JP2000166305A - 整地キャリア - Google Patents

整地キャリア

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JP2000166305A
JP2000166305A JP10374981A JP37498198A JP2000166305A JP 2000166305 A JP2000166305 A JP 2000166305A JP 10374981 A JP10374981 A JP 10374981A JP 37498198 A JP37498198 A JP 37498198A JP 2000166305 A JP2000166305 A JP 2000166305A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
soil
carrier
plow
central
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10374981A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Suzuki
貞夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzutec Co Ltd
Original Assignee
Suzutec Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 畦際の作業容易化。 【構成】 トラクタの後部に設けられ、前壁9と底壁1
0と左右側壁11とを有し、前記底壁10には開閉蓋3
0により開閉される開口部を設け、該開口部には下方に
突き出て圃場の土を削って流入させる犂体14を設けた
整地キャリアにおいて、前記開口部は中央の中央開口部
12と該中央開口部12の左右何れか一側に設けた側部
開口部13とにより構成し、中央開口部12と側部開口
部13の何れか一方を選択使用するように構成した整地
キャリア。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、整地キャリアの取付装
置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来公知の特公平2−6889号公報に
は、小さな犂を取付けた容器をトラクタで牽引し、前記
犂により削った土を前記容器に収納して運搬するように
した整地キャリアと呼ばれる構成について記載されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、整地キ
ャリアの中央一か所に開口部を設け、これに犂を設けて
いるので、畦際での作業が面倒である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、トラクタの後
部に設けられ、前壁9と底壁10と左右側壁11とを有
し、前記底壁10には開閉蓋30により開閉される開口
部を設け、該開口部には下方に突き出て圃場の土を削っ
て流入させる犂体14を設けた整地キャリアにおいて、
前記開口部は中央の中央開口部12と該中央開口部12
の左右何れか一側に設けた側部開口部13とにより構成
し、中央開口部12と側部開口部13の何れか一方を選
択使用するように構成した整地キャリアとしたものであ
る。本発明は、前記中央開口部12に設ける中央犂体1
4aは中央に稜線を形成して流入する土を左右に振り分
けるように、側部開口部13に設ける側部犂体14bは
反側部開口部13側に土を流入させる傾斜面に、夫々形
成した整地キャリアとしたものである。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は四輪型トラクタで、その後部には、トップリンク2
と、ロワーリンク3と、リフトアーム4が設けられる。
リフトアーム4の先端にはロッド5の上端を軸止し、ロ
ッド5の下端はロワーリンク3に軸着される。トップリ
ンク2およびロワーリンク3の後端にはL型取付枠6が
軸止される。
【0006】トップリンク2はL型取付枠6の上部に軸
止され、ロワーリンク3はL型取付枠6の上下中間のピ
ン7に軸止される。8は整地キャリアであり、9は整地
キャリア8の前壁、10は整地キャリア8の底壁、11
は整地キャリア8の側壁である。整地キャリア8には後
壁が取付けられるが、図示はされていない。底壁10の
前側には、中央開口部12と、側部開口部13とを設
け、12と13には夫々犂体(中央犂体14a、側部犂体1
4b)14を取付ける。四輪型トラクタ1が前進する
と、犂犂体14により地表面を削り、中央開口部12ま
たは側部開口部13より整地キャリア8内に貯留する。
【0007】即ち、通常の作業は中央開口部12で行う
が、畦際の場合に中央開口部12で行うと、側壁11が
邪魔をして畦に近付けないが、側部開口部13を使用す
ることで、犂体14を畦に近接させることができ、畦際
の土回収を容易にする。前記整地キャリア8はダンプ自
在であり、そのため、L型取付枠6の水平部15の後端
を、整地キャリア8の下面にピン16により軸着する。
【0008】しかして、前記犂体14の取付構成は要件
ではないが、一例を示すと、前記中央開口部12および
側部開口部13内には左右一対のステー20を設け、該
ステー20に前記犂体14を軸21により回動自在に取
付け、前記軸21には犂体14が常時起立するようにバ
ネ22を設ける。犂体14の上部前面にはロック用軸筒
23を軸24により回転自在に取付け、ロック用軸筒2
3にはロック軸25の基部を固定し、ロック軸25の先
端は挿通孔26より挿通させてナット27を螺合させ
る。したがって、ナット27の位置を変更することによ
り犂体14の起立角度が変更され、土の流入量が変化す
る。
【0009】犂体14は前記中央開口部12および側部
開口部13に設けた開閉蓋30により閉塞すると、犂体
14は回動して略水平状態で格納される。しかして、前
記中央開口部12に設ける中央犂体14aは中央に稜線
31を形成し、中央開口部12より流入する土を左右に
振り分けるように構成し、側部開口部13に設ける側部
犂体14bは反側部開口部13側に土を流入させる傾斜
面32に構成する。
【0010】
【作用】次に作用を述べる。中央開口部12または側部
