JPH04118815U - フロントマウントモア - Google Patents

フロントマウントモア

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Publication number
JPH04118815U
JPH04118815U JP3221991U JP3221991U JPH04118815U JP H04118815 U JPH04118815 U JP H04118815U JP 3221991 U JP3221991 U JP 3221991U JP 3221991 U JP3221991 U JP 3221991U JP H04118815 U JPH04118815 U JP H04118815U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling fan
radiator
engine
bonnet
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP3221991U
Other languages
English (en)
Inventor
光信 福永
Original Assignee
ヤンマーデイーゼル株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヤンマーデイーゼル株式会社 filed Critical ヤンマーデイーゼル株式会社
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  • Harvester Elements (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 運転席11の後方にボンネット16が配置さ
れ、このボンネットによりエンジン6と、このエンジン
6のラジエータ14と、このラジエータ14の冷却ファ
ン15とが覆われる。そのエンジン6の前方に冷却ファ
ン15が配置され、この冷却ファン15の前方にラジエ
ータ14が配置される。その冷却ファン15により空気
がボンネット16内に導入されると共に後方に向かい吹
き出される。 【効果】 冷却ファン15によりボンネット16から吹
き出される空気がオペレータに吹きつけらることはな
く、オペレータに不快感を起こさせることはない。モア
4による刈草がラジエータ14のエンジン6との対向面
側に堆積してしまうことはなく、ボンネット16内部に
おける刈草の清掃除去が容易なものとなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はフロントマウントモアに関し、ボンネットの内部におけるラジエータ の冷却構造の改良を図るものである。
【0002】
【従来の技術】
運転席の後方にボンネットが配置され、このボンネットによりエンジンと、こ のエンジンのラジエータと、このラジエータの冷却ファンとが覆われているフロ ントマウントモアが従来より用いられている。
【0003】 従来、そのエンジンの後方に冷却ファンが配置され、この冷却ファンの後方に ラジエ−タが配置され、その冷却ファンにより空気がボンネット内に導入される と共に前方に向かい吹き出されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のように冷却ファンによりボンネット内に導入された空気が前方に吹き出 されると、ボンネットの前方には運転席が配置されていることから、オペレータ に熱風を吹きつけることにより不快感を与えていた。
【0005】 そこで、冷却ファンにより空気を後方に向かい吹き出すことが考えられる。し かしフロントマウントモアにあっては、前端に装着されたモアにより刈り取った 刈草が、前進に伴いボンネットの下方に到り、ボンネットの下方は開口している ことから、冷却ファンによりボンネット内に刈草を吸い込んでしまう。そうする と、エンジンの後方に冷却ファンが配置され、冷却ファンの後方にラジエータが 配置され、冷却ファンにより空気を後方に吹き出すと、冷却ファンにより吸い込 んだ刈草がラジエータのエンジンとの対向面側に堆積し、刈草の清掃除去が非常 に面倒なものになるという問題がある。
【0006】 本考案は上記従来技術の問題を解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の特徴とするところは、運転席の後方にボンネットが配置され、このボ ンネットによりエンジンと、このエンジンのラジエータと、このラジエータの冷 却ファンとが覆われているフロントマウントモアにおいて、前記エンジンの前方 に冷却ファンが配置され、この冷却ファンの前方にラジエータが配置され、その 冷却ファンにより空気がボンネット内に導入されると共に後方に向かい吹き出さ れる点にある。
【0008】
【作用】
本考案の構成によれば、冷却ファンによってボンネットの内部に導入された空 気は後方に吹き出されるものであるため、ボンネットの前方の運転席に着座した オペレータに熱風が吹き付けられることはない。
【0009】 また、エンジンの前方に冷却ファンが配置され、この冷却ファンの前方にラジ エータが配置され、冷却ファンにより空気を後方に吹き出すため、刈草を冷却フ ァンによりボンネットの内部に吸い込んだとしても、その刈草はラジエータの前 面側に堆積し、ラジエータのエンジンとの対向面側に刈草が堆積することはなく 、容易に刈草の清掃除去を行なうことができる。
【0010】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0011】 図1及び図2に示すフロントマウントモア1は、走行用車両2と、この車両2 の前端にリンク3を介して取り付けられたモア4とを備えている。その車両2は フレーム5、エンジン6、流体圧変速装置(HST装置)7、ミッション装置8 により車体が構成され、その車体に前輪9及び後輪10が取り付けられている。 また、車体の前部に運転席11、ハンドル12、操作ペダル13等を備えた運転 室が形成されている。この運転席11の後方に、前記エンジン6と、このエンジ ン6のラジエータ14と、このラジエータ14の冷却ファン15とを覆うボンネ ット16が配置されている。このボンネット16は天板16aと、左右側板16 bと、前板16cと、リヤグリル16dとを備え、下方は開口している。また、 エンジン6の動力は伝動軸26からユニバーサルジョイント27を介してHST 装置7に伝達され、このHST装置7からミッション装置8を介して前輪9に伝 達される。また、エンジン6の動力はHST装置7から後方に突出する伝動軸2 8を介して後輪10に伝達される。
