JPH0447383Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0447383Y2 JPH0447383Y2 JP3074186U JP3074186U JPH0447383Y2 JP H0447383 Y2 JPH0447383 Y2 JP H0447383Y2 JP 3074186 U JP3074186 U JP 3074186U JP 3074186 U JP3074186 U JP 3074186U JP H0447383 Y2 JPH0447383 Y2 JP H0447383Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- engine
- fan
- bonnet
- cooling air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 27
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000007781 pre-processing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、エンジン及びエンジンの側方に配置
したラジエータをボンネツトで覆うと共に、ラジ
エータとエンジンとの間に設けたラジエータ冷却
用のフアンの吸引作用によつて外気をラジエータ
からフアンを経てボンネツト内に流入するように
構成し、かつ、前記ボンネツト上に運転座席を設
けてある作業車のエンジン部構造に関する。
したラジエータをボンネツトで覆うと共に、ラジ
エータとエンジンとの間に設けたラジエータ冷却
用のフアンの吸引作用によつて外気をラジエータ
からフアンを経てボンネツト内に流入するように
構成し、かつ、前記ボンネツト上に運転座席を設
けてある作業車のエンジン部構造に関する。
前述のような構造の作業車においてはボンネツ
ト内に流入するラジエータ及びフアンからの冷却
風の流入方向に対しては特に対策は施されてはい
なかつた。
ト内に流入するラジエータ及びフアンからの冷却
風の流入方向に対しては特に対策は施されてはい
なかつた。
フアンからの冷却風は、フアンの回転作用によ
りフアン後方に流されると共に、フアン外周下部
付近から回転方向に沿つて巻き上げられてボンネ
ツトの天井面に流れて行く傾向にあつた。この冷
却風はラジエータを通過している為に昇温してお
り、この温風がボンネツト天井面に吹き付けられ
ると、ボンネツト上に設けられた運転座席及び、
その周辺の雰囲気温度が高いものとなつていた。
りフアン後方に流されると共に、フアン外周下部
付近から回転方向に沿つて巻き上げられてボンネ
ツトの天井面に流れて行く傾向にあつた。この冷
却風はラジエータを通過している為に昇温してお
り、この温風がボンネツト天井面に吹き付けられ
ると、ボンネツト上に設けられた運転座席及び、
その周辺の雰囲気温度が高いものとなつていた。
ここで本考案の目的は、狭いボンネツト内にお
いて前記冷却風のボンネツト天井面への流出を阻
止する最小の案内板を有効な位置に設置すること
によつて運転座席付近の雰囲気温度の上昇を抑え
ることにある。
いて前記冷却風のボンネツト天井面への流出を阻
止する最小の案内板を有効な位置に設置すること
によつて運転座席付近の雰囲気温度の上昇を抑え
ることにある。
本考案の特徴は冒記した作業車のエンジン部構
造において、ラジエータ冷却用のフアン外周上部
のフアン回転方向上手側部位に部分円弧状の冷却
風案内板を設けてあることにあり、その作用及び
効果は次のとおりである。
造において、ラジエータ冷却用のフアン外周上部
のフアン回転方向上手側部位に部分円弧状の冷却
風案内板を設けてあることにあり、その作用及び
効果は次のとおりである。
前述の位置に部分円弧状の冷却風案内板を設け
るとフアン外周に沿つて巻き上げられる冷却風の
流出方向がこの冷却風案内板によつて略水平又は
下方に向けられて、ボンネツト天井面への流動が
抑制される。
るとフアン外周に沿つて巻き上げられる冷却風の
流出方向がこの冷却風案内板によつて略水平又は
下方に向けられて、ボンネツト天井面への流動が
抑制される。
以上のように、必要最小限度の小さな部分円弧
状の冷却風案内板を、巻き上げられる冷却風に対
して前述のような有効な位置に取付けることによ
つて、ボンネツト上の運転座席及びその周辺の雰
囲気温度の上昇を抑えることができ、大がかりな
断熱手段を付加することなく運転部の居住性を向
上させることができるようになつた。
状の冷却風案内板を、巻き上げられる冷却風に対
して前述のような有効な位置に取付けることによ
つて、ボンネツト上の運転座席及びその周辺の雰
囲気温度の上昇を抑えることができ、大がかりな
断熱手段を付加することなく運転部の居住性を向
上させることができるようになつた。
又、前記冷却風案内板によつてエンジン本体付
近を流れる冷却風の風量が増加することになり、
エンジン本体及び付随する補機類の冷却効率も向
上することが期待できる。
近を流れる冷却風の風量が増加することになり、
エンジン本体及び付随する補機類の冷却効率も向
上することが期待できる。
以下、本考案の実施例を作業車の一例であるコ
ンバインにより図面に基づいて説明する。
ンバインにより図面に基づいて説明する。
第５図に示すように、クローラ走行装置１で支
