JP2005255228A - 電子機器の梱包箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器の梱包箱において、電子機器を収容し易く、コストダウンが容易で、かつ箱強度を高める。
【解決手段】内底フラップ6を複数回折り曲げて、筒状の下側緩衝部10を形成し、内天フラップ8を複数回折り曲げて筒状の上側緩衝部11を形成する。下側緩衝部10、上側緩衝部11の側面の一部を筒の内側に折り曲げて電子機器2を嵌合支持する凹部12、13を形成する。下側緩衝部10と上側緩衝部11とは互いに面接触し、その先端部に短側面板4を補強する下側補強板14、上側補強板15が設けられる。短側面板4から内側に折り曲げられた折曲手掛部18が下側補強板14に設けられている折曲当接部20と隙間なく当接され、下側緩衝部10が折り曲げられた状態で維持されると共に、梱包箱1の内部に埃等が侵入することを防止する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器を梱包し、衝撃から保護する梱包容器、特に比較的薄型で軽量の電子機器を梱包するのに適した梱包箱に関するものである。
従来から段ボール紙によって成る電子機器の梱包箱においては、隅部に配置された発泡ポリスチレン等の発泡樹脂から成る緩衝材によって電子機器を支持することにより、輸送時の衝撃から機器を保護していた。このような発泡樹脂から成る緩衝材は、使用後の廃棄の際、環境上の問題を有している。そこで、電子機器を衝撃から保護するための緩衝部を梱包箱本体と同等の素材(段ボール紙)によって形成するようにして、上述した問題の解決を図った梱包箱が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、梱包箱の側面に手掛孔を形成するための舌片を緩衝材と隙間なく当接させるようにした梱包箱が知られている(例えば、特許文献2参照)。さらに、内箱と外箱によって構成され、側面に手掛孔を形成するための切起片の係合によって内箱と外箱を結合するようにした梱包箱が知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開平6−22219号公報 特開2000−344229号公報 特開平11−35029号公報
しかしながら、特許文献1に示された梱包箱にあっては、梱包箱本体とは別に段ボール紙から成る緩衝部を作成しなければならないので、梱包箱のコストダウンを図ることができない。また、梱包箱の持ち運びを容易なものとするために、側面に手掛孔を設けた場合、この手掛孔から箱内に埃や昆虫等が侵入し、電子機器の商品価値を下げる虞がある。
また、特許文献2、3に示された梱包箱にあっては、梱包箱の本体に電子機器に加えられる衝撃を緩衝する機能を有していないので、発泡ポリスチレンによって形成された緩衝材が別途必要となり、梱包箱のコストが高騰するばかりか、上述した環境上の問題を回避することができない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、箱内に埃等が侵入する虞がなく、低コストで環境にも優しい電子機器の梱包箱を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、梱包箱の側面を形成する4つの側面板と、この4つの側面板のうち、対向する1組の側面板の下辺に連設され、梱包箱の底面をなす1対の外底フラップと、4つの側面板のうち、対向する他の組の側面板の下辺に連設され、外底フラップの内側に折り曲げられる1対の内底フラップと、この4つの側面板のうち、対向する1組の側面板の上辺に連設され、梱包箱の天面をなす1対の外天フラップと、4つの側面板のうち、対向する他の組の側面板の上辺に連設され、外天フラップの内側に折り曲げられる1対の内天フラップとを備え、内底フラップは、側面板の下辺から該フラップの先端にかけて複数回折り曲げられることにより、筒状の下側緩衝部を形成し、内天フラップは、側面板の上辺から該フラップの先端にかけて複数回折り曲げられることにより、筒状の上側緩衝部を形成し、この下側緩衝部及び上側緩衝部は、その側面の一部が筒の内側に折り曲げられることにより電機機器を嵌合支持する凹部を有する電子機器の梱包箱において、下側緩衝部は、内底フラップが連設されている側面板に沿う位置に、該側面板の下部を補強する下側補強板を有し、上側緩衝部は、内天フラップが連設されている側面板に沿う位置に、該側面板の上部を補強する上側補強板を有し、下側緩衝部と上側緩衝部とは、梱包箱の高さ方向の略中央で面接触し、下側補強板及び上側補強板によって内底フラップ及び内天フラップが連設されている側面板が下辺から上辺に亘って補強され、上側緩衝部は、凹部を形成する側面の一部が上側補強板に向って延長され、その先端が該上側補強板に当接されており、側面板は、下側補強板と対向する位置に、梱包箱に手を掛けるための手掛孔を形成するために、その上端を支点として内側に折り曲げられる折曲手掛部を有し、下側補強板は、折曲手掛部に対応する位置に、該折曲手掛部が挿通される挿通孔と、該折曲手掛部の先端近傍の下端を支点として内側に折り曲げられて、該折曲手掛部と当接する折曲当接部とを有し、下側緩衝部の凹部は、挿通孔に挿通された折曲手掛部を梱包箱の内側から臨ませるための開口を有し、挿通孔に挿通された折曲手掛部と折曲当接部の先端とが当接することにより、下側緩衝部が折り曲げられた状態で維持され、かつ、折曲手掛部及び折曲当接部によって挿通孔を塞ぐものである。
請求項2の発明は、梱包箱の側面を形成する4つの側面板と、この4つの側面板のうち、対向する1組の側面板の下辺に連設され、梱包箱の底面をなす1対の外底フラップと、4つの側面板のうち、対向する他の組の側面板の下辺に連設され、外底フラップの内側に折り曲げられる1対の内底フラップと、この4つの側面板のうち、対向する1組の側面板の上辺に連設され、梱包箱の天面をなす1対の外天フラップと、4つの側面板のうち、対向する他の組の側面板の上辺に連設され、外天フラップの内側に折り曲げられる1対の内天フラップとを備え、内底フラップは、側面板の下辺から該フラップの先端にかけて複数回折り曲げられることにより、筒状の下側緩衝部を形成し、内天フラップは、側面板の上辺から該フラップの先端にかけて複数回折り曲げられることにより、筒状の上側緩衝部を形成し、この下側緩衝部及び上側緩衝部は、その側面の一部が内側に折り曲げられることにより電機機器を嵌合支持する凹部を有する電子機器の梱包箱において、下側緩衝部は、内底フラップが連設されている側面板に沿う位置に、該側面板の下部を補強する下側補強板を有し、側面板は、下側補強板と対向する位置に、梱包箱を持上げるための手掛孔を形成するために、内側に折り曲げられる折曲手掛部を有し、下側補強板は、折曲手掛部に対応する位置に、該折曲手掛部が挿通される挿通孔と、該折曲手掛部の先端近傍から内側に折り曲げられて、該折曲手掛部と当接する折曲当接部とを有し、挿通孔に挿通された折曲手掛部と折曲当接部の先端とが当接することにより、下側緩衝部が折り曲げられた状態で維持され、かつ、折曲手掛部及び折曲当接部によって挿通孔を塞ぐものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載の電子機器の梱包箱において、下側緩衝部の凹部は、挿通孔に挿通された折曲手掛部を梱包箱の内側から臨ませるための開口を有しているものである。
