JPWO2014171296A1 - エレベータシステム - Google Patents

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Abstract

複数台の乗りかごの運行を管理する群管理制御システムを有するエレベータシステムにおいて、行先階呼びが登録された回数より各階からの乗車人数と、行先呼び別の人数より各階への降車人数と、を集計する行先階利用人数集計処理部と、求められた各階からの乗車人数、各階への降車人数及び現在のかご内人数により乗りかご内の乗車人数を予測値として演算するかご内人数予測処理部と、を備え、予測値に基づき満員状態とならないと判断される乗りかごの号機名及び/またはその号機の停止階を報知する。これにより、混雑時、特に乗場において乗場人数が飽和状態であってもエレベータの輸送能力が向上する。

Description

本発明は、利用客が乗りかごに乗車する際の乗車案内を行なうエレベータシステムに関するものである。
近年、複数台のエレベータを一括管理する群管理システムにおいて、エレベータの利用者が乗車前に乗場に設置された乗場行先階登録装置によって行先階(行先呼び)を登録することが行われている。また、乗場行先階登録装置によって呼び登録があった際に、停止階床数を制限することにより、エレベータの一周時間を短縮して運行効率を向上することが知られている。
さらに、ピーク時以外の平常時間帯にも必要以上にかごが配車されるのを防ぎ、かごの運行効率を向上させるため、乗場行先操作盤からの行先呼びの登録に対して、同一の停止階からの同方向への行先呼び登録数をカウントするとともに、1台のかごに割り当てる行先呼び登録数をその停止階に対応した制限値に応じて制限することが知られ、例えば特許文献1に記載されている。
さらに、乗場行先階登録装置を備えたエレベータにおいて、乗場が混雑している場合に利用者の混乱を防ぐために、各乗りかごの荷重値と予め設定された満員設定値とを比較して利用者の乗車可否を判定し、その判定結果に基づいて2回目以降の応答を含めて乗場呼びを割り当てると共に、2回目応答時の乗りかごとなった場合に、乗場行先階登録装置に何回目の何号機に乗車すべきかを表示することが知られ、特許文献2に記載されている。
国際公開第2008/120345号パンフレット 特開2011−190058号公報
上記特許文献1に記載のものは、混雑時、エレベータの最大輸送能力に対して乗場人数が飽和に近い状況にある場合、割当てが不可能な状況になる。例えば、エレベータA以外のエレベータは予測されるかご内の人数がほぼ満員状態であり、エレベータAの停止階床数が既に制限値となっており、エレベータAの停止階床以外の階床が登録された場合、エレベータAは停止階床数が増加されず、他のエレベータは満員状態であるため、割当てが出来ない状態となる。この場合、停止階床数制限を解除し、エレベータAに割当てたとすると、各階に停止する運転に近くなり、エレベータの一周時間が長くなるので運行効率が低下する。
特許文献2に記載のものは、乗場行先階登録装置に2回目の何号機に乗車すべきかが表示された場合、利用者が乗場行先階登録装置の前に滞留することになるので、満員状態で乗場に人が溢れかえっているような場合の混乱を防ぐには十分でない。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、混雑時、特に乗場において乗場人数が飽和状態であってもエレベータの輸送能力を向上させることにある。
上記課題を解決するため、本発明は、利用者は各階の乗場に設置された行先階登録装置によって行先階を行先呼びとして登録し、登録された行先呼びに対して乗りかごを割当て、複数台の乗りかごの運行を管理する群管理制御システムを有するエレベータシステムにおいて、前記行先階呼びが登録された回数より各階からの乗車人数と、行先呼び別の人数より各階への降車人数と、を集計する行先階利用人数集計処理部と、前記行先階利用人数集計処理部により求められた各階からの乗車人数、各階への降車人数及び現在のかご内人数により前記乗りかご内の乗車人数を予測値として演算するかご内人数予測処理部と、を備え、前記予測値に基づき満員状態とならないと判断される前記乗りかごの号機名及び/またはその号機の停止階を報知するものである。
