JP6318105B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、群管理制御装置を備えたエレベータ装置に関する。
近年、複数台のエレベータを一括管理する群管理制御装置を備えたエレベータ装置において、エレベーターの利用客が乗車前に行先階呼びを検出する方式(以下、行先階予約方式)がある。その行先階呼びの検出は乗場に設置された行先階検出装置によって行われる。
行先階予約方式では、乗車前に検出された行先階呼びに対して、乗車号機を指定することにより、利用者は自分が乗車する号機を知ることができ、乗車がスムーズになる。その一方で、利用者が自らの行先階に到着した際に、かご内が混雑していると、その利用者の降車のために他の利用者に一旦かごから降りて貰う必要がある場合や、他の利用者のために自らが一旦かごから降車する必要がある場合などにおいては、一旦かごから降車する利用者に負担があるだけでなく、自らの降車のために他の利用者に一旦かごから降車してもらう利用者の心理的負担、さらに、このような動作のために、かごの停止時間が長くなり、運行効率が低下する場合がある。
このような状況に対して、かご内の利用者の降車をスムーズにする技術として、国際公開第2010/004607号パンフレット(特許文献1)がある。この公報には、乗客追跡装置が、乗場にて行先階登録装置により登録された行先階と乗場カメラにより撮影された乗客の特徴を対応付けて記憶し、その乗客がかごに乗車した際に、かご内および乗場で撮影した乗客の特徴を照合し、特徴が一致した場合にかご内の乗客と行先階を対応付け、かご内カメラを用いて乗客のかご内での位置をリアルタイムに追跡し、かごが行先階で停止する際に、その階で降車する乗客がかご内の後方にいる場合には、後方の乗客が降車することを通知する旨のアナウンスを行う構成が記載されている。
また、特開2005−272127号公報(特許文献2)がある。この公報には、かごの床面または側面に設けた表示装置により、予め区分された複数の乗客案内領域を示すことにより、後から降車する乗客をかごの後方、先に後者する乗客をかごの前方に乗車させるよう案内する構成が記載されている。
国際公開第2010/004607号パンフレット 特開2005−272127号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたエレベータ装置は、かごが行先階で停止する際に、その階で降車する乗客がかご内の後方にいる場合には、後方の乗客が降車することを通知する旨のアナウンスを行うが、混雑状態ではかごが停止するまで乗客の移動は難しく、かごが停止してドアが開いた後に前方にいる乗客が一旦かご内から出て降車する乗客に協力することになる。従って、停止した行先階における停止時間が延長されたりして長くなり、運行効率が悪くなってしまう。また、特許文献2に記載されたエレベータ装置は、かご内での案内となるため、混雑状態ではかごが停止するまで乗客の移動は難しく、案内に従ってかご内を動くことが困難となる場合がある。
そこで、本発明の目的は、先に降車する乗客の移動を容易にして降車のための停止時間を短くし、運行効率を向上することができるようにしたエレベータ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、 乗車前に利用者の行き先階を検出する行き先階検出装置と、号機毎に設けられ、乗車前の利用者に号機に応じた報知を行う報知装置と、複数の号機を制御する群管理制御装置とを備え、前記群管理制御装置は、前記乗場行先階登録装置からの登録によって前記号機を割当てる割当て部と、前記報知装置での報知を制御する報知制御部とを備えたエレベータ装置において、前記報知制御部は、検出された行先階呼びに応じて、先に乗車させる階床と後に乗車させる階床を決定する決定部と、前記決定された行先階ごとの乗車順を前記報知装置に報知させる乗車順序指示部とを備え、前記決定部は、前記先に乗車させる階床で降車する利用者グループと、前記後に乗車させる階床で降車する利用者グループとに分けて、前記先に乗車させる階床で降車する利用者グループと、前記後に乗車させる階床で降車する利用者グループの人数が最も近づくと予測される階を境界階として、境界階より上の行先階を後から降車する利用者のグループとし、境界階以下の行先階を先に降車する利用者のグループとして決定し、前記乗車順序指示部は、前記グループ毎の乗込み順を前記報知装置に報知させる。
