JP7061781B2 - 緩衝材および分電盤の梱包方法 - Google Patents

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Description

本発明は、緩衝材、および当該緩衝材を用いた分電盤の梱包方法に関する。
従来から、分電盤を梱包して輸送等する際に分電盤の筐体に加わる衝撃を緩和するために、様々な技術が研究・開発されている。例えば、特許文献1には、住宅用分電盤の隣り合う2つの側面に対向する対向部と、住宅用分電盤の上面に当接する押さえ部と、対向部の内側方向または外側方向に折曲された折り返し部とを一枚の厚紙によって一体成形した緩衝材が開示されている。この緩衝材は、対向部が住宅用分電盤の側面に当接するとともに、折り返し部が梱包箱の内側面に当接する。
特開平11-49240号公報(1999年2月23日公開)
しかしながら、特許文献1に開示された緩衝材は、梱包箱に対する分電盤全体の相対的移動を規制するものであり、分電盤を形成する上箱(カバー)および下箱(ケース)など筐体の各構成要素間の相対的移動を規制するものではない。分電盤の梱包にこの緩衝材を用いても、梱包箱の輸送時等に分電盤が揺れたり、外部から衝撃力が加わった場合には、筐体の各構成要素が相対的な移動を繰り返してしまう。そのため、筐体の各構成要素間の接続部に負荷がかかり、分電盤に傷・破損が生じるという問題点があった。
本発明の一態様は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、分電盤の揺れや外部からの衝撃力に起因する筐体の各構成要素間の相対的移動を規制することにより、分電盤の傷・破損を効果的に防止することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る緩衝材は、分電盤の筐体を形成するドアとカバーとの間に介在される緩衝材であって、前記ドアの周縁部と嵌合する嵌合部と、前記カバーの側面に当接する側面当接部と、を備えている。
上記構成によれば、緩衝材の嵌合部がドアの周縁部と嵌合し、緩衝材の側面当接部がカバーの側面に当接する。したがって、梱包された分電盤を輸送等する際の揺れに起因する、当該分電盤のドアのカバーに対する水平方向あるいは垂直方向の相対的移動を、嵌合部と側面当接部とで規制することができる。そのため、分電盤の揺れや外部からの衝撃力に起因するドア、カバーおよびドアとカバーとを接続するストライカ等の傷・破損を効果的に防止することができる。
また、本発明の一態様に係る緩衝材は、前記嵌合部において、前記カバーにおける前記ドアと対向する対向面に当接する当接部位には、前記対向面に当接する対向面当接部が設けられていてもよい。
上記構成によれば、緩衝材が、分電盤の揺れに起因する筐体の各構成要素間の相対的移動によって嵌合部と側面当接部との連結箇所付近を中心に筐体の内方に回転させられる力を受けた場合でも、対向面当接部がカバーの対向面に当接することによって当該回転が抑制される。そのため、緩衝材を分電盤の揺れに拘らずドアとカバーとの間に安定的に配置することができ、ドア、カバーおよびストライカ等の傷・破損をより効果的に防止することができる。
また、本発明の一態様に係る緩衝材は、前記嵌合部には、前記周縁部を挟み込むように形成された2つの嵌合壁が設けられており、前記2つの嵌合壁のうち、前記筐体の内方に配置される前記嵌合壁には、前記筐体の内方に配置される前記嵌合壁と一体に形成された延伸部が設けられていてもよい。
上記構成によれば、分電盤の揺れに起因して、ドアがカバーに対して水平方向に相対的に移動して、筐体の内方に配置された嵌合壁にドアの周縁部から衝撃力が加わった場合でも、当該嵌合壁は延伸部によって筐体の内方から支持される。そのため、緩衝材の強度が上がり、分電盤の揺れに起因するドアの水平方向の移動を効果的に規制できるとともに、上記衝撃力が加わることによる筐体の内方に配置された嵌合壁の破損を防止することができる。
また、本発明の一態様に係る緩衝材は、前記嵌合部には、先端が前記周縁部に当接する周縁部当接部が設けられていてもよい。