請求項1の発明によれば、内底フラップ及び内天フラップによって下側緩衝部及び上側緩衝部が形成されるので、発泡ポリスチレン等による緩衝材を用いる必要がなくなり、低コストで梱包箱を製造することができ、かつ環境上の問題も生じない。また、このとき、折曲当接部が折曲手掛部に当接することにより、下側緩衝部が折り曲げられた状態で維持されるので、電子機器の収容が容易に行なえるようになる。また、下側緩衝部を折り曲げた状態で維持するための折曲手掛部を内側に折り曲げることにより側面板に手掛孔が形成されるので、手掛孔を別途設ける必要がなくなり、梱包箱の外観品質の向上を図ることが
できる。さらに、下側緩衝部の凹部に設けられた開口から挿通孔に挿通された折曲手掛部を梱包箱の外側に向って軽く押圧することにより、折曲当接部と折曲手掛部とによって挿通孔を塞ぐことができるので、挿通孔から埃や昆虫が侵入して、電子機器の商品価値を下げる虞もない。また、下側緩衝部と上側緩衝部が梱包箱の高さ方向の略中央で面接触し、下側補強板及び上側補強板によって側面板が下辺から上辺に亘って補強されるので、側面板の強度を高めることができる。
請求項2の発明によれば、内底フラップ及び内天フラップによって下側緩衝部及び上側緩衝部が形成されるので、発泡ポリスチレン等による緩衝材を用いる必要がなくなり、低コストで梱包箱を製造することができ、かつ環境上の問題も生じない。また、このとき、折曲当接部が折曲手掛部に当接することにより、下側緩衝部が折り曲げられた状態で維持されるので、電子機器の収容が容易に行なえるようになる。また、下側緩衝部を折り曲げた状態で維持するための折曲手掛部を内側に折り曲げることにより側面板に手掛孔が形成されるので、手掛孔を別途設ける必要がなくなり、梱包箱の外観品質の向上を図ることができる。
請求項3の発明によれば、下側緩衝部の凹部に設けられた開口から挿通孔に挿通された折曲手掛部を梱包箱の外側に向って軽く押圧することにより、折曲当接部と折曲手掛部とによって挿通孔を塞ぐことができるので、挿通孔から埃や昆虫が侵入して、電子機器の商品価値を下げる虞もない。
本発明を実施するための最良の実施形態による電子機器の梱包箱について図面を参照して説明する。図1は梱包箱の外観を、図2は梱包箱の短側面周辺の断面を、図3は、梱包箱の組み立て前の展開図をそれぞれ示している。なお、同展開図において、実線はカッタによって切り出されるカット線を示し、破線は段ボール紙を折り曲げるための折曲基準線を示し、ハッチングはカッタによって切り抜かれた領域を示している。
梱包箱1は、DVD(Digital Versatile Disk)プレーヤ等の比較的薄型で軽量の電子機器2を収容し、衝撃等から保護するために、段ボール紙等を折り曲げることにより形成された緩衝部一体型のカートンボックスである。梱包箱1は、4つの側面を形成する1対の長側面板3及び短側面板4と、長側面板3の下辺に連設され、梱包箱1の底面をなす1対の外底フラップ5と、短側面板4の下辺に連設され、外底フラップ5の内側に折り曲げられる1対の内底フラップ6と、長側面板3の上辺に連設され、梱包箱1の天面をなす1対の外天フラップ7と、短側面板4の上辺に連設され、外天フラップ7の内側に折り曲げられる1対の内天フラップ8等によって構成されている。
内底フラップ6は、図2(a)に示されるように、短側面板4の下辺からフラップの先端にかけて複数回折り曲げられることにより、断面が略正方形の筒状の下側緩衝部10を形成する。同様に、内天フラップ8は、短側面板4の上辺からフラップの先端にかけて複数回折り曲げられることにより、断面が略正方形の筒状の上側緩衝部11を形成する。下側緩衝部10及び上側緩衝部11の側面の中央部は、図2(b)に示されるように、筒の内側に折り曲げられることにより電子機器2を嵌合支持するための凹部12、13を形成する。下側緩衝部10の凹部12には、図2(c)に示されるように、後述する折曲手掛部18を梱包箱1の内側から臨ませるための開口33が形成されている。