開口部13のうち使用する方の開閉蓋30を上動させて
開放し、使用しない方は開閉蓋30により閉塞をする。
犂体14は開閉蓋30により蓋がされると、略水平状態
に格納され、開閉蓋30により開口しているとバネ22
の弾力により起立し、ロック軸25のナット27により
所定角度に保持される。
【0011】この状態で前進すると、圃場の土は犂体1
4により削られ、削られて土は中央開口部12または側
部開口部13より整地キャリア8内に流入する。この場
合、整地キャリア8には中央の中央開口部12とその左
右何れか一側に側部開口部13を設けているから、圃場
の中央の場合は中央開口部12を使用し、畦際では側部
開口部13を使用する。したがって、畦際でも側部開口
部13によりぎりぎりに近づいて土を回収できる。
【0012】即ち、整地キャリア8は圃場の土を回収し
て運搬し、これを播種作業等に利用するだけでなく、本
来、圃場内の土を均平にするため、盛り上がっている土
を削って、凹んでいる所に運搬して放擲するためにも使
用する。圃場は経年変化により、中央側が凹み、畦際に
土が寄る現象が多く見られるが、側部開口部13により
畦際にぎりぎりに近づいて土を回収できるので、均平作
業を一層容易にできる。
【0013】しかして、中央開口部12に設ける中央犂
体14aは中央に稜線31を形成し、中央開口部12か
ら流入する土を左右に振り分け、整地キャリア8内の左
右両側に土を流入させることができる。また、側部開口
部13に設ける側部犂体14bは一方側に傾斜面32を
形成し、傾斜面32は側部開口部13側を高く反側部開
口部13側を低く傾斜させて形成しているから、側部開
口部13から流入する土を側部開口部13と反対側の整
地キャリア8内に流入させ、2種類の犂体14を使用す
るので、効率よく土を流入させて運搬できる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、トラクタの後部に設けられ、
前壁9と底壁10と左右側壁11とを有し、前記底壁1
0には開閉蓋30により開閉される開口部を設け、該開
口部には下方に突き出て圃場の土を削って流入させる犂
体14を設けた整地キャリアにおいて、前記開口部は中
央の中央開口部12と該中央開口部12の左右何れか一
側に設けた側部開口部13とにより構成し、中央開口部
12と側部開口部13の何れか一方を選択使用するよう
に構成した整地キャリアとしたものであるから、畦際で
の作業を容易に行え、作業効率を向上させる。本発明
は、前記中央開口部12に設ける中央犂体14aは中央
に稜線を形成して流入する土を左右に振り分けるよう
に、側部開口部13に設ける側部犂体14bは反側部開
口部13側に土を流入させる傾斜面に、夫々形成した整
地キャリアとしたものであるから、整地キャリア内の隅
々への土の流入を自動的に行えて、操作性、作業性を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 トラクタに整地キャリアを取付けた一部破断
側面図。
【図2】 整地キャリアの後方斜視図。
【図3】 犂体の平面図。
【図4】 同格納状態側面図。
【図5】 同使用状態側面図。
【図6】 側部開口部の平面図。
【符号の説明】
1…四輪型トラクタ、2…トップリンク、3…ロワーリ
ンク、4…リフトアーム、5…ロッド、6…L型取付
枠、7…ピン、8…整地キャリア、9…前壁、10…底
壁、11…側壁、12、13…開口部、14…犂、15
…水平部、16…ピン、20…ステー、21…軸、22
…バネ、23…ロック用軸筒、24…軸、25…ロック
軸、26…挿通孔、27…ナット、30…開閉蓋、31
…稜線、32…傾斜面。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月26日(1999.3.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラクタの後部に設けられ、前壁9と底
    壁10と左右側壁11とを有し、前記底壁10には開閉
    蓋30により開閉される開口部を設け、該開口部には下
    方に突き出て圃場の土を削って流入させる犂体14を設
    けた整地キャリアにおいて、前記開口部は中央の中央開
    口部12と該中央開口部12の左右何れか一側に設けた
    側部開口部13とにより構成し、中央開口部12と側部
    開口部13の何れか一方を選択使用するように構成した
    整地キャリア。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記中央開口部12
    に設ける中央犂体14aは中央に稜線を形成して流入す
    る土を左右に振り分けるように、側部開口部13に設け
    る側部犂体14bは反側部開口部13側に土を流入させ
    る傾斜面に、夫々形成した整地キャリア。
JP10374981A 1998-12-10 1998-12-10 整地キャリア Withdrawn JP2000166305A (ja)

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JP10374981A JP2000166305A (ja) 1998-12-10 1998-12-10 整地キャリア

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002191202A (ja) * 2000-12-28 2002-07-09 Fuji Trailer Manufacturing Co Ltd 圃場整地機
JP2019062868A (ja) * 2017-10-05 2019-04-25 株式会社富士トレーラー製作所 圃場整地機
JP2020028303A (ja) * 2017-10-05 2020-02-27 株式会社富士トレーラー製作所 圃場整地機
US11542679B2 (en) 2019-06-26 2023-01-03 Jdc Corporation Scraper vehicle, method of controlling the same, and towing vehicle

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Effective date: 20060307