JPH0230340Y2 - - Google Patents

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JPH0230340Y2
JPH0230340Y2 JP15525583U JP15525583U JPH0230340Y2 JP H0230340 Y2 JPH0230340 Y2 JP H0230340Y2 JP 15525583 U JP15525583 U JP 15525583U JP 15525583 U JP15525583 U JP 15525583U JP H0230340 Y2 JPH0230340 Y2 JP H0230340Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
radiator
cooling
bumper
air intake
fan
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JP15525583U
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JPS6061927U (ja
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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、たとえばエンジンを冷却する第1
ラジエータおよびターボ用のインタークーラを冷
却する第2ラジエータ等の二つのラジエータを備
えた自動車の前部車体構造に関する。
(従来技術) 車体のノーズパネルが前方下方に傾斜してバン
パ部まで延長されるスポーツカータイプでは、エ
ンジンを冷却するラジエータの空気取入口はバン
パ部の下方に形成され(例えば特開昭51−126621
号公報)、この空気取入口から後方に延びる空気
導入通路内に前述のラジエータが配置され、また
このラジエータにはクーラのコンデンサも相互が
重ねられた状態で配置される(例えば実開昭56−
53618号公報)。
一方、ターボチヤージヤが搭載され、このター
ボチヤージヤ用のインタークーラが要求された場
合、このインタークーラを冷却する第2ラジエー
タを前述のラジエータおよびコンデンサと同じよ
うに、これらに重ねた状態で配置すると、第2ラ
ジエータは充分な冷却効果を得るためにその容積
が大きく形成されているので、前述のように3枚
重ねになると、通気性が阻害されて熱交換が悪く
なり、またこの影響はラジエータやコンデンサに
も及び、全部の熱交換を悪化させる問題点とな
る。
また、これら2つのラジエータを幅方向にずら
そうとした場合には、左右のリトラクタブルヘツ
ドランプと干渉するため、そのレイアウトが難し
いという問題もある。
(考案の目的) この考案の目的は、第2ラジエータが付加され
てもラジエータやコンデンサの熱交換を悪くする
ことがなく、しかも第2ラジエータ自体も必要充
分な熱交換ができる自動車の前部車体構造の提供
にある。
(考案の構成) この考案は、バンパ部下方から後方に延びる空
気導入通路に第1ラジエータを配置し、この第1
ラジエータと後方に配置されるエンジンの冷却フ
アンとの間にフアンカウリングを配置し、このフ
アンカウリングの上面を開口して、この開口縁部
に第2ラジエータを取付け、この第2ラジエータ
の前方のノーズパネルに冷却風の導入口を形成し
た自動車の前部車体構造であることを特徴とす
る。
(考案の効果) この考案によれば、第1ラジエータをエンジン
冷却用とし、第2ラジエータをインタークーラ冷
却用とした場合、それぞれのラジエータの冷却風
の取入口がそれぞれ独立して相互干渉がないた
め、それぞれの熱交換を充分行なわせることがで
き、しかも各ラジエータの冷却風の通路はフアン
カウリングで結合されているため、冷却フアンは
一個で済む。
(実施例) この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面は自動車の前部車体構造を示し、第1図〜
第4図において、車体1のノーズパネル2は前方
下方に傾斜して、バンパ部3まで延長され、先端
部はスカート4によつて囲繞されている。そして
バンパ部3はスカート4の内側で構成されてい
る。
上述のスカート4の中央下部には冷却用の空気
取入口5が形成され、この空気取入口5から後方
に空気導入通路6が形成されている。
上述の空気導入通路6にはエンジン7の冷却用
の第1ラジエータ8が配置され、この第1ラジエ
ータ8は前部サイドフレーム(図示省略)または
ラジエータシユラウド(図示省略)に取付け部9
を介してボルトナツト(図示省略)で前方へ俯く
姿勢状態で取付けられる。
上述の第1ラジエータ8の前部にはクーラ用の
コンデンサ10が取付けられ、また後部には側面
視三角状のフアンカウリング11が相互の取付け
部12,13を介してボルトナツト(図示省略)
により固定される。
上述のフアンカウリング11の後面には風胴口
14が形成され、この風胴口14内にはエンジン
7の冷却用フアン15が配置される。
またフアンカウリング11の上面は開口され
て、この開口部16にはターボチヤージヤ(図示
省略)の冷却用の第2ラジエータ17が相互の取
付け部18,19を介してボルトナツト(図示省
略)により固定される。
上述の第2ラジエータ16の前方のノーズパネ
ル2は開口され、この開口部20にはエアインテ
ーク21がボルト22、ナツト23で取付けられ
て、冷却風の導入口24が形成されている。
なお、25,25はリトラクタブルヘツドラン
プである。
このように構成した前部車体構造において、第
1ラジエータ8およびコンデンサ10は空気取入
口5から導入される冷却風によつて、熱交換さ
れ、また第2ラジエータ17はエアインテーク2
1の導入口24から導入された冷却風によつて熱
交換される。
またフアンカウリング11は空気取入口5とエ
アインテーク21の導入口24からの冷却風を集
合しているので、低速走行時は一つの冷却用フア
ン15で両ラジエータ8,17を冷却することが
できる。
上記実施例では、インタークーラを冷却する冷
却器を第2ラジエータとしたが、インタークーラ
自体を第2ラジエータとしてもよいものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は自
動車の前部概略斜視図。第2図は前部車体の概略
断面側面図。第3図はラジエータ部分の分解斜視
図。第4図はエアインテーク部分の断面側面図で
ある。 1……車体、2……ノーズパネル、3……バン
パ部、5……空気取入口、6……空気導入通路、
7……エンジン、8……第1ラジエータ、11…
…フアンカウリング、15……冷却用フアン、1
7……第2ラジエータ、21……エアインテー
ク、24……導入口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体のノーズパネルが下方に傾斜してバンパ部
    まで延長され、 ノーズパネルの下方にはバンパ部の下方に形成
    された空気取入口から後方に延びる空気導入通路
    が形成され、 上記空気導入通路には第1ラジエータが配置さ
    れ、上記第1ラジエータと、この第1ラジエータ
    の後方に位置するエンジンの冷却フアンとの間に
    フアンカウリングが配置され、 上記フアンカウリングには、その上面に開口が
    形成され、上記開口の開口縁部に第2ラジエータ
    が取付けられ、 上記第2ラジエータの前方のノーズパネルに冷
    却風の導入口が形成されている ことを特徴とする自動車の前部車体構造。
JP15525583U 1983-10-05 1983-10-05 自動車の前部車体構造 Granted JPS6061927U (ja)

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JP15525583U JPS6061927U (ja) 1983-10-05 1983-10-05 自動車の前部車体構造

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JP15525583U JPS6061927U (ja) 1983-10-05 1983-10-05 自動車の前部車体構造

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Publication Number Publication Date
JPS6061927U JPS6061927U (ja) 1985-04-30
JPH0230340Y2 true JPH0230340Y2 (ja) 1990-08-15

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JPS6061927U (ja) 1985-04-30

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