下側緩衝部10は、その先端部に短側面板4の下部を補強するための下側補強板14を有している。下側補強板14は、短側面板4の下部と面接触しており、短側面板4に掛かる荷重を分散することにより同部分を補強する。同様に、上側緩衝部11は、その先端部に短側面板4の上部と面接触し、短側面板4の上部を補強する上側補強板15を有している。下側緩衝部10と上側緩衝部11とは、梱包箱1の高さ方向の中央部27,28で互いに面接触し、上下方向の荷重を分散する。また、下側補強板14及び上側補強板15によって短側面板4が下辺から上辺に亘って補強される。
上側緩衝部11は、凹部13を形成する側面から上側補強板15に向って突設された突張部16を有しており、突張部16の先端が上側補強板15の側面に当接されている。
短側面板4の下側補強板14と対向する位置には、搬送時に梱包箱1に手を掛けるための手掛孔17を形成するために、手掛孔17の上端縁とされる折曲基準線30を支点として内側に折り曲げられる折曲手掛部18が設けられている。一方、下側補強板14において折曲手掛部18に対応する位置には、折り曲げられた折曲手掛部18が挿通・嵌合される挿通孔19が形成されている。そして、挿通孔19の下端縁から折曲基準線31を支点として内側に軽く折り曲げられて、折曲手掛部18の側面と当接する折曲当接部20が形成されている。折曲手掛部18及び挿通孔19は、搬送の際に作業者が複数本の指先を掛けるのに適するように、扁平な(すなわち上下方向に短い)矩形状とされている。これに対して、下側緩衝部10は折り曲げられた部分が元に戻ろうとして下側補強板14が上方に移動しようとするので、折曲手掛部18と挿通孔19との嵌合が解かれる虞がある。そこで、本実施形態では、折曲当接部20の先端を折曲手掛部18の側面に梱包箱1の外側から当接させて、下側補強板14が上方に移動しないようにしている。
図1(b)及び図2(c)に示すように、折曲手掛部18が挿通孔19に嵌合されると共に、折曲当接部20の先端が折曲手掛部18の側面に当接することにより、電子機器2を梱包箱1に収容する際、下側緩衝部10が折り曲げられた状態で維持されることになる。また、凹部12、13の両端に位置される両端当接部23、24(図3及び図4参照)は、電子機器の側面と略平行になるように折り曲げられることにより、電子機器2の側面に面接触可能とされ、電子機器2の損傷を防止する。
次に、梱包箱1を用いた電子機器2の梱包作業について、図2乃至図4を参照して説明する。まず、図4(a)に示すように、内底フラップ6を折り曲げ基準線21(図3参照)に沿って複数回折り曲げることにより、下側緩衝部10が形成される。このとき、折り曲げ基準線22を逆向きに折り曲げることにより、下側緩衝部10の側面に凹部12を形成することができる。そして、折曲手掛部18を内側に位置されている挿通孔19に押し込むことにより、折曲手掛部18の先端が折曲当接部20を乗り越えて折曲当接部20より内側に位置される。その後、開口33から折曲手掛部18を軽く梱包箱1の外側に向って押圧することにより、折曲当接部20の先端が折曲手掛部18の側面に隙間なく当接し、下側補強板14が固定され、下側緩衝部10が折り曲げられた状態で維持される。
その後、2つの外底フラップ5を矢印D方向に折り曲げて両者を固定することにより、図4(b)に示すように、電子機器2を収容可能な状態とすることができる。そして、電子機器2は矢印E方向に収容され、凹部12及び両端当接部23が電子機器2に当接して電子機器2を嵌合支持する。その後、図4(c)に示すように、内天フラップ8を内底フラップ6と同様に、折り曲げ基準線25、26に沿って複数回折り曲げることにより、上側緩衝部11が形成され、上側緩衝部11を矢印F方向に押圧して電子機器2と短側面板4との隙間に挿入すると、図1に示す状態にすることができる。そして、2つの外天フラップ7を内側に折り曲げて両者をテープ等で固定すれば、電子機器2の梱包が完了する。
