JPWO2015015615A1 - 基板収納容器を梱包するための梱包構造 - Google Patents

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Abstract

半導体ウェーハからなる基板Wを収納して輸送するための基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1は、梱包箱10と、上部緩衝材30と、下部緩衝材40と、弾性支持部材60と、を備える。上部緩衝材30は、梱包箱10内において基板収納容器2の上部に載置される。下部緩衝材40には、基板収納容器2が載置される。下部緩衝材40は、上部緩衝材30と下部緩衝材40とで上下方向において基板収納容器2を挟むように梱包箱10内に配置される。また、下部緩衝材40は、梱包箱10の第1側板121、第2側板122、前板、及び、背板のいずれとも接しておらず、下部緩衝材40と、梱包箱10の第1側板121、第2側板122、前板、及び、背板との間には、下部空間104が形成されている。

Description

本発明は、半導体ウェーハ等の基板を収納する基板収納容器を梱包するための梱包構造体に関する。
半導体ウェーハ等の基板を収納する容器としては、容器本体と蓋体とを備える基板収納容器が、従来より知られている。このような基板収納容器が梱包箱内に梱包されて輸送される際には、梱包箱内に樹脂製の緩衝材等が配置される。そして、これらが梱包箱内において基板収納容器を保持し、梱包箱外部からの基板収納容器への衝撃や振動の伝達を低減する(特許文献1参照)。
特開平7−307378号公報
垂直方向における振動は、梱包箱の底板及び側板から緩衝材を介して伝達する。このため、従来の緩衝材を用いた梱包構造よりも、更に、基板収納容器への振動の伝達を低減する梱包構造が要求されている。
本発明は、基板収納容器の運搬時に、基板収納容器に収納された複数の基板に、振動が伝達されることを極力抑制できる、基板収納容器を梱包するための梱包構造体を提供することを目的とする。
本発明は、半導体ウェーハからなる基板を収納して輸送するための基板収納容器を梱包するための梱包構造体であって、第1側板と、第2側板と、前板と、背板と、天板と、底板とを有する直方体形状の梱包箱と、前記梱包箱内において前記基板収納容器の上部に載置される上部緩衝材と、前記基板収納容器が載置される下部緩衝材であって、前記上部緩衝材と下部緩衝材とで上下方向において前記基板収納容器を挟むように前記梱包箱内に配置された下部緩衝材と、前記梱包箱内に配置され、弾性変形可能であり、前記梱包箱の底板に支持され、前記下部緩衝材を支持する弾性支持部材と、を備え、前記下部緩衝材は、前記梱包箱の第1側板、第2側板、前板、及び、背板のいずれとも接しておらず、前記下部緩衝材と、前記梱包箱の第1側板、第2側板、前板、及び、背板との間には、下部空間が形成されている梱包構造体に関する。
また、前記上部緩衝材は、前記梱包箱の天板に接していることが好ましい。又は、前記上部緩衝材は、前記梱包箱の天板に接しておらず、前記上部緩衝材と前記梱包箱の天板との間には、上方空間が形成されていることが好ましい。
また、前記上部緩衝材は、前記梱包箱の第1側板、第2側板、前板、及び、背板に接していることが好ましい。又は、前記上部緩衝材は、前記梱包箱の第1側板、第2側板、前板、及び、背板のいずれにも接しておらず、前記上部緩衝材と、前記梱包箱の第1側板、第2側板、前板、及び、背板との間には、上部空間が形成されていることが好ましい。
また、前記梱包箱は、前記底板を有する下蓋と、前記第1側板、第2側板、前板、及び、背板により構成され、上下方向に延びる軸心を有する四角筒状を有するスリーブ部材と、前記天板を有する上蓋と、を備え、前記スリーブ部材の下端部は、前記下蓋の底板の上に載置され、前記スリーブ部材の上端部には、前記上蓋の天板が載置されることが好ましい。
また、前記梱包箱内に配置され、それぞれ平坦な上面及び下面を有する板状を有する剛性体であって、前記剛性体の上面は、前記下部緩衝材を支持し、前記剛性体の下面は、前記弾性支持部材の上端部に当接して前記弾性支持部材により支持される剛性体を備え、前記剛性体は、前記下部緩衝材に前記基板収納容器が載置されたときに前記下部緩衝材の変形を抑えて前記下部緩衝材を支持可能な程度の硬さを有し、前記梱包箱の第1側板、第2側板、前板、及び、背板のいずれにも接しておらず、前記剛性体と、前記梱包箱の第1側板、第2側板、前板、及び、背板との間には、空間が形成され、前記弾性支持部材の上端部は、前記剛性体を介して前記下部緩衝材を間接的に支持することが好ましい。
また、前記弾性支持部材は、コイルバネ、空気バネ、ゲル、スポンジ、ゴム、弾性を有する高分子発泡体のうちのいずれかにより構成されることが好ましい。
本発明によれば、基板収納容器の運搬時に、基板収納容器に収納された複数の基板に、衝撃や振動が伝達されることを極力抑制できる、基板収納容器を梱包するための梱包構造体を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1を示す分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1を示す正面図である。 本発明の第1実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1を示す側面図である。 図2AのA−A線に沿った断面図である。 図2BのB−B線に沿った断面図である。 本発明の第1実施形態に係る梱包構造体1によって梱包される基板収納容器2を示す分解斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Aの上部緩衝材30Aを示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Aを示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Bの上部緩衝材30Bを示す斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Bを示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Cの上部緩衝材30Cを示す斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Cを示す断面図である。 