JPH1159204A - 車両用内燃機関における大気空気取り入れ装置 - Google Patents

車両用内燃機関における大気空気取り入れ装置

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JPH1159204A
JPH1159204A JP23230597A JP23230597A JPH1159204A JP H1159204 A JPH1159204 A JP H1159204A JP 23230597 A JP23230597 A JP 23230597A JP 23230597 A JP23230597 A JP 23230597A JP H1159204 A JPH1159204 A JP H1159204A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support member
air intake
radiator support
atmospheric air
rear end
Prior art date
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Pending
Application number
JP23230597A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Sakata
昭博 坂田
Yoshihiro Nishimura
佳弘 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication of JPH1159204A publication Critical patent/JPH1159204A/ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関への大気空気をラジエータサポート
部材3とボンネットカバー4との間の箇所から大気空気
取り入れ口部2にて取り入れる場合に、その大気空気取
り入れ口部2から水及び熱気を吸い込むことを防止する
と共に、この大気空気取り入れ口部2とラジエータサポ
ート部材3との相互間の振動の伝達を低減する。 【手段】 前記ラジエータサポート部材3の上面に、ブ
ラケット板5を取付けて、このブラケット板5の後端部
分5aを、前記ラジエータサポート部材の上面より低く
して、この後端部分5aの上面に、前記大気空気取り入
れ口部2における底板を、その間に防振ゴム6を挟んで
取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載される
内燃機関において、この内燃機関への大気空気を、車両
のフロントエンジンルームにおける前部に設けられてい
るラジエータサポート部材と、前記フロントエンジンル
ームに対するボンネットカバーとの間の箇所から取り入
れるための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の大気空気の取り入れ装置
は、例えば、実開昭62−110023号公報等に記載
されているように、エアクリーナへの空気ダクトの先端
における大気空気取り入れ口部を、横長の矩形断面に形
成して、前記ラジエータサポート部材の上面に載置した
のち、この大気空気取り入れ口の底板をラジエータサポ
ート部材に対してボルトにて締結すると言う構成にして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来における大気
空気取り入れ装置は、空気ダクトの先端における大気空
気取り入れ口の底板が、ラジエータサポート部材の上面
に対して密接すると言う構成であるから、エンジンルー
ム内の熱気が大気空気取り入れ口に吸い込まれるのを前
記ラジエータサポート部材にて阻止できると言う利点を
有する。
【0004】しかし、その反面、前記大気空気取り入れ
口が、ラジエータサポート部材の上面に密接して開口し
ていることにより、ラジエータサポート部材の上面に水
が溜まった場合に、この水を大気空気と一緒に空気ダク
ト内に吸い込んで、エアクリーナにおけるフイルタエレ
メントを汚損するおそれが大きいのであり、しかも、前
記ラジエータサポート部材の上面と、フロントエンジン
ルームを覆うボンネットカバーとの間の高さが低いこと
により、前記空気ダクトの先端における大気空気取り入
れ口の底板と、ラジエータサポート部材との間に防振ゴ
ムを介挿することができないから、空気ダクトとラジエ
ータサポート部材との相互間における振動の伝達による
騒音が大きいと言う問題があった。
【0005】本発明は、内燃機関への大気空気をラジエ
ータサポート部材とボンネットカバーとの間の箇所から
取り入れる場合に、前記従来の装置が有する問題を解消
することを技術的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「エアクリーナへの空気ダクトの先端
