JP2588078Y2 - インタークーラー導風構造 - Google Patents

インタークーラー導風構造

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JP2588078Y2
JP2588078Y2 JP1993020143U JP2014393U JP2588078Y2 JP 2588078 Y2 JP2588078 Y2 JP 2588078Y2 JP 1993020143 U JP1993020143 U JP 1993020143U JP 2014393 U JP2014393 U JP 2014393U JP 2588078 Y2 JP2588078 Y2 JP 2588078Y2
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JP
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intercooler
air
air guide
guide structure
duct
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清彦 長谷川
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Aichi Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Aichi Machine Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は例えば自動車のエンジ
ンの過給空気を冷却するインタークーラーに通風経路か
ら導風する導風構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来から図3および図4に示すように
エンジンの過給空気路(6,7) が接続されているインター
クーラー(1) のコア部(2) に冷却風を送通するには、例
えば自動車車体のサイドメンバー(3) 等を通風経路と
し、該サイドメンバー(3) からインタークーラー(1) の
コア部(2) に導風ダクト(4) を差出し、該インタークー
ラー(1) の背面には電動ファン(5) を有している。そし
て自動車走行中に発生するラム圧によって冷却風をサイ
ドメンバー(3) に取入れ、導風ダクト(4) を介してイン
タークーラー(1) に導き、一方電動ファン(5) を作動し
て該サイドメンバー(3) からの冷却風を吸引している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 上記従来構成ではイ
ンタークーラー(1) は車体内部に配置されるエンジン近
傍に設置されているから、サイドメンバー(3) 等の通風
経路が長くなり、また通風経路の口径も設計上大きくと
れないので通風抵抗が大きくなり、特に低速走行時には
ラム圧の低下が著しく、必要な冷却風量の確保が困難で
あると云う問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案は上記従来の課
題を解決するための手段として、通風経路(3) からイン
タークーラー(1) に導風する導風ダクト内端(14A)がイ
ンタークーラー(1)のコア部(2) を部分的に覆うように
定し、該コア部(2)の背面には電動ファンを配置して
インタークーラー(1) 周囲の空気を該コア部(2) に吸引
するようにしたインタークーラー導風構造を提供するも
のである。
【0005】
【作用】 インタークーラー(1) のコア部(2) にあっ
て、導風ダクト(14)の内端(14A) に覆われれている部分
(2A)は通風経路(3) から導風ダクト(14)を介して導かれ
る冷却風によって冷却され、その外の開放部分(2B)はイ
ンタークーラー(1) 周囲の空気を電動ファン(5) で吸引
することにより冷却される。したがってインタークーラ
ー(1) の開放部分(2B)への冷却風の送通はラム圧には関
係しない。
【0006】
【実施例】 本考案を図1および図2に示す一実施例に
よって説明すれば、エンジンの過給空気路(6,7) が接続
されているインタークーラー(1) には通風経路としての
サイドメンバー(3) から導風ダクト(14)を介して冷却風
が送通されるが、該インタークーラー(1) のコア部(2)
は該導風ダクト(14) 内端(14A) によって覆われた部分
(2A)と該導風ダクト(14)によって覆われていない開放部
分(2B)とからなる。
【0007】 該導風ダクト(14)の内端(14A) は上記し
たようにインタークーラー(1) のコア部(2) を部分的に
被覆するが、該導風ダクト(14)の断面積は通風経路であ
るサイドメンバー(3) の断面積と略同程度とする。
【0008】 上記インタークーラー(1) の背面には電
動ファン(5) が配置され、自動車走行中のラム圧により
サイドメンバー(3) に取入れられた冷却風は矢印イに示
すように導風ダクト(14)を介してインタークーラー(1)
のコア部(2) の部分(2A)に送通され、同時に電動ファン
(5) の作動により吸引されるが、一方コア部(2) の導風
ダクト(14)で覆われていない開放部分(2B)にはインター
クーラー(1) の周囲の空気が矢印ロに示すように電動フ
ァン(5) により吸引され冷却風となる。
【0009】 したがって上記構成では自動車の低速走
行時にラム圧が低下してしサイドメンバー(3) から導風
ダクト(14)を介する冷却風量が確保困難となっても、イ
ンタークーラー(1) の周囲からラム圧に関係なく冷却風
が送通される。
【0010】
【考案の効果】 したがって本考案においては、自動車
の低速走行、高速走行に係わらず、インタークーラーは
確実に冷却される。
【図面の簡単な説明】
図1および図2は本考案の一実施例を示すものである。
【図1】 説明斜視図
【図2】 導風ダクト部分断面図
【図3】 従来例の説明斜視図
【図4】 従来例の導風ダクト部分断面図
【符号の説明】
1 インタークーラー 2 コア部 2A 導風ダクトに覆われている部分 2B 開放部分 3 サイドメンバー(通風経路) 14 導風ダクト

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】通風経路からインタークーラーに導風する
    導風ダクト内端がインタークーラーのコア部を部分的に
    覆うように設定し、該コア部の背面に は電動ファンを配
    置してインタークーラー周囲の空気を該コア部に吸引す
    ようにしたことを特徴とするインタークーラー導風
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JPH0674872U JPH0674872U (ja) 1994-10-21
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