本発明の第5実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Dを示す正面図である。 図11のC−C線に沿った断面図である。 本発明の第6実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Eを示す正面図である。 図13のD−D線に沿った断面図である。 本発明の第7実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Fを示す断面図である。 本発明の第8実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Gを示す斜視図である。
以下、本発明の第1実施形態に係る、基板収納容器を梱包するための梱包構造体1について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1を示す分解斜視図である。図2Aは、本発明の第1実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1を示す正面図である。図2Bは、本発明の第1実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1を示す側面図である。図3Aは、図2AのA−A線に沿った断面図である。図3Bは、図2BのB−B線に沿った断面図である。図4は、本発明の第1実施形態に係る梱包構造体1によって梱包される基板収納容器2を示す分解斜視図である。
ここで、説明の便宜上、後述の梱包箱10の背板124から前板123へ向かう方向(図1における左下方向)を前方向D11と定義し、その反対の方向を後方向D12と定義し、これらを前後方向D1と定義する。また、後述の底板131から天板111へと向かう方向(図1における上方向)を上方向D21と定義し、その反対の方向を下方向D22と定義し、これらを上下方向D2と定義する。また、後述する第2側板122から第1側板121へと向かう方向(図1における左上方向)を左方向D31と定義し、その反対の方向を右方向D32と定義し、これらを左右方向D3と定義する。
図4に示すように、梱包構造体1により梱包される基板収納容器2は、半導体ウェーハからなる基板Wを収納して輸送するためのものであり、容器本体202と、蓋体203とを有している。なお、図3A、図3Bにおいては、便宜上、基板収納容器2の内部の図示を省略する。
容器本体202は、一端部に容器本体開口部221が形成され、他端部が閉塞された筒状の壁部220を有する。容器本体202内には基板収納空間227が形成されている。基板収納空間227は、壁部220により取り囲まれて形成されている。壁部220の部分であって基板収納空間227を形成している部分には、基板支持板状部205及びリアリテーナ(図示せず)が配置されている。基板収納空間227には、複数の基板Wを収納可能である。
基板支持板状部205は、基板収納空間227内において対をなすように壁部220に設けられている。基板支持板状部205は、蓋体203によって容器本体開口部221が閉塞されていないときに、隣接する基板W同士を所定の間隔で離間させて並列させた状態で、複数の基板Wの縁部を支持可能である。リアリテーナ(図示せず)は、蓋体203によって容器本体開口部221が閉塞されているときに、複数の基板Wの縁部の後部を支持可能である。
蓋体203は、容器本体開口部221に対して着脱可能であり、容器本体開口部221を閉塞可能である。蓋体203には、フロントリテーナ(図示せず)が設けられている。フロントリテーナ(図示せず)は、蓋体203の部分であって蓋体203によって容器本体開口部221が閉塞されているときに基板収納空間227に対向する部分に設けられている。フロントリテーナ(図示せず)は、リアリテーナ(図示せず)と対をなすように配置されている。
フロントリテーナ(図示せず)は、蓋体203によって容器本体開口部221が閉塞されているときに、複数の基板Wの縁部の前部を支持可能である。フロントリテーナ(図示せず)は、蓋体203によって容器本体開口部221が閉塞されているときに、リアリテーナ(図示せず)と協働して複数の基板Wを支持することにより、隣接する基板W同士を所定の間隔で離間させて並列させた状態で、複数の基板Wを保持する。
基板収納容器2に収納される基板W(図4参照)は、円盤状のシリコンウェーハ、ガラスウェーハ、サファイアウェーハ等であり、産業に用いられる薄いものである。本実施形態における基板Wは、直径300mm〜450mmのシリコンウェーハである。
図1に示すように、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1は、梱包箱10と、上部緩衝材30と、下部緩衝材40と、剛性体50と、弾性支持部材としてのコイルバネ60と、を備えている。梱包構造体1は、半導体ウェーハからなる基板Wを収納して輸送するために、基板収納容器2を梱包する。
図1、図2A等に示すように、梱包箱10は、それぞれいわゆるプラスチック段ボール箱(プラダン)により構成された上蓋11と、スリーブ部材12と、下蓋13と、を備えており、全体として直方体形状を有している。
上蓋11は、天板111と上蓋周壁112とを有する。天板111は、長方形状を有している。上蓋周壁112は、天板111の周囲から下方向D22へ延出する4枚の長方形状の板状を有しており、一端が天板111によって閉塞され他端が開口する四角筒状を有している。
