JP3405665B2 - ボンネット付きエンジン作業機 - Google Patents

ボンネット付きエンジン作業機

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JP3405665B2 JP25814297A JP25814297A JP3405665B2 JP 3405665 B2 JP3405665 B2 JP 3405665B2 JP 25814297 A JP25814297 A JP 25814297A JP 25814297 A JP25814297 A JP 25814297A JP 3405665 B2 JP3405665 B2 JP 3405665B2
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、トラクターやエン
ジン発電機などのエンジン作業機に関し、特にボンネッ
ト内にラジエータを配置したボンネット付きエンジン作
業機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】上述のボンネット内にラジエータを配置
したエンジン作業機では、ラジエータとボンネットの内
面との間に隙間があると、ラジエータを通過して暖まっ
た外気が、上記ラジエータとボンネットの内面との隙間
を通り抜けてラジエータの外気流入側に戻ってしまう。
そして、上記ラジエータの外気流入側に戻った暖気が、
ボンネット外から流れ込んできた冷たい外気を暖めてし
まって、ラジエータでの冷却水の冷却効果を低下させて
しまう。 【0003】このため、ボンネットの内面またはラジエ
ータの外面にスポンジを貼り付け、そのスポンジによっ
てラジエータとボンネットの内面との隙間を塞ぐことに
よって、上記ラジエータを通過した外気のラジエータの
外気流入側への戻りを阻止していた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、通常、エン
ジン作業機では、ラジエータの外気流入側にエアクリー
ナやバッテリなどを配置してあり、これに伴ってエンジ
ンや操作盤などから上記エアクリーナなどへ接続するた
めのエアパイプや電線などの配管を、上記ラジエータと
ボンネットの内面との間に通していた。 【0005】このため、上述のようにラジエータとボン
ネットの内面との隙間をスポンジで塞ごうとしても、上
記配管があるために上記隙間の形状が複雑となって上記
ラジエータとボンネットの内面との間を完全に塞ぐこと
が困難であった。この結果、スポンジと配管などとの間
に隙間が生じてしまい、その隙間を通って上記ラジエー
タを通過した外気がラジエータの外気流入側へ戻り、ラ
ジエータでの冷却水の冷却効果を低下させていた。 【0006】そして、かかるラジエータの冷却効果の低
下を補うため、従来、ラジエータを大きくしたり、ラジ
エータファンの羽根の枚数を増やしたり、あるいはラジ
エータファンの回転数を高くしていた。このため、エン
ジン作業機の大型化やラジエータファン及びその駆動構
造の複雑化を招いていた。 【0007】本発明は、ラジエータの外気流入側と外気
流出側との間を確実に遮断して、ラジエータを通過して
暖まった外気のラジエータの外気流入側への戻りを確実
に防止することを目的とする。さらに、本発明は、配管
の取り付けが容易でありながら、ラジエータの外気流入
側と外気流出側との間を確実に遮断できるようにするこ
とを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】[請求項1] 請求項1の発明は、上記の目的を達成するために、例え
ば図1と図2とに示すように、次のように構成したもの
である。ボンネット(1)内にラジエータ(3)を配置し、
ラジエータ(3)に外気を通過させて冷却するとともに、
ラジエータ(3)の外気流入側に配置したエアクリーナ
(6)やバッテリー(7)などへ接続する配管(16)(17)をラ
ジエータ(3)とボンネット(1)の内面との間に通すよう
に構成したボンネット付きエンジン作業機において、ボ
ンネット(1)内に、ラジエータ(3)の外気流入側と外気
流出側との間を仕切る遮風板(12)を配置し、遮風板(12)
の外縁をボンネット(1)の内面に沿うように構成し、遮
