JPWO2015056674A1 - 無機多孔質膜及び無機多孔質膜の製造方法 - Google Patents

無機多孔質膜及び無機多孔質膜の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】耐熱衝撃性に優れた排気ガスセンサーを製造することが可能な無機多孔質膜を提供する。【解決手段】無機多孔質膜は、ガラスと、無機フィラーとを含む。無機多孔質膜におけるガラスの含有率が50体積%以下である。【選択図】図1

Description

本発明は、無機多孔質膜及び無機多孔質膜の製造方法に関する。
従来、例えば自動車の排気通路等には、酸素ガスを検知する排気ガスセンサーが配されている。特許文献1及び2には、排ガスセンサーの一種である空燃比センサーの一例が記載されている。
特許文献1に記載の空燃比センサーは、ジルコニア等の酸素イオン導電性のセラミックスからなる固体電解質層を有する。固体電解質層は、排気ガス側電極層と大気側電極層とにより挟持されている。排気ガス側電極層の上には、拡散抵抗層が設けられている。
拡散抵抗層は、固体電解質層における酸素イオンの移動量を制限する機能を有する。特許文献1には、拡散抵抗層を、多孔質セラミックス(耐熱性無機物質)により構成することが記載されている。また、特許文献2に記載の空燃比センサーには、アルミナ等により拡散抵抗層を構成できる旨が記載されている。
国際公開2011/074132号公報 特開2013−15398号公報
自動車等に用いられる排気ガスセンサーには、耐熱衝撃性に優れていることが要求される。しかしながら、アルミナからなる拡散抵抗層は耐熱衝撃性が低い。このため、アルミナからなる拡散抵抗層を備える排気ガスセンサーは、耐熱衝撃性が低いという問題を有する。
本発明の主な目的は、耐熱衝撃性に優れた排気ガスセンサーを製造することが可能な無機多孔質膜を提供することにある。
本発明に係る無機多孔質膜は、ガラスと、無機フィラーとを含み、ガラスの含有率が50体積%以下である。
本発明に係る無機多孔質膜では、無機フィラーは、結晶化ガラス、石英ガラス、β−スポジュメン、β−ユークリプタイト、ウイレマイト、コーディエライト、チタン酸アルミニウム、タングステン酸ジルコニウム及びリンタングステン酸ジルコニウムからなる群から選ばれた少なくとも一種からなることが好ましい。
本発明に係る無機多孔質膜では、無機フィラーは、β−スポジュメン固溶体またはβ−石英固溶体を析出結晶として含有する結晶化ガラスからなることが好ましい。
本発明に係る無機多孔質膜では、ガラスは、シリカホウ酸系ガラスからなることが好ましい。
本発明に係る無機多孔質膜では、シリカホウ酸系ガラスは、質量%で、SiO 25〜70%、B 1〜50%、MgO 0〜10%、CaO 0〜25%、SrO 0〜10%、BaO 0〜40%、MgO+CaO+SrO+BaO 10〜45%、Al 0〜20%、及びZnO 0〜25%含有することが好ましい。
本発明に係る無機多孔質膜では、シリカホウ酸系ガラスにおけるアルカリ金属成分の含有量の合量が、質量%で10%以下であることが好ましい。
本発明に係る無機多孔質膜は、熱膨張係数が70×10−7/℃以下であることが好ましい。
本発明に係る無機多孔質膜では、ガラスの熱膨張係数が100×10−7/℃以下であることが好ましい。
本発明に係る無機多孔質膜では、無機フィラーの熱膨張係数が70×10−7/℃以下であることが好ましい。
本発明に係る無機多孔質膜では、ガラスの軟化温度が400℃〜1100℃であることが好ましい。
本発明に係る無機多孔質膜では、無機フィラーの平均粒子径(D50)が2μm〜50μmであることが好ましい。
本発明に係る無機多孔質膜では、無機フィラーの平均粒子径(D50)に対する99%粒子径(D99)の比(D99/D50)が3〜100であることが好ましい。
本発明に係る無機多孔質膜は、気孔率が20%〜80%であることが好ましい。
本発明に係る無機多孔質膜は、排気ガスセンサーの拡散抵抗層に用いられることが好ましい。
