。
  2. モーアハウジング(51)内で一対の縦軸(45)の周りを回転するブレード体(54)は、同一長さの複数のブレード片(54a)からなり、該複数のブレード片(54a)は、それぞれの縦軸(45)と一体的に該縦軸(45)周りを回転するディスク(44)の外周部に取り付けられ、しかもそれぞれのブレード片(54a)の長手方向が各縦軸(45)を通る半径方向に沿って配置され、各ディスク(44)に取り付けられた複数のブレード片(54a)のうちで隣接する2つのブレード片(54a)が、それぞれの縦軸(45)からの距離が異なるように各ディスク(44)に取り付けられ、シュータ(90)の先端開口部があるモーアハウジング(51)の左右中央後部部位で、対向する一対のブレード片(54a)の先端同士が互いに接するような回転軌跡を持つように、それぞれのディスク(44)に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のモーア。
  3. モーアハウジング(51)内で一対の縦軸(45)の周りを回転する一対のブレード体(54)は、それぞれ長短2種類の長さのブレード片(54a,54b)からなり、モーアハウジング(51)の左右中央後部に接続するシュータ(90)の先端開口部がある部位で、左右一対のブレード体(54)の対向する一方のブレード体(54)の長ブレード片(54a)と他方のブレード体(54)の短ブレード片(54b)の先端が互いに接するような回転軌跡を持つように、それぞれの縦軸(45)に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のモーア。
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