スリーブ部材12は、それぞれ長方形状の板状を有する第1側板121、第2側板122、前板123、及び、背板124により構成されており、上下方向に延びる軸心を有して両端において開口する四角筒状を有している。スリーブ部材12の第1側板121、第2側板122には、それぞれ前後方向に長い長円形状の貫通孔125が形成されている。作業者は、貫通孔125に手を挿入して、スリーブ部材12を持ち上げることが可能である。
下蓋13は、底板131と下蓋周壁132とを有する。底板131は、長方形状を有している。下蓋周壁132は、底板131の周囲から上方へ延出する4枚の長方形状の板状を有しており、一端が底板131によって閉塞され他端が開口する四角筒状を有している。
スリーブ部材12の上端部の周囲が上蓋周壁112によって取り囲まれる位置関係とされて、スリーブ部材12の上端部には、上蓋11の天板111が載置される。また、スリーブ部材12の下端部の周囲が下蓋周壁132によって取り囲まれる位置関係とされて、スリーブ部材12の下端部は、下蓋13の底板131の上に載置される。これにより、上蓋11、スリーブ部材12、及び、下蓋13から構成される梱包箱10が組み立てられる。
上部緩衝材30は、基板Wが収納された基板収納容器2を上部緩衝材30に直接載置しても塑性変形せずに上部緩衝材30自体の形状を保持可能な硬さを有している。また、上部緩衝材30は、梱包箱10に作用して上部緩衝材30を介して基板収納容器2に伝達される衝撃の少なくとも一部を吸収可能な柔軟性を有する材質により構成されている。従って、上部緩衝材30は、所定の衝撃よりも強い衝撃を受けると塑性変形して形状が元に戻らなくなるが、所定の衝撃よりも弱い衝撃については吸収可能であり、このような衝撃では、ほとんど変形しない。上部緩衝材30は、剛性体50よりも柔らかい。本実施形態では、発泡スチロールにより構成されている。
上部緩衝材30は、略直方体形状を有している。上部緩衝材30の上面31は、平坦面により構成されている。上部緩衝材30の前側の側面32においては、前方向D11へ凸部321が4つ突出している。同様に、上部緩衝材30の後側の側面33にも、後方向D12へ凸部331(図3A参照)が4つ突出している。
左右方向D3における中央付近の凸部321、331は、直方体形状を有している。また、左右方向D3における両端の凸部321、331は、平面視で略長方形状の上部緩衝材30の4つの角部を覆う形状を有している。従って、左右方向D3における両端の凸部321、331は、左右方向D3においても、上部緩衝材30の左右の側面34、35から突出している。
また、上部緩衝材30の左側の側面34においては、左方向D31へ直方体形状の凸部341が突出している。同様に、上部緩衝材30の右側の側面35においては、右方向D32へ直方体形状の凸部351が突出している。
また、上部緩衝材30の下面には、下方向D22へ突出する凸状部分361が設けられている。従って、上部緩衝材30の下部は、凸状部分361に対して相対的に上方へ窪んだ凹部371(図3B等参照)を有する。凹部371は、基板収納容器2の蓋体203の上部及び容器本体202の上部と略同一形状を有している。基板収納容器2の上部に上部緩衝材30が載置されることにより、凹部371には、蓋体203の上部及び容器本体202の上部が係合する。
上部緩衝材30の上面31は、梱包箱10を構成する上蓋11の天板111には当接していない。上部緩衝材30の上面31と梱包箱10の天板111との間には、上方空間101(図3B等参照)が形成されている。
上部緩衝材30は、スリーブ部材12の開口よりも小さい略直方体形状を有している。これに対して凸部321、331、341、351の突出量は小さいため、梱包箱10内に上部緩衝材30が配置されているときには、凸部321、331、341、351は、スリーブ部材12を構成する第1側板121、第2側板122、前板123、及び、背板124には接していない。上部緩衝材30と、梱包箱10を構成するスリーブ部材12の第1側板121、第2側板122、前板123、及び、背板124との間には、上部空間102(図3B等参照)が形成されている。
下部緩衝材40は、基板Wが収納された基板収納容器2を下部緩衝材40に直接載置しても塑性変形せずに下部緩衝材40自体の形状を保持可能な硬さを有している。また、下部緩衝材40は、梱包箱10に作用して下部緩衝材40を介して基板収納容器2に伝達される衝撃の少なくとも一部を吸収可能な柔軟性を有する材質により構成されている。本実施形態では、上部緩衝材30と同一の発泡スチロールにより構成されている。
下部緩衝材40は、略直方体形状を有している。下部緩衝材40の下面41(図3B等参照)は、平坦面により構成されている。下部緩衝材40の上面には、上方向D21へ突出する凸状部分461が設けられている。従って、下部緩衝材40の上部は、凸状部分461に対して相対的に下方へ窪んだ凹部471(図3B等参照)を有する。凹部471は、基板収納容器2の容器本体202の下部と略同一形状を有しており、凹部471には、容器本体202の下部が係合する。
即ち、下部緩衝材40には基板収納容器2が載置され、上部緩衝材30と下部緩衝材40とで上下方向D2において基板収納容器2を挟むようにして、上部緩衝材30、下部緩衝材40、及び、基板収納容器2は、梱包箱10内に配置される。
下部緩衝材40の前側の側面42においては、前方向D11へ凸部421が4つ突出している。同様に、下部緩衝材40の後側の側面43にも、後方向D12へ凸部431(図1参照)が4つ突出している。
左右方向D3における中央付近の凸部421、431は、直方体形状を有している。また、左右方向D3における両端の凸部421、431は、平面視で略長方形状の下部緩衝材40の4つの角部を覆う形状を有している。従って、左右方向D3における両端の凸部421、431は、左右方向D3においても、下部緩衝材40の左右の側面44、45から突出している。
