JPH035454Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH035454Y2
JPH035454Y2 JP17951084U JP17951084U JPH035454Y2 JP H035454 Y2 JPH035454 Y2 JP H035454Y2 JP 17951084 U JP17951084 U JP 17951084U JP 17951084 U JP17951084 U JP 17951084U JP H035454 Y2 JPH035454 Y2 JP H035454Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiator
oil cooler
cooling
shroud
fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17951084U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6193318U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17951084U priority Critical patent/JPH035454Y2/ja
Publication of JPS6193318U publication Critical patent/JPS6193318U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH035454Y2 publication Critical patent/JPH035454Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の技術分野 本考案はラジエータとオイルクーラとを有する
車両用冷却装置に関する。
(ロ) 技術の背景 車両には、エンジン(内燃機関)を冷却するラ
ジエータ及び機関の潤滑オイル等を冷却するオイ
ルクーラとを有する車両用冷却装置が搭載されて
いる。
(ハ) 従来技術と問題点 一般に斯かる車両用冷却装置は、第4図に示す
ようにラジエータRの前方にオイルクーラOが設
けられ、ラジエータRの後方にシユラウドCが設
けられてそのシユラウドC内にフアンFが設けら
れたものが広く用いられている(例えば実開昭56
−79698号)。
そして、フアンFの吸引により冷却風をオイル
クーラO及びラジエータRを通過させてオイルク
ーラO及びラジエータRを冷却している。
しかし乍ら、ラジエータRの前方にオイルクー
ラOが存在することから、オイルクーラOからラ
ジエータへ暖かい冷却風が流れて冷却効果が損な
われ、そのためにラジエータRの冷却性能の向上
が望めない。また、オイルクーラOの冷却促進を
図る上でラジエータRは冷却風の流れを妨げる一
種の抵抗体として作用するので、オイルクーラO
の冷却効果促進の支障となる。加えて、ラジエー
タR及びオイルクーラOの冷却性能の向上が望め
ないことによつてラジエータR,オイルクーラO
及び冷却装置全体の小型化も図れなかつた。
(ニ) 考案の目的 本考案は如上に鑑みてなされもので、その目的
とするところは、冷却効果の促進を図ることによ
つて冷却性能の向上が図れ、またラジエータ,オ
イルクーラ及び装置全体の小型化が可能となる車
両用冷却装置を提供することである。
(ホ) 考案の構成 上記目的を達成するための本考案の構成は、ラ
ジエータの前方にオイルクーラを設け、前記ラジ
エータの後方にシユラウドを設けてそのシユラウ
ド内にフアンを設けた車両用冷却装置に於て、上
記オイルクーラからラジエータの下側を通つてシ
ユラウド内に貫通するダクトが設けられたことを
特徴とするものである。
(ヘ) 考案の実施例 以下、図面に基づき本考案の実施例を詳細に説
明する。
第1図は本考案に係る車両用冷却装置の一実施
例を示したものである。
本考案の車両用冷却装置は、ラジエータRの前
方にオイルクーラOを設け、そのラジエータRの
後方にシユラウドCを設けてそのシユラウドC内
にフアンFを設け、上記オイルクーラOからシユ
ラウドCにかけてダクトDを設けたものである。
前記ラジエータRはコア1の上下に上部タンク
2,下部タンク3がそれぞれ設けられたもので、
その前方にはオイルを冷却するためのオイルクー
ラOが設けられている。一方、ラジエータRの後
方には、冷却風を案内するシユラウドCが設けら
れている。このシユラウドC内には、冷却風を積
極的に得るための吸引用のフアンFが設けられて
いる。尚、このフアンFはエンジンフアンであつ
ても、あるいはモータフアンであつてもよい。そ
して、第2図にも示すように、前記オイルクーラ
OからラジエータRの下側を通つてシユラウドC
内に貫通するダクトDがオイルクーラOからシユ
ラウドCに渡つて設けられた構造の車両用冷却装
置となつている。そして、フアンFの吸引による
冷却風によつてラジエータR及びオイルクーラO
を冷却している。
斯かる装置によれば、オイルクーラOからシユ
ラウドCにかけてラジエータRの下側を通つてシ
ユラウドC内に貫通するダクトDが設けられてい
ることによつてオイルクーラOからの暖かい冷却
風がラジエータRに直接流れ込まなくなつて、ラ
ジエータRの冷却効果が促進される。また、冷却
風がラジエータR側とオイルクーラO側に分けて
流れることによつてラジエータRが冷却風の流れ
