JP2005313927A - 緩衝部材 - Google Patents

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政樹 湯川
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Abstract

【課題】 組み立てが容易で、且つ、取り扱い易い緩衝部材を提供する。
【解決手段】 長方形状を有する段ボール製のシートを折り曲げてなる緩衝部材10であって、シート11における、互いに平行な位置にある一対の辺のうち一方に係合片17が設けられ、他方に係合片17を嵌め込み可能な係止部18が設けられ、使用時に、シート11を折り曲げるとともに係合片17を係止部18に係合させることで筒形状に構成される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、製品を梱包する梱包箱の外部から振動,落下,圧縮の負荷が製品にかかることを防ぐため、梱包箱内に該製品とともに収容される緩衝部材に関する。
従来、製品を収容した梱包箱を流通させる際に、該梱包箱の内部に収容された製品に振動,落下,圧縮による負荷がかからないように、梱包箱の内部に緩衝部材を備えることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図5は、従来の緩衝部材の一例を示す斜視図である。図6は、従来の緩衝部材の他の例を示す斜視図である。図5に示す緩衝部材101は、段ボール製のシート101aを複数貼り合わせてなるものである。また、図6に示す緩衝部材102は、段ボール製のシートを筒状に折り曲げ、接着剤によって固定したものである。
特開2001−315758号公報
しかし、このような緩衝部材101,102は、シート101a同士を貼り合わせるのに接着剤を使用するため緩衝部材101,102を作成する作業が煩雑であるうえ、一旦、緩衝部材101,102を作成した後は、緩衝部材101,102をシート101aに戻すことができず、その保管スペースが嵩む点で改善の余地があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、組み立てが容易で、且つ、取り扱い易い緩衝部材を提供することにある。
本発明の上記目的は、長方形状を有する段ボール製のシートを折り曲げてなる緩衝部材であって、シートにおける、互いに平行な位置にある一対の辺のうち一方に係合片が設けられ、他方に係合片を嵌め込み可能な係止部が設けられ、使用時に、シートを折り曲げるとともに係合片を係止部に係合させることで筒形状に構成されることを特徴とする緩衝部材によって達成される。
上記の本発明に係る緩衝部材は、シートの一対の辺に設けられた係合片と係止部とを係合させることで、該シートを筒形状に構成されるものである。このため、従来のように接着剤を使用することなく、簡単に組み立てることができる。
また、係合片と係止部との係合を解除することで、元のシートに戻すことができるため、緩衝部材として使用するとき以外は、シートとして取り扱うことで、保管スペースを小さくすることができる。
上記緩衝部材は、シートに手指を挿通可能な開口部が形成されていることが好ましい。 こうすれば、梱包箱に緩衝部材を収容した状態で、該緩衝部材を取り出す際に、作業者が手指を開口部に挿し込み、引き抜くことで、緩衝部材を簡単に取り出すことができるため、使い勝手が良い。
本発明によれば、組み立てが容易で、且つ、取り扱い易い緩衝部材を提供できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1は、本発明に係る緩衝部材を組み立てた状態を示す全体斜視図である。図2は、緩衝部材を組み立てていない状態におけるシートの平面図である。図3は、緩衝部材を組み立てる状態を説明する斜視図である。
緩衝部材10は、長方形状を有する段ボール製のシート11を折り曲げてなる。
図1に示すように、緩衝部材10は、組み立てた状態で、互いに平行に対向する、長方形状の2つの側板部12,13を有し、側板部13の上方の周縁辺13aと側板部12の上方の周縁辺12aとの間に、これら側板部12,13と垂直な天板部14が位置する。
また、緩衝部材10は、組み立てた状態で、側板部13の下方の周縁辺13bから側板部12側へ垂直に折り曲げられたフランジ部16と、側板部12の下方の周縁辺12bから側板部13側へ垂直に折り曲げられたフランジ部15とを有している。
フランジ部15,16同士を重ね合わせた状態とすることで、これらフランジ部15,16が上記天板部14に平行な底板部となる。こうして、緩衝部材10は、組み立てた状態で、一対の側板部12,13と、天板部14と、フランジ部15,16とからなる底板部とで筒形状となり、このとき、側板部12,13と、天板部14と、底板部によって囲まれた空間が緩衝空間Sとなる。
組み立てられた緩衝部材10を、梱包の対象となる製品とともに梱包箱に収容することで、箱に対して外側から係る振動,落下,圧縮などによる負荷が緩衝空間Sによって吸収され、負荷が製品に加わることを抑制することができる。
図2に示すように、緩衝部材10を組み立てていない状態で、シート11には長方形のフランジ部15と側板部12と天板部14と側板部13とフランジ部16とにそれぞれ相当する面が、シート11の長手方向沿って順番に並べて配置されている。
図2において、二点鎖線の直線は、フランジ部15と側板部12と天板部14と側板部13とフランジ部16とにそれぞれ相当する面同士の境界を示している。また、図2は、緩衝部材10を筒形状としたときに内側になる面を平面視したもので、これら二点鎖線を全て略直角に谷折りすることで図1に示す緩衝部材10を得ることができる。