本発明に係る無機多孔質膜の製造方法は、上記無機多孔質膜を製造するための方法である。本発明に係る無機多孔質膜の製造方法では、ガラス粉末と無機フィラーとを含むペーストからなるペースト層を焼成する。
本発明に係る無機多孔質膜の製造方法では、ガラスの軟化温度〜ガラスの軟化温度+400℃の温度でペースト層を焼成することが好ましい。
本発明に係る無機多孔質膜の製造方法では、ガラス粉末の平均粒子径(D50)が0.5μm〜20μmであることが好ましい。
本発明に係る無機多孔質膜の製造方法では、ガラス粉末の平均粒子径(D50)が、無機フィラーの平均粒子径(D50)よりも小さいことが好ましい。
本発明によれば、耐熱衝撃性に優れた排気ガスセンサーを製造することが可能な無機多孔質膜を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る無機多孔質膜を拡散抵抗層として用いた排気ガスセンサーの要部の模式的断面図である。 図2は、サンプル1における拡散抵抗層の破断面の顕微鏡写真である。 図3は、サンプル2における拡散抵抗層の破断面の顕微鏡写真である。 図4は、サンプル4における拡散抵抗層の破断面の顕微鏡写真である。 図5は、サンプル5における拡散抵抗層の破断面の顕微鏡写真である。 図6は、サンプル6における拡散抵抗層の破断面の顕微鏡写真である。
以下、本発明を実施した好ましい形態の一例について説明する。但し、下記の実施形態は、単なる例示である。本発明は、下記の実施形態に何ら限定されない。
図1は、本実施形態に係る無機多孔質膜を拡散抵抗層として用いた排気ガスセンサーの要部の模式的断面図である。図1に示されるように、排気ガスセンサー1は、固体電解質層10を有する。
固体電解質層10は、例えば、排気ガスに含まれる酸素イオン等に対して導電性を有するセラミックスにより構成することができる。具体的には、固体電解質層10は、ジルコニア、イットリウム部分安定化ジルコニア等の部分安定化ジルコニア、セリアなどにより構成することができる。ジルコニア、イットリウム部分安定化ジルコニア等の部分安定化ジルコニア、セリアなどにより構成された固体電解質層10は、例えば500℃程度の高温に加熱されたときに酸素イオン等に対して導電性を示す。従って、排気ガスセンサー1は、固体電解質層10が酸素イオン等に対して導電性を示す温度に加熱されて使用される。排気ガスセンサー1は、通常、固体電解質層10の加熱機構を備えている。
固体電解質層10は、第1の主面10aと、第2の主面10bとを有する。第1の主面10aの上には、第1の電極11が設けられている。第2の主面10bの上には、第2の電極12が設けられている。固体電解質層10は、第1の電極11と第2の電極12とにより挟持されている。
第1及び第2の電極11,12は、それぞれ、通気性を有する。よって、排気ガスに含まれる酸素等は、第1及び第2の電極11,12のそれぞれを厚み方向に通過可能である。第1及び第2の電極11,12は、例えば、多孔質膜であってもよいし、メッシュ状に設けられていてもよい。
第1及び第2の電極11,12は、それぞれ、Pt等の触媒活性の高い貴金属により構成することができる。
排気ガスセンサー1は、自動車等の排気経路に配される場合は、第1の電極11がエンジン側に向き、第2の電極12が外気側に向くように配される。
排気ガスセンサーの一種である酸素センサーにおいては、第1の電極11側の雰囲気における酸素濃度と、第2の電極12側の雰囲気における酸素濃度とが異なると、酸素濃度が高い側から酸素濃度が低い側へと酸素イオン流が発生する。これにより、起電力が生じる。この起電力を検出することにより、酸素を検出することができる。なお、排気ガスセンサー1は、酸素センサー以外にも、連続的な空燃比の変化を検出することができる空燃比センサーやNO濃度を検出可能なNOセンサー等に適用することも可能である。
第1の主面10aの上には、第1の電極11を覆う拡散抵抗層13が設けられている。拡散抵抗層13は、固体電解質層10に供給される排気ガス量を制限する機能を有する層である。