の妨げとなることがなくなつて、オイルクーラO
の冷却効果が促進される。従つて、ラジエータR
及びオイルクーラOの冷却性能が増大し、冷却装
置全体の性能が向上する。
それに冷却性能が向上することによつて、ラジ
エータR,オイルクーラO及び車両用冷却装置全
体の小型化をも可能となる。
第3図は本考案の他の実施例を示したものであ
る。
この例は、フアンFをラジエータRに対して適
当な傾斜面θで配置したものであり、このように
フアンFを斜めに配置することによりフアンFの
吸引力が増大し、ラジエータR及びオイルクーラ
Oの冷却効果が一層促進される。
(ト) 考案の効果 以上説明した如く本考案によれば、オイルクー
ラからラジエータの下側を通つてシユラウド内に
貫通するダクトを設けたことにより、冷却効果が
促進され、冷却性能が向上し、またラジエータ,
オイルクーラ及び装置全体の小型化も図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用冷却装置の一実施
例の概略断面図、第2図はその要部斜視図、第3
図は本考案の他の実施例の概略断面図、第4図は
従来の車両用冷却装置の概略断面図である。 C…シユラウド、D…ダクト、F…フアン、O
…オイルクーラ、R…ラジエータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ラジエータの前方にオイルクーラを設け、前記
    ラジエータの後方にシユラウドを設けてそのシユ
    ラウド内にフアンを設けた車両用冷却装置に於
    て、上記オイルクーラからラジエータの下側を通
    つてシユラウド内に貫通するダクトが設けられた
    ことを特徴とする車両用冷却装置。
JP17951084U 1984-11-27 1984-11-27 Expired JPH035454Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17951084U JPH035454Y2 (ja) 1984-11-27 1984-11-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17951084U JPH035454Y2 (ja) 1984-11-27 1984-11-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6193318U JPS6193318U (ja) 1986-06-17
JPH035454Y2 true JPH035454Y2 (ja) 1991-02-13

Family

ID=30737077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17951084U Expired JPH035454Y2 (ja) 1984-11-27 1984-11-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH035454Y2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3930076C1 (ja) * 1989-09-09 1991-02-14 Mercedes-Benz Aktiengesellschaft, 7000 Stuttgart, De
JP4554305B2 (ja) * 2004-09-08 2010-09-29 トヨタ自動車株式会社 燃料電池用放熱器冷却システム及びそれを搭載した車両
JP2013086660A (ja) * 2011-10-18 2013-05-13 Toyota Motor Corp 車両前部構造
JP5884718B2 (ja) * 2012-12-19 2016-03-15 トヨタ自動車株式会社 車体前部構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6193318U (ja) 1986-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH035454Y2 (ja)
JPH02197496A (ja) 船外機の吸気装置
JPH0239854Y2 (ja)
JPS5837697Y2 (ja) オ−トバイのエンジン冷却装置
JP2518435Y2 (ja) エンジンの吸気装置
JPH041020U (ja)
JPS5814090Y2 (ja) 自動車用空調装置
JPH0171133U (ja)
JPS5971920U (ja) 自動車のラヂエ−タ部構造
JPS61149727U (ja)
JPS61166124U (ja)
JP2518221Y2 (ja) オートバイの導風パイプ構造
JPH077542Y2 (ja) 部分油冷式空冷エンジンの冷却装置
JP2588078Y2 (ja) インタークーラー導風構造
JPH041656U (ja)
JP2530409Y2 (ja) ラジエータ温風巻込防止構造
JP2548855Y2 (ja) リヤエンジンバスのエンジン冷却装置
JPH0512150Y2 (ja)
JPS5824459U (ja) エアクリ−ナ
JPH03121021U (ja)
JPS61103519U (ja)
JPS62141619U (ja)
JPS62165433U (ja)
JPH0234759U (ja)
JPH0684157B2 (ja) スク−タ−の換気装置