また、下部緩衝材40の左側の側面44においては、左方向D31へ直方体形状の凸部441(図3B等参照)が突出している。同様に、下部緩衝材40の右側の側面45においては、右方向D32へ直方体形状の凸部451が突出している。左右方向D3における側面44、45からの凸部421、431、441、451の突出量は、同方向における上部緩衝材30の側面34、35からの凸部321、331、341、351の突出量よりも大きい。
図3A等に示すように、下部緩衝材40は、左右方向D3及び前後方向D1に平行な位置関係で、剛性体50の上面51に対して下部緩衝材40の下面41が面当接するように、梱包箱10内において基板収納容器2の下方に配置される。下部緩衝材40の下面41は、剛性体50の上面51に、両面テープ(図示せず)によって固定されている。
下部緩衝材40は、スリーブ部材12の開口よりも小さく、更に上部緩衝材30よりも小さい略直方体形状を有している。これに対して凸部421、431、441、451の突出量はそれほど大きくないため、梱包箱10内に下部緩衝材40が配置されているときには、凸部421、431、441、451は、スリーブ部材12を構成する第1側板121、第2側板122、前板123、及び、背板124には接していない。下部緩衝材40と、梱包箱10を構成するスリーブ部材12の第1側板121、第2側板122、前板123、及び、背板124との間には、下部空間104(図3B等参照)が形成されている。
剛性体50は、下部緩衝材40に基板収納容器2が載置されたときに下部緩衝材40の変形を抑えて下部緩衝材40を支持可能な程度の硬さを有する。本実施形態では、剛性体50は、ダンボールの板又はプラスチックの板により構成されている。即ち、剛性体50は、それ自体で振動や衝撃を吸収しなくてもよく、それ自体の形状が維持できる比較的硬い材質により構成される。従って、剛性体50は、上部緩衝材30、下部緩衝材40のいずれよりも硬い。
剛性体50は、長方形状の板状を有しており、この長方形状は、左右方向D3及び前後方向D1に平行な面で切ったスリーブ部材12の断面における、スリーブ部材12の内面により囲まれる長方形状よりも小さい。従って、剛性体50は、梱包箱10を構成するスリーブ部材12の第1側板121、第2側板122、前板123、及び、背板124のいずれにも接していない。前後方向D1及び左右方向D3において、剛性体50と、梱包箱10の第1側板121、第2側板122、前板123、及び、背板124との間には、空間105(図3B等参照)が形成されている。
剛性体50は、それぞれ平坦な上面51及び下面52を有し、上面51及び下面52が左右方向D3及び前後方向D1に平行な位置関係で、梱包箱10内において下部緩衝材40の下方に配置される。剛性体50の上面51は、下部緩衝材40の下端面としての下面41に当接して下部緩衝材40を支持する。また、剛性体50の下面52は、弾性支持部材としての後述のコイルバネ60の上端部に当接して、コイルバネ60により支持される。
図3Bに示すように、梱包箱10内において、上下方向における基板収納容器2の中央部分は、上部緩衝材30、下部緩衝材40の凸状部分361、461を介さずに、梱包箱10の第1側板121、第2側板122、前板123、及び、背板124と直接対向する容器中央部222を有する。従って、容器中央部222と梱包箱10の第1側板121、第2側板122、前板123、及び、背板124との間には、中部空間103が形成されている。前述の上部空間102の容積と中部空間103の容積とは異なっており、中部空間103の容積の方が上部空間102の容積よりも大きい。同様に、前述の下部空間104の容積と中部空間103の容積とは異なっており、中部空間103の容積の方が下部空間104の容積よりも大きい。
コイルバネ60は、梱包箱10内であって剛性体50の四隅に配置されている。コイルバネ60は剛性体50を上方向D21へ付勢しており、コイルバネ60の上端部は、剛性体50の下面52に当接した状態で剛性体50に固定されている。コイルバネ60の下端部は、下蓋13の底板131に当接した状態で固定されている。これにより、弾性変形可能なコイルバネ60は、梱包箱10の底板131に支持されると共に、コイルバネ60の上端部は、剛性体50を介して下部緩衝材40を間接的に支持する。なお、図中においてコイルバネ60については、簡略化して図示している。
上記構成の第1実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1によれば、以下のような効果を得ることができる。
梱包構造体1は、半導体ウェーハからなる基板Wを収納して輸送するための基板収納容器2を梱包するためのものであり、第1側板121と、第2側板122と、前板123と、背板124と、天板111と、底板131とを有する直方体形状の梱包箱10と、梱包箱10内において基板収納容器2の上部に載置される上部緩衝材30と、基板収納容器2が載置される下部緩衝材40であって、上部緩衝材30と下部緩衝材40とで上下方向において基板収納容器2を挟むように梱包箱10内に配置された下部緩衝材40と、梱包箱10内に配置され、弾性変形可能であり、梱包箱10の底板131に支持され、下部緩衝材40を支持する弾性支持部材としてのコイルバネ60と、を備える。そして、下部緩衝材40は、梱包箱10の第1側板121、第2側板122、前板123、及び、背板124のいずれとも接しておらず、下部緩衝材40と、梱包箱10の第1側板121、第2側板122、前板123、及び、背板124との間には、下部空間104が形成されている。
この構成により、垂直方向(上下方向D2)における振動が下部緩衝材40を介して伝播する際に、振動が梱包箱10から下部緩衝材40の側面へ、前後方向D1又は左右方向D3の振動として伝播しないようにすることができる。このため、基板収納容器2に収納されている基板Wへ、極力垂直方向における振動が、前後方向D1又は左右方向D3の振動として伝播することを抑えることができ、製品としての基板Wへの振動によるダメージを与えることを、抑えることができる。特に、前後方向D1又は左右方向D3の振動に弱い導体ウェーハからなる基板Wの場合に、基板Wに与えるダメージを極力抑えることができる。
