JP2017196989A - 作業車 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】作業車は、ヘッドライト49を備えた乗用型の走行車体1と、走行車体1の前部に連結されるフロントローダ2とを備え、走行車体1は、ヘッドライト49よりも車体上側の位置に配置されるローダ作業用の作業灯50を備え、作業灯50は、接地したフロントローダ2の前端側を照らす斜め前下向きの姿勢で走行車体1に装備されている。
【選択図】図3
Description
上記の構成では、夜間のローダ作業時には、ボンネットの前端部に装備されたヘッドライトによって走行車体の前方を照らしながら作業を行うのであるが、ヘッドライトの位置が低いため、バケットが接地又は略接地する高さ位置までフロントローダを下降させた低位置での掬い作業などにおいては、ヘッドライトからの光がバケットなどで遮られることで、運転者は、バケットの前端位置やその前方に位置する土砂などの作業対象物の視認が行い難くなっている。
その結果、夜間のローダ作業が行い難くなり、作業効率の低下を招くようになっていた。
本発明に係る作業車は、ヘッドライトを備えた乗用型の走行車体と、前記走行車体の前部に連結されるフロントローダとを備え、
前記走行車体は、前記ヘッドライトよりも車体上側の位置に配置されるローダ作業用の作業灯を備え、
前記作業灯は、接地した前記フロントローダの前端側を照らす斜め前下向きの姿勢で前記走行車体に装備されている。
その結果、夜間のローダ作業が行い易くなり、夜間のローダ作業での作業効率の低下を防止することができる。
前記走行車体は、その前部にボンネットを備え、
前記作業灯は、前記ボンネットの前部上端部位に配備されている。
これにより、作業灯からの光でバケットの前端部や前方をより明るく照らすことができ、よって、運転者は、低位置での掬い作業などにおいて、バケットの前端位置やその前方に位置する土砂などの作業対象物の視認が更に行い易くなる。
その結果、夜間のローダ作業が更に行い易くなり、夜間のローダ作業での作業効率の低下をより効果的に防止することができる。
前記ボンネットは、その前部上端の左右中央部位にセンタマスコット用の取付部を備え、
前記作業灯は、前記取付部に取り付けられている。
その結果、構成の簡素化及び組み付け性の向上を図りながら、夜間のローダ作業での作業効率の低下を防止することができる。
前記走行車体は、その前端部よりも車体前側に位置して前記前端部を保護するフロントガードを備え、
前記作業灯は、前記フロントガードの上端部に取り付けられている。
これにより、作業灯からの光でバケットの前端部や前方をより好適に明るく照らすことができ、よって、運転者は、低位置での掬い作業などにおいて、バケットの前端位置やその前方に位置する土砂などの作業対象物の視認が更に行い易くなる。
その結果、夜間のローダ作業が更に行い易くなり、夜間のローダ作業での作業効率の低下をより効果的に防止することができる。
又、図2に記載した符号Fの矢印が指し示す方向がトラクタの前側であり、符号Lの矢印が指し示す方向がトラクタの左側である。
これにより、運転者は、右腕を右側のアームレスト17Aに乗せた状態で、右手で操作レバー22を楽に操作することができる。その結果、ローダ作業時における運転者の疲労度を軽減することができる。又、運転者が運転部5に対して車体右側から乗降する場合に、運転者が操作レバー22に接触し難くなることから、運転部5に対する車体右側からの乗降が行い易くなる。
上記の構成により、夜間のローダ作業時には、作業灯50を使用することにより、前述した低位置での掬い作業などにおいては、バケット27などで遮られ難い作業灯50からの光で、バケット27の前端部や前方などを明るく照らすことができる。これにより、運転者は、低位置での掬い作業などにおいて、バケット27の前端位置やその前方に位置する土砂などの作業対象物Aの視認が行い易くなる。
その結果、夜間のローダ作業が行い易くなり、夜間のローダ作業での作業効率の低下を防止することができる。
つまり、作業灯50を取り付けるための新たな構成を追加することなく、作業灯50を、ボンネット35における前部上端の左右中央部位に簡単に組み付けることができる。
そして、この組み付けにより、作業灯50を、走行車体1におけるヘッドライト49よりも車体上側でバケット27などに近い位置、言い換えると、低位置での掬い作業などにおいて、作業灯50からの光がバケット27やボンネット35の前端部などで遮られ難い位置に配備することができる。
これにより、作業灯50からの光でバケット27の前端部や前方をより明るく照らすことができ、よって、運転者は、低位置での掬い作業などにおいて、バケット27の前端位置やその前方に位置する土砂などの作業対象物Aの視認が更に行い易くなる。
その結果、構成の簡素化及び組み付け性の向上を図りながら、夜間のローダ作業が更に行い易くなり、夜間のローダ作業での作業効率の低下をより効果的に防止することができる。
これにより、作業者は、作業灯50の電線50Cを取付部35Aの第2貫通孔35bに通した後、取付部35Aの各第1貫通孔35aに差し入れた2本のボルト56を前後の埋込ナット50Bにねじ込むことで、作業灯50を、ボンネット35における前部上端の左右中央部位に簡単に組み付けることができる。
本発明は、上記の実施形態で例示した構成に限定されるものではなく、以下、本発明の代表的な別実施形態を例示する。
例えば、作業車は、左右の後輪7に代えて左右のクローラを備えるミクローラ仕様に構成されていてもよい。
例えば、作業車は、左右の前輪6及び左右の後輪7に代えて左右のクローラを備えるフルクローラ仕様に構成されていてもよい。
例えば、作業車は、エンジンの代わりに電動モータを備える電動仕様に構成されていてもよい。
例えば、作業車は、エンジンと電動モータとを備えるハイブリッド仕様に構成されていてもよい。
例えば、作業車は、DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルタ)を有する排気処理装置を備える構成であってもよい。
例えば、作業車は、フロントガード36を備えない構成であってもよい。
例えば、作業灯50は、ボンネット35におけるセンタマスコットとの隣接部位に配備されていてもよい。
例えば、作業灯50は、ボンネット35における前後中間部の上端部位に配備されていてもよい。
この構成によると、作業灯50を、走行車体1におけるヘッドライト49よりも車体上側でバケット27などに最も近い位置、言い換えると、低位置での掬い作業などにおいて、作業灯50からの光が、走行車体1の前端部で遮られることなく、又、バケット27で遮られ難い位置に配備することができる。
これにより、作業灯50からの光でバケット27の前端部や前方をより好適に明るく照らすことができ、よって、運転者は、低位置での掬い作業などにおいて、バケット27の前端位置やその前方に位置する土砂などの作業対象物Aの視認が更に行い易くなる。
その結果、夜間のローダ作業が更に行い易くなり、夜間のローダ作業での作業効率の低下をより効果的に防止することができる。
2 フロントローダ
35 ボンネット
35A センタマスコット用の取付部
36 フロントガード
49 ヘッドライト
50 ローダ作業用の作業灯
Claims (4)
- ヘッドライトを備えた乗用型の走行車体と、前記走行車体の前部に連結されるフロントローダとを備え、
前記走行車体は、前記ヘッドライトよりも車体上側の位置に配置されるローダ作業用の作業灯を備え、
前記作業灯は、接地した前記フロントローダの前端側を照らす斜め前下向きの姿勢で前記走行車体に装備されている作業車。 - 前記走行車体は、その前部にボンネットを備え、
前記作業灯は、前記ボンネットの前部上端部位に配備されている請求項1に記載の作業車。 - 前記ボンネットは、その前部上端の左右中央部位にセンタマスコット用の取付部を備え、
前記作業灯は、前記取付部に取り付けられている請求項2に記載の作業車。 - 前記走行車体は、その前端部よりも車体前側に位置して前記前端部を保護するフロントガードを備え、
前記作業灯は、前記フロントガードの上端部に取り付けられている請求項1に記載の作業車。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016088385A JP6697943B2 (ja) | 2016-04-26 | 2016-04-26 | 作業車 |
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US16/425,233 US10933920B2 (en) | 2015-11-09 | 2019-05-29 | Work vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016088385A JP6697943B2 (ja) | 2016-04-26 | 2016-04-26 | 作業車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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ID=60237182
Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019073805A1 (ja) | 2017-10-10 | 2019-04-18 | キヤノン株式会社 | エレクトロクロミック素子、光学フィルタ、レンズユニット、撮像装置、および、窓材 |
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2016
- 2016-04-26 JP JP2016088385A patent/JP6697943B2/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2019073805A1 (ja) | 2017-10-10 | 2019-04-18 | キヤノン株式会社 | エレクトロクロミック素子、光学フィルタ、レンズユニット、撮像装置、および、窓材 |
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JP6697943B2 (ja) | 2020-05-27 |
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