風板(12)の外縁に沿って弾性部材からなる封止帯(13)を
周設し、封止帯(13)がボンネット(1)の内面に密着する
ように構成し、遮風板(12)に配管通過孔(14)(15)を設
け、配管通過孔(14)(15)と配管(16)(17)の外周面とが隙
間なく嵌合するように構成したものである。 【0009】 【0010】加えて、例えば図4から図7に示すよう
に、次のように構成したものである。遮風板(21)の外縁
部(22)を切り欠いて配管通過孔としての切り欠き(24)(2
6)を設け、その切り欠き(24)(26)に配置される配管(23)
(25)の外周面のうち、ボンネット(1)の内面に対面する
配管(23)(25)の外周面(23a)(25a)をボンネット(1)の
内面に沿う形状にしたものである。 【0011】 【作用】[請求項1] 上記請求項1の発明は、例えば図1と図2とに示すよう
に、次のように作用する。エンジン(2)が運転されてラ
ジエータファン(4)が駆動されると、図2中の矢印Aに
示すように、ボンネット(1)外の冷たい外気が、ボンネ
ット(1)内に流れ込んでラジエータ(3)を通過し、その
ラジエータ(3)内の冷却水を冷却する。また、上記ラジ
エータ(3)を通過した外気は、下流側のエンジン(2)な
どを冷却する。 【0012】一方、遮風板(12)によって、ボンネット
(1)内でのラジエータ(3)の外気流出側と外気流入側と
が遮断されることにより、上記ラジエータ(3)を通過し
た外気が、ラジエータ(3)とボンネット(1)の内面との
間を通ってラジエータ(3)の外気流入側へ戻ることが防
がれる。しかも、遮風板(12)の外縁に沿って周設してあ
る封止帯(13)がボンネット(1)の内面に密着することに
より、遮風板(12)とボンネット(1)の内面との間に隙間
が生じることが防がれ、上記外気のラジエータ(3)の外
気流入側への戻りがより確実に防がれる。そのうえ、ボ
ンネット(1)を遮風板(12)の上方から覆い被せる簡単な
作業で、封止帯(13)とボンネット(1)の内面とを密着で
きるため、ボンネット(1)をエンジン作業機に取り付け
る際に、遮風板(12)とボンネット(1)の内面との間を塞
ぐための特別の作業を要しない。 【0013】また、ラジエータ(3)の外気流入側に配置
されたエアクリーナ(6)やバッテリー(7)などへの配管
(16)(17)が、遮風板(12)の配管通過孔(14)(15)と隙間な
く嵌合することにより、上記ラジエータ(3)を通過した
外気が、上記配管(16)(17)と遮風板(12)との隙間を通っ
て、ラジエータ(3)の外気流入側へ戻ることが防がれ
る。 【0014】 【0015】加えて、例えば図4から図7に示すよう
に、次のように作用する。即ち、遮風板(21)の外縁部(2
2)を切り欠いて、配管通過孔としての切り欠き(24)(26)
を形成する一方で、その切り欠き(24)(26)に配置される
配管(23)(25)の外周面のうち、ボンネット(1)の内面に
対面する配管(23)(25)の外周面(23a)(25a)をボンネッ
ト(1)の内面に沿う形状にしたことにより、配管(23)(2
5)を遮風板(21)の切り欠き(24)(26)に嵌合させるだけ
で、配管(23)(25)を遮風板(21)へ取り付けることができ
る。 【0016】 【発明の効果】[請求項1] 上記請求項1の発明は、上記のように構成され作用する
ことから次の効果を奏する。遮風板によって、ラジエー
タを通過して暖められた外気が、ラジエータの外気流入
側へ戻ってボンネット外から流れ込んできた冷たい外気
を暖めることを防止できるので、ラジエータでの冷却水
の冷却効果を高く維持できる。従って、上記ラジエータ
を通過した外気のラジエータの外気流入側への戻りによ
るラジエータでの冷却水の冷却効果の低下を補うため
に、ラジエータを大きくしたり、ラジエータファンの羽
根の枚数を増やしたり、あるいはラジエータファンの回
転数を高くしたりする必要がなく、この結果、エンジン
作業機の大型化やラジエータファン及びその駆動構造の
複雑化を防止できる。 【0017】そのうえ、ボンネットを遮風板の上方から
覆い被せる簡単な作業で、封止帯とボンネットの内面と
が確実に密着するので、ボンネットをエンジン作業機に
取り付ける際に、遮風板とボンネットの内面との間を塞