上記構成によれば、周縁部当接部の先端がドアの周縁部に当接することから、分電盤の揺れに起因するドアの上記相対的移動をより確実に規制することができる。そのため、分電盤の揺れに起因するドアおよびカバー等の傷・破損をより効果的に防止することができる。
また、本発明の一態様に係る梱包方法は、筐体がドアとカバーとで形成された分電盤の梱包方法であって、前記ドアの周縁部と嵌合する嵌合部と、前記ドアの側面および前記カバーの側面のそれぞれに当接する側面当接部と、を備えた緩衝材を、前記ドアと前記カバーとの間に介在させる。
上記構成によれば、分電盤の揺れや外部からの衝撃力に起因するドア、カバーおよびストライカ等の傷・破損を効果的に防止できる分電盤の梱包方法を実現することができる。
本発明の一態様によれば、分電盤の揺れに起因するドアおよびカバー等の筐体の各構成要素間における傷・破損を効果的に防止することができる。
本発明の一実施形態に係る分電盤および緩衝材の概略図であり、(a)は分電盤のドアが開いた状態を表し、(b)はドアが閉じた状態を表す。 本発明の一実施形態に係る緩衝材の外観図である。 分電盤のドアを閉じた場合における、ドア、緩衝材およびカバーの状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る分電盤の梱包方法を説明するための概略図である。 (a)~(e)は、本発明の一実施形態に係る緩衝材のバリエーションを示す概略図である。
以下の説明において、「水平方向」は分電盤1の前面に向かって左右方向を指し、「垂直方向」は分電盤1の前面から背面に向かって上下方向を指す。
〔分電盤の概要〕
分電盤1は、配線用遮断器および漏電遮断器などの各種ブレーカ、電力量計、ならびにリモコンリレーおよびタイマーなどの制御装置(全て不図示)等の電気機器を筐体内に収容したものである。分電盤1の筐体は、図1の(a)および(b)に示すように、ドア2、カバー3およびケース4で形成されている。
カバー3は、ケース4を覆うように、ケース4に対して係合関係を有した接続部によって取付けられる。なお、ドア2は、カバー3に対して開閉自在に設けられているとともに係合関係を有した接続部によって閉状態に係止される。ドア2、カバー3およびケース4のそれぞれは、例えば樹脂製であってもよいし、金属製であってもよい。
ドア2における水平方向の周縁部2aの中央付近には、ラッチ5aが設けられている。また、カバー3における、ドア2を閉じた状態でのラッチ5aの配置箇所に対応する箇所には、ストライカ5bが設けられている。このラッチ5aとストライカ5bとで、プッシュラッチ5が構成されている。ドア2が開いた状態から当該ドア2をカバー3の方向に押すことにより、ラッチ5aがストライカ5bに係止されて、図1の(b)に示すようにドア2が閉じた状態となる。一方、ドア2が閉じた状態から当該ドア2をカバー3の方向に再び押すことにより、ラッチ5aのストライカ5bへの係止が解除されて、図1の(a)に示すようにドア2が開いた状態となる。
〔緩衝材の構造〕
緩衝材10は、図2に示すように、嵌合部11、側面当接部12、対向面当接部13および延伸部14を備えており、樹脂により形成されている。
<嵌合部>
嵌合部11は、垂直方向の平面で切断した断面が略凹字形状であり、ドア2を閉じた状態において、ドア2の垂直方向の周縁部2bと嵌合する。嵌合部11は、第1嵌合壁(嵌合壁)11a、第2嵌合壁(嵌合壁)11bおよび連結壁(当接部位)11cを有している。
図3に示すように、第1・第2嵌合壁11a・11bは、ドア2の周縁部2bによって挟み込まれる連結壁11cを起点にドア2側に向けて延伸している。ここで、図3は、嵌合部11の嵌合状態の説明図である。便宜的にドア2は要部断面図としている。第1嵌合壁11aは、第2嵌合壁11bよりも筐体の内方に配置され、第2嵌合壁11bは、ドア2を閉じた状態で筐体の側面から外部に露出する。
<連結壁>
連結壁11cは、第1嵌合壁11aと第2嵌合壁11bとを連結している。また、連結壁11cは、緩衝材10をドア2とカバー3との間に介在させた状態において、対向面3aに当接する。対向面3aは、カバー3におけるドア2と対向する面を指す。
<周縁部当接部>