本発明のエレベータによれば、先に降車する乗客の移動を容易にして降車のための停止時間を短くし、運行効率を向上することができる。なお、上述した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施例によるエレベータ装置の概略を示すブロック構成図である。 図1に示したエレベータ装置の報知装置を示す正面図である。 図1に示したエレベータ装置の報知装置の別の表示例である。 図1に示したエレベータ装置による乗場の並び状況を示す斜視図である。 図1に示したエレベータ装置による乗場での乗車順序案内処理動作を示すフローチャートである。 図1に示したエレベータ装置による乗車後のかご内を示す平面図である。 図1に示したエレベータ装置によるグループ決定部及びグループ別乗場待機位置指示部の処理動作を示すフローチャートである。 図1に示したエレベータ装置によるグループ決定部及びグループ別乗場待機位置指示部の別の処理動作を示すフローチャートである。 図1に示したエレベータ装置によるグループ決定部における中心階の決定処理動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施例によるエレベータ装置の概略を示すブロック構成図である。 図10で示したエレベータ装置によるグループ見直し部の処理動作を示すフローチャートである。 図10に示したエレベータ装置による乗場の並び状況を示す斜視図である。 図10に示したエレベータ装置によるグループ見直し部の別の処理動作を示すフローチャートである。 図10に示したエレベータ装置における報知装置の表示例である。 本発明のさらに他の実施例によるエレベータ装置の概略を示すブロック構成図である。 図15に示したエレベータ装置によるグループ決定部及びグループ別乗場待機位置指示部の別の処理動作を示すフローチャートである。 図15に示したエレベータ装置によるグループ見直し部及びグループ別乗場待機位置指示部の処理動作を示すフローチャートである。 図15に示したエレベータ装置による乗場の並び状況を示す斜視図である。 本発明における予測交通量の一例である。 本発明のさらに他の実施例によるエレベータ装置における報知部の構成を示す正面図である。 本発明のさらに他の実施例によるエレベータ装置における報知部の構成を示す正面図であるの概略を示すブロック構成図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態によるエレベータ装置の概略を示すブロック構成図である。
ロビーなどの基準階乗場には、乗り場設置の行き先階登録装置やセンサー、利用者の携帯端末などの、乗車前に利用者の行き先階を検出する行き先階検出装置5やその他の通常構成の他に、号機毎にそれぞれ報知装置4A,4B,4Cが設置されている。複数台の号機を制御する群管理制御装置1は、乗場行先階登録装置5からの行先階情報などのホール情報と、複数台の号機2A、2B、2Cを制御している各号機制御装置3A,3B,3Cからの各種信号を取り込んでいる。群管理制御装置1は、行先階検出装置5からの入力された乗場行先階、乗場呼び、人数等のホール情報と各号機制御装置3A,3B,3Cからのかご情報を取り込んで管理するホール・かご情報管理部101と、ホール・かご情報管理部101からの情報に基づいて各階のかご到着予測時間を演算する到着予測時間演算部102と、待ち時間、エレベータ状態、省エネなどの各種評価項目について各々評価を行う割当て評価値作成部103と、割当て評価値作成部103に基づいて、利用者から検出した乗場行先階呼びに対して最適な号機を割当てる割当て部104と、乗場行先階登録装置5からの登録信号に基づいて割当てられた号機、例えば号機2Aの報知装置4Aの報知を制御する報知制御部105とを有している。
各報知装置4A,4B,4Cと報知制御部105とによって報知部を構成しており、この報知部は、かご内に乗り込んだ複数の利用者が先行して降車するグループと、後から降車するグループとに大別し、かつ、先行して降車するグループをかごの出入口側に位置させるように促すための報知をエレベータ乗場で行うものである。
このため、本発明では、後から降車するグループの利用者を、先行して降車するグループの利用者よりも先にかごへ乗車させることにより、先行して後者するグループをかごの出入り口側に位置させる。以後、後から降車するグループを先行乗車グループ、先行して降車するグループを非先行乗車グループとする。
本実施例における報知装置を構成する報知制御部105は、割当て部104によってかごに割当てられた、かごの受け持つ一つ以上の乗場行先階呼びに基づいて、先行乗車するグループと非先行乗車するグループとに大別するグループ決定部1051と、行先階検出装置5からの登録信号に基づいて割当てられた号機、例えば号機2Aのかご内へ乗り込む前の乗場でのグループ別の待機位置を報知装置4Aによって報知するグループ別乗場待機位置指示部1052と、割当て部104で割当てられた号機が基準階に到着したとき乗り込む順序を報知装置4Aによって報知を行うグループ別乗車順序指示部1053とを有している。
報知部を構成する報知装置4A〜4Cは同一構成であり、ここでは報知装置4Aを代表して説明する。報知装置4Aは、グループ別乗場待機位置指示部1052によって制御され、先行乗車グループと非先行乗車グループとに大別して待機させるための報知を行うグループ別乗場待機位置報知機能と、グループ別乗車順序指示部1053によって制御され、先行乗車グループをかご内に乗車させた後に非先行乗車グループを乗車させるための報知を行うグループ別乗車順序報知機能とを有している。