本発明によれば、行先階呼びが登録された回数より各階からの乗車人数と、行先呼び別の人数より各階への降車人数と、を集計して乗車人数を予測値として演算し、満員状態とならないと判断される乗りかごの号機名及びその号機の停止階を報知するので、利用者が行先階登録装置の前に滞留することがなく、乗場の混雑時においても混乱を防ぐことができ、輸送能力の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態による全体システムを示すブロック図。 本発明の一実施形態による乗場レイアウトを示す平面図。 本発明の一実施形態による行先階登録装置の案内画面を示す平面図。 本発明の他の実施形態による案内表示を示す正面図。 さらに他の実施形態による携帯端末の案内画面を示す正面図。 本発明の一実施形態による基本動作のフローチャート。
乗場行先階登録装置をテンキー方式として図面を参照して説明する。
図1は、エレベータシステム全体の概要を示す。乗場行先階入力部1は、乗場に設置されている行先階登録装置10であり、行先階入力部1aによって利用客が目的とする行先階の入力をテンキー22にて行う。入力された行先階情報は入出力制御システム2を介して、群管理制御システム7へ送信される。群管理制御システム7は入力された行先階を基に、時々刻々変化する交通状況を考慮して最適な割当乗りかごを決定し、入出力制御システム2を介して割当乗りかご情報を送信する。
また、割当乗りかごに該当する乗りかごの号機制御システム4a、4bへ行先階の登録を行い、エレベータ5a、5bは登録された行先階情報を基にサービスを開始し、乗場行先階入力部1の入力が行われた階床へ乗りかご6a、6bを走行する。
割当乗りかご情報を受信した乗場行先階入力部1は、報知部1bにより割当乗りかごを利用客が認識できるように報知する。つまり、乗場に設置されている行先階登録装置の液晶モニタに割当て乗りかごを表示したり、割当乗りかごをアナウンスしたり、する。
乗りかご6a、6bが、乗場行先階入力部1の入力が行われた階床へ到着した際に、乗場案内報知システム3によって乗りかご情報の報知や、利用者に対しての案内が行われる。例えば、乗場人数がエレベータの輸送能力に対して飽和状態であると認識された際に、乗りかごの予測かご内人数が満員状態でない号機名と、当該乗りかごの停止階を案内し、さらに、当該乗りかごの停止階を利用する利用者に対して、あと何名まで乗車可能であるか、あるいは利用者へ乗車を促す案内を行う。
群管理制御システム7は、複数台の乗りかごの運行管理を行う運行管理制御系7aと日々の運行管理により、収集された情報からどの運転プログラムが最適であるかを判断する学習系7bと、収集された情報よりシミュレーションを行い、最適な運転プログラムを自動生成する知能系7cを有する。運行管理制御系7aは、入出力制御システム2を介して送信された行先階情報から、行先階の登録を行う行先階登録処理部7aaによって行先階が登録され、その際、行先階利用人数集計処理部7abにより階床別の利用人数、つまり、行先階登録装置10により行先呼びが登録された回数より各階からの乗車人数、行先呼び別の人数より各階への降車人数を集計して、記憶する。
かご内人数予測処理部7acは、行先階利用人数集計処理部7abにより求められた各階からの乗車人数と、各階への降車人数と、現在のかご内人数(初期値はゼロ)と、より乗りかご6a、6bの行先呼びが登録された階での出発時と、行先階の到着時と、のかご内乗車人数を予測値として演算する。
さらに、交通状況判断処理部7adは、学習系7bより得られた交通状況と、行先階利用人数集計処理部7ab、かご内人数予測処理部7acより得られた交通状況を基に、現在の交通状況を判断し、案内処理を『有効』或いは『無効』と判断する。つまり、乗場が混雑状態、特に割当てが行われない状況、かつかご内乗車人数の予測値が満員状態でない乗りかごが存在する際に『有効』とする。その後、『有効』と判断された場合のみ、入出力制御システム2を介して乗場案内報知システム3へ報知情報を送信する。