第1嵌合壁11aにおける周縁部2bと対向する面には、先端が周縁部2bに当接する第1周縁部当接部11dが設けられている。一方、第2嵌合壁11bにおける周縁部2bと対向する面にも、先端が周縁部2bに当接する第2周縁部当接部11eが第1周縁部当接部と異なる高さで設けられている。第1・第2周縁部当接部11d・11eともに断面が略三角形状に形成されている。
<側面当接部>
側面当接部12は略板状の部位である。側面当接部12は、嵌合部11と一体に形成され、分電盤1への装着時に周縁部3bに当接することによって、カバー3とドア2との相対的移動を第1嵌合壁11aおよび第2嵌合壁11bとともに規制する。
<隆起部>
側面当接部12におけるカバー3の周縁部3bと対向する面には、断面が略半円形状の隆起部12aが設けられている。隆起部12aは、側面当接部12の前記面上に沿って形成されている。
<対向面当接部>
対向面当接部13は、第1嵌合壁11aと連結壁11cとの連結箇所から筐体の内方に向けて形成される略平板形状の部位である。対向面当接部13は、カバー3の対向面3aに当接することにより緩衝材10を安定的に配置させることができる。
<延伸部>
延伸部14は、第1嵌合壁11aを補強するためのリブであり、略矩形の板状に形成されている。延伸部14は、対向面当接部13と第1嵌合壁11aとの間に亘って一体に立設されており、かつ、緩衝材10を水平方向で2等分する位置に配置されている。
<変形実施例>
嵌合部11、側面当接部12、対向面当接部13および延伸部14の大きさ・厚さは、周縁部2bおよび周縁部3bの大きさ・形状、ドア2およびカバー3の成形材料等に応じて設計変更してもよい。
連結壁11cおよび対向面当接部13に対する第1・第2嵌合壁11a・11bおよび側面当接部12の形状は、周縁部2bおよび周縁部3bの形状に応じて設計変更してもよい。
嵌合壁の高さは、第1嵌合壁11aよりも第2嵌合壁11bの方が高くなっているが、この場合に限定されない。互いの高さ関係が逆転してもよいし、同じ高さであってもよく、周縁部2bに嵌合できればよい。
また、嵌合部11の形状は略凹字形状に限定されない。言い換えれば、嵌合部11の形状は、周縁部2bを嵌合可能な形状であればどのような形状であってもよい。さらに、第1・第2周縁部当接部11d・11eの配置、形状、個数および大きさについても本実施形態の場合に限定されず、設計変更してもよい。
また、対向面当接部13の形状は略平板形状に限定されず、棒形状や、複数の棒形状の部位によって形成される櫛形状など、対向面3aに当接する形状であればどのような形状であってもよい。さらに、対向面当接部13は、本発明の一態様に係る緩衝材に必須の構成要素ではない。すなわち、緩衝材10に対向面当接部13が備えられていなくてもよい。
また、延伸部14の形状は、棒形状等の略矩形の板状以外の様々な形状を採用することができる。さらに、延伸部14は、本発明の一態様に係る緩衝材に必須の構成要素ではない。すなわち、緩衝材10に延伸部14が備えられていなくてもよい。
緩衝材10の成形材料としては、樹脂の他、硬質の紙や発泡スチロールを例示することができる。ここで、緩衝材10に加わる衝撃力の吸収を考慮した場合、成形材料として粘弾性に優れる樹脂を用いるのが好ましい。具体的には、硬質のエラストマーその他のゴムや、軟質のプラスチックなどの樹脂を用いるのが好ましい。
〔分電盤の梱包方法〕
分電盤1は、以下の(1)~(3)の各工程を踏むことによって梱包箱に梱包される。梱包箱は、分電盤1を収納できる程度の大きさで、かつ分電盤1の外形と略同一形状の箱である。梱包箱は、例えば厚紙や段ボールで成形されている。
分電盤1を梱包箱(不図示)に梱包する際、2つの緩衝材10をドア2とカバー3との間に介在させる。具体的には、ドア2における垂直方向の周縁部2bの一方と、カバー3における垂直方向の周縁部3bの一方との間に緩衝材10を1つ介在させ、周縁部2bの他方と周縁部3bの他方との間に、もう1つの緩衝材10を介在させる。
ここで、本明細書中の「介在」とは、カバー3に対する水平方向あるいは垂直方向の相対的移動を規制するように、緩衝材10の少なくともいずれかの部位がドア2とカバー3との間に配置されている状態を指す。