以上のように、本実施形態の梱包箱1によれば、内底フラップ6及び内天フラップ8によって下側緩衝部10及び上側緩衝部11が形成されるので、電子機器2を衝撃から保護するために発泡ポリスチレン等による緩衝材を用いる必要がなくなり、低コストで梱包箱1を製造することができ、かつ環境上の問題も生じない。また、折曲当接部20が折曲手掛部18に当接することにより、下側補強板14が固定され下側緩衝部10が折り曲げられた状態で維持されるので、電子機器2の収容が容易に行なえるようになる。
さらに、下側緩衝部10の凹部12に設けられた開口33から挿通孔19に挿通された折曲手掛部18を梱包箱1の外側に向って軽く押圧することにより、折曲当接部20と折曲手掛部18とを隙間なく当接させて挿通孔19を塞ぐことができるので、挿通孔19から埃や昆虫が侵入して、電子機器2の商品価値を下げる虞もない。また、下側緩衝部10と上側緩衝部11が梱包箱1の高さ方向の略中央で面接触し、下側補強板14及び上側補強板15によって側面板4が下辺から上辺に亘って補強されるので、側面板4の強度を高めることができる。また、下側緩衝部10及び上側緩衝部11を有するにも関わらず、図3に示すような略矩形の展開形状から梱包箱を形成すること可能であるので、1枚の段ボール紙から複数個の梱包箱1を量産する際に、無駄な端切れをなくして梱包箱1のコストダウンを図ることができる。さらに、上側緩衝部11の凹部13から突設された突張部16の先端が上側補強板15に当接されているので、短側面板4に略直交する方向に加えられた荷重を分散でき、短側面板4の強度を一層高めることができる。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限られることなく種々の変形が可能である。例えば、梱包箱1においては、外底フラップ5及び内底フラップ6の奥行き寸法L(図3参照)は略同等とするのが、1枚の段ボール紙から複数個の梱包箱1を量産する上で最も望ましい設計とされるが、これらの寸法Lは、梱包箱1及び電子機器2の諸元に応じて適宜設定することができる。また、下側緩衝部10及び上側緩衝部11を形成する内底フラップ6及び内天フラップ8は、長側面板3に連設されていてもよい。この場合は、外底フラップ5及び外天フラップ7は短側面板4の下辺及び上辺に連設するように設ければよい。
(a)は本発明の一実施形態による梱包箱の構造を示す斜視図、(b)はその要部を拡大した図。 (a)は図1(a)におけるA−A線断面図、(b)は同B−B線断面図、(c)は同C−C線断面図。 同梱包箱の展開図。 (a)は下側緩衝部が形成された状態の梱包箱、(b)は電子機器が収容される状態の梱包箱、(c)は上側緩衝部を形成している状態の梱包箱。
符号の説明
1 梱包箱
2 電子機器
3 長側面
4 短側面
5 外底フラップ
6 内底フラップ
7 外天フラップ
8 内天フラップ
10 下側緩衝部
11 上側緩衝部
12 凹部
13 凹部
14 下側補強板
15 上側補強板
17 手掛孔
18 折曲手掛部
19 挿通孔
20 折曲当接部
33 開口

Claims (3)

  1. 梱包箱の側面を形成する4つの側面板と、
    この4つの側面板のうち、対向する1組の側面板の下辺に連設され、梱包箱の底面をなす1対の外底フラップと、
    前記4つの側面板のうち、対向する他の組の側面板の下辺に連設され、前記外底フラップの内側に折り曲げられる1対の内底フラップと、
    この4つの側面板のうち、対向する1組の側面板の上辺に連設され、梱包箱の天面をなす1対の外天フラップと、
    前記4つの側面板のうち、対向する他の組の側面板の上辺に連設され、前記外天フラップの内側に折り曲げられる1対の内天フラップとを備え、
    前記内底フラップは、前記側面板の下辺から該フラップの先端にかけて複数回折り曲げられることにより、筒状の下側緩衝部を形成し、
    前記内天フラップは、前記側面板の上辺から該フラップの先端にかけて複数回折り曲げられることにより、筒状の上側緩衝部を形成し、