拡散抵抗層13は、連続気泡を有する多孔質体からなる。このため、排気ガスは、拡散抵抗層13を厚み方向に通過可能である。拡散抵抗層13の厚みは、所望の排気ガス拡散抵抗能を得るため、50μm〜500μmであることが好ましく、60μm〜300μmであることがより好ましく70μm〜200μmであることがさらに好ましい。
本実施形態では、拡散抵抗層13は、ガラスと、無機フィラーとを含む。拡散抵抗層13におけるガラスの含有率は、50体積%以下である。このため、下記の実験例等の結果からも分かるように、拡散抵抗層13は、良好な多孔性を有し、かつ、耐熱衝撃性が高い。また、拡散抵抗層13は、固体電解質層10との密着性が高い。
すなわち、拡散抵抗層13は、ガラスと無機フィラーとを含み、ガラスの含有率が50体積%以下である無機多孔質膜からなり、耐熱衝撃性が高く、かつ、他の部材に対して高い密着強度を有する。
耐熱衝撃性をさらに高め、かつ、固体電解質層10との密着性をさらに高める観点からは、拡散抵抗層13は、熱膨張係数が−10×10−7/℃〜70×10−7/℃であることが好ましく、熱膨張係数が−10×10−7/℃〜30×10−7/℃であることがより好ましく、0/℃〜15×10−7/℃であることがさらに好ましい。拡散抵抗層13に含まれるガラスは、熱膨張係数が30×10−7/℃〜100×10−7/℃であることが好ましく、40×10−7/℃〜80×10−7/℃であることがより好ましい。拡散抵抗層13に含まれる無機フィラーは、熱膨張係数が−80×10−7/℃〜70×10−7/℃であることが好ましく、−80×10−7/℃〜40×10−7/℃であることがより好ましく、−10×10−7/℃〜30×10−7/℃であることがさらに好ましい。なお、本発明において、熱膨張係数は、30℃〜300℃の範囲における線熱膨張係数を意味する。
上記のような低い熱膨張係数を有する無機フィラーとしては、例えば、結晶化ガラス、石英ガラス、β−スポジュメン、β−ユークリプタイト、ウイレマイト、コーディエライト、チタン酸アルミニウム、タングステン酸ジルコニウム、リン酸タングステン酸ジルコニウム等が挙げられる。
結晶化ガラスの具体例としては、β−スポジュメン固溶体を析出結晶として含有する結晶化ガラス、β−石英固溶体を析出結晶として含有する結晶化ガラス等が挙げられる。結晶化ガラスの結晶化開始温度は700℃以上であることが好ましく、750℃以上であることがより好ましい。結晶化開始温度が低すぎると、拡散抵抗層13の耐熱性が低下する場合がある。
拡散抵抗層13は、1種の無機フィラーを含んでいてもよいし、複数種類の無機フィラーを含んでいてもよい。無機フィラーの融点は、ガラスの軟化温度よりも高いことが好ましい。無機フィラーの平均粒子径(D50)は、2μm〜50μmであることが好ましく、3μm〜15μmであることがより好ましい。無機フィラーの平均粒子径(D50)が大きすぎると、多孔質体の機械的強度が低い場合や、均一な気孔質体が得られない場合がある。無機フィラーの平均粒子径(D50)が小さすぎると、気孔が小さくなりすぎて、排気ガスが通過しにくくなる場合がある。
無機フィラーの形状は特に限定されず、例えば略球状、楕球状等が挙げられる。なかでも、無機フィラーが略球状であることにより、拡散抵抗層13内部の気孔の分布が均一になりやすく、結果として排気ガスの通気性が安定しやすくなる。
本明細書において、ガラスの軟化温度は、DTA(示差熱分析装置)により測定した値をいう。
無機フィラーの平均粒子径(D50)に対する99%粒子径(D99)の比(D99/D50)は、3以上であることが好ましく、5以上であることがさらに好ましい。そうすることにより、拡散抵抗層13の耐熱衝撃性を高めることができる。但し、D99/D50が高すぎると多孔質体の機械的強度が低くなる場合がある。従って、D99/D50は、100以下であることが好ましく、30以下であることがより好ましい。
本発明において、平均粒子径(D50)及び99%粒子径(D99)は、レーザー回折式粒度分布計により測定することができる。