シート11の周縁の4辺のうち、互いに平行に位置する一対の短辺(図2において左右端部の辺)のうち、一方の短辺にはシート11の長手方向に突出するように設けられた係合片17が設けられ、他方の短辺には上記係合片17を嵌め込む込み可能な係止部18が設けられている。緩衝部材10は、組み立て時に、係合片17を係止部18に嵌め込むことで、シート11の長手方向両端部に位置するフランジ部15,16同士が連結され、この結果、筒形状に構成される。
係合片17は、先端部がフランジ部15側の基端部より上下寸法が大きくなるように形成され、一方、係止部18は、辺13bに沿って細長く開口されたスリット状に形成されている。この係止部18に係合片17を挿通させると、挿通された係合片17の先端部が該係止部18の長手方向端部に引っ掛かり抜けにくくなる。こうして、組み立てられた緩衝部材10において、係合片17と係止部18との係合が維持される。
図3に示すように、フランジ部15において、係合片17の基端部が形成されている箇所には、フランジ部15と側板部12との境界の辺12bに向って切り込まれた切込み部17aが形成されている。また、フランジ部16において、係止部18の開口の隅部から、フランジ部16と側板部13との境界の辺13bに向って切り込まれた切込み部18aが形成されている。係止部18に係合片17を嵌め込む際にフランジ部16を側板部13に対して垂直に折り曲げると、切込み部18aによってリブ18bがフランジ部16に対して垂直に(側板部13に対して平行に)突出する。そして、係合片17をリブ18bに誘い込ませることで係止部18に嵌め込みやすくなる。このとき、フランジ部16からリブ18bの突出した部位が、フランジ部15において折り曲げられた係合片17の基端部と切込み部17aとの間の隙間に収まるようにする。こうすれば、組み立てられた緩衝部材10に突部がなく、製品を梱包する際に、緩衝部材の突部が他の緩衝部材や製品と干渉して無駄な空間が生じるといった不具合がない。
緩衝部材10は、係合片17を係止部18に嵌め込む際に、切込み部17a,18aによって係合片17及び係止部18に生じる歪みや撓みを許容し、側板部12,13が変形することを防止することができる。
本実施形態の緩衝部材10において、天板部14には、筒形状の内側に連通する開口部19が形成されている。開口部19は作業者が手指を挿通可能な寸法で形成され、本実施形態では、直径が15mmから25mmの範囲である略円形状とした。開口部19の形状は、本実施形態のように円形に限らず、作業者が手指の一部を差し込むことができる範囲で変形可能であり、例えば、楕円形,四角形,三角形,その他の多角形に形成することができる。
緩衝部材10は、シート11の一対の辺に設けられた係合片17と係止部18とを係合させることで、該シート11を筒形状に構成されるものである。このため、従来のように接着剤を使用することなく、簡単に組み立てることができる。
また、係合片17と係止部18との係合を解除することで、元のシート11に戻すことができるため、梱包体に緩衝部材として使用するとき以外は、筒形状とすることなく。シート11として取り扱うことで、保管スペースを小さくすることができる。
図4は、本発明に係る緩衝部材を用いた製品の梱包構造の一例を説明する斜視図である。
図4の梱包構造40に示すように、梱包箱41に製品Gを梱包する際には、梱包箱41の底部にエアキャップや発泡スチロールなどの下方緩衝材42を敷設する。そして、この下方緩衝材42の上面に、製品Gを収容する収容空間44を区画するとともに、梱包箱41の側面内側に沿って緩衝部材10を配置する。このとき、開口部19が形成された天板部14(図1参照)が梱包箱41の上面側に位置するようにする。緩衝部材10によって区画された収容空間44に製品Gを収容し、これら緩衝部材10と製品Gとの上方に下方緩衝材と同じ材料を有する上方緩衝材43を配置し、梱包箱41の上面を閉じることで、梱包が完了する。
梱包箱41に収容された製品Gは、該梱包箱41の側面に外部から振動,落下,圧縮などによる負荷がかかる場合に、これらの負荷を梱包箱41に収容された緩衝部材10によって吸収し、負荷が製品Gに加わることを抑制することができる。
また、梱包箱41に緩衝部材10を収容した状態で、開口部19が梱包箱41の上方に位置しているため、収容された製品Gとともに緩衝部材10を取り出す際には、作業者が手指を開口部19に挿し込み、引き抜くことで、緩衝部材10を簡単に取り出すことができるため、使い勝手が良い。
本発明に係る緩衝部材を組み立てた状態を示す全体斜視図である。 緩衝部材を組み立てていない状態におけるシートの平面図である。 緩衝部材を組み立てる状態を説明する斜視図である。 本発明に係る緩衝部材を用いた製品の梱包構造の一例を説明する斜視図である。 従来の緩衝部材の一例を示す斜視図である。 従来の緩衝部材の他の例を示す斜視図である。
符号の説明
10 緩衝部材
11 シート
17 係合片
18 係止部
19 開口部

Claims (2)

  1. 長方形状を有する段ボール製のシートを折り曲げてなる緩衝部材であって、
    前記シートにおける、互いに平行な位置にある一対の辺のうち一方に係合片が設けられ、他方に前記係合片を嵌め込み可能な係止部が設けられ、使用時に、前記シートを折り曲げるとともに前記係合片を前記係止部に係合させることで筒形状に構成されることを特徴とする緩衝部材。
  2. 前記シートに手指を挿通可能な開口が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の緩衝部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012236637A (ja) * 2011-05-12 2012-12-06 Mitsubishi Electric Corp 梱包箱構造
JP7044930B1 (ja) 2021-06-22 2022-03-30 株式会社栃木カートン 段ボール製の緩衝材

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