また、下部緩衝材40が、梱包箱10の第1側板121、第2側板122、前板123、及び、背板124に接している場合には、梱包箱10が大きく上下に振られる振動が梱包箱10に作用したときに、基板収納容器2及び下部緩衝材40が上方へ跳ね上がる。これにより、下部緩衝材40よりも下側の空間、即ち、空間105や下方空間106においては負圧となり、下部緩衝材40よりも上側の空間、即ち、中部空間103、上部空間102、上方空間101においては、正圧となる。この圧力差の発生により、振動を増長させることになる。しかし、このような振動が作用する場合であっても、下部空間104において、素早く空気を流すことができ、圧力差の発生を極力抑えることができる。
また、上部緩衝材30は、梱包箱10の天板111に接しておらず、上部緩衝材30と梱包箱10の天板111との間には、上方空間101が形成されている。この構成により、垂直方向(上下方向D2)における振動が天板111から上部緩衝材30を介して伝播することを抑えることができる。このため、基板収納容器2に収納されている基板Wへ、極力垂直方向における振動が伝播することを抑えることができ、製品としての基板Wへの振動によるダメージを与えることを、抑えることができる。
また、上部緩衝材30は、梱包箱10の第1側板121、第2側板122、前板123、及び、背板124のいずれにも接しておらず、上部緩衝材30と、梱包箱10の第1側板121、第2側板122、前板123、及び、背板124との間には、上部空間102が形成されている。
この構成により、垂直方向における振動が上部緩衝材30を介して伝播する際に、振動が梱包箱10から上部緩衝材30の側面へ、前後方向D1又は左右方向D3の振動として伝播しないようにすることができる。このため、垂直方向(上下方向D2)における振動が、第1側板121、第2側板122、前板123、及び、背板124から、上部緩衝材30を介して伝播することを抑えることができる。このため、基板収納容器2に収納されている基板Wへ、極力垂直方向における振動が伝播することを抑えることができ、製品としての基板Wへ振動によるダメージを与えることを、抑えることができる。
また、上部緩衝材30が、梱包箱10の第1側板121、第2側板122、前板123、及び、背板124に接している場合には、梱包箱10が大きく上下に振られる振動が梱包箱10に作用したときに、基板収納容器2及び上部緩衝材30が下方へ沈み込む。これにより、上部緩衝材30よりも上側の空間、即ち、上方空間101においては負圧となり、上部緩衝材30よりも下側の空間、即ち、中部空間103、空間105、下方空間106においては、正圧となる。この圧力差の発生により、振動を増長させることになる。しかし、このような振動が作用する場合であっても、上部空間102において、素早く空気を流すことができ、圧力差の発生を極力抑えることができる。
また、梱包箱10は、底板131を有する下蓋13と、第1側板121、第2側板122、前板123、及び、背板124により構成され、上下方向に延びる軸心を有する四角筒状を有するスリーブ部材12と、天板111を有する上蓋11と、を備え、スリーブ部材12の下端部は、下蓋13の底板131の上に載置され、スリーブ部材12の上端部には、上蓋11の天板111が載置される。
この構成により、上蓋11及びスリーブ部材12を下蓋13から取り外すことにより、梱包箱10に梱包された基板収納容器2を容易に、梱包箱10の下蓋13から取り出すことができる。
また、梱包構造体1は、梱包箱10内に配置され、それぞれ平坦な上面51及び下面52を有する板状を有する剛性体50であって、剛性体50の上面51は、下部緩衝材40を支持し、剛性体50の下面52は、弾性支持部材としてのコイルバネ60の上端部に当接してコイルバネ60により支持される剛性体50を備える。そして剛性体50は、下部緩衝材40に基板収納容器2が載置されたときに下部緩衝材40の変形を抑えて下部緩衝材40を支持可能な程度の硬さを有し、梱包箱10の第1側板121、第2側板122、前板123、及び、背板124のいずれにも接しておらず、剛性体50と、梱包箱10の第1側板121、第2側板122、前板123、及び、背板124との間には、空間105が形成される。そして、コイルバネ60の上端部は、剛性体50を介して下部緩衝材40を間接的に支持する。
この構成により、下部緩衝材40の変形が抑えられるため、安定して基板収納容器2を支持することができる。また、弾性支持部材としてのコイルバネ60を4本として、コイルバネ60を、梱包箱10内であって剛性体50の四隅に配置した状態で、コイルバネ60により剛性体50を上方向D21へ、効果的に付勢することができる。
また、垂直方向における振動が梱包箱10から剛性体50の側面へ、前後方向D1又は左右方向D3の振動として伝播しないようにすることができる。このため、垂直方向(上下方向D2)における振動が、第1側板121、第2側板122、前板123、及び、背板124から、剛性体50を介して伝播することを抑えることができる。このため、基板収納容器2に収納されている基板Wへ、極力垂直方向における振動が伝播することを抑えることができ、製品としての基板Wへ振動によるダメージを与えることを、抑えることができる。
以下、本発明の第2実施形態による、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Aについて説明する。図5は、本発明の第2実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Aの上部緩衝材30Aを示す斜視図である。図6は、本発明の第2実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Aを示す断面図である。
第2実施形態では、上部緩衝材30Aの形状が第1実施形態における上部緩衝材30の形状とは異なる点において、第1実施形態とは異なる。これ以外の構成については、第1実施形態と同一であるため、同一の部材については、同一の符号で図示し、説明を省略する。