なお、拡散抵抗層13と固体電解質層10との密着性を高める観点からは、拡散抵抗層13におけるガラスの含有率が高い方が好ましい。このため、拡散抵抗層13におけるガラスの含有率は、3体積%以上であることが好ましく、5体積%以上であることがより好ましい。しかしながら、拡散抵抗層13におけるガラスの含有率が高すぎると、拡散抵抗層13の耐熱衝撃性が低下したり、気孔率が低くなりすぎる場合がある。従って、拡散抵抗層13におけるガラスの含有率は、50体積%以下である必要があり、30体積%以下であることが好ましく、20体積%以下であることがさらに好ましい。
拡散抵抗層13の気孔率は、拡散抵抗層13に求められる特性等に応じて適宜設定することができる。拡散抵抗層13の気孔率は、例えば、20%〜80%であることが好ましく、30%〜70%であることがより好ましい。
拡散抵抗層13に含まれるガラスの軟化温度は、1100℃以下であることが好ましく、1000℃以下であることがより好ましい。拡散抵抗層13に含まれるガラスの軟化温度が高すぎると、焼成時に無機フィラーが変質する場合がある。拡散抵抗層13に含まれるガラスの軟化温度の下限は特に限定されないが、排気ガスセンサーの使用環境下における軟化変形を抑制する、すなわち耐熱性を向上させるため、400℃以上であることが好ましく、500℃以上であることがより好ましく、600℃以上であることがさらに好ましく、700℃以上であることが特に好ましく、800℃以上であることが最も好ましい。
拡散抵抗層13に含まれるガラスとしては、耐熱性の観点から、シリカホウ酸系ガラスであることが好ましい。シリカホウ酸系ガラスの具体例としては、質量%で、SiO 25〜70%、B 1〜50%、MgO 0〜10%、CaO 0〜25%、SrO 0〜10%、BaO 0〜40%、MgO+CaO+SrO+BaO 10〜45%、Al 0〜20%、及びZnO 0〜25%含有するものが挙げられる。さらには、質量%で、SiO 30〜70%、B 1〜15%、MgO 0〜10%、CaO 0〜25%、SrO 0〜10%、BaO 0〜40%、MgO+CaO+SrO+BaO 10〜45%、Al 0〜20%、及びZnO 0〜10%含有するものが好ましい。なお、アルカリ金属成分(LiO、NaO及びKO)は軟化温度を低下させるため、その含有量が多すぎると拡散抵抗層13の耐熱性が低下する場合がある。よって、アルカリ金属成分の含有量は、合量で10%以下であることが好ましく、5%以下であることがより好ましく、1%以下であることがさらに好ましく、含有しないことが特に好ましい。
なお、本実施形態では、第1の主面10aの上にのみ拡散抵抗層13が設けられている例について説明した。但し、本発明は、この構成に限定されない。例えば、第1の主面10aと第2の主面10bとのそれぞれの上に拡散抵抗層13が設けられていてもよい。
排気ガスセンサー1は、例えば以下の要領で製造することができる。なお、ここでは、排気ガスセンサー1の要部の製造方法についてのみ説明する。その他の部分の製造方法は、例えば、従来の方法と同様としてもよい。
まず、固体電解質層10を用意する。次に、固体電解質層10の上に、第1の電極11と第2の電極12とを形成する。第1及び第2の電極11,12の形成方法は、特に限定されない。第1及び第2の電極11,12は、例えば、スパッタリング法、蒸着法、メッキ法等により形成することができる。
次に、第1の主面10aの上に、第1の電極11を覆うように拡散抵抗層13を形成する。具体的には、まず、ガラス粉末と、無機フィラーとを含むペーストを準備する。ペーストは、ガラス粉末及び無機フィラーに加え、樹脂バインダーや、溶剤等を含んでいてもよい。なお、ペースト中に繊維状の結晶性セルロースを添加することにより、拡散抵抗層13の気孔率を高める(気孔径を大きくする)ことができる。次に、ペーストを第1の主面10aの上に、第1の電極11を覆うように塗布し、乾燥させることにより、ペースト層を形成する(ペースト法)。その後、ペースト層を焼成することにより、拡散抵抗層13を形成することができる。なお、ペースト層の焼成の前に、樹脂バインダーや溶剤等を除去する脱脂工程を行ってもよい。
