JPH0214349Y2 - - Google Patents

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JPH0214349Y2
JPH0214349Y2 JP18661084U JP18661084U JPH0214349Y2 JP H0214349 Y2 JPH0214349 Y2 JP H0214349Y2 JP 18661084 U JP18661084 U JP 18661084U JP 18661084 U JP18661084 U JP 18661084U JP H0214349 Y2 JPH0214349 Y2 JP H0214349Y2
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vehicle body
grass
mower
traveling vehicle
lid
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、モアーにより刈取つた刈草を集草箱
に収納しておけるようにした刈取り集草機に関す
る。
〔従来の技術〕
この種の刈取り集草機は、小型トラクタの下腹
部に装着機構を介してモアーを装着し、その後部
に集草箱を配置し、送り装置を介してモアーで刈
取つた刈草を集草箱に収納するように構成されて
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記モアーはトラクタの下腹部に配置されてい
るので、その補修点検をする場合、トラクタから
分離してその下方から取出さなければならなく、
極めて困難な作業となつている。
〔問題を解決するための手段〕
本考案は、このような従来技術の問題を、集草
箱5を走行車体後部に取付けるための部材21を
利用して、走行車体2をその後部が下側になるよ
うに立てておけるように構成することにより、解
決できるようにしたものである。
即ち、本考案の問題解決手段の具体的構成の特
徴とするところは、走行車体2の下腹部にモアー
3を装着し、走行車体2の後部にモアー3で刈取
つた刈草を収納する集草箱5を装着した刈取り集
草機において、前記走行車体2の後部にはその後
部を下側にして走行車体2を立てるためのスタン
ド部材21が設けられており、前記集草箱5はこ
のスタンド部材21に着脱自在に装着されている
点にある。
〔作用〕
走行車体2の後部に設けられたスタンド部材2
1は、接地させることにより走行車体2をその後
部が下側、前部が上側になる立姿勢αに立ててお
くことができ、走行車体2が走行可能な姿勢にあ
るとき、集草箱5を着脱自在に取付けておくため
の取付部材となる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1〜5図において、刈取り集草機1は小型ト
ラクタで示された走行車体2と、この走行車体2
の下腹部に装着されたミツドマウントモアー3
と、このモアー3で刈取つた刈草を送り機構4を
介して集草する集草箱5とを有している。
走行車体2は前輪6及び後輪7を有し、その後
輪7に対応して後輪フエンダ8が設けられ、左右
フエンダ8の前下部にステツプ9が配置されてい
る。10はハンドル、11は座席を夫々示す。
モアー3は装着機構13を介して走行車体2の
下腹部に着脱可能に装着されており、前記装着機
構13によつて、地面に追従すべく昇降自在であ
り、且つ路上走行時に持上げ保持可能となつてい
る。
送り機構4は右フエンダ8上に搭載されたブロ
ア15と、このブロア15とモアー3の草排出口
16に設けられた草ガイド17とを接続している
蛇腹式吸入ホース18と、ブロア15と集草箱5
とを連通している排出ホース19とを備えてい
る。この送り機構4のブロア15は、走行車体2
の右ステツプ9又はその他の位置に搭載したり、
集草箱5側に取付けたりすることができる。
21は集草箱5を取付けているスタンド部材で
ある。このスタンド部材21は走行車体2の背面
にボルト22を介して固定された取付板23と、
この取付板23から後方へ突設された多数本(例
えば4本)の前後パイプ24と、この前後パイプ
24の後端に固定された横パイプ25と、上下の
横パイプ25の端部と連結されている左右1対の
縦パイプ26とを有しており、取付板23及び各
パイプ24,25,26は溶接により強固に連結
されている。個パイプの代りに中実棒材又はアン
グル材等を用いても良い。
前記スタンド部材21は横パイプ25及び縦パ
イプ26が走行車体2に対して直角の面上に配置
されていて接地可能となつており、第3図に示す
ように走行車体2をその後部が下側に上部が上側
になるようにクレーン等で吊上げた後にスタンド
部材21を接地させると、走行車体2をこのスタ
ンド部材21で立姿勢αに保持することができ、
この時、走行車体2の腹部が前面に露出するの
で、そこに装着されるモアー3の底部も露出し、
モアー3を走行車体2から離脱することなく、そ
の補修点検を行なうことができる。
前記スタンド部材21を作用させる場合、走行
車体2は走行姿勢から90゜回動することになり、
その回動を円滑に行なうために、縦パイプ26の
下部を円弧状に形成しておくことが好ましい。
集草箱5は金網又はパンチングメタル等で形成
された箱28の前面に取付部29を有し、一側面
に蓋30の開閉機構31を備えている。
箱28は上部に排出ホース19を挿入する投入
口32が形成され、その底部は側面視V字形とな
つていて、後下部に開閉自在な蓋30を有してお
り、この蓋30を開放することにより、箱内部に