また、群管理制御システム7内の学習系7bより日々の運行状態から現在の交通状況を識別する。つまり、学習系7bは、乗りかご位置や乗降人数等の乗りかごの利用情報や行先階情報に基づいて交通状況を学習し、その時点でどのような運転プログラムが適しているかを判断し、ビル内の人の流れを示す階床別乗降人数をビル内の代表的な交通状況を示す特徴モードのいずれかに属するかを識別する。
特徴モードは、下りと上りの交通情報により、ある個数分の区分けした交通状況の状況を示すものである。通常、オフィスビルの場合、上り下りともに乗降人数が少ない交通状況は閑散、上りの乗降人数が多い交通状況は特徴モードとしてアップピーク、下りの乗降人数が多い交通状況は特徴モードとしてダウンピークとなる。また、特徴モードはビルの性質によって特徴があり、収集した交通状況から新しい特徴が抽出される。新しい特徴を抽出した場合には、このビル固有の特徴モードとして生成、登録する。さらに、その他の特徴モードの変化の傾向を学習する。
割当て号機決定処理部7aeは、呼びが発生している階床に対してエレベータが到着する時間を評価する待ち時間評価、エレベータのかご内混雑具合を評価する混雑度評価、などの指標を算出して各指標を総和する等で総合的にエレベータの割当てを決定する。また、停止階床数の予測値を演算し、各かごの停止階床数制限を行うことで、輸送能力、運行効率向上を図っている。
案内報知処理部7afは、現在の交通状況が混雑状態と判断された場合、例えばアップピーク状態であった場合、乗場案内報知システム3を『有効』とする。交通状況が閑散状態と判断される場合、かご内乗車人数の予測値が満員状態でない限りは乗場案内報知システム3を『無効』として作動を許可しない。アップピークであった場合、乗場には多くの人が存在することが予想され、乗場の液晶モニタに割当て乗りかごを表示したり、割当乗りかごをアナウンスしたり、することで、利用者へ円滑な乗車を促すこととなり、輸送能力を阻害することを防ぐことができる。閑散状態であった場合、乗場案内報知システム3を『有効』とした場合、利用者が認識する情報が多くなってしまうため、却って混乱を招く。そのため、学習系7bより得られた日々の交通状況から学習した情報に基づいて現在の交通状況を判断し、この交通状況によって乗場案内報知システム3の『有効』或いは『無効』を切り替える。
現在の混雑状況は、過去の学習情報より予測される混雑状況と、行先階利用人数集計処理部7ab、かご内人数予測処理部7acより集計された登録数によって、判断する。行先階利用人数集計処理部7ab、かご内人数予測処理部7acは、利用客が乗りかごに乗車する前に目的とする行先階の入力を行っているので、到着する乗りかごが何階に停止するか、また登録した利用客は何名存在するかといった情報を把握でき、正確な混雑状況を判断することが可能となる。
ただし、混雑状況の判断は、乗場に設けられた荷重センサ、カメラ、赤外線等の光源等を利用した検知器を用いて乗場の混雑状況を把握する方法でも良い。ビルの所有者や管理会社等の顧客の要望より、例えば監視盤に切り替えスイッチ等を設け、スイッチのオンオフにより『有効』或いは『無効』と切り替えることでも良い。
図2は、行先階の入力から乗りかごへ乗車するまでの状況を示している。
図は、エレベータが3台A、B、C号機が設置されている10階床のビルである。停止階床数の閾値が4階床と設定され、全号機の停止階床数が閾値を満たし、かつA号機、及びC号機のかご内乗車人数の予測値は定員の80%以上である場合、満員状態であるとする。各号機の停止階床はそれぞれ、A号機が2、3、5、7階とし、B号機が4、5、6、10階、C号機が6、8、9、10階とする。また、既に割当て号機表示を確認し、乗場行先階登録装置10によって行先階登録を終えた、利用者11は、確認した割当て号機名の前に整列し、乗りかごの到着を待っている状況にある。さらに、乗場行先階登録装置10にて9階の行先階をテンキー22で入力した際に、本来ならばC号機に割当てが行われるが、かご内乗車人数の予測値は満員状態であるため、割り当てが行われない。