ペースト層の焼成は、ガラスの軟化温度〜ガラスの軟化温度+400℃の範囲内で行うことが好ましく、ガラスの軟化温度+50℃〜ガラスの軟化温度+250℃の範囲内で行うことがより好ましく、ガラスの軟化温度+50℃〜ガラスの軟化温度+200℃の範囲内で行うことがさらに好ましい。ペースト層の焼成温度が高すぎると、得られる拡散抵抗層13が好適な多孔質体とならない場合がある。一方、ペースト層の焼成温度が低すぎると、十分に焼成が進まず、得られる拡散抵抗層13の耐熱衝撃性が低くなったり、拡散抵抗層13と固体電解質層10との密着性が低くなったりする場合がある。
ガラス粉末の平均粒子径(D50)は、0.5μm〜20μmであることが好ましく、2μm〜10μmであることがより好ましい。ガラス粉末の平均粒子径(D50)が大きすぎると、均一な多孔質体が得られない場合がある。ガラス粉末の平均粒子径(D50)が小さすぎると、多孔質体の強度に劣る場合がある。
ガラス粉末の平均粒子径(D50)は、無機フィラーの平均粒子径(D50)よりも小さいことが好ましい。すなわち、ガラス粉末の平均粒子径(D50)に対する無機フィラーの平均粒子径(D50)の比(無機フィラーの平均粒子径(D50)/ガラス粉末の平均粒子径(D50))が1より大きいことが好ましい。(無機フィラーの平均粒子径(D50)/ガラス粉末の平均粒子径(D50))は、3以上であることがより好ましく、10以上であることがさらに好ましい。(無機フィラーの平均粒子径(D50)/ガラス粉末の平均粒子径(D50))を小さくすることにより、無機フィラーの周囲に形成されるガラス壁の厚みを薄くでき、拡散抵抗層13を好適な多孔質体とすることができる。但し、(無機フィラーの平均粒子径(D50)/ガラス粉末の平均粒子径(D50))が大きすぎると、多孔質体の強度が低下する場合がある。従って、(無機フィラーの平均粒子径(D50)/ガラス粉末の平均粒子径(D50))は、50以下であることが好ましく、30以下であることがより好ましい。
なお、本実施形態では、まず固体電解質層10を用意した後に、固体電解質層10の上に拡散抵抗層13作製用ペースト層の焼成を行う例について説明したが、拡散抵抗層13を形成するためのペースト層と、固体電解質層10を形成するためのペースト層を積層して同時焼成してもよい。また、ペースト法以外にも、スプレー法やディッピング法等により、固体電解質層10や拡散抵抗層13を形成してもよい。
以下、本発明について、具体的な実験例に基づいて、さらに詳細に説明するが、本発明は以下の実験例に何ら限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施することが可能である。
(実験例1)
ガラス粉末(日本電気硝子株式会社製シリカホウ酸系ガラスGA−4、平均粒子径(D50):2.9μm、99%粒子径(D99):10μm、軟化温度:625℃、熱膨張係数:64×10−7/℃)と、結晶化ガラス粉末(日本電気硝子株式会社製β−石英固溶体析出結晶化ガラス、結晶化開始温度:870℃、平均粒子径(D50):7.3μm、99%粒子径(D99):87μm、熱膨張係数:−7×10−7/℃)と、樹脂バインダー(エチルセルロース)、有機溶剤(ターピネオール及びブチルカルビトールアセテート)を混練し、ペーストを作製した。なお、ガラス粉末の含有率({(ガラス粉末の体積含有量)/(ガラス粉末の体積含有量+結晶化ガラス粉末の体積含有量)}×100)を5体積%とした。
ジルコニア基板の上に、塗布厚が200μmとなるように塗布し、ペースト層を形成した。ジルコニア基板としては、アズワン社製の緻密質ジルコニア(50mm×50mm×2mmのサイズのものを4分割して25mm×25mm×2mmとしたもの)の表面をダイヤモンド#1000電着研磨盤で研磨したものを使用した。その後、ペースト層を850℃で10分間焼成することにより、サンプル1を作製した。サンプル1における拡散抵抗層の破断面の顕微鏡写真を図2に示す。