本実施例における報知装置4Aは、図2に示すように板状構成の表示板であり、上部に形成した常時表示部4A11、4A12と、下部に形成した階表示部4A21、4A22とを有している。常時表示部4A11、4A12にはかごの出入口の左側に並ぶか右側に並ぶかを利用者に判別してもらうために「左側」および「右側」と常時表示させている。階表示部4A21には、グループ別乗車位置指示部1052によって非先行乗車グループとなる利用者の行先階が表示される。また階表示部4A22には、グループ別乗場待機位置指示部1052によって先行乗車グループとなる利用者の行先階が表示される。この報知によって、先行乗車グループとなる利用者は乗場において、かご出入口の右側に並ぶよう促され、一方、非先行乗車グループとなる利用者はかご出入口の左側に並ぶよう促されて、前者のグループ別乗場待機位置報知機能が満足されている。
また、後者のグループ別乗車順序報知機能は、階表示部4A21,4A22を点滅させることによって行っている。最初に階表示部4A22を点滅することによって、かご出入口の右側に待機している利用者を最初にかご内に乗り込むよう促し、次いで、階表示部4A21を点滅することによって、かご出入口の左側に待機している利用者をかご内に乗り込むよう促している。図2では、4A11及び4A12を常時表示し、4A21及び4A22の点滅により乗車報知をしているが、図3に示すように、乗車報知時に4A11及び4A12の表示を変更することによって乗車を促してもよい。また、図2または図3の方式に音声による案内を組合せても良いし、図2と図3の表示方法を組合せても良く、実施例1のみだけでなく、以降の実施例2から4についても、同様の表示や音声による報知が行える。
本実施例では、図1に示した行先階検出装置5から行先階として6階、7階、9階、12階がそれぞれ一人ずつの利用者によって入力され、また行先階として10階が二人の利用者によって入力されたとする。これに対して群管理制御装置1は、割当て部104で号機2Aを割当てたとして説明する。
この割当てに対して群管理制御装置1のグループ決定部1051は、利用者の行先階を、各グループが同程度の人数となるように二つのグループに分ける。つまり先に降車することになる、6階〜9階の非先行乗車グループと、その後に降車することになる、10階〜12階の先行乗車グループとに分ける。
ここで、号機2Aの報知装置4Aは、乗場状況を示す斜視図である図4に示すように、階表示部4A21に「6階〜9階」を表示し、階表示部4A22に「10階〜12階」を表示する。この表示によって、かご出入口の左側には6階〜9階へ移動する下方階利用者である非先行乗車グループ6が並ぶように、またかご出入口の右側には10階〜12階へと移動する上方階利用者である先行乗車グループ7が並ぶように促すことができる。
その後、図5に示したフローチャートのように報知制御部105において報知処理が調整される。報知制御部105は、ステップS001で割当てられたかごがロビー階に到着したかどうかを監視している。ホール・かご情報管理部101で取り込んだ信号からかごの到着を検出した場合、報知制御部105は、ステップS002で、先行乗車グループ15を先ず乗り込ませるために、報知装置4Aの右側に形成した階表示部4A22を点滅させる。
そこで、先行乗車グループ7は、図2に示した報知装置4Aにおける階表示部4A22の点滅を見てロビー階に到着したかご内に乗り込む。こうして、先行乗車グループ15は非先行乗車グループ6よりも先にかご内に乗り込むことになる。
報知制御部105は、先行乗車グループ7が乗り込みを概ね終えたことを検出するため、図5に示したステップS003のように予め定めた一定時間Aが経過後に、ステップS004へ進み、図2に示した報知装置4Aの階表示部4A21、4A22を共に点滅させて報知形態を変化させる。この変化を確認した非先行乗車グループ6は、かご内に乗り込む。その後、かご内ボタンが操作されるなどしてかご戸が閉じられると、報知制御部105は、ステップS005でかご戸が閉じられたことを検出し、ステップS006で報知装置4Aの両階表示部4A21,4A22を消灯させる。ここで、ステップS003における一定時間Aは、常時固定の値を用いても良いし、かごへの割当て人数に応じて設定した値を用いても良い。
図6は、全ての利用者がかご内に乗り込んだ後の状態を示す平面図である。報知装置4Aによる報知に従った乗り込み方によれば、後から降車することになる先行乗車グループ7は、先に乗り込むことによってかご2Aの奥側に位置することになる。一方、先に降車することになる非先行乗車グループ6は、後から乗り込むことによってかご2Aの出入口2A01側に位置することになる。
