JPH0141663Y2 - - Google Patents

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JPH0141663Y2
JPH0141663Y2 JP379084U JP379084U JPH0141663Y2 JP H0141663 Y2 JPH0141663 Y2 JP H0141663Y2 JP 379084 U JP379084 U JP 379084U JP 379084 U JP379084 U JP 379084U JP H0141663 Y2 JPH0141663 Y2 JP H0141663Y2
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fan
radiator
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engine
battery
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JP379084U
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、農用または建設用トラクタその他の
作業車輌に関し、作業車輌の搭載したエンジンの
ラジエータ及び過給器冷却用インタクーラの冷却
性能を高める事を目的とする。
本考案は、前提構造として例えば第1図乃至第
4図又は第5図に示すように、作業車輌1の操縦
部7の前側にボンネツト8を設け、ボンネツト8
内で前から順にラジエータ9・吹出し式のフアン
10及びエンジン15を配置し、ラジエータ9と
エンジン15との間の下部空間にバツテリ12を
配置し、エンジン15の燃焼室にエアクリーナ1
3を過給器14とインタクーラ11とを順に介し
て連通させ、ラジエータ9とエンジン15との間
にインタクーラ11を配置した構造を有する作業
車輌に関する。
なお、上記構造において、フアンを吹出し式の
ものにした理由は、エンジンの冷却排風を前方に
吹出す事により、排風熱やエンジン騒音が後方の
操縦部の作業者の方に行かないようにするためで
ある。また、バツテリをラジエータの前側ではな
く後方に配置した理由は、バツテリが排風熱で加
熱されて悪影響が生じる事を避けるためである。
従来では、上記前提構造においてインタクーラ
を設ける場合、実開昭56−127128号考案を参考に
すれば、第5図に示す構造にすることが容易に考
えられる。
即ち、前から順にバツテリ12・インタクーラ
11・フアン10の順に配置し、ラジエータ9か
らフアンシユラウドを後方のフアン10にまで長
く延出させる事である。
ところが、これでは次の欠点がある。
イ フアン10と吹出力に対して、インタクーラ
11とラジエータ9とが2重に吐出抵抗にな
り、その送風量が大幅に低下するので、インタ
クーラ11もラジエータ9も冷却性能が悪い。
ロ バツテリ12とフアン10との間にインタク
ーラ11を挿入するスペース分だけ、機体の全
長が長くなる。
ハ フアンシユラウド36は、後方に長く延長す
る特殊な大形のものが要る。
ニ バツテリ12及びインタクーラ11は、フア
ンシユラウド36の中に入つてしまうので、メ
インテナンスがやりにくくなる。
ホ バツテリ12が大きな送風抵抗になるのでイ
ンタクーラ11及びラジエータ9の冷却性能を
更に悪化させる。
ヘ また、従来例で示すようにエアクリーナ13
をエンジン15の上部に設けたものではボンネ
ツト8の高さが高くなつてしまい、作業機が大
形化してしまうという問題もある。
本考案は、上記諸欠点イ乃至ヘを解消すること
により、ラジエータ及びインタクーラの冷却性能
を高めるうえ、その構造を簡素化、小形化する事
を目的とする。
本考案は、この目的を達成するために、フアン
軸19をエンジン15の前部からバツテリ12の
上側空間を通り越してラジエータ9の近くにまで
前向きに長く延出させ、フアン軸19の先端部に
固定したフアン10をバツテリ12より前側でラ
ジエータ9の直後に配置し、インタクーラ11を
バツテリ12及びフアン軸19よりも上側でフア
ン10の上半部の後側に位置させた事を特徴とす
るものである。
本考案は上記のように構成したから、次の作用
効果を奏する。
イ インタクーラをフアンの吸込み側に位置させ
ることにより、インタクーラがフアンの大きな
吐出抵抗になる事を無くして、小さな吸入抵抗
ですますようにしたから、フアンの送風量が増
加し、インタクーラもラジエータも冷却性能を
高めることができる。
また、インタクーラもラジエータも冷却機能
が高まる分だけ小形化することもできる。
ロ インタクーラをバツテリよりも上側に位置さ
せることにより、前記従来例におけるバツテリ
とラジエータフアンとの間のインタクーラ収容
間隔を省略して、機体の全長を短縮することが
できる。
ハ フアン軸を前向きに長く延出させて、フアン
をラジエータの直後に配置する事により、フア
ンとラジエータとの相対位置関係を過給器及び
インタクーラ無しの従前形式の作業車輌の場合
と同様にしたので、フアンシユラウドは従前形
式の小形の標準品をそのまま使用できる。
ニ バツテリ及びインタクーラはフアンシユラウ
ドの後側に出てしまうので、メインテナンスが
やり易くなる。
ホ バツテリはフアンシユラウドの後端から少し
離しておくだけで、殆んどフアンの吸風抵抗に
ならないので、この面からもフアンの送風量を
増大させて、インタクーラ及びラジエータの冷
却性能をさらに向上させることもできる。
ヘ また、エアクリーナをインタクーラとエンジ
ンとの間に位置させるようにすると、ボンネツ
トの高さを低くでき、前方の視界が良い作業機
にすることができる。
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図はトラクタ(作業機車輌)の概略側面図
を示し、このトラクタ1はミツシヨンケース2の
後半部に後輪3を枢支し、左右の後輪3間のミツ
シヨンケース2の上方には操縦座席4が設けてあ
り、操縦座席4の前方にはハンドル5や計器を取
付けた計器板6等からなる操縦部7が設けられて
