JPH0221350Y2 - - Google Patents

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JPH0221350Y2
JPH0221350Y2 JP14433285U JP14433285U JPH0221350Y2 JP H0221350 Y2 JPH0221350 Y2 JP H0221350Y2 JP 14433285 U JP14433285 U JP 14433285U JP 14433285 U JP14433285 U JP 14433285U JP H0221350 Y2 JPH0221350 Y2 JP H0221350Y2
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JP
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bonnet
cooling fan
radiator
vehicle body
engine
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Priority to US06/903,146 priority patent/US4738327A/en
Priority to FR868613126A priority patent/FR2587582B1/fr
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばライデイングモアー等に使用
される小型走行車輌のボンネツト構造に関する。
(従来の技術) 牧草の刈取り作業の専用機として、エンジン前
部にミツシヨンケースを配置し、ミツシヨンケー
スの前上部に操縦部を配置し、その前下方にモア
ーを装着した小型走行車輌が考案されている。
この走行車輌は操縦部がエンジンの前方にある
ため、ラジエータはエンジンから後方へ突出した
フレーム上に搭載され、冷却フアンはエンジン側
から外気を吸つて後方へ吹出すように構成されて
いる。
前記走行車輌は小型であり且つ草刈り専用機と
いう特殊性から、車体は低く、刈草、藁等を多量
に含んだ雰囲気中を走行する。そのため冷却フア
ンによる外気吸入によりボンネツト側部には刈
草、藁等が多量に付着する。従来のボンネツトは
側部のみ網又はパンチングメタルによる多孔部を
設けており、防塵性能を向上するために、多孔部
に凹凸を形成して吸入面積を増大するように構成
されている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来のボンネツトでは、多孔部に凹凸を形
成しても刈草、藁等が付着し、その除去が非常に
面倒であるため、実質的に外気吸入面積を増大す
ることが困難であり、しかもボンネツトの側下部
と車体との間が遮蔽されていないため、この間〓
から外気が吸入され、ラジエータの目詰りを生じ
させることがあつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、ボンネツト側下部と車体との間にボ
ンネツト底部を形成し、且つボンネツト底部に外
気吸入用多孔部を形成することによつて、前記従
来技術の問題点を総て解決できるようにしたもの
である。
即ち、本考案における問題解決手段の具体構成
の特徴とするところは、エンジン4の前方にミツ
シヨンケース7を配置し後部にフレーム21を突
出して車体8を形成し、この車体8の前上部に操
縦席12を配置し、前記フレーム21のラジエー
タ23と後方吹出式の冷却フアン27を設け、前
記エンジン4、ラジエータ23及び冷却フアン2
7をボンネツト28で包囲した小型走行車輌にお
いて、前記ボンネツト28の側部31下縁と車体
8との問にボンネツト底部32を形成し、このボ
ンネツト底部32に冷却フアン27が外気を吸入
するための多孔部37を形成した点にある。
(作用) 冷却フアン27はボンネツト28外部から空気
を吸入してラジエータ23を冷却する。この外気
はボンネツト28の側部31から吸入されると同
時にボンネツト底部32からも吸入され、充分な
外気吸入面積が確保されている。ボンネツト底部
32は外気吸入によつて刈草、藁等が付着する
が、車輌走行中の振動によつて自然落下し、常に
良好な外気吸入状態が得られる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1〜4図において、1は刈取り作業車輌で、
小型走行車輌2の前下方にモアー3を装着してい
る。
走行車輌2はエンジン4から前方へクラツチハ
ウジング5及びミツシヨンケース7が直列状に連
結されて走行車体8が形成されている。油圧無段
変速装置6を内蔵したミツシヨンケース7から左
右に前車軸ケース9が突設されて駆動用前輪10
が支持され、エンジン4の左右には操向用後輪1
1が配置されている。
前記ミツシヨンケース7の上方には操縦席12
が搭載されており、この操縦席12の前方には操
縦装置13が配置されている。14はミツシヨン
ケース7から若干上向き前方へ延設れた支持フレ
ームで、この支持フレーム14と走行車体8によ
つて操縦部シート17が支持され、この操縦部シ
ート17にハンドルボスト15、クラツチペダル
16及びブレーキペダル等を有する操縦装置13
を取付けている。
前記エンジン4から後方へフレーム21が突設
されていて、後輪11の後車軸ケース22を支持
しており、このフレーム21上にはラジエータ2
3及びオイルクーラ24が搭載されている。エン
ジン4の上方にはエアクリーナ25が配置され、
その後方のクラツチハウジング5上方には燃料タ
ンク26が配置されている。
27は前記ラジエータ23の前面に配置された
冷却フアンで、エンジン側から吸つた空気をラジ
エータ23へ送り、そして後方へ吹出すように構
成されている。
28はボンネツトで、車体8の後半、即ち、エ
ンジン4、ラジエータ23、冷却フアン27及び
燃料タンク26等を包囲しており、前面グリル、
天板乃び側上部が一体となつた側面視L字形のボ
ンネツト本体29と、側部31及び底部32を形
成している左右一対の側板30とを有している。
前記ボンネツト本体29は後下部に軸受部33
を有し、フレーム21の後端に横軸34を介して
回動自在に支持されており、その前端は操縦席1