【0012】 前記モア4はカバー20により覆われた三枚の刈刃21a、21b、21cを 備え、各刈刃21a、21b、21cは前記ミッションケース8から突出するP TO軸22に動力受入れ装置23と伝動軸24を介して連動されている。これに より各刈刃21a、21b、21cはエンジン6の動力により駆動される。
【0013】 そして、エンジン6の前方に冷却ファン15が配置され、冷却ファン15の前 方にラジエータ14が配置される。また、ボンネット16の前板16cには空気 導入口30が開口され、リヤグリル16dには空気排出口(図示省略)が開口さ れている。そして、冷却ファン15の回転方向は、空気を前方から後方に向かっ て流動させるものとされている。これにより、冷却ファン15の回転により図中 矢印で示すように、導入口30から空気がボンネット16の内部に導入され、ラ ジエータ14を冷却する。このラジエータ14を冷却した空気は、リヤグリル1 5dの開口から後方に吹き出される。
【0014】 図3及び図4に冷却ファン15の回転機構を示す。すなわち、エンジン6の前 端下部のクランク軸にフライホイール35が取り付けられ、このフライホイール 35の前端面に円板36が嵌め合わされると共にボルト34により固定されてい る。この円板36に駆動プーリ37がボルト39により取り付けられている。な お、その駆動プーリ37を取り付けるボルト39により、前記伝動軸26がゴム カップリング38を介して円板36に取り付けられている。また、エンジン6の 前端上部にはブラケット39がボルト40により取り付けられ、このブラケット 49に従動プーリ41がシャフト付ベアリング42を介して取り付けられている 。この従動プーリ41に冷却ファン15が取り付けられている。その駆動プーリ 37と従動プーリ41とにベルト43が巻き掛けられている。また、エンジン4 0の前端にはテンションプーリ44が取り付けられ、このテンションプーリ44 により前記ベルト43にテンションが与えられている。これにより、エンジン6 により冷却ファン15が回転駆動される。
【0015】 上記構成によれば、冷却ファン15によりボンネット15の内部に導入された 空気は、ボンネット15の後方に吹き出されるものであるため、オペレータに熱 風を吹きつけることで不快感を生じさせることはない。
【0016】 また、エンジン6の前方に冷却ファン15が配置され、この冷却ファン15の 前方にラジエータ14が配置されているので、モア4により刈り取った刈草をボ ンネット15の内部に吸い込んだとしても、その刈草はラジエータ14の前面側 に堆積するので容易に除去することができる。すなわち、刈草がラジエータ14 の後面側に堆積すると、ラジエータ14と冷却ファン15との間は非常に狭いた めに刈草を除去するのは困難であるが、ラジエータ14の前面側はラジエータ1 4と冷却ファン15との間に比べ広い空間を確保できるため、刈草を容易に除去 できる。
【0017】
【考案の効果】
本考案によるフロントマウントモアによれば、ラジエータの冷却ファンにより ボンネットから吹き出される空気がオペレータに吹きつけらることはなく、オペ レータに不快感を起こさせることはない。しかも、刈草がラジエータのエンジン との対向面側に堆積してしまうことはなく、ボンネット内部における刈草の清掃 除去も容易なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るフロントマウントモアの
断面図
【図2】本考案の実施例に係るフロントマウントモアの
平面図
【図3】本考案の実施例に係る冷却ファンの駆動機構を
示す側面図
【図4】本考案の実施例に係る冷却ファンの駆動機構を
示す正面図
【符号の説明】
4 モア 6 エンジン 11 運転席 14 ラジエータ 15 冷却ファン 16 ボンネット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席の後方にボンネットが配置され、
    このボンネットによりエンジンと、このエンジンのラジ
    エータと、このラジエータの冷却ファンとが覆われてい
    るフロントマウントモアにおいて、前記エンジンの前方
    に冷却ファンが配置され、この冷却ファンの前方にラジ
    エータが配置され、その冷却ファンにより空気がボンネ
    ット内に導入されると共に後方に向かい吹き出されるこ
    とを特徴とするフロントマウントモア。
JP3221991U 1991-04-09 1991-04-09 フロントマウントモア Pending JPH04118815U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3221991U JPH04118815U (ja) 1991-04-09 1991-04-09 フロントマウントモア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3221991U JPH04118815U (ja) 1991-04-09 1991-04-09 フロントマウントモア

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04118815U true JPH04118815U (ja) 1992-10-23

Family

ID=31915236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3221991U Pending JPH04118815U (ja) 1991-04-09 1991-04-09 フロントマウントモア

Country Status (1)

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JP (1) JPH04118815U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000270652A (ja) * 1999-03-23 2000-10-03 Kubota Corp 乗用型芝刈機
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