ぐための特別の作業を要しない。これにより、エンジン
のメンテナンスなどのためにボンネットを着脱する際の
手間を低減することができる。 【0018】 【0019】加えて、次の効果を奏する。即ち、遮風板
の外縁部の切り欠きに配管を嵌合させるだけで、配管の
遮風板への取付作業を行えるので、遮風板によってラジ
エータの外気流入側と外気流出側との間を確実に遮断で
きながら、配管の遮風板への取付作業の手間を低減で
き、その配管の取付作業時間の短縮を図れる。 【0020】【参考例】 以下、ボンネット付きエンジン作業機の参考
について、図1から図3を用いて説明する。図1は
ンネット付きエンジン作業機の参考例の要部を示す縦断
面図、図2は図1のII−II線矢視断面図、図3は上記エ
ンジン作業機のファンシュラウドの拡散分解図である。 【0021】ボンネット(1)内にはエンジン(2)及びラ
ジエータ(3)が配置されており、そのラジエータ(3)の
外気流出側[図2中では右側]に対面するようにラジエー
タファン(4)が配置される。そのラジエータファン(4)
には、上記エンジン(2)が連動連結されるとともに、フ
ァンシュラウド(5)が付設される。一方、ボンネット
(1)内でのラジエータ(3)の外気流入側[図2中では左
側]には、エアクリーナ(6)やバッテリー(7)が配置さ
れ、また、ボンネット(1)には前照灯(8)が配置され
る。 【0022】上記ファンシュラウド(5)は、次のように
構成してある。即ち、上記ファンシュラウド(5)は、上
記ラジエータファン(4)の側方を覆う円筒状の冷却風ガ
イド部(11)と、その冷却風ガイド部(11)からラジエータ
(3)に沿ってボンネット(1)の内面まで延びる遮風板部
(12)とを一体形成してある。なお、上記ファンシュラウ
ド(5)は鉄板あるいは合成樹脂板などによって形成され
る。 【0023】また、上記遮風板部(12)の外縁は、ボンネ
ット(1)の内面に沿う形状になっており、さらに上記遮
風板部(12)の外縁に沿って、ゴムやスポンジなどの弾性
部材からなる封止帯(13)を周設してある。そして、その
封止帯(13)の外周側がボンネット(1)の内面に密着する
ようにしてある。また、遮風板部(12)には第1の配管通
過孔(14)と第2の配管通過孔(15)とを有しており、上記
第1の配管通過孔(14)にはエンジン(2)や運転操作盤
[図示せず]などとエアクリーナ(6)とを接続するエアパ
イプの配管(16)が嵌合するようになっている。さらに、
上記第2の配管通過孔(15)にはエンジン(2)や運転操作
盤などとバッテリー(7)とを接続する電線の配管(17)が
嵌合するようになっている。なお、上記配管(16)(17)は
ゴムなどの柔軟性を有する弾性部材で形成されており、
上記配管通過孔(14)(15)に上記配管(16)(17)の外周面が
それぞれ密着容易になっている。 【0024】それらの配管通過孔(14)(15)は、次のよう
にして形成される。即ち、上記遮風板部(12)は、図3に
示すように、上下2つに分割可能に構成してあり、その
遮風板部(12)の下板部(12a)の上端部には、大小2つの
U字状の大切り欠き(14a)と小切り欠き(15a)とをそれ
ぞれ設けてある。また、遮風板部(12)の上板部(12b)の
下端部での上記大切り欠き(14a)と小切り欠き(15a)と
に対応する位置に、大小2つの逆U字状の大切り欠き(1
4b)と小切り欠き(15b)とをそれぞれ設けてある。 【0025】そして、例えば、上記下板部(12a)の大切
り欠き(14a)と小切り欠き(15a)とに上記エアパイプの
配管(16)と上記電線の配管(17)とをそれぞれ差し込んだ
のち、それらの配管(16)(17)に上記上板部(12b)の大切
り欠き(14b)と小切り欠き(15b)とをそれぞれ嵌合させ
つつ、上記下板部(12a)と上板部(12b)とを互いに重ね
てビス(20)で固定することにより、上記配管通過孔(14)
(15)に上記配管(16)(17)がそれぞれ隙間なく嵌合した状
態の遮風板部(12)が組み立てられる。なお、上記下板部
(12a)の上部はエンジン(2)側に折り曲げてあり、これ
によって遮風板部(12a)とラジエータ(3)のキャップ(3