2の背後で車体8に固定された立壁35に載置さ
れ、図外の止め具で止められている。従つて、ボ
ンネツト28内部はボンネツト本体29を横軸3
4廻りに後方回動して開放することにより、メン
テナンス可能である。
側板30はラジエータ23より前位置に配置さ
れ、側部31と底部32とを有し、両部31,3
2には網又はパンチングメタル等で形成された外
気吸入用多孔部36,37が形成されている。側
部31の多孔部36は凹凸面状(又は平板状)に
形成され、底部32の多孔部37は平板状に形成
されている。
側板30は1枚の板材から多孔部36,37を
形成する部分を打抜いた後にL字形に折曲して形
成したものであり、側部31の上部は立壁35に
固定のブラケツト38及びフレーム21から立設
した支持枠39のブラケツト40に、底部32の
内端はフレーム21に固底のブラケツト41に
夫々ボルト又は蝶ネジ42を介して着脱自在に取
付けられている。
前記側板30は側部31と底部32とを別部材
で形成し、且つ別個に車体に対して着脱したり、
底部32を形成する板材をフレーム21に固定し
ておいて、側部31を形成する板材をブラケツト
38又はボンネツト本体29並びに底部形成板材
に着脱自在に取付けるようにしても良い。
側板底部32は側部31の下縁と車体8との間
の間〓を遮蔽しており、冷却フアン27が車体下
方から吸入する外気は、冷却フアン27より前方
に位置する多孔部37からのみ吸入される。尚、
ボンネツト本体29の前下部にも底部29aが形
成されていて、車体8との間〓を遮蔽し、ラジエ
ータ23通過後の熱風が冷却フアン27に再吸入
されないように構成されている。
前記ラジエータ23と冷却フアン27との間に
は防虫網45が配置されており、その詳細は第5
〜7図に示されている。
ラジエータ23の前面には防虫網45を左右方
向引出し可能に支持する上レール46と下レール
47とが設けられ、上下レール46,47に冷却
フアン27を保護する円筒又は角筒状のカバー4
8が取付けられている。
防虫網45は左右側板30より後方位置にあ
り、ボンネツト本体29を開放することにより左
右一側方へ引出し可能であり、引出すことにより
清掃ができる。
尚、前記冷却フアン27の中心は車体8の中心
より一側方へ偏心しており、マフラはボンネツト
28の一側外方に略水平状に配置されていて、一
側の側板30の側部31には排気管を通すための
切欠部が設けられている。
(考案の効果) 以上詳述した本考案によれば、ボンネツト28
の側下部と車体8との間にボンネツト底部32を
形成し、このボンネツト底部32に外気吸入用多
孔部37を形成しているので、ボンネツト28内
部のラジエータ冷却フアン27は、、ボンネツト
底部32からも外気を吸入することができ、外気
吸入面積を実質的に増大することができるので、
ラジエータ23を充分冷却することが可能にな
り、また、走行中の振動によつてボンネツト底部
32に付着する刈草、藁等は自然落下するので、
常に充分な外気吸入性能を発揮できると共に付着
草等の払落し作業が不要であり、よつてエンジン
性能の向上とメンテナンスの簡略化が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本考案の実施例を示しており、第
1図はボンネツト底部の平面図、第2図はボンネ
ツトの断面側面図、第3図は第2図のー線断
面図、第4図は小型走行車輌の全体側面図、第5
〜7図は防虫網の取付構造の1例を示しており、
第5図は正面図、第6図は縦断面図、第7図は横
断面図である。 2……小型走行車輌、4……エンジン、7……
ミツシヨンケース、8……走行車体、12……操
縦席、21……フレーム、23……ラジエータ、
27……冷却フアン、28……ボンネツト、29
……ボンネツト本体、30……側板、31……側
部、32……底部、36,37……多孔部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン4の前方にミツシヨンケース7を配置
    し後部にフレーム21を突出して車体8を形成
    し、この車体8の前上部に操縦席12を配置し、
    前記フレーム21のラジエータ23と後方吹出式
    の冷却フアン27を設け、前記エンジン4、ラジ
    エータ23及び冷却フアン27をボンネツト28
    で包囲した小型走行車輌において、前記ボンネツ
    ト28の側部31下線と車体8との間にボンネツ
    ト底部32を形成し、このボンネツト底部32に
    冷却フアン27が外気を吸入するための多孔部3
    7を形成したことを特徴とする小型走行車輌のボ
    ンネツト構造。
JP14433285U 1985-09-20 1985-09-20 Expired JPH0221350Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14433285U JPH0221350Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20
GB08619461A GB2182003B (en) 1985-09-20 1986-08-08 Riding type mower
CA000515912A CA1266983A (en) 1985-09-20 1986-08-13 Riding type mower
US06/903,146 US4738327A (en) 1985-09-20 1986-09-03 Riding type mower
FR868613126A FR2587582B1 (fr) 1985-09-20 1986-09-19 Faucheuse automotrice

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14433285U JPH0221350Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6252085U JPS6252085U (ja) 1987-03-31
JPH0221350Y2 true JPH0221350Y2 (ja) 1990-06-08

Family

ID=31054829

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