    この下側緩衝部及び上側緩衝部は、その側面の一部が筒の内側に折り曲げられることにより電機機器を嵌合支持する凹部を有する電子機器の梱包箱において、
    前記下側緩衝部は、前記内底フラップが連設されている側面板に沿う位置に、該側面板の下部を補強する下側補強板を有し、
    前記上側緩衝部は、前記内天フラップが連設されている側面板に沿う位置に、該側面板の上部を補強する上側補強板を有し、
    前記下側緩衝部と上側緩衝部とは、梱包箱の高さ方向の略中央で面接触し、前記下側補強板及び上側補強板によって前記内底フラップ及び内天フラップが連設されている側面板が下辺から上辺に亘って補強され、
    前記上側緩衝部は、前記凹部を形成する側面の一部が前記上側補強板に向って延長され、その先端が該上側補強板に当接されており、
    前記側面板は、前記下側補強板と対向する位置に、梱包箱に手を掛けるための手掛孔を形成するために、その上端を支点として内側に折り曲げられる折曲手掛部を有し、
    前記下側補強板は、前記折曲手掛部に対応する位置に、該折曲手掛部が挿通される挿通孔と、該折曲手掛部の先端近傍の下端を支点として内側に折り曲げられて、該折曲手掛部と当接する折曲当接部とを有し、
    前記下側緩衝部の凹部は、前記挿通孔に挿通された折曲手掛部を梱包箱の内側から臨ませるための開口を有し、
    前記挿通孔に挿通された折曲手掛部と前記折曲当接部の先端とが当接することにより、前記下側緩衝部が折り曲げられた状態で維持され、かつ、前記折曲手掛部及び折曲当接部によって前記挿通孔を塞ぐことを特徴とする電子機器の梱包箱。
  2. 梱包箱の側面を形成する4つの側面板と、
    この4つの側面板のうち、対向する1組の側面板の下辺に連設され、梱包箱の底面をなす1対の外底フラップと、
    前記4つの側面板のうち、対向する他の組の側面板の下辺に連設され、前記外底フラップの内側に折り曲げられる1対の内底フラップと、
    この4つの側面板のうち、対向する1組の側面板の上辺に連設され、梱包箱の天面をなす1対の外天フラップと、
    前記4つの側面板のうち、対向する他の組の側面板の上辺に連設され、前記外天フラップの内側に折り曲げられる1対の内天フラップとを備え、
    前記内底フラップは、前記側面板の下辺から該フラップの先端にかけて複数回折り曲げられることにより、筒状の下側緩衝部を形成し、
    前記内天フラップは、前記側面板の上辺から該フラップの先端にかけて複数回折り曲げられることにより、筒状の上側緩衝部を形成し、
    この下側緩衝部及び上側緩衝部は、その側面の一部が内側に折り曲げられることにより電機機器を嵌合支持する凹部を有する電子機器の梱包箱において、
    前記下側緩衝部は、前記内底フラップが連設されている側面板に沿う位置に、該側面板の下部を補強する下側補強板を有し、
    前記側面板は、前記下側補強板と対向する位置に、梱包箱を持上げるための手掛孔を形成するために、内側に折り曲げられる折曲手掛部を有し、
    前記下側補強板は、前記折曲手掛部に対応する位置に、該折曲手掛部が挿通される挿通孔と、該折曲手掛部の先端近傍から内側に折り曲げられて、該折曲手掛部と当接する折曲当接部とを有し、
    前記挿通孔に挿通された折曲手掛部と前記折曲当接部の先端とが当接することにより、前記下側緩衝部が折り曲げられた状態で維持され、かつ、前記折曲手掛部及び折曲当接部によって前記挿通孔を塞ぐことを特徴とする電子機器の梱包箱。
  3. 前記下側緩衝部の凹部は、前記挿通孔に挿通された折曲手掛部を梱包箱の内側から臨ませるための開口を有していることを特徴とする請求項2の電子機器。
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