従って、下方階利用者である6階〜9階への非先行乗車グループ6がそれぞれの階で降車するとき、上方階利用者である先行乗車グループ7がかご2A内の奥側にいるため、先行乗車グループ7はそのままの位置を保持し、非先行乗車グループ6は他の乗客に影響を与えることなく、スムーズにかご2Aの出入口2A01から出ることができる。
図7は乗場行先階呼びが登録された時のグループ決定部1051及びグループ別乗場待機位置指示部1052の動作を示すフローチャートである。グループ決定部1051はS201で行先階呼びが何れかのかごに割当てられたか否かを監視している。割当てられた場合、S202にて、割当てられたかごの中心階が算出済みであるかをチェックし、算出済みの場合はS204へ進み、算出済みでない場合はS203で中心階を算出してからS204へ進む。ここで、中心階とは、先行乗車グループと非先行乗車グループの境界となる階床を指す。次いで、グループ決定部1051は、S204において、登録された行先階がかごの中心階より上方にあるか否かをチェックし、ある場合はS205にて、割当てられた行先階を先行乗車グループとして登録してS207へ進み、ない場合はS206にて非先行乗車グループとして登録してS207へ進む。グループ別乗場待機位置指示部1052は、S207で、登録したグループを割当てた号機に対応する報知装置へ報知する。
図8は、割当て部104が、各かごが受け持つ行先階のゾーンを、その割当て毎に動的に変更する場合における、行先階が事前検出された時のグループ決定部1051及びグループ別乗場待機位置指示部1052の動作を示すフローチャートである。グループ決定部1051はS301で行先階が事前検出されたか否かを監視している。登録された場合、S302にて、登録された行先階が含まれるゾーンが有るか否かを監視し、有る場合はS303にてゾーンを担当するかごに行先階呼びを割当ててS306へ進み、無い場合はS304にて登録された行先階呼びを割当てるかごを決定後、S305にてかごに割当てた行先階を中心としてゾーンを作成し、S306へ進む。次いで、S306にて、ゾーンの中心階が算出済みであるかをチェックし、算出済みの場合はS308へ進み、算出済みでない場合はS307にて割当てたかごの担当ゾーンの中心階を算出してからS308へ進む。次いで、S308において、登録された行先階がゾーンの中心階より上方にあるか否かをチェックし、上方である場合はS309にて、割当てられた行先階を先行乗車グループとして登録してS311へ進み、上方でない場合はS310にて非先行乗車グループとして登録してS311へ進む。グループ別乗場待機位置指示部1052は、S311で、登録したグループを割当てた号機に対応する報知装置へ報知する。
図9は、図7のS203及び図8のS307に示す中心階を算出する処理のフローチャートである。S401では、かごの受け持つ行先階の予測交通量の総計値を変数Bとして算出し、S402で、変数Cに最遠方の受け持ち行先階の予測交通量を加算してS403へ進む。S403では、変数Cと、変数Bの半分の値を比較し、Cの方が小さい場合はS404へ進み、Cが同一以上の場合はS406へ進む。ここで、S403中の評価式は、最遠方からいくつの階の予測交通量を加算すれば、予測交通量の総計値の半分を超えるかを判定するものであり、本評価式により、先行乗車グループの人数と非先行乗車グループの人数が概ね一致する階を探索することができる。S404では、現在Cに加算してない加算していない行先階のうち最も遠方の受け持ち行先階の予測交通量をCに加算し、S405で、全受け持ち行先階について完了していなければS403へ戻り、完了していれば、エラーとしてS407で受け持ち行先階の中から中央に位置する階を中心階とする。一方で、S406では、現在の階、すなわち、S403の条件を満たさなくなる階を中心階とする。
ここで、予測交通量は、単位時間当たりの交通量の予測値を示すものであり、階床別、方向及び階床別、階間別の予測値が想定される。階間別の予測値が最適と考えられるが、本実施例において最も効果がでると考えられるオフィスビルの出勤時においては、乗込み階床はほぼロビー階に集中しているため、階床別、または方向及び階床別の予測値であっても、予測精度は階間別とは大差無いと考えられる。
以上の実施例において、従来のように下方階利用者および上方階利用者が混在して乗り込んでいる場合においては、下方階利用者が先に降車するとき、降車の妨げになると思われる他の上方階利用者がかご16内から一旦降りて、下方階利用者がかご16内から出やすくする必要があるが、本実施例ではその必要がなくなる。このため、先に降車する乗客の移動が容易となり、利用者の降車に要する時間が短くなり、従来のようにドア開放時間を延長する必要もなくなり運行効率の低下を防止することができる。また、上述した報知装置4Aは、常時表示部4A11,4A12にはかごの出入口の左側に並ぶか右側に並ぶかを利用者に判別してもらうために「左側」および「右側」と常時表示させ、階表示部4A21には、グループ別乗場待機位置指示部1052によって非先行乗車グループとなる利用者の行先階が表示されている。また階表示部4A22には、グループ別乗場待機位置指示部1052によって先行乗車グループとなる利用者の行先階が表示されるようにしている。このため、割当てかごを2Aとした場合、利用者がかご2A内に乗り込む前から、出入口2A01の両側に下方階利用者と上方階利用者とを分散して待機させることができるので、基準階に到着したかご2A内に混乱することなくスムーズに乗り込むことができる。