なお、気孔率は、ガラス粉末と結晶化ガラス粉末の密度から理論密度を求め、試料の体積と質量から見かけ密度を求め、理論密度と見かけ密度から算出した。また、拡散抵抗層の熱膨張係数は次のようにして測定した。ステンレス金型に原料粉末を入れ、プレス成型後、上記の温度と時間で熱処理を行って焼結体を得た。得られた焼結体を直径5mm、長さ20mm程度に加工して測定用試料を作製した。測定用試料について、熱機械分析装置を用いて熱膨張係数を測定した。測定条件は、昇温速度10℃/分、温度範囲30℃〜300℃とした。
(実験例2)
ガラス粉末の含有率を10体積%としたこと以外は、実験例1と同様にしてサンプル2を作製した。サンプル2における拡散抵抗層の破断面の顕微鏡写真を図3に示す。
(実験例3)
ペースト層の焼成温度を800℃としたこと以外は、実験例1と同様にしてサンプル3を作製した。
(実験例4)
ペースト層の焼成温度を800℃としたこと以外は、実験例2と同様にしてサンプル4を作製した。サンプル4における拡散抵抗層の破断面の顕微鏡写真を図4に示す。
(実験例5)
ガラス粉末の含有率を20体積%とし、ペースト層の焼成温度を800℃としたこと以外は、実験例1と同様にしてサンプル5を作製した。サンプル5における拡散抵抗層の破断面の顕微鏡写真を図5に示す。
(実験例6)
結晶化ガラス粉末の代わりに、アルミナ粉末(フジミインコーポレーテッド社製FO−1000、平均粒子径(D50):12.7μm、99%粒子径(D99):23μm、熱膨張係数:60〜70×10−7/℃)を用い、ガラス粉末の含有率({(ガラス粉末の体積含有量)/(ガラス粉末の体積含有量+アルミナ粉末の体積含有量)}×100)を30体積%としたこと以外は、実験例1と同様にしてサンプル6を作製した。サンプル6における拡散抵抗層の破断面の顕微鏡写真を図6に示す。
(実験例7)
ガラス粉末を用いず、アルミナ粉末のみを用いたこと以外は、実験例6と同様にしてサンプル7を作製した。
(耐熱衝撃性の評価)
実験例1〜7において作製したサンプル1〜7のそれぞれを500℃に加熱し、その上に水を滴下した。室温まで冷却後、上記と同様の密着強度評価を実施し、膜が全く剥がれなかった場合を「◎」とし、一部しか剥がれなかった場合を、「○」とし、半分以上剥がれた場合を「△」、完全に剥がれた場合またはクラックが入った場合を「×」とした。結果を表1に示す。
(密着強度評価)
実験例1〜7において作製したサンプル1〜7のそれぞれについて、100mmの高さから木製の板の上に10回落下をすることにより密着強度を評価した。膜が剥がれなかった場合を、「◎」とし、一部しか剥がれなかった場合を、「○」とし、半分以上剥がれた場合を「△」、完全に剥がれた場合を「×」とした。結果を表1に示す。
(実験例8)
ガラス粉末として、日本電気硝子株式会社製シリカホウ酸系ガラスGA−13(平均粒子径(D50):2.3μm、99%粒子径(D99):6.8μm、軟化温度:848℃、熱膨張係数:64.9×10−7/℃)を用い、ガラス粉末の含有率を8体積%、ペースト層の焼成温度を930℃としたこと以外は、実験例1と同様にしてサンプル8を作製した。
(実験例9)
ガラス粉末の含有率を10体積%、ペースト層の焼成温度を900℃としたこと以外は、実験例8と同様にしてサンプル9を作製した。
(実験例10)
ガラス粉末の含有率を55体積%、ペースト層の焼成温度を900℃としたこと以外は、実験例8と同様にしてサンプル10を作製した。
サンプル8〜10について、上記の方法で耐熱衝撃性を評価したところ、表2に示す通り、サンプル8及び9は◎、サンプル10は×の評価であった。サンプル8及び9について、さらに密着強度を測定したところ、◎の評価であった。
(耐熱性の評価)
サンプル2及び9における拡散抵抗層の耐熱性を評価するため、以下の試験を行った。実験例2及び9で用いたガラス粉末と、結晶化ガラス粉末を、ガラス粉末の含有率が10体積%となるように混合した。得られた混合粉末を、φ20mmの金型に理論密度に相当する分量を充填し、プレス成形を行うことにより円柱状の予備成型体を得た。予備成型体を表3に記載の温度で10分間焼成し、得られた円柱状焼結体の上下面を#1000の耐水研磨紙で研磨することにより円柱状のサンプル2’及び9’を得た。