上部緩衝材30Aの左側の側面34、右側の側面35においてそれぞれ突出する凸部321B、331B、341B、351Bの突出量は、同方向において突出する第1実施形態における凸部321、331、341、351の突出量よりも大きい。このため、図6に示すように、凸部321B、331B、341Bは、梱包箱10の第1側板121に接しており、凸部321B、331B、351Bは、梱包箱10の第2側板122に接している。
上記構成の第2実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Aによれば、以下のような効果を得ることができる。前述のように、凸部321B、331B、341B、351Bが梱包箱10の第1側板121、第2側板122に接していることにより、上部緩衝材30Aは、梱包箱10の第1側板121、第2側板122に接している。このため、第1側板121、第2側板122によって、左右方向D3において上部緩衝材30Aを支持することができ、上部緩衝材30Aが左右方向D3に揺れることを抑えることができる。
以下、本発明の第3実施形態による、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Bについて説明する。図7は、本発明の第3実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Bの上部緩衝材30Bを示す斜視図である。図8は、本発明の第3実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Bを示す断面図である。
第3実施形態では、上部緩衝材30Bの形状が第1実施形態における上部緩衝材30の形状とは異なる点において、第1実施形態とは異なる。これ以外の構成については、第1実施形態と同一であるため、同一の部材については、同一の符号で図示し、説明を省略する。
上部緩衝材30Bの上面31には、上方突出凸部311が存在している。上方突出凸部311は、略長方形状の上部緩衝材30Bの上面31の四隅の近傍にそれぞれ形成されており、上方へ突出するそれぞれ同一形状の直方体形状を有している。このため、図8に示すように、上方突出凸部311は、梱包箱10の天板111に接している。
上記構成の第3実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Bによれば、以下のような効果を得ることができる。前述のように、上部緩衝材30Bは、梱包箱10の天板111に接している。この構成により、天板111によって、上部緩衝材30B、基板収納容器2、下部緩衝材40、及び、剛性体50が、垂直方向(上下方向D2)における振動により上下することを、抑えることができる。
以下、本発明の第4実施形態による、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Cについて説明する。図9は、本発明の第4実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Cの上部緩衝材30Cを示す斜視図である。図10は、本発明の第4実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Cを示す断面図である。
第4実施形態では、上部緩衝材30Cの形状が第2実施形態における上部緩衝材30Aの形状とは異なる点において、第2実施形態とは異なる。これ以外の構成については、第2実施形態と同一であるため、同一の部材については、同一の符号で図示し、説明を省略する。
上部緩衝材30Cの上面31には、上方突出凸部311が存在している。上方突出凸部311は、略長方形状の上部緩衝材30Cの上面31の四隅の近傍にそれぞれ形成されており、上方へ突出するそれぞれ同一形状の直方体形状を有している。このため、図10に示すように、上方突出凸部311は、梱包箱10の天板111に接しており、且つ、第2実施形態と同様に、凸部321B、331B、341Bは、梱包箱10の第1側板121に接しており、凸部321B、331B、351Bは、梱包箱10の第2側板122に接している。
上記構成の第4実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Cによれば、第1側板121、第2側板122によって、左右方向D3において上部緩衝材30Cを支持することができ、上部緩衝材30Cが左右方向D3に揺れることを抑えることができる。更に、天板111によって、上部緩衝材30C、基板収納容器2、下部緩衝材40、及び、剛性体50が、垂直方向(上下方向D2)における振動により上下することを、抑えることができる。
以下、本発明の第5実施形態による、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Dについて説明する。図11は、本発明の第5実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Dを示す正面図である。図12は、図11のC−C線に沿った断面図である。
第5実施形態では、上部緩衝材30Dの形状が第1実施形態における上部緩衝材30の形状とは異なる点において、第1実施形態とは異なる。これ以外の構成については、第1実施形態と同一であるため、同一の部材については、同一の符号で図示し、説明を省略する。なお、図12においては、便宜上、基板収納容器2の内部の図示を省略する。
図12に示すように、上部緩衝材30Dの前後の側面32、33において突出する凸部321E、凸部331Eの突出量は、同方向において突出する第1実施形態における凸部321、凸部331の突出量よりも大きい。このため、凸部321E、凸部331Eは、梱包箱10の前板123、背板124に接している。