本実施例では、先行乗車グループと非先行乗車グループの人数に大きな偏りがある場合に、グループを見直すものである。
図10は、本発明の一実施の形態によるエレベータ装置の概略を示すブロック構成図である。図1のエレベータ装置のうち、既に説明した図1に示された同一の符号を付された構成と、同一の機能を有する部分については、説明を省略する。
グループ見直し部1054は、グループ決定部1051により定められた先行乗車グループ及び非先行乗車グループを、予め定められたタイミングにおいて見直す。
図11はグループ見直し部1054及びグループ別乗場待機位置指示部1052による動作を示すフローチャートである。グループ見直し部1054は、S501でかごの到着までの残り時間が予め定めた一定時間D以下となるか否かを監視している。一定時間D以下となる場合、S502にて、各グループの人数の差が予め定めた所定の値Eより大きいか否かをチェックし、大きい場合はS503へ進み、大きくない場合は見直しは不要であるとして終了する。次いで、S503では、各グループの人数の差が最小となるようにグループを見直し、S504では、最初に案内したグループから変更された場合は、S505にてグループの変更を報知装置により報知し、変更されていない場合は、終了する。
図12に本実施例の具体的な状況を示す。図のように、先行乗車グループ7に8階が1名と、7階及び5階の行先階の利用者が各2名おり、非先行乗車グループ6に2階、3階の行先階の利用者が各1名いる状況であり、先行乗車グループ7と非先行乗車グループ6の間で、3人の人数の偏りがある。このとき、5階の行先階の利用者を先行乗車グループ7から非先行乗車グループ6に変更すれば、先行乗車グループ7と非先行乗車グループ6の人数の偏りは1人となる。最初に案内したグループから変更されるため、報知装置によりグループの変更を報知することにより、5階の行先階利用者は自らの行先階が非先行乗車グループに変更されたことを認識し、非先行乗車グループの待機している列に並び変える。
本実施例によれば、先行乗車グループと非先行乗車グループの人数に偏りがあり、何れか一方のグループの利用者が集中してしまった状況においても、グループを見直してグループ間の人数差を最小化することにより、先に降車する乗客の移動の容易さが保たれ、利用者の降車に要する時間が短くなり、従来のようにドア開放時間を延長する必要もなくなり運行効率の低下を防止することができる。
本実施例では、かごの待ち人数が予め定めた所定の値よりも多い場合に、グループを見直すものである。本発明の一実施の形態によるエレベータ装置の概略を示すブロック構成図は、実施例2と同じ図10であり、本実施例では、図10中のグループ見直し部1054の動作が実施例2と異なる。
図13にグループ見直し部1054による他の処理動作及びグループ別乗車順序指示部1053の処理動作示すフローチャートを示す。グループ見直し部1054は、S601でかごの到着までの残り時間が予め定めた一定時間D以下となるか否かを監視している。一定時間D以下となる場合、S602にて、かごの待ち人数が予め定めた所定の値Fより大きいか否かをチェックし、大きい場合はS603へ進み、大きくない場合は見直し不要として終了する。次いで、S603では、先行乗車グル―プ及び非先行乗車グループの人数が予め定めた所定の値Gより大きいか否かをチェックし、大きい場合はS604へ進み、大きくない場合は終了する。次いで、S604では、グループの人数が所定の値Fよりも大きくなるグループに対して、グループに含まれる行先階から中心階を設定する。ここで、中心階の設定方法は、図9に示した方法とする。次いで、S605では、S604で設定した中心階より上の行先階を先行乗車サブグル―プとし、下の行先階を非先行乗車サブグループとする。ここでサブグループとは、既に設定した先行乗車グループまたは非先行乗車グループをさらにグループ分けしたものである。グループ別乗車順序指示部1053は、S606で、サブグループを設定したグループの乗車を促す際、登録したサブグループを報知装置に報知し、先行乗車サブグループから順に乗車を促す。