得られたサンプル2’及び9’を750℃で24時間熱処理し、熱処理前に対する熱処理後の直径及び高さの変化率を下記の式により求めた。
直径の変化率={(熱処理後の直径−熱処理前の直径)/熱処理前の直径}×100(%)
高さの変化率={(熱処理後の高さ−熱処理前の高さ)/熱処理前の直径}×100(%)
1:排気ガスセンサー
10:固体電解質層
10a:固体電解質層の第1の主面
10b:固体電解質層の第2の主面
11:第1の電極
12:第2の電極
13:拡散抵抗層

Claims (18)

  1. ガラスと、無機フィラーとを含み、ガラスの含有率が50体積%以下である、無機多孔質膜。
  2. 前記無機フィラーが、結晶化ガラス、石英ガラス、β−スポジュメン、β−ユークリプタイト、ウイレマイト、コーディエライト、チタン酸アルミニウム、タングステン酸ジルコニウム及びリンタングステン酸ジルコニウムからなる群から選ばれた少なくとも一種からなる、請求項1に記載の無機多孔質膜。
  3. 前記無機フィラーが、β−スポジュメン固溶体またはβ−石英固溶体を析出結晶として含有する結晶化ガラスからなる、請求項1に記載の無機多孔質膜。
  4. 前記ガラスが、シリカホウ酸系ガラスである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の無機多孔質膜。
  5. 前記シリカホウ酸系ガラスが、質量%で、SiO 25〜70%、B 1〜50%、MgO 0〜10%、CaO 0〜25%、SrO 0〜10%、BaO 0〜40%、MgO+CaO+SrO+BaO 10〜45%、Al 0〜20%、及びZnO 0〜25%含有する、請求項4に記載の無機多孔質膜。
  6. 前記シリカホウ酸系ガラスにおけるアルカリ金属成分の含有量の合量が、質量%で10%以下である、請求項4または5に記載の無機多孔質膜。
  7. 熱膨張係数が70×10−7/℃以下である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の無機多孔質膜。
  8. 前記ガラスの熱膨張係数が100×10−7/℃以下である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の無機多孔質膜。
  9. 前記無機フィラーの熱膨張係数が70×10−7/℃以下である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の無機多孔質膜。
  10. 前記ガラスの軟化温度が400℃〜1100℃である、請求項1〜9のいずれか一項に記載の無機多孔質膜。
  11. 前記無機フィラーの平均粒子径(D50)が2μm〜50μmである、請求項1〜10のいずれか一項に記載の無機多孔質膜。
  12. 前記無機フィラーの平均粒子径(D50)に対する99%粒子径(D99)の比(D99/D50)が3〜100である、請求項1〜11のいずれか一項に記載の無機多孔質膜。
  13. 気孔率が20%〜80%である、請求項1〜12のいずれか一項に記載の無機多孔質膜。
  14. 排気ガスセンサーの拡散抵抗層に用いられる、請求項1〜13のいずれか一項に記載の無機多孔質膜。
  15. 請求項1〜14のいずれか一項に記載の無機多孔質膜の製造方法であって、
    ガラス粉末と前記無機フィラーとを含むペーストからなるペースト層を焼成する、無機多孔質膜の製造方法。
  16. 前記ガラスの軟化温度〜前記ガラスの軟化温度+400℃の温度で前記ペースト層を焼成する、請求項15に記載の無機多孔質膜の製造方法。
  17. 前記ガラス粉末の平均粒子径(D50)が0.5μm〜20μmである、請求項15又は16に記載の無機多孔質膜の製造方法。
  18. 前記ガラス粉末の平均粒子径(D50)が、前記無機フィラーの平均粒子径(D50)よりも小さい、請求項15〜17のいずれか一項に記載の無機多孔質膜の製造方法。
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