このように、緩衝材10をドア2とカバー3との間に介在させることで、分電盤1の輸送等の際に外部から何らかの衝撃力がドア2またはカバー3に加わっても、これら各構成要素間の相対的移動を規制することができる。そして、緩衝材が介在する各構成要素間に上記の衝撃力が分散されて伝わることから、緩衝材10がない場合に比べてストライカ5bに直接作用する衝撃力を低減することができる。よって、外部からの衝撃力に起因するストライカ5bの傷・破損を効果的に防止することができる。
なお、説明の便宜上、図4では、周縁部2bの一方および周縁部3bの一方における緩衝材10の介在工程を図示しているが、図4の(a)および(b)の各工程は、周縁部2bの他方および周縁部3bの他方においても同様に行われる。また、図4の(a)は、ドア2およびカバー3を斜視図で表しており、緩衝材10を側面図で表している。
(1) まず、図4の(a)に示すように、分電盤1のドア2を開いた状態で、周縁部3bに緩衝材10を配置する(配置工程)。具体的には、側面当接部12に設けられた隆起部12aの先端を周縁部3bに当接させるとともに、対向面当接部13を対向面3aに当接させることにより、緩衝材10を周縁部3bに配置する。
(2) 次に、図4の(b)に示すように、ドア2を閉じることにより、周縁部2bを嵌合部11に嵌合させる(嵌合工程)。具体的には、周縁部2bを形成する側壁2b-1を、第1嵌合壁11aと第2嵌合壁11bとの間の空間(図4の(a)参照)に挿入する。この挿入の際、側壁2b-1の内面が第1周縁部当接部11dに当接するとともに側壁2b-1の外面が第2周縁部当接部11eに当接することで、周縁部2bと嵌合部11とが嵌合する。
(3) 次に、図示しないものの、2つの緩衝材10をドア2とカバー3との間に介在させた分電盤1を梱包箱に収納することにより(梱包工程)、分電盤1の梱包が完了する。
〔緩衝材のバリエーション〕
本発明の一態様に係る緩衝材としては、本実施形態に係る緩衝材10の他にも様々なバリエーションが想定される。この緩衝材のバリエーションについて、図5の(a)~(e)を参照しつつ以下に説明する。なお、図5の(a)~(e)では、説明の便宜上、緩衝材の各バリエーションに第1・第2周縁部当接部11d・11eを図示していないが、第1・第2周縁部当接部11d・11eの有無はいずれでもよいものとする。
また、図5の(a)~(e)のそれぞれに示す緩衝材100~500は、いずれも図3に示した方向から臨んだ図を示しており、その奥行方向に厚さを備えるものとする。
まず、図5の(a)に示すように、対向面当接部13および延伸部14を備えていない構成の緩衝材100が、本発明の一態様に係る緩衝材のバリエーションに含まれる。緩衝材100は、嵌合部11および側面当接部12を備えている。
次に、図5の(b)に示すように、対向面当接部13および延伸部14を備えておらず、かつ、嵌合部11の代わりに断面がコ字形状の嵌合部210を備えている構成の緩衝材200も、本発明の一態様に係る緩衝材のバリエーションに含まれる。嵌合部210は、第1嵌合壁(当接部位)210aが対向面3aに当接し、第2嵌合壁210bがドア2の前面に当接することで、周縁部2bと嵌合する。
なお、図示しないものの、第1嵌合壁210aの先端に対向面当接部13を設けてもよい。さらには、第1嵌合壁210aの先端部分を図5の(b)の状態からさらに筐体の内方に延伸させて、延伸した部分に対向面当接部13と同様の機能を持たせてもよい。
次に、図5の(c)に示すように、延伸部14を備えていない構成の緩衝材300も、本発明の一態様に係る緩衝材のバリエーションに含まれる。緩衝材300は、嵌合部11、側面当接部12および対向面当接部13を備えている。
次に、図5の(d)に示すように、対向面当接部13を備えておらず、かつ、延伸部14の代わりに延伸部440を備えている構成の緩衝材400も、本発明の一態様に係る緩衝材のバリエーションに含まれる。延伸部440の形状は延伸部14の形状と同一であるが、延伸部440におけるカバー3側の端面と連結壁11cにおけるカバー3側の端面とが面一となっており、延伸部440の上記端面が対向面3aに当接する。