上記構成の第5実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Dによれば、以下のような効果を得ることができる。前述のように、凸部321E、凸部331Eが梱包箱10の前板123、背板124にそれぞれ接していることにより、上部緩衝材30Dは、梱包箱10の前板123、背板124に接している。このため、前板123、背板124によって、前後方向D1において上部緩衝材30Dを支持することができ、上部緩衝材30Dが前後方向D1に揺れることを抑えることができる。
以下、本発明の第6実施形態による、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Eについて説明する。図13は、本発明の第6実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Eを示す正面図である。図14は、図13のD−D線に沿った断面図である。
第6実施形態では、上部緩衝材30Eの形状が第5実施形態における上部緩衝材30Dの形状とは異なる点において、第5実施形態とは異なる。これ以外の構成については、第5実施形態と同一であるため、同一の部材については、同一の符号で図示し、説明を省略する。なお、図14においては、便宜上、基板収納容器2の内部の図示を省略する。
上部緩衝材30Eの上面31には、上方突出凸部311が存在している。上方突出凸部311は、略長方形状の上部緩衝材30Eの上面31の四隅の近傍にそれぞれ形成されており、上方へ突出するそれぞれ同一形状の直方体形状を有している。このため、図14に示すように、上方突出凸部311は、梱包箱10の天板111に接している。
上記構成の第6実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Eによれば、前板123、背板124によって、前後方向D1において上部緩衝材30Eを支持することができ、上部緩衝材30Eが前後方向D1に揺れることを抑えることができる。更に、天板111によって、上部緩衝材30E、基板収納容器2、下部緩衝材40、及び、剛性体50が、垂直方向における振動により上下することを、抑えることができる。
以下、本発明の第7実施形態による、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Fについて説明する。図15は、本発明の第7実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Fを示す断面図である。
第7実施形態では、コイルバネ60に代えて、弾性支持部材としてスポンジ60Fが用いられている点において、第1実施形態とは異なる。これ以外の構成については、第1実施形態と同一であるため、同一の部材については、同一の符号で図示し、説明を省略する。
スポンジ60Fは、直方体形状を有している。スポンジ60Fの上面61Fの全体は、剛性体50の下面52に固定されており、スポンジ60Fの下面62Fの全体は、底板131の上面に固定されている。図15に示すように、スポンジ60Fの両側面、前面、及び、背面は、梱包箱10を構成するスリーブ部材12とは接触しておらず、スリーブ部材12の第1側板121、第2側板122、前板123、及び、背板124から離間している。
上記構成の第7実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Fによれば、弾性支持部材としてスポンジ60Fが用いられているため、簡単な構成の弾性支持部材で、剛性体50を介して下部緩衝材40を弾性的に支持することができる。
以下、本発明の第8実施形態による、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Gについて説明する。図16は、本発明の第8実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Gを示す斜視図である。
第8実施形態では、上蓋11、スリーブ部材12、及び、下蓋13により構成される梱包箱10に代えて、いわゆるみかん箱タイプの梱包箱10Gが用いられる点において、第1実施形態とは異なる。これ以外の構成については、第1実施形態と同一であるため、同一の部材については、同一の符号で図示し、説明を省略する。
梱包箱10Gは、第1側板21と、第2側板22と、前板23と、背板24と、天板25と、底板26とを有する。第1側板21と第2側板22とは、平行の位置関係を有する。前板23と背板24とは平行の位置関係を有する。天板25と底板26とは、平行の位置関係を有する。第1側板21、第2側板22、前板23、及び、背板24は、それぞれ長方形状を有する。第1側板21、第2側板22、前板23、及び、背板24により、上端及び下端に開口が形成された四角柱状の筒状体12Gが構成される。
天板25は、それぞれ長方形状を有する前部板251と、後部板252と、左部板253と、右部板254とを備える。前部板251は、前板23の上辺に一体で接続されている。後部板252は、背板24の上辺に一体で接続されている。左部板253は、第1側板21の上辺に一体で接続されている。右部板254は、第2側板22の上辺に一体で接続されている。
左部板253及び右部板254が、第1側板21及び第2側板22に対して直交する位置関係(水平の位置関係)とされて、筒状体12Gの上端開口が、部分的に塞がれる。そして、その上から前部板251及び後部板252が、前板23及び背板24に対して直交する位置関係(水平の位置関係)とされて、筒状体12Gの上端開口の全体が塞がれる。底板26は、天板25と同様の構成を有するため、説明を省略する。
上記構成の第8実施形態に係る、基板収納容器2を梱包するための梱包構造体1Gによれば、梱包箱として、いわゆるみかん箱タイプの梱包箱10Gが用いられるため、簡単な構成の梱包箱10Gで基板収納容器2を梱包することができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載された技術的範囲において変形が可能である。例えば、弾性支持部材は、コイルバネ60やスポンジ60Fによって構成されていたが、これらに限定されない。例えば、弾性支持部材は、空気バネ、ゲル、ゴム、弾性を有する高分子発泡体のうちのいずれかに構成されてもよい。ここで、弾性を有する高分子発泡体とは、軽石等の弾性を有していない高分子発泡体を含まないことを意味する。