持された車体３前部に刈取前処理部４を昇降自在
に取付けると共に、車体３に脱穀装置２、運転部
５及びこれらに動力を提供するエンジン６を搭載
して農用のコンバインを構成している。
持された車体３前部に刈取前処理部４を昇降自在
に取付けると共に、車体３に脱穀装置２、運転部
５及びこれらに動力を提供するエンジン６を搭載
して農用のコンバインを構成している。
エンジン６周りについて詳述すると第４図及び
第５図に示すように、運転座席７を上部に備えた
ボンネツト８内にラジエータ９及びエンジン６等
が収められており、ラジエータ９はエンジン６の
横側方に配置されている。ラジエータ９への冷却
風はフアン１０の吸引作用によつて防塵網を張設
した吸気口１１からラジエータ９及びフアン１０
を通りボンネツト８内に流入してくれる。
第５図に示すように、運転座席７を上部に備えた
ボンネツト８内にラジエータ９及びエンジン６等
が収められており、ラジエータ９はエンジン６の
横側方に配置されている。ラジエータ９への冷却
風はフアン１０の吸引作用によつて防塵網を張設
した吸気口１１からラジエータ９及びフアン１０
を通りボンネツト８内に流入してくれる。
そして、第１，２，３図に示すように、ラジエ
ータ９後面からフアン１０外周を覆うシユラウド
１２後端における、フアン外周上部でフアン回転
方向上手側部位に部分円弧状の冷却風案内板１３
を延設している。この冷却風案内板１３によつて
フアン外周下部付近から回転方向に沿つてエンジ
ン６側に巻き上げられる冷却風のボンネツト８天
井部への流出が抑えられるのである。さらに、冷
却風案内板１３外周を内側に折り曲げてより効果
を高めているのである。
ータ９後面からフアン１０外周を覆うシユラウド
１２後端における、フアン外周上部でフアン回転
方向上手側部位に部分円弧状の冷却風案内板１３
を延設している。この冷却風案内板１３によつて
フアン外周下部付近から回転方向に沿つてエンジ
ン６側に巻き上げられる冷却風のボンネツト８天
井部への流出が抑えられるのである。さらに、冷
却風案内板１３外周を内側に折り曲げてより効果
を高めているのである。
図面は本考案に係る作業車のエンジン部構造の
実施例を示し、第１図は、ラジエータの斜視図、
第２図はシユラウド及び冷却風案内板付近の正面
図、第３図はシユラウド及び冷却風案内板付近の
平面図、第４図はエンジン部材近の背面図、第５
図はコンバインの全体側面図である。 ６……エンジン、７……運転座席、８……ボン
ネツト、９……ラジエータ、１０……フアン、１
３……冷却風案内板。
実施例を示し、第１図は、ラジエータの斜視図、
第２図はシユラウド及び冷却風案内板付近の正面
図、第３図はシユラウド及び冷却風案内板付近の
平面図、第４図はエンジン部材近の背面図、第５
図はコンバインの全体側面図である。 ６……エンジン、７……運転座席、８……ボン
ネツト、９……ラジエータ、１０……フアン、１
３……冷却風案内板。
Claims (1)
- エンジン６及びエンジン６の側方に配置したラ
ジエータ９をボンネツト８で覆うと共に、ラジエ
ータ９とエンジン６との間に設けたラジエター９
冷却用のフアン１０の吸引作用によつて外気をラ
ジエータ９からフアン１０を経てボンネツト８内
に流入するように構成し、かつ、前記ボンネツト
８上に運転座席７を設けてある作業車のエンジン
部構造であつて、ラジエータ９冷却用のフアン１
０外周上部のフアン回転方向上手側部位に部分円
弧状の冷却風案内板１３を設けてある作業車のエ
ンジン部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3074186U JPH0447383Y2 (ja) | 1986-03-03 | 1986-03-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3074186U JPH0447383Y2 (ja) | 1986-03-03 | 1986-03-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62145723U JPS62145723U (ja) | 1987-09-14 |
| JPH0447383Y2 true JPH0447383Y2 (ja) | 1992-11-09 |
Family
ID=30835830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3074186U Expired JPH0447383Y2 (ja) | 1986-03-03 | 1986-03-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0447383Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016140314A (ja) * | 2015-02-03 | 2016-08-08 | ヤンマー株式会社 | コンバイン |
-
1986
- 1986-03-03 JP JP3074186U patent/JPH0447383Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62145723U (ja) | 1987-09-14 |
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