この場合、「しばらくお待ちください」と言う案内表示を付属のディスプレイ21によって行うと、乗場行先階登録装置10の前に人が整列し、渋滞して行く。本状況下において、行先階が9階である利用者12が乗場行先階登録装置10にて滞留するため、行先階が4階である利用者13は9階利用者12の後ろに整列することになる。本例において、B号機は停止階床数の制限が掛かっているが、かご内乗車人数の予測値は満員状態でないため、行先階が4、5、6、10階の利用者はB号機へ乗車することが可能となる。したがって、乗場に設置されている乗場案内表示器14において、予測値が満員状態とならない、つまり乗車可能な乗りかごの号機名としてB号機、およびその号機の停止階4、5、6、10階は登録可能な行先階として表示を行い、利用者に対して、乗車、または行先階の登録を促す案内を表示して報知する。また、満員状態となるまでの残りの登録可能な人数を合わせて表示しても良い。
例えば、「4階、5階、6階、10階をご利用される方はB号機前へ移動願います。」や「4階、5階、6階、10階をご利用される方はあと2名まで登録可能となります。行先階登録をお願いします。」などの案内が望ましい。その結果、行先階が9階である利用者12の後ろに整列していた4階利用者13は、B号機へ乗車可能となり、エレベータの輸送能力を最大限まで利用できるので、全体の運行効率向上を図ることができる。
図3は、行先階登録装置20に付属しているディスプレイ21に直接案内表示を行う場合を示す。この場合、「しばらくお待ちください」との表示があった後に、本画面に切り替え、行先階が4、5、6、10階の利用者はB号機へ乗車することが可能であることを示している。これにより、行先階が登録可能である利用者に対してのみ登録、乗車の案内を促すことが可能となる。
図4は、乗りかごのドア近傍に設けられたLCD表示器30によって案内表示を行う場合を示す。表示する内容は登録可能階床、最大登録可能人数とする。例えば、「4階、5階、6階、10階をご利用される方はあと2名まで登録可能となります。」とB号機の上に設置されているLCD表示器30によって表示を行う。
図5は、利用者によって持ち込まれて共に搬送された携帯端末40に対して、案内表示を行う場合を示す。各階の乗場に無線機器を設置し、図1のシステム構成図の入出力制御システム2を介して群管理制御システム7との連動を行う。また、携帯端末40には、案内表示を行うためのアプリを事前に配信し、利用者によって登録を行う。表示内容は図3と同様である。
上記例は、視覚的に利用者が理解できる画面表示による案内であるが、例えば、音声によって、登録可能号機、登録可能階床、最大登録可能人数の案内が行われることでも良い。
次に、基本動作フローについて、図6を用いてステップ毎にその詳細を説明する。
≪ステップST100≫
乗場行先階登録装置20により行先階の入力が行われたか否か判断する。入力されているのであればステップST101へと進み、登録されていなければ待機する。
≪ステップST101≫
ステップST100より入力された行先階への呼び登録に対して、待ち時間評価、混雑度評価、などの指標に基づいて最適な乗りかごの割当て処理を行う。
≪ステップST102≫
呼び登録に対して、割当てが行われたか判別する。故障以外での割当てが行われない例として、停止階床数が制限値を全号機満たしており、且つステップST100にて入力された階床に停止する乗りかごのかご内乗車人数の予測値が閾値、かご内が満員とされるかご内定員80%の人数以上となる満員状態の場合、割当てが行われない。この場合、割当て号機表示が不可であり、80%の人数以下の場合、割当てが行われ、処理は終了し、正常な割当て号機表示を行う。
≪ステップST103≫
乗場の利用者がエレベータの輸送能力に対して飽和状態であるか判断する。この判断は、日々の学習結果から現在の交通状況、行先階利用人数集計処理部、かご内人数予測処理部によって得られる情報、乗場に設けられた荷重センサ、カメラ、赤外線等の光源等を利用した検知器を用いて乗場の混雑状況を把握することなどによって行われる。飽和状態ではない場合は、処理を終了し、待機する。
≪ステップST104≫