収納した刈草を落下排出可能となつている。
取付部29は板33の前面に左右1対の掛具3
4と係合具35と横止め具36とをネジ止め又は
溶着により固定して形成されており、スタンド部
材21の上横パイプ25に掛具34を掛けた後
に、下横パイプ25に係合具35を係合して上下
位置を規制し、それと同時に縦パイプ26に横止
め具36が係合することにより左右位置を設定し
ている。
前記係合具35及び横止め具36はバネ鋼で形
成されていて、各パイプ25,26に弾力的に係
合し且つ自由な離脱を阻止すべく形成されてい
る。尚、左右掛具34又は係合具35を前後パイ
プ24に当接する位置に設ければ、それにより左
右方向の位置決めが行なわれるので、横止め具3
6を省略することができる。
開閉機構31は板33又は箱28に固定のブラ
ケツト38にレバー39を枢支し、蓋30にベル
クランク40を枢支すると共に、蓋30の下部に
フツク41を枢支しており、レバー39とベルク
ランク40の一端はロツド42を介して、ベルク
ランク40の他端とフツク41とは摺動ロツド4
3を介して夫々連結されており、蓋30には更に
ストツパ44が設けられ、箱28下部にはフツク
41係合用ピン45が設けられている。
第1図に示す状態で、フツク41がピン45に
係合して蓋30の自然開放を阻止しており、この
状態からレバー39を矢印A方向に若干回動する
と、第5図に示すようにロツド31を介してベル
クランク40が回動され、摺動ロツド43は1対
のスプリング46,47を介してフツク41を時
計方向Bに回動してピン45から離脱される。
フツク41がピン45から離脱した状態でベル
クランク40はストツパ44に当接し、この状態
(第5図実線で示す)から更にレバー39を矢印
A方向に回動すると、ベルクランク40がストッ
パ44によつて回動阻止されているので、蓋30
が枢軸48を中心に回動して、第5図仮想線で示
す位置まで開放される。
蓋30を閉鎖する場合は、レバー39を矢印A
とは逆方向に回動すると、ロツド42及びベルク
ランク40を介して蓋30は閉鎖回動し、フツク
41は先端の傾斜案内面41aがピン45に当つ
てスプリング46に抗して若干回動しながらピン
45に係合する。尚、蓋30と箱28との間に蓋
30を閉鎖方向に作用するスプリングを設けても
良く、そうすれば、フツク41の傾斜案内面41
aは不要となる。
前記開閉機構31は蓋30を閉鎖したときにフ
ツク41をピン45に係合させるので、振動又は
刈草重量による蓋30の自然開放を阻止でき、し
かも1本のレバー39で蓋30を簡単に開閉でき
る。
〔考案の効果〕
以上詳述した本考案によれば、走行車体2の後
部にスタンド部材21が設けられているので、走
行車体2をその後部が下側になるように立てるこ
とができ、下腹部に装着したモアー3を離脱させ
ることなく簡単に補修点検することができ、ま
た、スタンド部材21は集草箱5の取付けに兼用
することができ、専用の集草箱取付けステーを設
ける必要がなく、製品コストを低下させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示しており、第1図は
側面図、第2図は平面図、第3図はスタンド部材
の使用状態図、第4図は要部の分解斜視図、第5
図は要部の一部断面側面図である。 1……刈取り集草機、2……走行車体、3……
モアー、4……送り機構、5……集草箱、21…
…スタンド部材、23……取付板、26……縦パ
イプ、α……立姿勢。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行車体2の下腹部にモアー3を装着し、走行
    車体2の後部にモアー3で刈取つた刈草を収納す
    る集草箱5を装着した刈取り集草機において、前
    記走行車体2の後部にはその後部を下側にして走
    行車体2を立てるためのスタンド部材21が設け
    られており、前記集草箱5はこのスタンド部材2
    1に着脱自在に装着されていることを特徴とする
    刈取り集草機。
JP18661084U 1984-12-07 1984-12-07 Expired JPH0214349Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18661084U JPH0214349Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18661084U JPH0214349Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61100942U JPS61100942U (ja) 1986-06-27
JPH0214349Y2 true JPH0214349Y2 (ja) 1990-04-19

Family

ID=30744072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18661084U Expired JPH0214349Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0518896Y2 (ja) * 1986-12-26 1993-05-19

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JPS61100942U (ja) 1986-06-27

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