いる。
操縦部7の前方にはボンネツト8が設けてあ
り、このボンネツト8の内部には、第2図乃至第
4図に示すように前から順にラジエータ9、ラジ
エータフアン10、インタクーラ11、バツテリ
12、エアクリーナ13及び過給機14付きデイ
ーゼルエンジン15が設けてあり、インタクーラ
11はバツテリ12の上方に位置し、ラジエータ
フアン10の吸風で冷却されるようになつてい
る。
このようにラジエータ9がボンネツト8の前方
のエンジン15から遠くに位置すると、エンジン
15で駆動されるラジエータフアン10もエンジ
ン15から遠く離れてしまいラジエータフアン1
0が振れやすくなる。
この振れを防止するために、エンジン15の下
部から固着延出した機台16に門形枠17を取付
け、門形枠17に設けた軸受48でフアン軸19
のうラジエータフアン10寄り部を枢支してあ
る。
また、エンジン15から延出した機台16に取
付けた門形枠17は、インタクーラ11の取付部
材を兼ねるもので、インタクーラをその上下の端
面11aに固着したL形金具42で固定するよう
になつている。
ラジエータフアン10は、ボンネツト8の側壁
18に設けた吸風口49から外気を吸入し、ラジ
エータ9を通風冷却した後ボンネツト8の前面2
0の排風口21から外部に放出されるいわゆる吸
出し式に形成してある。
そして、過給機14は排気タービン式過給機で
あつてエンジン15の左側の排気管22の上部に
取付けてあり、過給機14の吸気入口23はエン
ジン15の後部及び右側部に沿つて設けた吸気管
24でエンジン15とインタクーラ11との間に
設けたエアクリーナ13の浄気出口25に連通さ
せてある。
過給機14の給気出口26はエンジン15の上
部からエアクリーナ13の上部にかけて配管した
連通管27を介してインタクーラ11の給気入口
28に連通させてある。
インタクーラ11の給気口29は給気管30で
エンジン15の吸気マニホールド31に連通させ
てある。
尚、図中符号32はエアクリーナ13の吸入管
であり、34はエアクリーナ13のクリーナケー
ス33内に装着されたクリーナエレメント、35
は前輪である。
トラクタ(作業車輌)1のボンネツト8内を上
記のように構成すると、ラジエータフアン10の
回転で、ボンネツト8の側壁18に形成した吸風
口49から外気をボンネツト8内に吸入し、ラジ
エータフアン10のフアンシユラウド36に吸入
される冷却風の一部がインタクーラ11を通風し
て冷却し、他の冷却風と合流してラジエータ9を
通風冷却した後、ボンネツト8の前面に形成され
た排風口21から冷却排風を外部に放出する。こ
のとき、インタクーラ11はラジエータフアン1
0の吸込み側に位置させてあるので、インタクー
ラ11がフアン10の大きな吐出抵抗にならず、
ラジエータフアン10はラジエータ9に多量の冷
却風を送給するようになる。
一方、インタクーラ11はボンネツト8内に吸
入された比較的低温の冷却風で充分に冷却される
のでインタクーラ11の冷却性能が高くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示し、第
1図はトラクタの概略側面図、第2図乃至第4図
はそれぞれボンネツト部分の横断平面図、縦断側
面図、縦断正面図であり、第5図は従来例を示す
ボンネツト部分の概略側面図である。 1……作業車輌(トラクタ)、7……1の操縦
部、8……ボンネツト、9……ラジエータ、10
……フアン(ラジエターフアン)、11……イン
タクーラ、12……バツテリ、13……エアクリ
ーナ、14……過給機、15……エンジン、19
……フアン軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 作業車輌1の操縦部7の前側にボンネツト8
    を設け、ボンネツト8内で前から順にラジエー
    タ9・吹出し式のフアン10及びエンジン15
    を配置し、ラジエータ9とエンジン15との間
    の下部空間にバツテリ12を配置し、エンジン
    15の燃焼室にエアクリーナ13を過給器14
    とインタクーラ11とを順に介して連通させ、
    ラジエータ9とエンジン15との間にインタク
    ーラ11を配置してなる作業用車輌において、
    フアン軸19をエンジン15の前部からバツテ
    リ12の上側空間を通り越してラジエータ9の
    近くにまで前向きに長く延出させ、フアン軸1
    9の先端部に固定したフアン10をバツテリ1
    2より前側でラジエータ9の直後に配置し、イ
    ンタクーラ11をバツテリ12及びフアン軸1
    9よりも上側でフアン10の上半部の後側に位
    置させた事を特徴とする作業車輌。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載した作
    業車輌において、エアクリーナ13をインタク
    ーラ11とエンジン15との間に位置させたも
    の。
JP379084U 1984-01-13 1984-01-13 作業車輛 Granted JPS60115179U (ja)

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JP379084U JPS60115179U (ja) 1984-01-13 1984-01-13 作業車輛

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JP379084U JPS60115179U (ja) 1984-01-13 1984-01-13 作業車輛

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Publication Number Publication Date
JPS60115179U JPS60115179U (ja) 1985-08-03
JPH0141663Y2 true JPH0141663Y2 (ja) 1989-12-08

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