JPH0615798Y2 - オートバイのエアークリーナー - Google Patents
オートバイのエアークリーナーInfo
- Publication number
- JPH0615798Y2 JPH0615798Y2 JP1987182689U JP18268987U JPH0615798Y2 JP H0615798 Y2 JPH0615798 Y2 JP H0615798Y2 JP 1987182689 U JP1987182689 U JP 1987182689U JP 18268987 U JP18268987 U JP 18268987U JP H0615798 Y2 JPH0615798 Y2 JP H0615798Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaner
- chamber
- engine
- intake passage
- air cleaner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、オートバイのエアークリーナーに関する。
オートバイは、年々高性能化が求められ、エンジンも高
出力化を図る必要があり、エアークリーナーは、吸気抵
抗が少く、吸入音の発生も少い大型のものになってお
り、クリーナー室とチヤンバーを連結したものになって
きている。例えば特開昭60-131317号公報参照。このた
め、エアークリーナーが、エンジンの一方の壁になる。
又、走行による空気抵抗を少くするため、車体の前部を
カウリングで覆うようにしており、エンジン付近が、エ
ンジンの発熱による熱気で高温になり、エアークリーナ
ーの壁で、この熱気が籠って抜けなくなり、エンジン付
近の雰囲気温度が高くなり、冷却が不十分になる不都合
がある。
出力化を図る必要があり、エアークリーナーは、吸気抵
抗が少く、吸入音の発生も少い大型のものになってお
り、クリーナー室とチヤンバーを連結したものになって
きている。例えば特開昭60-131317号公報参照。このた
め、エアークリーナーが、エンジンの一方の壁になる。
又、走行による空気抵抗を少くするため、車体の前部を
カウリングで覆うようにしており、エンジン付近が、エ
ンジンの発熱による熱気で高温になり、エアークリーナ
ーの壁で、この熱気が籠って抜けなくなり、エンジン付
近の雰囲気温度が高くなり、冷却が不十分になる不都合
がある。
この考案は、かかる点に鑑み、エアークリーナーのクリ
ーナー室とチヤンバーを連通させる吸気通路部分に貫孔
を設けて熱気がよく抜けるようにし、しかもエアークリ
ーナーが大型にできて、吸気抵抗が少く吸気音の発生も
少くできるオートバイのエアークリーナーを得ることを
目的とする。
ーナー室とチヤンバーを連通させる吸気通路部分に貫孔
を設けて熱気がよく抜けるようにし、しかもエアークリ
ーナーが大型にできて、吸気抵抗が少く吸気音の発生も
少くできるオートバイのエアークリーナーを得ることを
目的とする。
以下、本考案を図面に示す実施例によって説明する。
エアークリーナーは、前部にクリーナー室1を設け、後
部にチヤンバー2を設けて、その間を吸気通路3で連結
してある。クリーナー室1は、上面に吸入口4を設け、
内側にクリーナーエレメント5が収容してある。チヤン
バー2は下部前側に、出口6が設けてあって、エンジン
7の気化器8に、出口6を連結する。吸気通路3には、
中央に吸気通路3を左右に二分するように、上下方向に
貫孔9を設ける。気化器8は、エンジン7の後側に連結
し、気化器8の後側にチヤンバー2が配置され、そのチ
ヤンバー2をクリーナー室1に接続する吸気通路3は上
記気化器8の上方に配設されており、また上記クリーナ
ー室1はエンジン7のシリンダヘッドの上方で且つ燃料
タンク10の下面前部に形成された凹部10a内に収容
されている。
部にチヤンバー2を設けて、その間を吸気通路3で連結
してある。クリーナー室1は、上面に吸入口4を設け、
内側にクリーナーエレメント5が収容してある。チヤン
バー2は下部前側に、出口6が設けてあって、エンジン
7の気化器8に、出口6を連結する。吸気通路3には、
中央に吸気通路3を左右に二分するように、上下方向に
貫孔9を設ける。気化器8は、エンジン7の後側に連結
し、気化器8の後側にチヤンバー2が配置され、そのチ
ヤンバー2をクリーナー室1に接続する吸気通路3は上
記気化器8の上方に配設されており、また上記クリーナ
ー室1はエンジン7のシリンダヘッドの上方で且つ燃料
タンク10の下面前部に形成された凹部10a内に収容
されている。
しかして、吸入口4から吸入された吸気は、クリーナー
エレメント5を内側から外側に抜けて、埃を取除かれて
クリーナー室1内に入り、吸気通路3を通ってチヤンバ
ー2内に流れ、更に気化器8に流れて燃料を混入され
て、エンジン7の吸気ガスとして吸入される。クリーナ
ー室1は、チヤンバー2と連って、大型のものにでき
て、吸気抵抗が少く、吸気音の発生も少くできる。エン
ジン7は、運転によって発熱し、付近の温度が高くな
る。この熱気は上昇気流となり、貫孔9を通って、燃料
タンク10の下に流れ、更に走行による風の前から後方
への流れと共に、後方に抜ける。吸入口4は、熱気が抜
ける貫孔9より前側に位置するので、主として走行によ
る風を吸入し、熱気の影響は殆んどない。
エレメント5を内側から外側に抜けて、埃を取除かれて
クリーナー室1内に入り、吸気通路3を通ってチヤンバ
ー2内に流れ、更に気化器8に流れて燃料を混入され
て、エンジン7の吸気ガスとして吸入される。クリーナ
ー室1は、チヤンバー2と連って、大型のものにでき
て、吸気抵抗が少く、吸気音の発生も少くできる。エン