a)との干渉を防いでいる。 【0026】このように、遮風板部(12)によって、ボン
ネット(1)内でラジエータ(3)の外気流出側と外気流入
側とが遮断されるので、ラジエータ(3)を通過して暖ま
った外気が、ラジエータ(3)の外気流入側へ戻ることを
防止できる。 【0027】また、封止帯(13)がボンネット(1)の内面
に密着することによって、遮風板部(12)とボンネット
(1)の内面との間に隙間が生じることが防がれ、上記ラ
ジエータ(3)を通過した外気のラジエータ(3)の外気流
入側への戻りがより確実に防止される。そのうえ、ボン
ネット(1)を遮風板部(12)の上方から覆い被せる簡単な
作業で、封止帯(13)とボンネット(1)の内面とを密着で
きるため、ボンネット(1)をエンジン作業機に取り付け
る際に、遮風板部(12)とボンネット(1)の内面との間を
塞ぐための特別の作業を要しない。 【0028】さらに、ラジエータ(3)の外気流入側に配
置されたエアクリーナ(6)やバッテリー(7)などへの配
管(16)(17)が、遮風板部(12)の配管通過孔(14)(15)と隙
間なく嵌合することにより、上記ラジエータ(3)を通過
した外気が、上記配管(16)(17)と遮風板部(12)との隙間
を通ってラジエータ(3)の外気流入側へ戻ることが防止
される。また、上記参考例での遮風板部(12)に、例えば
インタークーラの配管と嵌合する配管通過孔を設けても
よい。この場合、インタークーラの配管の形状は変えず
に、そのインタークーラの配管の形状に合わせて遮風板
部(12)の配管通過孔を形成することになる。 【0029】【発明の実施の形態】 続いて、本発明にかかるボンネッ
ト付きエンジン作業機の実施の第1の形態について、図
4から図6を用いて説明する。図4はこの第1の形態
かかるファンシュラウドの拡散分解図、図5は上記ファ
ンシュラウドの一部を示す正面図、図6はこの第2の形
にかかる配管の形状を示す斜視図である。 【0030】この第1の形態では、次の点が参考例と異
なる。すなわち、遮風板部を分割する代わりに、1枚の
遮風板部(21)の上端外縁部(22)に、上記エアクリーナ
(6)へのエアパイプの配管(23)が隙間なく嵌合する切り
欠き(24)と、上記バッテリー(7)への電線の配管(25)が
隙間なく嵌合する切り欠き(26)とを設けてある。また、
上記配管(23)(25)のうち、上記遮風板部(21)の切り欠き
(24)(26)に嵌合する部分は、図6に示すように、例えば
逆カマボコ状に形成してあり、これによって上記配管(2
3)(25)の外周面のうち、ボンネット(1)の内面に対面す
る配管(23)(25)の外周面(23a)(25a)がボンネット(1)
の内面に沿うようにしてある。 【0031】そして、上記遮風板部(21)の切り欠き(24)
(26)に上記配管(23)(25)をそれぞれ嵌合させ、上記遮風
板部(21)の外縁に沿って上記封止帯(13)を取り付けたの
ち、ボンネット(1)を遮風板部(21)の上方から覆い被せ
ることにより[図5の状態]、ボンネット(1)内でラジエ
ータ(3)の外気流出側と外気流入側とが遮断される。な
お、上記配管(23)(25)と上記封止帯(13)との干渉を防ぐ
ために、図4や図5に示すように、上記封止帯(13)を切
り欠いてある。 【0032】次いで、本発明にかかるボンネット付きエ
ンジン作業機の実施の第2の形態について図7を用いて
説明する。図7はこの第2の形態にかかるファンシュラ
ウドの一部を示す正面図である。 【0033】この第2の形態では、インタークーラ[図
示せず]がラジエータ(3)の外気流入側に配置されてい
るため、それに合わせて、上述の第1の形態のファンシ
ュラウドの構成にさらに、過給機[図示せず]から上記イ
ンタークーラへの配管(28)と、インタークーラからエン
ジンへの配管(29)とが一緒に嵌合する切り欠き(30)を設
けてある。 【0034】即ち、上記配管(28)(29)の外周面のうち、
ボンネット(1)の内面に対面する外周面(28a)(29a)が
ボンネット(1)の内面に沿うように形成してあるととも
に、上記配管(28)(29)の外周面同士が互いに面接触する
ことで上記配管(28)(29)が一体化して上記1つの切り欠
き(30)に一緒に嵌合可能に形成してある。なお、上記配