弾性支持部材が、空気バネ、ゲル、ゴム、弾性を有する高分子発泡体のうちのいずれかにより構成されるため、要求される弾性に応じて、弾性支持部材を構成する材料を適宜選択することができる。
また、第2実施形態では、上部緩衝材30Aにおいて、凸部321B、331B、341Bが梱包箱10の第1側板121に接しており、凸部321B、331B、351Bが梱包箱10の第2側板122に接していた。また、第5実施形態では、上部緩衝材30Dにおいて、凸部321Eは、梱包箱10の前板123に接しており、凸部331Eは、梱包箱10の背板124に接していた。しかし、これらの構成に限定されない。例えば、上部緩衝材において、凸部321B、331B、341Bが梱包箱10の第1側板121に接しており、凸部321B、331B、351Bが梱包箱10の第2側板122に接しており、且つ、凸部321Eが梱包箱10の前板123に接しており、凸部331Eが梱包箱10の背板124に接していてもよい。
このような構成とすることにより、上部緩衝材が、前後方向及び左右方向に揺れることを抑えることができる。
また、第1実施形態では、剛性体50の上面51は、下部緩衝材40の下端面としての下面41に当接して下部緩衝材40を支持したが、この構成に限定されない。例えば、剛性体50の上面51と、下部緩衝材40の下面41との間には、スポンジ等のクッション材が配置され、クッション材を介して剛性体50の上面51は、下部緩衝材40の下面41を支持してもよい。
また、上部緩衝材、下部緩衝材、剛性体の材質は、本実施形態のそれぞれの材質に限定されない。例えば、剛性体は、ベニヤ板やアルミの板(金属薄板)で構成されてもよい。
また、梱包箱10、10Gは、いわゆるプラスチックダンボール箱(プラダン)により構成されたが、これに限定されない。例えば、梱包箱は、紙製の段ボールやアルミフレームにより構成されてもよい。
また、基板収納容器は、本実施形態の形状、寸法のものに限定されない。
1、1A、1B、1C、1D、1E、1F、1G 梱包構造体
2 基板収納容器
10、10G 梱包箱
11 上蓋
12 スリーブ部材
13 下蓋
30、30A、30B、30C、30D、30E 上部緩衝材
40 下部緩衝材
50 剛性体
51 上面
52 下面
60 コイルスプリング
60F スポンジ
101 上方空間
102 上部空間
103 中部空間
104 下部空間
105 空間
106 下方空間
111 天板
121 第1側板
122 第2側板
123 前板
124 背板
131 底板
W 基板

Claims (8)

  1. 半導体ウェーハからなる基板を収納して輸送するための基板収納容器を梱包するための梱包構造体であって、
    第1側板と、第2側板と、前板と、背板と、天板と、底板とを有する直方体形状の梱包箱と、
    前記梱包箱内において前記基板収納容器の上部に載置される上部緩衝材と、
    前記基板収納容器が載置される下部緩衝材であって、前記上部緩衝材と下部緩衝材とで上下方向において前記基板収納容器を挟むように前記梱包箱内に配置された下部緩衝材と、
    前記梱包箱内に配置され、弾性変形可能であり、前記梱包箱の底板に支持され、前記下部緩衝材を支持する弾性支持部材と、を備え、
    前記下部緩衝材は、前記梱包箱の第1側板、第2側板、前板、及び、背板のいずれとも接しておらず、前記下部緩衝材と、前記梱包箱の第1側板、第2側板、前板、及び、背板との間には、下部空間が形成されている梱包構造体。
  2. 前記上部緩衝材は、前記梱包箱の天板に接している請求項1に記載の梱包構造体。
  3. 前記上部緩衝材は、前記梱包箱の天板に接しておらず、前記上部緩衝材と前記梱包箱の天板との間には、上方空間が形成されている請求項1に記載の梱包構造体。
  4. 前記上部緩衝材は、前記梱包箱の第1側板、第2側板、前板、及び、背板に接している請求項1〜請求項3のいずれかに記載の梱包構造体。
  5. 前記上部緩衝材は、前記梱包箱の第1側板、第2側板、前板、及び、背板のいずれにも接しておらず、前記上部緩衝材と、前記梱包箱の第1側板、第2側板、前板、及び、背板との間には、上部空間が形成されている請求項1〜請求項3のいずれかに記載の梱包構造体。
  6. 前記梱包箱は、前記底板を有する下蓋と、前記第1側板、第2側板、前板、及び、背板により構成され、上下方向に延びる軸心を有する四角筒状を有するスリーブ部材と、前記天板を有する上蓋と、を備え、
    前記スリーブ部材の下端部は、前記下蓋の底板の上に載置され、前記スリーブ部材の上端部には、前記上蓋の天板が載置される請求項1〜請求項5のいずれかに記載の梱包構造体。
  7. 前記梱包箱内に配置され、それぞれ平坦な上面及び下面を有する板状を有する剛性体であって、前記剛性体の上面は、前記下部緩衝材を支持し、前記剛性体の下面は、前記弾性支持部材の上端部に当接して前記弾性支持部材により支持される剛性体を備え、
    前記剛性体は、前記下部緩衝材に前記基板収納容器が載置されたときに前記下部緩衝材の変形を抑えて前記下部緩衝材を支持可能な程度の硬さを有し、前記梱包箱の第1側板、第2側板、前板、及び、背板のいずれにも接しておらず、前記剛性体と、前記梱包箱の第1側板、第2側板、前板、及び、背板との間には、空間が形成され、
    前記弾性支持部材の上端部は、前記剛性体を介して前記下部緩衝材を間接的に支持する請求項1〜請求項6のいずれかに記載の梱包構造体。
  8. 前記弾性支持部材は、コイルバネ、空気バネ、ゲル、スポンジ、ゴム、弾性を有する高分子発泡体のうちのいずれかにより構成される請求項1〜請求項7のいずれかに記載の梱包構造体。
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