における大気空気取り入れ口部を、横長の矩形断面に形
成して、この大気空気取り入れ口部を、フロントエンジ
ンルーム内におけるラジエータサポート部材と、前記フ
ロントエンジンルームを覆うボンネットカバーとの間に
配設してなる大気空気取り入れ装置において、前記ラジ
エータサポート部材の上面に、ブラケット板を、当該ブ
ラケット板の後端部分がフロントエンジンルーム内に向
かって延びるように取付け、このブラケット板の後端部
分を、前記ラジエータサポート部材の上面より低くし
て、この後端部分の上面に、前記大気空気取り入れ口部
における底板を、その間に防振ゴムを挟んで取付け
る。」と言う構成にした。
【0007】
【発明の作用・効果】このように、ラジエータサポート
部材の上面に、ブラケット板を、当該ブラケット板の後
端部分がフロントエンジンルーム内に向かって延びるよ
うに取付け、このブラケット板の後端部分を、前記ラジ
エータサポート部材の上面より低くして、この後端部分
の上面に、空気ダクトの大気空気取り入れ口部における
底板を、その間に防振ゴムを挟んで取付けると言う構成
にしたことにより、前記大気空気取り入れ口部における
底板は、前記ラジエータサポート部材の上面と略同じ高
さか少し低くなっているものの、この底板と、前記ブラ
ケット板における後端部分との間には、その間に防振ゴ
ムを介挿するだけの隙間が形成されていて、前記ラジエ
ータサポート部材の上面に溜まった水がブラケット板の
上面を伝って後方に流れても、この水は、前記したよう
に、大気空気取り入れ口部における底板とブラケット板
における後端部分との間に形成されている隙間より速や
かに排出されることになるから、前記ラジエータサポー
ト部材の上面に溜まった水が、大気空気と一緒に空気ダ
クト内に吸い込まれることを確実に低減できるのであ
り、また、前記ブラケット板の後端部分を、前記ラジエ
ータサポート部材の上面より低くして、その上面に大気
空気取り入れ口部における底板を、その間に防振ダムを
挟んで取付けたことで、前記空気ダクトにおける大気空
気取り入れ口部を、内燃機関への大気空気をラジエータ
サポート部材とボンネットカバーとの間から取り入れる
ことができる状態のもとで前記ラジエータサポート部材
に取付けるものでありながら、空気ダクトとラジエータ
サポート部材との相互間における振動の伝達を、前記防
振ゴムにて確実に低減できるのであり、更にまた、前記
大気空気取り入れ口部は、ブラケット板の後端部分の上
面に取付けられていることにより、エンジンルーム内の
熱気が大気空気取り入れ口部に吸い込まれることを、前
記ブラケット板にて確実に阻止することができるのであ
る。
【0008】従って、本発明によると、内燃機関への大
気空気をラジエータサポート部材とボンネットカバーと
の間から取り入れる場合において、水の吸い込みによる
フイルタエレメントの汚損、及び、騒音の発生、並び
に、熱気の吸い込みを大幅に低減できる効果を有する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図4の図面について説明する。この図において符号
1は、車両のフロントエンジンルーム内に搭載した内燃
機関におけるエアクリーナ(図示せず)への空気ダクト
を示し、この空気ダクト1の先端には、横長の矩形断面
に形成した大気空気取り入れ口部2が設けられている。
【0010】符号3は、車両のフロントエンジンルーム
内に設けられているラジエータサポート部材を、符号4
は、車両のフロントエンジンルームを覆うボンネットカ
バーを各々示す。符号5は、ブラケット板を示し、この
ブラケット板5を、前記ラジエータサポート部材3の上
面に、当該ブラケット板5における後端部分5aが後方
のフロントエンジンルーム内に突出するように配設し
て、ラジエータサポート部材3に対して一対のボルト6
にて着脱可能に取付ける。
【0011】そして、このブラケット板5における後端
部分5aを、前記ラジエータサポート部材3の上面より
適宜高さだけ段付き状に低く形成して、この後端部分5
aの上面に、前記大気空気取り入れ口部2の底板2a
を、これらの間にゴム等の軟質弾性体製の防振ゴム7を
挟んで取付ける。なお、この防振ゴム7を挟んでの取付
けは、防振ゴム7をリング状に形成して、これを、前記
ブラケット板5における後端部分5aに対して装着する
一方、前記大気空気取り入れ口部2における底板2aの
下面に、ピン軸8を一体的に設けて、このピン軸8を、
前記ブラケット板5における後端部分5aに対して装着
したリング状防振ゴム7内に押し込み挿入することによ
り行うのであり、この場合において、前記ピン軸8の先
端には抜け防止用の突起部8aが一体的に設けられ、こ
れにより、大気空気取り入れ口部2のブラケット板5に
対する取付けを着脱可能に構成されている。
【0012】このように、ラジエータサポート部材3の
上面に、ブラケット板5を、当該ブラケット板5の後端
部分5aがフロントエンジンルーム内に向かって延びる
ように取付け、このブラケット板5の後端部分5aを、