上述のように延伸部440の上記端面が対向面3aに当接することで、分電盤の揺れに起因する、嵌合部11と側面当接部12との連結箇所付近を中心とした緩衝材400の筐体の内方への回転が一定程度抑制される。延伸部440の厚さを所定の大きさ以上とすることにより、延伸部440が対向面当接部13としての役割をも果たすこととなる。
次に、図5の(e)に示すように、緩衝材10の構成に内面当接部520を加えた構成の緩衝材500も、本発明の一態様に係る緩衝材のバリエーションに含まれる。緩衝材500は、嵌合部11、側面当接部12、対向面当接部13、延伸部14および内面当接部520を備えている。
この緩衝材500は、分電盤のカバーの周縁部が凹凸形状をなしている場合(不図示)に用いられる。すなわち、緩衝材500は、嵌合部11が周縁部2bと嵌合し、側面当接部12および内面当接部520からなる嵌合部がカバーの周縁部を嵌合するものである。
また、上述の緩衝材100~500については、緩衝材10と同様に2つを一組として分電盤の梱包に用いることを想定しているが、本発明の一態様に係る緩衝材は、単一で用いられるように一体に成形されていてもよい。例えば、図示しないものの、2つの緩衝材10を細長い板状の連結部材で連結することにより、単一の緩衝材として分電盤の梱包に用いてもよい。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 分電盤
2 ドア
2b 周縁部
3 カバー
3a 対向面
10 緩衝材
11 嵌合部
11a 第1嵌合壁(嵌合壁)
11b 第2嵌合壁(嵌合壁)
11c 連結壁(当接部位)
11d 第1周縁部当接部(周縁部当接部)
11e 第2周縁部当接部(周縁部当接部)
12 側面当接部
13 対向面当接部
14 延伸部

Claims (4)

  1. 分電盤の筐体を形成するドアとカバーとの間に介在される緩衝材であって、
    前記ドアの周縁部と嵌合する嵌合部と、
    前記カバーの側面に当接する側面当接部と、を備えており、
    前記嵌合部には、前記周縁部を挟み込むように形成された2つの嵌合壁が設けられており、
    前記嵌合部において、前記カバーにおける前記ドアと対向する対向面に当接する当接部位には、前記対向面に当接する対向面当接部が設けられており、
    前記対向面当接部が、前記筐体の内方に配置される前記嵌合壁と前記当接部位との連結箇所から前記筐体の内方に向けて形成されていることを特徴とする緩衝材。
  2. 前記嵌合部には、先端が前記周縁部に当接する周縁部当接部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の緩衝材。
  3. 分電盤の筐体を形成するドアとカバーとの間に介在される緩衝材であって、
    前記ドアの周縁部と嵌合する嵌合部と、
    前記カバーの側面に当接する側面当接部と、を備えており、
    前記嵌合部には、前記周縁部を挟み込むように形成された2つの嵌合壁が設けられており、
    前記2つの嵌合壁のうち、前記筐体の内方に配置される前記嵌合壁には、前記筐体の内方に配置される前記嵌合壁と一体に形成された延伸部が設けられていることを特徴とする緩衝材。
  4. 筐体がドアとカバーとで形成された分電盤を、緩衝材を用いて梱包する梱包方法であって、
    前記緩衝材は、
    前記ドアの周縁部と嵌合する嵌合部と、前記カバーの側面に当接する側面当接部と、を備え
    前記嵌合部には、前記周縁部を挟み込むように形成された2つの嵌合壁が設けられており、
    前記嵌合部において、前記カバーにおける前記ドアと対向する対向面に当接する当接部位には、前記対向面に当接する対向面当接部が設けられており、
    前記対向面当接部が、前記筐体の内方に配置される前記嵌合壁と前記当接部位との連結箇所から前記筐体の内方に向けて形成されているものであり、
    前記緩衝材を、前記ドアと前記カバーとの間に介在させることを特徴とする梱包方法。
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