JPH0729249Y2 - 作業車のエアクリーナー取付構造 - Google Patents

作業車のエアクリーナー取付構造

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JPH0729249Y2
JPH0729249Y2 JP11600088U JP11600088U JPH0729249Y2 JP H0729249 Y2 JPH0729249 Y2 JP H0729249Y2 JP 11600088 U JP11600088 U JP 11600088U JP 11600088 U JP11600088 U JP 11600088U JP H0729249 Y2 JPH0729249 Y2 JP H0729249Y2
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JP
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air cleaner
lid
opening
mounting structure
work vehicle
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JP11600088U
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JPH0237257U (ja
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宗之 河瀬
晃志 黒見
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンバイン、トラクタ等の作業車のエアクリ
ーナー取付構造に係るものであり、詳しくは、着脱自在
な蓋体を装着したエアクリーナーを機体に内装するとと
もに、前記蓋体を、この蓋体の外側面が機体外側面と略
同一面上に位置する状態で、前記機体外側面に形成され
た開口部に臨設してある作業車のエアクリーナー取付構
造に関する。
〔従来の技術〕
従来では、第6図に示すように、冒記したエアクリーナ
ー取付構造における開口部(25)は円形であり、円形の
蓋体(18)は、その外周全域に亘って開口部(25)の口
縁との間に間隙部(28)を形成させて、前記開口部(2
5)へ臨設していた。前記間隙部(28)は、蓋体(18)
を着脱するときの手指、工具等による蓋体(18)掴み代
として設けてあるものであった。(文献を示すことがで
きない) 〔考案が解決しようとする課題〕 一般に、作業車におけるエアクリーナーは、機体外側面
より突出していれば障害物と接当し易いのでこれを避け
るようにすることと、エアクリーナーエレメントの掃
除、交換等のメインテナンス作業をし易くすることとを
両立するために、冒記したエアクリーナー取付構造を採
っていた。
前記従来技術では、エアクリーナーの蓋体を着脱する際
の作業をし易くするために、その外周全域に亘って開口
部の口縁との間に間隙を形成してあるが、この間隙から
泥、ゴミ等の異物が機体内部へ入ることや、外観的な面
を考慮する関係上、手指が入り易い程広い間隙に設定で
きないことから、中途半端な間隙となって、この間隙に
手指が入り難く、蓋体の着脱作業が行い易いとは言えな
いものであった。
また、蓋体は、その外周全域に亘って開口部と離間した
位置で取り付け作業をすることになり、前記開口部は蓋
体をエアクリーナー本体へ導く作用を持たないので、エ
アクリーナー本体への位置決めが行い難いものでもあ
り、蓋体の着脱作業が煩わしいものであった。
本考案は、上記実状に鑑みて、エアクリーナー取付構造
を工夫することにより、間隙からの異物の侵入を極力防
止しながらも、上記問題点を解消することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、冒記した作業車
のエアクリーナー取付構造において、前記開口部の口縁
には、前記蓋体を前記エアクリーナー本体への装着位置
へ導く摺接案内部と、前記蓋体の装着状態における手指
挿入用の間隙部とを形成してあることを特徴構成とする
ものである。
〔作用〕
前記構成によれば、間隙部を手指が挿入し易い十分な大
きさに形成できるとともに、この間隙部以外の開口部に
は、蓋体外周との間に間隙を設ける必要はなくなる。
また、開口部に形成された摺接案内部によって、蓋体
は、その装着作業時には自動的にエアクリーナー本体の
装着位置へ誘導案内される。
〔考案の効果〕
従って、間隙部に手指を挿入しての蓋体着脱作業が容易
に行なえるとともに、摺接案内部の案内作用によって、
蓋体のエアクリーナー本体への位置決め作業は自動的、
かつ、確実に行なえるものとなる。
そして、摺接案内部、および間隙部以外の部分において
は、開口部と蓋体とは極力隙間の無いように配置可能で
あり、全体として泥、ゴミ等の異物の侵入を極力防止で
きるようにもし得た。もって、従来の問題点を改善する
ことができた。
〔実施例〕
以下に、本考案による実施例を作業車の一例であるコン
バインに適用した場合を挙げて、図面に基づいて説明す
る。
第4図に、機体前部に刈取部(1)、後部に脱穀部
(2)を備え、中央部に操縦部(3)を設けるとともに
クローラ走行装置(4)で走行可能に構成されたコンバ
インが示されている。
前記操縦部(3)には操縦席(5)が備えてあり、この
操縦席(5)は、エンジン(6)をカバーするボンネッ
ト(7)の上面に固設してあり、このボンネット(7)
の内部には前記エンジン(6)以外に、ラジエータ
(8)、エアクリーナー(17)、等の補機類も配設され
ている。
第3図に示すように、ボンネット(7)の側面部にはラ
ジエータ(8)へ流入する冷却用空気を浄化するため
に、集塵網(9)を備えた濾過室(10)が一体的に形成