図14は、図12に示した状況において、本実施例における報知装置の報知例を示すものである。図12に示すように、先行乗車グループの人数が5人いる。所定の値Fが4人であるとすると、先行乗車グループの人数は所定の値Fよりも多いため、先行乗車グループをサブグループに分ける。このとき、7、8階が先行乗車サブグループとなり、5階が非先行乗車サブグループとなる。従って、図14の4A22に示すように、5階と7、8階を左右に離して表示する。これにより、先行乗車グループの利用者は自分のグループが分割されたことを認識する。さらに、かごが到着したときは、先行乗車グループの先行乗車サブグループである7,8階のみが点滅表示される。これにより、7,8階の利用者のみがかごに乗込み、所定時間経過後、先行乗車グループの全ての行先階が点滅表示され、先行乗車グループの全ての利用者がかごに乗込むことができる。さらに所定の時間経過後、全ての行先階が点滅表示されることにより、非先行乗車グループも含めた全ての乗客が乗車することができる。
本実施例では、一度分けた先行乗車グループと非先行乗車グループの人数が、所定の値よりも多い時に、グループをサブグループに分割して、サブグループに対して乗車順序の優先順位をつけることにより、乗車後のかご内の位置が、後から降車する利用者ほど奥に乗車させることができる。従って、降車する乗客の移動がさらに容易となる。
本実施例では、行先階予約方式でなく、一般的な上下ボタン方式の群管理システムにおいて、乗客の降車を容易にするための乗車順序の案内を行うものである。図15は本発明の一実施の形態によるエレベータ装置の概略を示すブロック構成図である。図15のエレベータ装置のうち、既に説明した図1または図10に示された同一の符号を付された構成と、同一の機能を有する部分については、説明を省略する。
乗場呼び登録装置8は、設置された階床にエレベータを呼びよせるための入力装置であり、各階のエレベータ乗場に設置される。乗場位置検出装置9は、エレベータの乗場内の乗客の位置を検出するための検出装置であり、カメラや距離センサ、温度センサなどの図示しないセンサと、センサ情報に基づいて乗客の位置を検出する検出手段を含んだ構成となる。なお、本実施例において、検出手段は各かごに対する先行乗車グループ及び非先行乗車グループの人数が分かればよいとする。
図16は本実施例におけるグループ決定部1051及びグループ別乗場待機位置指示部1052の処理動作を示すフローチャートである。グループ決定部1051は、S701において、乗場呼びに対する割当てかごが決定済みか否かをチェックし、決定済みの場合はS703へ進み、未決定の場合はS702で乗場呼びに対する割当てかごを決定してからS703へ進む。次いで、S703では、かごのサービス階の内、中心階より上の階を先行乗車グループ、中心階以下の階を非先行乗車グループとして登録する。ここで、本実施例における中心階は、各エレベータのサービス可能階に応じて予め設定されるものであり、図9における受け持ち行先階をサービス階に置き換えることで設定できる。出勤時などにおいて、一時的にサービス階を分割している場合は、分割されたサービス階について同様に設定すれば良い。グループ別乗場待機位置指示部1052は、S704で、登録したグループを報知装置に報知する。
図17は図15におけるグループ見直し部1054及びグループ別乗場待機位置指示部1052の処理動作を示すフローチャートである。グループ見直し部1054は、S801で、かご到着までの残り時間が予め定めた一定時間D以下となるか否かを監視している。一定時間D以下となる場合は、S802で、各グループの人数の差が予め定めた所定の値Eより大きいか否かをチェックし、大きい場合はS803へ進み、大きくない場合は見直しが不要で有るとして終了する。次いで、S803では、各グループの人数の差が最小となるようにグループを見直す。次いで、S804では、最初に案内したグループから変更されたか否かをチェックし、変更された場合は、グループ別乗場待機位置指示部1054がS805でグループの変更を報知装置に報知して終了し、変更されていない場合はそのまま終了する。
図18に本実施例におけるエレベータ装置における乗場の状況を示す。図のように先行乗車グループ7の人数が5人で、非先行乗車グループ6の人数が2人となっている。本実施例におけるエレベータ装置では、乗車位置検出装置9により、先行乗車グループ7及び非先行乗車グループ6の人数を検出することができる。
図19に、図18の状況における上昇方向の予測交通量を示す。図中10に示すように、7階から2階までの降り人数の比率が、1:3:2:3:2:1となっており、先行乗車グループ7と非先行乗車グループ6の比率が同等となるように、4階が中心階として設定されている。
図18に示したように、先行乗車グループに6人、非先行乗車グループに2人いると検出されている。本状況におけるグループ見直し部13の動作の具体例を示す。本実施例では、行先階登録装置8が用いられないため、乗客の行先階は不明であるが、先行乗車グループ及び非先行乗車グループの人数と、各グループの受け持つサービス階の範囲が分かっている。このため、図19に示した予測交通量に基づいて各行先階の人数を予測することが可能である。