ステップST100によって登録されたエレベータの呼び発生階において、各乗りかごの出発時のかご内人数の予測値が全て満員状態であるか判別を行う。全ての乗りかごのかご内人数の予測値が満員状態であった場合、運行効率の良い割当てが現時点においては不可能なため、案内処理を行わずに終了する。
≪ステップST105≫
乗場にて登録可能号機、登録可能階床、最大登録可能人数等の案内を行い、登録可能号機を利用する利用者に対して、乗車及び、行先階の登録を促す案内を行う。案内方法として、乗場行先階登録装置に付属しているディスプレイへの表示、乗場に設置される乗場案内表示器への表示、ドア近傍に設けられたLCD表示器への表示、携帯端末への表示、また音声による案内などで良い。以上により、最大限まで、エレベータの輸送能力を高めることで全体の運行効率向上を図ることができる。
1…乗場行先階入力部,1a…行先階入力部,1b…報知部,2…入出力制御システム,3…乗場案内報知システム,4a、4b…号機制御システム,5a、5b…エレベータ,6a、6b…乗りかご,7…群管理制御システム,7a…運行管理制御系,7b…学習系,7c…知能系,7aa…行先階登録処理部,7ab…行先階利用人数集計処理部,7ac…かご内人数予測処理部,7ad…交通状況判断処理部,7ae…割当て号機決定処理部,7af…案内報知処理部,10…行先階登録装置,11…利用者,12…9階利用者,13…4階利用者,14…乗場案内表示器,20…乗場行先階登録装置,21…ディスプレイ,22…テンキー,30…LCD表示器,40…携帯端末

Claims (9)

  1. 利用者は各階の乗場に設置された行先階登録装置によって行先階を行先呼びとして登録し、登録された行先呼びに対して乗りかごを割当て、複数台の乗りかごの運行を管理する群管理制御システムを有するエレベータシステムにおいて、
    前記行先階呼びが登録された回数より各階からの乗車人数と、行先呼び別の人数より各階への降車人数と、を集計する行先階利用人数集計処理部と、
    前記行先階利用人数集計処理部により求められた各階からの乗車人数、各階への降車人数及び現在のかご内人数により前記乗りかご内の乗車人数を予測値として演算するかご内人数予測処理部と、を備え、
    前記予測値に基づき満員状態とならないと判断される前記乗りかごの号機名及び/またはその号機の停止階を報知することを特徴とするエレベータシステム。
  2. 請求項1に記載のエレベータシステムにおいて、現在の交通状況が閑散状態と判断される場合は前記報知を行わないことを特徴とするエレベータシステム。
  3. 請求項1に記載のエレベータシステムにおいて、前記予測値に基づいて満員状態となるまで登録可能な乗車人数を報知することを特徴とするエレベータシステム。
  4. 請求項1に記載のエレベータシステムにおいて、前記満員状態は定員の80%以上であることを特徴とするエレベータシステム。
  5. 請求項1に記載のエレベータシステムにおいて、前記行先階利用人数集計処理部及び前記かご内人数予測処理部の人数により現在の交通状況が混雑状態と判断され、前記予測値が満員状態でない前記乗りかごが存在する場合、満員状態でない前記乗りかごの号機名及び/またはその号機の停止階を報知することを特徴とするエレベータシステム。
  6. 請求項1に記載のエレベータシステムにおいて、前記乗りかごの号機名及び/またはその号機の停止階の報知は、乗場に設置された乗場案内表示器に表示されることで行われることを特徴とするエレベータシステム。
  7. 請求項1に記載のエレベータシステムにおいて、前記乗りかごの号機名及び/またはその号機の停止階の報知は、前記行先階登録装置に表示されることで行われることを特徴とするエレベータシステム。
  8. 請求項1に記載のエレベータシステムにおいて、前記乗りかごの号機名及び/またはその号機の停止階の報知は、音声によって行われることを特徴とするエレベータシステム。
  9. 請求項1に記載のエレベータシステムにおいて、前記乗りかごの号機名及び/またはその号機の停止階の報知は、前記利用者に携帯される携帯端末に表示されることで行われることを特徴とするエレベータシステム。
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