してあり、この濾過室(10)の内側にラジエータ
(8)、ラジエータファン(11)、エンジン(6)がこ
の記載順に横向きで配置されている。そして、ボンネッ
ト(7)内部の下方で、かつ、ラジエータ(8)の後寄
り位置にはエアクリーナー(17)が取り付けられてあ
り、次に、このエアクリーナー(17)について詳述す
る。
そのエアクリーナー(17)は、第2図に示すように、横
向き姿勢のケース(17A)内に筒状のクリーナエレメン
トアッシ(17B)を、そのケース(17A)の内部空間を中
心部(17a)とその周りの環状部(17b)とに仕切る状態
に設け、前記ケース(17A)の周壁のうち軸芯方向一端
側の部分に環状部(17b)への吸気入口(17c)を、か
つ、軸芯方向他端側の部分にエンジン吸気中から捕捉し
た塵埃をその吸気の一部とともに環状部(17b)からケ
ース(17A)外に下向きに向けて排出する塵埃排出口(1
7d)を夫々形成し、前記ケース(17A)の一端壁に中心
部(17a)からの吸気出口(17e)を形成して構成されて
いる。前記排出口(17d)はラジエータ(8)のシュラ
ウド面(12)より下方で、かつ、ファン(11)がカバー
(13)の内側縁(14)より外側の位置に設けられてい
る。前記吸気入口(17c)には、前記濾過室(10)へ連
通する連通管体(15)が接続されている。前記ケース
(17A)の他端壁は、着脱自在な蓋体(18)に構成され
ており、この蓋体(18)は、前記ケース(17A)の一端
壁側に前記中心部に位置する状態で連結したステー(1
9)に、蝶ボルト(20)を介して取付けられている。
また、前記ケース(17A)内には、吸気入口(17c)から
環状部(17b)に流入した吸気に軸芯周りの旋回力を付
与するフィン(21)が設けられており、前記塵埃排出口
(17d)には、通常は閉じており、前記環状部内の圧力
が設定以上となるとそれ自身の弾性に抗して開く弾性材
料製の弁(22)が付設されている。
そして、前記エアクリーナー(17)は、その側面視円形
状の蓋体(18)の外側面(16)が、内向きチャンネル型
断面の主フレーム(23)の外側面(24)と略同一面上に
位置する状態に配置されているとともに、前記蓋体(1
8)を、前記機体の外側面となる主フレーム(23)の外
側面(24)に形成された開口部(25)に臨設してあり、
ケース(17A)は、左右の主フレーム(23),(23)を
連結する連結部材(26)にブラケット(17f)を介して
固設してある。
第1図に示すように、前記開口部(25)はバーリング加
工等によって端面を内側方へ折り曲げて強度を向上でき
るようにしてあり、この開口部(25)の口縁形状を、前
記蓋体(18)をエアクリーナー(17)のステー(19)へ
の装着位置へ導くように、前記蓋体(18)が隙間なく入
る程度の円形に形成するとともに、前記蓋体(18)のス
テー(19)への装着状態における蓋体(18)を掴むため
の手指挿入用の間隙部(28)を、180°対向する位置関
係で2箇所設けるようにしてある。つまり、2箇所の間
隙部(28)の間の開口部(25)の口縁が摺接案内部(2
7)(,(27)となるのである。
〔別実施例〕
第5図に示すように、蓋体(18)を四角形に形成すると
ともに、4箇所の摺接案内部(27)、および4箇所の間
隙部(28)を有した開口部(25)に臨設させるようにし
ても良い。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る作業車のエアクリーナー取付構造の
実施例を示し、第1図は側面図、第2図はエアクリーナ
ーの縦断面図、第3図はボンネット内部の構造を示す後
面図、第4図はコンバインの側面図、第5図は別実施例
を示す側面図、第6図は従来例を示す側面図である。 (16)……外側面、(17)……エアクリーナー、(18)
……蓋体、(24)……機体外側面、(25)……開口部、
(27)……摺接案内部、(28)……間隙部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】着脱自在な蓋体(18)を装着したエアクリ
    ーナー(17)を機体に内装するとともに、前記蓋体(1
    8)を、この蓋体(18)の外側面(16)が機体外側面(2
    4)と略同一面上に位置する状態で、前記機体外側面(2
    4)に形成された開口部(25)に臨設してある作業車の
    エアクリーナー取付構造であって、前記開口部(25)の
    口縁には、前記蓋体(18)を前記エアクリーナー(17)
    本体への装着位置へ導く摺接案内部(27)と、前記蓋体
    (18)の装着状態における手指挿入用の間隙部(28)と
    を形成してある作業車のエアクリーナー取付構造。
JP11600088U 1988-09-02 1988-09-02 作業車のエアクリーナー取付構造 Expired - Lifetime JPH0729249Y2 (ja)

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JP11600088U JPH0729249Y2 (ja) 1988-09-02 1988-09-02 作業車のエアクリーナー取付構造

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JPH0237257U JPH0237257U (ja) 1990-03-12
JPH0729249Y2 true JPH0729249Y2 (ja) 1995-07-05

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JPH0237257U (ja) 1990-03-12

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