先行乗車グループである7階、6階、5階は、予測交通量の比率はそれぞれ1:3:2である。先行乗車グループには、6人の乗客がいるため、7階の利用者は、6人×1÷(1+3+2)=1人と算出できる。同様にして、6階の利用者は、6人×3÷(1+3+2)=3人、5階の利用者は6人×2÷(1+3+2)=2人と算出できる。非先行乗車グループについても同様にして、4階の利用者は2人×3÷(3+2+1)=1人、3階の利用者は2人×2÷(3+2+1)=0.67人、2階の利用者は2人×1÷(3+2+1)=0.33人と算出できる。従って、中心階を5階に変更し、先行乗車グループを7階と6階、非先行乗車グループを5階と3階、2階とすることにより、どちらのグループも4人となり、グループ間の人数差が最小化される。ただし、本実施例では、乗客の正確な行先階が分からないため、上記のように中心階を変更したとしても、実際には5階を行先階とする乗客はおらず、報知装置に報知しても乗客の移動が発生しない可能性がある。この場合においては、乗場位置検出装置21により乗客の移動が無いことを検出して、さらに中心階を変更しても良い。また、本実施例では、グループの見直しにおいて、中心階を変更して各グループの構成を変更したが、実施例3で示したように、グループ内をサブグループに分割し、サブグループの乗車の優先順位をつけて乗車させるようにしても良い。
本実施例によれば、行先階検出装置5がなく、乗客の行先階が正確には分からない状況においても、予測交通量に基づいて、中心階を設定でき、先行乗車グループと非先行乗車グループとの間に人数の偏りが生じた場合においても、グループの見直しを行うことができる。このため、後から降車する利用者ほど奥に乗車させることができ、降車する乗客の移動がさらに容易となる。
図20は、本発明の他の実施例によるエレベータ装置における報知装置4Aの構成を示す正面図である。
先の実施例では、一つの報知装置4Aが並び位置と乗車順序の二つの報知機能を有するように構成したが、複数の報知装置を設け、並び位置と乗車順序の報知機能を分散して行うようにしても良い。例えば、基準階の出入口12の上方部に配置した報知装置4Aで並び位置の報知を行い、基準階の出入口12の側方部に配置した報知装置11A,11Bで乗車順序の報知を行うようにしても良い。
このとき、報知装置4Aでは、階表示部4A21,4A22にそれぞれ二分割したグループの階を表示して並び位置の表示のみを行う。一方、報知装置11は、最初に表示部11Bを点滅して現在乗り込みできるグループを通知するようにし、次いで、表示部11Aを点滅して現在乗り込みできるグループを通知するようにする。
このように報知装置4A及び報知装置11でも、先の実施例の場合とほぼ同様の効果を得ることができる。
図21は、本発明の他の実施例によるエレベータ装置における報知装置4Aの構成を示す正面図である。
先の実施例では、出入口12の左右に異なる二つの並び位置を同時に形成されるように報知装置4Aを構成したが、本実施例では並び位置を規制する報知を省略している。例えば、基準階の出入口12の上方部に配置した報知装置2Aには、階表示部4A21,4A22のみを形成した構成とする。
待機状態で、この号機を利用する利用者は、上方階利用者と下方階利用者とが混在した状態で出入口12付近に集まっている。しかし、かごが到着するとき、先ず、階表示部4A22に、後で降車することになる上方階利用者が乗り込むように表示を行う。この報知に促された上方階利用者は、かご内に乗り込んで奥側に位置する。
上方階利用者が乗り込みを完了したと思われる所定時間経過後に、今度は、階表示部4A22の報知を止めて階表示部4Aに、先に降車することになる下方階利用者が乗り込むように表示を行う。この報知に促された下方階利用者は、かご内に乗り込んで出入口側に位置する。
このように報知装置4Aでも、先の実施例の場合とほぼ同様の効果を得ることができる。また階表示部を一つにして、上述した場合と同じように表示を切り替えても同様である。
このように報知装置4Aは、種々の構成のものを使用することができ、報知機能は、文字表示に限らず、その他の表示、音声、それらの組み合わせなどによる報知を使用することができる。
尚、本発明は、上述した実施例に限定するものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可能である。
また、本実施例では先行乗車グループ・非先行乗車グループとして振り分けたが、先行乗車又は非先行乗車する人達をそれぞれグループとして管理する必要はなく、個人ごとに先行乗車する人と非先行乗車する人とにわけても良い。
1 群管理制御装置
104 割当て部
105 報知制御部
1051 グループ決定部
1052 グループ別乗場待機位置指示部
1053 グループ別乗車順序指示部
1054 グループ見直し部
4A〜4C 報知装置
5 乗場行先階検出装置

Claims (17)

  1. 乗車前に利用者の行き先階を検出する行き先階検出装置と、号機毎に設けられ、乗車前の利用者に号機に応じた報知を行う報知装置と、複数の号機を制御する群管理制御装置とを備え、前記群管理制御装置は、前記乗場行先階登録装置からの登録によって前記号機を割当てる割当て部と、前記報知装置での報知を制御する報知制御部とを備えたエレベータ装置において、