管(28)(29)と上記封止帯(13)との干渉を防ぐために、図
7に示すように、上記封止帯(13)を切り欠いてある。 【0035】このように、第1及び第2の形態では、遮
風板部(21)の切り欠き(24)(26)・(30)に配管(23)(25)・
(28)(29)をそれぞれ嵌合させたのち、遮風板部(21)の外
縁に沿って封止帯(13)を取り付けるだけで、配管(23)(2
5)・(28)(29)が遮風板部(21)に取り付けられるため、上
述の第1の形態では必要であった2つの下板部(12a)と
上板部(12b)とを互いに重ねてビス(20)で固定する作業
が必要ではなく、遮風板部(21)への配管(23)(25)・(28)
(29)の取付作業が簡単になる。 【0036】なお、上記各形態では、製造を容易にする
ため、遮風板部(12)(21)をファンシュラウド(5)と一体
にしてあるが、遮風板部(12)(21)をファンシュラウド
(5)と別体で構成してもよい。
【図面の簡単な説明】 【図1】ボンネット付きエンジン作業機の参考例の要部
を示す縦断面図である。 【図2】図1のII−II線矢視断面図である。 【図3】上記エンジン作業機のファンシュラウドの拡散
分解図である。 【図4】本発明のボンネット付きエンジン作業機の実施
第1の形態にかかるファンシュラウドの拡散分解図で
ある。 【図5】上記ファンシュラウドの一部を示す正面図であ
る。 【図6】第1の形態にかかる配管の形状を示す斜視図で
ある。 【図7】本発明のボンネット付きエンジン作業機の実施
第2の形態にかかるファンシュラウドの一部を示す正
面図である。 【符号の説明】 1…ボンネット、3…ラジエータ、12…遮風板部、13…
封止帯、14…第1の配管通過孔、15…第2の配管通過
孔、16…エアパイプへの配管、17…バッテリーへの配
管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 滝井 紀 大阪府堺市石津北町64 株式会社クボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 平3−292273(JP,A) 特開 昭61−83449(JP,A) 特開 平9−86435(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01P 5/06 511 F01P 5/06 502 F02B 77/13 F16M 1/00 F01P 11/04 F01P 11/10

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ボンネット(1)内にラジエータ(3)を配
    置し、そのラジエータ(3)に外気を通過させて冷却する
    とともに、上記ラジエータ(3)の外気流入側に配置した
    エアクリーナ(6)やバッテリー(7)などへ接続する配管
    (16)(17)を上記ラジエータ(3)と上記ボンネット(1)の
    内面との間に通すように構成したボンネット付きエンジ
    ン作業機において、 上記ボンネット(1)内に、上記ラジエータ(3)の外気流
    入側と外気流出側との間を仕切る遮風板(12)を配置し、
    その遮風板(12)の外縁を上記ボンネット(1)の内面に沿
    うように構成し、 上記遮風板(12)の外縁に沿って弾性部材からなる封止帯
    (13)を周設し、その封止帯(13)が上記ボンネット(1)の
    内面に密着するように構成し、 上記遮風板(12)に配管通過孔(14)(15)を設け、その配管
    通過孔(14)(15)と上記配管(16)(17)の外周面とが隙間な
    く嵌合するように構成し、 前記遮風板(21)の外縁部(22)を切り欠いて前記配管通過
    孔としての切り欠き(24)(26)を設け、 その切り欠き(24)(26)に配置される前記配管(23)(25)の
    外周面のうち、前記ボンネット(1)の内面に対面する配
    管(23)(25)の外周面(23a)(25a)を上記ボンネット(1)
    の内面に沿う形状にした、ことを特徴とするボンネット
    付きエンジン作業機。
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