前記ラジエータサポート部材3の上面より低くして、こ
の後端部分5aの上面に、空気ダクト1の大気空気取り
入れ口部2における底板2aを、その間に防振ゴム7を
挟んで取付けると言う構成にしたことにより、前記大気
空気取り入れ口部2における底板2aは、前記ラジエー
タサポート部材2の上面と略同じ高さか少し低くなって
いるものの、この底板2aと、前記ブラケット板5にお
ける後端部分5aとの間には、その間に防振ゴム7を介
挿するだけの隙間が形成されていて、前記ラジエータサ
ポート部材3の上面に溜まった水がブラケット板5の上
面を伝って後方に流れても、この水は、前記したよう
に、大気空気取り入れ口部2における底板2aとブラケ
ット板5における後端部分5aとの間に形成されている
隙間より速やかに排出されることになるから、前記ラジ
エータサポート部材3の上面に溜まった水が、大気空気
と一緒に空気ダクト1内に吸い込まれることを確実に低
減できるのである。
【0013】また、前記ブラケット板5の後端部分5a
を、前記ラジエータサポート部材3の上面より低くし
て、その上面に大気空気取り入れ口部2における底板2
aを、その間に防振ダム7を挟んで取付けたことで、前
記空気ダクト1における大気空気取り入れ口部2を、内
燃機関への大気空気をラジエータサポート部材3とボン
ネットカバー4との間から取り入れることができる状態
のもとで前記ラジエータサポート部材3に取付けるもの
でありながら、空気ダクト1とラジエータサポート部材
3との相互間における振動の伝達を、前記防振ゴム7に
て確実に低減できるのである。
【0014】更にまた、前記大気空気取り入れ口部2
は、ブラケット板5の後端部分5aの上面に取付けられ
ていることにより、エンジンルーム内の熱気が大気空気
取り入れ口部2に吸い込まれることを、前記ブラケット
板5にて確実に阻止することができるのである。なお、
前記大気空気取り入れ口部2の外側面には、各図に二点
鎖線で示すように、スポンジ板9が巻付けられており、
このスポンジ板9の巻付けにより、大気空気取り入れ口
部2とボンネットカバー4との間の隙間を詰めると共
に、エンジンルーム内の熱気の大気空気取り入れ口部2
への吸い込みを更に阻止するように構成されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す一部切欠平面図であ
る。
【図2】図1のII−II視断面図である。
【図3】図1のIII −III 視断面図である。
【図4】分解した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 空気ダクト 2 大気空気取り入れ口部 3 ラジエータサポート部材 4 ボンネットカバー 5 ブラケット板 5a ブラケットの後端部分 6 ボルト 7 防振ゴム 8 ピン軸 9 スポンジ板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアクリーナへの空気ダクトの先端におけ
    る大気空気取り入れ口部を、横長の矩形断面に形成し
    て、この大気空気取り入れ口部を、フロントエンジンル
    ーム内におけるラジエータサポート部材と、前記フロン
    トエンジンルームを覆うボンネットカバーとの間に配設
    してなる大気空気取り入れ装置において、 前記ラジエータサポート部材の上面に、ブラケット板
    を、当該ブラケット板の後端部分がフロントエンジンル
    ーム内に向かって延びるように取付け、このブラケット
    板の後端部分を、前記ラジエータサポート部材の上面よ
    り低くして、この後端部分の上面に、前記大気空気取り
    入れ口部における底板を、その間に防振ゴムを挟んで取
    付けたことを特徴とする車両用内燃機関における大気空
    気取り入れ装置。
JP23230597A 1997-08-28 1997-08-28 車両用内燃機関における大気空気取り入れ装置 Pending JPH1159204A (ja)

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JP23230597A JPH1159204A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 車両用内燃機関における大気空気取り入れ装置

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JP23230597A Pending JPH1159204A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 車両用内燃機関における大気空気取り入れ装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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