ジン7は、運転によって発熱し、付近の温度が高くな
る。この熱気は上昇気流となり、貫孔9を通って、燃料
タンク10の下に流れ、更に走行による風の前から後方
への流れと共に、後方に抜ける。吸入口4は、熱気が抜
ける貫孔9より前側に位置するので、主として走行によ
る風を吸入し、熱気の影響は殆んどない。
以上説明したように、この考案は、上面に吸入口を設け
るとともに内部にクリーナーエレメントを収容したクリ
ーナ室を、エンジンのシリンダヘッドの上方で、且つ燃
料タンクの下面前部に形成された凹部に収容し、そのク
リーナー室と気化器に連結する後部のチヤンバーとを上
記気化器の上方に配設された吸気通路で接続し、その吸
気通路の中央に吸気通路を左右に二分する上下方向の貫
孔を設けたので、エンジン給気用システムを車体前方に
集中してコンパクトにまとめることができ、フレームへ
のエンジン搭載性を向上でき、しかも、クリーナー室と
チヤンバーを吸気通路で連結した大型のエアークリーナ
ーにできて、吸気抵抗が少く、吸入音の発生も少いエン
ジンは高出力にできるものになる。そして、エンジンの
運転による発熱で生じる。エンジン付近の熱気は、貫孔
を通って上昇気流となって抜けるので、エアークリーナ
ーが壁になることもなく、熱気がスムースに抜けて、エ
ンジンの冷却にも支障なくできる。
るとともに内部にクリーナーエレメントを収容したクリ
ーナ室を、エンジンのシリンダヘッドの上方で、且つ燃
料タンクの下面前部に形成された凹部に収容し、そのク
リーナー室と気化器に連結する後部のチヤンバーとを上
記気化器の上方に配設された吸気通路で接続し、その吸
気通路の中央に吸気通路を左右に二分する上下方向の貫
孔を設けたので、エンジン給気用システムを車体前方に
集中してコンパクトにまとめることができ、フレームへ
のエンジン搭載性を向上でき、しかも、クリーナー室と
チヤンバーを吸気通路で連結した大型のエアークリーナ
ーにできて、吸気抵抗が少く、吸入音の発生も少いエン
ジンは高出力にできるものになる。そして、エンジンの
運転による発熱で生じる。エンジン付近の熱気は、貫孔
を通って上昇気流となって抜けるので、エアークリーナ
ーが壁になることもなく、熱気がスムースに抜けて、エ
ンジンの冷却にも支障なくできる。
図は本考案の一実施例を示し、第1図は燃料タンクを一
部縦断した側面図、第2図はエアークリーナーの斜視
図、第3図は同平面図である。 1…クリーナー室、2…チヤンバー、3…吸気通路、4
…吸入口、5…クリーナーエレメント、8…気化器、9
…貫孔。
部縦断した側面図、第2図はエアークリーナーの斜視
図、第3図は同平面図である。 1…クリーナー室、2…チヤンバー、3…吸気通路、4
…吸入口、5…クリーナーエレメント、8…気化器、9
…貫孔。
Claims (1)
- 【請求項1】上面に吸入口を設けるとともに内部にクリ
ーナエレメントを収容したクリーナ室を、エンジンのシ
リンダヘッドの上方で、且つ燃料タンクの下面前部に形
成された凹部に収容し、そのクリーナ室と気化器に連結
する後部のチヤンバーとを上記気化器の上方に配設され
た吸気通路で接続し、その吸気通路の中央に吸気通路を
左右に二分する上下方向の貫孔を設けたことを特徴とす
るオートバイのエアークリーナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987182689U JPH0615798Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | オートバイのエアークリーナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987182689U JPH0615798Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | オートバイのエアークリーナー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0187096U JPH0187096U (ja) | 1989-06-08 |
JPH0615798Y2 true JPH0615798Y2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=31474133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987182689U Expired - Lifetime JPH0615798Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | オートバイのエアークリーナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615798Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5715083A (en) * | 1980-06-30 | 1982-01-26 | Honda Motor Co Ltd | Air cleaner device for autobicycle |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP1987182689U patent/JPH0615798Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0187096U (ja) | 1989-06-08 |
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