    前記報知制御部は、検出された行先階呼びに応じて、先に乗車させる階床と後に乗車させる階床を決定する決定部と、
    前記決定された行先階ごとの乗車順を前記報知装置に報知させる乗車順序指示部とを備え、
    前記決定部は、前記先に乗車させる階床で降車する利用者グループと、前記後に乗車させる階床で降車する利用者グループとに分けて、前記先に乗車させる階床で降車する利用者グループと、前記後に乗車させる階床で降車する利用者グループの人数が最も近づくと予測される階を境界階として、境界階より上の行先階を後から降車する利用者のグループとし、境界階以下の行先階を先に降車する利用者のグループとして決定し、
    前記乗車順序指示部は、前記グループ毎の乗込み順を前記報知装置に報知させる
    ことを特徴とするエレベータ装置。
  2. 前記乗場待機位置指示部は、前記決定部により決定されたグループに基づいて、前記グループ毎の乗場の並び位置を前記報知装置に報知させ
    ることを特徴とする請求項記載のエレベータ装置。
  3. 前記境界階を、かごが受け持つ行先階に基づいて決定することを特徴とする請求項に記載のエレベータ装置。
  4. 前記境界階を、かごの担当する行先階の範囲に基づいて決定することを特徴とする請求項に記載のエレベータ装置。
  5. 前記乗場待機位置指示部は、前記後から降車する利用者のグループと、前記先に降車する利用者のグループが、乗場のかご出入り口に対して左右に分かれて並ぶように、前記報知装置に報知させることを特徴とする請求項に記載のエレベータ装置。
  6. 前記乗車順序指示部は、前記後から降車する利用者のグループが、前記先に降車する利用者のグループよりも先にかごへ乗込むように、前記報知装置より報知することを特徴とする請求項に記載のエレベータ装置。
  7. 前記報知装置において、前記かごが乗場に到着時に、前記後から降車する利用者のグループの行先階のみを点滅表示し、予め定めた所定の時間経過後に両グループの行先階を点滅表示することを特徴とする請求項に記載のエレベータ装置。
  8. 前記報知装置において、前記かごが乗場に到着時に、前記後から降車する利用者のグループの行先階のみに対してかごに乗込む旨のメッセージを表示し、予め定めた所定の時間経過後に両グループの行先階に対してかごに乗込む旨のメッセージを表示することを特徴とする請求項に記載のエレベータ装置。
  9. 前記報知装置において、前記かごが乗場に到着時に、前記後から降車する利用者のグループの行先階のみに対してかごに乗込む旨のメッセージを音声案内し、予め定めた所定の時間経過後に両グループの行先階に対してかごに乗込む旨のメッセージを音声案内することを特徴とする請求項に記載のエレベータ装置。
  10. 前記報知制御部は、前記決定部により決定された利用者の行先階に基づくグループを、予め定められた所定のタイミングで見直すグループ見直し部を備えたことを特徴とする請求項に記載のエレベータ装置。
  11. 前記乗場待機位置指示部は、前記グループ見直し部によるグループ見直し結果を、前記報知装置より報知させることを特徴とする請求項10に記載のエレベータ装置。
  12. 前記グループ見直し部は、前記各グループの人数の差が予め定めた所定の値よりも大きい場合にに、前記各グループの人数の差が最小となるようにグループを見直すことを特徴とする請求項11に記載のエレベータ装置。
  13. 前記グループ見直し部は、各グループの受け持つ行先階の範囲の予測交通量と、各グループの人数に基づいてグループを見直すことを特徴とする請求項12に記載のエレベータ装置。
  14. 前記グループ見直し部は、かごの待ち人数が予め定めた所定の値よりも大きく、かつ各グループの人数が予め定めた別の所定の値よりも大きな場合に、該当するグループを後から降車するサブグループ先に降車するサブグループの二つのサブグループに分割することを特徴とする請求項10に記載のエレベータ装置。
  15. 前記グループ別乗場待機位置指示部は、前記後から降車する利用者のサブグループと、前記先に降車する利用者のサブグループが、グループ内でさらに左右に分かれて並ぶように、前記報知装置より報知することを特徴とする請求項14に記載のエレベータ装置。
  16. 前記グループ別乗車順序指示部は、前記後から降車する利用者のサブグループが、前記先に降車する利用者のサブグループよりも先にかごへ乗込むように、前記報知装置より報知することを特徴とする請求項15に記載のエレベータ装置。
  17. 前記行き先階検出装置は、乗り場設置の行き先階登録装置やセンサー、利用者の携帯端末などの、乗車前に利用者の行き先階を検出する装置であることを特徴とする請求項1から16のいずれかに記載のエレベータ装置。
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